JP2001108331A - 受液器一体型凝縮器 - Google Patents

受液器一体型凝縮器

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受液器一体型凝縮器を小型化し、車両搭載性
を向上させる 【解決手段】 受液器140を2本のモジュレータタン
ク141、142で構成するとともに、一方のモジュレ
ータタンク141を凝縮器110の左側に位置させ、他
方のモジュレータタンク142を凝縮器110の右側に
位置させる。これにより、受液器140の能力を低下さ
せることなく、受液器140の幅方向寸法をヘッダタン
ク120の幅方向寸法と同等以下とすることができる。
したがって、受液器140を一体化したことに伴って発
生したデットスペースを縮小することができるので、受
液器一体型凝縮器100の車両への搭載性を向上させる
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷媒を凝縮させる
凝縮器、及び凝縮器から流出する冷媒を蓄えるとともに
液相冷媒を流出する受液器とが一体となった受液器一体
型凝縮器に関するもので、車両用蒸気圧縮式冷凍サイク
ル(空調装置)に適用して有効である。
【0002】
【従来の技術】受液器一体型凝縮器は、例えば特開平1
0−170188号公報に記載の発明のごとく、受液器
のタンク(モジュレータタンク)を凝縮器のヘッダタン
クに接合する等して凝縮器と受液器とを一体化したもの
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、受液器は冷
凍サイクル内の余剰冷媒を蓄えるとともに、気相冷媒と
液相冷媒とを分離して液相冷媒を膨張弁等の減圧器に向
けて流出させるものであるので、モジュレータタンクは
比較的大きな容積を必要とする。
【0004】一方、近年、凝縮器やラジエータ等の車両
用熱交換器に対する小型化への要求は強まる一方であ
る。そこで、特に、凝縮器の幅寸法(凝縮器のうち空気
流れと平行な部位における寸法)の小型化を図るべく、
種々の試作検討を行ったが、前述のごとく、モジュレー
タタンクは比較的大きな容積を必要とすることから、モ
ジュレータタンクの幅方向寸法の小型化を図ることが難
しく、受液器一体型凝縮器の幅寸法を小さくすることが
難しいという問題があった。
【0005】そして、モジュレータタンクの幅方向寸法
の小型化を図ることが難しいという問題は、図12に示
すように、受液器一体型凝縮器100aを車両に搭載し
た際に、モジュレータタンクMt周りに比較的大きなデ
ットスペースを発生させるので、受液器一体型凝縮器の
車両搭載性を低下させるという問題を誘発してしまう。
【0006】本発明は、上記点に鑑み、受液器一体型凝
縮器を小型化し、受液器一体型凝縮器の車両搭載性を向
上させることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、請求項1に記載の発明では、冷媒が流通
する複数本のチューブ(111)、及びチューブ(11
1)の長手方向両端側に配設され、チューブ(111)
の長手方向と直交する方向に延びて複数本のチューブ
(111)と連通するヘッダタンク(120)を有し、
冷媒を凝縮させる凝縮器(110)と、凝縮器(11
0)から流出する冷媒を蓄えるとともに、ヘッダタンク
(120)の長手方向と平行な方向に延びる複数本のモ
ジュレータタンク(141、142)を有し、液相冷媒
を流出する受液器(140)とを備え、複数本のモジュ
レータタンク(141、142)は、チューブ(11
1)の長手方向に対して直列に並んでいることを特徴と
する。
【0008】これにより、受液器(140)の能力(受
液器全体の容積)を低下させることなく、受液器(14
0)の幅方向寸法をヘッダタンク(120)の幅方向寸
法と同等以下とすることができるので、受液器(14
0)を一体化したことに伴って発生したデットスペース
を縮小することができる。延いては、受液器一体型凝縮
器の車両への搭載性を向上させることができる。
【0009】請求項2に記載の発明では、冷媒が流通す
る複数本のチューブ(111)、及びチューブ(11
1)の長手方向両端側に配設され、チューブ(111)
の長手方向と直交する方向に延びて複数本のチューブ
(111)と連通するヘッダタンク(120)を有し、
冷媒を凝縮させる凝縮器(110)と、凝縮器(11
0)から流出する冷媒を蓄えるとともに、ヘッダタンク
(120)の長手方向と平行な方向に延びる少なくとも
2本のモジュレータタンク(141、142)を有し、
液相冷媒を流出する受液器(140)とを備え、2本の
モジュレータタンク(141、142)のうち少なくと
も一方は、チューブ(111)の長手方向一端側に配置
され、他方はチューブ(111)の長手方向他端側に配
置されていることを特徴とする。
【0010】これにより、請求項1に記載の発明と同様
に、受液器(140)を一体化したことに伴って発生し
たデットスペースを縮小することができるので、受液器
一体型凝縮器の車両への搭載性を向上させることができ
る。
【0011】なお、請求項3に記載の発明のごとく、受
液器(140)から流出する液相冷媒を冷却する過冷却
器(130)をヘッダタンク(120)を介して凝縮器
(110)と一体化してもよい。
【0012】請求項4に記載の発明では、冷媒が流通す
る複数本のチューブ(111)、及びチューブ(11
1)の長手方向両端側に配設され、チューブ(111)
の長手方向と直交する方向に延びて複数本のチューブ
(111)と連通するヘッダタンク(120)を有し、
冷媒を凝縮させる凝縮器(110)と、凝縮器(11
0)から流出する冷媒を蓄えるとともに、ヘッダタンク
(120)の長手方向と平行な方向に延びる複数本のモ
ジュレータタンク(141、142)を有し、液相冷媒
を流出する受液器と、エンジン冷却水が流通するととも
に凝縮器(110)のチューブ(111)と平行に延び
る複数本のラジエータチューブ(121)、及び凝縮器
のヘッダタンク(120)の長手方向と平行な方向に延
びて複数本のラジエータチューブ(121)と連通する
ラジエータヘッダタンク(220)を有し、エンジン冷
却水を冷却するラジエータ(200)とを備え、複数本
のモジュレータタンク(141、142)は、凝縮器
(110)を挟んで両チューブ(111)の長手方向に
対して直列に並んでいることを特徴とする。
【0013】これにより、請求項1に記載の発明と同様
に、受液器(140)を一体化したことに伴って発生し
たデットスペースを縮小することができるので、受液器
一体型凝縮器の車両への搭載性を向上させることができ
る。
【0014】また、後述するようにラジエータヘッダタ
ンク(220)の小型化(薄幅化)に伴ってラジエータ
チューブ(212)の長手方向両端側に発生したデット
スペースを有効に活用することができるので、ラジエー
タ(200)も含めた車両用熱交換器全体の車両への搭
載性を向上させることができる。
【0015】なお、請求項5に記載の発明のごとく、請
求項1ないし3のいずれか1つに記載の受液器一体型凝
縮器(100)と冷却水を冷却するラジエータ(20
0)とが一体化してもよい。
【0016】因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後
述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す
一例である。
【0017】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)本実施形態は、
本発明に係る受液器一体型凝縮器を車両用蒸気圧縮機式
冷凍サイクル(車両用空調装置)に適用したものであっ
て、図1は本実施形態に係る受液器一体型凝縮器100
の正面図であり、図2は受液器一体型凝縮器100の斜
視図である。
【0018】図1、2中、111は冷媒が流通する扁平
状の複数本のチューブであり、このチューブ111は車
両幅方向(水平方向)に延びるように設けられている。
そして、各チューブ111間には、冷媒と空気との熱交
換を促進する波状のフィン112が配設されており、こ
のフィン112及びチューブ111により冷媒と空気と
を熱交換させる熱交換コア113が構成されている。
【0019】また、チューブ111の長手方向両端側に
は、チューブ111の長手方向(水平方向)と直交する
方向(上下方向)に延びて複数本のチューブ111と連
通するヘッダタンク120が配設されている。
【0020】そして、本実施形態では、後述する受液器
(モジュレータ)140から流出する液相冷媒を冷却す
る過冷却器(サブクーラ)130がヘッダタンク120
を介して一体化されており、熱交換コア113のうち図
1の太い2点鎖線より下方側に位置する部位が過冷却器
130の熱交換コアとして機能し、太い2点鎖線より上
方側に位置する部位が冷媒を凝縮させる凝縮器110の
熱交換コアとして機能する。なお、ヘッダタンク120
内には、セパレータ(図示せず)により凝縮器110側
の空間と過冷却器130側の空間とに仕切られている。
【0021】140は、凝縮器110から流出する冷媒
を気相冷媒と液相冷媒とを分離して冷凍サイクル中の余
剰冷媒を蓄えるとともに、液相冷媒を過冷却器130に
向けて流出する受液器であり、この受液器140は、ヘ
ッダタンク120の長手方向と平行な方向に延びる2本
のモジュレータタンク141、142を有して構成され
ている。
【0022】ここで、モジュレータタンク141はチュ
ーブ111の長手方向一端側(図1の左側)に位置し、
モジュレータタンク142はチューブ111の長手方向
他端側(図1の右側)に位置している。このため、モジ
ュレータタンク141、142は、凝縮器110を挟ん
でチューブ111の長手方向(車両幅方向)に対して直
列に並んだ状態で設けられていることとなる。
【0023】なお、過冷却器130の下方側には、2本
のモジュレータタンク141、142内を連通させて2
本のモジュレータタンク141、142内の液面を同一
に保つ連通配管143が設けられている。また、モジュ
レータタンク141、142及びヘッダタンク120
は、図3に示すように、押し出し加工又は引き抜き加工
にて一体形成されている。
【0024】因みに、図1中、151は圧縮機(図示せ
ず)の吐出側に接続される冷媒流入口であり、152は
減圧器(図示せず)側に接続される冷媒流出口であり、
冷媒流入口151から受液器一体型凝縮器100に流入
した冷媒は、凝縮器110にて冷却凝縮された後、紙面
右側のヘッダタンク120から受液器140内に流入す
る。そして、受液器140から流出した冷媒は、過冷却
器130にて冷却された後、冷媒流出口152から受液
器一体型凝縮器100外(減圧器に向けて)流出する。
【0025】ところで、本実施形態に係る受液器一体側
凝縮器100は、車両搭載状態においては、図4に示す
ようにエンジン(図示せず)の冷却水を冷却するラジエ
ータ200より空気流れ上流側に配設されており、ラジ
エータ200は、図5に示すように、エンジン冷却水が
流通する複数本のラジエータチューブ211、及びラジ
エータチューブ211の長手方向両端側に配設されて各
ラジエータチューブ211に連通するラジエータヘッダ
タンク220から構成されている。
【0026】そして、本実施形態では、受液器一体型凝
縮器100のチューブ111とラジエータチューブ21
1とは互い平行に車両幅方向に延び、受液器一体型凝縮
器100のヘッダタンク120とラジエータヘッダタン
ク220とは互いに平行に上下方向に延びている。この
ため、受液器一体型凝縮器100のヘッダタンク120
及び受液器140(モジュレータタンク141、14
2)は、図4に示すように、ラジエータ200の空気流
れ上流側のうちラジエータヘッダタンク220に対応す
る部位に位置していることとなる。
【0027】次に、本実施形態の特徴を述べる。
【0028】本実施形態によれば、モジュレータタンク
を2つのモジュラータタンク141、142に分割して
受液器140全体の容積を小さくすることなく、モジュ
レータタンク141、142各々を小さくし、かつ、そ
れら141、142をチューブ111の長手方向(車両
幅方向)に対して直列に並んだ状態で配設しているの
で、受液器140の能力を低下させることなく、受液器
140の幅方向寸法Wmをヘッダタンク120の幅方向
寸法Wcと同等以下とすることができる。
【0029】したがって、受液器140を一体化したこ
とに伴って発生したデットスペースを縮小することがで
きるので、受液器一体型凝縮器100の車両への搭載性
を向上させることができる。
【0030】ここで、幅方向とは、チューブ111の長
手方向及びヘッダタンク120の長手方向と直交する方
向であって、空気の流通方向と平行な方向を言うもので
ある。したがって、受液器140の幅方向寸法Wmと
は、図3に示すように、モジュレータタンク141、1
42のうち空気の流通方向と平行な部位の寸法を言い、
ヘッダタンク120の幅方向寸法Wcとはヘッダタンク
120のうち空気の流通方向と平行な部位の寸法を言
う。
【0031】ところで、エンジン冷却水は相変化するこ
となく、液相状態のままラジエータ200内を流通する
ので、ラジエータヘッダタンク220の容積(外形寸
法)は、通常、受液器一体型凝縮器100のヘッダタン
ク120の容積(外形寸法)より大きくなってしまう。
【0032】そこで、本実施形態では、図4に示すよう
に、ラジエータヘッダタンク220の幅方向寸法Wrを
ラジエータチューブ212の幅方向寸法Wtと略同等と
してラジエータヘッダタンク220の幅方向寸法Wrの
小型化を図っている。
【0033】しかし、ラジエータヘッダタンク220の
幅方向寸法Wrの小型化を図った分だけ、必然的に、ラ
ジエータヘッダタンク220の横方向(ラジエータチュ
ーブ212の長手方向と平行な部位)の寸法L1が大き
くなってしまい、ラジエータヘッダタンク220の前面
側(空気流れ上流側)にデットスペースが発生してしま
う。
【0034】これに対して、本実施形態では、モジュレ
ータタンク141はチューブ111の長手方向一端側に
位置し、一方、モジュレータタンク142はチューブ1
11の長手方向他端側に位置して、凝縮器110を挟ん
でチューブ111の長手方向(車両幅方向)に対して直
列に並んだ状態となっているので、ラジエータヘッダタ
ンク220の小型化に伴ってラジエータチューブ212
の長手方向両端側に発生したデットスペースを有効に活
用することができる。したがって、ラジエータ200も
含めた車両用熱交換器全体の車両への搭載性を向上させ
ることができる。
【0035】(第2実施形態)第1実施形態では、2本
のモジュレータタンク141、142を連通させる連通
配管143が過冷却器130の下方側に設けられていた
が、本実施形態は、図6に示すように、過冷却器130
のチューブの一部(1本)を連通配管143として利用
したものである。
【0036】なお、過冷却器130は、受液器140に
て気液分離された液相冷媒を冷却するものであり、か
つ、過冷却器130内で冷媒は相変化しないことに加え
て、連通配管143として機能する過冷却器130のチ
ューブの一部(1本)においても冷媒が冷却されるの
で、過冷却器130の冷却能力(過冷却器130から流
出する冷媒の過冷却度)は殆ど悪化しない。
【0037】(第3実施形態)第1実施形態では、2本
のモジュレータタンク141、142は、凝縮器110
を挟んでチューブ111の長手方向(車両幅方向)に対
して直列に並んで凝縮器100の両側に設けられていた
が、本実施形態は、図7に示すように、2本のモジュレ
ータタンク141、142をチューブ111の長手方向
(車両幅方向)一端側に配置した状態で、2本のモジュ
レータタンク141、142をチューブ111の長手方
向(車両幅方向)対して直列に並べたものである。
【0038】なお、本実施形態において、2本のモジュ
レータタンク141、142及びヘッダタンク120
は、図8に示すように、押し出し加工又は引き抜き加工
にて一体成形されている。また、本実施形態では、連通
配管143を設けることなく、連通穴144にて両者1
41、142を直接に連通させている。
【0039】(その他の実施形態)上述の実施形態で
は、モジュレータタンク141、142及びヘッダタン
ク120は一体成形されていたが、本発明はこれに限定
されるものではなく、図8〜9に示すように、モジュレ
ータタンク141、142とヘッダタンク120とを別
体にて形成した後、ろう付け等の接合手段により一体化
してもよい。
【0040】なお、図9は第1、2実施形態に係る受液
器一体型凝縮器100に適用したものであり、図10、
11は第3実施形態に係る受液器一体型凝縮器100に
適用したものである。
【0041】また、上述の実施形態では、モジュレータ
タンクは2本であったが、本発明は限定されるものでは
なく、3本以上であってもよい。なお、例えばモジュレ
ータタンクを4本としたものを、第1、2実施形態に係
る受液器一体型凝縮器100適用すると、凝縮器110
の両側には2本のモジュレータタンクが配設された状態
となる。
【0042】また、モジュレータタンク141、142
は、図13に示すように、板を丸めたもの又は溶接管等
を使用してもよい。
【0043】また、本発明は、図14に示ような、ラジ
エータ200と受液器一体型凝縮器100とが一体とな
ったクーリングモジュールにも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る受液器一体型凝縮
器の正面図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る受液器一体型凝縮
器の斜視図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係る受液器一体型凝縮
器におけるヘッダタンク及びモジュレータタンク(受液
器)の断面図である。
【図4】本発明の第1実施形態に係る受液器一体型凝縮
器の車両搭載状態を示す模式図である。
【図5】本発明の第1実施形態に係るラジエータの正面
図である。
【図6】本発明の第2実施形態に係る受液器一体型凝縮
器の正面図である。
【図7】本発明の第2実施形態に係る受液器一体型凝縮
器の正面図である。
【図8】本発明の第3実施形態に係る受液器一体型凝縮
器におけるヘッダタンク及びモジュレータタンク(受液
器)の断面図である。
【図9】本発明の変形例に係る受液器一体型凝縮器にお
けるヘッダタンク及びモジュレータタンク(受液器)の
断面図である。
【図10】本発明の変形例にる受液器一体型凝縮器にお
けるヘッダタンク及びモジュレータタンク(受液器)の
断面図である。
【図11】本発明の変形例に係る受液器一体型凝縮器に
おけるヘッダタンク及びモジュレータタンク(受液器)
の断面図である。
【図12】従来の技術に係る受液器一体型凝縮器の問題
点を説明するための説明図である。
【図13】本発明の変形例に係る受液器一体型凝縮器に
おけるヘッダタンク及びモジュレータタンク(受液器)
の断面図である。
【図14】本発明の変形例に係る受液器一体型凝縮器の
車両搭載状態を示す模式図である。
【符号の説明】
110…凝縮器、120…ヘッダタンク、130…過冷
却器、140…受液器、141、142…モジュレータ
タンク、143…連通配管。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒が流通する複数本のチューブ(11
    1)、及び前記チューブ(111)の長手方向両端側に
    配設され、前記チューブ(111)の長手方向と直交す
    る方向に延びて前記複数本のチューブ(111)と連通
    するヘッダタンク(120)を有し、冷媒を凝縮させる
    凝縮器(110)と、 前記凝縮器(110)から流出する冷媒を蓄えるととも
    に、前記ヘッダタンク(120)の長手方向と平行な方
    向に延びる複数本のモジュレータタンク(141、14
    2)を有し、液相冷媒を流出する受液器(140)とを
    備え、 前記複数本のモジュレータタンク(141、142)
    は、前記チューブ(111)の長手方向に対して直列に
    並んでいることを特徴とする受液器一体型凝縮器。
  2. 【請求項2】 冷媒が流通する複数本のチューブ(11
    1)、及び前記チューブ(111)の長手方向両端側に
    配設され、前記チューブ(111)の長手方向と直交す
    る方向に延びて前記複数本のチューブ(111)と連通
    するヘッダタンク(120)を有し、冷媒を凝縮させる
    凝縮器(110)と、 前記凝縮器(110)から流出する冷媒を蓄えるととも
    に、前記ヘッダタンク(120)の長手方向と平行な方
    向に延びる少なくとも2本のモジュレータタンク(14
    1、142)を有し、液相冷媒を流出する受液器(14
    0)とを備え、 前記2本のモジュレータタンク(141、142)のう
    ち少なくとも一方は、前記チューブ(111)の長手方
    向一端側に配置され、他方は前記チューブ(111)の
    長手方向他端側に配置されていることを特徴とする受液
    器一体型凝縮器。
  3. 【請求項3】 前記受液器(140)から流出する液相
    冷媒を冷却する過冷却器(130)が、前記ヘッダタン
    ク(120)を介して前記凝縮器(110)と一体化さ
    れていることを特徴とする請求項1又は2に記載の受液
    器一体型凝縮器。
  4. 【請求項4】 冷媒が流通する複数本のチューブ(11
    1)、及び前記チューブ(111)の長手方向両端側に
    配設され、前記チューブ(111)の長手方向と直交す
    る方向に延びて前記複数本のチューブ(111)と連通
    するヘッダタンク(120)を有し、冷媒を凝縮させる
    凝縮器(110)と、 前記凝縮器(110)から流出する冷媒を蓄えるととも
    に、前記ヘッダタンク(120)の長手方向と平行な方
    向に延びる複数本のモジュレータタンク(141、14
    2)を有し、液相冷媒を流出する受液器と、 エンジン冷却水が流通するとともに前記凝縮器(11
    0)のチューブ(111)と平行に延びる複数本のラジ
    エータチューブ(121)、及び前記凝縮器のヘッダタ
    ンク(120)の長手方向と平行な方向に延びて前記複
    数本のラジエータチューブ(121)と連通するラジエ
    ータヘッダタンク(220)を有し、エンジン冷却水を
    冷却するラジエータ(200)とを備え、 前記複数本のモジュレータタンク(141、142)
    は、前記凝縮器(110)を挟んで前記両チューブ(1
    11)の長手方向に対して直列に並んでいることを特徴
    とする車両用熱交換器の搭載構造。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし3のいずれか1つに記載
    の受液器一体型凝縮器(100)と冷却水を冷却するラ
    ジエータ(200)とが一体となったことを特徴とする
    クーリングモジュール。
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