JP2001050219A - クリップ - Google Patents

クリップ

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JP2001050219A
JP2001050219A JP11218742A JP21874299A JP2001050219A JP 2001050219 A JP2001050219 A JP 2001050219A JP 11218742 A JP11218742 A JP 11218742A JP 21874299 A JP21874299 A JP 21874299A JP 2001050219 A JP2001050219 A JP 2001050219A
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Kenji Niwa
健二 丹羽
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Maruzen Seisakusho KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 全高Hを可及的に低くできるクリップ10,
30,40を提供する。 【解決手段】 座板11と可動クリップ片12の間に弓
形の板バネ14を装着して可動クリップ片12の凸部2
5により反弓形に撓め、反弓形に撓んだ板バネ14の、
弓形の原形に復元しようとする力で可動クリップ片12
の前端部が常に座板11の前端部に圧接する方向に付勢
する。従来のU字形の板バネやコイルバネに比べて偏平
な弓形の板バネ14を用いるので、クリップ10の全高
Hを可及的に低くすることができる。また、板バネ14
の前端部を可動クリップ片12の前端部に係止し、板バ
ネ14の後端部を座板11の後端部に係止して板バネ1
4を装着したので、胸ポケット等の非挟着物に対しクリ
ップ10をアーム部17の基端部に当たるまで、奥深く
差し込むことがてきる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はクリップに関する。
【0002】
【従来の技術】クリップの一形式として、実公平4−2
4168号公報には、座板に可動クリップ片を軸ピンで
回動可能に組付け、座板と可動クリップ片の間に装着し
たU字形の板バネのバネ力で可動クリップ片の前端部を
座板の前端部に圧接するように構成したクリップの構造
が開示されている。また、実公平4−28116号公報
には、座板に可動クリップ片を軸ピンで回動可能に組付
け、座板と可動クリップ片の間に装着したコイルバネの
バネ力で可動クリップ片の前端部を座板の前端部に圧接
するように構成したクリップの構造が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のクリッ
プは嵩張るU字形の板バネやコイルバネを用いて可動ク
リップ片を座板に圧接させているため、全高の低いクリ
ップを製作することが困難である。本発明はかかる点に
鑑み、全高を可及的に低くできるクリップを提供するこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
係るクリップは、座板に可動クリップ片をヒンジピンで
回動可能に組付け、弓形に湾曲した板バネの一端を前記
可動クリップ片の前端部に係止し、前記板バネの他端を
前記座板の後端部に係止し、前記可動クリップ片の前記
ヒンジピンより前側の部位で前記板バネの中間部を反弓
形に撓めたことを特徴とする。
【0005】
【発明の作用・効果】本発明によれば、座板と可動クリ
ップ片の間に弓形の板バネを装着して反弓形に撓めたの
で、反弓形に撓んだ板バネの、弓形の原形に復元する力
が可動クリップ片に作用して、クリップ片の前端部が座
板の前端部に圧接される。しかして、本発明に係るクリ
ップは従来のU字形板バネやコイルバネに比べて偏平な
弓形の板バネを用いるので、クリップの全高を低くする
ことができる。また、板バネの前端部を可動クリップ片
の前端部に係止し、板バネの後端部を座板の後端部に係
止して板バネを装着したので、胸ポケット等の非挟着物
に対しクリップを奥深く差し込むことがてきる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図面に基づき説明
するに、図1〜図4には本発明の第1実施形態に係るク
リップ10が示されている。当該クリップ10は座板1
1と可動クリップ片12とヒンジピン13及び板バネ1
4を備えている。
【0007】座板11の前端部上面に断面三角形状の2
本の凸条15が成形され、後端部上面に座板11の厚み
のほぼ半分程の深さの凹部16が形成されている。ま
た、座板11の後端部の両側面にアーム部17が一体成
形により凸設され、各アーム部17の前方に屈曲した先
端部に貫通孔18が形成されている。
【0008】可動クリップ片12の前端部は肉厚に成形
され、肉厚部19の下面に前記座板11の凸条15とか
み合う2本の凸条20が成形され、肉厚部19の内側に
可動クリップ片12の長手方向に沿って凹部が21形成
されている。可動クリップ片12の中間部の両側面に脚
部22が一体成形により垂設され、各脚部22に貫通孔
23が形成されている。また、可動クリップ片12の後
端部上面に断面半円形の3本の凸条24が成形されてい
る。可動クリップ片12と座板11は脚部22の貫通孔
23とアーム部17の貫通孔18にヒンジピン13を挿
通することにより、ヒンジピン13を支点にし上下方向
へ回動可能に組付けられている。
【0009】板バネ14は前端部を可動クリップ片12
の凹部21に挿入して係止し、後端部を座板11の凹部
16に挿入して係止することにより可動クリップ片12
に沿うように座板11と可動クリップ片12の間に装着
されている。この板バネ14は図5に示すように、弓形
の主部14aの一端に短い屈曲部14bを連設した形状
を有し、座板11と可動クリップ片12の間に装着した
状態では可動クリップ片12の、ヒンジピン13より前
側の部位に設けた凸部25に当たって主部14aの中間
部が反弓形に撓められている。
【0010】本実施形態に係るクリップ10の構造は以
上の通りであって、座板11と可動クリップ片12の間
に弓形の板バネ14を装着して可動クリップ片12の凸
部25により反弓形に撓めたので、反弓形に撓んだ板バ
ネ14の、図2に2点鎖線で示す弓形の原形に復元しよ
うとする力が可動クリップ片12に作用し、クリップ片
12の前端部が常に座板11の前端部に圧接する方向に
付勢される。このクリップ10を洋服の胸ポケット等に
取り付けるには、座板11の下面を指で支えながら、可
動クリップ片12の後端部上面の凸条24に指を掛け、
板バネ14の力に抗して押す。すると、図6に示すよう
に可動クリップ片12が上方へ回動して拡開するので、
胸ポケットの上端から差し込んで、可動クリップ片12
の凸条20と座板11の凸条15で挟み付ける。
【0011】しかして、本実施形態に係るクリップ10
は従来のU字形の板バネやコイルバネに比べて偏平な弓
形の板バネ14を用いるので、クリップ10の全高Hを
可及的に低くすることができる。また、板バネ14の前
端部を可動クリップ片12の前端部に係止し、板バネ1
4の後端部を座板11の後端部に係止して板バネ14を
装着したので、胸ポケット等の非挟着物に対しクリップ
10をアーム部17の基端部に当たるまで、奥深く差し
込むことがてきる。
【0012】次に、図7及び図8に本発明の第2実施形
態に係るクリップ30を示す。当該クリップ30では座
板11の後端部に基部31を凸設し、基部31の両端に
アーム部17を連設し、基部31の上端部内側に段部3
2を形成し、該段部32に板バネ14の後端部を係止し
て板バネ14を装着している。また、図9及び図10に
示す本発明の第3実施形態に係るクリップ40では、座
板11の後端部に基部41を凸設し、基部41の両端に
アーム部17を連設すると共に、基部の下端部の角部4
2に板バネ14の後端部を係止して板バネ14を装着し
ている。なお、第2実施形態及び第3実施形態に係るク
リップ30,40の、上記した板バネ14後端部の係止
構造以外の他の構造は第1実施形態に係るクリップ10
と同じであるので、同一の構成部材には同一の符号を付
して説明を省略する。第2実施形態及び第3実施形態に
係るクリップ30,40によれば、板バネ14の後端部
を係止するための構造が簡単になって、かつ板バネ14
の装着作業も容易になるので、製造コストの低減を図る
ことができる。
【0013】上述した第1〜第3実施形態に係るクリッ
プ10,30,40では可動クリップ片12に凸部25
を成形して板バネ14を反弓形に撓めているが、可動ク
リップ片12に湾曲した膨出面を成形し、該膨出面に板
バネ14を圧接させて反弓形に撓めても、同様の作用効
果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係るクリップを示す
側面図である。
【図2】 本発明の第1実施形態に係るクリップを示す
背面図である。
【図3】 図2の2−2線から切断した断面図である。
【図4】 図1の4−4線から切断した断面図である。
【図5】 本発明の第1実施形態に係るクリップの板バ
ネを示す側面図である。
【図6】 本発明の第実施形態に係るクリップを開いた
状態を示す断面図である。
【図7】 本発明の第2実施形態に係るクリップを示す
縦断断面図である。
【図8】 本発明の第2実施形態に係るクリップを示す
背面図である。
【図9】 本発明の第3実施形態に係るクリップを示す
縦断断面図である。
【図10】 本発明の第3実施形態に係るクリップを示
す背面図である。
【符号の説明】
10,30,40…クリップ、11…座板、12…可動
クリップ片、13…ヒンジピン、14…板バネ、25…
凸部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座板に可動クリップ片をヒンジピンで回
    動可能に組付け、弓形に湾曲した板バネの一端を前記可
    動クリップ片の前端部に係止し、前記板バネの他端を前
    記座板の後端部に係止し、前記可動クリップ片の前記ヒ
    ンジピンより前側の部位で前記板バネの中間部を反弓形
    に撓めたことを特徴とするクリップ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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