JP4207333B2 - 受液器一体型凝縮器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、冷媒を凝縮させる凝縮器、及び凝縮器から流出する冷媒を蓄えるとともに液相冷媒を流出する受液器とが一体となった受液器一体型凝縮器に関するもので、車両用蒸気圧縮式冷凍サイクル(空調装置)に適用して有効である。
【0002】
【従来の技術】
受液器一体型凝縮器は、例えば特開平10−170188号公報に記載の発明のごとく、受液器のタンク(モジュレータタンク)を凝縮器のヘッダタンクに接合する等して凝縮器と受液器とを一体化したものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、受液器は冷凍サイクル内の余剰冷媒を蓄えるとともに、気相冷媒と液相冷媒とを分離して液相冷媒を膨張弁等の減圧器に向けて流出させるものであるので、モジュレータタンクは比較的大きな容積を必要とする。
【0004】
一方、近年、凝縮器やラジエータ等の車両用熱交換器に対する小型化への要求は強まる一方である。そこで、特に、凝縮器の幅寸法(凝縮器のうち空気流れと平行な部位における寸法)の小型化を図るべく、種々の試作検討を行ったが、前述のごとく、モジュレータタンクは比較的大きな容積を必要とすることから、モジュレータタンクの幅方向寸法の小型化を図ることが難しく、受液器一体型凝縮器の幅寸法を小さくすることが難しいという問題があった。
【0005】
そして、モジュレータタンクの幅方向寸法の小型化を図ることが難しいという問題は、図12に示すように、受液器一体型凝縮器100aを車両に搭載した際に、モジュレータタンクMt周りに比較的大きなデットスペースを発生させるので、受液器一体型凝縮器の車両搭載性を低下させるという問題を誘発してしまう。
【0006】
本発明は、上記点に鑑み、受液器一体型凝縮器を小型化し、受液器一体型凝縮器の車両搭載性を向上させることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、冷媒が流通する複数本のチューブ(111)、及びチューブ(111)の長手方向両端側に配設され、チューブ(111)の長手方向と直交する方向に延びて複数本のチューブ(111)と連通するヘッダタンク(120)を有し、冷媒を凝縮させる凝縮器(110)と、凝縮器(110)から流出する冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに分離して冷凍サイクル中の余剰冷媒を蓄えるとともに、ヘッダタンク(120)の長手方向と平行な方向に延びる複数本のモジュレータタンク(141、142)を有し、液相冷媒を流出する受液器(140)と、受液器(140)から流出する液相冷媒を冷却する過冷却器(130)とを備え、複数本のモジュレータタンク(141、142)は、凝縮器(110)を挟んでチューブ(111)の長手方向に対して直列に並んでおり、複数本のモジュレータタンク(141、142)は、互いの液面を同一に保つよう連通配管(143)で連通しており、連通配管(143)は、チューブ(111)と並列に配置されていることを特徴とする。
【0008】
これにより、受液器(140)の能力(受液器全体の容積)を低下させることなく、受液器(140)の幅方向寸法をヘッダタンク(120)の幅方向寸法と同等以下とすることができるので、受液器(140)を一体化したことに伴って発生したデットスペースを縮小することができる。延いては、受液器一体型凝縮器の車両への搭載性を向上させることができる。
【0009】
請求項2に記載の発明では、冷媒が流通する複数本のチューブ(111)、及びチューブ(111)の長手方向両端側に配設され、チューブ(111)の長手方向と直交する方向に延びて複数本のチューブ(111)と連通するヘッダタンク(120)を有し、冷媒を凝縮させる凝縮器(110)と、凝縮器(110)から流出する冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに分離して冷凍サイクル中の余剰冷媒を蓄えるとともに、ヘッダタンク(120)の長手方向と平行な方向に延びる複数本のモジュレータタンク(141、142)を有し、液相冷媒を流出する受液器(140)と、受液器(140)から流出する液相冷媒を冷却する過冷却器(130)とを備え、複数本のモジュレータタンク(141、142)のうち少なくとも一方は、チューブ(111)の長手方向一端側に配置され、他方はチューブ(111)の長手方向他端側に配置されており、複数本のモジュレータタンク(141、142)は、互いの液面を同一に保つよう連通配管(143)で連通しており、連通配管(143)は、チューブ(111)と並列に配置されていることを特徴とする。
【0010】
これにより、請求項1に記載の発明と同様に、受液器(140)を一体化したことに伴って発生したデットスペースを縮小することができるので、受液器一体型凝縮器の車両への搭載性を向上させることができる。
【0011】
なお、請求項3に記載の発明のごとく、受液器(140)から流出する液相冷媒を冷却する過冷却器(130)をヘッダタンク(120)を介して凝縮器(110)と一体化してもよい。
【0012】
請求項4に記載の発明では、冷媒が流通する複数本のチューブ(111)、及びチューブ(111)の長手方向両端側に配設され、チューブ(111)の長手方向と直交する方向に延びて複数本のチューブ(111)と連通するヘッダタンク(120)を有し、冷媒を凝縮させる凝縮器(110)と、凝縮器(110)から流出する冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに分離して冷凍サイクル中の余剰冷媒を蓄えるとともに、ヘッダタンク(120)の長手方向と平行な方向に延びる複数本のモジュレータタンク(141、142)を有し、液相冷媒を流出する受液器と、エンジン冷却水が流通するとともに凝縮器(110)のチューブ(111)と平行に延びる複数本のラジエータチューブ(121)、及び凝縮器のヘッダタンク(120)の長手方向と平行な方向に延びて複数本のラジエータチューブ(121)と連通するラジエータヘッダタンク(220)を有し、エンジン冷却水を冷却するラジエータ(200)と、受液器(140)から流出する液相冷媒を冷却する過冷却器(130)とを備え、複数本のモジュレータタンク(141、142)は、凝縮器(110)を挟んで両チューブ(111)の長手方向に対して直列に並んでおり、複数本のモジュレータタンク(141、142)は、互いの液面を同一に保つよう連通配管(143)で連通しており、連通配管(143)は、チューブ(111)と並列に配置されていることを特徴とする。
【0013】
これにより、請求項1に記載の発明と同様に、受液器(140)を一体化したことに伴って発生したデットスペースを縮小することができるので、受液器一体型凝縮器の車両への搭載性を向上させることができる。
【0014】
また、後述するようにラジエータヘッダタンク(220)の小型化(薄幅化)に伴ってラジエータチューブ(212)の長手方向両端側に発生したデットスペースを有効に活用することができるので、ラジエータ(200)も含めた車両用熱交換器全体の車両への搭載性を向上させることができる。
【0015】
なお、請求項5に記載の発明のごとく、請求項1ないし3のいずれか1つに記載の受液器一体型凝縮器(100)と冷却水を冷却するラジエータ(200)とが一体化してもよい。
【0016】
因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
【0017】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
本実施形態は、本発明に係る受液器一体型凝縮器を車両用蒸気圧縮機式冷凍サイクル(車両用空調装置)に適用したものであって、図1は本実施形態に係る受液器一体型凝縮器100の正面図であり、図2は受液器一体型凝縮器100の斜視図である。
【0018】
図1、2中、111は冷媒が流通する扁平状の複数本のチューブであり、このチューブ111は車両幅方向(水平方向)に延びるように設けられている。そして、各チューブ111間には、冷媒と空気との熱交換を促進する波状のフィン112が配設されており、このフィン112及びチューブ111により冷媒と空気とを熱交換させる熱交換コア113が構成されている。
【0019】
また、チューブ111の長手方向両端側には、チューブ111の長手方向(水平方向)と直交する方向(上下方向)に延びて複数本のチューブ111と連通するヘッダタンク120が配設されている。
【0020】
そして、本実施形態では、後述する受液器(モジュレータ)140から流出する液相冷媒を冷却する過冷却器(サブクーラ)130がヘッダタンク120を介して一体化されており、熱交換コア113のうち図1の太い2点鎖線より下方側に位置する部位が過冷却器130の熱交換コアとして機能し、太い2点鎖線より上方側に位置する部位が冷媒を凝縮させる凝縮器110の熱交換コアとして機能する。なお、ヘッダタンク120内には、セパレータ(図示せず)により凝縮器110側の空間と過冷却器130側の空間とに仕切られている。
【0021】
140は、凝縮器110から流出する冷媒を気相冷媒と液相冷媒とを分離して冷凍サイクル中の余剰冷媒を蓄えるとともに、液相冷媒を過冷却器130に向けて流出する受液器であり、この受液器140は、ヘッダタンク120の長手方向と平行な方向に延びる2本のモジュレータタンク141、142を有して構成されている。
【0022】
ここで、モジュレータタンク141はチューブ111の長手方向一端側(図1の左側)に位置し、モジュレータタンク142はチューブ111の長手方向他端側(図1の右側)に位置している。このため、モジュレータタンク141、142は、凝縮器110を挟んでチューブ111の長手方向(車両幅方向)に対して直列に並んだ状態で設けられていることとなる。
【0023】
なお、過冷却器130の下方側には、2本のモジュレータタンク141、142内を連通させて2本のモジュレータタンク141、142内の液面を同一に保つ連通配管143が設けられている。また、モジュレータタンク141、142及びヘッダタンク120は、図3に示すように、押し出し加工又は引き抜き加工にて一体形成されている。
【0024】
因みに、図1中、151は圧縮機(図示せず)の吐出側に接続される冷媒流入口であり、152は減圧器(図示せず)側に接続される冷媒流出口であり、冷媒流入口151から受液器一体型凝縮器100に流入した冷媒は、凝縮器110にて冷却凝縮された後、紙面右側のヘッダタンク120から受液器140内に流入する。そして、受液器140から流出した冷媒は、過冷却器130にて冷却された後、冷媒流出口152から受液器一体型凝縮器100外(減圧器に向けて)流出する。
【0025】
ところで、本実施形態に係る受液器一体側凝縮器100は、車両搭載状態においては、図4に示すようにエンジン(図示せず)の冷却水を冷却するラジエータ200より空気流れ上流側に配設されており、ラジエータ200は、図5に示すように、エンジン冷却水が流通する複数本のラジエータチューブ211、及びラジエータチューブ211の長手方向両端側に配設されて各ラジエータチューブ211に連通するラジエータヘッダタンク220から構成されている。
【0026】
そして、本実施形態では、受液器一体型凝縮器100のチューブ111とラジエータチューブ211とは互い平行に車両幅方向に延び、受液器一体型凝縮器100のヘッダタンク120とラジエータヘッダタンク220とは互いに平行に上下方向に延びている。このため、受液器一体型凝縮器100のヘッダタンク120及び受液器140(モジュレータタンク141、142)は、図4に示すように、ラジエータ200の空気流れ上流側のうちラジエータヘッダタンク220に対応する部位に位置していることとなる。
【0027】
次に、本実施形態の特徴を述べる。
【0028】
本実施形態によれば、モジュレータタンクを2つのモジュラータタンク141、142に分割して受液器140全体の容積を小さくすることなく、モジュレータタンク141、142各々を小さくし、かつ、それら141、142をチューブ111の長手方向(車両幅方向)に対して直列に並んだ状態で配設しているので、受液器140の能力を低下させることなく、受液器140の幅方向寸法Wmをヘッダタンク120の幅方向寸法Wcと同等以下とすることができる。
【0029】
したがって、受液器140を一体化したことに伴って発生したデットスペースを縮小することができるので、受液器一体型凝縮器100の車両への搭載性を向上させることができる。
【0030】
ここで、幅方向とは、チューブ111の長手方向及びヘッダタンク120の長手方向と直交する方向であって、空気の流通方向と平行な方向を言うものである。したがって、受液器140の幅方向寸法Wmとは、図3に示すように、モジュレータタンク141、142のうち空気の流通方向と平行な部位の寸法を言い、ヘッダタンク120の幅方向寸法Wcとはヘッダタンク120のうち空気の流通方向と平行な部位の寸法を言う。
【0031】
ところで、エンジン冷却水は相変化することなく、液相状態のままラジエータ200内を流通するので、ラジエータヘッダタンク220の容積(外形寸法)は、通常、受液器一体型凝縮器100のヘッダタンク120の容積(外形寸法)より大きくなってしまう。
【0032】
そこで、本実施形態では、図4に示すように、ラジエータヘッダタンク220の幅方向寸法Wrをラジエータチューブ212の幅方向寸法Wtと略同等としてラジエータヘッダタンク220の幅方向寸法Wrの小型化を図っている。
【0033】
しかし、ラジエータヘッダタンク220の幅方向寸法Wrの小型化を図った分だけ、必然的に、ラジエータヘッダタンク220の横方向(ラジエータチューブ212の長手方向と平行な部位)の寸法L1が大きくなってしまい、ラジエータヘッダタンク220の前面側(空気流れ上流側)にデットスペースが発生してしまう。
【0034】
これに対して、本実施形態では、モジュレータタンク141はチューブ111の長手方向一端側に位置し、一方、モジュレータタンク142はチューブ111の長手方向他端側に位置して、凝縮器110を挟んでチューブ111の長手方向(車両幅方向)に対して直列に並んだ状態となっているので、ラジエータヘッダタンク220の小型化に伴ってラジエータチューブ212の長手方向両端側に発生したデットスペースを有効に活用することができる。したがって、ラジエータ200も含めた車両用熱交換器全体の車両への搭載性を向上させることができる。
【0035】
(第2実施形態)
第1実施形態では、2本のモジュレータタンク141、142を連通させる連通配管143が過冷却器130の下方側に設けられていたが、本実施形態は、図6に示すように、過冷却器130のチューブの一部(1本)を連通配管143として利用したものである。
【0036】
なお、過冷却器130は、受液器140にて気液分離された液相冷媒を冷却するものであり、かつ、過冷却器130内で冷媒は相変化しないことに加えて、連通配管143として機能する過冷却器130のチューブの一部(1本)においても冷媒が冷却されるので、過冷却器130の冷却能力(過冷却器130から流出する冷媒の過冷却度)は殆ど悪化しない。
【0037】
(第3実施形態)
第1実施形態では、2本のモジュレータタンク141、142は、凝縮器110を挟んでチューブ111の長手方向(車両幅方向)に対して直列に並んで凝縮器100の両側に設けられていたが、本実施形態は、図7に示すように、2本のモジュレータタンク141、142をチューブ111の長手方向(車両幅方向)一端側に配置した状態で、2本のモジュレータタンク141、142をチューブ111の長手方向(車両幅方向)対して直列に並べたものである。
【0038】
なお、本実施形態において、2本のモジュレータタンク141、142及びヘッダタンク120は、図8に示すように、押し出し加工又は引き抜き加工にて一体成形されている。また、本実施形態では、連通配管143を設けることなく、連通穴144にて両者141、142を直接に連通させている。
【0039】
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、モジュレータタンク141、142及びヘッダタンク120は一体成形されていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、図8〜9に示すように、モジュレータタンク141、142とヘッダタンク120とを別体にて形成した後、ろう付け等の接合手段により一体化してもよい。
【0040】
なお、図9は第1、2実施形態に係る受液器一体型凝縮器100に適用したものであり、図10、11は第3実施形態に係る受液器一体型凝縮器100に適用したものである。
【0041】
また、上述の実施形態では、モジュレータタンクは2本であったが、本発明は限定されるものではなく、3本以上であってもよい。なお、例えばモジュレータタンクを4本としたものを、第1、2実施形態に係る受液器一体型凝縮器100適用すると、凝縮器110の両側には2本のモジュレータタンクが配設された状態となる。
【0042】
また、モジュレータタンク141、142は、図13に示すように、板を丸めたもの又は溶接管等を使用してもよい。
【0043】
また、本発明は、図14に示ような、ラジエータ200と受液器一体型凝縮器100とが一体となったクーリングモジュールにも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る受液器一体型凝縮器の正面図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る受液器一体型凝縮器の斜視図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係る受液器一体型凝縮器におけるヘッダタンク及びモジュレータタンク(受液器)の断面図である。
【図4】本発明の第1実施形態に係る受液器一体型凝縮器の車両搭載状態を示す模式図である。
【図5】本発明の第1実施形態に係るラジエータの正面図である。
【図6】本発明の第2実施形態に係る受液器一体型凝縮器の正面図である。
【図7】本発明の第2実施形態に係る受液器一体型凝縮器の正面図である。
【図8】本発明の第3実施形態に係る受液器一体型凝縮器におけるヘッダタンク及びモジュレータタンク(受液器)の断面図である。
【図9】本発明の変形例に係る受液器一体型凝縮器におけるヘッダタンク及びモジュレータタンク(受液器)の断面図である。
【図10】本発明の変形例にる受液器一体型凝縮器におけるヘッダタンク及びモジュレータタンク(受液器)の断面図である。
【図11】本発明の変形例に係る受液器一体型凝縮器におけるヘッダタンク及びモジュレータタンク(受液器)の断面図である。
【図12】従来の技術に係る受液器一体型凝縮器の問題点を説明するための説明図である。
【図13】本発明の変形例に係る受液器一体型凝縮器におけるヘッダタンク及びモジュレータタンク(受液器)の断面図である。
【図14】本発明の変形例に係る受液器一体型凝縮器の車両搭載状態を示す模式図である。
【符号の説明】
110…凝縮器、120…ヘッダタンク、130…過冷却器、
140…受液器、141、142…モジュレータタンク、143…連通配管。
Claims (5)
- 冷媒が流通する複数本のチューブ(111)、及び前記チューブ(111)の長手方向両端側に配設され、前記チューブ(111)の長手方向と直交する方向に延びて前記複数本のチューブ(111)と連通するヘッダタンク(120)を有し、冷媒を凝縮させる凝縮器(110)と、
前記凝縮器(110)から流出する冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに分離して冷凍サイクル中の余剰冷媒を蓄えるとともに、前記ヘッダタンク(120)の長手方向と平行な方向に延びる複数本のモジュレータタンク(141、142)を有し、液相冷媒を流出する受液器(140)と、
前記受液器(140)から流出する液相冷媒を冷却する過冷却器(130)とを備え、
前記複数本のモジュレータタンク(141、142)は、前記凝縮器(110)を挟んで前記チューブ(111)の長手方向に対して直列に並んでおり、
前記複数本のモジュレータタンク(141、142)は、互いの液面を同一に保つよう連通配管(143)で連通しており、
前記連通配管(143)は、前記チューブ(111)と並列に配置されていることを特徴とする受液器一体型凝縮器。 - 冷媒が流通する複数本のチューブ(111)、及び前記チューブ(111)の長手方向両端側に配設され、前記チューブ(111)の長手方向と直交する方向に延びて前記複数本のチューブ(111)と連通するヘッダタンク(120)を有し、冷媒を凝縮させる凝縮器(110)と、
前記凝縮器(110)から流出する冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに分離して冷凍サイクル中の余剰冷媒を蓄えるとともに、前記ヘッダタンク(120)の長手方向と平行な方向に延びる複数本のモジュレータタンク(141、142)を有し、液相冷媒を流出する受液器(140)と、
前記受液器(140)から流出する液相冷媒を冷却する過冷却器(130)とを備え、
前記複数本のモジュレータタンク(141、142)のうち少なくとも一方は、前記チューブ(111)の長手方向一端側に配置され、他方は前記チューブ(111)の長手方向他端側に配置されており、
前記複数本のモジュレータタンク(141、142)は、互いの液面を同一に保つよう連通配管(143)で連通しており、
前記連通配管(143)は、前記チューブ(111)と並列に配置されていることを特徴とする受液器一体型凝縮器。 - 前記過冷却器(130)が、前記ヘッダタンク(120)を介して前記凝縮器(110)と一体化されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の受液器一体型凝縮器。
- 冷媒が流通する複数本のチューブ(111)、及び前記チューブ(111)の長手方向両端側に配設され、前記チューブ(111)の長手方向と直交する方向に延びて前記複数本のチューブ(111)と連通するヘッダタンク(120)を有し、冷媒を凝縮させる凝縮器(110)と、
前記凝縮器(110)から流出する冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに分離して冷凍サイクル中の余剰冷媒を蓄えるとともに、前記ヘッダタンク(120)の長手方向と平行な方向に延びる複数本のモジュレータタンク(141、142)を有し、液相冷媒を流出する受液器と、
エンジン冷却水が流通するとともに前記凝縮器(110)のチューブ(111)と平行に延びる複数本のラジエータチューブ(121)、及び前記凝縮器のヘッダタンク(120)の長手方向と平行な方向に延びて前記複数本のラジエータチューブ(121)と連通するラジエータヘッダタンク(220)を有し、エンジン冷却水を冷却するラジエータ(200)と、
前記受液器(140)から流出する液相冷媒を冷却する過冷却器(130)とを備え、
前記複数本のモジュレータタンク(141、142)は、前記凝縮器(110)を挟んで前記両チューブ(111)の長手方向に対して直列に並んでおり、
前記複数本のモジュレータタンク(141、142)は、互いの液面を同一に保つよう連通配管(143)で連通しており、
前記連通配管(143)は、前記チューブ(111)と並列に配置されていることを特徴とする車両用熱交換器の搭載構造。 - 請求項1ないし3のいずれか1つに記載の受液器一体型凝縮器(100)と冷却水を冷却するラジエータ(200)とが一体となったことを特徴とするクーリングモジュール。
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