JP4468091B2 - ドアインナーシール取付け構造 - Google Patents

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Description

本発明は、ドアトリムに取付けてドアウインドガラスをシールするドアインナーシールの取付け構造に関する。
この種の従来のドアインナーシールの取付け構造としては、図6或いは図7および図8に示すものが知られている(特許文献1、特許文献2参照)。
特開平10−100675号公報 実開平7−40228号公報 特開2001−10338号公報。
まず、図6によれば、ドアトリム1の上端部に車室側に膨出し、上端が車外側へ湾曲するウエスト部2を形成し、一方、ドアウインドガラス(不図示)をシールするドアインナーシール3には、略コ字状の挟持枠部4を形成しておき、挟持枠部4をウエスト部2に嵌合挟着することによって、ドアインナーシール3をドアトリムに装着している。
また、図7によれば、ドアトリム1のウエスト部2に下方に垂下するようにウエストフランジ部2aを形成し、ウエストフランジ部2aに車体前後方向に延在する取付け凹部5を形成すると共に、取付け凹部5に間欠的に複数の係合孔5aを形成している。
一方、ドアインナーシール3には、差込条片部6を形成すると共に、ドアインナーシール3内に埋設した芯材7に、図8に示すように、外方に突出する複数の係止突起8を形成している。
そして、ドアインナーシール3は、差込み条片部6を取付け凹部5に差し込んで、係止突起8を係合孔5aに嵌合した後、係止突起8を折曲して係合孔5aに係止することによって、ドアトリム1に装着されている。
上記のように構成する従来のドアインナーシール取付け構造のうち、図6に示すものの場合、ドアトリム1のウエスト部2に、ドアインナーシール3の挟持枠部4を嵌合挟着するために、ドアトリム1を不図示のドアに装着した際、ドアインナーシール3の構成の一部がウエスト部2上に顕出してしまい、見栄えを悪くしている。
これに対して、図7に示すものは、ドアトリム1のウエスト部2に下方に垂下するようにウエストフランジ部2aを形成して、ウエストフランジ部2aにドアインナーシール3を装着することから、ドアトリム1を不図示のドアに装着した際、ドアインナーシール3の構成の一部がウエスト部2上に顕出することがないので、見栄えを悪くすることはないのであるが、反面、ウエストフランジ部2aを形成していることから、ドアトリム1の成形型における型抜き方向に対してアンダーカットの部分が存在することになり、このため、成形型に直上げ方式を採らざるを得ず、このために成形型構造が複雑になると共に成形時間が長く、コストアップの要因となってしまう。
本発明は、かかる点に鑑み、ドアインナーシールがウエストフランジ部上に顕出してドアトリムの見栄えを悪くしないようにすると共に、ドアインナーシールの取付け構成をアンダーカットの無い形状とすべくなしたドアインナーシール取付け構造を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は、ドアトリムの上端部に車外側に突出するように折曲してウェスト部を形成し、ウェスト部の下方におけるドアトリムの裏面側に、車体前後方向に延在する取付け片を形成すると共に、ドアインナーシールに挟持枠部を形成して、挟持枠部を取付け片に嵌合挟着することによってインナーシールをドアトリムに装着する場合、取付け片は、車体上下方向に間欠的に段差を設けることによって、上側段部と下側段部とで構成しており、且つ、挟持枠部の車体上下両内壁に、内方に向かって突起する引掛け片部をそれぞれ形成して、各引掛け片部を、上側段部および下側段部)にそれぞれ引掛けることによって、ドアインナーシールをウェスト部に装着したことを特徴とするものである。
上記のように構成する本発明は、ウエスト部の下方におけるドアトリムの裏面側に、車体前後方向に延在するように形成された取付け片に、ドアインナーシールに形成した挟持枠部を嵌合挟着するように構成したことから、ドアインナーシールが顕出することがなくドアトリムの見栄えを向上させ、且つ、ウエスト部に設けた取付け片をアンダーカット形状に形成する必要が無いことから、直上げ方式の成形型を使用することがなく、この点から成形型を簡単化すると共に成形時間の短縮およびコストダウンを図ることができる。
以下、図1乃至図5を用いて、本発明における実施の形態について説明する。
図1は本発明にかかる実施の形態を採用したドアトリムを車室側から描画した斜視図、図2は図1におけるA−A断面図、図3は本発明に係る実施の形態を採用したドアインナーシールの一部破断斜視図、図4は図1におけるB−B断面図、図5は本発明に係る実施の形態に係るドアトリムのウエスト部を拡大して描画した一部破断斜視図である。
図1乃至図5おいて、ドアトリム11は、車室側に面する表側にインサイドハンドル21、アームレスト22或いはスピーカグリル23等を配して構成している。
ドアトリム11の上端部には、車室側に膨出し、上端が車外側へ湾曲するウエスト部12が形成されている。
ウエスト部12の下方におけるドアトリム11の裏面側に、車体前後方向に延在する取付け片15が形成されている。
取付け片15は、図5に詳細に示すように、上下方向に間欠的に複数個段差を設けて、上側段部15aと下側段部15bとから構成しており、これにより、取付け片15の板厚を薄くして、ドアトリム11の表面側に成形時取付け片15の上側段部14aの上面と下側段部15bの下面との間の寸法aの厚さのリブを立てることによって発生するヒケが出ないようにしている。
上側段部15aとドアトリム11の裏面との交差部には、ストッパー用リブ19が立設されていて、ドアインナーシール13における挟持枠部14を取付け片15に挟着する際のドアインナーシール13の車幅方向位置規制を行うと共に、取付け片15を補強している。
さらに、取付け片15の前後両端部には、車室側にL字状に折曲形成されてドアインナーシール13の下端を支持する支え片部18が形成されている。
ドアインナーシール13の車外側面の一面には、不図示のドアガラスをシールする一対のガラスシール舌片部13a、13bが形成され、反対の面には、挟持枠部14が形成され、挟持枠部14の上下両内壁には、内方に向かって突起する引掛け片部14a、14bが形成されている。
また、ドアインナーシール13の上面側には、ドアトリム11のウエスト部12の端面に弾接するウエストシール舌片部13cが形成されると共に、下面側には、支え片部18に当接する垂下片部13dが形成されている。
上記のように構成する場合、ドアインナーシール13の挟持枠部14をウエスト部12の取付け片15枠部に嵌合挟着することによって、ドアインナーシール13をドアトリム11に嵌合挟着することになる。
このとき、挟持枠部14の引掛け片部14aのうち、上部側の引掛け片部14aは、取付け片15の上側段部15aに引っ掛かっており、下部側の引掛け片部14bは、取付け片15の下側段部15bに引っ掛かって、ドアインナーシール13をウエスト部12に装着している。
したがって、挟持枠部14は、取付け片15に対して、上下方向に間欠的に保持されていることになり、また、挟持枠部14の取付け片15への嵌合挟着を容易にすると共に、取付け片15に対する挟持枠部14の所定保持力を発生させるようになっている。
なお、挟持枠部14の保持力は、取付け片15の上側段部15aの上面と下側段部15bの下面との間の寸法aとし、挟持枠部14の内寸法幅bとした場合、a>bの関係で設定することにより固定構造が成立することになるので、a>bの関係を適宜選択することにより調整できる。
また、ドアインナーシール13には、挟持枠部14を囲繞するように金属などで構成する芯材16が埋設されており、取付け片15に対する挟持枠部14の保持力を強固にしている。
また、保持枠部14を取付け片15に嵌合挟着したとき、支え片部18とドアインナーシール13の垂下片部13dとが当接しており、これにより、ドアガラスの開閉動等によりドアインナーシール13がドアトリム11に対する倒れを防止して、ガラスシール舌片部13a、13bの摺動抵抗力等に影響を及ぼさないようになっている。
かかる構成において、ウエスト部12の下方におけるドアトリム11の裏面側に、車体前後方向に延在するように形成された取付け片15に、ドアインナーシール13に形成した挟持枠部14を嵌合挟着するように構成したことから、ドアインナーシール13が顕出することがなくドアトリム11の見栄えを向上させ、且つ、ウエスト部12に設けた取付け片15をアンダーカット形状に形成する必要が無いことから、直上げ方式の成形型を使用することがなく、この点から成形型構造の簡単化すると共に成形時間の短縮およびコストダウンを図ることができる。
なお、上記実施の形態では、支え片部18は、取付け片15の車体前後方向端部の2箇所に形成したが、これに限定されるものでなく、車体前後方向両端部を挟む内側に一個或いは複数個形成してもよい。
以上説明したように、本発明は、ウエスト部の下方におけるドアトリムの裏面側に、車体前後方向に延在するように形成された取付け片に、ドアインナーシールに形成した挟持枠部を嵌合挟着するように構成したことから、ドアインナーシールが顕出することがなくドアトリムの見栄えを向上させ、且つ、ウエスト部に設けた取付け片をアンダーカット形状に形成する必要が無いことから、直上げ方式の成形型を使用することがなく、この点から成形型構造の簡単化すると共に成形時間の短縮およびコストダウンを図ることができることから、ドアトリムに取付けてドアウインドガラスをシールするドアインナーシールの取付け構造等に好適である。
本発明にかかる実施の形態を採用したドアトリムを車室側から描画した斜視図である。 図1におけるA−A断面図である。 本発明に係る実施の形態を採用したドアインナーシールの一部破断斜視図である。 図1におけるB−B断面図である。 本発明に係る実施の形態に係るドアトリムのウエスト部を拡大して描画した一部破断斜視図である。 従来例1における図2と同様の断面図である。 従来例2における図2と同様の断面図である。 図7におけるドアインナーシールの一部破断した斜視図である。
符号の説明
11 ドアトリム
12 ウエスト部
13 ドアインナーシール
14 挟持枠部
15 取付け片

Claims (1)

  1. ドアトリム(11)の上端部に車外側に突出するように折曲してウェスト部(12)を形成し、該ウェスト部(12)の下方における前記ドアトリム(11)の裏面側に、車体前後方向に延在する取付け片(15)を形成すると共に、ドアインナーシール(13)に挟持枠部(14)を形成して、該挟持枠部(14)を前記取付け片(15)に嵌合挟着することによって前記インナーシール(13)を前記ドアトリム(11)に装着する場合、前記取付け片(15)は、車体上下方向に間欠的に段差を設けることによって、上側段部(15a)と下側段部(15b)とで構成しており、且つ、前記挟持枠部(14)の車体上下両内壁に、内方に向かって突起する引掛け片部(14a、14b)をそれぞれ形成して、該各引掛け片部(14a、14b)を、前記上側段部(15a)および前記下側段部(15b)にそれぞれ引掛けることによって、前記ドアインナーシール(13)を前記ウェスト部(12)に装着したことを特徴とするドアインナーシール取付け構造。
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