JP2008183285A - シートカバーの端末係止構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】シートバックパッドの厚みを十分に確保できない場合、または、シートバックパッドの後面角部を除去した場合であっても、シートバックの安定した形状出しができるとともに、シートカバーによるシワの発生を抑制することができるシートカバーの端末係止構造を提供することである。
【解決手段】シートバックにおけるシートバックパッド10をカバーリングするシートカバー13の端末係止構造であって、シートバックパッド10に包着されたシートフレーム11に組み付けられたバックブラケット12を備え、前記バックブラケット12は、前記シートバックの側面から背面にかけての境界角部を形成しており、前記シートカバー13は、前記シートバックの境界角部を覆うように、シートカバー13の端末に取り付けられたフック部材13aによってバックブラケット12に引っ掛けて固定される。
【選択図】図3

Description

本発明は、シートバックにおけるシートバックパッドをカバーリングするシートカバーの端末係止構造に関する。
従来より、図6に示すように、シートバックは、シートフレーム111と、このシートフレーム111に包着状に取り付けられるシートバックパッド110と、このシートバックパッド110をカバーリングするシートカバー113と、シートフレーム111の後面側に取り付けられるバックボード114から構成されている。なお、シートカバー113の後面縁部の端末には引っ掛けワイヤーが組み付けられており、この引っ掛けワイヤがシートフレーム111に組み付けられた補強ワイヤに係止されることで、シートカバー113のカバーリング状態が保持されている。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開平10−295960号公報
しかしながら、上述したシートバックでは、シートカバーの左右のサイドピースは、シートバックパッドのサポート部を包着するとともに、その後面角部から後面縁部側へと巻き回される構造となっているため、シートバックパッドの厚みを十分に確保できない場合、巻き回されたシートカバーによってシートバックパッドの後面角部近傍が押し潰されることになっていた。また、シートバックパッドの後面角部を除去した場合、シートカバーにシワが生じることになり、シートバックの後面角部近傍の見栄えが悪くなるという問題が発生していた。そこで、これらの問題を解決するためのシートカバーの端末係止構造が求められていた。
本発明は、このような課題を解決しようとするもので、その目的は、シートバックパッドの厚みを十分に確保できない場合、または、シートバックパッドの後面角部を除去した場合であっても、シートバックの安定した形状出しができるとともに、シートカバーによるシワの発生を抑制することができるシートカバーの端末係止構造を提供することである。
本発明は、上記の目的を達成するためのものであって、以下のように構成されている。
請求項1に記載の発明は、シートバックにおけるシートバックパッドをカバーリングするシートカバーの端末係止構造であって、シートバックパッドに包着されたシートフレームに組み付けられたバックブラケットを備え、前記バックブラケットは、前記シートバックの側面から背面にかけての境界角部を形成しており、前記シートカバーは、前記シートバックの境界角部を覆うように、シートカバーの端末に取り付けられたフック部材によってバックブラケットに引っ掛けて固定される。
この構成によれば、シートバックパッドの厚みを十分に確保できない場合、または、シートバックパッドの後側角部を除去した場合であっても、バックブラケット12が存在することによってシートバックの安定した形状出しができる。これにより、巻き回されたシートカバー13によってシートバックパッド10の後面角部近傍が押し潰されることがない。したがって、シートカバー13によるシワの発生を抑制することができる。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のシートカバーの端末係止構造であって、前記シートカバーの端末を覆い隠すバックボードを備えており、前記バックブラケットには段差部が形成されており、前記バックボードの左右縁部が前記バックブラケットの段差部に位置するよう設定されている。
この構成によれば、バックボードの左右縁部がバックブラケットの段差部に位置するよう設定されているため、バックボートの左右縁部がバックブラケットに対して突出することがない。そのため、シートバックにバックボードを取り付けた場合であっても、シートバックの後面角部近傍の見栄えを向上させることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を用いて説明する。
(実施例1)
まず、図1〜4によって実施例1を説明する。図1は、本発明に係るシートバックの分解斜視図である。図2は、図1の組付状態を示す斜視図である。図3は、図2のA−A断面図であり、本発明の主要部を示している。図4は、図2のB−B断面図であり、シートフレーム11とバックブラケット12との組み付け部位を示している。なお、以下の実施例1で説明する座席は、シートバックパッド10の厚みを十分に確保できない座席であり、例えば、自動車の2列目シートに設けられるセンターシートである。このことは、後述する実施例2においても同じである。
これらの図1、図2からも明らかなように、座席のシートバックは、シートフレーム11と、このシートフレーム11の前側を包着するシートバックパッド10と、このシートバックパッド10をカバーリングするシートカバー13と、シートフレーム11の後側に組み付けられてシートカバー13の端末を係止するバックブラケット12と、このバックブラケット12の後側に組み付けられてシートカバー13の開口13bを遮蔽するとともにシートカバー13の端末を覆い隠すバックボード14とから構成されている。
シートフレーム11は、略方形状となるように枠組されており、この左右の縦枠間には補強部材が設けられている。また、左右の縦枠の適宜の個所には、後述するバックブラケット12のボルト孔12bと対応するボルト孔11aが形成されている。
シートバックパッド10は、例えば、ウレタン材を発泡成形させたものであり、シートフレーム11と対応するように略四角形状に形成されている。
シートカバー13の後面側にはシートバックパッド10をカバーリングするための開口13bが形成されており、この開口13bの左右縁にはバックブラケット12を引っ掛け可能な断面略J字状に形成された複数個のフック部材13aがそれぞれ取り付けられている。なお、図1では、左右にそれぞれ3個づつのフック部材13aが取り付けられている。
バックブラケット12は、主として左右の縦枠から構成されており、この左右の縦枠間にはシートフレーム11と同様に補強部材が設けられ略方形状に枠組みされている。この左右の縦枠は、図3に示すように、横断面略L字状に形成されている。これにより、バックブラケット12によってシートバックの側面から後面にかけての境界角部が形成されることになる。このL字の角部における左右側面側には、段差部12aがそれぞれ形成されている(図3参照)。
また、左右の縦枠には、シートフレーム11に形成のボルト孔11aと対応する位置に凹部が形成されており、この凹部には、既に説明したように、同ボルト孔11aと対応するボルト孔12bが形成されている。そして、このボルト孔12bにボルト15を挿通させた状態でボルト15をボルト孔11aに螺合させることで、バックブラケット12の左右縦枠をシートフレーム11の左右縦枠の後側に組み付け可能となっている(図4参照)。
バックボード14は、シートバックパッド10をカバーリングしたシートカバー13の開口13bを遮蔽する板状の部材であり、その左右縁部14aは前側に向けて湾曲している。この湾曲によってバックボード14の左右縁部14aがバックブラケット12の段差部12aに位置するよう設定されている。また、バックボード14は、ネジ(図示しない)によってバックブラケット12の左右縦枠の後側に組み付け可能となっている。
続いて、上述したシートバックを組み立てる構成を説明する。まず、シートフレーム11の後側にバックブラケット12を組み付けた状態で、シートフレーム11の前側にシートバックパッド10を包着させる。この包着状態で、シートカバー13の開口13bからシートバックパッド10を包み込み、シートカバー13の後側縁部をバックブラケット12の後側へと巻き回して、シートバックパッド10をカバーリングする。
このカバーリング状態で、シートカバー13のフック部材13aをバックブラケット12の左右の縦枠に引っ掛ける。その後、バックブラケット12の後側にバックボード14を組み付ける(図3参照)。
このようにして、シートバックが組み立てられると、2列目シートに設けられたセンターシートのようにシートバックパッドの厚みを十分に確保できない場合、または、シートバックパッドの後側角部を除去した場合であっても、バックブラケット12が存在することによってシートバックの安定した形状出しができる。これにより、巻き回されたシートカバー13によってシートバックパッド10の後面角部近傍が押し潰されることがない。したがって、シートカバー13によるシワの発生を抑制することができる。
また、上述したようにシートバックが組み立てられると、既に説明したように、バックボード14の左右縁部14aがバックブラケット12の段差部12aに位置するよう設定されているため、バックボート14の左右縁部14aがバックブラケット12に対して突出することがない。そのため、シートバックにバックボード14を取り付けた場合であっても、シートバックの後面角部近傍の見栄えを向上させることができる。
(実施例2)
次に、図3によって実施例2を説明する。この実施例2は、既に説明した実施例1と比較すると、バックブラケット12の段差部12aをL字の角部における左右側面側でなく後面側に設けた構成である。
このように段差部12aを設けると、バックボード14の左右縁部14aが湾曲していない場合であっても、実施例1と同様に、バックボート14の左右縁部14aがバックブラケット12に対して突出することがない。そのため、シートバックにバックボード14を取り付けた場合であっても、シートバックの後面角部近傍の見栄えを向上させることができる。
上述した内容は、あくまでも本発明の一実施の形態に関するものであって、本発明が上記内容に限定されることを意味するものではない。
実施例1、2では、座席の例として、自動車の2列目シートに設けられるセンターシートを説明した。しかし、これに限定されるものでなく、シートバックパッド10の厚みが十分に確保されることがない座席であれば、どのような座席であっても構わない。
図1は、本発明に係るシートバックの分解斜視図である。 図2は、図1の組付状態を示す斜視図である。 図3は、図2のA−A断面図であり、本発明の主要部を示している。 図4は、図2のB−B断面図であり、シートフレーム11とバックブラケット12との組み付け部位を示している。 図5は、別の実施形態の主要部を示しており、図3に相当する図である。 図6は、従来技術におけるシートバックの分解斜視図である。
符号の説明
10 シートバックパッド
11 シートフレーム
12 バックブラケット
12a 段差部
13 シートカバー
13a フック部材
14 バックボード


Claims (2)

  1. シートバックにおけるシートバックパッドをカバーリングするシートカバーの端末係止構造であって、
    シートバックパッドに包着されたシートフレームに組み付けられたバックブラケットを備え、
    前記バックブラケットは、前記シートバックの側面から背面にかけての境界角部を形成しており、
    前記シートカバーは、
    前記シートバックの境界角部を覆うように、シートカバーの端末に取り付けられたフック部材によってバックブラケットに引っ掛けて固定されるシートカバーの端末係止構造。
  2. 請求項1に記載のシートカバーの端末係止構造であって、
    前記シートカバーの端末を覆い隠すバックボードを備えており、
    前記バックブラケットには段差部が形成されており、
    前記バックボードの左右縁部が前記バックブラケットの段差部に位置するよう設定されているシートカバーの端末係止構造。



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