JP3912439B2 - 半導体製造装置及びウェーハの表面の処理方法 - Google Patents

半導体製造装置及びウェーハの表面の処理方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は半導体製造装置、特にロードロック室を有する半導体製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
半導体製造装置は反応炉、ウェーハを多数保持するボート、前記反応炉にボートを挿脱するボートエレベータ、ウェーハが装填されたウェーハカセットを収納するカセット棚、該ボートとカセット棚間でウェーハの移載を行うウェーハ移載機、半導体製造装置外部に対してウェーハカセットを授受するカセットステージ、該カセットステージと前記カセット棚間でカセットの移載を行うカセット移載機等を具備している。
【0003】
前記反応室内ではウェーハ表面に薄膜の生成、不純物の拡散、エッチング等の処理が行われるが、ウェーハ処理は減圧下高清浄雰囲気で行われる。又、ウェーハの処理は高温下で行われる。この為、反応炉へのボートの挿脱時に自然酸化膜の生成を防止する為、或はパーティクルの浸入を防止する為、前記反応炉に前記ボートエレベータを収納するロードロック室を連設し、ボートの挿脱を真空下、或は不活性ガス雰囲気で行う様にしたものがある。
【0004】
従来のロードロック室を具備する半導体製造装置について図15、図16により説明する。
【0005】
筐体1の前面にはヒンジ(図示せず)を介してフロントパネル44が開閉可能に設けられ、該フロントパネル44にはスライド扉(図示せず)が設けられた搬入出口2が設けられ、該搬入出口2に臨接してカセットステージ3が設けられている。該カセットステージ3に対峙してカセット棚4が設けられ、該カセット棚4と前記カセットステージ3間にカセット移載機5が設けられる。前記筐体1内後部上方には反応炉6が設けられ、該反応炉6の下側には縦長の直方体形状のロードロック室7が気密に連設され、前記ロードロック室7の前面側には前記カセット棚4と対向する位置にロードロックドア8が設けられ、前記ロードロック室7内にはボート9を前記反応炉6に挿脱するボートエレベータ10が内設されている。
【0006】
前記カセット棚4とロードロック室7間には、ウェーハ移載機11が設けられ、該ウェーハ移載機11により前記ロードロック室7と前記カセット棚4内のウェーハカセット13間でウェーハ12の移載が行われる。
【0007】
外部搬送装置(図示せず)よりウェーハ12が装填されたウェーハカセット13が搬入され、前記カセットステージ3に載置される様になっている。該カセットステージ3は2個のウェーハカセット13を並列に受載可能であり、受載したウェーハカセット13をそれぞれ90°回転して筐体1内部に取込む様になっている。
【0008】
前記カセット移載機5はエレベータ機構15を有し、該エレベータ機構15は筐体1の底面より立設されたスクリューロッド14、ガイドロッド16と、該スクリューロッド14に螺合すると共にガイドロッド16に摺動自在に嵌合する中継ステージ17とを具備し、図示しないモータにより前記スクリューロッド14が回転され、前記中継ステージ17がガイドロッド16に沿って昇降する。又、前記中継ステージ17には前記ウェーハカセット13を前記カセットステージ3及び前記カセット棚4に向かって進退可能とする進退機構18が設けられている。
【0009】
前記カセット棚4は下段棚19及び上段棚20から成り、前記下段棚19は2列複数段のウェーハカセット収納枠を有し、前記上段棚20も2列複数段のウェーハカセット収納枠を有する。前記下段棚19は水平駆動機構21により前記進退機構18の進退方向に対して直交する方向に移動可能となっており、前記カセット移載機5或は前記ウェーハ移載機11と正対可能となっている。
【0010】
前記ウェーハ移載機11は、立設されたスクリューロッド24、ガイドロッド25、前記スクリューロッド24を回転するモータ(図示せず)、前記スクリューロッド24、ガイドロッド25に嵌合する昇降ブロック26から成るエレベータ機構27及び前記昇降ブロック26に固着されたアーム28に鉛直軸を中心に回転可能に設けられたウェーハハンドラ30を有している。該ウェーハハンドラ30は前記アーム28に回転可能に設けられた昇降ステージ31、該昇降ステージ31に水平方向に移動可能に設けられたウェーハチャック32から成り、該ウェーハチャック32は更に水平方向に延出するウェーハ保持プレート33を複数段有している。
【0011】
前記ボートエレベータ10は前記ロードロック室7内に設けられ、昇降機構35を有し、該昇降機構35は前記したエレベータ機構27と同様スクリューロッド36、ガイドロッド37等から成り、前記昇降機構35により昇降される昇降台38に前記ボート9が立設される。前記ボートエレベータ10は前記ボート9を前記反応炉6内に装入、抜脱し、ボート9降下状態では前記反応炉6の炉口は炉口蓋39により閉塞される。
【0012】
前記ロードロック室7は水平断面が略矩形形状で気密構造であり、前記ウェーハハンドラ30と対峙する位置にはドアゲートバルブ40がスライド可能に設けられ、更に前記ロードロック室7の前記ドアゲートバルブ40と反対側にはメインテナンス用の背面保守扉41がヒンジ42を介して回転可能に設けられている。前記背面保守扉41に対峙する筐体1のリアパネル49は特に図示していないが筐体1に対して容易に着脱可能となっている。前記カセット移載機5の側方の側面パネル50はヒンジ51を介して回転可能に設けられている。
【0013】
前記ロードロック室7内部は真空引、又大気圧復帰が繰返されるが、大気圧復帰は前記ロードロック室7の隅部に壁面に沿って立設されたガスパージノズル45から不活性ガス、例えば窒素ガスが導入されて復圧される。パーティクルの巻上げはウェーハのパーティクル汚染の原因となるので、復圧時のガス導入はパーティクルを巻上げない様に行われる。
【0014】
前記カセット棚4の側面前記ウェーハ移載機11に対向する部分に、側面保守扉47が設けられる。該側面保守扉47にはヒンジレバー48の一端が枢着されており、該ヒンジレバー48の他端は前記筐体1に枢支されている。
【0015】
以下、半導体製造装置に於ける一連の作動を説明する。図示しない外部搬送装置から搬送されたウェーハカセット13は前記カセットステージ3に載置され、該カセットステージ3で前記ウェーハカセット13の姿勢を90°変換して前記カセット棚4に移載する。
【0016】
前記ウェーハ移載機11によるボート9へのウェーハ12の移載は前記下段棚19に対して行われる。ウェーハ12を移載する準備として、前記ボート9が前記ボートエレベータ10により降下され、前記炉口蓋39により反応炉の炉口が閉塞され、更に前記ロードロック室7の内部に前記ガスパージノズル45から窒素ガス等のパージガスが導入される。前記ロードロック室7内部が大気圧に復圧された後、前記ドアゲートバルブ40が開かれる。
【0017】
前記水平駆動機構21は前記下段棚19を水平移動させ、移載の対象となるウェーハカセット13を前記ウェーハハンドラ30に対峙する様に位置決めする。前記ウェーハ移載機11はウェーハチャック32の進退、昇降ステージ31の昇降、回転の協働によりウェーハ12をウェーハカセット13よりボート9へと移載する。ウェーハ12の移載は幾つかのウェーハカセット13に対して行われ、前記ボート9へ所定枚数ウェーハの移載が完了した後、前記ドアゲートバルブ40が閉じられ、前記ロードロック室7内部が真空引きされる。
【0018】
真空引きが完了又は、真空引き後前記ガスパージノズル45よりガスが導入され、ロードロック室7内部が大気圧に復圧されると前記炉口蓋39が開かれ、ボートエレベータ10によりボート9が反応炉6内に装入される。該反応炉6内でウェーハ12に薄膜の生成等所要の処理が為された後、前記炉口蓋39が開かれ、ボートエレベータ10によりボート9が引出される。前記ロードロック室7内部が大気圧の状態で前記ドアゲートバルブ40が開かれる。
【0019】
処理後のウェーハ12は上記した作動の逆の手順によりボート9からカセット棚4のウェーハカセット13に、ウェーハカセット13は前記カセット移載機5により前記カセット棚4からカセットステージ3に移載され、図示しない外部搬送装置により搬出される。
【0020】
半導体製造装置が所定時間稼働した後、或は所定期間毎に内部装置のメインテナンスが行われるが、前記ボート9の交換は前記背面保守扉41を開いて後方から行われ、前記ウェーハ移載機11に対する保守は、前記側面保守扉47を開いて側方から行われ、前記カセット移載機5に対しては前記側面パネル50が開かれて側方から行われ、更にカセットステージ3に対しては前記フロントパネル44が開かれて前方より行われる。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】
上記した様に半導体製造装置では作動の過程でロードロック室7内は真空状態になる。前記従来のロードロック室7は略直方体形状であり、平板の側壁には真空状態で外圧による大きな曲げ荷重が発生する。この為、図16に図示される如くロードロック室7の側壁は外力に耐え得る強度とする為大きな板厚になると共に隅部には補強の肉盛りが為されていた。従って、ロードロック室7が大型化、重量化すると共に製作費が高くなっていた。
【0022】
更に、ロードロック室7は復圧時にガスパージノズル45よりガスの導入が為されるが、平面形状が略矩形である為、ガスパージノズル45と45との間、或は隅部にガス滞留域55,56が発生する。ガス滞留域55,56に発生する渦、ガスの滞留はパーティクルの巻上げ、或は滞留を招き、ウェーハがパーティクルにより汚染される可能性を増大させる。ウェーハのパーティクルによる汚染は処理品質、歩留まりの低下を招くこととなる。
【0023】
又、上記従来の半導体製造装置ではメインテナンス作業を行う場合、前面、側面、後面の3方向から行う様になっており、半導体製造装置を設置する場合、周囲に保守用の空間を確保しておかなければならないという問題があった。
【0024】
本発明は斯かる実情に鑑み、特にロードロック室の形状を改良してコンパクト、軽量にすると共にロードロック室内へのガスパージに於いてガス滞留域の発生を防止してウェーハのパーティクルによる汚染を防止しようとするものである。
【0025】
【課題を解決するための手段】
本発明は、反応炉に連設されるロードロック室の壁面の少なくとも一部が曲面である半導体製造装置に係り、又反応炉に連設されるロードロック室の壁面の少なくとも一部が短平面により曲面に近似される半導体製造装置に係り、ロードロック室の壁面が円筒曲面と平坦面により構成される略半円筒形状である半導体製造装置に係り、又ロードロック室の壁面が近似曲面を含む曲面と平坦面により構成される略半円筒形状である半導体製造装置に係り、更に又近似曲面を含む曲面と平坦面とが成す隅部に少なくとも1本のガスパージノズルを設け、該ガスパージノズルよりパージ用のガスを壁面に沿って流入する様にした半導体製造装置に係るものであり、ロードロック室の壁面の少なくとも一部を近似曲面を含む曲面で構成したことから壁面に作用する外圧により生ずる曲げ力が大幅に減少し、近似曲面を含む曲面の壁部の板厚が小さくて良く、ロードロック室の軽量化が図れ、更にパージガスを壁面に沿って流入させることでガス滞留域の発生を防止でき、パーティクルの巻上げを抑止できロードロック室内の清浄度を高く維持することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態を説明する。
【0027】
先ず図1、図2に於いて本実施の形態の全体構成を説明する。
【0028】
筐体60前面に設けられるフロントパネル61はヒンジ62を介して筐体60に開閉可能に設けられ、前記フロントパネル61には搬入出口63が設けられ、該搬入出口63はフロントシャッタ64により開閉可能となっている。前記搬入出口63に臨接してカセットステージ65が設けられ、該カセットステージ65の後方にカセット移載機66、更に後方に向かって順次カセット棚67、ウェーハ移載機68、ロードロック室69、反応炉70が配設される。
【0029】
尚、カセットステージ65、カセット移載機66、カセット棚67、ウェーハ移載機68、ロードロック室69、反応炉70の位置関係については、図15、図16に於いて説明したカセットステージ3、カセット移載機5、カセット棚4、ウェーハ移載機11、ロードロック室7、反応炉6の位置関係と略同様であるので詳細な説明は省略し、又同一の構成要素には同符号を付しその説明を省略し、半導体製造装置内でのウェーハカセットの移載、ウェーハの移載、ウェーハの処理についても略同様であるので共通するものについては説明を省略する。
【0030】
次に、本実施の形態のロードロック室69について説明する。
【0031】
ロードロック室69の気密容器本体71は平坦板71a、円筒曲板71bにより半円筒形状をしており、前記平坦板71aが前記ウェーハ移載機68に対向しており、前記平坦板71aにウェーハ移載口72が穿設されている。該ウェーハ移載口72はドアゲートバルブ73により開閉可能となっている。前記ロードロック室69内部にはボート9、ボートエレベータ10が内設され、ロードロック室69の上側には反応炉70が設けられている。
【0032】
前記ロードロック室69の平坦板71aと円筒曲板71bとが成す隅部には所要本数の(本実施の態様では2本)のガスパージノズル76が立設されている。該ガスパージノズル76には図12(A)に見られる様にガス導入孔77が千鳥状に母線に沿って2列に穿設され、各列に属するガス導入孔77が相互に成す角は図12(B)に見られる様に45°となっている。
【0033】
前記円筒曲板71bには背面孔78が穿設され、該背面孔78の周りには背面フランジ79が設けられ、該背面フランジ79にはヒンジシャフト81を介して背面保守扉82が回転可能に設けられ、該背面保守扉82は前記背面孔78を気密に閉塞可能である。
【0034】
前記した様にフロントパネル61はヒンジ62を中心に図2中反時計方向に回転可能である。前記フロントパネル61に対峙するカセットステージ65について図3、図4に於いて説明する。
【0035】
受載板84はフレーム85の上面に設けられ、該受載板84は前記搬入出口63を通してウェーハカセット13を受載可能となっている。前記筐体60の側部には支柱86aが立設され、該支柱86aにはヒンジ87を介して前記フレーム85が図2中反時計方向に回転可能に設けられている。該フレーム85の反ヒンジ87側(自由端側)側面には把手88が固着され、該把手88の下方にはカセットステージ65の位置決め部89が設けられる。
【0036】
該位置決め部89を図5〜図7を参照して説明する。
【0037】
筐体60には前記支柱86aと対向して支柱86bが立設され、該支柱86bにコ字状の支持金具92を固着し、該支持金具92に水平に延びる棚座93を固着し、該棚座93に前後2本のレベル調整螺子94を螺通し、該レベル調整螺子94に台座ブロック95を設け、前記棚座93の下面側より直立部を有するL字形のストッパ97を前記台座ブロック95とは先端側に位置をずらせて固着する。前記台座ブロック95の前端部上面が前方に向かって下り傾斜のテーパ面となっており、台座ブロック95の上面には後述するローラ96が転動可能となっている。
【0038】
前記フレーム85の自由端下面にはローラホルダ98が固着され、該ローラホルダ98に前記ローラ96が回転自在に取付けられ、前記ローラホルダ98の反支持金具92側の面には調整ボルト支持片99が固着される。該調整ボルト支持片99は前記ストッパ97の直立部と平行となる対向部を有し、該対向部にはストッパボルト101が螺通され、該ストッパボルト101はロックナット102により固定されている。又前記ストッパボルト101は中空であり、ストッパボルト101の基端部内筒面には一部に螺子が刻設されている。前記ストッパボルト101には先端部に螺子が刻設された固定ボルト103が貫通しており、該固定ボルト103の貫通した先端部が前記ストッパ97に螺着する様になっている。
【0039】
而して、前記固定ボルト103をストッパ97より離脱させると前記フレーム85は前記ヒンジ87を中心に前方(図2に於いて反時計方向、図3に於いて紙面に対して垂直手前)に回転する。前記フレーム85を固定する場合は前記ヒンジ87を中心に後方に回転させる。前記ローラ96が前記台座ブロック95に乗上げ、ローラ96が台座ブロック95を転動して前記ストッパボルト101の先端が前記ストッパ97に当接する。
【0040】
前記フレーム85のレベルは前記台座ブロック95の上面の位置で決定され、前記フレーム85の自由端の水平方向の位置は前記ストッパ97と前記調整ボルト支持片99との位置関係で決定される。前記台座ブロック95の上面のレベルは前記レベル調整螺子94を回転することで調整され、前記フレーム85の自由端の水平方向の位置は前記ロックナット102を緩め前記ストッパボルト101を回転させて先端の突出量を変化させることで調整でき、調整後は前記ロックナット102を締込むこと確定できる。
【0041】
前記ストッパボルト101をストッパ97に当接させた状態で前記固定ボルト103を前記ストッパ97に螺着し、前記フレーム85の最終的な固定が完了する。尚、前記固定ボルト103が前記ストッパ97より離脱した状態でもストッパボルト101の内筒面の一部に螺子が刻設されていることから前記固定ボルト103が前記ストッパボルト101より脱落することはない。
【0042】
前記カセット移載機66を図2に於いて説明する。
【0043】
筐体60の底板91に前面パネルと平行な1対のガイドシャフト104が取付けられ、該ガイドシャフト104と平行に螺子ロッド105が回転自在に設けられ、該螺子ロッド105に水平移動モータ106が連結される。前記ガイドシャフト104に水平スライダ107が摺動自在に嵌合すると共に図示しないナットブロックを介して前記水平スライダ107と前記螺子ロッド105とは螺合している。前記水平スライダ107には垂直ガイドシャフト108が立設されると共に垂直螺子ロッド109が回転自在に立設され、該垂直螺子ロッド109は図示しない昇降モータに連結されている。昇降ブロック111が前記垂直ガイドシャフト108に摺動自在に嵌合されると共に図示しないナットブロックを介して前記垂直螺子ロッド109に螺合される。
【0044】
前記昇降ブロック111にはカセット移載機構112が取付けられ、該カセット移載機構112には1組の移載ステージ113が取付けられている。該移載ステージ113はウェーハカセット13を受載可能であると共にウェーハカセット13を前記ガイドシャフト104と平行な軸心を中心に回転可能であると共にウェーハカセット13を前記カセットステージ65及びカセット移載機66に対して進退可能である様に支持し、前記カセット移載機構112により前記ウェーハカセット13の回転、進退が行われる様に構成されている。
【0045】
図8〜図10に於いてカセット棚67について説明する。
【0046】
前記カセット移載機66に対向すると共に前記ウェーハ移載機68を介在して前記ロードロック室69に対向してカセット棚67が設けられている。
【0047】
該カセット棚67は下段棚114と上段棚115から構成され、前記下段棚114は4段1列のカセット収納枠116が形成され、前記上段棚115は4段3列のカセット収納枠116が形成されている。前記下段棚114の下側には下段枠移動機構117が設けられている。該下段枠移動機構117は半導体製造装置の稼働時には前記下段棚114を固定し、後述する様に保守時のみ移動可能となっており、下段枠移動機構117により前記下段棚114は水平方向に移動可能となっている。
【0048】
前記底板91に枠体118を固着し、該枠体118に前記ガイドシャフト104と平行にスライドガイド119を固着し、該スライドガイド119にスライダ121を摺動自在に設け、該スライダ121にスライドベース122を介して前記下段棚114を固着し、該下段棚114を前記スライダ121に沿って移動可能としてある。
【0049】
上記した様に下段棚114は稼働時には固定であり、且前記ウェーハ移載機68によりボート9と下段棚114に収納されたウェーハカセット13間でウェーハ12の移載を行う場合は位置関係が正確でなければならない。従って、下段棚114と前記下段枠移動機構117間に位置決め機構123が設けられている。該位置決め機構123を図11を参照して説明する。
【0050】
前記スライドベース122は前記下段棚114に対してスライド方向に突出しており、該スライドベース122の突出した部分に前記スライダ121より幅端側に寄った位置にストッパガイド124が螺着される。該ストッパガイド124は中空であり、前記スライドベース122を貫通すると共に上端には直径に沿ってU溝125が刻設されている。前記ストッパガイド124にはストッパ126が摺動自在に嵌合する。該ストッパ126は摘み部126aと軸部126bから成り、該摘み部126aの下面には前記U溝125に嵌合可能な突部127が形成されている。前記軸部126bは前記ストッパガイド124を貫通して下面より突出し、後述する位置決めブロック128に嵌合可能である。
【0051】
前記下段棚114の半導体製造装置稼働時の位置、保守時に於ける前記下段棚114を移動させた状態での位置にそれぞれ対応させ前記位置決めブロック128が設けられる。該位置決めブロック128には下面側より欠切部129が形成され、該欠切部129にはマイクロスイッチ130が設けられる。前記位置決めブロック128の上面より位置決め孔131が穿設され、該位置決め孔131は前記マイクロスイッチ130の作用点と合致している。而して、前記軸部126bは前記位置決め孔131に嵌合すると共に前記マイクロスイッチ130を作動させる様になっている。
【0052】
前記ウェーハ移載機68の主たる構成は前述した従来のウェーハ移載機11と同様であるので説明は省略する。
【0053】
前記筐体60の反応炉70部分の後面にヒータ移動機構132が設けられており、反応炉70のヒータの交換、或は内部の反応管の清掃、交換等の場合に反応炉70を筐体60外部に移動させることができる。
【0054】
以下、作動を説明する。
【0055】
前記ロードロック室69の内部はボート9を反応炉70内に装入する場合は大気圧又は真空に、又ボート9と前記下段棚114間でウェーハ12の授受を行う場合は大気圧に復圧する。真空状態では気密容器本体71の平坦板71a、円筒曲板71bには内外間の差圧により大きな外圧が作用する。前記平坦板71aには外圧による曲げ力が作用するので大きな板厚としなければならないが、前記円筒曲板71bに外力が作用した場合には曲げ力は作用せず、部材には圧縮力等が作用するので、発生する内部応力は大幅に小さく、平坦板71aに対して円筒曲板71bの板厚は大幅に小さくてよい。従って、気密容器本体71を直方体形状にすることに比べ大幅な軽量化が図れる。
【0056】
次に、ロードロック室69内部を復圧する場合は前記ガスパージノズル76よりパージガスを流出させるが、2本あるガスパージノズル76の内平坦板71a近傍のもののガス導入孔77の向きを平坦板71aに沿った様にし、又他方のガスパージノズル76のガス導入孔77の向きを円筒曲板71bに沿った様にする。
【0057】
ガスパージノズル76により導入されたパージガスはガス導入孔77から流出する際略30°の角度で拡散する。而して、前記2本のガスパージノズル76から流入したパージガスは図13中の矢印で示される様に、気密容器本体71の断面形状の如く漸次広がり、更に絞られて排気口71cに収束されて排気される。従って、ガス滞留域は発生せず、パーティクルの巻上げも抑制できロードロック室69内の清浄度が維持される。
【0058】
前記ロードロック室69内が復圧され、前記ボート9が降下し、前記ドアゲートバルブ73が開放されて、ウェーハ12の移載待機が完了する。
【0059】
図示しない外部搬送装置から搬送されたウェーハカセット13は前記カセットステージ65に載置される。前記水平移動モータ106により水平スライダ107が水平移動され、昇降ブロック111が昇降されて前記移載ステージ113が移載の対象である受載板84に対向する。移載ステージ113がウェーハカセット13を受載し、反転動作、進退動作の協動でウェーハカセット13を前記下段棚114に移載する。又、同様に受載板84から上段棚115への移載、更に下段棚114と上段棚115間でのウェーハカセット13の移載も行われる。
【0060】
前記ウェーハ移載機68によるボート9へのウェーハ12の移載は前記下段棚114に対して行われる。
【0061】
前記下段棚114の半導体製造装置稼働時の位置は前記ウェーハ移載機68に正対する位置であり、前記位置決め機構123により固定位置決めされている。前記ウェーハ移載機68はウェーハチャック32の進退、昇降ステージ31の昇降、回転の協動によりウェーハ12をウェーハカセット13よりボート9へと移載する。ウェーハ12の移載は幾つかのウェーハカセット13に対して行われ、前記ボート9へ所定枚数ウェーハ12の移載が完了した後、前記ドアゲートバルブ73が閉じられ、前記ロードロック室69内部が真空引きされる。
【0062】
真空引きが完了又は真空引き後、前記ガスパージノズル76によりガスが導入されロードロック室69内部が大気圧に復圧されると前記炉口蓋39が開かれ、ボートエレベータ10によりボート9が反応炉70内に装入される。該反応炉70内でウェーハ12に薄膜の生成等所要の処理が為された後、前記炉口蓋39が開かれ、ボートエレベータ10によりボート9が引出される。前記ロードロック室69内部が大気圧の状態で、前記ドアゲートバルブ73が開かれる。
【0063】
処理後のウェーハ12は上記した作動の逆の手順によりボート9からカセット棚67のウェーハカセット13に、ウェーハカセット13は前記カセット移載機66により前記カセット棚67からカセットステージ65に移載され、図示しない外部搬送装置により搬出される。
【0064】
半導体製造装置が所定時間稼働した後、或は所定期間毎に内部装置のメインテナンスが行われるが、前記ボート9の交換は前記背面保守扉82を開いて後方から行われ、前記ウェーハ移載機68に対する保守、前記カセット移載機66に対する保守については前記フロントパネル61が開かれて前方より行われる。
【0065】
図14を参照して保守時の作動について説明する。
【0066】
前記フロントパネル61をヒンジ62を中心に回転し、筐体60前面を開放する。前面側よりカセットステージ65に対して保守作業が可能となる。
【0067】
更に、前記カセットステージ65の前記位置決め部89の固定ボルト103をストッパ97より外し、カセットステージ65を前面側に回転させ、筐体60の前部を開放する。前面側よりカセット移載機66に対して保守作業が可能となる。
【0068】
更に、前記水平移動モータ106を駆動して水平スライダ107を図中右ストロークエンド迄移動させると共に移載ステージ113を上端位置迄上昇させる。前記移載ステージ113は1組設けられているだけであり、右端上方に移動させることで、保守に必要な空間が移載ステージ113の左方に確保され、前面側よりカセット棚67に対する保守作業が可能となる。
【0069】
更に又、前記カセット棚67の位置決め機構123を解放する。前記ストッパ126を引上げ90°回転させる。前記軸部126bが位置決め孔131より外れ、位置決め機構123が解放状態になると共に前記マイクロスイッチ130は非作動状態となる。又摘み部126aを回転させることで前記突部127がストッパガイド124の上端面に乗上げ位置決め機構123の解放状態が保持される。下段棚114をスライドガイド119に沿って右端に移動させる。前記下段棚114のカセット収納枠116は一列だけであるので、ウェーハ移載機68に対して保守作業を行うに十分な空間が確保され、前面側よりウェーハ移載機68に対して保守作業が可能となる。
【0070】
而して、ロードロック室69に対しては背面側より、前記カセットステージ65、カセット移載機66、カセット棚67、ウェーハ移載機68に対しては前面側から保守作業が行われる。
【0071】
装置を稼働状態に戻すには前記保守時の逆の手順を行えばよい、前記マイクロスイッチ130は確実に稼働状態にセットされたかどうか或は確実に保守作業状態にセットされたかどうかを電気的に確認するものであり、前記カセット移載機66、カセットステージ65についても同様に設けられていることは勿論であり、各ユニットは機械的に位置決めされると共に位置決めの確認は電気的に行われる様になっている。該電気信号は、作業者の安全確保にも用いることができる。例えばメインテナンスの際下段棚114がメインテナンスの位置にある場合(即ち該棚が側方へ移動している状態)は、作業者の背後にあるカセット移載機66を必ず停止させる様に制御する信号として使用することで作業者の安全を確保することができる。
【0072】
尚、前記ロードロック室の形状は半円筒形状に限らず半楕円筒形状、或は円筒形状、楕円筒形状、或は一部が曲面で形成された形状、或は短平面を接続して曲面に近似させた壁面、更に平断面が多角形である等、気密容器本体の壁面に作用する外圧により壁面に曲げ力が作用しない若しくは軽減される形状であれば良い。
【0073】
【発明の効果】
以上述べた如く本発明によれば、ロードロック室の壁面の少なくとも一部を近似曲面を含む曲面で構成したことから壁面に作用する外圧により生ずる曲げ力が大幅に減少し、近似曲面を含む曲面の壁部の板厚が小さくて良く、ロードロック室の軽量化が図れ、製作コストが削減できると共にロードロック室のコンパクト化が図れ、壁面の少なくとも一部を近似曲面を含む曲面で構成したことで平面と平面を接続した場合に形成される隅部が無くなり、パージガスを壁面に沿って流入させることでガス滞留域の発生を防止でき、パーティクルの巻上げを抑止できロードロック室内の清浄度を高く維持することができるという優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す概略斜視図である。
【図2】同前実施の形態の平面図である。
【図3】同前実施の形態に於けるカセットステージの正面図であり、図2のA矢視図である。
【図4】同前カセットステージの平面図である。
【図5】同前カセットステージの側面図である。
【図6】同前カセットステージに於ける位置決め部を示し、図4のB矢視拡大図である。
【図7】図6のC−C矢視図である。
【図8】本実施の形態に於けるカセット棚の下段棚の正面図である。
【図9】同前平面図である。
【図10】同前側面下部の部分拡大図である。
【図11】同前下段棚の位置決め機構の拡大図である。
【図12】(A)(B)(C)は図2に示されるガスパージノズルの部分拡大図である。
【図13】本発明の実施の形態に於けるガスパージ時のガスの流れを示す説明図である。
【図14】本発明の実施の形態の保守時の作動を示す平面図である。
【図15】従来例の概略斜視図である。
【図16】同前従来例の平面図である。
【符号の説明】
60 筐体
61 フロントパネル
65 カセットステージ
66 カセット移載機
67 カセット棚
68 ウェーハ移載機
69 ロードロック室
70 反応炉
71 気密容器本体
73 ドアゲートバルブ
76 ガスパージノズル
85 フレーム
87 ヒンジ
89 位置決め部
107 水平スライダ
111 昇降ブロック
112 カセット移載機構
113 移載ステージ
114 下段棚
117 下段枠移動機構
123 位置決め機構

Claims (4)

  1. 反応炉の下方に連設されるロードロック室の壁面が、近似曲面を含む曲面と平坦面で構成され、前記曲面の板厚は前記平坦面の板厚より小さく、該平坦面にはウェーハ移載口が設けられ、該ウェーハ移載口はゲートバルブにより開閉可能に構成されたことを特徴とする半導体製造装置。
  2. 前記ロードロック室の壁面は、前記曲面からなる円筒曲板と前記平坦面からなる平坦板により形成される略半円筒形状である請求項1の半導体製造装置。
  3. 前記ロードロック室内部に設けられ、ウェーハを保持するボートに対し、ウェーハを搬送可能なウェーハ移載機が前記平坦面に対向して設けられている請求項1の半導体製造装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1つの半導体製造装置を用いて処理するウェーハ表面の処理方法であって、前記ロードロック室から前記反応炉にウェーハを装入する工程と、前記反応炉内でウェーハ表面に薄膜の生成、不純物の拡散、エッチング処理を行う工程と、前記反応炉から前記ロードロック室へ引出す工程とを有することを特徴とするウェーハ表面の処理方法。
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