JP3030377U - クリップ - Google Patents
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- JP3030377U JP3030377U JP1996003215U JP321596U JP3030377U JP 3030377 U JP3030377 U JP 3030377U JP 1996003215 U JP1996003215 U JP 1996003215U JP 321596 U JP321596 U JP 321596U JP 3030377 U JP3030377 U JP 3030377U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 連結用のクリップの組立を容易にする。
【解決する手段】 ベース板1の長手方向の両側縁を屈
曲して支え壁12を形成し、ベース板1の両側に支え壁12
に枢支して一対の揺動板2を同一平面内にて揺動可能に
配備し、各揺動板2の外端とベース板1との間が閉じる
様にバネ付勢した連結クリップにおいて、支え壁12には
揺動板支持用の孔14が開設され、揺動板2は、金属板の
プレス加工によって形成され、両側縁に前記ベース板1
の支え壁12に被さる支え片21を有し、該支え片21は支え
壁12の孔14に嵌まるプレス成形の内向きの凸部24を有し
ている。
曲して支え壁12を形成し、ベース板1の両側に支え壁12
に枢支して一対の揺動板2を同一平面内にて揺動可能に
配備し、各揺動板2の外端とベース板1との間が閉じる
様にバネ付勢した連結クリップにおいて、支え壁12には
揺動板支持用の孔14が開設され、揺動板2は、金属板の
プレス加工によって形成され、両側縁に前記ベース板1
の支え壁12に被さる支え片21を有し、該支え片21は支え
壁12の孔14に嵌まるプレス成形の内向きの凸部24を有し
ている。
Description
【0001】
本考案は、洗濯バサミ型のクリップ或いは両端に掴み部を有し2つの物品を連 結するのに使用する連結用のクリップに関するものである。
【0002】
図9に示す如く、両端に掴み部を有す連結用のクリップ(5)が実用されている 。 上記連結用のクリップは、ベース板(1)の両側縁を屈曲して支え壁(12)(12)を 形成し、ベース板(1)の両端側に支え壁(12)(12)に枢支して揺動板(2)を揺動可 能に配備し、揺動板(2)の外端とベース板(1)との間が閉じる様にバネ付勢され ている。
【0003】 上記クリップは、例えば図8に示す如く、2枚の図画作品(4)(4)を連結する のに使用する。 上記連結クリップのベース板(1)を中央で2分すれば、2つの洗濯バサミ型ク リップとなる。
【0004】
上記クリップの揺動板(2)の枢支構造は、ベース板(1)の支え壁(12)と揺動板 (2)の支え片(21)を一連に貫通して枢軸(16)を嵌め、トーションバネ或いは板バ ネにて揺動板(2)を付勢して形成されている。
【0005】 上記クリップの組立において、揺動板(2)の支え片(21)とベース板(1)の支え 壁(12)との軸孔を合わせて枢軸(16)を通す作業が必要となり、この作業は面倒で 、組立作業性が極めて悪い。然も、トーションバネを用いる場合、枢軸(16)を挿 入する前にトーションバネを圧縮状態でベース板(1)と揺動板(2)との間に介装 して、バネの巻中心を枢軸(16)挿入路に合わせておかねばならず、一層面倒で手 間が掛り、枢軸(16)を挿入する前にトーションバネが跳ね飛んで危害を与える虞 れがあった。
【0006】 本考案は、上記実情に鑑み、枢軸を用いずにベース板(1)上に揺動板(2)を枢 支し、又、板バネを使用することにより、組立が簡単で組立作業性に優れた連結 用のクリップ或いは洗濯バサミ型クリップを明らかにするものである。
【0007】
本考案の連結用のクリップは、ベース板(1)の長手方向の両側縁を屈曲して支 え壁(12)(12)を形成し、ベース板(1)の両側に支え壁(12)に枢支して一対の揺動 板(2)を揺動可能に配備し、各揺動板(2)の外端とベース板(1)との間が閉じる 様にバネ付勢した連結用のクリップにおいて、支え壁(12)には揺動板支持用の孔 (14)が開設され、揺動板(2)は金属板のプレス加工によって形成され、両側縁に 前記ベース板(1)の支え壁(12)に被さる支え片(21)を有し、該支え片(21)は支え 壁(12)の孔(14)に嵌まる内向きの凸部(24)を有し、該凸部(24)は、揺動板(2)の 板面側を頂部(25)、ベース板(1)側を該頂部に対する対辺(26)とする略三角形の 残りの2辺が該頂部(25)へ徐々に深くなる様に支え片(21)の外面を凹ませ、該凹 みに対応して支え片(21)の内面を傾斜して隆起させて形成され、該頂部(25)は揺 動板(2)の略板厚分だけ支え片(21)の内側に突出してベース板(1)の孔(14)に嵌 まり、バネ(3)は両端側に略V字状をなす折返し部(31)(31)を有す板バネであっ て、該折返し部(31)を揺動板(2)の内面に当ててベース板(1)と揺動板(2)(2) との間に配備されている。
【0008】 本考案は、上記連結クリップをベース板(1)を長手方向に2分した形状の洗濯 バサミ型のクリップに実施できる。即ち、ベース板(1)の両側縁を屈曲して支え 壁(12)(12)を形成し、ベース板(1)の両側に支え壁(12)(12)に枢支して揺動板( 2)を揺動可能に配備し、揺動板(2)の一端とベース板(1)との間が閉じる様に バネ付勢したクリップにおいて、支え壁(12)には揺動板支持用の孔(14)が開設さ れ、揺動板(2)は金属板のプレス加工によって形成され、両側縁に前記ベース板 (1)の支え壁(12)に被さる支え片(21)を有し、該支え片(21)は支え壁(12)の孔(1 4)に回転可能に嵌まる内向きの凸部(24)を有し、該凸部(24)は、揺動板(2)の板 面側を頂部(25)、ベース板(1)板側を該頂部に対する対辺(26)とする略三角形の 残りの2辺を該頂部(25)へ徐々に深くなる様に支え片(21)の外面を凹ませ、該凹 みに対応して支え片(21)の内面を傾斜して隆起させて形成され、該頂部(25)は揺 動板(2)の略板厚分だけ支え片(21)の内側に突出してベース板(1)の孔(14)に嵌 まり、バネ(3)は略V字を成す板バネであって、ベース板(1)と揺動板(2)との 間に配備されている。
【0009】 上記2種類のクリップにおいて、ベース板(1)の孔(14)に、ベース板(1)の板 面(10)から最も離れた位置に角部(15)を形成し、揺動板(2)の凸部(24)の頂部(2 5)を該角部(15)に揺動可能に嵌めてもよい。 更に、前記連結用或いは洗濯バサミ型のクリップにおいて、揺動板(2)の支え 片(21)に孔(14)、ベース板(1)の支え壁(12)の内面に凸部(24)を形成して、支え 壁(12)(12)間に支え片(21)(21)を嵌め込んで、孔(14)に凸部(24)を嵌めてもよい 。
【0010】
連結用のクリップの組立ては、ベース板(1)の中央にバネ(3)を載せ、2つの 揺動板(2)にて該バネ(3)の両側の折返し部(31)(31)を押えながら、各揺動板( 2)の支え片(21)(21)間に、ベース板(1)上の支え壁(12)(12)を嵌め込む。
【0011】 支え片(21)(21)の内面間の間隔は、支え壁(12)(12)間の間隔にほぼ一致し、支 え片(21)は内面に凸部(24)を有しているが、該凸部(24)の内面の斜面(27)は、支 え片(21)の支え壁(12)への押込み方向に対して、押込み勾配となっており、支え 片(21)と支え壁(12)の弾性変形により、支え片(21)(21)間に、支え壁(12)(12)を 容易に嵌め込むことができる。 凸部(24)が支え壁(12)の孔(14)に位置すると支え壁(12)と支え片(21)の弾性復 帰により、凸部(24)が孔(14)に嵌まり込む。
【0012】 揺動板(2)は、バネ(3)によって内端側がベース板(1)から離れる方向に付勢 されているため、凸部(24)の頂部(25)は孔(14)の上縁に当たって該頂部(25)を支 点として揺動板(2)は揺動可能となる。 頂部(25)は、尖がって揺動板(2)の略板厚分だけ内側に隆起しており、この頂 部(25)が孔(14)縁に当接するため、一旦凸部(24)が孔(14)に嵌まると、揺動板( 2)の支え片(21)を無理に外側に曲げなければ、凸部(24)を孔(14)から外すこと はできない。
【0013】 ベース板(1)の孔(14)に、ベース板(1)から最も離れた位置に角部(15)を形成 し、揺動板(2)の凸部(24)の頂部(25)を該角部(15)に揺動可能に嵌めれば、揺動 板(2)の揺動支点が固定され、揺動板(2)は安定して揺動できる。
【0014】
図面は、連結用のクリップを示している。 連結用のクリップは、金属板の打抜き及び曲げ加工によって形成され、両端側 が略扇形に拡大した横長のベース板(1)の全周に亘って曲げ加工による補強リブ (11)を有している。 ベース板(1)の長手方向に沿う側縁側の補強リブ(11)には、該リブの中央部か ら等距離離れた位置にて補強リブ(11)を上向きに延長して支え壁(12)(12)が形成 されている。
【0015】 ベース板(1)両端の円弧状リブ(11a)には鋸歯状の噛合い縁(13)が形成されて いる。 支え壁(12)には略正方形の孔(14)が貫通開設され、該孔(14)は1つの角部(15) がベース板(1)の板面(10)から最も離れた最上位に位置している。該角部(15)の 角度α1は約90゜である。 上記ベース板(1)の支え壁(12)に被さって、ベース板(1)の両側に一対の揺動 板(2)がベース板(1)の板面(10)に対して垂直でベース板(1)の長手方向に沿う 面内にて揺動可能に配備される。
【0016】 各揺動板(2)は金属板の打抜き及び曲げ加工によって形成されて、前記ベース 板(1)の1/2長さよりも少し短く形成され、外端はベース板(1)の端部の扇形 拡大部と同形に拡大しており、全周に亘って曲げ加工による下向きの補強リブ(2 2)を有している。 揺動板(2)の外端の円弧状リブ(22a)には鋸歯状の噛合い縁(23)が形成されて いる。
【0017】 揺動板(2)の長手方向の両側縁の補強リブ(22)の略中央部に補強リブ(22)を下 向きに延長して支え片(21)(21)を形成している。 支え片(21)(21)の内面間の間隔は、ベース板(1)上の支え壁(12)(12)の外面間 の間隔に略一致している。
【0018】 支え片(21)の内面にベース板(1)上の支え壁(12)の孔(14)に嵌まる凸部(24)が 形成されている。 該凸部(24)は、揺動板(2)の板面(20)側を頂部(25)、ベース板(1)側を該頂部 に対する対辺(26)とする略正三角形の残りの2辺が該頂部(25)へ徐々に深くなる 様に支え片(21)の外面を凹ませ、該凹みに対応して支え片(21)の内面を傾斜して 隆起させたものである。頂部(25)の角度α2は約60°である。
【0019】 頂部(25)は揺動板(2)の略板厚分だけ支え片(21)の内側に突出して、ベース板 (1)の孔(14)の上端の角部(15)に嵌まっている。 凸部(24)の斜面(27)は揺動板(2)をベース板(1)の支え壁(12)(12)に被せて取 付ける際の押込み勝手の案内面となる。
【0020】 ベース板(1)と両揺動板(2)との間にバネ(3)が配備される。 バネ(3)は両端側に略V字状をなす様に折返し部(31)(31)を有する板バネであ って、該両折返し部(31)(31)を揺動板(2)(2)の内面に当てている。
【0021】 然して、連結用のクリップの組立ては、ベース板(1)の中央にバネ(3)を載せ 、2つの揺動板(2)にて該バネ(3)の両側の折返し部(31)(31)を押えながら、各 揺動板(2)の支え片(21)(21)間に、ベース板(1)上の支え壁(12)(12)を嵌め 込む。 支え片(21)(21)の内面間の間隔は、支え壁(12)(12)間の間隔にほぼ一致し、支 え片(21)は内面に凸部(24)を有しているが、該凸部(24)の内面の斜面(27)は、支 え片(21)の支え壁(12)への押込み方向に対して、押込み勾配となっており、支え 片(21)と支え壁(12)の弾性変形により、支え片(21)(21)間に、支え壁(12)(12)を 容易に嵌め込むことができる。
【0022】 凸部(24)が支え壁(12)の孔(14)に位置すると支え壁(12)と支え片(21)の弾性復 帰により、凸部(24)が孔(14)に嵌まり込む。 揺動板(2)は、バネ(3)によって内端側がベース板(1)から離れる方向に付勢 されているため、凸部(24)の頂部(25)は孔(14)の上端角部(15)に当たり、頂部(2 5)を支点として揺動板(2)は揺動可能となる。
【0023】 凸部(24)の頂部(25)が孔(14)の角部(15)に嵌まった状態で、揺動板(2)の外端 の噛合い縁(23)とベース板(1)の外端の噛合い縁(13)とが位置ずれなく噛み合う 。 頂部(25)は、尖がって揺動板(2)の略板厚分だけ内側に隆起しており、この頂 部(25)が孔(14)縁に当接するため、一旦凸部(24)が孔(14)に嵌まると、揺動板 (2)の支え片(21)を無理に外側に曲げない限り、凸部(24)は孔(14)から外ずれな い。
【0024】 頂部(25)は揺動板(2)の略板厚分だけ支え片(21)の内側に突出して、ベース板 (1)の孔(14)の上端の角部(15)に嵌まっており、揺動板(2)の揺動支点である凸 部(24)の頂部(25)は、ベース板(1)の孔(14)の角部(15)に嵌まって左右及び上方 向の位置ずれが防止され、下方側への位置ずれはバネ(3)の上向き付勢によって 防止されるため、揺動板(2)は、上下、左右に位置ずれのない頂部(25)を中心に 安定して揺動でき、揺動板(2)の外端の噛合い縁(23)とベース板(1)の外端の噛 合い縁(13)とが前後に位置ずれすることはない。
【0025】 本考案は、図3において、ベース板(1)の長さ方向の中央部で鎖線Lで示す如 く、ベース板(1)を2分した様な洗濯バサミ型クリップにも実施可能である。 この場合、バネ(3)は、略V字状の板バネを使用することになり、バネの抜止 め手段が必要であるが、該抜止め手段は、例えば、該バネ(3)の一端を鎖線で示 す様に外側に屈曲して抜止め片(32)を形成し、ベース板(1)又は揺動板(2)にス リット孔(図示せず)を開設して、該スリット孔にバネの抜止め片(32)を嵌込んで もよい。
【0026】 図6、図7は、上記連結用のクリップにおいて、揺動板(2)の支え片(21)に孔 (14)、ベース板(1)の支え壁(12)の内面にに凸部(24)を形成して、支え壁(12)(1 2)間に支え片(21)(21)を嵌め込んだ他の実施例の連結用のクリップである。 更に詳しくは、支え壁(12)は内面に凸部(24)を有し、揺動板(2)は両側縁に前 記ベース板(1)の支え壁(12)(12)間に嵌まる支え片(21)(21)を有している。
【0027】 該支え片(21)は支え壁(12)の凸部(24)が嵌まる孔(14)を有し、該凸部(24)は、 ベース板(1)の板面(10)側を頂部(25)、揺動板(2)の板面(20)側を該頂部(25)に 対する対辺(26)とする略三角形の残りの2辺を該頂部(25)へ徐々に深くなる様に 支え壁(12)の外面を凹ませ、該凹みに対応して支え壁(12)の内面を傾斜して隆起 させて形成されている。
【0028】 頂部(25)は揺動板(2)の略板厚分だけ支え壁(12)の内側に突出して、揺動板( 2)の支え片(21)の孔(14)に嵌まり、バネ(3)は両端側に略V字状をなす折返し 部(31)(31)を有す板バネであって、該折返し部(31)を揺動板(2)の内面に当てて ベース板(1)と揺動板(2)(2)との間にバネ(3)が配備されている。 組立の簡便さ、揺動板の揺動安定度は、前記図1、図2のクリップと同様であ る。 図6のクリップのベース板(1)を長手方向に2分すれば、洗濯バサミ型クリッ プとなる。 本考案は上記実施例の構成に限定されることはなく、実用新案登録請求の範囲 で種々の変形が可能である。
【図1】連結用のクリップの斜面図である。
【図2】同上の分解斜面図である。
【図3】連結用のクリップの断面図である。
【図4】揺動板の支え片の斜面図である。
【図5】図3のA−A線に沿う断面図である。
【図6】他の実施例の斜面図である。
【図7】同上の分解斜面図である。
【図8】連結用のクリップの使用状態の斜面図である。
【図9】従来例の正面図である。
(1) ベース板 (11) 補強リブ (12) 支え壁 (2) 揺動板 (21) 支え片 (24) 凸部 (25) 頂部 (27) 斜面 (3) バネ
Claims (5)
- 【請求項1】 ベース板(1)の長手方向の両側縁を屈曲
して支え壁(12)(12)を形成し、ベース板(1)の両側に支
え壁(12)に枢支して一対の揺動板(2)を揺動可能に配備
し、各揺動板(2)の外端とベース板(1)との間が閉じる
様にバネ付勢した連結用のクリップにおいて、支え壁(1
2)には揺動板支持用の孔(14)が開設され、揺動板(2)は
金属板のプレス加工によって形成され、両側縁に前記ベ
ース板(1)の支え壁(12)に被さる支え片(21)を有し、該
支え片(21)は支え壁(12)の孔(14)に嵌まる内向きの凸部
(24)を有し、該凸部(24)は、揺動板(2)の板面側を頂部
(25)、ベース板(1)側を該頂部に対する対辺(26)とする
略三角形の残りの2辺が該頂部(25)へ徐々に深くなる様
に支え片(21)の外面を凹ませ、該凹みに対応して支え片
(21)の内面を傾斜して隆起させて形成され、該頂部(25)
は揺動板(2)の略板厚分だけ支え片(21)の内側に突出し
てベース板(1)の孔(14)に嵌まり、バネ(3)は両端側に
略V字状をなす折返し部(31)(31)を有す板バネであっ
て、該折返し部(31)を揺動板(2)の内面に当ててベース
板(1)と揺動板(2)(2)との間に配備されているクリッ
プ。 - 【請求項2】 ベース板(1)の両側縁を屈曲して支え壁
(12)(12)を形成し、ベース板(1)の両側に支え壁(12)(1
2)に枢支して揺動板(2)を揺動可能に配備し、揺動板
(2)の一端とベース板(1)との間が閉じる様にバネ付勢
したクリップにおいて、支え壁(12)には揺動板支持用の
孔(14)が開設され、揺動板(2)は金属板のプレス加工に
よって形成され、両側縁に前記ベース板(1)の支え壁(1
2)に被さる支え片(21)を有し、該支え片(21)は支え壁(1
2)の孔(14)に回転可能に嵌まる内向きの凸部(24)を有
し、該凸部(24)は、揺動板(2)の板面側を頂部(25)、ベ
ース板(1)板側を該頂部に対する対辺(26)とする略三角
形の残りの2辺を該頂部(25)へ徐々に深くなる様に支え
片(21)の外面を凹ませ、該凹みに対応して支え片(21)の
内面を傾斜して隆起させて形成され、該頂部(25)は揺動
板(2)の略板厚分だけ支え片(21)の内側に突出してベー
ス板(1)の孔(14)に嵌まり、バネ(3)は略V字を成す板
バネであって、ベース板(1)と揺動板(2)との間に配備
されているクリップ。 - 【請求項3】 ベース板(1)の長手方向の両側縁を屈曲
して支え壁(12)(12)を形成し、ベース板(1)の両側に支
え壁(12)に枢支して一対の揺動板(2)を揺動可能に配備
し、各揺動板(2)の外端とベース板(1)との間が閉じる
様にバネ付勢した連結用のクリップにおいて、支え壁(1
2)は内面に凸部(24)を有し、揺動板(2)は金属板のプレ
ス加工によって形成され、両側縁に前記ベース板(1)の
支え壁(12)間に嵌まる支え片(21)を有し、該支え片(21)
は支え壁(12)の凸部(24)が回転可能に嵌まる孔(14)を有
し、該凸部(24)は、ベース板(1)側を頂部(25)、揺動板
(2)の板面側を該頂部(25)に対する対辺(26)とする略三
角形の残りの2辺を該頂部(25)へ徐々に深くなる様に支
え壁(12)の外面を凹ませ、該凹みに対応して支え壁(12)
の内面を傾斜して隆起させて形成され、該頂部(25)は揺
動板(2)の略板厚分だけ支え壁(12)の内側に突出して前
記支え片(21)の孔(14)に嵌まり、バネ(3)は両端側に略
V字状をなす折返し部(31)(31)を有す板バネであって、
該折返し部(31)を揺動板(2)の内面に当ててベース板
(1)と揺動板(2)(2)との間に配備されているクリッ
プ。 - 【請求項4】 ベース板(1)の両側縁を屈曲して支え壁
(12)(12)を形成し、ベース板(1)の両側に支え壁(12)(1
2)に枢支して揺動板(2)を揺動可能に配備し、揺動板
(2)の一端とベース板(1)との間が閉じる様にバネ付勢
したクリップにおいて、支え壁(12)には揺動板支持用の
孔(14)が開設され、揺動板(2)は、金属板のプレス加工
によって形成され、両側縁に前記ベース板(1)の支え壁
(12)(12)間に嵌まる支え片(21)(21)を有し、該支え片(2
1)は支え壁(12)の凸部(24)が回転可能に嵌まる孔(14)を
有し、該凸部(24)は、ベース板(1)側を頂部(25)、揺動
板(2)の板面側を該頂部(25)に対する対辺(26)とする略
三角形の残りの2辺を該頂部(25)へ徐々に深くなる様に
支え壁(12)の外面を凹ませ、該凹みに対応して支え壁(1
2)の内面を傾斜して隆起させて形成され、該頂部(25)は
揺動板(2)の略板厚分だけ支え壁(12)の内側に突出して
揺動板(2)の孔(14)に嵌まり、バネ(3)は略V字を成す
板バネであって、ベース板(1)と揺動板(2)との間に配
備されているクリップ。 - 【請求項5】 ベース板(1)又は揺動板(2)の孔(14)は
角部(15)を有し、揺動板(2)又はベース板(1)の凸部(2
4)の頂部(25)が揺動可能に該角部(15)に嵌まっている請
求項1乃至4に記載のクリップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996003215U JP3030377U (ja) | 1996-04-19 | 1996-04-19 | クリップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996003215U JP3030377U (ja) | 1996-04-19 | 1996-04-19 | クリップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3030377U true JP3030377U (ja) | 1996-10-22 |
Family
ID=43165376
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996003215U Expired - Lifetime JP3030377U (ja) | 1996-04-19 | 1996-04-19 | クリップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3030377U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013063110A (ja) * | 2011-09-15 | 2013-04-11 | Lec Inc | ハンガー |
-
1996
- 1996-04-19 JP JP1996003215U patent/JP3030377U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013063110A (ja) * | 2011-09-15 | 2013-04-11 | Lec Inc | ハンガー |
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