JP2001106148A - 電動補助自転車のバッテリ残量計 - Google Patents

電動補助自転車のバッテリ残量計

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JP2001106148A
JP2001106148A JP29165599A JP29165599A JP2001106148A JP 2001106148 A JP2001106148 A JP 2001106148A JP 29165599 A JP29165599 A JP 29165599A JP 29165599 A JP29165599 A JP 29165599A JP 2001106148 A JP2001106148 A JP 2001106148A
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    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62MRIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
    • B62M6/00Rider propulsion of wheeled vehicles with additional source of power, e.g. combustion engine or electric motor
    • B62M6/40Rider propelled cycles with auxiliary electric motor
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    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62MRIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
    • B62M6/00Rider propulsion of wheeled vehicles with additional source of power, e.g. combustion engine or electric motor
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  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 バッテリ残量を楽な姿勢で確認することので
きる電動補助自転車のバッテリ残量計を提供することに
ある。 【解決手段】 バッテリ収納ケース5は、シートを支持
するシートポストに沿って配置されており、該バッテリ
収納ケース5の中に、バッテリ4が挿脱着される。バッ
テリ4の上面であって、自転車の左側斜面には、バッテ
リ残量計42が形成されている。このため、ユーザは自
転車の左側に立った姿勢で、バッテリ上面を斜め左上か
ら見下ろすことにより、楽な姿勢でバッテリ残量を視認
することができる。該バッテリ残量計42はバッテリ上
面の後側斜面、あるいはバッテリ上面の他の側の斜面に
設けてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は電動補助自転車の
バッテリ残量計に関し、特に、バッテリ残量を確認しや
すくした電動補助自転車のバッテリ残量計に関する。
【0002】
【従来の技術】人力による駆動系と補助動力源としての
電動モータによる駆動系とを併設し、人力による駆動ト
ルクつまり踏力を検知し、検知された踏力に応じて補助
動力源を付勢し、踏力を補助するようにした自転車が、
例えば特開平11−105759号公報に記されている
ものがある。
【0003】この従来装置においては、シートポストの
前部に該シートポストに沿ってバッテリが配置され、該
バッテリの下部前面に表示パネルが設けられている。こ
の表示パネルには、バッテリの残量表示灯、押しボタン
スイッチなどが配置されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記した従来装置によ
れば、表示パネルがバッテリの下部前面に設けられてい
るため、バッテリの残量を見ようとすると、自転車の跨
ぎ部に頭を入れて該表示パネルをのぞき込まなければな
らず、バッテリ残量が確認しづらいという問題があっ
た。特に、年配の人をユーザとする電動補助自転車にお
いては、視力が衰えている人に対して配慮が必要とな
る。
【0005】この発明の目的は、前記した従来技術の問
題点を除去し、バッテリ残量を楽な姿勢で確認すること
のできる電動補助自転車のバッテリ残量計を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ために、本発明は、シートを支持するシートポストに沿
って配置される電動補助自転車のバッテリの残量計にお
いて、前記バッテリの上部であって、かつ前記シートの
外周周辺に指向する傾斜面に、前記バッテリの残量計を
配置した点に第1の特徴がある。この特徴によれば、ユ
ーザは自転車を支えた位置で立ったままの姿勢でシート
周囲に指向するバッテリ上面を見下ろせばバッテリ残量
を視認でき、楽な姿勢で安易にバッテリ残量を確認でき
る。
【0007】また、本発明は、前記シートの外周周辺に
指向する傾斜面を、自転車の左側にした点に第2の特徴
がある。この特徴によれば、ユーザは自転車に乗る直前
あるいは降りた直後には自転車の左側に立つのが一般的
であるから、自転車に乗る直前あるいは降車直後に立っ
たままの姿勢でバッテリ残量を視認しやすくなる。
【0008】また、本発明は、シートの外周周辺に指向
する傾斜面を、自転車の後側にした点に第3の特徴があ
る。この特徴によれば、ユーザは自転車に乗る直前ある
いは降車直後には、自転車の左側のやや後方に立つこと
が多いので、乗車直前あるいは降車直後にそのままの姿
勢でバッテリ上面を見下ろせば、バッテリ残量を簡単に
視認することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
を詳細に説明する。図1は、本発明の電動補助ユニット
を適用した電動補助自転車の側面図、図2は該電動補助
自転車に搭載されるバッテリとその収納ケースの概略斜
視図、図3は図1の要部の拡大図である。
【0010】図1に示されているように、電動補助自転
車の車体フレーム2は、車体前方に位置するヘッドパイ
プ21と、ヘッドパイプ21から後下りかつ下に凸状に
延びるダウンパイプ22と、ダウンパイプ22の終端部
近傍から上方に立上がるシートポスト23とを備える。
ダウンパイプ22とシートポスト23との結合部および
その周辺部は、上下に2分割されて着脱される樹脂カバ
ー33により覆われている。前記ヘッドパイプ21の上
部にはパイプ27Aを介して操向ハンドル27が回動自
在に挿通され、下部には前記操向ハンドル27により操
舵されるフロントフォーク26が操向可能に支承されて
いる。フロントフォーク26の終端には前輪WFが回転
自在に軸支されている。
【0011】図3に示されているように、車体フレーム
2の下部には、踏力アシスト用の電動モータを含む電動
補助ユニット1が、前記ダウンパイプ22の後端92、
シートポスト23に溶接されるバッテリブラケット49
の前部91およびチェーンステイ25と共締めでブラケ
ット49の後部90の3か所でネジ止め固定により懸架
されている。電動補助ユニット1の電源スイッチ29は
電源キーによりオン/オフされるように、ダウンパイプ
22上のヘッドパイプ21の近傍に設けられている。な
お、電源スイッチ29はハンドルポスト27A前方のハ
ンドル27上に設けても良い。
【0012】この車体では、ダウンパイプ22とシート
ポスト23との結合部が電動補助ユニット1の前部にレ
イアウトされているので、電動補助ユニット1を低位置
に配置でき、低重心化が可能となる。また、フレームの
高さを低く抑えられるので“跨ぎ易さ”が向上する。
【0013】電動補助ユニット1にはクランク軸101
が回転自在に支承され、クランク軸101の左右両端に
はクランク11を介してペダル12が軸支されている。
電動補助ユニット1から後方側に延出される左右一対の
チェーンステイ25の終端間には、駆動輪としての後輪
WRが軸支されている。シートポスト23の上部および
両チェーンステイ25の終端間には、左右一対のシート
ステイ24が設けられている。シートポスト23には、
上端にシート30を備えるシートパイプ31が、シート
30の上下位置を調整可能とすべく、シートポスト23
内で摺動可能に装着されている。
【0014】シート30の下方でシートポスト23の後
部には、バッテリ4を収納するバッテリ収納ケース5
(以下、収納ケースと呼ぶ)が取り付けられている。バ
ッテリ4は、略直方体のバッテリケースに収容された複
数のバッテリセルを含み、該バッテリ4は長手方向が略
上下方向となるようにシートポスト23に沿って設置さ
れる。
【0015】バッテリ4の長手方向の端部(図1では上
端)には、図2に示したように、バッテリ4に付けられ
た取っ手41が車体右側に寄せて設けられている。取っ
手41は回転軸41aを中心に回動自在に取付けられ、
常時はバッテリ4のコーナへ押し当てられている。一般
的に、運転者は車体の左側に立つことが多いので、取っ
手41を車体右側、その回転軸41aを車体左側に配置
したことにより、取っ手41を矢印a方向に起こし易く
できる。
【0016】前記取っ手41が設けられたバッテリ4の
上面側部にはバッテリ残量計42が設けられ、押しボタ
ン43を押すと所定時間だけ残量インジケータ部にバッ
テリの充電残量が表示される。前記残量計42は、シー
ト30の左側上方から確認しやすいように、左傾斜の面
に取り付けられている。これにより、運転者は立ったま
まの状態でバッテリ残量を上方から確認することができ
る。図8に、該残量計42と最も低い位置に下げられた
シート30が示され、シートの左側外周に向けて(A矢
印)、残量計42の面が構成されている。
【0017】バッテリ4の後方には、該バッテリ4を施
錠・解錠するための操作レバー45とホイールロック装
置100が設置されている。操作レバー45はバッテリ
収納ケースの後側に設けられた、上下方向に長くかつ断
面がほぼ矩形の側室50(図2参照)に挿入されてい
る。側室50の下部には、図3に示されているように、
捩じりバネ51により、バッテリ4方向に付勢された係
合フック52が設けられている。この係合フック52
は、バッテリ装填時には、バッテリ4の下部に設けられ
た断面が「く」の字形の凹部47と係合し、バッテリを
収納ケース5に固定する。なお、図2の45aは、後述
の説明から明らかになるように、操作レバー45のかぎ
形突起45bと側室50の内側に突出した切り起し50
aとの間に懸架されるスプリングである。
【0018】バッテリ収納ケース5の上部はリヤアッパ
−アーム24に溶接等で固定されたブラケット40にね
じ39により固定され、このブラケット40にはさらに
ホイールロック装置100、リヤフェンダ34もそれぞ
れねじ44a、44bで固定される。
【0019】前記電動補助ユニット1内には、クランク
軸101、増速ギヤ82、モータM、ギヤ83、アイド
ル軸84、ギア13Aを備えた駆動スプロケット13等
が配置されている。モータMは前記バッテリ4によって
給電され、図示されていない踏力検出器によって検出さ
れた踏力に応じた補助動力を発生する。この補助動力
は、クランク軸101で発生された人力による駆動トル
クと合成され、駆動スプロケット13およびチェーン6
を介して後輪WRのホイールスプロケット14へ伝達さ
れる。前記駆動スプロケット13の全部およびチェーン
6の上半分はチェーンカバー32で覆われている。
【0020】図14は前記自転車シートの回動装置の構
造図、図15は図14のX−X線断面図である。
【0021】図示されているように、シートパイプ31
の上端に溶接により第1ブラケット66が固着されてい
る。第1ブラケット66の左右方向の断面はコの字形を
しており、その左右両壁に軸69が回動自在に掛け渡さ
れている。この軸69の長さ方向中央にはレバー65が
固着されており、また、該軸69に捩じりばね67が嵌
挿され、その一端はレバー65に、他端は第1ブラケッ
ト66に係止されている。レバー65は該捩じりばね6
7によって反時計方向に付勢されている。レバー65の
操作部位65aはシート30の前側下部に前下がりに突
出しており、立った姿勢で横から見れば容易に目視する
ことができ、ユーザは、従来装置のように屈んで下から
シート30の内側を見上げなくても簡単に見つけること
ができる。
【0022】一方、シート30側には、前記第1ブラケ
ット66と対向する位置であって、該シート30の裏側
に第2ブラケット71が固定されており、その中央部の
予定の位置に前記レバー65の端部に設けられたラッチ
部65bを挿通する係止孔72が形成されている。該第
2ブラケット71も左右方向の断面はコの字形をしてお
り、その先端部の左右両壁は第1ブラケット66の先端
部の左右両壁と一方が内側、他方が外側となるように重
なっている。そして、この重なり部に、左右方向に延び
る回動軸73が掛け渡され、該回動軸73の中央部に捩
じりばね74が挿通されている。この結果、第2ブラケ
ット71およびシート30は該捩じりばね74によっ
て、反時計方向に付勢されている。
【0023】図15に示されているように、第1ブラケ
ット66側にシート30の左右方向のがたを抑えるため
の上方突部91が溶接で設けられ、該上方突部91と第
2ブラケット71との間に緩衝材としてのゴム92が充
填されている。前記上方突部91は第2ブラケット71
の内側に入込み、シート30が左右にがたを生ずるのを
抑制する。
【0024】前記バッテリ4の交換時等において、ユー
ザがレバー65の操作部位65aを矢印Aの方向、すな
わち左斜め上方に押すと、レバー65の前記ラッチ部6
5bが第2ブラケット71の係止孔72から外れ、シー
ト30は前記捩じりばね74のばね力により反時計方向
に弾発的に回動される。そして、シート30は点線図示
の30´の位置まで回動する。この回動位置は、前記バ
ッテリ4を上方向に引き抜く時に、バッテリ4とシート
30が干渉しない位置である。この回動時、レバー65
およびそのブラケットへの取付け部材は、第1ブラケッ
ト66側に残るので、回動する第2ブラケット71側の
シートの重さをこれらの分だけ軽くできる。このため、
シートの回動が軽くなり、前記回動軸73にかかる負担
を軽減できるようになる。
【0025】シート30を運転時の正位置に戻す時に
は、シート30が捩じりばね74のばね力に抗して時計
方向に回動されると、ほぼ水平位置にきた所で、ラッチ
部65bが係止孔72の縁に当接する。さらに、シート
30が同方向に回動されると、ラッチ部65bが捩じり
ばね67のばね力に抗して時計方向に回動し、係止孔7
2の縁がラッチ部65bを通り過ぎた所で、ラッチ部6
5bが捩じりばね67の復帰力により弾性的に係止孔7
2に係止する。これにより、シート30は、図14の実
線位置に戻り停止する。
【0026】次に、図4を併せて参照して、バッテリ4
および収納ケース5の後部の構成を詳細に説明する。図
4はバッテリ4および収納ケース5の後部の正面図であ
る。図4に示されているように、収納ケース5は2本の
リヤアッパ−アーム24の間に設置され、収納ケース5
にバッテリ4が収納されると、バッテリ残量計42を上
面に有する出っ張り部が左側のリヤアッパ−アーム24
上に位置する配置になる。操作レバー45の最上部に
は、後方に突出した操作部45eが設けられ、長さ方向
の中央上部と下部に2個の右斜め下がりのガイド孔45
c,45dが設けられている。これらのガイド孔には、
前記バッテリ収納ケースの側室50の内壁に固着された
突出ピン46a,46b(図3参照)が遊合している。
操作レバー45は、中央より下部に設けられたかぎ形突
起45bと、前記側室50の切り起し50aとの間に懸
架されたスプリング45aにより、上方に付勢されてい
る。
【0027】また、図13の拡大図から明らかなよう
に、回動軸51aの軸芯に設けられた捩じりばね51に
より右側視時計方向に付勢された係合フック52はバッ
テリ4の「く」の字形凹部47に係合している。バッテ
リ4は係合フック52により下部を固定されるので、車
体が振動しても上下および左右に移動せず、安定な着座
状態を維持する。また、この固定状態において、ユーザ
がシート30を前倒しして、取っ手41を持ってバッテ
リ4を上方に抜こうとしても、抜くことはできない。
【0028】上記係合手段は、回動支点となる回動軸5
1aがバッテリの凹部47より後部上方に設けられてお
り、回動により係合フック52がバッテリを押さえるの
で、バッテリを抜く方向の斜め上方からバッテリの上方
移動をおさえる働きをする。したがって、係合手段の後
方の突出量を少なくしながら、バッテリの抜き方向への
係合力を有効に作用させることができる。
【0029】次に、バッテリ4を収納ケース5から抜く
時の動作を、図5を参照して説明する。バッテリ4を収
納ケース5から抜く時には、まずレバー65を操作して
シート30がバッテリの引き抜きの邪魔にならない位置
まで前倒しに回動され、その後、操作レバー45の操作
部45eが下方に押圧される。そうすると、操作レバー
45は前記ガイド孔45c,45dに案内されかつスプ
リング45aのばね力に抗して、後方視右斜め下方へ移
動する。この過程で、操作レバー45の下端45fは係
合フック52の上端に当接し、次いで該上端を下方へ押
圧する。この結果、係合フック52は反時計方向に回動
し(図3に点線で図示)、フック47とバッテリ4の
「く」の字形凹部47との係合は解除される。
【0030】そこで、ユーザは操作レバー45の操作部
45eから手を離すと、操作レバー45はスプリング4
5aのばね力により上方に持ち上げられようとするが、
この時、前記突出ピン46a、46bがガイド孔45
c,45dの上部の下辺45c' 、45d' に係合し、
その位置に停止する。したがって、ユーザは操作レバー
から手を離してバッテリを操作レバーを操作した手で持
ち上げる動作に移ることができ、バッテリの引き抜きを
片手でも行うことが可能となり、操作性が良好となる。
【0031】次に、ユーザは、手(右手)でバッテリ4
の取っ手41を握り、上方に持ち上げると、バッテリ4
を収納ケース5から抜き取ることができる。この時、バ
ッテリ4の上部に形成されている突起48が、操作レバ
ー45の上部右側に突出して形成されている突起45g
と係合し、操作レバー45は左斜め上方に少し持ち上げ
られる。これにより、前記突出ピン46a、46bの前
記下辺45c' 、45d' に対する係合は解除され、操
作レバー45は元の位置、すなわち図4の位置に戻る。
係合フック52も、当然図3の実線位置に戻る。
【0032】故に、バッテリを引き抜いた後に再度操作
レバーを戻す操作をする必要がなく、バッテリの引き抜
きが一層簡単に行えることになる。さらに言えば、バッ
テリが挿着されていない状態で操作レバーを押しても操
作レバーは押した位置で保持されるが、その状態でもバ
ッテリを挿入すれば突起48と突起45gが当接して、
操作レバーは図示の状態に戻ることができ、誤ってレバ
ーが押されていても問題はない。
【0033】次に、ユーザが充電されたバッテリ4を収
納ケース5の上方から該収納ケース5内に挿入すると、
バッテリ4の全部がほぼ収納ケース5内に入った所で、
バッテリ4の下端が係合フック52の側部に当接し、係
合フック52を右側視反時計方向に押圧する。さらにバ
ッテリ4が収納ケース5の奥の方へ収納されると、バッ
テリ4の「く」の字形凹部47に係合フック52が弾性
的に係合し、バッテリ4は収納ケース5に固定される。
これと同時に、バッテリ4の底部に設けられた+、−の
出力端子(放電接点)と、シートポスト23に溶接等で
固着されたバッテリブラケット49(図3参照)にねじ
で固定された接点ユニット60とが電気的および機械的
に接続される。この接続は、バッテリ4の自重と係合フ
ック52による押圧とにより、安定したものになる。
【0034】このようなバッテリの固定構造によれば、
バッテリの係合手段がバッテリの後部下方のデッドスペ
ースを有効利用しながら接点近傍位置で接点の接続を安
定的に保持しながら、その係合手段の操作部がバッテリ
の後部上方というユーザが極めて操作し易い位置にあ
り、コンパクトで操作性の良いバッテリの固定構造を提
供することができるのである。
【0035】図6に、バッテリ4と接点ユニット60の
概略斜視図を示す。接点ユニット60は、ねじ61a、
61bで前記バッテリブラケット29に固定される。2
本の上下方向に延びる接点端子62a,62bは、バッ
テリ4の底部に形成されている+、−の出力端子と接続
され、電動補助ユニット1に電力を供給する。
【0036】次に、本発明の第2実施形態を、図7、図
8を参照して説明する。この実施形態は、前記第1実施
形態では操作レバー45を下方に押圧すると操作レバー
45が右斜め下方にずれるのに対し、操作レバー45が
下方に真っ直ぐに移動するようにして操作レバーの左右
のガタがないようにしたものである。
【0037】バッテリ収納ケース5の側室70の短手方
向の幅は操作レバー45の同方向の幅より少しだけ大き
目であり、操作レバー45の上下方向移動のガイドとな
っている。操作レバー45の操作部45eの側方には第
1のフック71が下方に向かって設けられ、収納ケース
5には、回動軸73aを中心に回動可能とされる第2の
フック73が該第1のフック71と対向して設けられて
いる。操作レバー45の中央よりやや下の位置に設けら
れたピン75と前記側室70に設けられた切り起し74
との間には、スプリング76が懸架されている。また、
バッテリ4が収納ケース5に完全に収納された状態にお
いて、バッテリ4の上部側壁に形成された突起72が、
前記第2のフック73の斜め上側部に当接してこれを押
圧する。このため、第2のフック73は反時計方向に所
定角度回動される。
【0038】図9は、第1、第2実施形態共通の実施形
態で、バッテリ4と収納ケース5の後部の平面図であ
り、バッテリ4に設けられた上部位置規制部材61、6
2が収納ケース5に形成された予定の凹部に係合、すな
わち凸凹係合して、バッテリ4上部の収納ケース5に対
する位置が規制される。また、係合フック52は側室5
0内に渡されたボルト63に嵌挿された捩じりバネ51
により、バッテリ4側に付勢され、バッテリ4の下部側
壁に設けられた「く」の字形凹部47と係合する。この
係合関係は、前記第1実施形態と同様である。上部位置
規制部材61は、同じ側に設けられる突起48または7
2と一体に形成されている。
【0039】この第2の実施形態で、バッテリ4を収納
ケース5から取り出す時には、第1実施形態と同様に、
レバー65を操作してシート30を前倒しにし、シート
30をバッテリ4の脱着経路から退避させた後、操作レ
バー45の操作部45eが手で下方に押圧される。そう
すると、図8に示されているように、操作レバー45は
スプリング76のばね力に抗して下方に真っ直ぐに移動
すると共に、第1のフック71の先端が第2のフック7
3の先端に当接し、この時、バッテリの突起72がフッ
ク73を上方から押さえている関係で次いで第1のフッ
ク71が左方へ撓んで第2のフック73の端部と接触し
ながらさらにその下方にまで移動し、第2のフック73
と係合する。このため、ユーザが操作レバー45から手
を離しても、操作レバー45はそのまま係合位置に保持
される。したがって、第1実施形態と同様、ユーザは操
作レバーから手を離すことができる。操作レバー45が
該係合位置まで押圧されると、操作レバー45の先端が
前記係合フック52を押圧し、該係合フック52と前記
「く」の字形凹部47との係合が解除されるのは、第1
実施形態と同様である。
【0040】次に、ユーザがバッテリ4を収納ケース5
から取り出すべく、バッテリ4の取っ手41を手で握っ
て上方に持ち上げると、前記突起72も上方に上がり、
第2のフック73の押圧を解放する。この結果、操作レ
バー45のスプリング76の力により操作レバーが上方
へ移動するので、それと共に第2のフック73は図7の
点線位置まで回動し、バッテリ4の挿着を待機する。故
に、フック73には、特に回動方向への付勢力がいらず
構造がシンプルとなる。
【0041】その後、充電されたバッテリ4が収納ケー
ス内に十分挿入されると、前記突起72が再び第2のフ
ック73を押圧し、該第2のフック73は反時計方向に
所定角度回動して停止する。そして、図7の状態に戻
る。この時、係合フック52と前記「く」の字形凹部4
7との係合関係が成立し、バッテリ4が収納ケース5に
固定されることは明らかである。
【0042】次に、ホイールロック装置100(図1、
図3参照)の構成について、図10、図11を参照して
説明する。図10はホイールロック装置100の平面
図、図11は図10のA−A線断面図である。
【0043】ホイールロック装置100は、前記バッテ
リ4と後輪WRをロック、アンロックする機能を有して
いる。ロックプレート110がバッテリ4をロック、ア
ンロックする部材であり、ロックプレート110が突出
状態(図10の状態)にある時ロックし、後退状態にあ
る時アンロックする。一方、ロックバー120が後輪W
Rをロック、アンロックする部材である。
【0044】ハウジング109の予定位置にキーシリン
ダ111が上下方向に固定されており、該キーシリンダ
111の下部にカムプレート112が固着されている。
このカムプレート112はその周辺の一部を曲げ起こさ
れた掛金部112aにより第1リンクプレート113と
係合している。また、該第1リンクプレート113と第
2リンクプレート114とは、連係ピン113aにより
リンクされており、この第2リンクプレート114にワ
イヤケーブル121の一端が連結されている。該ワイヤ
ケーブル121の他端は前記ロックバー120の一端に
連結している。ロックプレート110の基部には、ピー
ナツ形のカム孔115が形成されており、該カム孔11
5にカムプレート112の下面に突出されたピン116
が遊合している。なお、前記第1リンクプレート113
は図示されていないスプリングにより、常時反時計方向
に付勢され、前記カムプレート112の掛金部112a
と係合している。図12は、該ホイールロック施錠時の
バッテリ後部の車体の斜視図であり、図中の図3および
図10と同符号は、同一または同等物を示す。
【0045】図3、図10、および図12から明らかな
ように、本実施形態のホイールロック装置100は、施
錠時に、ロックプレート110がハウジング109から
突出し、操作レバー45の操作部45eの下方に延び
て、操作レバー45が下方に押圧されるのを阻止する。
このため、施錠時に他者により操作レバー45が下方に
押されても、前記係合フック52とバッテリ4の前記
「く」の字形凹部47との係合は解除されず、バッテリ
4を上方に引き抜くことはできない。また、これと同時
にロックバー120が突出して後輪WRの周囲を取囲
み、後輪WRの回転を阻止する。このため、ユーザが停
車し、車輪をロックすると同時に操作レバー45もロッ
クされ、ユーザが車両から遠くに離れている間に、バッ
テリ4を取り外すことができないように構成されてい
る。
【0046】次に、正当なキー130(電源キーと兼用
するのが良い)がキーシリンダ111に差込まれ、反時
計方向に所定角度回動されると、ホイールロック装置1
00は解錠され、ロックプレート110は点線図示の1
10´の位置まで後退し、同時にロックバー120は点
線図示の120´の位置まで後退する。
【0047】したがって、ユーザが車体の側に居てホイ
ールをアンロックしている時には、ユーザは何らのキー
操作をすることなく、単に操作レバー45の操作部45
eを下方に押すだけで、バッテリ4と収納ケース5間の
係合が解除され、バッテリ4を収納ケース5から抜き取
ることができるようになる。このため、バッテリ4の脱
着操作が極めて容易である。
【0048】以上のように、前記第1、第2実施形態に
よれば、バッテリ残量計を自転車の左側のバッテリ上部
の左斜面に配置したので、ユーザは自転車に乗車する直
前に立つ位置、すなわち自転車の左側の位置から、立っ
た姿勢で楽にバッテリ残量を確認することができる。
【0049】次に、本発明の第3実施形態を、図16、
図17、および図18を参照して説明する。図16は、
電動補助自転車の電動補助ユニット1およびバッテリ収
容ケース5近傍の側面図であり、ここでは、図面を見易
くするために、チェーンカバー、ペダル等は、その図示
を省略している。なお、これらの図における図1〜図3
と同じ符号は、同一または同等物を示す。
【0050】本実施形態では、図16、図17から明ら
かなように、シート30の下方でシートポスト23の後
部に、バッテリ4を収納するバッテリ収納ケース5が取
り付けられている。バッテリ4は略直方体のバッテリケ
ースに収容された複数のバッテリセルを含み、該バッテ
リ4は長手方向が略上下方向となるようにシートポスト
23に沿って設置される。バッテリ4の長手方向の端部
には、図18に示したように、取っ手41が車体右側に
寄せて(回転軸41aは車体左側)設けられている。
【0051】前記取っ手41は回動自在に取付けられ、
常時はバッテリ4へ押し当てられている。一般的に、運
転者は車体の左側に立つことが多いので、前記取っ手4
1を車体右側、その回転軸41aを車体左側に配置した
ことにより、取っ手41を起こし易くできる。
【0052】前記取っ手41が設けられたバッテリ4の
上面にはバッテリ残量計42が設けられ、押しボタン4
3を押すと充電残量が表示される。前記残量計42は、
シート30の後部上方から確認しやすいように、図17
において矢印で指向する後側斜面に取り付けられてい
る。これにより、運転者は立った状態でバッテリ残量を
上方から確認することができる。図17において、シー
ト30は図8と同様、最も低い位置に下げられたものと
なる。
【0053】電動補助ユニット1のフレーム搭載状態で
の上部に電極ソケット701が装着され、当該電極ソケ
ット701の上面には電極711,712が露出してい
る。前記電極711,712のリード線(図示せず)
は、電動補助ユニット1のケースを貫通してユニット内
部の電動モータMおよびコントロールユニット8等と接
続されている。
【0054】筒状のバッテリ収容ケース5は、その底部
のスカート部5aが、シートポスト23とチェーンステ
イ25とを連結するブラケット49を跨ぐようにシート
ポスト23の後方に取り付けられ、その内側底部には前
記電極ソケット701の電極711,712が露出して
いる。前記バッテリ4の底面には、バッテリ収容ケース
5への収容時に前記各電極711,712と接触して電
気的に接続される接点(図示せず)が設けられている。
【0055】前記バッテリ4は、バッテリ収容ケース5
内の上部から挿脱着されるが、バッテリ4の挿脱着経路
上にはシート30が存在するため、そのままではバッテ
リ30を着脱できない。そこで、本実施形態では図17
に示したように、バッテリ4を挿脱着する際は、シート
パイプ31の上端に設けられたシートブラケット304
に対して軸302により支持されたシートロックレバー
301を車両前方へ動かし、軸302を中心に揺動させ
てシートロックフック301aとシートブラケット30
4の孔304aとの係合を解除する。その結果、シート
ロックレバー301とシートブラケット304との間で
圧縮配置されたスプリング305の弾性力によってシー
トブラケット304が軸303を支点として前方へポッ
プアップされ、その後、シート30を手操作で引き起こ
すことによりバッテリ4の挿脱着経路が確保される。
【0056】バッテリ収容ケース5の車体左側側部の後
上部には施錠手段501が設けられており、施錠状態で
は施錠ピン501aが収容ケース5内部に突出してバッ
テリ4の凹部4aと係合し、バッテリ収容ケース5から
のバッテリ4の取り外しが阻止される。
【0057】本実施形態では、車体の電源スイッチのキ
ーで施錠手段501を回転させて施錠ピン501aを退
避させることで、バッテリ4を取り出すことができる。
なお、施錠ピン501aは通常、突出状態に付勢されて
おり、バッテリ4を収容ケース5に挿入するとバッテリ
4によりピン501aが開錠状態まで退避され、挿入を
完了するとピン501aが凹部4aに係合して施錠され
る。
【0058】以上の第1〜第3実施形態では、バッテリ
残量計をバッテリ上部左斜面、またはバッテリ上部後斜
面に設けたが、本発明はこれらに限定されず、バッテリ
上部であれば他の側の斜面であってもよい。換言すれ
ば、シート外周に隣接する空間に指向する面であれば、
どの面であってもよい。
【0059】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1〜3の発明によれば、バッテリの上部であって、かつ
シートの外周周辺に指向する傾斜面に、前記バッテリの
残量計を配置したので、ユーザは、従来装置のように、
自転車の跨ぎ部に顔を近付けてバッテリ残量計をのぞき
込まなくても、普通に立った姿勢でバッテリをその斜め
上方から見下ろせばバッテリ残量計を見ることができ、
バッテリ残量を簡単に視認できる。
【0060】また、請求項2、3の発明は、それぞれ、
前記傾斜面を自転車の左側、後側としたので、自転車に
乗る前あるいは降りた時に、ユーザが通常行うように自
転車の左側に立てば、単にバッテリ上面を見下ろすだけ
の楽な姿勢でバッテリ残量を視認できるようになり、実
用面での効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用される電動補助自転車の全体構
成図である。
【図2】 バッテリおよび収納ケースの概略斜視図であ
る。
【図3】 図1の要部の構成の拡大図である。
【図4】 バッテリ後部のバッテリ装着状態の平面図で
ある。
【図5】 バッテリ後部の操作レバー押圧時の平面図で
ある。
【図6】 接点ユニットの概略斜視図である。
【図7】 本発明の他の実施形態のバッテリ後部のバッ
テリ装着状態の平面図である。
【図8】 図7の操作レバー押圧時の平面図である。
【図9】 バッテリ後部の上から見た平面図である。
【図10】 本発明の一実施形態のホイールロック装置
の平面図である。
【図11】 図10のA−A線断面図である。
【図12】 バッテリおよびホイールロック装置と、車
体との関係を示す斜視図である。
【図13】 図3の要部の拡大図である。
【図14】 自転車シートの回動装置の一例の構造図で
ある。
【図15】 図14のX−X線断面図である。
【図16】 電動補助ユニット1およびバッテリ収容ケ
ース5近傍の側面図である。
【図17】 バッテリの挿脱着方法を示した図である。
【図18】 バッテリに設けたバッテリ残量計の操作・
表示パネルの平面図である。
【符号の説明】
4…バッテリ、5…バッテリ収納ケース、42…バッテ
リ残量計、45…操作レバー、52…係合フック、10
0…ホイールロック装置。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年11月6日(2000.11.
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】図3に示されているように、車体フレーム
2の下部には、踏力アシスト用の電動モータを含む電動
補助ユニット1が、前記ダウンパイプ22の後端92、
シートポスト23に溶接されるバッテリブラケット49
の前部91およびチェーンステイ25と共締めでブラケ
ット49の後部90の3か所でネジ止め固定により懸架
されている。電動補助ユニット1の電源スイッチ29は
電源キーによりオン/オフされるように、ダウンパイプ
22上のヘッドパイプ21の近傍に設けられている。な
お、電源スイッチ29はパイプ27A前方のハンドル2
7上に設けても良い。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】一方、シート30側には、前記第1ブラケ
ット66と対向する位置であって、該シート30の裏側
に第2ブラケット711が固定されており、その中央部
の予定の位置に前記レバー65の端部に設けられたラッ
チ部65bを挿通する係止孔721が形成されている。
該第2ブラケット711も左右方向の断面はコの字形を
しており、その先端部の左右両壁は第1ブラケット66
の先端部の左右両壁と一方が内側、他方が外側となるよ
うに重なっている。そして、この重なり部に、左右方向
に延びる回動軸731が掛け渡され、該回動軸731
中央部に捩じりばね741が挿通されている。この結
果、第2ブラケット711およびシート30は該捩じり
ばね741によって、反時計方向に付勢されている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】図15に示されているように、第1ブラケ
ット66側にシート30の左右方向のがたを抑えるため
の上方突部661が溶接で設けられ、該上方突部661
と第2ブラケット711との間に緩衝材としてのゴム
61Aが充填されている。前記上方突部661は第2ブ
ラケット711の内側に入込み、シート30が左右にが
たを生ずるのを抑制する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】前記バッテリ4の交換時等において、ユー
ザがレバー65の操作部位65aを矢印Aの方向、すな
わち左斜め上方に押すと、レバー65の前記ラッチ部6
5bが第2ブラケット711の係止孔721から外れ、
シート30は前記捩じりばね741のばね力により反時
計方向に弾発的に回動される。そして、シート30は点
線図示の30´の位置まで回動する。この回動位置は、
前記バッテリ4を上方向に引き抜く時に、バッテリ4と
シート30が干渉しない位置である。この回動時、レバ
ー65およびそのブラケットへの取付け部材は、第1ブ
ラケット66側に残るので、回動する第2ブラケット
11側のシートの重さをこれらの分だけ軽くできる。こ
のため、シートの回動が軽くなり、前記回動軸731
かかる負担を軽減できるようになる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】シート30を運転時の正位置に戻す時に
は、シート30が捩じりばね741のばね力に抗して時
計方向に回動されると、ほぼ水平位置にきた所で、ラッ
チ部65bが係止孔721の縁に当接する。さらに、シ
ート30が同方向に回動されると、ラッチ部65bが捩
じりばね67のばね力に抗して時計方向に回動し、係止
721の縁がラッチ部65bを通り過ぎた所で、ラッ
チ部65bが捩じりばね67の復帰力により弾性的に係
止孔721に係止する。これにより、シート30は、図
14の実線位置に戻り停止する。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】次に、バッテリ4を収納ケース5から抜く
時の動作を、図5を参照して説明する。バッテリ4を収
納ケース5から抜く時には、まずレバー65を操作して
シート30がバッテリの引き抜きの邪魔にならない位置
まで前倒しに回動され、その後、操作レバー45の操作
部45eが下方に押圧される。そうすると、操作レバー
45は前記ガイド孔45c,45dに案内されかつスプ
リング45aのばね力に抗して、後方視右斜め下方へ移
動する。この過程で、操作レバー45の下端45fは係
合フック52の上端に当接し、次いで該上端を下方へ押
圧する。この結果、係合フック52は反時計方向に回動
し(図3に点線で図示)、フック52とバッテリ4の
「く」の字形凹部47との係合は解除される。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】図6に、バッテリ4と接点ユニット60の
概略斜視図を示す。接点ユニット60は、ねじ61a、
61bで前記バッテリブラケット44に固定される。2
本の上下方向に延びる接点端子62a,62bは、バッ
テリ4の底部に形成されている+、−の出力端子と接続
され、電動補助ユニット1に電力を供給する。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0045
【補正方法】変更
【補正内容】
【0045】図3、図10、および図12から明らかな
ように、本実施形態のホイールロック装置100は、施
錠時に、ロックプレート110がケース109から突出
し、操作レバー45の操作部45eの下方に延びて、操
作レバー45が下方に押圧されるのを阻止する。このた
め、施錠時に他者により操作レバー45が下方に押され
ても、前記係合フック52とバッテリ4の前記「く」の
字形凹部47との係合は解除されず、バッテリ4を上方
に引き抜くことはできない。また、これと同時にロック
バー120が突出して後輪WRの周囲を取囲み、後輪W
Rの回転を阻止する。このため、ユーザが停車し、車輪
をロックすると同時に操作レバー45もロックされ、ユ
ーザが車両から遠くに離れている間に、バッテリ4を取
り外すことができないように構成されている。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0055
【補正方法】変更
【補正内容】
【0055】前記バッテリ4は、バッテリ収容ケース5
内の上部から挿脱着されるが、バッテリ4の挿脱着経路
上にはシート30が存在するため、そのままではバッテ
を着脱できない。そこで、本実施形態では図17に
示したように、バッテリ4を挿脱着する際は、シートパ
イプ31の上端に設けられたシートブラケット304に
対して軸302により支持されたシートロックレバー3
01を車両前方へ動かし、軸302を中心に揺動させて
シートロックフック301aとシートブラケット304
の孔304aとの係合を解除する。その結果、シートロ
ックレバー301とシートブラケット304との間で圧
縮配置されたスプリング305の弾性力によってシート
ブラケット304が軸303を支点として前方へポップ
アップされ、その後、シート30を手操作で引き起こす
ことによりバッテリ4の挿脱着経路が確保される。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用される電動補助自転車の全体構
成図である。
【図2】 バッテリおよび収納ケースの概略斜視図であ
る。
【図3】 図1の要部の構成の拡大図である。
【図4】 バッテリおよび収納ケースの後部正面図であ
る。
【図5】 バッテリ後部の操作レバー押圧時の平面図で
ある。
【図6】 接点ユニットの概略斜視図である。
【図7】 本発明の他の実施形態のバッテリ後部のバッ
テリ装着状態の平面図である。
【図8】 図7の操作レバー押圧時の平面図である。
【図9】 バッテリ後部の上から見た平面図である。
【図10】 本発明の一実施形態のホイールロック装置
の平面図である。
【図11】 図10のA−A線断面図である。
【図12】 バッテリおよびホイールロック装置と、車
体との関係を示す斜視図である。
【図13】 図3の要部の拡大図である。
【図14】 自転車シートの回動装置の一例の構造図で
ある。
【図15】 図14のX−X線断面図である。
【図16】 電動補助ユニット1およびバッテリ収容ケ
ース5近傍の側面図である。
【図17】 バッテリの挿脱着方法を示した図である。
【図18】 バッテリに設けたバッテリ残量計の操作・
表示パネルの平面図である。
【符号の説明】 4…バッテリ、5…バッテリ収納ケース、42…バッテ
リ残量計、45…操作レバー、52…係合フック、10
0…ホイールロック装置。
【手続補正11】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図14
【補正方法】変更
【補正内容】
【図14】
【手続補正12】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図15
【補正方法】変更
【補正内容】
【図15】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新村 裕幸 埼玉県和光市中央一丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 中込 良夫 埼玉県和光市中央一丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 5H030 AA08 AS08 FF41

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートを支持するシートポストに沿って
    配置される電動補助自転車のバッテリの残量計におい
    て、 前記バッテリの上部であって、かつ前記シートの外周周
    辺に指向する傾斜面に、前記残量計を配置したことを特
    徴とする電動補助自転車のバッテリ残量計。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電動補助自転車のバッ
    テリ残量計において、 前記シートの外周周辺に指向す
    る傾斜面は、自転車の左側であることを特徴とする電動
    補助自転車のバッテリ残量計。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の電動補助自転車のバッ
    テリ残量計において、 前記シートの外周周辺に指向す
    る傾斜面は、自転車の後側であることを特徴とする電動
    補助自転車のバッテリ残量計。
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