JP6520798B2 - 車両用バンパー - Google Patents

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本発明は、バンパーカバーとリテーナとを備える車両用バンパーに関する。
特許文献1に記載されるように、車両後部には、ランプ部品よりも下方に車両用バンパーが設けられている。この車両用バンパーは、バンパーカバーと、同バンパーカバーの上縁部と車体との間に設けられるリテーナとを備えている。そして、車両用バンパーは、バンパーカバーの上縁がランプ部品の下端に隣接するように車体に取り付けられている。なお、リテーナには、車体側に突出するクリップ部が設けられている。そして、車体に設けられている差し込み孔に同クリップ部を差し込むことで、車両用バンパーをリテーナを介して車体に取り付けることができる。
特開2009−101726号公報
ところで、バンパーカバーの上縁部の剛性が低いと、同バンパーカバーの上縁に隣接するランプ部品を保護しにくい。そのため、近年では、ランプ部品に隣接するバンパーカバーの上縁近傍の剛性の向上が求められている。
本発明の目的は、ランプ部品に隣接するバンパーカバーの上縁近傍の剛性を高めることができる車両用バンパーを提供することにある。
上記課題を解決するための車両用バンパーは、上縁がランプ部品と隣接するバンパーカバーと、同バンパーカバーと車体との間に配置されるリテーナと、を備え、リテーナに設けられている突出部を同車体の差し込み孔に差し込むことで同車体に取り付けられるものを前提としている。この車両用バンパーにおいて、リテーナは、車体に取り付けられたときに車体に対向する板状の第1基底部、及び、同第1基底部からバンパーカバー側に延出する第1リブを有する車体取付部と、第1基底部よりもバンパーカバーの近くに配置され、同バンパーカバーに対向する板状の第2基底部、及び、同第2基底部から車体側に延出する第2リブを有する補強部と、を備えている。そして、補強部は、車体取付部の上端に接続されているとともに、バンパーカバーの上縁部に沿って配置されている。また、突出部は、車体側に突出する態様で車体取付部の第1基底部に設けられている。
上記第1基底部に相当する基底部と、同基底部からバンパーカバー側に延出する上記第1リブに相当するリブと、同基底部から車体側に突出する突出部と、からなるリテーナを比較例のリテーナとし、同比較例のリテーナをバンパーカバーの上縁部と車体との間に設けた場合を考える。すなわち、上記車体取付部及び補強部のうち、車体取付部に相当する部分を備えている一方で補強部を備えていないリテーナを比較例のリテーナとする。この場合、比較例のリテーナでは、そのリブの先端がバンパーカバーの近傍に配置されるため、車両外部からバンパーカバーの上縁部に荷重が加わったとき、バンパーカバーから伝わる荷重を同リブの先端で受けることとなる。
これに対し、上記構成では、第2基底部が第2リブよりもバンパーカバー側に位置している補強部が、バンパーカバーの上縁部と車体との間に配置されている。すなわち、補強部の第2基底部が、バンパーカバーの上縁の近傍に配置されている。そして、車両外部からバンパーカバーの上縁部に荷重が加わったとき、本リテーナでは、バンパーカバーから伝わる荷重を補強部の第2基底部で受けることとなる。この場合、バンパーカバーから入力された荷重を第2基底部の面で受けることになり、比較例のリテーナのように当該荷重をリブの先端で受ける場合と比較し、当該荷重をリテーナ内で効率よく分散させることができるため、バンパーカバーの上縁部の剛性を高めることができる。
なお、本リテーナでは、補強部の下端に車体取付部が設けられている。そして、この車体取付部に設けられている突出部を車体の差し込み孔に差し込むことで、リテーナを介して車両用バンパーを車体に取り付けることができる。
実施形態の車両用バンパーが設けられている車両の一部を模式的に示す斜視図。 同実施形態の車両用バンパーの斜視図。 同実施形態の車両用バンパーにおいて、リテーナを示す斜視図。 同実施形態の車両用バンパーと、同車両用バンパーが取り付けられるサイドプレートと、ランプ部品とを示す断面図。 同実施形態の車両用バンパーと、同車両用バンパーが取り付けられるサイドプレートと、ランプ部品とを示す断面図。 同実施形態の車両用バンパーと同様に車体取付部の上端に補強部が設けられているリテーナを備えた車両用バンパーと、同車両用バンパーが取り付けられるサイドプレートと、ランプ部品とを示す断面図。
以下、車両用バンパーの一実施形態を図1〜図6に従って説明する。
図1には、本実施形態の車両用バンパー10を備える車両の後部が図示されている。図1に示すように、車両用バンパー10のバンパーカバー20は、その上縁20A1がランプ部品11の下端と隣接する態様で車両に配設されている。
図1及び図2に示すように、バンパーカバー20は、車両幅方向に延びている幅方向延伸部21と、幅方向延伸部21の両端から車両前方に延伸する一対の横側延伸部22とを有している。そして、各横側延伸部22の内側には、バンパーカバー20を車体に取り付けるためのリテーナ30がそれぞれ設けられている。
図2及び図3に示すように、リテーナ30は、車両前後方向に延びる車体取付部31と、車体取付部31の上端に接続され、且つ車両前後方向に延びる補強部32と、車両幅方向内側、すなわち車体側に突出する突出部としての複数のクリップ33とを備えている。本実施形態では、各クリップ33は、車体取付部31に設けられている。
図4及び図5に示すように、車体取付部31は、車体を構成するサイドプレート12に対向する板状の第1基底部311と、第1基底部311からバンパーカバー20側(すなわち、車両幅方向外側)に延出する複数の第1リブ312とを有している。そして、車体取付部31は、第1リブ312の先端(図4及び図5では右端)がバンパーカバー20近傍に位置する態様で、バンパーカバー20とサイドプレート12との間に配置されている。
補強部32は、第1基底部311よりもバンパーカバー20の近く(すなわち、車両幅方向外側)に配置されているとともにバンパーカバー20に対向する板状の第2基底部321と、第2基底部321からサイドプレート12側(すなわち、車両幅方向内側)に延出する複数の第2リブ322とを有している。そして、補強部32は、バンパーカバー20における横側延伸部22の上縁部22Aに沿うとともに、第2基底部321がバンパーカバー20近傍に位置する態様で、バンパーカバー20とサイドプレート12との間に配置されている。
なお、図2及び図5に示すように、補強部32の上端には、フック状の爪部34が設けられている。そして、バンパーカバー20の上縁20A1に設けられている係止部20A2に爪部34を係合させることにより、バンパーカバー20にリテーナ30が取り付けられている。
また、図3及び図4に示すように、車体取付部31の第1基底部311におけるサイドプレート12側(すなわち、車両幅方向内側)には、リング状をなす複数の支持部材35が設けられており、各支持部材35がクリップ33をそれぞれ支持している。そして、図4に示すようにサイドプレート12に設けられている差し込み孔121にクリップ33を差し込むことで、車両用バンパー10がリテーナ30を介して車体に取り付けられる。
次に、バンパーカバー20の上縁部22Aに外部から荷重が加わった際の作用を効果とともに説明する。
第1基底部311に相当する基底部と、同基底部からバンパーカバー20側に延出する第1リブ312に相当するリブと、同基底部から車体側に突出する突出部と、からなるリテーナを比較例のリテーナとし、同比較例のリテーナをバンパーカバー20の上縁部22Aとサイドプレート12との間に設けた場合を考える。すなわち、車体取付部31及び補強部32のうち、車体取付部31に相当する部分を備える一方で補強部32に相当する部分を備えていないリテーナを比較例のリテーナとする。この場合、比較例のリテーナでは、そのリブの先端がバンパーカバー20の近傍に配置されるため、車両外部からバンパーカバー20の上縁部22Aに荷重が加わったとき、バンパーカバー20から伝わる荷重を同リブの先端で受けることとなる。
これに対し、本リテーナ30では、補強部32の第2基底部321がバンパーカバー20の上縁部22Aの近傍に配置されている。そのため、バンパーカバー20の上縁部22Aに外部から荷重が加わると、バンパーカバー20から伝わる荷重を第2基底部321の面で受けることとなる。この場合、比較例のリテーナのように当該荷重をリブの先端で受ける場合と比較し、バンパーカバー20から入力された荷重をリテーナ30内で効率よく分散させることができる。そのため、バンパーカバー20の上縁部22Aの剛性を高めることができる。その結果、上縁部22Aの直上に配置されるランプ部品11を好適に保護することができる。
また、本実施形態では、補強部32の下端に車体取付部31が接続されている。すなわち、本リテーナ30では、補強部32と車体取付部31とが上下に並んだ構成となっており、その上下方向の寸法が車体取付部31に相当する部分しか備えていない比較例のリテーナの上下方向の寸法よりも大きい。そのため、本実施形態では、バンパーカバー20とサイドプレート12との間に比較例のリテーナを設ける場合と比較し、バンパーカバー20のうち剛性の高い領域を上縁部22Aから下方に拡大することができる。
なお、ランプ部品11の形状の異なる複数種類の車両を開発する場合、ランプ部品11の形状の相異に応じ、形状の異なる複数種類のバンパーカバー20を用意することとなる。このとき、バンパーカバー20とサイドプレート12との間に上記比較例のリテーナを設けた場合、バンパーカバー20の上縁部22Aに沿う基底部にクリップが設けられているため、バンパーカバー20の形状変更に伴い(すなわち、バンパーカバー20の上縁の上下方向位置の変更に伴い)、サイドプレート12における差し込み孔121の位置の変更が必要となる。
これに対し、バンパーカバー20とサイドプレート12との間に上記実施形態のリテーナ30と同様に車体取付部31Aの上方に補強部32Aが設けられているリテーナ30Aを設ける場合、バンパーカバー20の形状の多少の変更であれば、図6に示すように、補強部の上下方向の寸法を変更するだけでよいことがある。この場合、車体、すなわちサイドプレート12に対するクリップ33の位置は変更されないため、サイドプレート12における差し込み孔121の位置の変更が不要となる。すなわち、サイドプレート12の形状の変更を必要としない範囲でランプ部品11、バンパーカバー20及びリテーナ30,30Aの形状が異なる複数の車種では、サイドプレート12の共通化が可能となる。
なお、上記実施形態は以下のような別の実施形態に変更してもよい。
・バンパーカバー20の幅方向延伸部21と車体との間に、車体取付部31の上端に補強部32が接続されているリテーナを設けてもよい。
10…車両用バンパー、11…ランプ部品、12…サイドプレート、121…差し込み孔、20…バンパーカバー、20A1…上縁、22A…上縁部、30,30A…リテーナ、31,31A…車体取付部、311…第1基底部、312…第1リブ、32,32A…補強部、321…第2基底部、322…第2リブ、33…クリップ。

Claims (1)

  1. 上縁がランプ部品と隣接するバンパーカバーと、同バンパーカバーと車体との間に配置されるリテーナと、を備え、
    前記リテーナに設けられている突出部を同車体の差し込み孔に差し込むことで同車体に取り付けられる車両用バンパーにおいて、
    前記リテーナは、
    前記車体に取り付けられたときに前記車体に対向する板状の第1基底部、及び、同第1基底部から前記バンパーカバー側に延出する第1リブを有する車体取付部と、
    前記第1基底部よりも前記バンパーカバーの近くに配置され、同バンパーカバーに対向する板状の第2基底部、及び、同第2基底部から前記車体側に延出する第2リブを有する補強部と、を備えており、
    前記補強部は、前記車体取付部の上端に接続されているとともに、前記バンパーカバーの上縁部に沿って配置されており、
    前記突出部は、前記車体側に突出する態様で前記車体取付部の前記第1基底部に設けられている
    ことを特徴とする車両用バンパー。
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