JP2001112569A - シートフレームにおけるバネ掛け構造 - Google Patents

シートフレームにおけるバネ掛け構造

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JP2001112569A
JP2001112569A JP29751299A JP29751299A JP2001112569A JP 2001112569 A JP2001112569 A JP 2001112569A JP 29751299 A JP29751299 A JP 29751299A JP 29751299 A JP29751299 A JP 29751299A JP 2001112569 A JP2001112569 A JP 2001112569A
Authority
JP
Japan
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spring
frame
die
seat
cushion
Prior art date
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Pending
Application number
JP29751299A
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English (en)
Inventor
Masaharu Machii
正治 町井
Toshiyuki Shimano
敏之 島野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TS Tech Co Ltd
Original Assignee
TS Tech Co Ltd
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Publication date
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  • Seats For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シートパッドを組み付けるダイキャスト製の
シートフレームで、複数のクッションバネをサイドフレ
ーム部の間に掛け渡すシートフレームにおけるバネ掛け
構造において、クッションバネの掛止め位置で掛止め強
度の低下を招かないよう構成する。 【解決手段】 ダイキャスト製のシートバックフレーム
10のサイドフレーム部12において、クッションバネ
22を掛け止める板面に型抜き穴17,20を設ける一
方、その型抜き穴17,20を横断するバネ掛け部1
8,22を補強リブとして設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートパッドを組
み付けるダイキャスト製のシートフレームで、複数のク
ッションバネをサイドフレーム部の間に掛け渡すシート
フレームにおけるバネ掛け構造の改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車用シートにおいてはリサイ
クルが図れるところから、マグネシュウム合金をダイキ
ャスト成形したシートバックフレームを備え、シートパ
ッドを支持する複数のジグザグバネ等のクッションバネ
をサイドフレーム部の間に掛け渡するのに掛止め穴をサ
イドフレーム部の板面に設け、クッションバネの端部を
掛止め穴に差し込むことにより構成するものがある。
【0003】ところが、上述した従来のバネ掛け構造で
は、マグネシウム合金製のシートフレームに、クッショ
ンバネの掛止め穴を設けるため、その穴あけ個所で剛性
が弱まり、それだけクッションバネの掛止め強度に欠け
るという課題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、クッション
バネの掛止め位置で掛止め強度の低下を招くことのない
シートフレームにおけるバネ掛け構造を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るシートフレ
ームにおけるバネ掛け構造においては、シートパッドを
組み付けるダイキャスト製のシートフレームで、複数の
クッションバネをサイドフレーム部の間に掛け渡すもの
で、クッションバネを掛け止めるサイドフレーム部の板
面に、型抜き穴を設ける一方、その型抜き穴を横断する
バネ掛け部を補強リブとして設けることにより構成され
ている。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施の形態を説明すると、図1は本発明に係るシート
フレームにおけるバネ掛け構造の一例を適用したダイキ
ャスト製のシートバックフレームを示す部分斜視図であ
る。
【0007】図中、符号10で示すシートバックフレー
ムは、マグネシウム合金を用いて成形されたもので、上
下のフレーム部(上フレーム部は図示省略)11と、左
右のサイドフレーム部(右フレーム部は図示省略)12
とから、全体が略矩形枠状に一体成形されている。
【0008】そのフレーム周回り方向に沿っては、背も
たれ側に後板部分13を有すると共に、後板部分13か
ら略直角に曲げ起こされた側板部分14とを有し、枠内
側に、バネ掛け渡し開口15を略矩形状に大きく開けた
形状につくられている。
【0009】このシートバックフレーム10において、
サイドフレーム部12には後板部分13と側板部分14
間の角部16に、長手方向に適当間隔をあけて長穴から
なる型抜き穴17が設けられている。それら型抜き穴1
7を横断するように、それぞれ略L形状をなす一対のバ
ネ掛け部18が補強リブとして一体に設けられている。
【0010】また、サイドフレーム部12には後板部分
13の下フレーム部11寄りに、左右対向する向きに突
出させて補強用バネ受け部分19を延設している。その
バネ受け部分19の設置位置における角部16に、図2
でも示すように、上記したと同様な型抜き穴20を設け
ている。この型抜き穴20を横断するように、それぞれ
略L形状に一対のバネ掛け部21を補強リブとして設け
ている。バネ掛け部21は、そのL形部分の開口15側
を、そのまま平行にバネ受け部分19の端縁まで延設し
て構成されている。
【0011】上述した形状をなすシートバックフレーム
10は、図1に示すように、型抜き穴17とバネ掛け部
18の間に、たとえばジグザグバネからなるクッション
バネ22の端部22aを、それぞれ差し込んでバネ掛け
部18に掛け止め、クッションバネ22をサイドフレー
ム部12の間に張り渡している。
【0012】また、型抜き穴20とバネ掛け用部21の
間にも、クッションバネ22の端部22aを差し込んで
バネ掛け部ブ21に掛け止め、クッションバネ22をサ
イドフレーム部12の間に張り渡す。この場合、バネ受
け部分19でバネ掛け部21を介してクッションバネ2
2の端部22a側の一部を受け、これにより、背もたれ
時に荷重のかかり易い下フレーム部11およびその周辺
で補強するようにしている。
【0013】ところで、上述したシートバックフレーム
10では、サイドフレーム部12の角部16に型抜き穴
17,20を設け、それを横断するように略L形状のバ
ネ掛け部18,21を補強リブとして設けたが、たとえ
ば以下に示すように構成することもできる。
【0014】図3に示すように、サイドフレーム部12
の側板部分14に、角部16に沿って長い型抜き穴23
を設け、その型抜き穴23を横断するように一対の板片
状をなすバネ掛け部24を、補強リブとして後板部分1
3と側板部分14にわたって平行に立設する。また、こ
のバネ掛け部24における型抜き穴位置に、バネ掛け穴
25をあけて形成する。そして、バネ掛け穴25に、図
中鎖線で示すクッションバネ22の端部22aを差し込
んでバネ掛け部24に掛け止めるようにする。
【0015】なお、上述した実施の形態では、本発明に
係るシートフレームにおけるバネ掛け構造を、バックパ
ッドを組み付ける背もたれ側のシートバックフレームに
適用して説明したが、これに限らず、本発明は、たとえ
ばクッションパッドを組み付けるシートクッションフレ
ームなどにも広く適用することができる。
【0016】
【発明の効果】以上の如く、本発明の請求項1に係るシ
ートフレームにおけるバネ掛け構造に依れば、クッショ
ンバネを掛け止めるサイドフレーム部の板面に、型抜き
穴を設ける一方、その型抜き穴を横断するバネ掛け部を
補強リブとして設ける構成とするため、たとえシートフ
レームをリサイクル可能にマグネシウム合金で形成した
としても、穴あけ個所で補強リブとしてのバネ掛け部に
よって補強され、従来の如く剛性が弱まってクッション
バネの掛止め強度が低下するような不具合の発生を確実
に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシートフレームにおけるバネ掛け
構造の一例を適用したシートバックフレームを示す部分
斜視図である。
【図2】そのシートバックフレームにおけるクッション
バネのバネ掛け個所での部分拡大斜視図である。
【図3】本発明に係るシートクフレームにおけるバネ掛
け構造の他例を適用したシートバックフレームで、その
クッションバネのバネ掛け個所での部分拡大斜視図であ
る。
【符号の説明】
10 シートバックフレーム(シートフ
レーム) 12 サイドフレーム部 17,20,23 型抜き穴 18,21,24 バネ掛け部 19 補強用バネ受け部分 22 クッションバネ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3B084 CA01 EC01 3B087 DB04 DB09 DE00 DE05 DE10

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートパッドを組み付けるダイキャスト
    製のシートフレームで、複数のクッションバネをサイド
    フレーム部の間に掛け渡すシートフレームにおけるバネ
    掛け構造において、 クッションバネを掛け止めるサイドフレーム部の板面
    に、型抜き穴を設ける一方、その型抜き穴を横断するバ
    ネ掛け部を補強リブとして設けてなることを特徴とする
    シートフレームにおけるバネ掛け構造。
JP29751299A 1999-10-19 1999-10-19 シートフレームにおけるバネ掛け構造 Pending JP2001112569A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005319281A (ja) * 2004-05-03 2005-11-17 Hyundai Motor Co Ltd 自動車用マグネシウム合金材シートクッションパネルおよびその成形方法
JP2014064764A (ja) * 2012-09-26 2014-04-17 Ts Tech Co Ltd シートのフレーム

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