JP2001110283A - イグニッションスイッチの構造 - Google Patents

イグニッションスイッチの構造

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JP2001110283A
JP2001110283A JP28843399A JP28843399A JP2001110283A JP 2001110283 A JP2001110283 A JP 2001110283A JP 28843399 A JP28843399 A JP 28843399A JP 28843399 A JP28843399 A JP 28843399A JP 2001110283 A JP2001110283 A JP 2001110283A
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JP
Japan
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terminal
contact
fixed contact
terminals
lead wire
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JP28843399A
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Toshikazu Yoshihara
俊和 吉原
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Marelli Corp
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Calsonic Kansei Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】製造作業の向上、製造品質の向上及びコストの
低減を図る。 【解決手段】従来技術の固定接点、固定接点基板、及び
ターミナルの3種類の部品の一体加締め及びターミナル
とリード線の半田付けに替えて、一端に接点を他端にリ
ード線加締部をそれぞれ備えたターミナルの中間部に、
その両端方向に延びる平板状の基準面を設け、該ターミ
ナルの複数個を、前記基準面が1又は複数の平行面内に
整列された絶縁性の接点ターミナル基板内に植設し、2
分割されたコア型によってするインサート成形法により
成形することを特徴とするリード線付きイグニッション
スイッチの構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車に装着される
イグニッションスイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車のイグニッションスイッチ
としては、図6及び図7に示す如き構造のものがある。
以下この従来構造のものについて図6及び図7に基づい
て説明する。
【0003】図6及び図7において、12は第1の固定
接点11aと第2の固定接点11bを固定配置する絶縁
性の固定接点基板であって、この固定接点基板12に設
けた第1の透孔12a及び第2の透孔12bに挿通される
前記の固定接点11a、11bによりその固定接点基板1
2の裏側に位置されるターミナル13と3者が一体的加
締めにより接続固定され、さらに、そのターミナル13
にはリード線14が半田付けにて接続されている。
【0004】また、上記固定接点基板12の表面には下
記する可動接点と前記固定接点との接触を規制する複数
の突条12cが一体的に形成されている。この突条12c
は複数の円弧突条からなり、これらの円弧突条の一方は
前記第1及び第2の固定接点11a、11bの高さ(前記
固定接点基板12の表面からの高さ)より若干高く、ま
た、円弧突条の他方はその第1及び第2の固定接点11
a、11bの高さより若干低く設定されている。
【0005】6は前記の固定接点基板12に対して、回
動可能に支持されているドライバであって、固定接点基
板12と後述するハウジング1とにより回動可能に軸支
されており、このドライバ6を回動させるイグニッショ
ンキー(図示せず)が挿入されるキー穴6aが設けられ
ている。また、このドライバの固定接点基板12に対す
る回転軸となるボス部6bには小径である環状の第1の
可動接点8と、大径である環状の第2の可動接点10が
同軸的に配設され、さらに、それら第1及び第2の可動
接点8、10はドライバ6に係合しそれと一体的に回動
するように構成されている。また、第1及び第2の可動
接点8、10には、固定接点基板12の方向に押出プレ
ス成形された接点部8a、10aが形成されている。さら
に、その第1の可動接点8は、この第1の可動接点8と
ドライバ6との間に位置されるスプリング9により、第
1の固定接点11aに弾圧的に接触し、第2の可動接点
10は、その第2の可動接点10とドライバ6との間に
配置されている3個のスプリング7により第2の固定接
点11bに弾圧的に接触しているものである。
【0006】ドライバ6の直径方向2個所にはこのドラ
イバ6の回動時において後述のハウジング1の内周壁に
設けた複数の突起1aと協動してクリック感(節度感)
を生じせめるためのボール5がスプリング4により弾圧
的に配置されている。3は、ドライバ6をON位置からST
ART位置までの回動領域においてON位置からSTART位置ま
で回動させたとき、そのドライバ6をSTART位置からON
位置に自動戻り復帰せしめるためのリターンスプリング
を示しており、1は可動接点8、10、ドライバ6等を
覆うようにして、固定接点基板12に被着されるハウジ
ングを示している。そして、2はストッパーであって、
ドライバ6に嵌合されており、ドライバ6の環状溝6c
に挿入される前記のリターンスプリング3の抜け止めを
構成すると共に、そのドライバ6のハウジング1に対す
るスラスト軸受けを構成している。
【0007】次に、上記構成の従来のイグニッションス
イッチの作動を説明する。すなわち、自動車用のイグニ
ッションスイッチのLOCK位置、ACC位置、ON位置及びSTA
RT位置の各々において、第1の可動接点8の複数の接点
部8aは第1の固定接点11a及び突条12cに対して、
また第2の可動接点10の複数の接点部10aは第2の
固定接点11b及び突条12cに対して、特定の対応関係
を有する位置関係で当接する。これにより、LOCK位置、
ACC位置、ON位置、及びSTART位置の各々において、第1
及び第2の可動接点8、10により第1及び第2の固定
接点11a、11bは所定の導通状態となる。すなわち、
例えばON位置では第1の可動接点8aによりバッテリー
回路の固定接点B1、アクセサリー回路の固定接点ACC
及びイグニッション回路の固定接点IG1が互いに導通に
なり、且つ第2の固定接点10によりバッテリー回路の
固定接点B2及びイグニッション回路の固定接点IG2が
導通状態になるため、ACC回路及びイグニッション回路
にバッテリーから給電される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
イグニッションスイッチにおいては、固定接点11a、
11b、固定接点基板12及びターミナル13を一体固
定するための加締め作業と、リード線14をターミナル
13に半田付けをする作業が必要であった。このため、
この作業は上記3種類の部品を加締め接合するものであ
るため作業性が悪く、また、固定接点基板12の割れを
生じる場合もあり、また、リード線とターミナルとの半
田付けは、その作業時の加熱に耐えうるように、固定接
点基板12の材質をフェノール樹脂、ポリフェニレンサ
ルファイト(PPS)等の耐熱性の高い高価な樹脂を必要
とするという問題があった。
【0009】本発明は上記事情に鑑みてなされたもであ
り、固定接点11a、11b固定接点基板12及びターミ
ナル13の3種類の部品の加締め作業及びリード線とタ
ーミナルとの半田付け作業を廃止して製造作業の向上、
製造品質の向上及びコストの低減を図ることを目的とす
るものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は一端に接点を他端にリード線加締部をそれ
ぞれ備えたターミナルの中間部に、その両端方向に延び
る平板状の基準面を設け、該ターミナルの複数個を、前
記基準面が1又は複数の平行面内に整列された絶縁性の
接点ターミナル基板内に植設されたものであって、該接
点ターミナル基板と前記ターミナルとが前記平行面の方
向と直交する面を分割面として2分割されるコア型によ
ってするインサート成形法により製造したこを特徴とす
るものである。
【0011】また、ターミナルとリード線との結合部形
状を予備成形することにより小さなスペースでも加締め
作業を可能とし、リード線とターミナルとを加締めによ
る接合としたことを特徴とするものである。
【0012】上記構成とすることにより、従来のよう
に、固定接点基板を射出成形し、その後に固定接点とタ
ーミナルとの3種類の部品を一体加締め接合とする必要
がなくなり、比較的簡単な型構造にして固定接点、ター
ミナル及び固定接点基板がインサート成形されるので、
製造作業性の向上、製造品質の向上及びコスト低減が図
れる。
【0013】また、ターミナルとリード線との結合を加
締めによる接合としたので、従来のような半田付け作業
が不要となり製造作業性の改善が図れ、また、固定接点
基板の樹脂材料に耐熱性の高い材料が不要となり材料の
選択自由度が広がってコスト低減が図れる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下本発明に係る1実施例を図に
基づいて説明する。従来技術と同一の部分については同
一の符号を付し、同一の部分については説明を省略す
る。
【0015】図1において、ターミナル23は逆L字状
に折り曲げられ、その上面部23cには押出プレス成形
により突状の接点23aが設けられている。また、上面
部に継がる縦壁はターミナル23の基準面23bをな
し、後述するインサート成形においてコア型にセットす
る時のコア型への挿入部となる。そして、この基準面の
上下部にはコア型にセットした時の上下の位置ずれを防
止するための突起23dが設けられている。
【0016】また、ターミナル23の基準面23bの最
下部には、ターミナルを本加締めをする時の作業スペー
スを最小限に留めるために半加締め状態に予備成形され
た加締め部23eが設けられている。
【0017】16は従来技術における固定接点基板12
に相当する樹脂基板16aとターミナル23とを一体化
した接点ターミナル基板であり、ポリプロピレン(PP)
複合材等の汎用樹脂を使用したインサート成形により製
造されている。
【0018】次に、接点ターミナル基板16のインサー
ト成形の型及び成形方法について説明する。図2、図
3、図4において100はキャビ型、101、102は
2分割されたコア型を示す。
【0019】図4において、キャビ型100は固定保持
され、コア型101、102は一体のまま紙面の左方に
可動し、さらに、コア型の一方101は前後方向(紙面
直角方向)手前に可動する。
【0020】図5に示す如く、コア型の前後方向の分割
に係る分割線101a、102aは、接点ターミナル基板
16のターミナルの基準面23bと平行な複数の直線
と、これに直行する複数の直線で構成され、これらの直
線の交点においてコア型の前後可動方向でコア型の本体
内部方向にターミナルの基準面23bをセットするため
のスリット101c、102cがターミナルの相当数設け
られている。また、コア型101、102が可動する前
後方向の複数の接合面101b、102bには抜き勾配
が設けられている。
【0021】上記、型開きした状態で、ターミナルの基
準面23bをコア型のスリット部101c、102cに、
図3に示す基準面の上下に設けられた上下方向の位置ズ
レ防止用の突起23dがコア型の上下の端面に当接する
まで押し込んで、ターミナル13をコア型101、10
2にセットする(本実施例ではコア型101、102の
それぞれに3個セットしている)。
【0022】その後、上記と逆の手順で型閉じを行い、
キャビ型の図示しないゲート部より樹脂を射出注入して
樹脂基板16aとターミナル23の一体成形品である接
点ターミナル基板16を成形する。
【0023】その後、ターミナルのリード線を加締め結
合するための予備成形された可締め部23eにリード線
を挿入して、図示しない加締め具により本加締めを行
う。
【0024】上記加締めは複数個所を複数方向から同時
に行っても、1個ずつ行っても良い。また、本実施例で
は加締めの加圧方向は全てのターミナルの基準面23b
に直角方向としているが、加締め時の可締め具の作業ス
ペースが不足する場合は、スペースを確保するためにタ
ーミナルの基準面23bに対して加締め部23eに所定の
角度のねじり成形を加えることにより作業スペースを確
保することができる。
【0025】さらに、樹脂の射出時のターミナルの変形
を防止するため、図4に示すスライドピン103を設け
ることが好ましい。また、本実施例ではリード線は接点
ターミナル基板のインサート成形後にターミナル23に
加締めているが、リード線の長さがターミナルのコア型
へのセット作業に支障のない長さの場合はインサート成
形前に加締めを行うこともできる。
【0026】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明の請求項1に記
載のイグニッションスイッチ構造によれば、樹脂基板と
ターミナルとを簡単な成形型によりインサート成形する
ことができるので、従来技術のように固定接点基板を最
初に射出成形しその後に、固定接点及びターミナルとの
3種類の部品を一体加締めをする必要がなくなり、製造
作業の向上、製造品質の向上及びコストの低減が図れ
る。
【0027】また、本発明の請求項2記載のイグニッシ
ョンスイッチ構造によれば、従来技術のターミナルとリ
ード線との半田付け作業を廃止して加締め接合としたの
で、作業性の向上が図れ、また、接点ターミナル基板の
樹脂材料を安価なポリプロピレン(PP)複合材等の汎用
樹脂の使用が可能となり、コストの低減が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る1実施例の要部分解斜視図
【図2】本発明のキャビ型の分割を示す概念図
【図3】本発明の図2におけるA−A断面図
【図4】本発明の図2におけるB―B断面図
【図5】本発明のキャビ型の前後方向の型開き状態を示
す概念図
【図6】従来技術の断面図
【図7】従来技術の分解斜視図
【符号の説明】
16 接点ターミナル基板 23b ターミナルの基準面 23e ターミナルのリード線加締め部 14 リード線 100 キャビ型 101、102 コア型 101a 、102a コア型の分割線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端に接点を他端にリード線加締部をそれ
    ぞれ備えたターミナルの中間部に、その両端方向に延び
    る平板状の基準面を設け、該ターミナルの複数個を、前
    記基準面が1又は複数の平行面内に整列された絶縁性の
    接点ターミナル基板内に植設されたものであって、該接
    点ターミナル基板と前記ターミナルとが前記平行面の方
    向と直交する面を分割面として2分割されるコア型によ
    ってするインサート成形法により成形することを特徴と
    するリード線付きイグニッションスイッチの構造。
  2. 【請求項2】ターミナルとリード線とを加締め接続とし
    たことを特徴とする請求項1記載のイグニッションスイ
    ッチ構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100764802B1 (ko) * 2006-07-06 2007-10-08 한국몰렉스 주식회사 자동차의 시동키 모듈
CN100517532C (zh) * 2003-02-19 2009-07-22 阿尔卑斯电气株式会社 开关装置
JP2014120246A (ja) * 2012-12-14 2014-06-30 Fuji Electric Fa Components & Systems Co Ltd 電磁接触器

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