JP2001110691A - 固体電解コンデンサおよびその製法 - Google Patents

固体電解コンデンサおよびその製法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンデンサ素子の陽極リードを外部リードと
溶接する際に曲りが生じても、コンデンサ素子の一部が
パッケージから外部に露出しないようにすると共に、コ
ンデンサ素子の体積を大きくして容量を大きくすること
ができる固体電解コンデンサおよびその製法を提供す
る。 【解決手段】 弁作用金属の焼結体の一壁面に陽極リー
ド11の一端部が埋め込まれ、その外周が陰極12とさ
れる角形のコンデンサ素子1が形成され、陽極リード1
1および陰極12がそれぞれ板状の第1および第2の外
部リード2、3と電気的に接続されている。コンデンサ
素子1の周囲のパッケージ5は、外部リード2、3の面
(板状の面)に対してコンデンサ素子1の上面および下
面の少なくとも一面を除いた周囲が樹脂のモールド成形
による樹脂製パッケージ5aにより、露出する面は塗布
された被覆物5bにより、それぞれ形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はタンタル粉末などの
弁作用金属の焼結体からなる固体電解コンデンサおよび
その製法に関する。さらに詳しくは、パッケージをでき
るだけ小さくしながら大きなコンデンサ素子を内蔵し、
容量を大きくすると共に、コンデンサ素子がパッケージ
から露出して外観や電気的特性の不具合を生じない構造
の固体電解コンデンサおよびその製法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の固体電解コンデンサは、図4に示
されるように、コンデンサ素子1の陽極リード11が一
方の外部リード2と抵抗溶接などにより電気的に接続さ
れ、コンデンサ素子1の側壁に形成される陰極12がヒ
ューズ4を介して、他方の外部リード3とそれぞれ電気
的に接続され、その周囲が樹脂によりモールド成形され
て樹脂製パッケージ5で被覆されることにより形成され
ている。各外部リード2、3は、モールドにより樹脂製
パッケージ5が形成された後にリードフレームから切断
されて分離され、フォーミングされることにより、図4
に示される構造に形成されている。コンデンサ素子1の
陽極リード11と外部リード2との抵抗溶接は、コンデ
ンサ素子1を保持した状態で溶接されるが、非常に細い
タンタルワイヤなどを溶接するため、図4に誇張して示
されるように、傾きが生じる。
【0003】また、図5に示されるようにヒューズを内
蔵しないで、陰極12側も直接外部リード3のZ曲げ加
工が施された先端部分と接着剤などにより接着されるタ
イプのものもある。この場合は、Z曲げ加工が施された
外部リード3によりコンデンサ素子1を保持して陽極リ
ード11が溶接されるが、Z曲げ加工の精度により、陽
極リード11と外部リード2とを抵抗溶接する際に曲り
が生じる。
【0004】前述のように、コンデンサ素子1の溶接に
よる傾きをなくすることができず、樹脂モールド成形を
する前にその傾きを修正してからモールド成形をしてい
るが、それでも完全に傾きをなくすることはできない。
傾きによりその角部が樹脂製パッケージ5からはみ出る
と、外観不良になったり、陰極の角部が直接外部リード
3と接触してヒューズ4が機能しなくなるという問題が
ある。そのため、樹脂製パッケージ5の外側と、コンデ
ンサ素子1の外周との距離A(図4参照)は少なくとも
0.2〜0.5mm程度の余裕が必要となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一方、近年の電子部品
の軽薄短小化に伴い、固体電解コンデンサでも非常にパ
ッケージの小さいものが要求される反面、特性的には、
大容量で高特性の固体電解コンデンサが要求されてい
る。固体電解コンデンサの容量を大きくするためには、
コンデンサ素子1の体積を大きくする必要があるが、前
述のようにパッケージ5の外形はできるだけ小さくする
ことが要求されており、小さな樹脂製パッケージ5内
に、いかに大きなコンデンサ素子1を内蔵するかという
ことが課題になっている。
【0006】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、コンデンサ素子の陽極リードを外部
リードと溶接する際に曲りが生じても、コンデンサ素子
の一部がパッケージから外部に露出しないようにすると
共に、コンデンサ素子の体積を大きくして容量を大きく
することができる固体電解コンデンサおよびその製法を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による固体電解コ
ンデンサは、弁作用金属の焼結体の一壁面から該焼結体
内に陽極リードの一端部が埋め込まれて形成される陽極
および前記焼結体の側壁に形成される陰極を有する角形
のコンデンサ素子と、前記陽極および陰極がそれぞれ電
気的に接続される板状の第1および第2の外部リード
と、前記コンデンサ素子の周囲を被覆するパッケージと
からなり、前記パッケージは前記コンデンサ素子の前記
外部リードの面に対して上面および下面の少なくとも一
面を除いた周囲が樹脂のモールド成形により形成され、
該モールド成形により被覆されないで露出する面が塗布
された被覆物により形成されている。
【0008】この構造にすることにより、コンデンサ素
子の少なくとも一面をモールド金型により押しつけるこ
とができるため、コンデンサ素子を溶接する際の傾きを
修正することができ、コンデンサ素子の外壁とパッケー
ジの外壁との間の間隔に余裕をもたせることなく、コン
デンサ素子を露出させないで内蔵することができる。そ
のため、コンデンサ素子の体積をその分大きくすること
ができ、同じパッケージの大きさで容量を大きくした
り、粉末粒子を粗くしてリーク電流を減らすことにより
電気的特性を改良するか、または同じ電気的特性を維持
してパッケージの外形を小さくすることができる。
【0009】本発明による固体電解コンデンサの製法
は、(a)弁作用金属の角形焼結体により陽極リードお
よび側壁に形成される陰極を有するコンデンサ素子を作
製し、(b)リードフレームにより形成される第1およ
び第2の外部リードに前記コンデンサ素子の陽極リード
および陰極をそれぞれ電気的に接続し、(c)モールド
成形金型の上型および下型の少なくとも一方が前記コン
デンサ素子の側面を押し付けるように前記リードフレー
ムをモールド成形金型にセッティングし、(d)前記上
型と下型とで囲まれる空隙部に樹脂を充填してコンデン
サ素子の少なくとも一面側を除いて樹脂製パッケージを
形成し、(e)前記モールド成形金型と接して前記樹脂
製パッケージにより被覆されないで露出する部分に被覆
剤を塗布することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】つぎに、図面を参照しながら本発
明の固体電解コンデンサおよびその製法について説明を
する。本発明の固体電解コンデンサは、図1に本発明の
固体電解コンデンサの一実施形態である断面説明図が示
されるように、弁作用金属の焼結体の一壁面からその焼
結体内に陽極リード11の一端部が埋め込まれて形成さ
れる陽極および焼結体の側壁に形成される陰極12を有
するように角形のコンデンサ素子1が形成されている。
そして、陽極リード11の他端部がリードフレームから
なる板状の第1の外部リード2と抵抗溶接され、陰極1
2が同様に板状の第2の外部リード3とそれぞれ電気的
に接続されている。そして、コンデンサ素子1の周囲が
パッケージ5により被覆されているが、本発明では、外
部リード2、3の面(板状の面)に対してコンデンサ素
子1の上面および下面の少なくとも一面を除いた周囲を
被覆する、樹脂のモールド成形による樹脂製パッケージ
5aと、モールド成形により被覆されないで露出する面
に塗布される被覆物5bとにより、パッケージ5が形成
されていることに特徴がある。
【0011】図1に示される例では、リード2、3の面
に関して、コンデンサ素子1の上面以外の周囲が樹脂の
モールド成形による樹脂製パッケージ5aで形成され、
上面側のみに塗布された被覆物5bがパッケージ5の一
部として設けられている。モールド成形による樹脂製パ
ッケージ5aは、たとえば従来と同様の耐熱性フィラー
などが混入された黒色のエポキシ樹脂をトランスファモ
ールドなどにより成形することにより形成される。この
トランスファモールドは、後述するように、コンデンサ
素子1が溶接されたリードフレームをモールド金型の上
型と下型との間に挟み、コンデンサ素子1をモールド金
型の空洞内に配置させてその空洞内に溶融した樹脂を流
し込んでから硬化させるもので、コンデンサ素子1の上
面より上側のモールド成形金型に空洞が形成されていな
いことにより、上面のみにモールド成形による樹脂製パ
ッケージ5aが被覆されない構造になっている。
【0012】なお、下型の空洞部は、図1に示される例
では、中心部は肉厚でリードが延びる両端部側で薄肉に
なるように形成されている。これは、リードを折り曲げ
た(図1に示されるように、フォーミングした)ときに
リードの厚み分により丁度底面がほぼ面一になるように
し、プリント基板などに搭載しやすくするためである
が、必ずしもこの形状には限定されない。
【0013】塗布による被覆物5bは、たとえばモール
ド成形をするエポキシ樹脂などを塗布して硬化させても
よいし、樹脂モールド成形によるパッケージ5aと同じ
色(通常黒色)のインクなどを塗布して乾燥させてもよ
い。要はコンデンサ素子1やヒューズ4などが露出しな
いように被覆され、外観的に目立たないように被覆され
ておればよい。たとえば前述の樹脂であれば100μm
程度、インクの場合はもっと薄く設けられていてもよ
い。
【0014】コンデンサ素子1は、タンタル、アルミニ
ウム、ニオブなどの弁作用金属の粉末が、その一壁面に
陽極リード11が埋め込まれるように角形に成形され、
陽極酸化により粉末の周囲にTa25などの酸化膜が
形成され、焼結体の外周に二酸化マンガン層、グラファ
イト層、銀層などが形成されて陰極12が形成されてい
る。焼結体の大きさは、たとえば2012サイズでは従
来0.35mm立方程度に成形されていたものを一辺の
み0.8mm程度として成形されており、その長くした
方向がリード2、3面の上下方向になるように配置する
ことにより、前述のように上下面のパッケージ5の肉厚
を薄くすることができるため、コンデンサ素子1の一部
を露出させることなくパッケージ5内に内蔵することが
できる。
【0015】つぎにこの固体電解コンデンサの製法につ
いて説明をする。たとえばタンタル粉末を前述の大きさ
に成形すると共にその一側面に、たとえば太さが0.2
mmφ程度のタンタル線を埋め込んで真空中で焼結する
ことにより、陽極リード11が一壁面に埋め込まれた焼
結体を形成する。そして、陽極リード11の付け根部分
にテフロンリング13を被せ、このコンデンサ素子の陽
極リード11の先端部を、たとえばアルミニウムやステ
ンレスなどの板材で形成した取付バーに数十個程度溶接
する。
【0016】ついで、取付バーに溶接された分をまとめ
て、たとえばリン酸水溶液中に浸漬し、陽極リード11
を陽極として陽極酸化をすることにより、タンタル粉末
の周囲にTa25 からなる酸化物皮膜を形成する(化
成処理)。その後、硝酸マンガン水溶液中に浸漬し、二
酸化マンガン層(図示せず)を焼結体の内部およびその
外周面に形成すると共に、前述の酸化皮膜形成処理を繰
り返す再化成処理を行う。さらにその外表面にグラファ
イト層(図示せず)を形成し、さらにその外表面に銀層
(図示せず)を形成することにより、その表面が陰極1
2とされたコンデンサ素子1が形成される。
【0017】このコンデンサ素子1の陽極リード11
を、リードフレームに形成された第1の外部リード2に
抵抗溶接し、また、陰極12を、リードフレームの第2
の外部リード3にヒューズ4を介して電気的に接続す
る。この際、陽極リード11と反対側が上側に持ち上が
るように陽極リード11を外部リード2と溶接すること
が望ましい。すなわち、従来はコンデンサ素子1の傾き
が一定範囲になるように、陽極リードの溶接後に調整を
していたが、本発明では、後述するようにモールド成形
金型により押しつけるため、陽極リード11と反対側が
高くなるように溶接しておいて、押しつけることにより
その傾きを調整するものである。
【0018】このコンデンサ素子1が溶接されたリード
フレームを図2に示されるようにモールド金型内にセッ
ティングする。このモールド金型の下型6aは、図2に
示されるように、コンデンサ素子1の下面の下側に空洞
部が設けられるように形成されている。しかし、上型6
bはコンデンサ素子1の上面(図2に示される例ではヒ
ューズ4上)に直接当たるように形成され、コンデンサ
素子1の上面側との間には殆ど空隙部がないように形成
されている。そのため、たとえば前述のように陽極リー
ドと反対側が高くなっているのが上型6bにより押しつ
けられてコンデンサ素子1の曲がりが修正される。その
ため、コンデンサ素子1の下面側も僅かの空隙を設ける
だけでよくなる。
【0019】その後、モールド金型の空洞内にモールド
用樹脂を充填することにより、コンデンサ素子1の上面
を除いた周囲がモールド用樹脂により被覆されて樹脂製
パッケージ5aが形成される。ついで、モールド用樹脂
により被覆されない部分に、モールド用樹脂と同様の樹
脂を塗布して温度を上げて硬化させるか、黒インクなど
を塗布して乾燥させることにより、コンデンサ素子1の
露出面に被覆物5bを形成する。その後、リードフレー
ムから各リードを切断分離し、フォーミングすることに
より、本発明による固体電解コンデンサが形成される。
【0020】前述の例は、コンデンサ素子1の上面側の
みがモールド用樹脂により被覆されないようにしたが、
これはパッケージ5の下面がリード2、3のフォーミン
グによる折り曲げ部と樹脂製パッケージ5の下面がほぼ
面一になるように段差を設けることが好ましいためであ
る。しかし、図3に示されるように、下型の一部もコン
デンサ素子1の下面と当たるようにモールド用金型を作
製しておき、それ以外のところをモールド用樹脂により
被覆し、その後露出する上面と下面とに被覆物5bを塗
布する構成としてもよい。なお、リードを下面側にフォ
ーミングしない構造で、パッケージの下面に段差を設け
る必要のないときは、下型も上面と同様に直接コンデン
サ素子1の下面全面と当たるように形成し、それ以外の
周囲のみをモールド用樹脂により被覆して樹脂製パッケ
ージ5aを形成する構造にしてもよい。
【0021】本発明によれば、コンデンサ素子をリード
に溶接する際の曲がり(傾き)をモールド用金型により
修正することができると共に、コンデンサ素子の上下両
面側におけるパッケージの肉厚を最小限の厚さにするこ
とができる。その結果、同じ外形寸法のパッケージに対
して大きな体積のコンデンサ素子を内蔵することがで
き、容量を大きくするか、焼結する粉末を粗くすること
により等価直列抵抗を小さくすると共に漏れ電流を小さ
くすることができ、電気的特性を向上させることができ
る。すなわち、粉末を粗くすると容量は小さくなるが、
直列抵抗が小さくなると共に、粉末の状態で形成される
酸化膜(陽極酸化をする前の表面の結晶性酸化膜)が少
なくなり漏れ電流が小さくなる。また、電気的特性を変
化させなければパッケージの外形寸法を小さくすること
ができる。
【0022】さらに、コンデンサ素子の溶接による曲が
りは殆ど修正されると共に、コンデンサ素子の露出面に
は被覆物が塗布されるため、部分的にコンデンサ素子が
露出することがなく、外観的にも、外部リードとコンデ
ンサ素子との接触という機能面においても、全然問題は
生じない。
【0023】前述の例では、コンデンサ素子と外部リー
ドとの間にヒューズを設ける構造であったが、ヒューズ
を介さないで、外部リードにZ曲げ加工を施し、直接外
部リードとコンデンサ素子の陰極とを接続する場合でも
同様である。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、コンデンサ素子の上下
面側のパッケージの肉厚を薄くすることができるので、
外形寸法を同じにしてもコンデンサ素子の体積を大きく
することができる。その結果、容量を大きくするか、粉
末の粒子を粗くすることにより、低インピーダンス(等
価直列抵抗が小さくなる)にすると共に漏れ電流を小さ
くすることができ、同じ外形寸法で高特性の固体電解コ
ンデンサが得られる。または同じ電気的特性でよければ
外形寸法を小さくすることができる。
【0025】さらに、従来コンデンサ素子をリードに溶
接した後に、その傾きを測定しながら調整していたが、
その作業を必要とせず、組立作業が非常に簡単になり、
工数を削減することができると共に、コンデンサ素子の
露出がなくなり、歩留りも向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による固体電解コンデンサの一実施形態
の断面説明図である。
【図2】図1の固体電解コンデンサをモールド金型にセ
ッティングする際の説明図である。
【図3】本発明の他の実施形態によるモールド金型への
セッティングの説明図である。
【図4】従来の固体電解コンデンサの断面説明図であ
る。
【図5】従来の固体電解コンデンサの断面説明図であ
る。
【符号の説明】
1 コンデンサ素子 2 第1の外部リード 3 第2の外部リード 5 パッケージ 11 陽極リード 12 陰極

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁作用金属の焼結体の一壁面から該焼結
    体内に陽極リードの一端部が埋め込まれて形成される陽
    極および前記焼結体の側壁に形成される陰極を有する角
    形のコンデンサ素子と、前記陽極および陰極がそれぞれ
    電気的に接続される板状の第1および第2の外部リード
    と、前記コンデンサ素子の周囲を被覆するパッケージと
    からなり、前記パッケージは前記コンデンサ素子の前記
    外部リードの面に対して上面および下面の少なくとも一
    面を除いた周囲が樹脂のモールド成形により形成され、
    該モールド成形により被覆されないで露出する面が塗布
    された被覆物により形成されてなる固体電解コンデン
    サ。
  2. 【請求項2】 (a)弁作用金属の角形焼結体により陽
    極リードおよび側壁に形成される陰極を有するコンデン
    サ素子を作製し、(b)リードフレームにより形成され
    る第1および第2の外部リードに前記コンデンサ素子の
    陽極リードおよび陰極をそれぞれ電気的に接続し、
    (c)モールド成形金型の上型および下型の少なくとも
    一方が前記コンデンサ素子の側面を押し付けるように前
    記リードフレームをモールド成形金型にセッティング
    し、(d)前記上型と下型とで囲まれる空隙部に樹脂を
    充填してコンデンサ素子の少なくとも一面側を除いて樹
    脂製パッケージを形成し、(e)前記モールド成形金型
    と接して前記樹脂製パッケージにより被覆されないで露
    出する部分に被覆剤を塗布することを特徴とする固体電
    解コンデンサの製法。
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