JP2001107919A - プラスチック製クリップの開閉方法及びその方法を採用したプラスチック製クリップ - Google Patents

プラスチック製クリップの開閉方法及びその方法を採用したプラスチック製クリップ

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンパクトでスマートなプラスチック製クリ
ップを提供する。 【構成】 下部挟持板1の嵌合窓3に上部挟持板21の側
面視凹状の補助板23を嵌め込んで横棒部27を支持棚6に
載せると共に、下部挟持板1の支持軸8に操作板41の円
弧状軸受横溝部46を上部挟持板21の補助板23の上方から
押圧嵌合し、プラスチック自体の弾力により操作板41の
第二作動カム48,48の下端部にて上部挟持板21の補助板
23上面を圧接状態として下部挟持板1と上部挟持板21の
先端部を挟持状態とすると共に、操作板41後部の上方へ
の回動操作により第一作動カム47の下端部にて上部挟持
板21の突起部28の当接面28a を後方へ押圧することによ
り横棒部27を支点として下部挟持板1と上部挟持板21の
先端部を開口状態とするように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サスペンダーの留
め具や女性用着物の下締め具の先端に取り付けるクリッ
プ、或いは、携帯電話のストラップに連結される落下防
止用カーリングホルダーの端部に取り付けるクリップ等
に使用できるプラスチック製クリップの開閉方法及びそ
の方法を採用したプラスチック製クリップに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】前記各種用途のプラスチック製クリップ
として、本発明者の発明に係る特許第2704697号
公報及び特許第2905920号公報に開示されたもの
がある。
【0003】特許第2704697号公報に開示された
プラスチック製クリップは、これまで一対の挟持体を回
動可能に支持していた金属製ピンや金属製ばねを用いる
ことなく、プラスチック自体の弾力を利用したもので、
図18に示す通り、下部挟持板61と上部挟持板62の先端
部が操作板63の回動操作により開閉するプラスチック製
クリップであって、下部挟持板61には後方に支持棚64を
設け、上部挟持板62には後方にヒンジ65を設け、操作板
63には横断面横長の作動カム66を設け、下部挟持板61と
上部挟持板62の後半部をX状にクロスさせて組み合せる
際、クロス部と後方部との間に操作板63の作動カム66を
横長状にて挟み込み、プラスチックの弾力を利用して前
記下部挟持板61と上部挟持板62の先端部が開口するよう
にヒンジ65を支持棚64の上面に一定の押圧状態にて係合
させたものである。
【0004】また、特許第2905920号公報に開示
されたプラスチック製クリップは、クリップ自体の高さ
を最小限に抑えると共にロック時の各部材間への圧力付
与を確実なものとしたもので、図19に示す通り、後方
上面に開口部67とその両側部下方に側壁68を設け、該両
側壁68の前方下方に支軸69を渡すと共に両側壁68の内面
に逆凹状軸受70を設けた上挟持板71と、後方下面に横溝
状軸受72を設け、その後端部両側に突起73を備えた幅狭
の突出部74を有し、平面中央部に弾性舌片75を上方に突
出させた下挟持板76と、前方下方に両側壁68と突出部74
との間に嵌まる外側壁77を備えた箱体78の該両側壁77の
外面に作動杵用軸79を設け、両内側部下面に前記突起73
の嵌まる係合凹部80を備えると共に上部内面に押圧板81
を前記作動杵用軸79の中心より少し後方に設け、後端部
にベルト通し82を設けた作動杵83とからなるものであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特許第270
4697号公報に開示されたプラスチック製クリップ
は、下部挟持板61と上部挟持板62の外面がほぼ同一で体
裁のよいものであるが、操作板63の形態が枠状であるた
め強度において問題点を有していた。
【0006】また、特許第2905920号公報に開示
されたプラスチック製クリップは、作動杵83の形態を枠
状ではなくほぼ平板状として強度を増し、上挟持板71と
下挟持板76との挟持の際の圧接点を工夫することによ
り、安定的かつ確実なロック状態を得るようにしたもの
であるが、作動杵83における表裏の形態の相違から、ク
リップ全体としては上挟持板71と下挟持板76の外面をほ
ぼ同一に形成してもアンバランスが生じて体裁のよいも
のとはならなかった。
【0007】そこで、本発明者は、前記の各従来品に内
在する問題点の解決を技術的課題とし、研究・試作を重
ねた結果、上部挟持板と下部挟持板における後部の構成
と結合状態を変えると共に操作板(作動杵)の構成を新
規な形態として、これら上下両挟持板に対する操作板に
よる挟持圧力の加え方を確実なものとし、かつ、上下両
挟持板の挟持状態の際、操作板の作動カムをリアクショ
ンバーの役割を果たすプラスチック製上部挟持板の後壁
部に作用させないようにして、後壁部のへたりを防いで
プラスチック製クリップとしての寿命を延ばすことによ
り、前記技術的課題を達成したものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記技術的課題は、次の
通りの本発明によって解決できる。
【0009】即ち、本発明に係るプラスチック製クリッ
プの開閉方法は、下部挟持板と該下部挟持板に載せた上
部挟持板と該上部挟持板の後部に嵌め込んだ操作板とか
らなるプラスチック製クリップの下部挟持板と上部挟持
板との先端部を操作板の回動操作により開閉するプラス
チック製クリップの開閉方法であって、下部挟持板の後
方には対面する側壁を形成すると共に後部には支持棚を
有する後壁を形成し、支持棚より前方上方位置の両側壁
内面には前記操作板が上下方向に回動できる嵌合部を形
成し、上部挟持板の後方には前記両側壁間に嵌まる側面
視略凹状の補助板を形成し、該補助板の後壁は前記支持
棚に載る横棒部を横設して形成し、該横棒部の前面には
前方を向いた平面部を形成し、操作板の前上部には前記
嵌合部に回動可能に嵌める受け嵌合部を形成し、操作板
の前下部には該受け嵌合部を前記嵌合部に嵌めて下部挟
持板と操作板とを同一向きにした際の操作板の回動中心
より後方に前記横棒部の平面部を後方へ押圧する下方へ
延出した第一作動カムを形成すると共に回動中心より前
方に前記補助板の上面を下方へ押圧する下方へ延出した
第二作動カムを形成して、第二作動カムが回動中心の下
方に位置したときに補助板の上面を下方へ押圧して下部
挟持板と上部挟持板との先端部が閉じ、該下方位置から
回動中心より前方に位置する範囲では挟持状態を維持す
る向きの力を生じさせ、第二作動カムが該下方位置より
後方に位置すると共に第一作動カムが回動中心と前記横
棒部との間の位置から該位置より上方に位置する範囲に
あるときに第一作動カムが前記横棒部の平面部を後方へ
押圧することによる該横棒部の反力で下部挟持板と上部
挟持板との先端部が開いて開放状態を維持する向きの力
を生じさせるようにしたものである。
【0010】また、本発明に係るプラスチック製クリッ
プは、下部挟持板と該下部挟持板に載せた上部挟持板と
該上部挟持板の後部に嵌め込んだ操作板とからなり、下
部挟持板と上部挟持板との先端部を操作板の回動操作に
より開閉するプラスチック製クリップであって、下部挟
持板の後方には対面する側壁を設けると共に後部には支
持棚を形成した後壁を設け、支持棚より前方上方位置の
両側壁内面には前記操作板が上下方向に回動できる嵌合
部を設け、上部挟持板の後方には前記両側壁間に嵌まる
側面視略凹状の補助板を設け、該補助板の後壁は前記支
持棚に載る横棒部を横設してなり、該横棒部の前面には
前方を向いた平面部を形成し、操作板の前上部には前記
嵌合部に回動可能に嵌める受け嵌合部を設け、操作板の
前下部には該受け嵌合部を前記嵌合部に嵌めて下部挟持
板と操作板とを同一向きにした際の操作板の回動中心よ
り後方に前記横棒部の平面部を後方へ押圧する下方へ延
出した第一作動カムを設けると共に回動中心より前方に
前記補助板の上面を下方へ押圧する下方へ延出した第二
作動カムを設けて、第二作動カムが回動中心の下方に位
置したときに補助板の上面を下方へ押圧して下部挟持板
と上部挟持板との先端部が閉じ、該下方位置から回動中
心より前方に位置する範囲にあるときは挟持状態を維持
する向きの力が働き、第二作動カムが該下方位置より後
方に位置すると共に第一作動カムが回動中心と前記横棒
部との間の位置から該位置より上方に位置する範囲にあ
るときに第一作動カムが前記横棒部の平面部を後方へ押
圧することによる該横棒部の反力で下部挟持板と上部挟
持板との先端部が開いて開放状態を維持する向きの力が
働くようになっているものである。
【0011】また、本発明は、前記プラスチック製クリ
ップにおいて、嵌合部を支持軸とし、受け嵌合部を該支
持軸の軸受け部としたものである。
【0012】また、本発明に係るプラスチック製クリッ
プは、下部挟持板1と上部挟持板21との先端部が操作板
41の回動操作により開閉するプラスチック製クリップで
あって、下部挟持板1の後方には嵌合窓3を設け、該嵌
合窓3の両側部には側壁4,4を設けると共に後部には
該側壁4,4より低い後壁5を設け、該後壁5の前面に
は下部挟持板1の前方に向かって突出した支持棚6を設
け、支持棚6より前方上方位置の両側壁4,4内面には
支持軸8を設けると共に該支持軸8より低い位置の支持
軸8と支持棚6との間の両側壁4,4内面にはそれぞれ
凸状に突出した邪魔ブロック9,9を設けて、上部挟持
板21の後方には前記嵌合窓3に嵌まる側面視略凹状の補
助板23を設けて該補助板23の底部24上面両側には該両側
に向かって走る隆起部25を形成し、該補助板23の後壁は
起立した両後壁26,26として該両後壁26,26間には前記
支持棚6の上面7に対応する円弧状面27a と前方を向く
当接面28a とを有する横棒部27を横設して、操作板41の
後方には紐通し穴43を設けると共に前方には前記両側壁
4,4間に嵌まる背板44を設け、該背板44の前壁45上面
には前記支持軸8に回動可能に嵌まる円弧状軸受横溝部
46を形成し、前壁45下面の中央には下端部47a が前記突
起部28の当接面28a に押圧状態で当接する第一作動カム
47を垂下状に設け、該第一作動カム47の両側位置には下
端部48a ,48a が前記隆起部25に押圧状態で当接すると
共に後方端部48b ,48b が前記邪魔ブロック9,9に対
応する第二作動カム48,48を垂下状に設けて、上部挟持
板21の補助板23を下部挟持板1の前方から支持軸8の下
に向かって通して下部挟持板1の嵌合窓3に嵌め込んで
上部挟持板21の横棒部27を下部挟持板1の支持棚6に載
せると共に下部挟持板1の支持軸8に操作板41の円弧状
軸受横溝部46を嵌めた状態にて操作板41の前壁45を上部
挟持板21の後方から支持軸8の下に向かって押し入れ、
操作板41を支持軸8を中心として回動して操作板41の第
二作動カム48,48が回動中心の下方に位置したときに補
助板23の隆起部25を下方へ押圧して下部挟持板1と上部
挟持板21との先端部が閉じ、該下方位置から回動中心よ
り前方に位置する範囲にあるときは挟持状態を維持する
向きの力が働き、第二作動カム48,48が該下方位置より
後方に位置すると共に第一作動カム47が回動中心と前記
横棒部27との間の位置から該位置より上方に位置する範
囲にあるときに第一作動カム47が横棒部27の当接面28a
を後方へ押圧することによる横棒部27の反力で下部挟持
板1と上部挟持板21との先端部が開いて開放状態を維持
する向きの力が働き、第二作動カム48,48の後方端部48
b ,48b が邪魔ブロック9,9に当接することにより、
下部挟持板1と上部挟持板21と操作板41との組み込み状
態を保持できる構成としたものである。
【0013】また、本発明は、下部挟持板1と上部挟持
板21との先端部が操作板41の回動操作により開閉する前
記プラスチック製クリップにおいて、支持軸8を下部挟
持板1の両側壁4,4間に架設し、操作板41の円弧状軸
受横溝部46を背板44の前壁45上面を横断して設けたもの
である。
【0014】さらに、本発明は、下部挟持板1と上部挟
持板21との先端部が操作板41の回動操作により開閉する
前記いずれかのプラスチック製クリップにおいて、下部
挟持板1の先端部と上部挟持板21の先端部とが挟持状態
の際、操作板41の第一作動カム47と上部挟持板21の当接
面28a との間に間隙が存在するように構成することによ
って、横棒部27のへたりを防止したものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。
【0016】図1は本実施の形態に係るプラスチック製
クリップの分解斜視図であり、図1の(a)は上部挟持
板、図1の(b)は下部挟持板、図1の(c)は操作板
を示す。なお、図1の(c)に示す操作板については、
裏面の形態を説明するために裏面を上に向けて図示して
いる。また、図2及び図3は図1の(b)に示す下部挟
持板を説明する図であり、図2の(a)は平面図、図2
の(b)は側面図、図2の(c)は背面図、図3の
(a)は底面図及び図3の(b)はA−A線縦断面図で
ある。また、図4及び図5は図1の(a)に示す上部挟
持板を説明する図であり、図4の(a)は平面図、図4
の(b)は側面図、図4の(c)は背面図、図5の
(a)は底面図及び図5の(b)はB−B線縦断面図で
ある。また、図6及び図7は図1の(c)に示す操作板
を説明する図であり、図6の(a)は平面図、図6の
(b)は側面図、図6の(c)は正面面、図7の(a)
は底面図、図7の(b)はC−C線縦断面図及び図7の
(c)はD−D線縦断面図である。
【0017】本実施の形態に係るプラスチック製クリッ
プにおける下部挟持板1は、図1の(b)、図2及び図
3に示すように、先端角部を円弧状に形成した長方形状
の基板2の後方に嵌合窓3が設けられ、該嵌合窓3の両
側部に側壁4,4が設けられると共に後部には該側壁
4,4より低い後壁5が設けられ、該後壁5の前面5aに
は該前面5aから前方に突出した支持棚6が設けられて該
支持棚6の上面両側部には先端部が上向きに反った平坦
面7,7が形成され、該支持棚6より前方上方位置には
一方の側壁4の内面から他方の側壁4の内面に向かって
支持軸(嵌合部)8が横設されている共に、該支持軸8
より低い位置の支持軸8と支持棚6との間の両側壁4,
4内面にはそれぞれ邪魔ブロック9,9が凸状に突出し
て設けられているものである。
【0018】そして、支持軸8は上面が両側壁4,4の
上端に略揃うフラット面8a(図2参照)となった丸棒形
状で前面には前方を向いた面8bを有する突起部8c(図3
参照)が長手方向に沿って走っており、前記後壁5の上
面両端には前記邪魔ブロック9,9に届かない高さの爪
部10,10が立設されており、前記支持棚6の両平坦面
7,7の間には後壁5の前面5aから前方に向かって走る
凹状溝部11が下部挟持板1の長手方向中心線を中心とし
て位置付けられており、後壁5の前面5aの残り両端部に
位置する支持棚6と側壁4,4との間には支持棚6に届
かない高さから前方に向かって傾斜した傾斜棚12,12が
設けられている。
【0019】なお、図中、13は基板2の前方上面に設け
られた二列に並ぶ下部挟持歯である。
【0020】また、本実施の形態に係るプラスチック製
クリップにおける上部挟持板21は、図1の(a)、図4
及び図5に示すように、先端角部を円弧状に形成した長
方形状の基板22の後方に前記下部挟持板1の嵌合窓3に
嵌まる側面視略凹状の補助板23が設けられ、該補助板23
の底部24上面両側には中央部分を除いて該両側に向かっ
て走る段差を有する隆起部25,25が形成され、該補助板
23の後壁26,26は底部24後方両端部から起立した形状と
なっており、該起立した両後壁26,26は前記支持棚6の
平坦面7,7と対応する円弧状面27a (図4及び図5参
照)を有する横棒部27により繋がれており、該横棒部27
の上面中央には前方に飛び出した当接面(平面部)28a
を有する突起部28が設けられているものである。
【0021】そして、前記隆起部25,25は段上面25a ,
25a (図4参照)を有しており、両隆起部25,25を除く
補助板23の底部24上面の中央部分には後方に向かって走
る凹状溝部29が上部挟持板21の長手方向中心線を中心と
して位置付けられており、前記横棒部27は縦断面形状が
上面後端から前面下端に向かって円弧状に形成された略
1/4円の扇型であり、円弧状面27a は下後方を向いて
いる。また、後壁26,26の幅は下部挟持板1の傾斜棚1
2,12の幅より狭く寸法設定されており、後壁26,26の
背面は下部挟持板1の傾斜棚12,12の上面と爪部10,10
の前面に対応する受け形状に形成されている。
【0022】なお、図中、30は基板22の前方下面に設け
られた、前記下部挟持板1の二列の下部挟持歯13,13の
間に嵌まる上部挟持歯である。
【0023】また、本実施の形態に係るプラスチック製
クリップにおける操作板41は、図1の(c)、図6及び
図7に示すように、後端が半円形に形成された長方形状
の基板42の後方には紐通し穴43が設けられると共に前方
には前記下部挟持板1の両側壁4,4間に嵌まる側面視
略逆凹状の背板44が設けられ、該背板44の前壁45上面に
は前記下部挟持板1の支持軸8に回動可能に嵌める円弧
状軸受横溝部(受け嵌合部)46が形成されており、前壁
45下面の中央位置には下端部47a (図6参照)を前記上
部挟持板21の突起部28の当接面28a に押圧状態で当接す
る第一作動カム47が垂下状に形成されており、該第一作
動カム47の両側位置には下端部48a ,48a を前記上部挟
持板21の隆起部25,25の段上面25a ,25a に押圧状態で
当接し、絶壁状の後方端部48b ,48b を前記下部挟持板
1の邪魔ブロック9,9に当接する第二作動カム48,48
が垂下状に形成されており、背板44の中板49下面の中央
部49a (図7参照)は前記上部挟持板21の突起部28の外
表面形状に対応するように上方に凹んだ受け形状に形成
されており、背板44の中板49下面中央部49a の両隣側部
49b ,49b は前記上部挟持板21の横棒部27の外表面形状
に対応するように下方に突出した受け形状に形成されて
おり、背板44の中板49下面の残り両端部49c,49c は前
記下部挟持板1の邪魔ブロック9,9の外表面形状に対
応するように上向き凸状に切り欠いた受け形状に形成さ
れているものである。
【0024】そして、背板44の後壁50下面には前記下部
挟持板1の後壁5の上面に対応する片溝部50a (図6参
照)が形成されており、該片溝部50a の両端となる後壁
50下面両端部50b ,50b (図7参照)は前記下部挟持板
1の爪部10,10の外表面形状に対応するように湾状に切
り欠いた受け形状に形成されている。また、前記第一作
動カム47は前壁45後端側が若干突出したフラットな下面
を有して操作板41の長手方向中心線を中心とする幅で前
壁45前端から前壁45後端に渡って縦断面U字状に形成さ
れている。従って、操作板41を下部挟持板1と同一向き
にすれば、下端部47a の若干突出した前壁45後端側(後
端部:図6の(b)において矢印Xにて示す箇所)は支
持軸8の中心(操作板41の回動中心)より後方に位置付
けられる。また、前記第二作動カム48,48は縦断面U字
状の第一作動カム47を前後で略2分割して前記絶壁状後
方端部48b ,48b を分割面とする形状に形成されてお
り、第二作動カム48,48の前面は前壁45前面両側端から
前記邪魔ブロック9,9の飛び出し寸法と同じ寸法幅の
前面を無くした、第一作動カム47の前面と略同一面とな
っており、第二作動カム48,48の側部は前端から後方端
部48b ,48b の軸受横溝部46両端に届かない位置まで円
弧状に広がる形状に切り落としてあると共に、第二作動
カム48,48の下面は前壁45前端側を若干突出させて緩く
湾曲している。従って、操作板41を下部挟持板1と同一
向きにすれば、下端部48a ,48a の若干突出した前壁45
前端側(前端部:図7の(c)において矢印Yにて示す
箇所)は支持軸8の中心(操作板41の回動中心)より前
方に位置付けられる。
【0025】さらに、前記上部挟持板21の補助板23は前
記下部挟持板1の嵌合窓3に余裕を持って嵌まる外寸法
となっており、上部挟持板21の補助板23を下部挟持板1
の前方から支持軸8の下に向かって通して下部挟持板1
の嵌合窓3内に補助板23の底部24が納まれば、上部挟持
板21の横棒部27の円弧状面27a は下部挟持板1の支持棚
6の平坦面7,7に当接して載った状態となると共に、
補助板23の下面と下部挟持板1の側壁4,4の下面とは
揃う寸法となっており、上部挟持板21の両後壁26,26の
背面は下部挟持板1の傾斜棚12,12の上面と爪部10,10
の前面とに間隙を有して当接した状態となり、下部挟持
板1と上部挟持板21との先端部は対応すると共に、下部
挟持板1の下部挟持歯13,13と上部挟持板21の上部挟持
歯30とは噛み合うように寸法設定されている。
【0026】また、下部挟持板1に上部挟持板21を組み
込んだ状態にて上部挟持板21の後方から支持軸8に操作
板41の軸受横溝部46を嵌め込んで操作板41を支持軸8を
中心として下に向かって回せば、第一作動カム47の下端
部47a 前端部が下部挟持板1の突起部28の上端部に当接
する寸法に設定されていると共に、突起部28を有する横
棒部27は操作板41の前壁45を横棒部27に抗して上部挟持
板21の補助板23内に押し込むことができるプラスチック
自体の弾力を有して成型されており、軸受横溝部46の厚
さは支持軸8と邪魔プロック9,9との最も近い寸法よ
り若干小さい寸法に設定されている。
【0027】また、下部挟持板1に上部挟持板21と操作
板41とが組み込まれた状態では、第一作動カム47は上部
挟持板21の凹状溝部29に納まる寸法に設定されており、
操作板41を支持軸8を中心として下方に向かって回せ
ば、第二作動カム48,48の下端部48a ,48a 前端部が先
ず上部挟持板21の隆起部25の上向きに傾斜した立ち上が
り面に当接した状態となるように寸法設定されており、
下端部48a ,48a 前端部が回動中心の下方に位置したと
きには上部挟持板21の隆起部25,25の段上面25a,25a
に乗り上げて補助板23を下方へ押圧するように寸法設定
されていると共に、下部挟持板1と上部挟持板21との先
端部が閉じて下部挟持板1の下部挟持歯13,13と上部挟
持板21の上部挟持歯30とが噛み合うように寸法設定され
ており、下端部48a ,48a 前端部が回動中心の前記下方
位置を越えることにより、挟持状態を維持する向きの力
が生ずるように段上面25a ,25a は下向きに傾斜してい
る。
【0028】そして、操作板41が水平になった状態で
は、上部挟持板21の基板22の上面と下部挟持板1の支持
軸8のフラット面8aと操作板41の中板の上面とが揃う寸
法に設定されており、操作板41の第一作動カム47の背面
47b (図7の(b)参照)が上部挟持板21の突起部28の
当接面28a に当たらないように寸法設定されている。
【0029】また、操作板41を支持軸8を中心として上
方に向かって回せば、第二作動カム48,48の下端部48a
,48a 前端部が上部挟持板21の隆起部25の立ち上がり
面に当接して補助板23を押圧状態にあるときに第一作動
カム47の下端部47a 後端部が回動中心と前記横棒部27と
の間に位置して第一作動カム47が横棒部27の当接面28a
を後方へ押圧するように寸法設定されており、下端部47
a 後端部が回動中心と前記横棒部27との間の位置を越え
ることにより、第一作動カム47が横棒部27の当接面28a
を後方へ押圧することによる反力で下部挟持板1と上部
挟持板21との先端部が開くと共に、下部挟持板1と上部
挟持板21との先端部の開放状態を維持する向きの力が生
じるようになっており、このとき、第二作動カム48,48
は無接触状態になるように寸法設定されており、操作板
41の第二作動カム48,48の後方端部48b ,48b が下部挟
持板1の邪魔ブロック9,9に当接するように寸法設定
されている。
【0030】なお、本実施の形態に係るプラスチック製
クリップは、例えば、上部挟持板21の寸法を幅約15m
m、長さ約25mmとし、下部挟持板1の寸法を幅約15m
m、長さ27mmとし、後出図8に示すように閉じた状態
における後半部の厚さを約7mm、操作板41を含めた全長
を約39mmとすればよい。
【0031】また、本実施の形態に係るプラスチック製
クリップに用いる前記各部材の材質は特に限定されるも
のではないが、ポリカーボネート樹脂が弾力性や耐久性
の面で望ましい。
【0032】次に、図面に基づき組み立て手順について
説明する。
【0033】図8は下部挟持板に上部挟持板と操作板と
を組み込んで操作板を水平にした状態におけるプラスチ
ック製クリップの平面図であり、下部挟持板と上部挟持
板と操作板とは透視されており、E−E線はプラスチッ
ク製クリップの長手方向中心線、F−F線は下部挟持板
の平坦面と上部挟持板の隆起部及び横棒部と操作板の第
二作動カムとを通る線、G−G線は下部挟持板の邪魔ブ
ロック及び爪部と上部挟持板の後壁と操作板の第二作動
カムとを通る線である。そして、図9は図8に示す上部
挟持板と操作板とが鋭角(イ)及び略直角(ロ)の位置
関係にあるときの下部挟持板と上部挟持板と操作板との
E−E線縦断面図、図10は図8に示す上部挟持板と操
作板とが鋭角(イ)及び略直角(ロ)の位置関係にある
ときの下部挟持板と上部挟持板と操作板とのF−F線縦
断面図、図11は図8に示す上部挟持板と操作板とが鋭
角(イ)及び略直角(ロ)の位置関係にあるときの下部
挟持板と上部挟持板と操作板とのG−G線縦断面図であ
り、図12は図8に示す上部挟持板と操作板とが鈍角の
位置関係にあるときの下部挟持板と上部挟持板と操作板
とのE−E線縦断面図、図13は図8に示す上部挟持板
と操作板とが鈍角の位置関係にあるときの下部挟持板と
上部挟持板と操作板とのF−F線縦断面図、図14は図
8に示す上部挟持板と操作板とが鈍角の位置関係にある
ときの下部挟持板と上部挟持板と操作板とのG−G線縦
断面図であり、図15は図8に示す下部挟持板と上部挟
持板と操作板とのE−E線縦断面図、図16は図8に示
す下部挟持板と上部挟持板と操作板とのF−F線縦断面
図、図17は図8に示す下部挟持板と上部挟持板と操作
板とのG−G線縦断面図である。
【0034】図9の二点鎖線にて示す上部挟持板21のよ
うに、上部挟持板21の補助板23を下部挟持板1の前方か
ら支持軸8の下に向かって通して下部挟持板1の嵌合窓
3に上部挟持板21の補助板23を嵌め込んで、図10の二
点鎖線にて示す上部挟持板21のように、上部挟持板21の
横棒部27の円弧状面27a を下部挟持板1の支持棚6の平
坦面7,7に当接させて載せた状態とした後、図9に示
す(イ)の状態(二点鎖線にて図示する操作板41の状
態。以下同じ。)のように、上部挟持板21の後方から支
持軸8に操作板41の軸受横溝部46を嵌め入れて操作板41
を支持軸8を中心として下に向かって回す。このとき、
第一作動カム47の下端部47a 前端部が下部挟持板1の突
起部28の当接面28a 上端部に対面して当接すると共に、
第二作動カム48,48の両側面が邪魔ブロック9,9の内
包向き側面に対して擦り合う方向に当接しており(図1
1参照)、この状態から図9の(ロ)の状態(実線にて
図示する操作板41の状態。以下同じ。)のように、操作
板41を支持軸8を中心としてさらに下に向かって回し、
第一作動カム47の下端部47a にて横棒部27の突起部28を
後方へ押して横棒部27を後方へ向かって変形させると共
に、図11に示すように、第二作動カム48,48の両側面
を邪魔ブロック9,9の内包向き側面に擦り合わせなが
ら下方へ押し込む。この動作により、図12に示すよう
に、操作板41の第一作動カム47は軸受横溝部46が上部挟
持板21の支持軸8に嵌まった状態で上部挟持板21の支持
棚6と下部挟持板1の支持軸8との間に形成された空間
に納まって、操作板41は下部挟持板1と上部挟持板21と
に組み込まれることとなる。
【0035】操作板41が組み込まれた後は操作板41を支
持軸8を中心として前方へ向かって回し戻しても図11
の(ロ)の状態のように操作板41の第二作動カム48,48
の後方端部48a ,48a が邪魔ブロック9,9に当たるの
で外れることはない。
【0036】次に、動作について説明する。
【0037】操作板41を支持軸8を中心として回動させ
て図9の(ロ)の状態のように、第一作動カム47の下端
部47a 後端部を回動中心と横棒部27の中心である支点と
を結んだ線の位置(回動中心と横棒部27との間の位置)
より上方に位置付けて下端部47a を上部挟持板21の突起
部28の当接面28a に押圧状態で当接させれば、横棒部27
の当接面28a が後方へ押圧されることにより、横棒部27
の円弧状面27a が下部挟持板1の支持棚6の平坦面7,
7に当接した状態で横棒部27が後方へ変形され(図10
参照)、第二作動カム48,48は無接触状態であるから、
第一作動カム47が横棒部27の当接面28a を後方へ押圧す
ることによる横棒部27の反力で第一作動カム47には図9
において反時計回りのモーメントが発生して下部挟持板
1と上部挟持板21との先端部が開いて開放状態を維持す
る向きの力が働く。なお、図10に示すように、操作板
41の先端部に上部挟持板21の隆起部25が当接するまで上
部挟持板21の先端部が横棒部27を中心として開口する
が、図11に示すように、第二作動カム48,48の後方端
部48b ,48b が邪魔ブロック9,9に当接するので、開
放状態が保持されると共に、下部挟持板1と上部挟持板
21と操作板41との組み込み状態が保持される。
【0038】開いた下部挟持板1と上部挟持板21との先
端部の間に被挟持物を挿入して、図12〜図14に示す
ように、操作板41を支持軸8を中心として下方に向かっ
て回せば、第一作動カム47の下端部47a 後端部が回動中
心と横棒部27の中心である支点とを結んだ線上に位置し
たときに、第二作動カム48,48の無接触状態から下端部
48a ,48a 前端部が隆起部25の立ち上がり面を押圧する
状態にあり、さらに、下端部47a 後端部が前記線上を下
方に向かって越えて第二作動カム48,48の下端部48a ,
48a 前端部が隆起部25の段上面25a に乗り上げて回動中
心の下方に位置したときに、補助板23の隆起部25は下方
へ押圧されて下部挟持板1と上部挟持板21との先端部が
閉じた状態となる。このとき、第一作動カム47は無接触
状態となり、横棒部27は元の状態に戻る。第二作動カム
48,48の下端部48a ,48a 前端部が回動中心の下方位置
を前方へ向かって越えることにより、第一作動カム47は
無接触状態であるから、第二作動カム48,48には図9に
おいて時計回りのモーメントが発生して下部挟持板1と
上部挟持板21との先端部の挟持状態を維持する向きの力
が働き、下部挟持板1と上部挟持板21との先端部が開く
ことはない。
【0039】このとき、図8に示すように、操作板41は
水平な状態となっており、図15に示すように、操作板
41の片溝部50a は下部挟持板1の後壁5に嵌まり合った
状態で該片溝部50a の底面が後壁5の上面に当接し、上
部挟持板21の突起部28は操作板41の中板49下面の中央部
49a に嵌まり合った状態で中央部49a の内表面が突起部
28の外表面に間隙を有して当接し、図16に示すよう
に、操作板41の中板49中央部49a の両隣側部49b ,49b
の下面は上部挟持板21の横棒部27の上面に間隙を有して
当接し、図17に示すように、上部挟持板21の後壁26,
26の背面は下部挟持板1の爪部10,10の前面及び傾斜棚
12,12の斜面に当接し、操作板41の中板49中央部49a の
残り両端部49c ,49c は邪魔ブロック9,9の上面に間
隙を有して当接し、操作板41の後壁50の下面両端部50b
,50b は下部挟持板1の爪部10,10に間隙を有して嵌
まり合う。
【0040】また、このとき、操作板41の第一作動カム
47の背面47b と上部挟持板21の突起部28の当接面28a と
の間に隙間が形成されるから(図15参照)、挟持状態
が持続されても横棒部27にへたりが生じることはない。
【0041】なお、操作板41を組み込む際、第二作動カ
ム48,48の下端部48a ,48a が邪魔ブロック9,9に干
渉するが、この干渉は第二作動カム48,48の側部から下
端部48a ,48a にかけての撓みにより乗り越えられる。
【0042】本実施の形態では、下部挟持板1と上部挟
持板21とを後半部にて嵌め込むようにすると共に、開口
の支点をクリップの後端近くに位置付けたため、クリッ
プの長さに対して開口を比較的大きくすることができ
る。また、クリップの先端を挟持状態とした際、第一作
動カム47の背面47b と上部挟持板21の突起部28の当接面
28a との間に隙間が確保されるため、上部挟持板21の横
棒部27のへたりを防止することができる。
【0043】なお、本実施の形態においては、上部挟持
板21と下部挟持板1の前方内面に相互に噛みあう挟持歯
を用いたものを示したが、この挟持歯に代えて挟持用ゴ
ム板(図示せず)を上下の各挟持板に設けてもよい。ま
た、下部挟持板1の支持軸8は側壁4,4の内面からそ
れぞれ突設させ、操作板41の軸受横溝部46は前壁45の上
面両端部に形成してもよい。また、支持棚6は後壁5両
端に設けてもよい。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、下部挟持板と上部挟持
板とを後半部にて嵌め込むようにすると共に、支点とな
る横棒部をクリップの後端近くに位置させたから、クリ
ップの長さに対して開口を比較的大きくすることができ
る。
【0045】また、クリップの先端を開く手段として別
体のばねを用いることなく、プラスチック自体の弾力を
利用した構造としたので、部品点数を少なくすることが
できるから、コストはもとより組み立て工数が削減され
た経済的なメリットを有するプラスチック製クリップを
提供することができる。
【0046】さらに、下部挟持板後方の嵌合窓部分は上
部挟持板後方の補助板の嵌め込みにて埋まり、上部挟持
板後方の凹部は操作板前方の表面がフラットな背板にて
塞がれて、クリップの外周部には凹凸部がないから、手
ざわりがよく、全体に薄型でデザイン的にもスマートな
プラスチック製クリップを提供することができる。
【0047】従って、本発明の産業利用性は非常に大き
いといえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るプラスチック製クリップの
分解斜視図である。
【図2】図1の(b)に示す下部挟持板を説明する図で
ある。
【図3】図1の(b)に示す下部挟持板を説明する図で
ある。
【図4】図1の(a)に示す上部挟持板を説明する図で
ある。
【図5】図1の(a)に示す上部挟持板を説明する図で
ある。
【図6】図1の(c)に示す操作板を説明する図であ
る。
【図7】図1の(c)に示す操作板を説明する図であ
る。
【図8】下部挟持板に上部挟持板と操作板とを組み込ん
で操作板を水平にした状態におけるプラスチック製クリ
ップの平面図である。
【図9】図8に示す上部挟持板と操作板とが鋭角(イ)
及び略直角(ロ)の位置関係にあるときの下部挟持板と
上部挟持板と操作板とのE−E線縦断面図である。
【図10】図8に示す上部挟持板と操作板とが鋭角
(イ)及び略直角(ロ)の位置関係にあるときの下部挟
持板と上部挟持板と操作板とのF−F線縦断面図であ
る。
【図11】図8に示す上部挟持板と操作板とが鋭角
(イ)及び略直角(ロ)の位置関係にあるときの下部挟
持板と上部挟持板と操作板とのG−G線縦断面図であ
る。
【図12】図8に示す上部挟持板と操作板とが鈍角の位
置関係にあるときの下部挟持板と上部挟持板と操作板と
のE−E線縦断面図である。
【図13】図8に示す上部挟持板と操作板とが鈍角の位
置関係にあるときの下部挟持板と上部挟持板と操作板と
のF−F線縦断面図である。
【図14】図8に示す上部挟持板と操作板とが鈍角の位
置関係にあるときの下部挟持板と上部挟持板と操作板と
のG−G線縦断面図である。
【図15】図8に示す下部挟持板と上部挟持板と操作板
とのE−E線縦断面図である。
【図16】図8に示す下部挟持板と上部挟持板と操作板
とのF−F線縦断面図である。
【図17】図8に示す下部挟持板と上部挟持板と操作板
とのG−G線縦断面図である。
【図18】従来のプラスチック製クリップの組立状態を
示す図で、(A)はクリップ開口時の中央縦断側面図、
(B)はクリップ閉口時の中央縦断側面図である。
【図19】従来の他のプラスチック製クリップの組立状
態を示す図で、(A)はクリップ開口時の中央縦断側面
図、(B)はクリップ閉口時の中央縦断側面図である。
【符号の説明】
1 下部挟持板 3 嵌合窓 4 側壁 5 後壁 6 支持軸 7 平坦面 8 支持軸 9 邪魔ブロック 11 凹状溝部 13 下部挟持歯 21 上部挟持板 23 補助板 25 隆起部 26 後壁 27 横棒部 28 突起部 29 凹状溝部 30 上部挟持歯 41 操作板 44 背板 45 前壁 46 軸受横溝部 47 第一作動カム 48 第二作動カム 49 中板 50 後壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // A41F 3/02 A41F 3/02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部挟持板と該下部挟持板に載せた上部
    挟持板と該上部挟持板の後部に嵌め込んだ操作板とから
    なるプラスチック製クリップの下部挟持板と上部挟持板
    との先端部を操作板の回動操作により開閉するプラスチ
    ック製クリップの開閉方法であって、 下部挟持板の後方には対面する側壁を形成すると共に後
    部には支持棚を有する後壁を形成し、支持棚より前方上
    方位置の両側壁内面には前記操作板が上下方向に回動で
    きる嵌合部を形成し、上部挟持板の後方には前記両側壁
    間に嵌まる側面視略凹状の補助板を形成し、該補助板の
    後壁は前記支持棚に載る横棒部を横設して形成し、該横
    棒部の前面には前方を向いた平面部を形成し、操作板の
    前上部には前記嵌合部に回動可能に嵌める受け嵌合部を
    形成し、操作板の前下部には該受け嵌合部を前記嵌合部
    に嵌めて下部挟持板と操作板とを同一向きにした際の操
    作板の回動中心より後方に前記横棒部の平面部を後方へ
    押圧する下方へ延出した第一作動カムを形成すると共に
    回動中心より前方に前記補助板の上面を下方へ押圧する
    下方へ延出した第二作動カムを形成して、第二作動カム
    が回動中心の下方に位置したときに補助板の上面を下方
    へ押圧して下部挟持板と上部挟持板との先端部が閉じ、
    該下方位置から回動中心より前方に位置する範囲では挟
    持状態を維持する向きの力を生じさせ、第二作動カムが
    該下方位置より後方に位置すると共に第一作動カムが回
    動中心と前記横棒部との間の位置から該位置より上方に
    位置する範囲にあるときに第一作動カムが前記横棒部の
    平面部を後方へ押圧することによる該横棒部の反力で下
    部挟持板と上部挟持板との先端部が開いて開放状態を維
    持する向きの力を生じさせるようにしたことを特徴とす
    るプラスチック製クリップの開閉方法。
  2. 【請求項2】 下部挟持板と該下部挟持板に載せた上部
    挟持板と該上部挟持板の後部に嵌め込んだ操作板とから
    なり、下部挟持板と上部挟持板との先端部を操作板の回
    動操作により開閉するプラスチック製クリップであっ
    て、 下部挟持板の後方には対面する側壁を設けると共に後部
    には支持棚を形成した後壁を設け、支持棚より前方上方
    位置の両側壁内面には前記操作板が上下方向に回動でき
    る嵌合部を設け、上部挟持板の後方には前記両側壁間に
    嵌まる側面視略凹状の補助板を設け、該補助板の後壁は
    前記支持棚に載る横棒部を横設してなり、該横棒部の前
    面には前方を向いた平面部を形成し、操作板の前上部に
    は前記嵌合部に回動可能に嵌める受け嵌合部を設け、操
    作板の前下部には該受け嵌合部を前記嵌合部に嵌めて下
    部挟持板と操作板とを同一向きにした際の操作板の回動
    中心より後方に前記横棒部の平面部を後方へ押圧する下
    方へ延出した第一作動カムを設けると共に回動中心より
    前方に前記補助板の上面を下方へ押圧する下方へ延出し
    た第二作動カムを設け、 第二作動カムが回動中心の下方に位置したときに補助板
    の上面を下方へ押圧して下部挟持板と上部挟持板との先
    端部が閉じ、該下方位置から回動中心より前方に位置す
    る範囲にあるときは挟持状態を維持する向きの力が働
    き、第二作動カムが該下方位置より後方に位置すると共
    に第一作動カムが回動中心と前記横棒部との間の位置か
    ら該位置より上方に位置する範囲にあるときに第一作動
    カムが前記横棒部の平面部を後方へ押圧することによる
    該横棒部の反力で下部挟持板と上部挟持板との先端部が
    開いて開放状態を維持する向きの力が働くようになって
    いることを特徴とするプラスチック製クリップ。
  3. 【請求項3】 嵌合部が支持軸であり、受け嵌合部が該
    支持軸の軸受け部である請求項2記載のプラスチック製
    クリップ。
  4. 【請求項4】 下部挟持板1と上部挟持板21との先端部
    が操作板41の回動操作により開閉するプラスチック製ク
    リップであって、 下部挟持板1の後方には嵌合窓3を設け、該嵌合窓3の
    両側部には側壁4,4を設けると共に後部には該側壁
    4,4より低い後壁5を設け、該後壁5の前面には下部
    挟持板1の前方に向かって突出した支持棚6を設け、支
    持棚6より前方上方位置の両側壁4,4内面には支持軸
    8を設けると共に該支持軸8より低い位置の支持軸8と
    支持棚6との間の両側壁4,4内面にはそれぞれ凸状に
    突出した邪魔ブロック9,9を設け、 上部挟持板21の後方には前記嵌合窓3に嵌まる側面視略
    凹状の補助板23を設けて該補助板23の底部24上面両側に
    は該両側に向かって走る隆起部25を形成し、該補助板23
    の後壁は起立した両後壁26,26として該両後壁26,26間
    には前記支持棚6の上面7に対応する円弧状面27a と前
    方を向く当接面28a とを有する横棒部27を横設し、 操作板41の後方には紐通し穴43を設けると共に前方には
    前記両側壁4,4間に嵌まる背板44を設け、該背板44の
    前壁45上面には前記支持軸8に回動可能に嵌まる円弧状
    軸受横溝部46を形成し、前壁45下面の中央には下端部47
    a が前記突起部28の当接面28a に押圧状態で当接する第
    一作動カム47を垂下状に設け、該第一作動カム47の両側
    位置には下端部48a ,48a が前記隆起部25に押圧状態で
    当接すると共に後方端部48b ,48b が前記邪魔ブロック
    9,9に対応する第二作動カム48,48を垂下状に設け、 上部挟持板21の補助板23を下部挟持板1の前方から支持
    軸8の下に向かって通して下部挟持板1の嵌合窓3に嵌
    め込んで上部挟持板21の横棒部27を下部挟持板1の支持
    棚6に載せると共に下部挟持板1の支持軸8に操作板41
    の円弧状軸受横溝部46を嵌めた状態にて操作板41の前壁
    45を上部挟持板21の後方から支持軸8の下に向かって押
    し入れ、操作板41を支持軸8を中心として回動して操作
    板41の第二作動カム48,48が回動中心の下方に位置した
    ときに補助板23の隆起部25を下方へ押圧して下部挟持板
    1と上部挟持板21との先端部が閉じ、該下方位置から回
    動中心より前方に位置する範囲にあるときは挟持状態を
    維持する向きの力が働き、第二作動カム48,48が該下方
    位置より後方に位置すると共に第一作動カム47が回動中
    心と前記横棒部27との間の位置から該位置より上方に位
    置する範囲にあるときに第一作動カム47が横棒部27の当
    接面28a を後方へ押圧することによる横棒部27の反力で
    下部挟持板1と上部挟持板21との先端部が開いて開放状
    態を維持する向きの力が働き、第二作動カム48,48の後
    方端部48b ,48b が邪魔ブロック9,9に当接すること
    により、下部挟持板1と上部挟持板21と操作板41との組
    み込み状態を保持できる構造としたことを特徴とするプ
    ラスチック製クリップ。
  5. 【請求項5】 支持軸8が下部挟持板1の両側壁4,4
    間に架設されており、操作板41の円弧状軸受横溝部46が
    背板44の前壁45上面を横断して設けられている請求項4
    記載のプラスチック製クリップ。
  6. 【請求項6】 下部挟持板1の先端部と上部挟持板21の
    先端部とが挟持状態の際、操作板41の第一作動カム47と
    上部挟持板21の当接面28a との間に間隙が存在するよう
    に構成することによって、横棒部27のへたりを防止した
    請求項4又は5記載のプラスチック製クリップ。
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