JP2007253777A - ポケット部材取付構造 - Google Patents

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JP2007253777A JP2006080387A JP2006080387A JP2007253777A JP 2007253777 A JP2007253777 A JP 2007253777A JP 2006080387 A JP2006080387 A JP 2006080387A JP 2006080387 A JP2006080387 A JP 2006080387A JP 2007253777 A JP2007253777 A JP 2007253777A
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保 澤田
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Abstract

【課題】シートバックポケットにおけるポケット部材取付構造の部品点数を少なくする。
【解決手段】シートバックボード5の背面に一体成形した支持部8と、シートバックボード5にヒンジ部13を介して一体成形した枠部9とによって、ネット部材6を支持するようにした。
【選択図】図3

Description

本発明は、シートに設けられるシートバックポケットにおけるポケット部材取付構造に関する。
従来より、車両用等のシートのシートバックの背面に設けられ、物品を収納するシートバックポケットが知られている。
特許文献1には、ネットが取り付けられた取付枠が、ボスとナットとによってシートバックの背面に取り付けられて構成されたシートバックポケットが開示されている。
実開平4−119742号公報
しかしながら、特許文献1に開示された構造では、シートバックと取付枠とが別部品であるため、部品点数が多いという問題がある。
そこで、本発明は、シートバックポケットにおけるポケット部材取付構造の部品点数を少なくすることを目的とする。
本発明は、シートバックに設けられるシートバックポケットの背面部を構成するポケット部材を、シートバックボードの背面に取り付けるポケット部材取付構造であって、前記シートバックボードの背面に一体成形された支持部と、前記シートバックボードにヒンジ部を介して一体成形されて、前記支持部との間に前記ポケット部材の縁部が介在した状態で固定手段によって固定され、前記縁部を前記支持部とによって支持する枠部と、を備えることを最も主要な特徴とする。
本発明によれば、シートバックボードに、支持部、ヒンジ部及び枠部が一体成形されているので、シートバックボードにポケット部材を取り付けるための取付枠とシートバックボードとが別部品の場合に比べて、ポケット部材取付構造の部品点数を少なくすることができる。
本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態のポケット部材取付構造を備えるシートバックを背面側から見て示す斜視図、図2は、ポケット部材取付構造を備えるシートバックを背面側から見て示す分解斜視図、図3は、ポケット部材取付構造の第1ボス部分を示す水平断面図、図4は、ポケット部材取付構造の第2ボス部分を示す水平断面図、図5は、シートバックポケットを示す水平断面図である。
図1に示すように、シートを構成するシートバック1の背面部には、物品を収納するシートバックポケット2が設けられている。ここで、シートは、例えば車両用シート等である。
シートバック1は、図1及び図2に示すように、該シートバック1の外面を構成する外装部3を有し、この外装部3の内方に、シートバック1の骨格部材であるシートバックフレーム4等が設けられている。
外装部3は、外装部材であるパッド部材19と、このパッド部材19の背面に形成された開口部20に挿嵌されるシートバックボード5とから構成されている。パッド部材19は、シートバック1の正面部、上下面部、側面部を構成している。シートバックボード5は、樹脂製であり、パッド部材19と共にシートバック1の背面部を構成している。このシートバックボード5にシートバックポケット2が設けられている。
シートバックポケット2の正面部は、シートバックボード5の略下半分部分によって構成され、シートバックポケット2の背面部は、シートバックボード5の背面に沿ってシートバックボード5に取り付けられるポケット部材であるネット部材6によって構成されている。
ネット部材6の取付構造(ポケット部材取付構造)を詳しく説明する。図2及び図3に示すように、シートバックボード5の背面の略下半分部分の左右縁部と下縁部とに亘る支持部8がシートバックボード5に一体成形されている。支持部8は、複数の凸部である第1ボス7を有している。これら第1ボス7は、支持部8を構成するシートバックボード5の背面に立設されており、略U字状に配列されている。この支持部8では、第1ボス7にネット部材6の左右縁部及び下縁部が引っ掛けられることでネット部材6が張設される。そして、支持部8は、支持部8を構成するシートバックボード5の背面によって、シートバック1の前方向へのネット部材6の移動を規制する。
また、シートバックボード5の略下半分部分の縁には、図1及び図2に示すように、略U字状をなす枠部9がヒンジ部13を介してシートバックボード5に一体成形されている。ヒンジ部13は、インテグラルヒンジである。
枠部9は、シートバックボード5の左右の縁部と下縁部とに対応させて、左右一対の縦部材10と、横部材11とに3分割されている。これら左右一対の縦部材10及び横部材11は、それぞれ断面略コ字状に形成されている。左右一対の縦部材10は、ヒンジ部13を介してシートバックボード5の左右の縁に一体成形される一方、横部材11は、ヒンジ部13を介してシートバックボード5の下縁に一体成形される。そして、これらの縦部材10及び横部材11は、ヒンジ部13によって、支持部8を露出させる開放位置(図2)と、支持部8に対峙して支持部8を覆う支持位置(図1)との間で回動可能となっている。左右一対の縦部材10及び横部材11が開放位置に位置した状態では、支持部8へのネット部材6の張設が可能となる。また、左右一対の縦部材10及び横部材11が支持位置に位置した状態では、縦部材10及び横部材11の内部に第1ボス7が位置し、枠部9は、支持部8に張設されたネット部材6におけるシートバック1の背面方向への移動を規制して、第1ボス7からのネット部材6の抜け止めを行なう。
縦部材10の内面には、図2及び図4に示すように、筒状の第2ボス14が縦方向に沿って複数立設されている。これらの第2ボス14は、縦部材10が開放位置から支持位置に回動されることにより、支持部8に張設されたネット部材6と、シートバックボード5に形成された貫通孔15とを貫通し、その先端部がシートバックボード5の正面(前面)から突出する。この状態で、これらの第2ボス14は、係止部材であるクリップ16によってシートバックフレーム4に固定される(図4)。一方、横部材11は、支持位置において、縦部材10に例えば接着剤によって接合される(図1)。これにより、枠部9がシートバックボード5と共にシートバックフレーム4に対して固定される。
縦部材10及び横部材11が支持位置に位置付けられた状態では、各ヒンジ部13がパッド部材19の開口部20の周面に食い込んだ状態となり、各ヒンジ部13がパッド部材19によって遮蔽される。
クリップ16は、図2に示すように、その両端部にそれぞれ引掛り部16aが形成されており、その一方の引掛り部16aが第2ボス14の内周面に形成された係止部(図示せず)に係止され、他方の引掛り部16aが、図4に示すように、シートバックフレーム4に設けられた係止部である係止孔17によって係止されるものである。このクリップ16は、係止孔17部と共に固定手段18を構成している。
次に、シートバックポケット2の組立手順を説明する。まず、図2に示すように、支持部8の第1ボス7にネット部材6を張設し、シートバックボード5の背面にネット部材6を沿わせる。次に、枠部9の縦部材10、横部材11を開放位置から支持位置へ回動し、ネット部材6の左右の縁部及び下縁部が支持部8と枠部9との間に介在した状態で、固定手段18によって枠部9を支持位置で固定する(図1)。この状態で、支持部8と枠部9とによってネット部材6の左右縁部及び下縁部が支持され、シートバックポケット2の組立が完了する。
以上説明したように本実施形態では、支持部8がシートバックボード5に一体成形されると共に、枠部9がヒンジ部13を介してシートバックボード5に一体成形されている。即ち、本実施形態では、シートバックボード5に、支持部8、ヒンジ部13及び枠部9が一体成形されているので、シートバックボードにネット部材を取り付けるための取付枠とシートバックボードとが別部品の場合に比べて、ポケット部材取付構造の部品点数を少なくすることができる。
また、本実施形態では、シートバックボード5に、支持部8、ヒンジ部13及び枠部9が一体成形されていることにより、枠部9とネット部材6とをサブアッセンブリ化する必要がない。したがって、取付枠とシートバックボードとが別部品であってそれらをサブアッセンブリ化する必要がある構造に比べて、シートバックポケット2の組立工程を少なくすることができる。
また、本実施形態では、クリップ16と係止孔17とを有し、これらクリップ16と係止孔17とによって枠部9とシートバックボード5とを共にシートバックフレーム4に対して固定することにより、枠部とシートバックボードとを別々の固定手段でシートバックフレームに固定する場合に比べて、ポケット部材取付構造の部品点数を少なくすることができると共に、組立工数を少なくすることができる。また、このように枠部9とシートバックボード5とが共にシートバックフレーム4に固定されるので、枠部がシートバックフレームに固定されない構造に比べて、シートバックボード5と支持部8とによるネット部材6の支持強度を向上させることができる。
また、本実施形態では、枠部9の左右一対の縦部材10がヒンジ部13を介してシートバックボード5の左右の縁に一体成形されているので、シートバックボード5の横方向の全域をシートバックポケット2の設置領域とすることができる。したがって、シートバックボードの横方向の一部のみをシートバックポケットの設置領域とする構造に比べて、シートバックポケット2の開口幅W(図5)を、大きくとることができる。
また、本実施形態では、ヒンジ部13がパッド部材19によって遮蔽されることにより、樹脂製のヒンジ部13が曲げられることにより白化しても、それを隠すことができる。
また、本実施形態では、ポケット部材は、ネット部材6であり、支持部8は、シートバックボード5の背面に設けられネット部材6が引っ掛けられる第1ボス7を有することにより、組立の際には、第1ボス7にネット部材6を引っ掛けることによって、支持部8にネット部材6をセットすることができるので、シートバックポケット2の組立作業を容易に行なうことができる。
なお、本発明は、本実施形態に限ることなく本発明の要旨を逸脱しない範囲で他の実施形態を各種採用することができる。例えば、ポケット部材としては、柔軟性を有する薄板状部材であっても良い。また、枠部9をシートバックボード5やシートバックフレーム4に固定する固定手段としては、接着剤等であっても良い。
本発明の一実施形態のポケット部材取付構造を備えるシートバックを背面側から見て示す斜視図である。 本発明の一実施形態のポケット部材取付構造を備えるシートバックを背面側から見て示す分解斜視図である。 本発明の一実施形態のポケット部材取付構造の第1ボス部分を示す水平断面図である。 本発明の一実施形態のポケット部材取付構造の第2ボス部分を示す水平断面図である。 本発明の一実施形態のシートバックポケットを示す水平断面図である。
符号の説明
1 シートバック
2 シートバックポケット
4 シートバックフレーム
5 シートバックボード
6 ネット部材(ポケット部材)
7 第1ボス(凸部)
8 支持部
9 枠部
10 縦部材
13 ヒンジ部
16 クリップ(係止部材)
17 係止孔(係止部)
18 固定手段

Claims (5)

  1. シートバックに設けられるシートバックポケットの背面部を構成するポケット部材を、シートバックボードの背面に取り付けるポケット部材取付構造であって、
    前記シートバックボードの背面に一体成形された支持部と、
    前記シートバックボードにヒンジ部を介して一体成形されて、前記支持部との間に前記ポケット部材の縁部が介在した状態で固定手段によって固定され、前記縁部を前記支持部とによって支持する枠部と、
    を備えることを特徴とするポケット部材取付構造。
  2. 前記枠部は、前記ヒンジ部を介して前記シートバックボードの左右の縁に一体成形された左右一対の縦部材を有することを特徴とする請求項1に記載のポケット部材取付構造。
  3. 前記固定手段は、前記シートバックのシートバックフレームに設けられた係止部とこの係止部に係止される係止部材とを有し、これら係止部と係止部材とによって前記枠部と前記シートバックボードとを共に前記シートバックフレームに固定することを特徴とする請求項1又は2に記載のポケット部材取付構造。
  4. 前記ヒンジ部は、前記シートバックが有する外装部材によって遮蔽されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一つに記載のポケット部材取付構造。
  5. 前記ポケット部材は、ネット部材であり、
    前記支持部は、前記シートバックボードの背面に設けられ前記ネット部材が引っ掛けられる凸部を有することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一つに記載のポケット部材取付構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011037396A (ja) * 2009-08-17 2011-02-24 Toyota Boshoku Corp バックボードの取り付け構造
JP2013121731A (ja) * 2011-12-09 2013-06-20 Toyota Boshoku Corp 車両用シートのバックボード取付構造
KR101703035B1 (ko) * 2015-09-23 2017-02-06 주식회사 서연이화 탈부착이 용이한 포켓이 구비된 차량용 시트
KR101827420B1 (ko) 2016-10-17 2018-02-08 현대다이모스(주) 차량의 시트

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