JPH07121772A - Posシステムにおけるクーポン処理方法 - Google Patents

Posシステムにおけるクーポン処理方法

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JPH07121772A
JPH07121772A JP26725793A JP26725793A JPH07121772A JP H07121772 A JPH07121772 A JP H07121772A JP 26725793 A JP26725793 A JP 26725793A JP 26725793 A JP26725793 A JP 26725793A JP H07121772 A JPH07121772 A JP H07121772A
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coupon
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JP26725793A
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Takeshi Saito
健 斉藤
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Hitachi Ltd
Hitachi Computer Engineering Co Ltd
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Hitachi Ltd
Hitachi Computer Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 Aという商品を買ったときにはAは100円
のままで、次回の買物時Aの商品の30円引きとなるク
ーポンを発行し、次回の買物時、そのクーポンが提示さ
れたとき、それによって割引することができるようにす
る。 【構成】 商品を指定するデータと、クーポンデータ
と、クーポンを発行する手段とを有し、買い上げた前記
商品データに応じた前記クーポンデータを発行する。 【効果】 商品を買ったときには値引きはしないが、次
回の買物時に今回の商品の値引きとなるクーポンを発行
し、次回の買物時、そのクーポンが提示されたとき、そ
れによって割引することができる。今回買っていること
から、次回も買うことが明確である商品に対して発行ク
ーポンの割引を大きくすることにより、サービス効率を
向上させ、次回の同種商品の購入を確実なものにするこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、買い上げた商品データ
に応じたクーポンを発行して、割り引き処理を行い、買
物客を固定化させるためのPOSシステムにおけるクー
ポン処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、商取引には割引きサービスが
あったが、これは商品Aの価格が100円であった場合
に、買った時点で例えば30円引きをして、その商品を
70円で売るという方法であった。しかし、これでは広
告機能や顧客の固定化等が図れないため、割り引きクー
ポンの制度が考えられた。割り引き用クーポンとして
は、新聞折り込みの広告に付加されているクーポン券に
よるサービス、あるいはクーポンを発行することによ
り、取引のデータをポイント化して、希望する時点でポ
イントに応じたサービスをするもの等があった。前者と
しては、新聞広告に折込まれていた商品Aの30円引き
クーポンがあり、商品Aを買ったときにそのクーポンを
出すと、70円で商品Aを買うことができるというもの
である。また、後者としては、例えば、特公平2−34
079号公報に開示されているように、取引金額に応じ
た点数を磁気カードに累計して、後日、ポイントに応じ
たサービスが得られるという取引点数精算システムであ
る。さらに、次回割り引きの取引点数精算システムとし
ては、例えば特定の商店で発行されたポイントカード
(ゴールド)の場合、予めクーポンを発行しておき、商
品Aを買ったときの価格は100円のままであり、その
とき、次回の買物時に商品Aの割り引き金額30円が、
どの商品を買ったときにも割り引きとなるように点数を
累計し、次回の買物時に、提出されたクーポンにより上
記の金額の割り引きを行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、取引によりレシ
ートを発行する場合、どの商品を買っても固定的にある
クーポンを発行するようなシステムもあり得るが、同じ
BというクループのB1,B2,B3の商品のうち、B
1がクーポン割り引き対象で、B2,B3はクーポン割
り引き対象ではないといった場合に、B2,B3を買っ
たとき、B1の割り引きクーポンを出力するということ
はなかった。すなわち、当該商品自体が買われたときの
みならず、同様のものが買われたときにもクーポンの出
力をするという方法は、従来にはなかった。これに対し
て、前述の方法、すなわち買上額に応じて次回割り戻し
を行う方法においては、次回に必ず割り引くものであっ
た。また、前述の点数やポイントシステムにおいては、
買上金額に応じた点数となると、必ずそのサービスを行
うものであるが、上記方法におけるBのグループの商品
B1,B2,B3では、予め指定された特定商品を買っ
たときのみクーポン券を出力するものであり、次回にそ
のクーポンが提示されたときにその割り引きを有効にす
る対象商品のある割り引きクーポンであった。さらに、
顧客から見ると、その商品を買うときには、その店で買
う方がサービスがよいというアピールがあるので、その
商品を買うのであれば、クーポンがあって安価に商品が
手に入る店に行くことになり、次回の買物時にそのクー
ポンを使用して、安く商品を手に入れることになる。ま
た、それによって再びクーポンが出力されるものがある
ので、店舗側から次回にもその店に買いに来てもらうよ
うにアピールすることができる。さらに、上記の場合
に、買物でレシート発行時に発行するクーポンが複数種
類存在してもよい。また、次回の取引時の登録、チェッ
クのし易さから言えば、クーポンにはコードが付加され
ている方がよく、それによりスキャナやリーダ等による
登録ができる。例えば、クーポンをバーコード出力し
て、そのバーコードを次回呼んで処理するものでもよ
い。さらに、クーポンは、POSのプリンタで出力する
方法でもよく、またPOS本体にクーポン発行機を別に
接続して、その発行機でクーポンを発行する方法でもよ
い。
【0004】本発明の第1の目的は、これら従来の課題
を解決し、今回買うことが明確な商品に対してサービス
として発行するクーポンの割り引きを大きくすることに
より、出したサービスに対する反応によりサービス効率
を向上させて、次回の同種商品の購入を確実にできるP
OSシステムにおけるクーポン処理方法を提供すること
にある。また、本発明の第2の目的は、該当商品自体が
買われたときのみならず、同様のものが買われたときに
もクーポンを出力して、次回の買物からはクーポンが出
力される商品の方に誘導することができるようなPOS
システムにおけるクーポン処理方法を提供することにあ
る。また、本発明の第3の目的は、同様のものが買われ
たときのみクーポンを発行させて、次回の買物からは完
全にその商品を買うように誘導することができるPOS
システムにおけるクーポン処理方法を提供することにあ
る。また、本発明の第4の目的は、1つの商品で多種類
のクーポンを扱えるようにし、買うことが明確な商品に
対してサービスとして発行クーポンの割り引き率を大き
くすることにより、ある商品を買うように誘導すること
ができるPOSシステムにおけるクーポン処理方法を提
供することにある。本発明の第5の目的は、1つの商品
のクーポンを複数種扱うことができるようにし、買物客
を分類した種類、分類、ランク、あるいはIDデータに
より複数種のクーポンから選択してクーポンを発行でき
るようなPOSシステムにおけるクーポン処理方法を提
供することにある。本発明の第6の目的は、クーポン発
行をある枚数まで、またはクーポン発行額や対象商品の
価格がある金額まで発行すると、自動的に発行を中止す
るか、あるいはある時間だけは中止するか、あるいはあ
る期限で中止するか、あるいは商品切れで中止すること
ができるようなPOSシステムにおけるクーポン処理方
法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のPOSシステムにおけるクーポン処理方法
は、(ア)商品を特定するためのPLUファイル(4
1)と、登録された商品情報を保持するための商品情報
エリア(43)とを具備するPOSシステムにおいて、
顧客が購入した商品の入力データを取り込み、取り込ん
だデータでPLUファイル(41)をサーチして、存在
したデータを商品情報エリア(43)に設定し、顧客が
クーポンを提示したならば、対象商品等をチェックし
て、チェック結果が満足されれば、クーポンによる割引
を行い、購入された商品が全て登録されたならば、全購
入金額を表示し、レシート発行と同時ないしその後に、
購入した商品による次回購入のためのクーポンを印刷し
て、クーポンを顧客に渡し、処理を終了することを特徴
としている。また、(イ)PLUファイル(41)の他
に、PLUファイルの分類コードによりリンクされ、商
品が同種であることを登録した分類ファイル(44)を
用意し、ある商品Aを購入した顧客に対してクーポンを
発行することになっている場合に、顧客が購入した商品
の入力データを取り込んだならば、分類ファイル(4
4)を参照して、取り込んだ入力データの商品が商品A
と同種であることが登録されているときには、その商品
を購入した顧客に対して商品Aのクーポンを発行するこ
とも特徴としている。また、(ウ)商品が同種であるこ
とを登録した分類ファイル(44)を用意し、ある商品
Bのグループ中の商品B1,B2,B3の商品のうち、
商品B1をクーポン割引対象の商品とし、商品B2,B
3をクーポン割引対象の商品とはしない場合に、分類フ
ァイルを参照することにより、商品B2,B3を購入し
た顧客のみに対して商品B1の割引クーポンを発行し、
商品B1を購入した顧客に対しては割引クーポンを発行
しないことも特徴としている。また、(エ)PLUファ
イル(41)および商品が同種であることを登録した分
類ファイル(44)の他に、分類ファイルのクーポンデ
ータポインタによりリンクされ、クーポンによる割引金
額、対象商品、クーポンの種類、および顧客を指定した
データを記載したクーポンファイル(45)を用意し、
一つの商品のクーポンを複数種扱う場合に、顧客データ
を入力することによりクーポンファイルを参照して、顧
客を特定するデータあるいは顧客を分類したデータによ
り複数種のクーポンの中から選択してクーポンを発行す
ることも特徴としている。さらに、(オ)PLUファイ
ル(41)あるいは商品が同種であることを登録した分
類ファイル(44)からのクーポンデータポインタによ
りリンクされ、クーポンによる割引金額、対象商品、ク
ーポンの種類、および顧客を指定したデータ、ならびに
販売限度数量、販売限度金額、あるいは販売期間を指定
したデータを記載したクーポンファイル(45)を用意
して、顧客に対してクーポンを発行している場合に、常
時、クーポンファイルを参照することにより、予め指定
された数量、あるいは予め指定された金額までクーポン
を発行したとき、あるいは予め指定された期限が過ぎた
とき、あるいは予め指定された期間中だけ、クーポンの
発行を中止することも特徴としている。
【0006】
【作用】本発明においては、(ア)商品Aを買ったとき
にはAは100円のままで、次回の買物時に商品Aが3
0円引きとなるクーポンを発行し、次回の買物時にその
クーポンが提示されたとき、それにより割り引きを行
う。具体的には、商品を指定するデータと、クーポンデ
ータと、クーポン発行機により買い上げた商品データに
応じたクーポンデータを発行する。また、(イ)取引に
おけるレシートを発行すると同時にクーポンを発行する
システムにおいて、同じBというグループのB1,B
2,B3の商品のうち、B1がクーポン割り引き対象
で、B2,B3はクーポン割り引き対象ではないとき、
B1を買ったときのみならず、B2,B3を買ったとき
にも、B1の割り引きクーポンを出力する。具体的に
は、商品が同種であることを登録したファイルを備え、
商品Aにはクーポンを発行するようになっているとき、
商品Aと上記同種であると登録したファイルに登録され
ている商品Bの登録を行ったとき、商品Aのクーポンを
出力することにより実現できる。これにより、B2,B
3を買ったとき、少なくとも次回の買物からはB1の方
に誘導することができる。また、(ウ)同様のものが買
われたときのみクーポンを発行する。すなわち、同じB
のグループのB1,B2,B3の商品のうち、B1がク
ーポン割り引き対象で、B2,B3はクーポン割り引き
対象ではない場合、B2,B3を買ったときにも、B1
の割り引きクーポンを出力し、B1を買ったとき、割り
引きクーポンを発行しないようにする。また、(エ)1
つの商品で多種類のクーポンを扱うことができるように
する。例えば、新聞の折り込み広告のクーポンと、店舗
入口に置いたクーポンと、店舗で買物時にレシート発行
と同時に発行するクーポンとで、割り引き率が異なるよ
うにする。その場合、買物時のレシート発行時に発行さ
れるクーポンの割り引きが最も大きいようにして、一般
の人に対して新聞折り込み広告等に入れているものとは
別に、その商品あるいは同種の商品を買っている人に対
してクーポンを扱うことにより、今回買っていることか
ら、これからも買うことが明確な商品に対して発行クー
ポンの割り引きを大きくする。また、同種の商品である
サービスの大きい商品を買うように誘導することによっ
て、サービス効率を向上させ、次回の同種商品の購入を
確実なものにする。また、(オ)買物客を分類した種
類、分類、ランク、あるいはIDデータによりクーポン
を分類し、複数種類のクーポンの中から選択したクーポ
ンを発行する。具体的には、顧客データを入力する手段
から、顧客を指定するデータ、あるいは顧客をランク付
けしたデータを入力することにより、発行するクーポン
を選択する。さらに、(カ)クーポン発行をある枚数ま
で、あるいはクーポン発行額や対象商品の価格等、ある
金額まで発行すると発行を止める、あるいはある時間は
止める、あるいはある期限で止める、あるいは商品切れ
で止めることができるようにする。具体的には、予め指
定した数量あるいは予め指定した金額までクーポンを発
行したとき、あるいは期限を有しているものがその期限
を過きた時点で、あるいはある期間の間には、それぞれ
クーポンの発行を止める。これらにより、サービスの効
率を向上させるとともに、次回の同種商品の購入を確実
なものにすることができる。また、特定の商品をその店
舗に買いに来るように、顧客にアピールすることができ
る。さらに、商品毎に、クーポンの種類毎に、クーポン
の発行を行ったり、あるいは期限や有効期間でクーポン
発行を中止することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面により詳細に
説明する。図1は、本発明のクーポン処理方法が適用さ
れるPOS端末装置のブロック図である。図1におい
て、1はテンキーや機能キーを備えた入力部、2は印字
部と入力部と記憶部に接続され、かつこれらを制御する
制御部、3は購入商品のレシートおよびクーポンを発行
する印字部、4は商品を登録し、商品情報を記憶する記
憶部である。記憶部4には、PLUファイル41、登録
商品エリア42、および商品情報エリア43が設けられ
ている。ここで、PLUファイル41は、登録済み商品
と未登録商品を含む店舗取扱商品の商品名、価格等を記
憶するファイルであり、また登録商品エリア42は、登
録しようとする商品の情報(商品名、価格、クーポン
額、クーポンテキスト、割引額、売価等)を記憶する情
報のエリアで、これから登録するための1レコードのみ
のエリアである。また、商品情報エリア43は、登録商
品エリア42に入れた商品情報をセーブして持っている
エリアであって、情報としては、商品名、価格、クーポ
ン額、クーポンテキスト、割引額、売価等であり、登録
商品エリア42と同じ構成からなるが、42と異なる点
は複数レコード分備えている点である。
【0008】図2は、図1におけるPLUファイルのフ
ォーマット図である。図2において、411は商品のコ
ード、412は商品名、413は価格、414はクーポ
ン額、415はクーポンテキスト等である。例えば、商
品名Aについては、0001のコード、100円の価
格、30円割り引きのクーポン、商品Aのクーポンであ
ることが記載されている。図3は、図1における登録商
品エリアのフォーマット図である。図3において、42
1はコード、422は商品名、423は価格、424は
クーポン額、425はクーポンテキスト、428は割引
額、429は売価である。なお、これらのコード42
1、商品名422、価格423、クーポン額424、ク
ーポンテキスト425は、PLUファイル41のコード
411、商品名412、価格413、クーポン額41
4、クーポンテキスト415の内容をそのままコピーす
ることにより、商品情報エリア43に書き込まれる。図
4は、図1における商品情報エリアのフォーマット図で
ある。商品情報エリアの内容は、前述の登録商品エリア
42の内容と同じ構成であり、異なるのは複数のレコー
ドを持っている点である。登録商品エリア42に登録さ
れた商品とその内容は、それぞれ読み出されて、商品情
報エリア43にコピーされる。
【0009】図5は、図1における制御部の処理および
チェッカ操作のフローチャートである。買物客が買物を
してから、POSの位置へ行き、チェッカが商品を入力
部1から登録すると(S1)、POSの制御部2は入力
データを取り込み(S2)、取り込んだ入力データでP
LUファイル41をサーチして、存在したデータをイニ
シャライズしたあとの登録商品エリア42に設定する。
この時、PLUファイル41のコード411、商品名4
12、価格413、クーポン額414、クーポンテキス
ト415を、登録商品エリア42のコード421、商品
名422、価格423、クーポン額424、クーポンテ
キスト425に設定する。また、価格423をそのま
ま、売価429に設定する(S3)。続いて、入力デー
タによる登録商品エリア42のデータによる表示を図示
していない表示部から行い、また、印字部3から印字す
る(S4)。続いて、もし買物客がクーポンを提示した
とき(S5)、チェッカはそのクーポンを受け取って、
自分の店で発行したものか否か、また対象商品があって
いるか否か、期限内であるか否か等のチェックをして、
NGであれば、そのクーポンを買物客に返してS8へ進
む。チェックして、OKであれば、クーポンによる割引
の入力を入力部1から行い(S6)、制御部2は、入力
された割引を割引額428にセットし、売価429から
そのクーポンの割引を行い、クーポン入力での割引と、
売価429などによる表示を図示していない表示部から
行い、また、印字部3から印字し(S7)、S8へ進
む。
【0010】S8では、まだ登録していない商品がある
か否かをチェックし(S8)、まだ登録してない商品が
あれば、S1へ進み、続きの商品の処理を前述と同じよ
うに行う。登録してない商品が全てなくなったときに
は、チェッカは入力部1上の買上額を求めるキーを押す
ことにより、制御部2が買上額を求め、図示していない
表示部から表示する。続いて、チェッカは表示された買
上額を買物客に伝え、買物客はお金を財布から出し、チ
ェッカに差し出す。チェッカはそのお金を受け取り、P
OSの入力部1から入力する。制御部2は、それによっ
て釣銭を求め、表示部から表示するとともに、印字部3
から印字する(S9)。続いて、商品情報エリア43を
サーチして、クーポン額424、クーポンテキスト42
5にデータが入っているレコードでクーポンの出力を行
い、レシートカットする(S10)。チェッカはクーポ
ンのついたレシートと釣銭を取って買物客に渡し、処理
を終了する。図6は、出力したクーポンの例を示す図で
ある。クーポンテキスト425、クーポン額424、対
象商品のコード421、対象商品の商品名422と、さ
らに、店のロゴマークなどが入っているものである。な
お、POSターミナル番号と、レシート番号、扱い者番
号、氏名、日時などのデータがあってもよい。
【0011】なお、図5におけるS5で提示されたクー
ポンは、前回取引時に発行したものを、買物客が今回持
参して提示したものであっても、あるいは新聞折り込み
広告のクーポンであっても、また店の入口近くに置かれ
たクーポンであってもよい。また、ここで、図のコード
411が0001で商品名412がAのレコードと、コ
ード411が0004で商品名412がDのレコード
と、コード411が0005で商品名412がEのレコ
ードのクーポンテキスト415を全て同じAのクーポン
とすれば、商品コードが0001でも0004でも00
05でも商品コードが0001の商品Aのクーポンを発
行することができる。上記内容としては、レシートと一
緒にクーポンを印字すると説明したが、レシートと、こ
のクーポンとの間にミシン目の切れ目が入っているもの
でもよく、また、商品データと支払のデータのあるレシ
ートとは切り離して、クーポンを発行してもよい。ま
た、上記実施例としては、支払時に、改めて、商品情報
エリア43をサーチしてクーポン発行データを求めて印
字するもので示したが、別には、S4の時、対象商品の
クーポン額424があるとき、別に持った印字データエ
リアへ入れておき、あとでS10のタイミングで一括印
字するものでもよい。
【0012】次に、図7、図8、図9は、それぞれ他の
実施例を示すPLUファイル、商品情報エリア、および
POSシステムの処理フローチャートである。図7は、
本発明による別の実施例のPLUファイル41とクーポ
ンファイル45を示したもので、411はコード、41
2は商品名、413は価格、416はクーポンコードか
らなる。なお、クーポンコード416は、記憶部4上の
クーポンファイル45にリンクしている。クーポンファ
イル45は、コード451、金額452、テキスト45
3、対象外454などのエリアから構成された複数のレ
コードを有している。また、図8は、商品情報エリア4
3の別の一実施例を示したものであり、431はコー
ド、432は商品名、433は価格、436はクーポン
コード、438は割引額、439は売価などから構成さ
れている。なお、登録商品エリア42も同様の構成をし
ており、入力データによってPLUファイル41をサー
チした結果が登録商品エリア42に設定され、一商品の
データがそのまま、商品情報エリア43にコピーされ、
複数レコード蓄積される。
【0013】図9は、制御部2での処理とチェッカの操
作とを含めた処理のフローチャートである。以下、図9
のフローチャートに従って説明する。S1からS9まで
は図5に示した前の実施例と同じであって、S4のクー
ポン額424とクーポンテキスト425を、S20(入
力データによる表示・印字)としてクーポンコード42
6に変えた登録商品エリア42のデータを表示し、印字
するものであればよい(S20)。また、前の実施例に
おけるS7の代りに、S21として、制御部2は、入力
されたクーポンのコードによってクーポンファイル45
をサーチし、該当レコードを見つけて、その金額452
を登録商品エリア42の割引額428にセットし、前も
って価格423からコピーした売価429から割引額4
28を引いた値を売価429にセットし、クーポン入力
による、金額452、テキスト453、売価429など
による表示を図示していない表示部から行い、また、印
字部3から印字し(S21)、S8へ進む。ここでは、
未だ登録してない商品があるか否かをチェックし(S
8)、まだ登録してない商品があれば、S1へ戻って、
続きの商品の処理を前述と同じようにS1〜S8を実行
する。登録してない商品がなくなったときには、チェッ
カは入力部1上の買上額を求めるキーを押して、制御部
2は買上額を求め、図示していない表示部から表示す
る。続いて、チェッカは表示された買上額を買物客に伝
え、買物客はお金を財布から出してチェッカに差し出
し、チェッカはそのお金を受け取り、POSの入力部1
から入力する。制御部2は、それによって釣銭を求め、
表示部から表示すると同時に印字部3から印字する(S
9)。続いて、商品情報エリア43をサーチして、クー
ポンコード436のクーポンファイル45のレコードで
クーポンの出力を行い、レシートカットする(S30−
S38)。
【0014】S30〜S38の詳しい操作を説明する
と、先ずワーク変数i=0にし(S30)、続いて、ワ
ーク変数i=i+1とし(S31)、商品情報エリア4
3のi番目のレコードがあるか否かを判定し(S3
2)、ないときには、レシートカットして(S38)、
チェッカはクーポンのついたレシートと釣銭を取り、買
物客に渡して、処理を終了する。また、もし、S32
で、i番目のレコードがあるときはS33へ進み、図8
に示す商品情報エリアのi番目のレコードのクーポンコ
ード436が0の時にはS31へ、すなわち次のレコー
ドの処理へ戻る(S33)。もし、S33で、商品情報
エリア43のi番目のレコードのクーポンコード436
が0でないときは(S33)、クーポン用ログ印字がさ
れているか否かをチェックし(S34)、済んでいない
ときは、ロゴ印字をし(S35)、続いて、S36へ進
み、クーポン用ロゴ印字が済んでいるときは、そのまま
S36へ進む。S36では、図8に示す商品情報エリア
43のi番目のレコードのコード431と当レコードの
クーポンコード436のクーポンファイル45(図10
参照)のレコードの対象外454とが等しいか否かをチ
ェックし(S36)、等しいときはクーポン発行対象外
のコードであるためクーポンを発行せず、次のレコード
の処理であるS31へ戻る。一方、S36で等しくない
ときには、クーポン発行対象であるため、S37へ進
む。S37では、図8に示す商品情報エリア43のi番
目のレコードのコード431と商品名432とクーポン
コード436と、さらにクーポンコード436のクーポ
ンファイル45のレコード(図7参照)のデータである
金額452とテキスト453とを印字部3から印字し
(S37)、S31へすなわち次のレコードへ戻る。出
力したクーポンは図6に示すような状態であり、前述の
例と同様のことがいえる。なお、S5で提示されたクー
ポンは、前回取引時発行したものを買物客が今回持参し
てきて提示した場合でも、あるいは新聞折り込み広告の
クーポンであってもよい。
【0015】このようにして、Aという商品を買ったと
きにはAは100円のままで、次回の買物時Aの商品の
30円引きとなるクーポンを発行し、次回の買物時、そ
のクーポンが提示されたとき、それによって割引するこ
とができる。また、ここで、図7に示すコード451が
002のレコードのクーポンテキスト453をAのクー
ポンとすれば、商品のコードが0001でも0002で
も0003でも商品のコードが0001の商品Aのクー
ポンを発行できる、すなわち、似たものでクーポン発行
ができる。また、S36での処理によって、図7に示す
対象外454にコードがセットされていれば、例えば、
0001とセットされていれば、0001ではクーポン
発行せず、0002、0003でクーポン発行すること
となり、同様のものが買われたときのみ、クーポンを発
行することができる。また、図7に示す対象外454に
コードが0001で商品名がAの商品がセットされてい
たとき、クーポンファイル45上のデータを変更して、
0000にすれば、A、B、C全てがクーポン発行する
ことになり、また、コードが0002で商品名がBのレ
コードにすれば、Aがクーポン対象外だったのを変更し
て、Bをクーポン対象外とすることができる。なお、こ
こで、図7に示すクーポンファイル上のデータが000
0の時は、対象外商品がないというコードであり、クー
ポンファイル45にリンクしている商品全てがクーポン
発行となるものである。
【0016】また、上記例では、対象外454は、発行
対象外として考えたが、これを割引の対象外として処理
してもよい。すなわち、AやBやCを買ったときはAの
クーポンが発行され、Aの買物時にそのクーポンを提示
して、Aのクーポンの割引を行い、対象外454にBや
Cのコード0002、0003がセットされていて、
A、B、Cとも、クーポン発行して、Aはクーポン割引
し、BやCはクーポン割引しないようなものでもよい。
なお、この時、チェッカや、買物客向けに、BやCでは
割引せず、Aで割引する旨のクーポンテキストになって
いることが必要であり、その旨のテキストになっている
こととする。また、クーポンファイル45内に、発行枚
数の累計を取れるようにし、また、前もって指定数をセ
ットできるようにして、その指定数までクーポンを発行
し、指定数に達したら、クーポン発行を止めるものでも
よい。この指定数は、クーポンシステム全体で同じ値で
も良く、また各クーポンレコードごとに持っていてもよ
い。なお、このクーポンの販売時の登録と集計のし易さ
という都合のためには、コードがスキャナやリーダによ
って自動的に読み取れるものであってもよい。特に、バ
ーコード化する方法、あるいはOCR文字にするという
方法が簡単に考えられる。また、そこで、そのクーポン
の対象品が買われていることのチェックができる機能が
入っていてもよい。そこで、クーポンを提示されたと
き、クーポンをスキャナで読み取り、読み取ったデータ
から直接にあるいは間接に求めたクーポンコードによっ
て、対象品が存在しているかを、買った商品のファイル
である商品情報エリア43のクーポンコード436の値
が合っているかでチェックしてもよい。
【0017】また、クーポンファイル45内に、発行枚
数の累計を取れるようにし、また、前もって指定数をセ
ットできるようにして、その指定数までクーポンを発行
し、指定数に達したら、クーポン発行を止めるものでも
よい。この指定数は、クーポンシステム全体で同じ値で
も良く、また各クーポンレコードごとに持っていてもよ
い。なお、このクーポンの販売時の登録と集計のし易さ
という都合のためには、コードがスキャナやリーダによ
って自動的に読み取れるものであってもよい。特に、バ
ーコード化する方法、またはOCR文字にする方法等が
単純に考えられる。また、そこで、そのクーポンの対象
品が買われていることのチェックができる機能が入って
いてもよい。そこで、クーポンが提示されたとき、クー
ポンをスキャナで読み取り、読み取ったデータから直接
にあるいは間接に求めたクーポンコードによって、対象
品が存在しているか否かをチェックするために、買った
商品のファイルである図8の商品情報エリア43のクー
ポンコード436の値が合っているかでチェックしても
よい。また、クーポンはPOSのプリンタで出力するも
のでも、POSにクーポン発行機を別に接続してクーポ
ンを発行するものでもよい。すなわち、例えば、POS
端末装置にクーポン発行機が接続されていて、クーポン
データを持ったデータをクーポン発行機が内蔵して、P
OS端末装置がクーポンコードの発行コマンドを出力す
るものでもよい。
【0018】次に、図10を用いて別の例を示す。図1
0は、本発明の他の実施例を示すPLUファイル、分類
ファイル、およびクーポンファイルの構成図である。P
LUファイル41と分類ファイル44とクーポンファイ
ル45の構成例が示されている。PLUファイル41
は、411はコード、412は商品名、413は価格、
417は分類コードからなり、分類コード417は、記
憶部4上の分類ファイル44にリンクしている。分類フ
ァイル44は、コード441、分類名442、クーポン
コード443などのエリアからなった複数のレコードを
有している。また、クーポンコード443で、クーポン
ファイル45にリンクしており、クーポンファイル45
は、コード451、金額452、テキスト453、対象
外454、指定枚数455、発行枚数456、発行期限
457などのエリアからなった複数のレコードを有して
いる。また、登録商品エリア42は、図10に示すPL
Uファイル41の構成と同様のエリアと、さらに、割引
額428、売価429とからなっている。また、商品情
報エリア43は登録商品エリア42と同じ構成になって
いて、入力データによってPLUファイル41をサーチ
した結果が登録商品エリア42に設定され、一商品のデ
ータがそのまま、商品情報エリア43にコピーされ、複
数レコード蓄積される。この処理については前述の例と
同じである。
【0019】本実施例でも、制御部2の処理とチェッカ
の操作については、前述の例と同じである。すなわち、
本実施例では、図9のフローチャートにおいて、S20
のクーポンコード426は分類コード427に変更し、
S21はそのまま、S33の内容を商品情報エリア43
のi番目のレコードの分類コード437の分類ファイル
44のコード441のレコードのクーポンコード443
が0か否かの判定に変え、S36を商品情報エリア43
のi番目のレコードのコード431と、当レコードの分
類コード437の分類ファイル44のコード441のレ
コードのクーポンコード443のクーポンファイル45
のレコードの対象外454とを比較するようにし、S3
7を商品情報エリア43のi番目のレコードのコード4
31と、商品名432と、その分類コード437の分類
ファイル44のコード441のレコードのクーポンコー
ド443のクーポンファイル45のレコードのデータで
ある金額452とテキスト453とを印字部3から印字
し、クーポンの発行枚数456をカウントアップし、S
31へすなわち次のレコードへ戻むように変更する。ま
た、S36の後でS37前に、クーポン発行期限457
とPOS端末装置に持っている日時データとから、クー
ポンを発行してよいか否かのチェックをして(S3
9)、発行期限を過ぎていたら、S31へすなわち次の
レコードへ戻るようにし、発行期限を過ぎていなかった
ら、次の処理S40へ進む(S39)。S40として
は、指定枚数455と発行枚数456のチェックをし、
発行枚数456が指定枚数455より小さいときは、次
の処理であるS37へ進み、クーポンを発行する(S4
0)。また、発行枚数456が指定枚数455より大き
いか、または等しいときにはS31へ、すなわち次のレ
コードへ戻るようにして、発行枚数のチェックを行う
(S40)。
【0020】このようにして、Aという商品を買ったと
きにはAは100円のままで、次回の買物時Aの商品の
30円引きとなるクーポンを発行し、次回の買物時、そ
のクーポンを提示されたとき、それによって割引するこ
とができる。また、図10の例では、PLUファイル4
1のコード411が0001、0002、0003の商
品のどれも同じ分類コード417の値を持っていて、コ
ードが0001の商品を買ったときはコードが0001
の商品のクーポンを、そして、コードが0002、00
03の商品を買ったときも、コードが0001の商品の
クーポンを出力することができる。また、S36での処
理によって、同様のものが買われたときのみ、クーポン
を発行することができる。また、対象外454にコード
が0001で商品名がAの商品がセットされていたと
き、クーポンファイル上のデータを変更して、0000
にすれば、A、B、C全てがクーポンを発行することに
なり、また、コードが0002で商品名がBのデータに
変更すれば、Aがクーポン対象外だったのを変更して、
Bをクーポン対象外とすることができる。なお、ここ
で、クーポンファイル上のデータが0000の時は、対
象外商品がないというコードであり、クーポンファイル
45にリンクしている商品全てがクーポン発行となるも
のである。また、このような構成にすることによって、
上記のような変更が容易に行える。また、上述の例で
は、対象外454は、発行対象外として考えたが、これ
を割引の対象外として処理してもよい。これも前述の内
容と同様である。また、多種類のクーポンとしては、ク
ーポンファイル45の1レコード内にクーポンデータを
複数個持つか、または別レコードへのリンクを持つかし
て、別レコードと組合せになっていることがわかるよう
にして、そのレコードを見にいく処理にしてもよい。こ
の時、この別のレコードは、1レコードでも、または複
数レコードでもよい。また、本実施例のように小分類と
いうファイルを通すことによって、ある商品Aはクーポ
ンを発行し、割引があり、商品B、Cではクーポン発行
を行わないという方法、あるいはA、B、Cが同じ分類
に属しているときに、店舗でもともと細分化して管理し
ている分類体系に合わせて、クーポン発行を考えること
ができる。
【0021】次に、図11、図12を用いて別の例を示
す。図11は、本発明のさらに別の実施例を示す各ファ
イルの構成図である。すなわち、図11には、PLUフ
ァイル41と分類ファイル44とクーポンファイル45
の構成例が示されている。PLUファイル41は、図1
0の構成と同じである。また、分類ファイル44は、コ
ード441、分類名442、クーポンデータポインタ4
44などのエリアからなる複数のレコードを有してい
る。クーポンデータポインタ444で、クーポンファイ
ル45にリンクしており、分類ファイル44のクーポン
データポインタ444ごとに違うデータエリアを指すこ
とができる。また、クーポンファイル45は、コード4
51、金額452、テキスト453、対象外454、管
理フラグ458などのエリアからなる複数のレコードを
有している。また、登録商品エリア42は、PLUファ
イル41の構成と同様のエリアと、さらに、割引額42
8、売価429とからなっている。また、商品情報エリ
ア43は登録商品エリア42と同じ構成になっており、
入力データによってPLUファイル41をサーチした結
果が登録商品エリア42に設定され、一商品のデータが
そのまま、商品情報エリア43にコピーされ、複数レコ
ード蓄積される。この処理については前述の例と同じで
ある。図12は、図11におけるクーポンファイル(4
5)の管理フラグ(458)の値を示した図である。図
12の管理フラグ1は、店舗で買物のレシート発行時の
発行するクーポンであり、特別クーポンである。また、
管理フラグ2は、同じく店舗で買物のレシート発行時の
発行するクーポンであり、一般クーポンである。また、
管理フラグ3は、店舗の入口に置いたクーポンであっ
て、買物時提示されればそのクーポンによる割引は行う
が、このクーポンをレシート発行時発行することはない
クーポンである。さらに、管理フラグ4は、新聞広告に
いれた折り込みクーポンであって、買物時提示されれば
そのクーポンによる割引は行うが、このクーポンをレシ
ート発行時発行することはないクーポンであることを示
している。なお、管理フラグ458の値の1と2の区別
は、別に、顧客を指定したデータ、あるいは、顧客をラ
ンク付けしたデータを有しており、顧客を指定したデー
タを入力部1から入力し、それによって1を使うか2を
使うかを指定することで区別している。
【0022】この例でも、上記図10の例と同じであ
る。すなわち、図9のフローにおいて、S6で入力され
うるクーポンは、店舗で買物のレシート発行時の発行す
るクーポンである特別クーポン(管理フラグ458が1
のクーポン)と、同じく店舗で買物のレシート発行時の
発行するクーポンである一般クーポン(管理フラグ45
8が2のクーポン)と、店舗の入口に置いたクーポンで
あって、買物時提示されればそのクーポンによる割引は
行うが、このクーポンをレシート発行時発行することは
ないもの(管理フラグ458が3のクーポン)と、新聞
広告にいれた折り込みクーポンであって、買物時提示さ
れればそのクーポンによる割引は行うが、このクーポン
をレシート発行時発行することはないもの(管理フラグ
458が4のクーポン)とがあり得る。また、S21
で、クーポンデータポインタ444が指しているクーポ
ンファイル45のデータのどれであるかを探索し、予め
別個に、顧客を指定したデータ、あるいは、顧客をラン
ク付けしたデータを有している。この場合、顧客を指定
したデータを入力部1から入力し、それによって管理フ
ラグ458の値が1のレコードを使うか、2のレコード
を使うかを、また、管理フラグ458が3のレコードと
4のレコードとはどのように買物客でも使用しうるた
め、これはどちらも対象として該当クーポンファイルデ
ータを探索し、クーポン割引を行う。また、S33の内
容を商品情報エリア43のi番目のレコードの分類コー
ド437の分類ファイル44のコード441のレコード
のクーポンデータポインタ444が0か否かの判定に変
え、S36を商品情報エリア43のi番目のレコードの
コード431と、当レコードの分類コード437の分類
ファイル44のコード441のレコードのクーポンデー
タポインタ444の指しているクーポンファイル45の
前もって指定された管理フラグ458の値に合うレコー
ドの対象外454と比較するようにし、S37を商品情
報エリア43のi番目のレコードのコード431と、商
品名432と、その分類コード437の分類ファイル4
4のコード441のレコードのクーポンデータポインタ
444の指定しているクーポンファイル45の前もって
指定された管理フラグ458の値に合うレコードのデー
タであるコード451と金額452とテキスト453と
を印字部3から印字し、S31へ、すなわち次のレコー
ドへ戻るように変更する。このようにしても、同様のこ
とができる。
【0023】また、S36の後でS37前に、クーポン
発行期限のチェックを行うようにしてもよい。また、上
記の例のようにクーポン発行枚数のチェックを行うよう
にしてもよい。また、多種類のクーポンとして、店舗で
買物のレシート発行時の発行するクーポンである特別ク
ーポンと、同じく店舗で買物のレシート発行時の発行す
るクーポンである一般クーポンと、店舗の入口に置いた
クーポンであって買物時提示されればそのクーポンによ
る割引は行うが、このクーポンをレシート発行時発行す
ることはないクーポンと、新聞広告にいれた折り込みク
ーポンであって、買物時提示されればそのクーポンによ
る割引は行うが、このクーポンをレシート発行時発行す
ることはないクーポンとを扱っている。また、ここで管
理フラグ458が1、2と別れず、発行するクーポンが
1種類のものであってもよい。また、管理フラグ458
の値の1と2の区別は、別に、顧客を指定したデータ、
あるいは、顧客をランク付けしたデータを有しており、
顧客を指定したデータを入力部1から入力し、それによ
って1を使うか2を使うかを指定することによって区別
している。また、本実施例のように小分類というファイ
ルを通すことによって、ある商品Aはクーポンを発行
し、割引があり、商品B、Cではクーポン発行を行わな
いということや、A、B、Cが同じ分類に属していると
きに、店舗でもともと細分化して管理している分類体系
に合わせてクーポン発行を考えることができる。また、
PLUファイルに、クーポンデータポインタを持った構
成のものであってもよい。このような変更例は、種々考
えられる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
(a)ある商品を買った時点は元の価格のままで、次回
の買物時に今回の商品の値引きとなるクーポンを発行
し、次回の買物時、そのクーポンが提示された時点で、
割引きすることができる。その結果、今回買っているこ
とから、次回も買う可能性が大きい商品に対して、サー
ビスとして発行クーポンの割引を大きくすることによ
り、出したサービスに対する反応を大きくする点でサー
ビス効率を向上させ、次回の同種商品の購入を確実化す
ることができる。また、顧客の観点からは、その商品を
買うのであれば、その店で買う方がサービスがよいとい
うアピールがあるため、クーポンにより安く商品を購入
できるその店に入り、次回の買物時にそのクーポンを使
って、安く商品を手に入れられる。また、それにより再
びクーポン出力されるものがあるので、店舗側から、次
回もその店に買いにきてもらうようにアピールできるも
のを作ることができる。また、本発明によれば、(b)
取引でのレシートを発行する時点で、クーポンを発行す
るようなシステムがあるが、同じグループ中のB1、B
2、B3の商品のうち、B1がクーポン割引対象で、B
2、B3はクーポン割引対象ではない場合、B1を買っ
たときのみならず、B2やB3を買ったときにも、B1
の割引クーポンを出力することができる。すなわち、当
該商品そのものが買われたときのみならず、同じ種類の
商品が買われた場合にもクーポンを出力をすることによ
り、B2、B3を買った時、少なくとも次回の買物から
は、B1の方へ誘導することができる。
【0025】また、本発明によれば、(c)同じ種類の
商品が買われたときのみ、クーポンを発行する、すなわ
ち、同じグループのB1、B2、B3の商品のうち、B
1がクーポン割引対象で、B2、B3はクーポン割引対
象ではない場合、B2やB3を買ったときに、B1の割
引クーポンを出力し、B1を買ったときには割引クーポ
ンを発行しないようにできる。また、本発明によれば、
(d)一つの商品で多種類のクーポンを扱うことができ
る。例えば、新聞の折り込み広告のクーポンと、店舗入
口に置いてあるクーポンと、店舗で購入した場合のレシ
ート発行時に出力するクーポンとで、例えば、割引率が
違うようにして、しかも買物時のレシート発行時に発行
するクーポンが最も割引が大きいようにして、一般の人
用に、新聞折り込み広告などに入れておくものとは別
に、その商品あるいは同種の商品を購入している人に対
してクーポンを扱うようにする。これは、今回購入して
いることから次回も購入することが確実な商品に対し、
サービスとして発行クーポンの割引を大きくすることに
よって、あるいは同種の商品でよいのであればサービス
のある商品を購入するように誘導することによって、出
したサービスに対する反応を大きくすることでサービス
効率を向上させ、次回の同種商品の購入を確実化するこ
とができる。また、顧客の観点からは、その商品を購入
するときには、その店で購入する方がサービスがよいと
いうアピールがあるため、クーポンがあって安く手に入
るその店に入り、次回の買物時にそのクーポンを使って
安く商品を手に入れる。また、それによって再びクーポ
ン出力されるものがある。その結果、店舗側からは、次
回もその店で購入してもらうようにアピールできる。ま
た、本発明によれば、(e)一つの商品のクーポンを複
数種扱うことができるようになるが、その時、買物客を
分類した種類、分類、ランク、あるいはIDデータによ
って、その複数種のクーポンから選択してクーポンを発
行できる。また、本発明によれば、(f)クーポンを発
行する場合だけでなく、クーポンの発行を中止する場合
についても処理できるようにする、すなわちクーポン発
行をある枚数まで、あるいはクーポン発行額や対象商品
の価格などある一定の金額まで発行すると、発行を中止
する、あるいはある時間だけ中止する、あるいはある期
限で中止する、あるいは商品切れで中止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるPOS端末装置のブロック図であ
る。
【図2】本発明によるPLUファイルの構成を示した図
である。
【図3】本発明による登録商品エリアの構成を示した図
である。
【図4】本発明による商品情報エリアの構成を示した図
である。
【図5】本発明による制御部での処理とチェッカの操作
の動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明による出力したクーポンの例を示す図で
ある。
【図7】本発明の他の実施例を示すPLUファイルとク
ーポンファイルのフォーマット図である。
【図8】本発明の他の実施例を示す商品情報エリアのフ
ォーマット構成図である。
【図9】本発明の他の実施例を示す制御部での処理とチ
ェッカの操作の動作フローチャートである。
【図10】本発明のさらに他の実施例を示すPLUファ
イルと分類ファイルとクーポンファイルのフォーマット
構成図である。
【図11】本発明のさらに他の実施例を示すPLUファ
イルと分類ファイルとクーポンファイルのフォーマット
構成図である。
【図12】図11におけるクーポンファイルの管理フラ
グの値を示した図である。
【符号の説明】
1 入力部 2 制御部 3 印字部 4 記憶部 41 PLUファイル 42 登録商品エリア 43 商品情報エリア 44 分類ファイル 45 クーポンファイル 411 コード 412 商品名 413 価格 414 クーポン額 415 クーポンテキスト 416 クーポンコード 417 分類コード 421 コード 422 商品名 423 価格 424 クーポン額 425 クーポンテキスト 426 クーポンコード 428 割引額 429 売価 431 コード 432 商品名 433 価格 434 クーポン額 435 クーポンテキスト 436 クーポンコード 438 割引額 439 売価 441 コード 442 分類名 443 クーポンコード 444 クーポンデータポインタ 451 コード 452 金額 453 テキスト 454 対象外 455 指定枚数 456 発行枚数 457 発行期限 458 管理フラグ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品を特定するためのPLUファイル
    と、登録された商品情報を保持するための商品情報エリ
    アとを具備するPOSシステムにおいて、 顧客が購入した商品の入力データを取り込み、取り込ん
    だデータで上記PLUファイルをサーチして、存在した
    データを上記商品情報エリアに設定し、顧客がクーポン
    を提示したならば、対象商品等をチェックして、チェッ
    ク結果が満足されれば、該クーポンによる割引を行い、
    購入された商品が全て登録されたならば、全購入金額を
    表示し、レシート発行と同時ないしその後に、購入した
    商品による次回購入のためのクーポンを印刷して、該ク
    ーポンを顧客に渡し、処理を終了することを特徴とする
    POSシステムにおけるクーポン処理方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のPOSシステムにおけ
    るクーポン処理方法において、前記PLUファイルの他
    に、該PLUファイルの分類コードによりリンクされ、
    商品が同種であることを登録した分類ファイルを用意
    し、ある商品Aを購入した顧客に対してクーポンを発行
    することになっている場合に、顧客が購入した商品の入
    力データを取り込んだならば、上記分類ファイルを参照
    して、取り込んだ入力データの商品が商品Aと同種であ
    ることが登録されているときには、該商品を購入した顧
    客に対して商品Aのクーポンを発行することを特徴とす
    るPOSシステムにおけるクーポン処理方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のPOSシステムにおけ
    るクーポン処理方法において、前記商品が同種であるこ
    とを登録した分類ファイルを用意し、ある商品Bのグル
    ープ中の商品B1,B2,B3の商品のうち、商品B1
    をクーポン割引対象の商品とし、商品B2,B3をクー
    ポン割引対象の商品とはしない場合に、上記分類ファイ
    ルを参照することにより、商品B2,B3を購入した顧
    客のみに対して商品B1の割引クーポンを発行し、商品
    B1を購入した顧客に対しては割引クーポンを発行しな
    いことを特徴とするPOSシステムにおけるクーポン処
    理方法。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のPOSシステムにおけ
    るクーポン処理方法において、前記PLUファイルおよ
    び商品が同種であることを登録した分類ファイルの他
    に、該分類ファイルのクーポンデータポインタによりリ
    ンクされ、クーポンによる割引金額、対象商品、クーポ
    ンの種類、および顧客を指定したデータを記載したクー
    ポンファイルを用意し、一つの商品のクーポンを複数種
    扱う場合に、顧客データを入力することにより上記クー
    ポンファイルを参照して、顧客を特定するデータあるい
    は顧客を分類したデータにより複数種のクーポンの中か
    ら選択してクーポンを発行することを特徴とするPOS
    システムにおけるクーポン処理方法。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のPOSシステムにおけ
    るクーポン処理方法において、前記PLUファイルある
    いは商品が同種であることを登録した分類ファイルから
    のクーポンデータポインタによりリンクされ、クーポン
    による割引金額、対象商品、クーポンの種類、および顧
    客を指定したデータ、ならびに販売限度数量、販売限度
    金額、あるいは販売期間を指定したデータを記載したク
    ーポンファイルを用意して、顧客に対してクーポンを発
    行している場合に、常時、上記クーポンファイルを参照
    することにより、予め指定された数量、あるいは予め指
    定された金額までクーポンを発行したとき、あるいは予
    め指定された期限が過ぎたとき、あるいは予め指定され
    た期間中だけ、クーポンの発行を中止することを特徴と
    するPOSシステムにおけるクーポン処理方法。
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