JP2001107374A - 家屋基礎の施工方法 - Google Patents

家屋基礎の施工方法

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JP2001107374A
JP2001107374A JP28387299A JP28387299A JP2001107374A JP 2001107374 A JP2001107374 A JP 2001107374A JP 28387299 A JP28387299 A JP 28387299A JP 28387299 A JP28387299 A JP 28387299A JP 2001107374 A JP2001107374 A JP 2001107374A
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formwork
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concrete
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Takashi Namiki
高 並木
Atsushi Nakai
敦司 中井
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Sumitomo Forestry Co Ltd
Kanai Co Ltd
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Sumitomo Forestry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 べた基礎と布基礎を同時に施工できて工期が
短く、べた基礎と布基礎が一体化されてその間に隙間が
生じない家屋基礎の施工方法を提供すること。 【解決手段】 外壁部布基礎用の外型枠101を地盤に
配置固定し、外壁部布基礎用の内型枠102と内壁部布
基礎用の一方及び他方の型枠200を、その下端をべた
基礎の上面位置に設定して配置する。次に、内型枠10
2及び型枠200の下端と地盤との隙間をコンクリート
Dで塞ぎ、このコンクリートDが柔らかさを保ちながら
流動性を失うまで硬化した打ち継ぎ可能な時期に、外型
枠101と内型枠102の間及び型枠200の間にコン
クリートを打設する。次いで直ちに、内型枠102で囲
まれた部分に、内型枠102及び型枠200の下端に達
するまでべた基礎用のコンクリートを打設し、布基礎と
べた基礎を一体化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、べた基礎と布基礎
を同時に、且つ一体に形成できる基礎施工方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】べた基礎の外周縁に沿って布基礎を配置
した基礎は、地盤が比較的軟弱であっても十分な耐力が
得られ、強度が高いばかりか防湿性に富み、建築物の耐
久性を向上させるので、近年多く用いられるようになっ
ている。従来、布基礎及びべた基礎を施工するには、先
ず、べた基礎用のコンクリートを打設し、このコンクリ
ートが硬化してべた基礎が完成してから、その上に布基
礎用の型枠を組み上げ、該型枠にコンクリートを打設し
て打ち継いでいた。ところが、このように施工された基
礎では、べた基礎から立ち上げた鉄筋でべた基礎と布基
礎を結合しているとはいえ、べた基礎と布基礎が継目個
所で一体に馴染みにくいので、隙間が空きやすく、床下
に水が侵入したり、白蟻の被害を受けやすい。また、コ
ンクリートの打設作業を、べた基礎の硬化時間を経て2
回行わなければならないので、工期が長期化する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、べた基礎
と布基礎を同時に施工できて、工期が短く、べた基礎と
布基礎が一体化されてその間に隙間が生じない家屋基礎
の施工方法を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、べた基礎と布
基礎を一体とする家屋基礎の施工方法であって、外壁部
布基礎用の外型枠と内型枠及び内壁部布基礎用の一対と
なる一方及び他方の型枠を準備する。先ず、基礎打設予
定箇所の外周に沿って、外壁部布基礎用の外型枠を地盤
に配置固定し、次いで、外壁部布基礎用の内型枠をその
下端を地盤から浮かして、且つその下端をべた基礎の上
面位置に設定して配置し、さらに、内壁部布基礎用の両
型枠を地盤から浮かし、且つ、その下端をべた基礎の上
面位置に設定して配置する。そして、外壁部布基礎用の
内外型枠の間及び内壁部布基礎用の両型枠の間に一次コ
ンクリートを打設して、外壁部布基礎用の内型枠及び内
壁部布基礎用の両型枠の下端と地盤との隙間をコンクリ
ートで塞ぐ。このコンクリートが柔らかさを保ち、しか
も流動性を失う程度に硬化した打ち継ぎが可能な時期
に、外壁部布基礎用の内外型枠の間及び内壁部布基礎用
の両型枠の間に、新たに布基礎用のコンクリート(二次
コンクリート)を打設する。その後直ちに、外壁部布基
礎用の内型枠で囲まれた部分に、内型枠及び内壁部布基
礎用の両型枠の下端に達するまでべた基礎用のコンクリ
ートを打設し、布基礎とべた基礎とを一体化する。
【0005】この方法で施工された基礎は、外壁部布基
礎用の内型枠及び内壁部布基礎用の一方及び他方の型枠
の下端と地盤との隙間を塞ぐコンクリート、布基礎用の
コンクリート及びべた基礎用のコンクリートを、一次コ
ンクリートが打ち継ぎ可能な時期に打ち継いであるた
め、布基礎部分とべた基礎部分が一次コンクリートを継
ぎとして一体化し、相互に良く馴染む。また、従来のも
ののように、先に打設したべた基礎用のコンクリートが
完全に硬化するまで、後続の作業を中断する必要がな
い。
【0006】さらに、布基礎用のコンクリートを打設す
る時には、未だ、べた基礎部分にコンクリートが打ち込
まれていないので、作業員が立ち入ることができ、内壁
部布基礎用の型枠内へのコンクリート打設作業が容易で
ある。外壁部布基礎用の内型枠及び内壁部布基礎用の一
方及び他方の型枠の下端と地盤との隙間をコンクリート
で塞ぐ際には、外壁部布基礎用の内外型枠の間及び内壁
部布基礎用の両型枠の間に、上方からコンクリートを流
し込むと、コンクリートが隙間に均一に行き渡り、前記
の隙間を塞ぎやすい。
【0007】外壁部布基礎用の内型枠を、外型枠で支持
された型枠吊り金具によって地盤から浮かして吊り下
げ、内壁部布基礎用の型枠を、地盤に設置した支持金具
で支持して、地盤から浮かして配置することがある。外
型枠で支持した内型枠を吊り上げる型枠吊り金具は、打
設コンクリートに埋め込まれないため、脱型後繰り返し
使用できる。外壁部布基礎用の内型枠及び内壁部布基礎
用の両型枠を、地盤から浮かして配置する手段として、
地盤に設置した支持金具を用いることがある。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。本発明は、図8に示すよう
に、家屋のべた基礎A(図5,図6)と、その外周に沿
って配置された外壁部布基礎B(図5)と、外壁部布基
礎用Bで囲まれた内部を横断する内壁部布基礎C(図
6)とを同時に、且つ、一体的に形成する方法である。
この家屋基礎の施工方法によって基礎を構築するにあた
って、予め、外壁部布基礎B用の外型枠101及び内型
枠102(図1)と内壁部布基礎C用の一方及び他方の
型枠200,200(図2)を準備しておく。
【0009】先ず、図1及び図2に示すように、やりか
たに従って基礎施工部分の根切りを行った後、必要に応
じて目つぶし砂利を敷く等の適宜地業を行う。次いで、
必要であれば、べた基礎Aの打設予定箇所の地盤にポリ
エチレンフィルム等の防湿フィルムを敷設し、地盤の上
方に間隔を開けて、べた基礎Aを補強する格子状の補強
鉄筋aを配筋する。この補強鉄筋aは、地盤の上に設置
されたコンクリート製の支持ブロック100或いは門形
金具によって、べた基礎Aの厚み方向中間部となる高さ
に支持される。
【0010】外壁部布基礎B及び内壁部布基礎Cの打設
個所には、竪筋と横筋から成る補強鉄筋b,cをそれぞ
れ配筋し、補強鉄筋b,cの横筋の端部同士を接続す
る。また、外壁部布基礎Bを補強する補強鉄筋bの竪筋
の下端部をべた基礎A側に折り曲げ、補強鉄筋b,cの
竪筋の下部と補強鉄筋aの端部を接続する。さらに、基
礎打設予定箇所の外周に沿って、外壁部布基礎B用の外
型枠101を地盤に配置固定し、外壁部布基礎B用の内
型枠102及び内壁部布基礎C用の一方及び他方の型枠
200,200を地盤から浮かして、且つ、その下端を
べた基礎Aの上面位置に設定して配置する。外壁部布基
礎B用の外型枠101と内型枠102の間及び内壁部布
基礎C用の1対の型枠200,200の間には、それぞ
れ補強鉄筋b,cが配置される。
【0011】外壁部布基礎B用の内型枠102は、外型
枠101より上下方向の長さが短く、外型枠101の屋
内側にこれと平行に配置する。内壁部布基礎C用の1対
の型枠200,200は、内型枠102と同じ上下方向
の寸法を有し、互いに間隔を開けて平行に配置する。外
壁部布基礎B用の外型枠101及び内型枠102と内壁
部布基礎C用の型枠200,200はメタルフォームで
あって、鏡板の周縁を外面側へL状に屈曲して框部を形
成してある。また、これらの型枠101,102,20
0は、それぞれ幅方向(建築物の周方向)に複数枚並置
されて、隣接する框部同士を互いに強固に連結してあ
り、外壁部布基礎B用の外型枠101及び内壁部布基礎
C用の型枠200の外面には、断面円形の炭素鋼管より
成る腹起し材103をそれぞれ固定する。
【0012】外壁部布基礎B用の内型枠102は、外型
枠101に載置して支持する型枠吊り金具1によって、
地盤から浮いた状態で吊り下げる(図1)。型枠吊り金
具1は、外縦材2と内縦材3と横材4とから成り、全体
としてコ字形に構成してある(図7)。外縦材2は、外
型枠101とほぼ同じ上下寸法を有し、外型枠101の
外面に固定された腹起し材103の外側に配置する。ま
た、外縦材2の下部には、腹起し材103と着脱自在に
係合する係止バンド5を上下移動可能に装着してある。
この係止バンド5を腹起し材103の上面及び内側面に
引っかけることにより、内型枠102を吊り下げたと
き、型枠吊り金具1の全体が内方向へ傾斜するのを阻止
するようになっている。
【0013】内縦材3は、内型枠102とほぼ同じ上下
寸法に形成してあり、内縦材3の上端寄りには縦長の長
孔9(図1)を穿設すると共に、長孔9にフックボルト
10のフック部11を上下に摺動自在に挿通し、このフ
ック部11を内縦材3の内側に突出させてある。フック
ボルト10のネジ部12は、横材4の上方に突出すると
共に、横材4の上方においてネジ部12にナット13を
取付けてある。ナット13をねじ込むと、フックボルト
10が長孔9に沿って上昇する。
【0014】横材4は、両端をそれぞれ外縦材2及び内
縦材3の上端に溶接した溝型材であり、長さは、その両
端に結合した外縦材2と内縦材3との距離が、外壁部布
基礎Bの設計厚と外型枠101及び内型枠102の厚み
と腹起し材103の直径との合計とほぼ同じか、僅かに
大となるよう設定してある。この型枠吊り金具1によっ
て内型枠102を吊り下げるには、図1に示すように、
外型枠101の上端面に型枠吊り金具1の横材4を載せ
ると共に、外縦材2を外型枠101の外側に配置し、外
縦材2の係止バンド5を腹起し材103に係合させる。
【0015】そして、内縦材3の内側に内型枠102を
配置してから、ナット13を回動させてフックボルト1
0を上昇させる。フックボルト10が上昇すると、その
フック部11が内型枠102の外面上縁の框部に係合
し、内型枠102の上端が横材4の下端に接触するま
で、内型枠102が吊り上げられる。すなわち、内型枠
102を型枠吊り金具1によって吊り下げる。この時、
吊り下げた内型枠102の下端がべた基礎Aの上面の高
さとなるよう、外型枠101及び内型枠102の上下寸
法の組合せが選択されている。
【0016】なお、厚みの異なる布基礎Bに対しては、
横材4の長さが異なる型枠吊り金具1を用いるか、又は
横材4の長さが調整可能な型枠吊り金具を用いる。ま
た、外型枠101の外面に腹起し材103を設けていな
い場合は、型枠吊り金具1の内方向への傾斜を阻止する
ために、外縦材2の下端を地面に突き刺しても良い。さ
らに、外型枠101と内型枠102の上下寸法の関係
で、内型枠102の下端をべた基礎Aの上面高さとした
時、その頂面が外型枠101の頂面よりも高く段差を生
じることがある。このような場合は、型枠吊り金具1に
おける横材4の基部が外型枠101の頂面に支持され
ず、型枠吊り金具1が外型枠101を中心に左右へ回動
して不安定となるので、横材4の基部を支持するスペー
サを外型枠101の頂面と横材4の間に配置する。
【0017】内壁部布基礎C用の型枠200は、地盤の
上に設置された支持金具20によって、地盤から浮かし
て支持される(図2)。支持金具20は、1対の基台2
01と、1対のボルト202と、門形の支持杆203と
を備える。ボルト202は基台201から上方に起立
し、支持杆203の両端はボルト202に螺合したナッ
ト204に取り付けてあり、ボルト202を回すと支持
杆203がその軸方向に移動して、基台201から支持
杆203の上辺までの距離を変えられるようになってい
る。
【0018】内壁部布基礎C用の型枠200を設置する
には、予め、基台201の下面から支持杆203の上端
までの距離がべた基礎Aの設計厚となるよう調節してお
き、基台201を地盤に置いて、支持金具20が内壁部
布基礎Cの打設部分を横切るように配置し、支持杆20
3の上辺両端部に両側の型枠200の下端を載置する。
なお、外壁部布基礎B用の外型枠101と内型枠102
との間及び内壁部布基礎C用の一対の型枠200,20
0の間には、土台取付け用のアンカーボルトcの支持具
d、型枠スペーサーe、換気口用型枠(図示していな
い)等を配置する。
【0019】外壁部布基礎B用の型枠101,102及
び内壁部布基礎C用の型枠200,200を組み立てた
後、図3及び図4に示すように、外型枠101と内型枠
102の間及び型枠200の間に、上方から一次コンク
リートD,D’を打ち込んで、内型枠102及び型枠2
00の下端と地盤との隙間を塞ぐ。この一次コンクリー
トD,D’は、内型枠102及び型枠200の下端と地
盤との間に均一に充填する。
【0020】一次コンクリートD,D’がまだ柔らかい
が流動性を失う程度まで硬化した打ち継ぎが可能な時期
に(多くの場合10分程度)、外型枠101と内型枠1
02の間及び型枠200,200の間へ、新規に二次コ
ンクリートを打ち込んで外壁部布基礎B及び内壁部布基
礎Cを形成する。このコンクリートは、打設時の気温等
に応じた通常の水セメント比で、スランプ18cm程度の
ものを用いる(図5及び図6)。
【0021】その後直ちに(一次コンクリートD,D’
が柔らかく打ち継ぎが可能なうちに)、外壁部布基礎B
用の内型枠102で囲まれた部分に、内型枠102及び
内壁部布基礎C用の型枠200の下端に達するまで、新
規にコンクリートを打設してべた基礎Aを形成する。こ
のコンクリートは、布基礎用のコンクリートと同様のも
のとする。布基礎部分のコンクリートとべた基礎部分の
コンクリートは、最初に打設したコンクリートD,D’
と一体に接続する。コンクリートの養生後に、外壁部布
基礎C用の外型枠101及び内型枠102と内壁部布基
礎C用の型枠200を分解して除去する。
【0022】なお、外壁部布基礎用の内型枠102を、
型枠吊り金具1で吊り下げずに、地盤に設置した支持金
具を用いて地盤から浮いた状態で支持しても良い。この
ようにすると、同じ高さに設定した支持金具を地盤に設
置し、その上に内型枠102を載せるだけで済むため、
外壁部布基礎B用の型枠を容易に組立てられるばかり
か、脱型時に型枠吊り金具1を取り外す手間も不要であ
る。しかし、地盤に設置されて型枠を浮かして支持する
金具は、最終的にコンクリート中に埋め込まれてしまう
ので、施工コストを押し上げる。このため、高さ調整可
能な高価なものを用いず、簡便な門形の金具を使用する
こともある。また、外壁部布基礎用及び内壁部布基礎用
の各型枠を木製型枠とすることも可能である。
【0023】
【発明の効果】請求項1に記載の構成によれば、外壁部
布基礎、内壁部布基礎及びべた基礎を、コンクリートが
完全に硬化する前に打ち継いであるので、継ぎ目が良く
馴染んで隙間が生じない。このため、床下に水が侵入す
るのを防ぐことができる。また、先に打設したコンクリ
ートが完全に硬化するのを待つ必要がないので、後続の
作業を続行することができ、工期が短くなる。布基礎用
のコンクリートを打設する時点では、べた基礎用のコン
クリートが打ち込まれていないので、作業員がべた基礎
施工部分に立ち入って、容易に内壁部布基礎用の型枠内
へコンクリートを打設することができる。
【0024】請求項2に記載の構成によれば、外壁部布
基礎用の内型枠の下端を地盤から所定位置を浮かせて配
置することが簡単で、施工期間が短縮される。また、型
枠吊り金具を脱型後に繰り返し使用できるので、経済的
である。請求項3に記載の構成によれば、型枠を地盤か
ら浮かして支持する支持金具が全てコンクリート中に埋
設されてしまうが、簡便な方法なので小規模の施工に便
利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の家屋基礎の施工方法の第1工程を示す
外壁部布基礎部分の断面図
【図2】同上の内壁部布基礎部分の断面図
【図3】本発明の家屋基礎の施工方法の第2工程を示す
外壁部布基礎部分の断面図
【図4】同上の内壁部布基礎部分の断面図
【図5】本発明の家屋基礎の施工方法の第3工程を示す
外壁部布基礎部分の断面図
【図6】同上の内壁部布基礎部分の断面図
【図7】型枠吊り金具の斜視図
【図8】家屋基礎の一部破断斜視図
【符号の説明】
1 型枠吊り金具 2 外縦材 3 内縦材 4 横材 5 係止バンド 9 長孔 10 フックボルト 11 フック部 12 ねじ部 13 ナット 100 支持ブロック 101 外壁部布基礎用の外型枠 102 外壁部布基礎用の内型枠 103 腹起し材 200 内壁部布基礎用の型枠 201 基台 202 ボルト 203 支持杆 204 ナット A べた基礎 B 外壁部布基礎 C 内壁部布基礎 D,D’ 一次コンクリート a べた基礎の補強鉄筋 b 外壁部布基礎の補強鉄筋 c 内壁部布基礎の補強鉄筋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中井 敦司 大阪府大阪市中央区北浜四丁目7番28号住 友林業株式会社内 Fターム(参考) 2D046 BA00 BA11 BA41

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外壁部布基礎用の外型枠と内型枠及び内
    壁部布基礎用の対となる一方及び他方の型枠を準備し、
    基礎打設予定箇所の外周に沿って、外壁部布基礎用の外
    型枠を地盤に配置固定し、外壁部布基礎用の内型枠及び
    内壁部布基礎用の両型枠を地盤から浮かし、且つ、その
    下端をべた基礎の上面位置に設定して配置し、次に、外
    壁部布基礎用の内外型枠の間及び内壁部布基礎用の両型
    枠の間に一次コンクリートを打設して、外壁部布基礎用
    の内型枠及び内壁部布基礎用の両型枠の下端と地盤との
    隙間をコンクリートで塞ぎ、このコンクリートが柔らか
    さを保ち、しかも流動性を失う程度に硬化した打ち継ぎ
    が可能な時期に、外壁部布基礎用の内外型枠の間及び内
    壁部布基礎用の両型枠の間に二次コンクリートを打設
    し、その後直ちに、外壁部布基礎用の内型枠で囲まれた
    部分に、内型枠及び内壁部布基礎用の両型枠の下端に達
    するまでべた基礎用のコンクリートを打設し、布基礎と
    べた基礎とを一体化することを特徴とした家屋基礎の施
    工方法。
  2. 【請求項2】 外壁部布基礎用の内型枠を、外型枠で支
    持された型枠吊り金具によって地盤から浮かして吊り下
    げ、内壁部布基礎用の一方及び他方の型枠を、地盤に設
    置した支持金具で支持することにより、いずれも地盤か
    ら浮かして配置することを特徴とした請求項1に記載の
    家屋基礎の施工方法。
  3. 【請求項3】 外壁部布基礎用の内型枠と内壁部布基礎
    用の一方及び他方の型枠を、地盤に設置した支持金具で
    支持して、地盤から浮かして配置することを特徴とした
    請求項1に記載の家屋基礎の施工方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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