JP2008171259A - 商品販売データ処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】客が買い上げた商品を収納するのに必要な買物袋にポイントを付与することができるようになる。
【解決手段】POS端末10は、スキャナ30を介してバーコード5から読み取った商品データに基づいて販売商品の大きさに関するデータを取得し、このデータに基づいて1取引で販売される商品を収容するのに必要な買物袋データと、この買物袋データに対応したポイントを換算する。客が買物袋を用いない場合には、1取引に用いる買物袋に対応したポイントを客に付与する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、POS端末などの商品販売データ処理装置に係り、特に、スーパーマーケット等で商品を購入した客に提供する商品運搬用の買物袋を持参した客にポイントを付与する運用に対応し得る商品販売データ処理装置に関する。
現在、我が国を含め世界各地で環境保護に対してさまざまな取り組みがなされている。特に、資源の枯渇やゴミの処理問題等から、スーパーマーケット等の小売業等で商品購入により提供されるポリエチレン製等の買物袋の使用を低減させる取り組みがなされてきている。
例えば、スーパーマーケットで商品を購入した消費者(買物客)が自分で買物袋を持参し、会計時に店員にポリエチレン製買物袋を不要と申しでる取組みや、このような取組みを小売業側が買物客に推奨することによりポリエチレン製買物袋の使用を低減させる努力がなされている。しかし、ポリエチレン製買物袋の使用を低減することにより、小売業側は雑費等を低減させるという副産物が付加されるが、買物客側にとってみれば買物袋を店舗に持っていく手間が増えるということ等の容認によりこれらの取組みがなかなか浸透しないことがあった。
そこで、買物客が買物袋を持参し、ポリエチレン製買物袋を不要とした場合に、一定のポイントを買物客に与え、このポイントにより買物客に特定のサービス(例えば粗品や割引券の提供)等を行うスーパーマーケット等の店舗がある。このような店舗では、例えばレシートや買物客の情報が入った会員カード等に、POS端末等の商品販売データ処理装置によりポイント付与することが可能なポイント処理方式が用いられている(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−67274号公報
しかしながら、従来のポイント処理方式は、買物者が買物袋を持参した場合に、一定のポイントのみを買物者に与える処理方式であり、買物客が購入した商品に対応したポリエチレン製買物袋の使用量に対応したポイントが付与されるわけではない。このため、一定のポイントしか付与されないことによる不平感等から、買物者は、ポリエチレン製買物袋の使用の低減の取組みに対して積極的に参加することがなく、なかなか浸透しないという問題があった。
また、購入した商品に対応したポリエチレン製買物袋の選択を、店員が選択を行うと、店員の感覚による使用買物袋の枚数や大きさに差が生じる。これにより、店員が買物袋を選択すると、感覚の差によりポイントにもばらつきが生じるため、買物客が不平感を感じることでクレームの原因となることや、店員のレジスタ処理能力の低下等の要因となってしまう問題もあった。
本発明は、このような事情に基づいてなされたもので、その目的とするところは、買物袋を持参した買物客に対して、その買物客が購入した商品を収容するのに適した買物袋に相当するポイントを付与できる商品販売データ処理装置を提供しようとするものである。
本発明は、データ入力手段により商品データが入力されると、この商品データに基づいて商品販売データを処理し、締め宣言手段により1取引の締めが宣言されると、この1取引の商品販売データに基づいて当該1取引の会計データを処理する商品販売データ処理装置において、買物袋のサイズ別に最大収納容量を記憶する袋容量記憶手段と、前記データ入力手段により入力された商品データに基づいて販売商品の体積値を取得する商品データ取得手段と、この商品データ取得手段により得られた前記販売商品の体積値に基づき前記袋容量記憶手段により記憶された袋サイズ別の最大収納容量を参照することで、1取引で販売される商品を収容するのに必要な買物袋データを導出する買物袋導出手段と、この買物袋導出手段により換算された買物袋データをポイントに換算するポイント換算手段と、このポイント換算手段により換算されたポイントを出力するポイント出力手段とを具備したものである。
かかる手段を講じた本発明によれば、買物袋を持参した買物客に対して、その買物客が購入した商品を収容するのに適した買物袋に相当するポイントを付与できる商品販売データ処理装置を提供できる。
以下、本発明の一実施の形態を、図面を参照して説明する。
なお、この実施の形態は、スーパーマーケットにおける会計場(チェックアウトカウン)に設置されているPOS(Point Of Sales)端末を含む商品販売データ処理装置に本発明を適用した場合である。
図1は本実施の形態の商品販売データ処理装置1の要部構成を示すブロック図、図2は同商品販売データ処理装置1に用いられるPOS端末10の要部構成を示すブロック図、図3は同商品販売データ処理装置1に用いられる袋選択装置40の要部構成を示すブロック図である。
図1に示すように、商品販売データ処理装置1は、POS端末10と、スキャナ30と、袋選択装置40とで構成されており、POS端末10とスキャナ30とは、店舗の会計カウンタ2に設置されている。スキャナ30は、買物客が購入するために例えば買物カゴ3等に入れられた各商品4にそれぞれ取り付けられているJANコード等のバーコード5を読み取るもので、読み取られたデータは、第1通信ケーブル6を介してPOS端末10に入力されるようになっている。POS端末10と袋選択装置40とは、第2通信ケーブル7を介して接続されている。図示しないが、袋選択装置40には複数台のPOS端末10が接続されている。
図2に示すように、POS端末10は、制御部本体としてCPU(Central Processing Unit)11を搭載している。また、プログラム等の固定的データが予め格納されたROM(Read Only Memory)12と、商品販売データの処理や会計データの処理等で必要なデータの格納エリアが形成されたRAM(Random Access Memory)13と、日付及び時刻を計時する時計部14と、LAN(Local Area Network)等の通信回線を介して接続されたストアコンピュータとの間のデータ通信を制御する通信コントローラ15と、ポイントカードに対するデータの書込等を処理するポイントカード処理部16と、第1通信ケーブル6を介してスキャナ30と接続されるスキャナインターフェイス(以下スキャナI/F)17と、第2通信ケーブル7を介して袋選択装置40と接続される袋選択装置インターフェイス(以下袋選択装置I/F)18と、POS端末10に情報を入力するキーボードコントローラ19と、第1表示コントローラ20と、第2表示コントローラ21と、プリンタコントローラ22と、I/O(Input/Output)ポート23とを備え、これら構成品は、CPU11にアドレスバス、データバス等のバスライン111により接続されている。
キーボードコントローラ19には、少なくとも締め宣言手段としての締めキー241と、買物袋不要の場合に操作される買物袋宣言手段としての袋不要キー242とが配設されたキーボード24が接続されている。
第1表示コントローラ20には、オペレータに対して商品販売データや会計データ等を表示するためのオペレータ用ディスプレイ25が接続されている。第2表示コントローラ21には、買物客に対して商品販売データや会計データ等を表示するための客用ディスプレイ26が接続されている。
プリンタコントローラ22には、レシート等に商品データや会計データ等の印字及び発行を行うためのプリンタ27が接続されている。
I/Oポート23には、例えば締めキー241等を使用した場合に、このI/Oポート23から出力される駆動信号によって開放動作するドロワ28が接続されている。
図3に示すように、袋選択装置40は、制御を行うためのCPUで主に構成された制御部41を搭載している。また、会計場に設けられた複数のPOS端末10とそれぞれ第2通信ケーブル7を介して接続される複数のPOS端末インターフェイス(以下POS端末I/F)42と、商品4の容積(体積)や買物袋の容積等の情報を記憶している記憶部43と、この記憶した情報を入出力する際に情報を表示する表示部44と、商品4の体積や買物袋の容積等を記憶部43に入力する入力部45とを備え、これらの構成品は、制御部41にアドレスバス、データバス等のバスライン411により接続されている。
図4は買物袋に関する情報が予め設定された買物袋マスターファイル51を示す説明図、図5は商品に関する情報が予め設定された商品マスターファイル52を示す説明図である。これらのマスターファイル51,52は、前記ストアコンピュータに記憶されている。
図4に示すように、買物袋マスターファイル51には、買物袋をサイズによって識別する袋区分データ(袋ID)に対応して、サイズ名称情報と、袋容積情報とポイント情報とが設定記憶されている。ここで、買物袋のサイズは、例えば3サイズ(大、中、小)とし、容積(容量)が大に分類される買物袋の袋区分データ(袋ID)をX1、容量が中に分類される買物袋の袋区分データ(袋ID)をX2、容量が小に分類される買物袋の袋区分データ(袋ID)をX3とする。そして、容量が大に分類される買物袋の最大容量1Xmaxを10.0L(リットル)とし、容量が中に分類される買物袋の最大容量X2maxを7.5Lとし、容量が小に分類される買物袋の最大容量X3maxを3.0Lとする。
また、各買物袋X1〜X3には、各買物袋1枚当たりにポイントP1〜P3がそれぞれ振り分けられており、例えば買物袋X1のポイントP1は10ポイント、買物袋X2のポイントP2は8ポイント、買物袋X3のポイントP3は3ポイントと設定する。すなわち、買物袋のサイズが大きいほど大きいポイントを付与するようにしている。
ストアコンピュータは、買物袋マスターファイル51の各データを、店舗で使用する買物袋の変更や曜日によるポイント付加イベント等に応じて変更する。そして、最新の買物袋マスターファイル51のデータをPOS端末10のRAM13と袋選択装置40の記憶部43とにそれぞれダウンロードするようになっている。
図5に示すように、商品マスターファイル52には、各商品に付された商品固有のJANコードに対応して、その商品の名称,単価及び体積等の商品データが設定記憶されている。各商品には、その商品固有のJANコードがバーコードとなって付されている。
POS端末10は、図6に示す手順でCPU11が1取引に関するデータ処理を実行するようにプログラム構成されている。なお、このプログラムはPOS端末10のROM12に記憶されている。
CPU11は、まず、ステップ(以下ST)1として初期化処理を行う。この初期化処理は、前回の買物客の商品データを初期化することで、会計ミスを行わないようにし、新たな買物客の商品データを入力するために行う。この初期化処理において、RAM13に形成されている体積合計メモリのデータVも“0”にクリアされる。
次に、CPU11は、ST2としてスキャナ30により商品4に付与されたバーコード5のデータが読み取られるのを待機する。バーコード5が読み取られ、そのバーコードデータがスキャナI/F17を介して入力されると、CPU11は、ST3としてそのバーコードデータに基づいて商品販売データの処理を実行する。すなわちCPU11は、バーコード5から読み取られたJANコードを、ストアコンピュータに通信コントローラ15を介して送信する。すると、ストアコンピュータでは、JANコードから商品マスターファイル52を検索して当該商品の品名、価格及び体積を読み出し、これら読み出した商品データを、通信コントローラ15を介してPOS端末1へ送る(商品データ取得手段)。そこでCPU11は、この商品データの価格と販売点数(バーコードの読み取り直前に数値データがキー入力されている場合にはその数値,数値データがキー入力されていない場合は1)とに基づいて商品販売データを取得し、RAM13に登録処理する。また、オペレータ用ディスプレイ25と客用ディスプレイ26とに品名,価格等を表示させる。
商品販売データを処理後、CPU11は、ST4として商品データ中の体積と販売点数とを乗算し、その積を合計体積メモリのデータVに加算する。
次に、CPU11は、ST5として袋不要キー242が操作入力されたか否かを判断する。袋不要キー242が操作入力されていない場合には、ST9の処理に進む。
袋不要キー242が操作入力された場合には、CPU11は、ST6として袋不要フラグFの状態を調べる。この袋不要フラグFは、CPU11が買物袋を不要とする客との商取引か否かを判定する際に用いる情報であり、RAM13に記憶され、ST1の初期化処理にて“0”にリセットされている。本実施の形態では、“1”のとき、買物袋が不要である旨を示す情報とし、“0”のとき買物袋が必要である旨を示す情報とする。この逆でもよい。
ST6にて袋不要フラグFが“0”にリセットされていた場合には、CPU11は、ST7としてこの袋不要フラグFを“1”にセットする。他方、袋不要フラグFがすでに“1”にセットされていた場合には、CPU11は、ST8として袋不要フラグFを“0”にリセットする。しかる後、CPU11は、ST9の処理に進む。ここで、袋不要フラグFが“0”のときには買物袋が必要である旨を、“1”のときには買物袋が不要である旨を、オペレータ用ディスプレイ25及び客用ディスプレイ26の双方又はどちらか一方に表示するようにしてもよい。
ST9では、CPU11は、締めキー241が操作入力されたか否かを判断する。ここで、締めキー241が操作入力されていない場合には、ST2の処理に戻る。そして、バーコードが読み取られるのを待機し、バーコードが読み取られたならば、ST3からの処理を再度実行する。
ST9にて、締めキー241の操作入力を検知した場合には、CPU11は、ST10として登録締め処理を実行する。例えば、現金取引の場合には、RAM13に登録処理された1取引の商品販売データから算出される合計金額と、キー入力された預かり金額とから釣銭額を算出し、オペレータ用ディスプレイ25及び客用ディスプレイ26に表示させる。
しかる後、CPU11は、ST11として袋選択装置I/F18を介して袋選択装置40に体積合計メモリのデータVを送信し、サイズ別買物袋枚数情報を要求する。この要求に対し、袋選択装置40では、後述する買物袋選択処理が実行される。そして、1取引で販売される商品を収容するのに必要な買物袋のサイズに関する情報(袋ID,サイズ名称)とその枚数が導出され、POS端末10に通知される(買物袋導出手段)。
そこでCPU11は、ST12として袋選択装置40から買物袋のデータ(袋ID,サイズ名称,枚数)が送られてくるのを待機する。そして、買物袋のデータを受信したならば、ST13としてこのデータをRAM13に一時的に記憶する。
次に、CPU11は、ST14として袋不要フラグFをチェックする。ここで、袋不要フラグが“0”にリセットされていた場合には、買物袋を必要とする客との商取引なので、CPU11は、ST15としてRAM13に記憶した買物袋のデータを基に必要な買い物袋のサイズ名称とその枚数とをオペレータ用ディスプレイに表示させる。
これに対し、袋不要フラグが“1”にセットされていた場合には、買物袋を不要と申し出た客との商取引なので、CPU11は、ST16として買物袋のデータをポイントに換算する(ポイント換算手段)。このポイント換算処理についても後述する。
買物袋データに相当するポイントを換算後、CPU11は、ST17として、客がポイントを貯めるためのポイントカードがポイントカード処理部にセットされているか否かを判断する。セットされている場合には、ST18としてそのカードのポイントデータに今回換算されたポイントを加算する。セットされていない場合には、ST19としてプリンタ27を駆動して、今回換算したポイントをレシート用紙に印字し、ポイント券として発行する(ポイント出力手段)。以上で、この客との商取引に対する処理を終了する。
次に、袋選択装置40の制御部41で実行される買物袋選択処理について説明する。この買物袋選択処理において、図7は買物袋の選択処理に用いられるワークテーブルを示す説明図、図8は買物袋選択処理を示す流れ図である。
図7に示すように、店舗で使用する袋区分データ(袋ID)をX1〜X3の3種類とした場合に、必要枚数をそれぞれXn1〜Xn3とし、それぞれの最大容量X1max〜X3maxとする。また、商品体積Vは、ST11の処理でPOS端末10から送出される体積合計メモリのデータである。判定回数nは、買物袋毎に必要枚数を計数するためのカウンタである。
図8に示すように、買物袋選択処理として、制御部41は、まずST21として判定回数nを“0”に初期化する。次に、ST22として商品体積Vと袋区分データX1の最大容量X1maxとの比較を行う。商品体積Vが最大容量X1maxと同等又は大きい場合には、(ST22、YES)、ST23として判定回数nを“1”だけカウントアップする。
次に、ST24として商品体積Vから、袋IDX1の最大容量X1maxを減算する。そして、ST22に戻り、商品体積Vと袋区分データX1の最大容量X1maxとの比較を再度行う。こうして、商品体積Vが袋IDX1の最大容量X1maxよりも小さくなるまでST22〜ST24の処理を繰り返す。そして、商品体積Vが袋IDX1の最大容量X1maxよりも小さくなったならば、ST25として判定回数nを袋区分X1の必要枚数Xn1としてセットする。
次に、ST26として判定回数nを再び“0”にリセットする。そして、ST27として商品体積Vと袋区分データX2の最大容量X2maxとの比較を行う。商品体積Vが最大容量X2maxと同等又は大きい場合には、(ST27、YES)、ST28として判定回数nを“1”だけカウントアップする。次に、ST29として商品体積Vから、袋IDX2の最大容量X2maxを減算する。そして、ST27に戻り、商品体積Vと袋区分データX2の最大容量X2maxとの比較を再度行う。こうして、商品体積Vが袋IDX2の最大容量X2maxよりも小さくなるまでST27〜ST29の処理を繰り返す。そして、商品体積Vが袋IDX2の最大容量X2maxよりも小さくなったならば、ST30として判定回数nを袋区分X2の必要枚数Xn2としてセットする。
次に、ST31として判定回数nを再び“0”にリセットする。そして、ST32として商品体積Vと袋区分データX3の最大容量X3maxとの比較を行う。商品体積Vが最大容量X3maxと同等又は大きい場合には、(ST32、YES)、ST33として判定回数nを“1”だけカウントアップする。次に、ST34として商品体積Vから、袋IDX3の最大容量X3maxを減算する。そして、ST32に戻り、商品体積Vと袋区分データX3の最大容量X3maxとの比較を再度行う。こうして、商品体積Vが袋IDX3の最大容量X3maxよりも小さくなるまでST32〜ST34の処理を繰り返す。そして、商品体積Vが袋IDX3の最大容量X3maxよりも小さくなったならば、ST35として商品体積V=0を満たしているかどうかの判定を行う。ここで、V≠0の場合(ST35、NO)には、ST36として、さらに判定回数nを”1”だけカウントアップする。V=0の場合(ST35、YES)には、判定回数nのカウントアップは行わない。次に、制御部41は、ST37として判定回数nを袋区分X3の必要枚数Xn3としてセットする。
以上で、POS端末10から送られてきた合計体積メモリのデータVに対するサイズ別買物袋枚数Xn1,Xn2,Xn3が換算されたので、制御部41は、ST38としてこのサイズ別買物袋枚数Xn1,Xn2,Xn3を含む買物袋データを該当するPOS端末10に送信する。
なお、ST21からST38までの袋選択処理は、買物袋最大容量Xmaxと商品体積Vとの比較で行ったが、図5に示すように、各商品4は、それぞれの体積は統一されていない。このため、袋判定を行う場合に、これらのことを考慮した上で判定を行うようにしてもよい。例えば、ST22、ST27及びST32等で商品体積Vと袋最大容量Xmaxとの比較で、商品体積Vが袋最大容量Xmaxよりも大きかったとしても、袋最大容量Xmaxには、他の商品の体積との兼ね合いで入りきらない等が起こりえる。このため、このような現象を回避するためのステップを袋選択処理に組み込むようにする。
次に、図6のST16に示すポイント換算処理について図9を用いて説明する。図9はポイント換算処理を示す流れ図である。ポイント換算処理は、図9に示すように、ST41として、図8のST21〜37で買物袋の選択を行うことで得られた買物袋データを受信する。次にST42として、各袋IDX1〜X3それぞれの必要枚数Xn1〜Xn3からポイントP1〜P3を換算する。例えば、図4に示すように、各袋IDX1〜X3にはそれぞれのポイントP1〜P3が設定されている(図4中ではP1=10、P2=8、P3=3)。この設定ポイントP1〜P3に、各袋選択枚数Xn1〜Xn3の枚数分が各ポイントとなる。すなわち、袋IDX1のポイントP1は、P1=P1×Xn1、同様に袋IDX2のポイントP2=P2×Xn2、袋IDX3のポイントP3=P3×Xn3となる。
ST43で、各ポイントP1〜P3の合計が1取引で使用される買物袋に対してのポイントPとなる。すなわち、1取引のポイントP=P1+P2+P3となる。
このような買物袋選択処理及びポイント換算処理について、図10に示す内容の1取引のデータを例を用いて説明する。1取引において、買物客が商品を7点購入し、オペレータが商品4のバーコード5をスキャナ30により読み取る。これにより、商品4の商品体積Vがストアコンピュータにより算出される。図10中では商品総体積Vは10.3Lとなる。これらの情報から、袋選択処理(ST7)を行うことにより、商品数5個で商品容積Vが8.8Lとなるため袋IDX1を1枚使用し、商品数2個で商品容積Vが1.5Lとなるため、袋IDX3を1枚使用するという袋選択がなされる。
この場合に、買物客が袋を使用しないとオペレータに伝えることで、買物客には、ポイントP=10+3=13が付与されることとなる。上述にもあるように、買物客はポイントをためることにより、金券や割引等の各種サービスを受けることが可能となる。このようなサービスにすることで、買物客が買物袋を持参する取組みや、ポリエチレン製買物袋の使用を低減させる取組みが普及することとなる。
このように本実施の形態によれば、1取引で買物客が買い上げた商品を収納するのに適当な買物袋のサイズと枚数とをオペレータが容易に確認・判断することが可能であり、この適当な買物袋のサイズと枚数とに応じたポイントを買物客に付加することが可能となる。
また、ポイントの付加が、1取引に適当なポイントであるため、従来のような、買物袋持参時に一定のポイントを付加する、といった買物客に不平感を与えるようなポイント付加ではなくなる。このため、買物客へ、買物袋を持参すること等によりポリエチレン製買物袋を使用しないという取組みに対して効果的にアピールすることが可能となる。
また、商品4に応じてポイントが変動するため、買物客の購買意欲を刺激することも可能となる。また、商品4又は買物袋の種類及び枚数等により変動するポイントの換算も、オペレータは、オペレータ用ディスプレイ25を確認するだけでよいため、作業量の増加となることもない。
ポイントをレシートや買物客が例えば店舗のポイント会員となることで、買物客のポイント会員カードにポイントを出力することで、買物客や店舗側がポイントの管理が容易にできるようにもなる。
さらには、これらの実施により、店舗及び買物客共に、使用する買物袋を低減することとなるため、環境保護の観点からも有効となる。
このように、本実施の形態に係る商品販売データ処理装置1によれば、買物客が買い上げた商品4を収納するのに適当な買物袋を提示し、この買物袋に見合ったポイントを自動的に換算することができるようになるため、オペレータの作業性の負担を低減すると共に、買物客に買物袋の使用状況に見合ったポイントによるサービスを提供できるようになる。また、これによる買物客への購買意欲の向上の効果にもなる。さらにはポリエチレン製買物袋の低減から、環境保護の点でも有効なものとなる。
なお、この発明は前記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその用紙を逸脱しない範囲で構成様相を変形して具体化できる。
例えば、前記実施の形態では、買物袋を選択する際に、商品体積Vでのみ買物袋を選択していたが、これを、商品の種類(例えば、通常品、冷凍・冷蔵食品及び加熱食品等)に分割させ、例えばこれら商品の種類により買物袋の選択を別に行うようにしてもよい。
また、商品に設けられたバーコード5を読み取るスキャナ30を用いたPOS端末10を使用するとしたが、これを、バーコード5及びスキャナ30を用いるのではなく、無線タグ及び無線リーダ・ライタ装置を用いるようにしてもよい。無線タグを用いることで、例えば読み込みに加えて書き込みもできるため、商品の盗難防止等の商品管理も合わせて行えるようになる。
また、上述したポイントや買物袋の種類等も上述した内容に限定されるわけではなく、使用状況、店舗状況等に応じて適宜設定するようにしてもよい。
また、前記実施の形態では、買物袋宣言手段として買物袋が不要の場合に操作される袋不要キー242を提示したが、買物袋が必要の場合に操作される袋必要キーを買物袋宣言手段としてキーボード24に設け、客から買物袋が必要である旨の申し出を受けた場合にキャッシャが当該袋必要キーを操作するようにしてもよい。この場合、図6においてフラグFを袋必要フラグと定義し、ST14の処理にてフラグFが“1”の場合にはST15に、“0”の場合にはST16の処理に進むようにすればよい。
この他、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を組み合わせてもよい。
本実施の形態の商品販売データ処理装置の要部構成を示すブロック図。 同商品販売データ処理装置に用いられるPOS端末の要部構成を示すブロック図。 同商品販売データ処理装置に用いられる袋選択装置の要部構成を示すブロック図。 買物袋に関する情報が予め設定された買物袋マスターファイルを示す説明図。 商品に関する情報が予め設定された商品マスターファイルを示す説明図。 商品販売データ処理システムの基本的な動作を示す流れ図。 買物袋の選択処理に用いられるワークテーブルを示す説明図。 買物袋選択処理を示す流れ図。 ポイント換算処理を示す流れ図 ポイント換算処理により換算されたポイントの一例を示す説明図。
符号の説明
1…商品販売データ処理装置、2…会計カウンタ、3…買物カゴ、4…商品、5…バーコード、6…第1通信ケーブル、7…第2通信ケーブル、10…POS端末、11…CPU、30…スキャナ、40…袋選択装置、41…制御部、241…締めキー、242…袋不要キー。

Claims (4)

  1. データ入力手段により商品データが入力されると、この商品データに基づいて商品販売データを処理し、締め宣言手段により1取引の締めが宣言されると、この1取引の商品販売データに基づいて当該1取引の会計データを処理する商品販売データ処理装置において、
    買物袋のサイズ別に最大収納容量を記憶する袋容量記憶手段と、
    前記データ入力手段により入力された商品データに基づいて販売商品の体積値を取得する商品データ取得手段と、
    この商品データ取得手段により得られた前記販売商品の体積値に基づき前記袋容量記憶手段により記憶された袋サイズ別の最大収納容量を参照することで、1取引で販売される商品を収容するのに必要な買物袋データを導出する買物袋導出手段と、
    この買物袋導出手段により導出された買物袋データをポイントに換算するポイント換算手段と、
    このポイント換算手段により換算されたポイントを出力するポイント出力手段と、
    を具備したことを特徴とする商品販売データ処理装置。
  2. 前記買物袋が不要又は必要である旨を宣言する買物袋宣言手段と、
    この買物袋宣言手段による宣言の有無に従い前記買物袋の不要・必要を識別する情報を記憶する袋判定情報記憶手段と、
    前記締め宣言手段により1取引の締めが宣言されたことに応じて、前記袋判定情報記憶手段で記憶されている情報から買物袋が必要か否かを判断する判断手段と、をさらに具備し、
    前記ポイント出力手段は、前記判断手段により前記買物袋が不要であると判断されたことを条件にポイントを出力することを特徴とする請求項1記載の商品販売データ処理装置。
  3. 前記ポイント出力手段は、前記ポイント換算手段により換算されたポイントを紙葉類に印刷する手段であることを特徴とする請求項1または2に記載の商品販売データ処理装置。
  4. 前記ポイント出力手段は、前記ポイント換算手段により換算されたポイントを記録媒体に記録させる手段であることを特徴とする請求項1または2に記載の商品販売データ処理装置。
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