JP2001215096A - 熱交換器 - Google Patents

熱交換器

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JP2001215096A
JP2001215096A JP2000024096A JP2000024096A JP2001215096A JP 2001215096 A JP2001215096 A JP 2001215096A JP 2000024096 A JP2000024096 A JP 2000024096A JP 2000024096 A JP2000024096 A JP 2000024096A JP 2001215096 A JP2001215096 A JP 2001215096A
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refrigerant
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tube
small holes
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JP2000024096A
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English (en)
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Hideya Nishijima
英也 西嶋
Toshiyuki Higuchi
敏幸 樋口
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B39/00Evaporators; Condensers
    • F25B39/04Condensers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2500/00Problems to be solved
    • F25B2500/01Geometry problems, e.g. for reducing size

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンデンサを吹き抜ける冷却空気と冷媒との
熱交換を効率よく行わせてコンデンサにおける冷媒の冷
却効率を向上させる。 【解決手段】 一対のヘッダと、複数の流路R1,R
2,R3,R4,R5,R6を有し各ヘッダに両端を接
続されるチューブ12と、冷却フィンと、一方のヘッダ
10に接続される冷媒導入管14と、他方のヘッダに接
続される冷媒導出管とを備え、チューブ12の幅方向の
一方から吹き抜ける冷却空気と各流路R1〜R6を流通
する冷媒との間で熱交換を行わせる熱交換器について、
ヘッダ10の内部を、流路R1,R2に連通する第1空
間16と流路R3〜R6に連通する第2空間17とに仕
切り、流路R3〜R6の冷媒流量が流路R1,R2の冷
媒流量よりも多くなるように、冷媒導入管14からヘッ
ダ10に導入される冷媒を第1空間16、第2空間17
に分配する仕切板18を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001 】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の車両用
空気調和装置に具備される熱交換器に関するものであ
る。
【0002 】
【従来の技術】車両用空気調和装置を構成する熱交換器
のうち、コンデンサは高温・高圧の冷媒ガスを冷却して
凝縮する働きを担うものである。マルチフロータイプの
コンデンサの構造の一例を図9に示す。このコンデンサ
は、左右に離間して配置された中空のヘッダ1,2と、
ヘッダ1,2間においてそれぞれが平行に離間して配設
された複数のチューブ3と、各チューブ3間に配設され
た波形の冷却フィン4と、ヘッダ1に接続された冷媒の
導入管5ならびにヘッダ2に接続された導出管6とを備
えて構成されている。
【0003 】チューブ3は図10に示すような扁平管
であり、しかもその内部には冷媒の通り道となる複数の
流路R1,R2,R3,R4,R5,R6がチューブ3
の幅方向に等間隔に離間して設けられている。そして、
各ヘッダ1,2の内部空間に対してこれらがひとつひと
つ開口するようにして連結されている。
【0004 】このコンデンサでは、導入管5からヘッ
ダ1に流入した冷媒が、各チューブ3に対してほぼ等量
に分かれて流入し、各チューブ3を並行して流れ、チュ
ーブ3内においても各流路R1,R2,R3,R4,R
5,R6をほぼ等量に分かれて流れ、ヘッダ2に流入し
て導出管6から外部に流出するようになっている。
【0005 】マルチフロータイプのコンデンサの構造
のその他の例を図11に示す。このコンデンサは、先に
説明したコンデンサとは異なり、ヘッダ1の上部に導入
管5が、下部に導出管6が接続されており、さらにヘッ
ダ1内部にはほぼ中間を仕切るように仕切板7が設けら
れ、ヘッダ1内部が導入管5に連通する上部空間1Aと
導出管6に連通する下部空間1Bとに分けられている。
【0006 】このコンデンサでは、冷媒は導入管5か
らヘッダ1の上部空間1Aに流入し、上部空間1Aに連
通する一部のチューブ3Aに対してほぼ等量に分かれて
流入し、これらを並行して流れてヘッダ2に流入し、続
いてヘッダ2に連通する残りのチューブ3Bに対してほ
ぼ等量に分かれて流入し、これらを並行して流れヘッダ
1の下部空間1Bに流入して導出管6から外部に流出す
るようになっている。
【0007 】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなコンデン
サに対し、一方の側面から通気されるとすると、コンデ
ンサに流入した冷却空気は、最初にコンデンサの正面に
近い流路(例えば図10でいうところのR1,R2)を
流れる冷媒と熱交換して熱を奪い、コンデンサの背面に
近づく頃には温度が上昇する。このため、冷却空気と背
面に近い流路(例えば図10でいうところのR5,R
6)を流れる冷媒との温度差が、正面に近い流路(R
1,R2)を流れる冷媒との間に生じた温度差よりも小
さくなってしまい、十分な熱交換能力が得られなくな
る。
【0008 】本発明は上記の事情に鑑みてなされたも
のであり、コンデンサを吹き抜ける冷却空気と冷媒との
熱交換を効率よく行わせることでコンデンサにおける冷
媒の冷却効率を向上させることを目的としている。
【0009 】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの手段として、次のような構造の熱交換器を採用す
る。すなわち、請求項1記載の熱交換器は、離間して配
置される一対のヘッダと、幅方向に複数の小孔を有し前
記一対のヘッダに両端を接続される扁平な多孔チューブ
と、該多孔チューブに添わせて配設される冷却フィン
と、前記一対のヘッダのいずれかに接続される冷媒導入
管および冷媒導出管とを備え、前記多孔チューブの幅方
向の一方から吹き抜ける冷却空気と前記複数の小孔を流
通する冷媒との間で熱交換を行わせて高温高圧の冷媒を
凝縮液化させる熱交換器であって、前記冷媒導入管が接
続されるヘッダには、該ヘッダの内部を前記多孔チュー
ブの幅方向の一方に位置する一部の小孔に連通する第1
空間と他方に位置するその他の小孔に連通する第2空間
とに仕切るとともに、前記その他の小孔の冷媒流量が前
記一部の小孔の冷媒流量よりも多くなるように、前記冷
媒導入管から前記ヘッダに導入される冷媒を前記第1、
第2空間に分配する仕切部が設けられていることを特徴
としている。
【0010 】この熱交換器において、一方のヘッダに
冷媒導入管を通じて流入した冷媒は第1空間と第2空間
とに分配され、第1空間に分配された冷媒は多孔チュー
ブの一部の小孔を流通し、第2空間に分配された冷媒は
多孔チューブのその他の小孔を流通して他方のヘッダに
流入し、冷媒導出管を通じて外部に流出するのである
が、ヘッダに導入される冷媒は、冷却空気の上流側(多
孔チューブの幅方向の一方)に位置する一部の小孔の冷
媒流量が比較的少なく、冷却空気の下流側に位置するそ
の他の小孔の冷媒流量が比較的多くなるように分配され
る。ところで、当該熱交換器がコンデンサとして使用さ
れる場合、多孔チューブ表面から冷却空気に放出される
熱量は、冷媒流量に比例して冷却空気の流れの上流側部
分で少なく、下流側部分で多くなる。これにより、上流
側部分で冷却空気の温度上昇が抑えられ、下流側部分で
も多孔チューブ表面と冷却空気との温度差が大きくなる
ので、冷媒と冷却空気との熱交換が効果的に行われるよ
うになる。
【0011 】請求項2記載の熱交換器は、離間して配
置される一対のヘッダと、幅方向に複数の小孔を有し前
記一対のヘッダに両端を接続される扁平な多孔チューブ
と、該多孔チューブに添わせて配設される冷却フィン
と、前記一対のヘッダのいずれかに接続される冷媒導入
管および冷媒導出管とを備え、前記多孔チューブの幅方
向の一方から吹き抜ける冷却空気と前記複数の小孔を流
通する冷媒との間で熱交換を行わせて高温高圧の冷媒を
凝縮液化させる熱交換器であって、前記冷媒導入管が接
続されるヘッダには、該ヘッダの内部を前記多孔チュー
ブの各小孔に連通する複数の空間に仕切るとともに、前
記多孔チューブの幅方向の一方に位置する空間に連通す
る小孔の冷媒流量ほど少なく、他方に位置する空間に連
通する小孔の冷媒流量ほど多くなるように、前記冷媒導
入管から前記ヘッダに導入される冷媒を前記複数の空間
に分配する仕切部が設けられていることを特徴としてい
る。
【0012 】この熱交換器において、一方のヘッダに
冷媒導入管を通じて流入した冷媒は複数の空間に分配さ
れ、各空間に分配された冷媒はそれぞれに連通する多孔
チューブの小孔を流通して他方のヘッダに流入し、冷媒
導出管を通じて外部に流出するのであるが、ヘッダに導
入される冷媒は、冷却空気の上流側(多孔チューブの幅
方向の一方)に位置する空間に連通する小孔の冷媒流量
ほど少なく、他方に位置する空間に連通する小孔の冷媒
流量ほど多くなるように分配される。当該熱交換器がコ
ンデンサとして使用される場合、多孔チューブ表面から
冷却空気に放出される熱量は、冷媒流量に比例して冷却
空気の流れの上流側部分ほど少なく、下流側部分ほど多
くなる。これにより、上流側部分で冷却空気の温度上昇
が抑えられ、下流側部分でも多孔チューブ表面と冷却空
気との温度差が大きくなるので、冷媒と冷却空気との熱
交換が効果的に行われるようになる。
【0013 】請求項3記載の熱交換器は、離間して配
置される一対のヘッダと、幅方向に複数の小孔を有し前
記一対のヘッダ間に配設される扁平な多孔チューブと、
該多孔チューブに添わせて配設される冷却フィンと、前
記一対のヘッダのいずれか一方に接続される冷媒導入管
および冷媒導出管とを備え、前記多孔チューブの幅方向
の一方から吹き抜ける冷却空気と前記複数の小孔を流通
する冷媒との間で熱交換を行わせて高温高圧の冷媒を凝
縮液化させる熱交換器であって、前記一方のヘッダに
は、該ヘッダの内部を、前記多孔チューブの幅方向の他
方に位置する一部の小孔に連通しかつ前記冷媒導入管が
連通する第1空間と、一方に位置するその他の小孔に連
通しかつ前記冷媒導出管が連通する第2空間とに仕切る
仕切部が設けられていることを特徴としている。
【0014 】この熱交換器において、冷媒導入管を通
じて第1空間に流入した冷媒は、多孔チューブの一部の
小孔を流通して他方のヘッダに流入し、他方のヘッダで
折り返し、多孔チューブのその他の小孔を逆方向に流通
して第2空間に流入し、冷媒導出管を通じて外部に流出
するのであるが、多孔チューブを往復する冷媒は冷却空
気の下流側を往路、上流側を復路として流れることにな
る。当該熱交換器がコンデンサとして使用される場合、
多孔チューブ表面から冷却空気に放出される熱量は、往
路で放熱しやや冷めた冷媒が流れる復路(冷却空気の上
流側)に当たる部分で少なく、高温高圧の冷媒が最初に
流入する往路(下流側)に当たる部分で多くなる。これ
により、上流側部分で冷却空気の温度上昇が抑えられ、
下流側部分でも多孔チューブ表面と冷却空気との温度差
が大きくなるので、冷媒と冷却空気との熱交換が効果的
に行われるようになる。
【0015 】請求項4記載の熱交換器は、左右に離間
して配置される一対のヘッダと、幅方向に複数の小孔を
有し前記一対のヘッダ間に上下に離間して配設されると
ともに該ヘッダに両端を接続される複数の扁平な多孔チ
ューブと、該多孔チューブに添わせて配設される冷却フ
ィンと、前記一対のヘッダのいずれか一方に接続される
冷媒導入管および冷媒導出管とを備え、前記多孔チュー
ブの幅方向の一方から吹き抜ける冷却空気と前記複数の
小孔を流通する冷媒との間で熱交換を行わせて高温高圧
の冷媒を凝縮液化させる熱交換器であって、前記一方の
ヘッダには、該ヘッダの内部を、前記冷媒導入管に連通
しかつ前記複数の多孔チューブのうち該一方のヘッダの
上部に接続される上側多孔チューブの幅方向の他方に位
置する一部の小孔に連通する冷媒導入空間と、前記上側
多孔チューブの幅方向の一方に位置するその他の小孔に
連通しかつ前記一方のヘッダの下部に接続される下側多
孔チューブの幅方向の他方に位置する一部の小孔に連通
する冷媒連絡空間と、前記下側多孔チューブの幅方向の
一方に位置するその他の小孔に連通しかつ前記冷媒導出
管に連通する冷媒導出空間とに仕切る仕切壁が設けら
れ、他方のヘッダには、該ヘッダの内部を、前記上側多
孔チューブが連通する上部空間と前記下側多孔チューブ
が連通する下部空間とに隔てる隔壁が設けられているこ
とを特徴としている。
【0016 】この熱交換器において、冷媒導入管を通
じて一方のヘッダの冷媒導入空間に流入した冷媒は、上
側多孔チューブの一部の小孔を流通して他方のヘッダに
流入し、上部空間において折り返し、上側多孔チューブ
のその他の小孔を逆方向に流通して一方のヘッダに再度
流入する。一方のヘッダに再流入した冷媒は冷媒連絡空
間においてヘッダの下部に移動し、下側多孔チューブの
一部の小孔を流通して他方のヘッダに流入し、下部空間
において折り返し、下側多孔チューブのその他の小孔を
逆方向に流通して一方のヘッダに再々度流入する。そし
て、冷媒導出空間から冷媒導出管を通じて外部に導出さ
れるのであるが、多孔チューブを往復する冷媒は、上側
多孔チューブにおいても下側多孔チューブにおいても冷
却空気の下流側を往路、上流側を復路として流れること
になる。当該熱交換器がコンデンサとして使用される場
合、多孔チューブ表面から冷却空気に放出される熱量
は、往路で放熱しやや冷めた冷媒が流れる復路(冷却空
気の上流側)に当たる部分で少なく、高温高圧の冷媒が
最初に流入する往路(下流側)に当たる部分で多くな
る。これにより、上流側部分で冷却空気の温度上昇が抑
えられ、下流側部分でも多孔チューブ表面と冷却空気と
の温度差が大きくなるので、冷媒と冷却空気との熱交換
が効果的に行われるようになる。
【0017 】
【発明の実施の形態】本発明に係る熱交換器の第1実施
形態を図1ないし図3に示して説明する。図1に示す熱
交換器は、左右に離間して平行に配設される一対のヘッ
ダ10,11と、ヘッダ10,11間に配設されて両端
が両ヘッダ10,11の内部にそれぞれ連通する複数の
チューブ(多孔チューブ)12,12,…と、各チュー
ブ12間に配設される冷却フィン13,13,…と、ヘ
ッダ10に連通するように接続された冷媒導入管14な
らびにヘッダ11に連通するように接続された冷媒導出
管15とを備えて構成されている。
【0018 】ヘッダ10,11は円形断面を有するシ
ームレス管からなり、その上下両端は円形の端板で封止
されている。チューブ12は、図2に示すようにヘッダ
10,11の直径よりも幅の短い扁平形状を有し、内部
には幅方向に6つに分割された流路(小孔)がR1,R
2,R3,R4,R5,R6が設けられた多孔の押し出
し成形管であり、ヘッダ10,11に形成されたチュー
ブ挿入穴(図示略)に端部を差し込みろう付けされ、ヘ
ッダ10,11からそれぞれに冷媒を分配されるように
なっている。また、冷却フィン13は帯状の板材を波形
に折り曲げ加工したもので、波の頂部を隣り合うチュー
ブ12間に当接させてろう付けされている。
【0019 】この熱交換器では、冷媒導入管14から
ヘッダ10に流入した冷媒が、各チューブ12に対して
ほぼ等量に分配され、各チューブ12を並行してチュー
ブ12の長さ方向に流通し、ヘッダ11に流入して冷媒
導出管15から外部に流出するようになっている。そし
て、チューブ12の幅方向に一方から流通する冷却空気
とチューブ12内部の流路R1,R2,R3,R4,R
5,R6を流通する冷媒との間で熱交換を行わせること
で高温高圧の冷媒を凝縮液化させるコンデンサとしての
機能を備えている。
【0020 】ところでヘッダ10には、ヘッダ10の
内部を、チューブ12の幅方向の一方すなわち冷却空気
の流れの上流側に位置する流路(一部の小孔)R1,R
2に連通する第1空間16と、チューブ12の幅方向の
他方すなわち冷却空気の流れの下流側に位置する流路
(その他の小孔)R3,R4,R5,R6に連通する第
2空間17とに仕切る仕切板(仕切部)18が設けられ
ている。仕切板18は、図3に示すように中空円筒形の
ヘッダ10を上下方向に沿って第1空間16と第2空間
17とに分割し、冷媒導入管14の開口部を第1空間1
6に連通するパートP1と第2空間17に連通するパー
トP2とに分けるようにして配置されており、しかも、
パートP1の開口面積がパートP2の開口面積の1/5
となるようにオフセットされている。
【0021 】上記のような構造の熱交換器において、
冷媒導入管14を通じてヘッダ10に流入した冷媒は仕
切板18によって第1空間16と第2空間17とに分配
され、第1空間16に分配された冷媒は冷却空気の上流
側に位置する流路R1,R2を通ってチューブ12を流
通し、第2空間17に分配された冷媒は冷却空気の下流
側に位置する流路R3,R4,R5,R6を通ってチュ
ーブ12を流通し、ヘッダ11に流入して冷媒導出管1
5を通じて外部に流出する。
【0022 】ここで、ヘッダ10に導入される冷媒
は、仕切板18がオフセットされていることにより、チ
ューブ12の総流路断面積の1/3を占める流路R1,
R2には導入される冷媒全体の20%が流れ込み、チュ
ーブ12の総流路断面積の2/3を占める流路R3,R
4,R5,R6には導入される冷媒全体の80%が流れ
込むようになる。これにより、冷却空気の上流側に位置
する流路R1,R2の冷媒流量が比較的少なく、冷却空
気の下流側に位置する流路R3,R4,R5,R6の冷
媒流量が多くなるように分配される(各流路に均等に流
れる場合の1つの流路当たりの冷媒流量をLとすると、
流路R1(またはR2)の冷媒流量は3L/5、流路R3
(またはR4,R5,R6)の冷媒流量は6L/5とな
る)。
【0023 】ところで、チューブ12の表面から冷却
空気に放出される熱量は、各流路R1,R2,R3,R
4,R5,R6の冷媒流量に比例して冷却空気の流れの
上流側部分で少なく、下流側部分で多くなる。これによ
り、上流側部分で冷却空気の温度上昇が抑えられ、下流
側部分でもチューブ12の表面と冷却空気との温度差が
大きくなるので、チューブ12を流れる冷媒と熱交換器
を吹き抜ける冷却空気との熱交換が効果的に行われる。
これにより、コンデンサとして使用される熱交換器にお
ける冷媒の冷却効率を向上させることができる。
【0024 】本発明に係る熱交換器の第2実施形態を
図4に示して説明する。なお、上記第1実施形態におい
て既に説明した構成要素には同一符号を付して説明は省
略する。本実施形態において、ヘッダ10には、ヘッダ
10の内部をチューブ12の流路R1,R2、流路R
3,R4、流路R5,R6、それぞれに連通する3つの
空間20,21,22に仕切る仕切板(仕切部)23,
24が設けられている。
【0025 】仕切板23,24はそれぞれにオフセッ
トして配置されており、流路R1,R2には導入される
冷媒全体の20%が流れ込み、流路R3,R4には冷媒
全体の35%が流れ込み、流路R5,R6には冷媒全体
の45%が流れ込むようになっている。これにより、チ
ューブ12には、冷却空気の上流側ほど冷媒流量が少な
く、下流側ほど冷媒流量が多くなるように冷媒が分配さ
れる。
【0026 】上記のような構造の熱交換器において、
冷媒導入管14を通じてヘッダ10に流入した冷媒は各
空間20,21,22に分配され、分配された冷媒はそ
れぞれに連通するチューブ12の流路R1,R2,R
3,R4,R5,R6を流通してヘッダ11に流入し、
冷媒導出管15を通じて外部に流出する。
【0027 】チューブ12の表面から冷却空気に放出
される熱量は、冷媒流量に比例して上流側部分ほど少な
く、下流側部分ほど多くなる。これにより、上流側部分
で冷却空気の温度上昇が抑えられ、下流側部分でもチュ
ーブ12の表面と冷却空気との温度差が大きくなるの
で、冷媒と冷却空気との熱交換が効果的に行われるよう
になる。これにより、コンデンサとして使用される熱交
換器における冷媒の冷却効率を向上させることができ
る。
【0028 】本発明に係る熱交換器の第3実施形態を
図5および図6に示して説明する。なお、上記各実施形
態において既に説明した構成要素には同一符号を付して
説明は省略する。本実施形態において、ヘッダ10に
は、ヘッダ10の内部をチューブ12の幅方向の他方す
なわち冷却空気の流れの下流側に位置する流路R4,R
5,R6に連通する第1空間30と、チューブ12の幅
方向の一方すなわち冷却空気の流れの上流側に位置する
流路R1,R2,R3に連通する第2空間31とに仕切
る仕切板(仕切部)32が設けられている。
【0029 】また、ヘッダ10には、冷媒導入管14
が第1空間30に連通するように接続され、冷媒導出管
14が第2空間31に連通するように接続されている。
なお、ヘッダ11に冷媒の出入口は設けられていない。
【0030 】上記のような構造の熱交換器において、
冷媒導入管14を通じてヘッダ10内部の第1空間30
に流入した冷媒は、冷却空気の下流側に位置する流路R
4,R5,R6を流通してヘッダ11に流入し、ヘッダ
11内部で折り返し(図6(a)参照)、冷却空気の上流
側に位置する流路R1,R2,R3を逆方向に流通して
第2空間31に流入し、冷媒導出管15を通じて外部に
流入する(図6(b)参照)。このとき、冷媒は冷却空気
の下流側を往路、上流側を復路としてチューブ12中を
往復して流れる。
【0031 】ここで、チューブ12の表面から冷却空
気に放出される熱量は、往路で放熱しやや冷めた冷媒が
流れる復路、すなわち冷却空気の流れの上流側部分で少
なく、高温高圧の冷媒が最初に流入する往路、すなわち
冷却空気の流れの下流側部分で多くなる。これにより、
上流側部分で冷却空気の温度上昇が抑えられ、下流側部
分でもチューブ12の表面と冷却空気との温度差が大き
くなるので、チューブ12を流れる冷媒と熱交換器を吹
き抜ける冷却空気との熱交換が効果的に行われる。これ
により、コンデンサとして使用される熱交換器における
冷媒の冷却効率を向上させることができる。
【0032 】本発明に係る熱交換器の第4実施形態を
図7および図8に示して説明する。なお、上記各実施形
態において既に説明した構成要素には同一符号を付して
説明は省略する。本実施形態において、ヘッダ10の内
部には仕切壁40,41が設けられており、これによっ
てヘッダ10の内部が、冷媒導入管14に連通しかつ複
数のチューブ12のうちヘッダ10の上部に接続される
チューブ(上側多孔チューブ)12Aの幅方向の他方す
なわち冷却空気の流れの下流側に位置する流路R4,R
5,R6に連通する冷媒導入空間42と、チューブ12
Aの幅方向の一方すなわち冷却空気の流れの上流側に位
置する流路R1,R2,R3に連通しかつヘッダ10の
下部に接続されるチューブ(下側多孔チューブ)12B
の幅方向の他方すなわち冷却空気の流れの下流側に位置
する流路R4,R5,R6に連通する冷媒連絡空間43
と、チューブ12Bの幅方向の一方すなわち冷却空気の
流れの上流側に位置する流路R1,R2,R3に連通し
かつ冷媒導出管15に連通する冷媒導出空間44とに仕
切られている。
【0033 】また、ヘッダ11の内部には隔壁45が
設けられており、これによってヘッダ11の内部が、チ
ューブ12Aが連通する上部空間46とチューブ12B
が連通する下部空間47とに仕切られている。
【0034 】上記のような構造の熱交換器において、
冷媒導入管14を通じてヘッダ10内部の冷媒導入空間
42に流入した冷媒は、チューブ12Aのうち冷却空気
の下流側に位置する流路R4,R5,R6を流通してヘ
ッダ11に流入し、上部空間46において折り返し、冷
却空気の上流側に位置する流路R1,R2,R3を逆方
向に流通してヘッダ10に再度流入する(図8(a)参
照)。ヘッダ10に流入した冷媒は冷媒連絡空間43に
おいてヘッダ10の下部に移動し(図8(b)参照)、チ
ューブ12Bのうち冷却空気の下流側に位置する流路R
4,R5,R6を流通してヘッダ11に流入し、下部空
間47において折り返し、冷却空気の上流側に位置する
流路R1,R2,R3を逆方向に流通してヘッダ10内
部の冷媒導出空間44に再々度流入し、冷媒導出管15
から外部に流出する(図8(c)参照)。
【0035 】このとき、各チューブ12を往復する冷
媒は、チューブ12Aにおいてもチューブ12Bにおい
ても冷却空気の下流側に位置する流路R4,R5,R6
を往路、上流側に位置する流路R1,R2,R3を復路
として流れるのである。
【0036 】ここで、チューブ12の表面から冷却空
気に放出される熱量は、往路で放熱しやや冷めた冷媒が
流れる復路、すなわち冷却空気の流れの上流側部分で少
なく、高温高圧の冷媒が最初に流入する往路、すなわち
冷却空気の流れの下流側部分で多くなる。これにより、
上流側部分で冷却空気の温度上昇が抑えられ、下流側部
分でもチューブ12の表面と冷却空気との温度差が大き
くなるので、チューブ12を流れる冷媒と熱交換器を吹
き抜ける冷却空気との熱交換が効果的に行われる。これ
により、コンデンサとして使用される熱交換器における
冷媒の冷却効率を向上させることができる。
【0037 】また、本実施形態の熱交換器は、上記第
3実施形態にて説明した熱交換器に比べて冷媒流量は少
ないが、ほぼ2倍の流路長を確保することができるの
で、当該熱交換器を搭載する空気調和装置の仕様に応じ
て適した形態の熱交換器を選択することでより高い空気
調和能力を得られる。
【0038 】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る請求
項1記載の熱交換器によれば、一方のヘッダに導入され
る冷媒が、仕切部によって冷却空気の上流側に位置する
一部の小孔の冷媒流量が比較的少なく、冷却空気の下流
側に位置するその他の小孔の冷媒流量が比較的多くなる
ように分配されるため、多孔チューブ表面から冷却空気
に放出される熱量は、冷媒流量に比例して上流側部分で
少なく、下流側部分で多くなる。これにより、上流側部
分で冷却空気の温度上昇が抑えられ、下流側部分でも多
孔チューブ表面と冷却空気との温度差が大きくなるの
で、当該熱交換器をコンデンサとして使用した場合に冷
却空気との熱交換を効果的に行わせて冷媒の冷却効率を
向上させることができる。
【0039 】請求項2記載の熱交換器によれば、一方
のヘッダに導入される冷媒が、冷却空気の上流側に位置
する空間に連通する小孔の冷媒流量ほど少なく、他方に
位置する空間に連通する小孔の冷媒流量ほど多くなるよ
うに分配されるため、多孔チューブ表面から冷却空気に
放出される熱量は、冷媒流量に比例して上流側部分ほど
少なく、下流側部分ほど多くなる。これにより、上流側
部分で冷却空気の温度上昇が抑えられ、下流側部分でも
多孔チューブ表面と冷却空気との温度差が大きくなるの
で、当該熱交換器をコンデンサとして使用した場合に冷
却空気との熱交換を効果的に行わせて冷媒の冷却効率を
向上させることができる。
【0040 】請求項3記載の熱交換器によれば、多孔
チューブを往復する冷媒が冷却空気の下流側を往路、上
流側を復路として流れるため、多孔チューブ表面から冷
却空気に放出される熱量は、往路で放熱しやや冷めた冷
媒が流れる復路(冷却空気の上流側)に当たる部分で少
なく、高温高圧の冷媒が最初に流入する往路(下流側)
に当たる部分で多くなる。これにより、上流側部分で冷
却空気の温度上昇が抑えられ、下流側部分でも多孔チュ
ーブ表面と冷却空気との温度差が大きくなるので、当該
熱交換器をコンデンサとして使用した場合に冷却空気と
の熱交換を効果的に行わせて冷媒の冷却効率を向上させ
ることができる。
【0041 】請求項4記載の熱交換器によれば、多孔
チューブを往復する冷媒は、上側多孔チューブにおいて
も下側多孔チューブにおいても冷却空気の下流側を往
路、上流側を復路として流れるため、多孔チューブ表面
から冷却空気に放出される熱量は、往路で放熱しやや冷
めた冷媒が流れる復路(冷却空気の上流側)に当たる部
分で少なく、高温高圧の冷媒が最初に流入する往路(下
流側)に当たる部分で多くなる。これにより、上流側部
分で冷却空気の温度上昇が抑えられ、下流側部分でも多
孔チューブ表面と冷却空気との温度差が大きくなるの
で、当該熱交換器をコンデンサとして使用した場合に冷
却空気との熱交換を効果的に行わせて冷媒の冷却効率を
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る熱交換器の第1実施形態を示す
斜視図である。
【図2】 図1におけるチューブの端部とヘッダ、およ
びヘッダ内部に設けられる仕切板の配置を示す斜視図で
ある。
【図3】 仕切板による冷媒の分配を示す状態説明図で
ある。
【図4】 本発明に係る熱交換器の第2実施形態を示す
図であって、仕切板による冷媒の分配を示す状態説明図
である。
【図5】 本発明に係る熱交換器の第3実施形態を示す
斜視図である。
【図6】 (a)は図5におけるVI(a)-VI(a)線矢視断
面図、(b)は図5におけるVI(b)-VI(b)線矢視断面図
である。
【図7】 本発明に係る熱交換器の第4実施形態を示す
斜視図である。
【図8】 (a)は図7におけるVIII(a)-VIII(a)線矢
視断面図、(b)は図7におけるVIII(b)-VIII(b)線矢
視断面図、(c)は図5におけるVIII(c)-VIII(c)線矢
視断面図である。
【図9】 従来のマルチフロータイプのコンデンサの一
例を示す側面図である。
【図10】 図9のコンデンサに採用されている多孔チ
ューブの形状を示す斜視図である。
【図11】 従来のマルチフロータイプのコンデンサの
その他の例を示す側面図である。
【符号の説明】
10,11 ヘッダ 12 チューブ(多孔チューブ) 12A チューブ(上側多孔チューブ) 12B チューブ(下側多孔チューブ) 13 冷却フィン 14 冷媒導入管 15 冷媒導出管 16 第1空間 17 第2空間 18 仕切板(仕切部) 20,21,22空間 23,24 仕切板(仕切部) 30 第1空間 31 第2空間 32 仕切板(仕切部) 40,41 仕切壁 42 冷媒導入空間 43 冷媒連絡空間 44 冷媒導出空間 45 隔壁 46 上部空間 47 下部空間 R1,R2,R3,R4,R5,R6流路(小孔)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 離間して配置される一対のヘッダと、
    幅方向に複数の小孔を有し前記一対のヘッダに両端を接
    続される扁平な多孔チューブと、該多孔チューブに添わ
    せて配設される冷却フィンと、前記一対のヘッダのいず
    れかに接続される冷媒導入管および冷媒導出管とを備
    え、前記多孔チューブの幅方向の一方から吹き抜ける冷
    却空気と前記複数の小孔を流通する冷媒との間で熱交換
    を行わせて高温高圧の冷媒を凝縮液化させる熱交換器で
    あって、 前記冷媒導入管が接続されるヘッダには、該ヘッダの内
    部を前記多孔チューブの幅方向の一方に位置する一部の
    小孔に連通する第1空間と他方に位置するその他の小孔
    に連通する第2空間とに仕切るとともに、前記その他の
    小孔の冷媒流量が前記一部の小孔の冷媒流量よりも多く
    なるように、前記冷媒導入管から前記ヘッダに導入され
    る冷媒を前記第1、第2空間に分配する仕切部が設けら
    れていることを特徴とする熱交換器。
  2. 【請求項2】 離間して配置される一対のヘッダと、
    幅方向に複数の小孔を有し前記一対のヘッダに両端を接
    続される扁平な多孔チューブと、該多孔チューブに添わ
    せて配設される冷却フィンと、前記一対のヘッダのいず
    れかに接続される冷媒導入管および冷媒導出管とを備
    え、前記多孔チューブの幅方向の一方から吹き抜ける冷
    却空気と前記複数の小孔を流通する冷媒との間で熱交換
    を行わせて高温高圧の冷媒を凝縮液化させる熱交換器で
    あって、 前記冷媒導入管が接続されるヘッダには、該ヘッダの内
    部を前記多孔チューブの各小孔に連通する複数の空間に
    仕切るとともに、前記多孔チューブの幅方向の一方に位
    置する空間に連通する小孔の冷媒流量ほど少なく、他方
    に位置する空間に連通する小孔の冷媒流量ほど多くなる
    ように、前記冷媒導入管から前記ヘッダに導入される冷
    媒を前記複数の空間に分配する仕切部が設けられている
    ことを特徴とする熱交換器。
  3. 【請求項3】 離間して配置される一対のヘッダと、
    幅方向に複数の小孔を有し前記一対のヘッダ間に配設さ
    れる扁平な多孔チューブと、該多孔チューブに添わせて
    配設される冷却フィンと、前記一対のヘッダのいずれか
    一方に接続される冷媒導入管および冷媒導出管とを備
    え、前記多孔チューブの幅方向の一方から吹き抜ける冷
    却空気と前記複数の小孔を流通する冷媒との間で熱交換
    を行わせて高温高圧の冷媒を凝縮液化させる熱交換器で
    あって、 前記一方のヘッダには、該ヘッダの内部を、前記多孔チ
    ューブの幅方向の他方に位置する一部の小孔に連通しか
    つ前記冷媒導入管が連通する第1空間と、一方に位置す
    るその他の小孔に連通しかつ前記冷媒導出管が連通する
    第2空間とに仕切る仕切部が設けられていることを特徴
    とする熱交換器。
  4. 【請求項4】 左右に離間して配置される一対のヘッ
    ダと、幅方向に複数の小孔を有し前記一対のヘッダ間に
    上下に離間して配設されるとともに該ヘッダに両端を接
    続される複数の扁平な多孔チューブと、該多孔チューブ
    に添わせて配設される冷却フィンと、前記一対のヘッダ
    のいずれか一方に接続される冷媒導入管および冷媒導出
    管とを備え、前記多孔チューブの幅方向の一方から吹き
    抜ける冷却空気と前記複数の小孔を流通する冷媒との間
    で熱交換を行わせて高温高圧の冷媒を凝縮液化させる熱
    交換器であって、 前記一方のヘッダには、該ヘッダの内部を、前記冷媒導
    入管に連通しかつ前記複数の多孔チューブのうち該一方
    のヘッダの上部に接続される上側多孔チューブの幅方向
    の他方に位置する一部の小孔に連通する冷媒導入空間
    と、 前記上側多孔チューブの幅方向の一方に位置するその他
    の小孔に連通しかつ前記一方のヘッダの下部に接続され
    る下側多孔チューブの幅方向の他方に位置する一部の小
    孔に連通する冷媒連絡空間と、 前記下側多孔チューブの幅方向の一方に位置するその他
    の小孔に連通しかつ前記冷媒導出管に連通する冷媒導出
    空間とに仕切る仕切壁が設けられ、 他方のヘッダには、該ヘッダの内部を、前記上側多孔チ
    ューブが連通する上部空間と前記下側多孔チューブが連
    通する下部空間とに隔てる隔壁が設けられていることを
    特徴とする熱交換器。
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