JP2001109396A - El表示装置 - Google Patents

El表示装置

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JP2001109396A
JP2001109396A JP28317699A JP28317699A JP2001109396A JP 2001109396 A JP2001109396 A JP 2001109396A JP 28317699 A JP28317699 A JP 28317699A JP 28317699 A JP28317699 A JP 28317699A JP 2001109396 A JP2001109396 A JP 2001109396A
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thin film
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Ryuji Nishikawa
龍司 西川
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造プロセス等の問題で、数ある表示画素の
中には、薄膜トランジスタが常時流れ続けてしまい、輝
点が発生してしまう問題があった。 【解決手段】 薄膜トランジスタ4の電流流路をEL素
子20から分離したり、薄膜トランジスタ4の電流流路
とEL素子20を構成する陽極6とを接続したり、EL
素子20を構成する陽極6と陰極25を接続したり、更
には保持容量8を構成する保持容量電極2とEL素子2
0を構成する陽極6とを接続し、前記保持容量電極と前
記陽極との電位差を、前記EL素子の光学的しきい値よ
りも低く設定したりすることで、EL素子の発光を止め
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレクトロルミネ
ッセンス素子及び薄膜トランジスタを備えたエレクトロ
ルミネッセンス表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、エレクトロルミネッセンス(Elec
tro Luminescence:以下、「EL」と称する。)素子
を用いたEL表示装置が、CRTやLCDに代わる表示
装置として注目されており、例えば、そのEL素子を駆
動させるスイッチング素子として薄膜トランジスタ(Th
in Film Transistor:以下、「TFT」と称する。)を
備えたEL表示装置の研究開発も進められている。
【0003】図8に有機EL表示装置の表示画素を示
し、図10に図8のA−A線に沿った断面図を示し、図
11に図8のB−B線に沿った断面図を示す。尚、図9
は、等価回路図である。
【0004】図に示すように、ゲートラインGLとドレ
インラインDLとに囲まれた領域に表示画素が形成され
ている。両信号線の交点付近にはスイッチング素子であ
る第1のTFT1が備えられており、そのTFT1のソ
ースは、保持容量電極2と容量を構成する容量電極3を
兼ねるとともに、有機EL素子を駆動する第2のTFT
4のゲート15に接続されている。第2のTFT4のソ
ースは有機EL素子の陽極6に接続され、他方のドレイ
ンは有機EL素子を駆動する駆動ラインVLに接続され
ている。
【0005】また、前記保持容量電極2はクロム等から
成っており、上層のゲート絶縁膜7を介して第1のTF
T1のソースと一体の容量電極3と重畳し、前記ゲート
絶縁膜7を誘電体層として電荷を蓄積している。この保
持容量8は、第2のTFT4のゲート5に印加される電
圧を保持している。
【0006】続いて、スイッチング用の第1のTFT1
について図8と10を参照しながら説明する。
【0007】まず石英ガラス、無アルカリガラス等から
なる透明な絶縁性基板10上に、クロム(Cr)、モリ
ブデン(Mo)などの高融点金属からなる第1のゲート
電極11が設けられている。この第1のゲート電極11
は、図8のようにゲートラインGLと一体で例えば左右
に複数本並行に延在されている。また図10の第1のゲ
ート電極11の右隣には、第1のゲート電極11と同一
工程で作られた保持容量電極2が形成されている。この
保持容量電極2は、図8の様に容量を構成するため、第
1のTFT1と第2のTFT4の間で、拡大された部分
を有し、これらは左右に延在された保持容量ラインCL
と一体で構成されている。
【0008】続いて、ゲート絶縁膜7を介して多結晶シ
リコン(p−Siと称する。)膜からなる第1の能動層
12が形成されている。この能動層12は、LDD(Li
ghtly Doped Drain)構造が採用されている。即ち、ゲ
ートの両側に低濃度領域が設けられ、更に外側には、高
濃度のソース領域及びドレイン領域が設けられている。
前記能動層12の上には、ストッパ絶縁膜13が設けら
れている。このストッパ絶縁膜13は、能動層12への
イオン注入阻止膜であり、ここではSi酸化膜から成
る。
【0009】そして、ゲート絶縁膜7、能動層12及び
ストッパ絶縁膜13上には、例えば、順にSiO2膜、
SiN膜及びSiO2膜が積層された層間絶縁膜14が
設けられ、ドレインに設けたコンタクトホールC1を介
してドレイン電極と成るドレインラインDLが電気的に
接続されている。更に全面には、表面の凹凸を平坦にす
るため、例えば有機樹脂から成る平坦化膜PLNが形成
されている。EL表示装置は、電流駆動なので、EL層
が均一な膜厚でなければならない。膜厚が薄い部分で電
流集中が発生するからである。従って少なくともこの形
成領域は、かなりの平坦性が要求されるため、前記平坦
化膜PLNが採用される。
【0010】次に、有機EL素子を駆動する第2のTF
T4について図8と図11を参照して説明する。
【0011】前述した絶縁性基板10上には、前記第1
のゲート11と同一材料の第2のゲート電極15が設け
られており、ゲート絶縁膜7を介して第2の能動層16
が設けられている。前述と同様に能動層の上にはストッ
パ絶縁膜17が設けられている。
【0012】前記能動層16には、ゲート電極15上方
に真性又は実質的に真性であるチャネルと、このチャネ
ルの両側に、p型不純物のソース領域及びドレイン領域
が設けられp型チャネルTFTを構成している。
【0013】そして全面には、前述した層間絶縁膜14
が形成されている。そしてコンタクトホールC2を介し
て駆動ラインVLが電気的に接続されている。更に全面
には、前述した平坦化膜PLNが形成され、コンタクト
ホールC3によりソースが露出されている。そしてこの
コンタクトホールを介してITO(Indium Thin Oxid
e)から成る透明電極(有機EL素子の陽極)6が形成
されている。
【0014】有機EL素子20は、前記陽極6、MTD
ATA(4,4-bis(3-methylphenylphenylamino)bipheny
l)から成る第1ホール輸送層21、及びTPD(4,4,4
-tris(3-methylphenylph enylamino)triphenylanine)
からなる第2ホール輸送層22、キナクリドン(Quinac
ridone)誘導体を含むBebq2(10-ベンゾ〔h〕キノ
リノール−ベリリウム錯体)から成る発光層23及びB
ebq2から成る電子輸送層24からなる発光素子層E
M、マグネシウム・インジウム合金から成る陰極25が
この順番で積層形成された構造であり、有機EL素子の
実質全面に設けられている。
【0015】有機EL素子の発光原理および動作は、陽
極6から注入されたホールと、陰極25から注入された
電子とが発光層EMの内部で再結合し、発光層EMを形
成する有機分子を励起して励起子を発生させる。この励
起子が放射失活する過程で発光層から光が放たれ、この
光が透明な陽極から透明絶縁基板を介して外部へ放出さ
れて発光する。
【0016】このように、第1のTFT1のソースSか
ら供給された電荷が保持容量8に蓄積され、第2のTF
T4のゲート15に印加され、その電圧に応じて有機E
L素子を電流駆動し、発光する。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】前述した第1のTFT
1または第2のTFT4は、プロセス上の問題から、電
流が流れ続けてしまう不良が発生してしまう問題があっ
た。そのため、本来EL素子には、電流が流れない時で
も、電流が流れてしまい正確な表示ができない問題があ
った。完成品において、黒表示の一部が白表示となる輝
点は、厳しくチェックされ、不良扱いとなっていた。そ
のため、EL表示装置の歩留まりが低下することにな
り、EL表示装置のコストを上昇させてしまう問題があ
った。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題に
鑑みてなされ、第1に、薄膜トランジスタの電流流路を
EL素子から分離することで解決するものである。
【0019】第2に、薄膜トランジスタの電流流路とE
L素子を構成する陽極とを接続することで解決するもの
である。
【0020】第3に、EL素子を構成する陽極と陰極を
接続することで解決するものである。
【0021】第4に、保持容量を構成する保持容量電極
とEL素子を構成する陽極とを接続し、前記保持容量電
極と前記陽極との電位差は、前記EL素子の光学的しき
い値よりも低く設定されていることで解決するものであ
る。
【0022】第5に、前記電流流路は、前記薄膜トラン
ジスタのソース領域でなることで解決するものである。
【0023】第6に、前記電流流路と前記EL素子との
分離、前記薄膜トランジスタの電流流路と前記EL素子
を構成する陽極との接続、前記EL素子を構成する陽極
と陰極の接続または前記保持容量を構成する保持容量電
極と前記EL素子を構成する陽極との接続は、レーザー
により形成されていることで解決するものである。
【0024】第7に、陽極とソース領域との間には、陽
極とソース領域を接続する電極が形成され、前記電極と
EL素子を構成する陰極とが接続されることで解決する
ものである。
【0025】第8に、保持容量の下層の電極は、薄膜ト
ランジスタのゲートと同層に形成され、EL素子を構成
する陽極との重畳部を有し、前記重畳部と前記陽極が接
続されることで解決するものである。
【0026】第9に、接続は、レーザーにより成される
ことで解決するものである。
【0027】第10に、保持容量ラインを構成する保持
容量の電極とEL素子を構成する陽極との電位差は、前
記EL素子の光学的しきい値よりも低く設定されている
ことで解決するものである。
【0028】本発明は、発明が解決しようとする課題の
欄にも述べたように、輝点を防止するものであり、例え
ば、一例として、EL素子に電流を供給する薄膜トラン
ジスタのソース領域をレーザにより溶断し、EL素子と
薄膜トランジスタを分離すれば、たとえ薄膜トランジス
タが不良で電流を流しても、その電流はEL素子には流
れない。そのため輝点の発生は無くなる。
【0029】
【発明の実施の形態】本発明は、数ある表示画素の中で
輝点を発生する表示画素を黒表示にするものであり、輝
点を発生する表示画素を外的に加工するものである。
【0030】まず全体の構成が判るように、図4から図
6を参照して、表示画素について説明する。尚、図6に
は、前記外的に加工した所が示されているが、正常動作
をするEL素子として説明していく。
【0031】図4は、EL表示装置の特に表示画素を平
面的に示したもので、点線で囲まれ点でハッチングした
領域は、ゲート材料で形成された領域、実線で囲まれハ
ッチングされていない部分は、P−Si層、実線で囲ま
れ斜め点でハッチングした部分は、透明電極材料で成る
部分である。更に実線で囲まれ斜め線でハッチングされ
た部分が、Alを主材料とする金属材料で形成された部
分である。
【0032】図5は、図4のA−A線断面図であり、図
6は、図4のB−B線断面図である。なお、本実施の形
態においては、第1、第2のTFT1、4ともに、ボト
ムゲート型のTFTを採用しており、能動層としてp−
Si膜を用いている。またゲート電極11、15は、シ
ングルゲート構造であが、ダブルゲート構造でも良い。
【0033】また図4に於いて、ゲートラインGL、ド
レインラインDLおよび駆動ラインVLで囲まれて成る
ものを表示画素と呼ぶ。
【0034】では、図4〜図6を参照し、有機EL表示
装置を具体的に説明していく。
【0035】まず、少なくとも表面が絶縁性を有する透
明基板10がある。本実施の形態では、EL素子を水分
から保護するため、メタルキャップ(カン)がEL材料
を封止するように上面に設置されている。このメタルキ
ャップCAPが設置されているため発光光は、前記透明
基板10から取り出すため、基板10は、透明である必
要があるが、発光光を上方から取り出す場合は、透明で
ある必要はない。ここでは、ガラスや合成樹脂などから
成る透明基板10を採用している。
【0036】この透明基板10の上には、図4の表示画
素の上側辺に沿って、左右にゲートラインGLが設けら
れている。また保持容量8の下層電極として作用する保
持容量電極2が設けられると共に、この保持容量電極2
をお互いにつなぐため、保持容量ラインCLが左右に延
在されている。これら両ラインGL、CLは、同層でな
るため、点でハッチングしてある。また材料としては、
上層にP−Siを採用する理由からCrやTa等の高融
点金属が採用される。ここでは、約1000〜2000
ÅのCrがスパッタリングにて形成されている。またパ
ターニングの際は、ステップカバレージが考慮され、側
辺はテーパー形状に加工されている。
【0037】続いて、全面にはゲート絶縁膜7と半導体
層が積層されて形成されている。ここでは、前記ゲート
絶縁膜7、第1の能動層12、第2の能動層16および
保持容量8の上層電極である容量電極3の材料であるa
−Siも含めてプラズマCVDで形成されている。具体
的には、下層より約500ÅのSi窒化膜、約1300
ÅのSi酸化膜および約500Åのa−Siが連続プラ
ズマCVDで形成される。
【0038】このa−Siは、約400度の窒素雰囲気
中で脱水素アニールが行われ、その後、エキシマレーザ
によりP−Si化される。また符号13、17は、Si
酸化膜から成るストッパ絶縁膜であり、能動層12、1
6のイオン注入時のマスクとなる。第1のTFT1は、
第1のストッパ絶縁膜13をマスクにしてP(リン)イ
オンが注入され、Nチャンネル型のソース、ドレインが
形成され、第2のTFT4は、第2のストッパ絶縁膜1
7をマスクにしてB(ボロン)イオンが注入されてPチ
ャンネル型のソース、ドレインが形成されている。
【0039】また図4のように、ホトリソグラフィ技術
によりP−Si層がパターニングされている。つまり第
1のTFT1のP−Si層は、ゲートラインGLとドレ
インラインDLの左上交差部の下方で、ドレインライン
DLと重畳し、ゲート電極11の上層を延在した後、保
持容量電極2と重畳する容量電極3として延在されてい
る。またこの容量電極3は、第2のTFT4のゲート電
極15と電気的に接続するために用いられる接続配線3
0の右端下層に延在される。一方、第2のTFT4のP
−Si層は、右側の駆動ラインVLの下層から第2のゲ
ート電極15の上層を延在し、透明電極から成る陽極6
の下層に延在されている。
【0040】そして全面には、層間絶縁膜14が形成さ
れている。この層間絶縁膜14は、下から約1000Å
のSi酸化膜、約3000ÅのSi窒化膜、1000Å
のSi酸化膜の三層構造が連続CVDで形成されてい
る。この層間絶縁膜は、少なくとも一層有れば良い。膜
厚もこれに限らない。
【0041】次に、層間絶縁膜14の上層には、図4の
斜め線でハッチングしたドレインラインDL、駆動ライ
ンVLおよび接続配線30が形成される。当然コンタク
トが形成され、ドレインラインDLと第1のTFT1の
半導体層12とのコンタクト孔C1、駆動ラインVLと
第2のTFT4の半導体層16とのコンタクト孔C2、
接続配線30と容量電極3とのコンタクト孔C4は、そ
れぞれの半導体層が露出されている。また接続配線30
と第2のゲート電極15のコンタクト孔C5は、前述の
コンタクト孔とは異なり、ゲート絶縁膜が余分に積層さ
れているため、更にエッチングされCrが露出されてい
る。このライン材料は、下層に1000ÅのMo、上層
に7000ÅのAl、更にその上にMoが積層された構
造であり、Moは、バリア層である。尚コンタクト孔C
3は、後述する。
【0042】更に約1〜3μmの平坦化膜PLN1が全
面に形成されている。この平坦化膜PLN1は、後述す
る平坦化膜PLN2の採用と一緒に表面を平坦にする。
その理由は、従来例でも述べた有機EL用の膜にある。
この膜は、第1のホール輸送層21、第2ホール輸送層
22、発光層23及び電子輸送層24から成る。またホ
ール輸送層は、一層から構成されても良い。従って、有
機層が非常に薄い膜の積層体である。またEL素子は、
電流駆動であるため、これらの膜厚が極めて均一に形成
されないと、膜厚の薄い部分を介して電流が大量に流
れ、その部分にひときわ輝く輝点が発生すると同時に、
このポイントは、有機膜の劣化を発生し、最悪の場合破
壊に至る。従って、この破壊を防止するには、陽極6を
含む全面ができるだけ平坦である必要がある。
【0043】前記平坦化膜は、アクリル系の液状樹脂が
塗布され、平坦にされてから硬化されている。またアク
リル系の樹脂は、水蒸気がトラップされやすい材料であ
るため、SOG膜を採用しても良い。
【0044】ここでは、陽極6と第2のTFT4のソー
スが接続されるため、平坦化膜PLN1および層間絶縁
膜14が開口され、第2の能動層16が露出されたコン
タクト孔C3が形成されている。
【0045】更に陽極6が形成された上には、更に第2
の平坦化膜PLN2が形成される。ここも第1の平坦化
膜PLN1と同様に、SOG膜が採用されるが、前述し
たアクリル系の樹脂を採用しても良い。そして陽極6に
対応する第2の平坦化膜PLN2が取り除かれ、その上
にはEL素子を構成する有機層が形成されている。まず
陽極6の上には、MTDATA(4,4-bis(3-methylphen
ylphenylamino)biphenyl)から成る第1ホール輸送層2
1、及びTPD(4,4,4-tris(3-meth ylphenylphenylam
ino)triphenylanine)からなる第2ホール輸送層22、
キナクリドン(Quinacridone)誘導体を含むBebq2
(10-ベンゾ〔h〕キノリノール−ベリリウム錯体)か
ら成る発光層23及びBebq2から成る電子輸送層2
4からなる発光素子層EM、マグネシウム・銀(Ag)
合金、AlとLiの合金またはAl/LiF等から成る
陰極25が積層形成された構造である。有機層の膜厚
は、前述してあるのでそれを参照。また、陰極25はA
l/LiFの合金を採用し、その膜厚は1000〜20
00Åである。
【0046】更に、表示領域のEL層、または全てのE
L層をカバーするメタルキャップが形成されている。E
L層は、水を吸湿すると劣化し、水の浸入に対して保護
が必要となるからである。
【0047】有機EL素子の発光原理および動作は、陽
極6から注入されたホールと、陰極25から注入された
電子とが発光層EMの内部で再結合し、発光層EMを形
成する有機分子を励起して励起子を発生させる。この励
起子が放射失活する過程で発光層から光が放たれ、この
光が透明な陽極から透明絶縁基板を介して外部へ放出さ
れて発光する。
【0048】本発明のポイントは、表示画素がマトリッ
クス状に数多くある中に於いて、輝点となる表示画素を
光らせなくすることである。
【0049】つまり図1に示すように、薄膜トランジス
タの電流流路をEL素子から分離することであり、詳し
くは、第2のTFT4の電流流路を外的に絶縁分離する
ことである。
【0050】また図2に示すように、薄膜トランジスタ
の電流流路とEL素子を構成する陽極とを接続すること
であり、またEL素子を構成する陽極と陰極を接続する
ことである。
【0051】更には、図3に示すように、保持容量を構
成する容量電極とEL素子を構成する陽極とを接続し、
前記容量電極と前記陽極との電位差を、前記EL素子の
光学的しきい値よりも低く設定することである。
【0052】これらは、外からレーザ光を照射し、この
エネルギーにより分断したり、逆に接続したりするもの
である。
【0053】では、図1の構成を図4と図6を参照して
説明してゆく。尚、図6には、図面の都合上、図2の解
決構造も一緒に示してある。
【0054】図4で示す太丸で示した領域は、レーザを
照射する領域(スポット)を示す部分であり、図1の分
離構造は、LM1のスポットにレーザが照射される。
【0055】このスポットLM1は、図6の第2のTF
T4のソース領域に示されている。つまり透明基板10
の裏面から、P−Siでなるソース領域にレーザ照射を
し、このエネルギーにより電流流路を分離(分断)して
いる。これにより、第2のTFT4からEL素子20へ
供給される電流は断たれ、輝点を無くすことができる。
またレーザ照射のスポットは、ドレイン領域でも良い。
【0056】続いて、図2のように、EL素子20の陽
極6と陰極25を接続した構成について、図6のLM2
を参照して説明する。
【0057】ここでは、SEで示す電極が形成されると
良い。この電極SEは、層間絶縁膜14をエッチングし
て、ソース領域が露出されるコンタクトC3に形成され
る電極であり、ソース領域と陽極6を接続するためのも
のである。材料は、駆動ラインVLやドレインラインD
Lと同一材料で成る。そしてソース領域よりもサイズが
大きく形成され、このはみ出した部分に基板裏面からレ
ーザが照射され、電極SEと陰極15が短絡されてい
る。また基板裏面からコンタクトC3に直接レーザ照射
をしても電極SEと陰極15の短絡は可能である。これ
によりEL素子20の陽極6と陰極15は、同電位とな
り、光は発生しなくなる。
【0058】更に図3のように、保持容量ラインCLと
一体で保持容量を構成する電極(ここでは保持容量電極
2)とEL素子20のを構成する陽極6とを接続した構
成について、図7のLM3と図4を参照して説明する。
【0059】ここでは、図4のように、保持容量8を構
成する保持容量電極2の一部を陽極6の下層に延在し、
この延在された保持容量電極2と陽極6で重畳部を構成
しておく。そして図7のように、この重畳部を透明基板
10の裏からレーザ照射し、保持容量電極2と陽極6を
短絡させる。
【0060】ここで重要な点は、保持容量ラインCLと
前記陰極25との電位差である。例えばこのEL素子の
光学的しきい値は、4.5Vであり、保持容量ラインC
Lの電圧を12ボルト、陰極Vcdを−5ボルトに設定
すると、電位差は、17ボルト発生し、EL素子20
は、発光してしまう。従って、電位差は、EL素子20
が発光を開始する電位差(光学的しきい値と呼ぶ)より
も小さくなければならない。例えば保持容量ラインCL
を0ボルト、陰極25を−4ボルトに設定すれば、発光
は開始しない。またEL素子は、色々なタイプがあり、
前述した4.5ボルトに光学的しきい値は限定されな
い。
【0061】以上、ボトムゲート型構造で説明してきた
が、本発明は、トップゲート型構造でも採用でき、第2
の実施の形態として以下に簡単に説明する。
【0062】トップゲート型構造の平面パターンは、ボ
トムゲート型構造と実質同じであるので図4を代用す
る。また図4のA−A線に対応する断面図を図12に、
B−B線に対応する断面図を図13に示した。これより
トップゲート型の図面は、符号の下二桁を前実施の形態
と同じ数字にしている。
【0063】簡単に説明すれば、全面には絶縁層ILが
形成される。この絶縁層ILは、下層に500ÅのSi
窒化膜、上層に1000ÅのSi酸化膜が積層されたも
のである。尚、Si窒化膜は、ガラスから溶出する不純
物のストッパとして働く。
【0064】続いて、第1のTFT101の能動層11
2、この能動層112が延在されて成る保持容量8の下
層電極、第2のTFT104の第2の能動層116の形
成部分に半導体層(P−Siまたはa−Si)が形成さ
れている。
【0065】更には、全面にゲート絶縁膜107が積層
され、この上にゲート電極111、ゲート電極111と
一体のゲートラインGLが形成されると同時に、保持容
量108の上層電極が前記ゲート電極と同一材料で同層
に形成されている。この保持容量108の上層電極は、
図4の保持容量電極2に相当し、保持容量ラインCLも
含めて一体で左右に延在して形成される。ここでゲート
電極材料は、前述した高融点金属材料の他にAlを主成
分とした材料を用いても良い。Alが使用できる理由と
して、層間絶縁膜114がプラズマCVD等で低温成膜
できるからである。
【0066】また能動層である半導体層は、前記ゲート
電極材料で形成されたパターンをマスクとして不純物が
注入される。もちろんPチャンネルとNチャンネルのT
FTがあるため、一方はレジストにてマスクされる(こ
れはボトムゲート型構造でも同様である。)。そして不
純物が注入された後に半導体層がパターニングされる。
また保持容量電極102の下層の半導体層は、不純物が
注入されない。しかしここに前記第1のゲート電極11
1に加わる電圧、あるいはそれ以上の電圧を加え、半導
体層にチャンネルを発生させることで電極として活用し
ている。
【0067】更に層間絶縁膜114が形成された後、ド
レインラインDL、駆動ラインVLが形成され、その上
に第1の平坦化膜PLN1が形成された後に陽極106
として透明電極が形成される。この陽極106と第2の
TFT104とのコンタクトC3は、駆動ラインVLと
同層にソース電極SEが形成される。またダイレクトに
コンタクトしても良い。また陽極106が形成された
後、第1の平坦化膜PLN1と陽極106の凹凸をなだ
らかにするため、第2の平坦化膜PLN2が形成され、
この陽極106に対応する第2の平坦化膜PLN2が取
り除かれている。
【0068】またEL素子20は、前実施の形態と同様
なので説明は省略する。
【0069】図13には、前実施の形態で説明したスポ
ットLM1、LM2が示されている。両者とも、レーザ
照射で実現され、LM1では、ソース領域(またはドレ
イン領域)が分断され、LM2では、電極SEが陰極と
短絡している。この電極SEは、前実施の形態と同様に
ソース領域よりも大きく形成され、はみ出した部分にレ
ーザ照射しても良いし、コンタクトC3の部分をレーザ
照射してもよい。またスポットLM3の図面は、省略し
たが、保持容量ラインCLの一部を陽極6の下層に配置
して保持容量ラインCLと陽極を重畳させ、この重畳部
をレーザ照射して、保持容量ラインCLと陽極6を接続
させても良い。
【0070】以上、ボトムゲート型TFTとトップゲー
ト型TFTの2タイプを説明してきたが、両者ともに第
2の平坦化膜PLN2は、省略しても良い。また半導体
膜としてp−Si膜を用いたが、微結晶シリコン膜又は
非晶質シリコン膜等の半導体膜を用いても良い。更に有
機EL表示装置について説明したが、本発明はそれに限
定されるものではなく、発光層が無機材料から成る無機
EL表示装置にも適用が可能であり、同様の効果が得ら
れる。
【0071】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、薄膜
トランジスタの電流流路をEL素子から分離したり、薄
膜トランジスタの電流流路とEL素子を構成する陽極と
を接続したり、EL素子を構成する陽極と陰極を接続し
たり、更には保持容量を構成する保持容量電極とEL素
子を構成する陽極とを接続し、前記保持容量電極と前記
陽極との電位差を、前記EL素子の光学的しきい値より
も低く設定したりすることで、EL素子の発光を止める
ことができる。
【0072】従って、数あるEL素子の中で、輝点を発
生するEL素子のみを上述した構造にすることで、輝点
の発生を無くすことができる。よって従来不良として廃
棄していたEL表示装置を救済することができ、歩留ま
りの向上を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のEL表示装置を説明する回路図であ
る。
【図2】本発明のEL表示装置を説明する回路図であ
る。
【図3】本発明のEL表示装置を説明する回路図であ
る。
【図4】本発明のEL表示装置を説明するための図であ
る。
【図5】図4のA−A線の断面図である。
【図6】図4のB−B線の断面図である。
【図7】図4のC−C線の断面図である。
【図8】従来のEL表示装置の図である。
【図9】図8の等価回路図である。
【図10】図8のA−A線の断面図である。
【図11】図8のB−B線の断面図である。
【図12】図4のA−A線に相当するトップゲート型T
FTを採用したEL表示装置の断面図である。
【図13】図4のB−B線に相当するトップゲート型T
FTを採用したEL表示装置の断面図である。
【符号の説明】
1 第1のTFT 2 保持容量電極 3 容量電極 4 第2のTFT 6 陽極 8 保持容量 14 層間絶縁膜 20 EL素子 GL ゲートライン DL ドレインライン CL 保持容量ライン VL 駆動ラインVL PLN1、PLN2 平坦化膜 LM1、LM2、LM3 レーザ照射スポット

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁性を有する基板上に形成されたEL
    素子と、前記EL素子に電流を供給する薄膜トランジス
    タとを有するEL表示装置に於いて、前記薄膜トランジ
    スタの電流流路を前記EL素子から分離することを特徴
    とするEL表示装置。
  2. 【請求項2】 絶縁性を有する基板上に形成されたEL
    素子と、前記EL素子に電流を供給する薄膜トランジス
    タとを有するEL表示装置に於いて、前記薄膜トランジ
    スタの電流流路と前記EL素子を構成する陽極とを接続
    することを特徴とするEL表示装置。
  3. 【請求項3】 絶縁性を有する基板上に形成されたEL
    素子と、前記EL素子に電流を供給する薄膜トランジス
    タとを有するEL表示装置に於いて、前記EL素子を構
    成する陽極と陰極を接続することを特徴とするEL表示
    装置。
  4. 【請求項4】 絶縁性を有する基板上に形成されたEL
    素子と、前記EL素子に電流を供給する薄膜トランジス
    タと、前記薄膜トランジスタのゲートに電圧を与える保
    持容量とを有するEL表示装置に於いて、前記保持容量
    を構成する保持容量電極と前記EL素子を構成する陽極
    とを接続し、前記保持容量電極と前記陽極との電位差
    は、前記EL素子の光学的しきい値よりも低く設定され
    ていることを特徴とするEL表示装置。
  5. 【請求項5】 前記電流流路は、前記薄膜トランジスタ
    のソース領域である請求項1または請求項2に記載のE
    L表示装置。
  6. 【請求項6】 前記電流流路と前記EL素子との分離、
    前記薄膜トランジスタの電流流路と前記EL素子を構成
    する陽極との接続、前記EL素子を構成する陽極と陰極
    の接続または前記保持容量を構成する保持容量電極と前
    記EL素子を構成する陽極との接続は、レーザーにより
    形成されている請求項1から請求項5のいずれかに記載
    のEL表示装置。
  7. 【請求項7】 絶縁性を有する基板上に形成され、半導
    体層から成るソース領域およびドレイン領域を有する薄
    膜トランジスタと、前記薄膜トランジスタの上層に形成
    され、前記陽極が前記ソース領域と接続されたEL素子
    とを有するEL表示装置に於いて、 前記陽極と前記ソース領域との間には、前記陽極と前記
    ソース領域を接続する電極が形成され、前記電極と前記
    EL素子を構成する陰極とが接続されることを特徴とす
    るEL表示装置。
  8. 【請求項8】 絶縁性を有する基板上に形成され、半導
    体層から成るソース領域およびドレイン領域を有する薄
    膜トランジスタと、前記薄膜トランジスタの上層に形成
    され、前記陽極が前記ソース領域と接続されたEL素子
    と、前記EL素子のゲートに電圧を与える保持容量とを
    有するEL表示装置に於いて、 前記保持容量の下層の電極は、前記薄膜トランジスタの
    ゲートと同層に形成され、前記EL素子を構成する陽極
    との重畳部を有し、前記重畳部と前記陽極が接続される
    ことを特徴としたEL表示装置。
  9. 【請求項9】 前記接続は、レーザーにより成されるこ
    とを特徴とする請求項7または請求項8に記載のEL表
    示装置。
  10. 【請求項10】 絶縁性を有する基板上に形成されたE
    L素子と、前記EL素子に電流を供給する薄膜トランジ
    スタと、前記薄膜トランジスタのゲートに電圧を与える
    保持容量とを有するEL表示装置に於いて、前記保持容
    量ラインを構成する保持容量の電極と前記EL素子を構
    成する陽極との電位差は、前記EL素子の光学的しきい
    値よりも低く設定されていることを特徴とするEL表示
    装置。
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