JP2001109955A - 商品販売データ処理装置 - Google Patents

商品販売データ処理装置

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JP2001109955A
JP2001109955A JP28853499A JP28853499A JP2001109955A JP 2001109955 A JP2001109955 A JP 2001109955A JP 28853499 A JP28853499 A JP 28853499A JP 28853499 A JP28853499 A JP 28853499A JP 2001109955 A JP2001109955 A JP 2001109955A
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JP28853499A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Ueda
浩之 上田
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 客側要求を店員側に表示機能を利用して迅速
かつ正確に知らせることのできる商品販売データ処理装
置を提供する。 【解決手段】 選択された商品に対応しかつ客側からリ
クエスト可能な客リクエスト項目をメモリ(41M)に
記憶可能かつ客用表示器65をタッチパネル66付き構
造から形成するとともに、商品登録が行われた場合にメ
モリ(41M)を参照して当該登録商品に対応する客リ
クエスト項目があるか否かを判別可能かつリクエスト項
目があると判別されたことを条件に当該客リクエスト項
目を客用表示器65に表示可能に形成し、この客用表示
器65に表示された客リクエスト項目を客がタッチ操作
することによってリクエストした場合に当該リクエスト
をオペレータ用表示器61に表示可能に形成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品登録および会
計処理に係るデータをオペレータ用表示器および客用表
示器に表示可能に形成された商品販売データ処理装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】例えば電子キャッシュレジスタ型の商品
販売データ処理装置では、オペレータ(キャッシャー)
がデータ入力手段(スキャナ,キーボード等)を用いて
商品コードを入力すると、制御部が商品ファイルから商
品販売データ(商品名,単価等)を求めかつ売上ファイ
ルに登録(商品登録)する。商品販売データは、オペレ
ータ用表示器および客用表示器に内容確認可能に表示さ
れる。
【0003】当該客の購入品の全てについて商品登録し
た後に、オペレータによって1取引終了宣言としての締
め操作が成されると、制御部は商品販売データ(合計金
額や釣銭額)の算出等を含む会計処理を実行する。ま
た、プリンタでレシートが印字発行され、ドロワが自動
解放される。会計処理データもオペレータ用表示器およ
び客用表示器に内容確認可能に表示される。しかる後
に、金銭授受が行なわれ、釣銭がレシートとともに客に
手渡される。かくして、複雑な商品販売業務を迅速かつ
正確に行なえる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、客の心証を
良好に維持しつつ商品販売業務能率をより向上させるに
は、店員(オペレータ)と客との一種のコミュニケーシ
ョンが重要である。オペレータは、特に、登録商品(例
えば、“弁当”)に対応する客側要求(例えば、“温め
る”,“温めなくてもよい”)を正確かつ迅速に確認す
る必要がある。
【0005】一方において、客側にとって、当該客にと
っては当然な事柄(例えば、私用の場合はレシート不
要)をいちいち店員に申し出ることは煩わしい。申し出
ても店員が聞漏らすと意味がなくなる。
【0006】逆に、登録商品(例えば、アイスクリー
ム)ごとに付帯物(例えば、“木板スプーン”)の要不
要をその都度尋ねられることおよびこれに応答すること
が煩わしいという客も多い。この都度確認は店員にとっ
ても煩わしい。かかる点から、全ての付帯物(例えば、
“木板スプーン”,“割り箸”,“ストロー”,“包装
容器”等)を当該各登録商品の全てに一律的に付帯(給
付)させることは、店舗側のコスト意識の点および環境
問題意識の高い客が多くなる今日的事由からも許され難
くなっている。
【0007】本発明の目的は、客側要求を店員側に表示
機能を利用して迅速かつ正確に知らせることのできる商
品販売データ処理装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、商品
登録および会計処理に係るデータをオペレータ用表示器
および客用表示器に表示可能に形成された商品販売デー
タ処理装置において、選択された商品に対応しかつ客側
からリクエスト可能な客リクエスト項目をメモリに記憶
可能かつ前記客用表示器をタッチパネル付き構造から形
成するとともに、前記商品登録が行われた場合にメモリ
を参照して当該登録商品に対応する客リクエスト項目が
あるか否かを判別可能かつリクエスト項目があると判別
されたことを条件に当該客リクエスト項目を前記客用表
示器に表示可能に形成し、前記客用表示器に表示された
客リクエスト項目を客がタッチ操作することによってリ
クエストされた場合に、当該リクエストを前記オペレー
タ用表示器に表示可能に形成されている商品販売データ
処理装置である。
【0009】かかる発明では、商品登録が行われると、
メモリを参照して当該登録商品に対応する客リクエスト
項目があるか否かを判別する。そして、リクエスト項目
があると判別されたことを条件に、当該客リクエスト項
目(例えば、食品Aに対する付帯品aの必要性)を客用
表示器に表示する。
【0010】客用表示器に表示されたこの客リクエスト
項目を見た客が、当該客リクエスト項目の一部または全
部をタッチ操作することによって1または複数のリクエ
スト(例えば、付帯品aを必要とする。)が成された場
合に、当該各リクエストをオペレータ用表示器に表示す
る。
【0011】したがって、客側要求を店員側に表示機能
を利用して迅速かつ正確に知らせることができる。すな
わち、客が客用表示器を利用して自己要求(リクエス
ト)を選択できかつオペレータがオペレータ用表示器を
利用して客側要求(リクエスト)を正確かつ迅速に確認
することができるので、客の心証を良好に維持しつつ商
品販売業務能率を向上できるとともに、客側にとって当
然な事柄(例えば、割り箸不要)をいちいち店員に申し
出る必要がないので煩わしさがなく、店員にとっても都
度の問合確認作業の煩わしさを払拭できる。しかも、例
えば、商品に固有的な付帯物の無駄を省けるので店舗側
のコスト意識および客の環境問題意識も満たすことがで
きる。
【0012】また、請求項2の発明は、前記登録商品が
弁当である場合に前記客用表示器に表示される前記客リ
クエスト項目が弁当を温めますかの旨とされかつ前記リ
クエストがその要不要とされている商品販売データ処理
装置である。
【0013】かかる発明では、選択された商品“弁当”
が商品登録されると、メモリから読取った当該登録商品
(“弁当”)に対応する客リクエスト項目つまり弁当を
温めますかの旨(例えば、“弁当を温めますか?”)が
客用表示器に表示される。客はこれと共に表示された
“要(はい)”および“不要(いいえ)”のどちらかを
リクエスト(タッチ操作)する。
【0014】このリクエストはオペレータ用表示器に表
示されるから、リクエストが“要(はい)”の場合はオ
ペレータは可及的速やかに弁当をレンジに入れられる。
当該精算時には温め完了することも可能である。リクエ
ストが“不要(いいえ)”の場合には、次客の商品登録
に速やかに移行できる。
【0015】したがって、請求項1の発明の場合と同様
な作用効果を奏することができることに加え、さらに1
2:00を中心に集中する店内頻忙時の弁当販売を高能
率でかつ弁当温めサービスを間違いなく行える。
【0016】また、請求項3の発明は、前記客用表示器
に表示される前記客リクエスト項目が当該登録商品に固
有的な付帯物を必要としますかの旨とされかつ前記リク
エストがその要不要とされている商品販売データ処理装
置である。
【0017】かかる発明では、選択された商品(例え
ば、“アイスクリーム”)が商品登録されると、メモリ
から読取った当該登録商品(“アイスクリーム”)に対
応する客リクエスト項目つまり付帯物を必要としますか
の旨(例えば、“スプーンが必要ですか?”)が客用表
示器に表示される。客はこれと共に表示された“要(は
い)”および“不要(いいえ)”のどちらかをタッチ操
作によりリクエストする。
【0018】このリクエストはオペレータ用表示器に表
示されるから、客のリクエストが“要(はい)”の場合
はスプーンを速やかにアイスクリームに添えられる。リ
クエストが“不要(いいえ)”の場合には、アイスクリ
ームを手早く梱包して客に手渡せる。
【0019】したがって、請求項1および請求項2の各
発明の場合と同様な作用効果を奏することができること
に加え、さらに固有な付帯物を伴う各種商品を高能率で
間違いなく販売できるとともに、不必要な付帯物の浪費
を防止できるので、コスト的かつ環境的に好ましい。
【0020】さらに、請求項4の発明は、前記客用表示
器に表示される前記客リクエスト項目が当該登録商品を
印刷したレシートを必要としますかの旨とされかつ前記
リクエストがその要不要とされるとともに、レシート不
要がリクエストされた場合に当該レシートの発行を禁止
可能に形成された商品販売データ処理装置である。
【0021】かかる発明では、選択された商品(例え
ば、“商品Y”)が商品登録された場合に、当該商品登
録や会計処理に際して、客用表示器にリクエスト項目つ
まりレシートを必要ですかの旨(例えば、“商品Yを印
刷したレシートを発行しますか?”や“商品Yを印刷し
たレシートは必要ですか?”)と、“要(はい)”およ
び“不要(いいえ)”[あるいは“いいえ”のみ]とが
表示される。
【0022】リクエストがレシート不要を意味する“不
要(いいえ)”であれば、当該登録商品Yを印刷したレ
シートの発行が禁止される。つまり、自動的に当該登録
商品Yを印刷したレシートを発行しない。なお、このレ
シートは、登録商品の全てを印刷する一般的なレシート
と異なるものであると理解される。但し、当該登録商品
Yについては例えば他の登録商品と異なる印刷態様(例
えば、当該登録商品Yを太字やカラー文字で印刷す
る。)とすることにより一般的なレシートを兼用するこ
とも可能である。
【0023】かくして、選択された商品(例えば、“ゲ
ーム機X”)のみが印刷されたレシート[または、選択
された商品(例えば、“ゲーム機X”)と他の商品との
印刷態様を変えて当該1取引中の全商品が印刷されたレ
シート]を持参した場合には、後日入荷の商品(例え
ば、“ゲーム機X”で使用可能な“ソフトx”)を優先
的に販売あるいは割引販売するための優待券として利用
することができる。
【0024】したがって、請求項1から請求項3までの
各発明の場合と同様な作用効果を奏することができるこ
とに加え、さらにレシートの利用性を高められるととも
に、レシート用紙の無駄使いやゴミ片付け作業等を誘発
する不必要なレシートの発行をオペレータおよび客の双
方納得の上能率よく回避することができる。
【0025】さらにまた、請求項5の発明は、前記オペ
レータ用表示器に表示された先客の前記リクエストが後
客の最初の商品登録開始までに表示消滅可能に形成され
た商品販売データ処理装置である。
【0026】かかる発明では、登録商品に対応する客リ
クエスト項目の表示および当該リクエストの選択並びに
選択されたリクエストの表示において、オペレータ用表
示器に表示された先客に係るリクエストは、後客の最初
の商品登録開始までに表示消滅される。したがって、請
求項1から請求項4までの各発明の場合と同様な作用効
果を奏することができることに加え、さらにオペレータ
が先客リクエストと後客リクエストとを混同することを
一掃化できる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。本商品販売データ処理装置
は、図1,図2に示す如く基本的構成が電子キャッシュ
レジスタ10とされているが、さらに図3〜図6に示す
ように選択された商品に対応しかつ客側からリクエスト
可能な客リクエスト項目をメモリ(41M)に記憶可能
かつ客用表示器65をタッチパネル66付き構造から形
成するとともに、商品登録が行われた場合にメモリ(4
1M)を参照して当該登録商品に対応する客リクエスト
項目があるか否かを判別可能かつリクエスト項目がある
と判別されたことを条件に当該客リクエスト項目を客用
表示器65に表示可能に形成し、この客用表示器65に
表示された客リクエスト項目を客がタッチ操作すること
によってリクエストした場合に当該リクエストをオペレ
ータ用表示器61に表示可能に形成されている。
【0028】図1において、電子キャッシュレジスタ1
0は、標準入力装置(キーボード43)を含むパソコン
20に、外部入出力装置を接続してなる。外観を図2に
示す。
【0029】パソコン20は、CPU31,ROM3
2,RAM33および時計回路等(図示省略)を含み制
御部を構成するマザーボード30に、HDD(ハードデ
ィスク装置)41,FDD(フロッピーディスク装置)
42,上記キーボード43,入出力ポート(I/O)4
6・47および外部(例えば、ストアコントローラ8
0)とデータ通信回線網45を介してデータ通信するた
めの通信用インターフェイス(I/F)44等を接続し
てなる。
【0030】入出力ポート46にはスキャナ(SCN)
71およびその他の入力装置(カードリーダー等)73
が接続され、入出力ポート47にはプリンタ(PNT)
75およびその他の出力装置(自動開放型のドロワ,カ
ードライター等)76が接続されている。
【0031】また、制御部(30)には、表示用コント
ローラ50を介して表示器60を構成するオペレータ用
表示器(FIU)61および客用表示器(BIU)65
が接続されている。また、各コントローラー(CON
T)を介してオペレータ用表示器(FIU)61に対応
するタッチパネル62および客用表示器(BIU)65
に対応するタッチパネル66が接続されている。
【0032】HDD41には、図示省略した商品ファイ
ル,売上ファイル等の他に、客リクエスト項目を記憶さ
せたメモリ(客リクエスト項目データファイル41M)
が設けられている。各ファイルは、RAM33に展開さ
れて使用される。
【0033】客リクエスト項目とは、選択された商品
(販売対象商品)に対応しかつ客用表示器65に表示し
て客側からオペレータ側へ要求(リクエスト)すること
のできる事柄(項目)である。
【0034】この実施形態では、客リクエスト項目が弁
当(登録商品)を温めますかの旨(例えば、図5の“お
弁当を温めますか?”)で、タッチ操作により客自身が
リクエスト可能な“要(はい)”および“不要(いい
え)”を含む。要(はい)”および“不要(いいえ)”
は、ボタン形式で表示される。
【0035】また、客リクエスト項目が登録商品(例え
ば、“アイスクリーム”)に固有的な付帯物(例えば、
“スプーン”)を必要としますかの旨(例えば、“スプ
ーンは必要ですか?”)で、タッチ操作により客自身が
リクエスト可能な“要(はい)”および“不要(いい
え)”を含む。要(はい)”および“不要(いいえ)”
は、ボタン形式で表示される。
【0036】この登録商品およびその付帯物の類例とし
ては、“弁当”と“箸”、“カップラーメン”と“白
湯”、“おでん”と“からし”、“フランクフルトソー
セージ”と“ケチャップ”等々である。
【0037】なお、登録商品に固有的とは、1:1の関
係に限定されない。例えば“からし”は、登録商品“お
でん”および“フランクフルトソーセージ”の付帯物で
ある。また、“箸”は、登録商品“おでん”および“弁
当”の付帯物である。
【0038】さらに、選択された商品(例えば、“商品
Y”)が商品登録された場合に、当該商品登録や会計処
理に際して、客用表示器65にリクエスト項目つまりレ
シートを必要ですかの旨(例えば、“商品Yを印刷した
レシートを発行しますか?”や“商品Yを印刷したレシ
ートは必要ですか?”)と、“要(はい)”および“不
要(いいえ)”[あるいは“いいえ”のみ]とが表示さ
れる。
【0039】リクエストがレシート不要を意味する“不
要(いいえ)”であれば(図3のST19でYES)、
当該登録商品Yを印刷したレシートの発行が禁止され
る。つまり、自動的に当該登録商品Yを印刷したレシー
トを発行しない。このレシートは、登録商品の全てを印
刷する一般的なレシートと異なるものであると理解され
る。
【0040】この意味において、図5,図7,図9で
は、単に“レシートは必要ですか?”と例示したが、こ
れを“商品Yについての優待券は必要ですか?”の如く
表示するのが好ましい。
【0041】なお、当該登録商品Yについては例えば他
の登録商品と異なる印刷態様(例えば、当該登録商品Y
を太字やカラー文字で印刷する。)とすることにより一
般的なレシートを兼用することも可能である。
【0042】かくして、選択された商品(例えば、“ゲ
ーム機X”)のみが印刷されたレシート[あるいは、選
択された商品(例えば、“ゲーム機X”)と他の商品と
の印刷態様を変えて当該1取引中の全商品が印刷された
レシート]を持参した場合には、後日入荷の商品(例え
ば、“ゲーム機X”で使用可能な“ソフトx”)を優先
的に販売あるいは割引販売するための優待券として利用
することができる。つまり、レシートの利用性を高めら
れるとともに、レシート用紙の無駄使いやゴミ片付け作
業等を誘発する不必要なレシートの発行をオペレータお
よび客の双方納得の上能率よく回避することができる。
【0043】さらにまた、この実施形態では、図5に示
す如く、客リクエスト項目が釣銭に希望がありますかの
旨(例えば、“釣銭の希望はありますか?”)で、その
リクエスト(内容)が千円札多数”,“100円硬貨多
数”および“10円硬貨多数”とされている。
【0044】同様に、客リクエスト項目が買物袋につい
ての希望がありますかの旨(例えば、“買い物袋の希望
はありますか?”)で、そのリクエストが“袋不要”,
“1枚”,“2枚”および“3枚”とされている。
【0045】ここにおいて、オペレータがスキャナ71
を用いて商品コードを入力(図3のST10でYES)
すると、制御部(30)が商品ファイルを参照して当該
商品データ(商品名,単価等)を求めかつ必要によって
キー入力された個数をも含め売上ファイルに商品登録
(ST11)する。
【0046】すると、判別手段(制御部…30)が、メ
モリ(41M)を参照して登録商品(例えば“弁当”)
に対応する客リクエスト項目(“お弁当は温めますか
?”、“はい”および“いいえ”)があると判別(ST
12のYES)すると、客リクエスト項目表示制御手段
(30)がそれを読み出し、客用表示器65の図5に示
すように表示(ST13)する。
【0047】なお、この客リクエスト項目の表示タイミ
ングは、締め操作(ST14のYES)後であってもよ
い。また、図5では、商品販売データの表示は、別画面
で表示するものとして、図示省略した。
【0048】また、この実施形態では、客リクエスト項
目(“レシートは必要ですか?”、“いいえ”)、客リ
クエスト項目(“釣銭の希望はありますか?”、“千円
札多数”,“100円硬貨”,“10円硬貨多数”)お
よび客リクエスト項目(“袋不要”、“1枚”,“2
枚”,“3枚”)を同時的に表示した場合を開示する。
しかし、これらの表示組合せや表示タイミングは、その
客リクエストに応えられることができる期限前であれ
ば、特に限定されない。
【0049】ここで、客が客用表示器65に表示された
図5の客リクエスト項目(“お弁当は温めますか?”、
“はい”および“いいえ”)のうちのタッチパネル66
から形成された表示ボタン(当該“はい”)をタッチ操
作(選択入力)してリクエスト(“弁当を温めてくださ
い”の旨)をする(図4のST22でYES)と、この
客リクエストはメモリ(RAM33)に一時記憶される
(ST23)。
【0050】当該客についての締め操作(図3のST1
4のYES)後に、客リクエスト有無判別手段(30)
がメモリ(33)を参照して当該登録商品(“弁当”)
についての客リクエストがあると判別(ST15のYE
S)すると、客リクエスト表示制御手段(30)が当該
リクエスト(例えば、“弁当温め”)を図6に示すよう
にオペレータ用表示器61に表示する(ST16)。
【0051】したがって、オペレータは、当該登録商品
(“弁当”)を速やかにレンジに入れることができる。
登録商品が例えば“アイスクリーム”である場合には、
客用表示器65には図7に示すように客リクエスト項目
(“スプーンは必要ですか?”、“はい”,“いい
え”)が表示され、そのリクエスト(例えば、“スプー
ン×2”)は図8に示す如くオペレータ用表示器61に
表示される。したがって、オペレータは登録商品(“ア
イスクリーム”×2)にその付帯物(“スプーン”×
2)を付する。
【0052】しかる後に、会計処理(ST17)が実行
される。この際、オペレータがキーボード43の不要キ
ーを押圧操作(ST18のYES)すれば、レシート発
行(ST20)をしない。しかし、この実施形態では、
この操作をわざわざしなくても(ST18のNO)、選
択された登録商品についての客リクエスト(“レシート
不要”)が成されかつメモリ(33)に記憶されている
場合(ST19のYES)には、レシート発行禁止制御
手段(30)がレシート発行(ST20)を禁止する。
この実施形態では、ST20のバイパスによる。
【0053】さらに、図9に対応した図10を参照し
て、オペレータは、オペレータ用表示器61に表示され
ている客リクエスト(“千円札多数”)を参照して客か
ら1万円札を受取り、千円札を9枚と硬貨475円分を
釣銭として客に渡す。この金銭授受を含む精算が終了す
ると、オペレータは図10に示す客リクエスト(“袋2
枚”)に応えて2枚の袋を手渡す。
【0054】さらにまた、オペレータ用表示器61に表
示された先客のリクエストが後客の最初の商品登録開始
までに表示消滅(ST21)される。オペレータの先客
リクエストと後客リクエストとの混同一掃化を図る。
【0055】しかして、この実施形態によれば、商品登
録が行われた場合にメモリ(41M)を参照して当該登
録商品に対応する客リクエスト項目があると判別された
ことを条件に当該客リクエスト項目を客用表示器65に
表示可能、この客用表示器65に表示された客リクエス
ト項目を客がタッチ操作することによってリクエストさ
れた場合に、当該リクエストをオペレータ用表示器61
に表示可能に形成されているので、客側要求を店員側に
表示機能を利用して迅速かつ正確に知らせることができ
る。すなわち、客が客用表示器65を利用して自己要求
(リクエスト)を選択できかつオペレータがオペレータ
用表示器61を利用して客側要求(リクエスト)を正確
かつ迅速に確認することができるので、客の心証を良好
に維持しつつ商品販売業務能率を向上できるとともに、
客側にとって当然な事柄(例えば、割り箸不要)をいち
いち店員に申し出る必要がないので煩わしさがなく、店
員にとっても都度の問合確認作業の煩わしさを払拭でき
る。しかも、例えば、商品に固有的な付帯物の無駄を省
けるので店舗側のコスト意識および客の環境問題意識も
満たすことができる。
【0056】また、登録商品が弁当である場合に客用表
示器65に表示される客リクエスト項目が“弁当を温め
ますかの旨”とされかつリクエストが“その要不要”と
されているので、12:00を中心に集中する店内頻忙
時の弁当販売を高能率でかつ弁当温めサービスを間違い
なく行える。
【0057】また、客用表示器65に表示される客リク
エスト項目が“当該登録商品に固有的な付帯物を必要と
しますかの旨”とされかつリクエストが“その要不要”
とされているので、固有な付帯物を伴う各種商品を高能
率で間違いなく販売できるといともに、不必要な付帯物
の浪費を防止できるので、コスト的かつ環境的に好まし
い。
【0058】また、客用表示器65に表示される客リク
エスト項目が“当該登録商品を印刷したレシートを必要
としますかの旨”とされかつリクエストが“その要不
要”とされるとともに、レシート不要がリクエストされ
た場合に当該レシートの発行を禁止可能に形成されてい
るので、レシートの利用性を高められるとともに、レシ
ート用紙の無駄使いやゴミ片付け作業等を誘発する不必
要なレシートの発行をオペレータおよび客の双方納得の
上能率よく回避することができる。
【0059】また、オペレータ用表示器65に表示され
た先客のリクエストが後客の最初の商品登録開始までに
表示消滅可能に形成されているので、オペレータが先客
リクエストと後客リクエストとを混同することを一掃化
できる。
【0060】さらに、客リクエストに、“釣銭の希
望”,“買い物袋の希望”を含め、客がタッチ操作でリ
クエストできかつオペレータがオペレータ用表示器61
を介して知ることができるように形成されているので、
オペレータ(店員)の負担を大幅に軽減しつつ顧客サー
ビスを一段と向上できる。
【0061】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、商品登録が行
われた場合にメモリを参照して当該登録商品に対応する
客リクエスト項目があると判別されたことを条件に客リ
クエスト項目を客用表示器に表示可能で、この客用表示
器に表示された客リクエスト項目を客がタッチ操作する
ことによってリクエストされた場合にリクエストをオペ
レータ用表示器に表示可能に形成された商品販売データ
処理装置であるから、客側要求を店員側に表示機能を利
用して迅速かつ正確に知らせることができる。すなわ
ち、客が客用表示器を利用して自己要求(リクエスト)
を選択できかつオペレータがオペレータ用表示器を利用
して客側要求(リクエスト)を正確かつ迅速に確認する
ことができるので、客の心証を良好に維持しつつ商品販
売業務能率を向上できるとともに、客側にとって当然な
事柄(例えば、割り箸不要)をいちいち店員に申し出る
必要がないので煩わしさがなく、店員にとっても都度の
問合確認作業の煩わしさを払拭できる。しかも、例え
ば、商品に固有的な付帯物の無駄を省けるので店舗側の
コスト意識および客の環境問題意識も満たすことができ
る。
【0062】また、請求項2の発明によれば、登録商品
が弁当である場合に客用表示器に表示される客リクエス
ト項目が“弁当を温めますかの旨”とされかつリクエス
トが“その要不要”とされているので、請求項1の発明
の場合と同様な効果を奏することができることに加え、
さらに12:00前後を中心に集中する店内頻忙時の弁
当販売を高能率でかつ弁当温めサービスを間違いなく行
える。
【0063】また、請求項3の発明によれば、客用表示
器に表示される客リクエスト項目が“当該登録商品に固
有的な付帯物を必要としますかの旨”とされかつリクエ
ストが“その要不要”とされているので、請求項1およ
び請求項2の各発明の場合と同様な効果を奏することが
できることに加え、さらに固有な付帯物を伴う各種商品
を高能率で間違いなく販売できるとともに、不必要な付
帯物の浪費を防止できるので、コスト的かつ環境的に好
ましい。
【0064】さらに、請求項4の発明によれば、客用表
示器に表示される客リクエスト項目が“当該登録商品を
印刷したレシートを必要としますかの旨”とされかつリ
クエストが“その要不要”とされるとともに、レシート
不要がリクエストされた場合に当該レシートの発行を禁
止可能に形成されているので、請求項1から請求項3ま
での各発明の場合と同様な効果を奏することができるこ
とに加え、さらにレシートの利用性を高められるととも
に、レシート用紙の無駄使いやゴミ片付け作業等を誘発
する不必要なレシートの発行をオペレータおよび客の双
方納得の上能率よく回避することができる。
【0065】さらにまた、請求項5の発明によれば、オ
ペレータ用表示器に表示された先客のリクエストが後客
の最初の商品登録開始までに表示消滅可能に形成されて
いるので、請求項1から請求項4までの各発明の場合と
同様な効果を奏することができることに加え、さらにオ
ペレータが先客リクエストと後客リクエストとを混同す
ることを一掃化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すブロック図である。
【図2】同じく、オペレータ用表示器および客用表示器
との配置関係を説明するための側面図である。
【図3】同じく、動作を説明するためのフローチャート
(1)である。
【図4】同じく、動作を説明するためのフローチャート
(2)である。
【図5】同じく、客用表示器におけるリクエスト項目の
表示形態例(1)を説明するための図である。
【図6】同じく、オペレータ用表示器におけるリクエス
トの表示形態例(1)を説明するための図である。
【図7】同じく、客用表示器におけるリクエスト項目の
表示形態例(2)を説明するための図である。
【図8】同じく、オペレータ用表示器におけるリクエス
トの表示形態例(2)を説明するための図である。
【図9】同じく、客用表示器におけるリクエスト項目の
表示形態例(3)を説明するための図である。
【図10】同じく、オペレータ用表示器におけるリクエ
ストの表示形態例(3)を説明するための図である。
【符号の説明】
10 電子キャッシュレジスタ(商品販売データ処理装
置) 20 駆動制御部 30 マザーボード(制御部) 41 HDD 41M リクエスト項目データファイル(メモリ) 43 キーボード 50 表示用コントローラ 60 表示器 61 オペレータ用表示器 62 タッチパネル 65 客用表示器 66 タッチパネル 80 上位機

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品登録および会計処理に係るデータを
    オペレータ用表示器および客用表示器に表示可能に形成
    された商品販売データ処理装置において、 選択された商品に対応しかつ客側からリクエスト可能な
    客リクエスト項目をメモリに記憶可能かつ前記客用表示
    器をタッチパネル付き構造から形成するとともに、前記
    商品登録が行われた場合にメモリを参照して当該登録商
    品に対応する客リクエスト項目があるか否かを判別可能
    かつリクエスト項目があると判別されたことを条件に当
    該客リクエスト項目を前記客用表示器に表示可能に形成
    し、 前記客用表示器に表示された客リクエスト項目を客がタ
    ッチ操作することによってリクエストされた場合に、当
    該リクエストを前記オペレータ用表示器に表示可能に形
    成されている商品販売データ処理装置。
  2. 【請求項2】 前記登録商品が弁当である場合に前記客
    用表示器に表示される前記客リクエスト項目が弁当を温
    めますかの旨とされかつ前記リクエストがその要不要と
    されている請求項1記載の商品販売データ処理装置。
  3. 【請求項3】 前記客用表示器に表示される前記客リク
    エスト項目が当該登録商品に固有的な付帯物を必要とし
    ますかの旨とされかつ前記リクエストがその要不要とさ
    れている請求項1または請求項2記載の商品販売データ
    処理装置。
  4. 【請求項4】 前記客用表示器に表示される前記客リク
    エスト項目が当該登録商品を印刷したレシートを必要と
    しますかの旨とされかつ前記リクエストがその要不要と
    されるとともに、レシート不要がリクエストされた場合
    に当該レシートの発行を禁止可能に形成されている請求
    項1から請求項3までのいずれか1項に記載された商品
    販売データ処理装置。
  5. 【請求項5】 前記オペレータ用表示器に表示された先
    客の前記リクエストが後客の最初の商品登録開始までに
    表示消滅可能に形成されている請求項1から請求項4ま
    でのいずれか1項に記載された商品販売データ処理装
    置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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