JP2001213374A - 電動補助自転車のバッテリ保持装置 - Google Patents

電動補助自転車のバッテリ保持装置

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JP2001213374A
JP2001213374A JP2000026518A JP2000026518A JP2001213374A JP 2001213374 A JP2001213374 A JP 2001213374A JP 2000026518 A JP2000026518 A JP 2000026518A JP 2000026518 A JP2000026518 A JP 2000026518A JP 2001213374 A JP2001213374 A JP 2001213374A
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bracket
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JP2000026518A
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English (en)
Inventor
Shusuke Nakura
秀典 奈倉
Tomokazu Maruyama
智千 丸山
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バッテリおよび車体の接点ユニットの接続を
良好にすること。 【解決手段】 シートポストの後方に配置されるバッテ
リ4はバッテリブラケット49に固定された収容ケース
5に収容されて車体に保持される。バッテリブラケット
49はシートポストに溶接等で固定される。さらに、バ
ッテリブラケット49の上部には各接点の接続部を車体
左右方向からカバーして補強するための補強ブラケット
81を溶接している。これによって収容ケース5に側方
から衝撃が加わったりしても、接点の接続状態に影響を
与えず良好な接続が維持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動補助自転車の
バッテリ保持装置に関し、特に、バッテリと車体側とを
電気的に接続する接点部の保護を確実にするのに好適な
電動補助自転車のバッテリ保持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】人力による駆動系と補助動力源としての
電動モータによる駆動系とを併設し、人力による駆動ト
ルクつまり踏力を検知し、検知された踏力に応じて踏力
を補助するモータを付勢するようにした電動補助自転車
が従来から提供されている。前記モータの電源としての
バッテリを、シート(サドル)から斜め下方に延びるシ
ートポストに沿って配置することがある。例えば、特開
平10−45075号公報にバッテリをシートポストと
後輪との間に配置した電動自転車が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】電動補助自転車に搭載
されるバッテリは接点部を介して車体側の制御部等に結
合され、この接点部はバッテリケースの一部や専用のカ
バーで覆われる。これらのケースやカバーは軽量化等の
目的のため樹脂材料で製作されることが多い。しかし、
シートポストの後方部分においては、外部からの衝撃が
前記バッテリケース等に加わり易いことを想定すると、
接点部の確実な保護が一層求められている。
【0004】本発明の目的は、上記従来からの要望に鑑
み、バッテリと車体側とを電気的に接続する接点部の良
好な接続状態を維持することができる電動補助自転車の
バッテリ保持装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ために、本発明は、バッテリの下部に設けられた接点を
車体側接点に対して接続できるよう、シートポスト後方
で該シートポストに沿って前記バッテリを保持すること
ができる電動補助自転車のバッテリ保持装置において、
前記車体側接点およびバッテリの接点を互いに接続して
なる接続部の側方を少なくとも覆うケース部材と、前記
接点部に側方から対向させて前記バッテリおよび前記ケ
ース部材間に設けられた補強部材とを具備した点に第1
の特徴があり、前記補強部材が、車体左右方向から前記
接点部を覆うように配置された金属板である点に第2の
特徴がある。
【0006】また、本発明は、前記ケース部材は車体前
後方向でのバッテリの位置を規制する位置決め手段を具
備し、前記位置決め手段および前記補強部材は、上下方
向で少なくとも一部が重なり合うように設定されている
点に第3の特徴がある。
【0007】さらに、本発明は、前記ケース部材は車体
左右方向でのバッテリの側面に当接する一方、前記ケー
ス部材および前記バッテリの側面が当接した状態では該
バッテリおよび前記ケース部材間には隙間があるように
前記補強部材の位置が設定されている点に第4の特徴が
ある。
【0008】第1〜第4の特徴によれば、バッテリはシ
ートポストや後輪によって前後からの衝撃を受けること
がなく、しかもバッテリ側接点と車体側接点とからなる
接続部が補強部材によって保護されているので外部から
ケース部材側方に加わった衝撃がバッテリに伝わにな
い。したがって、接続部において接点同士の確実な接続
状態が維持される。
【0009】特に、第2の特徴によれば高い強度を有す
る金属材料によってバッテリが保護される。また、第3
の特徴によれば、車体前後方向でのバッテリの位置ずれ
が生じないため、接点同士の接続が良好である。さらに
第4の特徴によれば、バッテリはケース部材に当接して
位置決めされていて、車体左右方向ではバッテリと補強
部材とが直接当接することがない。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明を
詳細に説明する。図1は、本発明のバッテリ保持装置を
適用した電動補助自転車の側面図、図2はバッテリとそ
の収納ケースの概略斜視図、図3は図1の要部の拡大断
面図である。これらの図において、電動補助自転車の車
体フレーム2は、車体前方に位置するヘッドパイプ21
と、ヘッドパイプ21から下後方に延びるダウンパイプ
22と、ダウンパイプ22の終端部近傍から上方に立上
がるシートポスト23とを備える。ダウンパイプ22と
シートポスト23との結合部およびその周辺部は、上下
に2分割されて着脱される樹脂カバー33で覆われてい
る。前記ヘッドパイプ21の上部にはパイプ27Aを介
して操向ハンドル27が回動自在に挿通され、下部には
前記操向ハンドル27により操舵されるフロントフォー
ク26が操向可能に支承されている。フロントフォーク
26の終端には前輪WFが回転自在に軸支されている。
【0011】車体フレーム2の下部には、踏力補助のた
めの電動モータを含む電動補助ユニット1が設けられ
る。電動補助ユニット1の電源スイッチ29は電源キー
によりオン/オフされるよう、ダウンパイプ22上のヘ
ッドパイプ21の近傍に設けられている。電源スイッチ
29はハンドルポスト27A前方のハンドル27上に設
けても良い。
【0012】図3に示されているように、電動補助ユニ
ット1は、前記ダウンパイプ22後端の連結部92、シ
ートポスト23に溶接されるバッテリブラケット49前
部の連結部91、およびチェーンステイ25と共締めで
ブラケット49後部の連結部90の3か所で懸架され、
それぞれねじ止めされている。
【0013】この自転車では、ダウンパイプ22とシー
トポスト23との結合部が電動補助ユニット1の前部に
レイアウトされているので、電動補助ユニット1を低位
置に配置でき、低重心化が可能となる。また、下方に湾
曲した車体フレーム2の谷部の高さを低く抑えられるの
で“跨ぎ易さ”が向上する。
【0014】電動補助ユニット1にはクランク軸101
が回転自在に支承され、クランク軸101の左右両端に
はクランク11を介してペダル12が軸支されている。
電動補助ユニット1から後方側に延出される左右一対の
チェーンステイ25の終端間には、駆動輪としての後輪
WRが軸支されている。クランク軸101には駆動スプ
ロケット13が結合されていて、この駆動スプロケット
13および後輪WRに設けられたリヤスプロケット14
はチェーン6を介して互いに連結されている。駆動スプ
ロケット13の全部およびチェーン6の上半分はチェー
ンカバー32で覆われている。
【0015】シートポスト23の上部および両チェーン
ステイ25の終端間には、左右一対のリヤアッパアーム
24が設けられている。シートポスト23には、上端に
シート30を備えるシートパイプ31がシートポスト2
3内で上下に摺動可能に装着され、シート30の高さが
調整可能となっている。
【0016】シート30の下方でシートポスト23の後
部には、略直方体の収容ケース5に収容されたバッテリ
4が取り付けられている。バッテリ4は複数のバッテリ
セルを含み、長手方向が略上下方向となるようにシート
ポスト23に沿って設置されている。
【0017】バッテリ4の長手方向の端部(図1では上
端)には、図2に示したように、バッテリ4には車体右
側に寄せて取り付けられた取手41が設けられている。
取手41は回転軸41aを中心に回動自在に取付けら
れ、常時はバッテリ4のコーナへ押し当てられている。
一般的に、運転者は車体の左側に立つことが多いので、
取手41を車体右側、その回転軸41aを車体左側に配
置したことにより、車体に身を寄せた状態で取手41を
矢印a方向に起こすのが容易である。
【0018】取手41が設けられたバッテリ4の上面側
部には充電残量計42が設けられ、押しボタン43を押
すと充電残量が表示される。充電残量計42はバッテリ
上部の左傾斜面に取り付けられているので、運転者は車
体左側に立った状態でバッテリ残量を上方から容易に確
認することができる。
【0019】バッテリ4の後方には、該バッテリ4を施
錠・解錠するための操作レバー45とホイールロック装
置100が設置されている。操作レバー45は収納ケー
ス5の後側に設けられた、上下方向に長くかつ断面がほ
ぼ矩形の側室50(図2参照)に挿入されている。側室
50の下部には、図3に示されているように、捩じりば
ね51(詳細は図13参照)により、バッテリ4方向に
付勢された係合フック52が設けられている。この係合
フック52は、バッテリ装填時には、バッテリ4の下部
に設けられた断面がV字形の凹部47と係合する。な
お、図2において、コイルばね45aは、操作レバー4
5のかぎ形突起45bと側室50の内側に突出した切り
起し50aとの間に懸架される。
【0020】収納ケース5の上部はリヤアッパアーム2
4に溶接等で固定されたブラケット40にねじ39で固
定され、このブラケット40にはさらにホイールロック
装置100およびリヤフェンダ34がそれぞれねじ44
a、44bで固定される。
【0021】収納ケース5の下端は、前記バッテリブラ
ケット49にねじ止めされており、かつ、収容ケース5
を介して直接バッテリ4に外力が加わらないよう、バッ
テリ4の下端側部を覆う補強ブラケット81が設けられ
ている。補強ブラケット81は金属製であるのが好まし
く、バッテリブラケット49の上面に溶接されている。
なお、詳細は後述する。
【0022】図3に示すように、電動補助ユニット1に
は踏力の入力軸としてのクランク軸101、合力軸10
2、中間軸103、および出力軸105が設けられてい
る。クランク軸101には増速ギヤ82が、中間軸10
3には中間ギヤ83が、合成軸102には合成ギヤ84
がそれぞれ設けられている。出力軸105には出力ギヤ
13Aが固着され、この出力ギヤ13Aには駆動スプロ
ケット13が固着されている。増速ギヤ82は合成ギヤ
84の小ギヤと、モータMのピニオンは中間ギヤ83の
大ギヤと、中間ギヤ83の小ギヤは合成ギヤ84の大ギ
ヤとそれぞれ噛合っている。また、合成ギヤ84の大ギ
ヤは出力ギヤ13Aと噛合っている。モータMは前記バ
ッテリ4によって給電され、図示されていない踏力検出
器によって検出された踏力に応じた補助動力を発生す
る。電動補助ユニット1内の車体前方寄りには、前記バ
ッテリ4からモータMへの給電制御を行うコントローラ
8が収容されている。
【0023】上記電動補助ユニット1の構成において、
クランク軸101の回転は増速ギヤ82および合成ギヤ
84を介して合力軸102に伝達される。一方、モータ
Mの回転は、中間ギヤ83および合成ギヤ84を介して
合力軸102に伝達される。こうして、合力軸102で
合成された踏力およびモータMによる電動補助力は出力
軸105に伝達され、さらに駆動スプロケット13およ
びチェーン6を介して後輪WRに伝達される。
【0024】図14は前記自転車シートの回動装置の構
造図、図15は図14のX−X線断面図である。図示の
ように、シートパイプ31の上端に溶接される第1ブラ
ケット66は、X−X線での断面形状がU字形をしてお
り、その左右壁(直立部材)には、レバー65を回動自
在に支持する軸69の両端がそれぞれ支持されている。
軸69は捩じりばね67のコイル部分に嵌挿され、ばね
67の一端はレバー65に、他端は第1ブラケット66
にそれぞれ係止されている。レバー65は捩じりばね6
7によって図中反時計方向に付勢されている。レバー6
5の一端(操作部位)65aはシート30の前側下部に
前下がりに突出しており、ユーザは立った姿勢で横から
見ることができる。したがって、従来装置のように屈ん
で下からシート30の内側を見上げなくてもレバー65
を容易に認識することができる。
【0025】一方、シート30側の裏側には、第1ブラ
ケット66と対向する位置に第2ブラケット71が固定
されており、その中央部に前記レバー65の他端に設け
られたラッチ部65bが挿通して係合可能なように係止
孔72が形成されている。第2ブラケット71もX−X
線での断面形状がU字形をしており、その左右壁(垂下
部材)と第1ブラケット66の左右壁とは、一方が内
側、他方が外側となるように重なっている。この重なり
部に、回動軸73が左右方向に延びて掛け渡され、回動
軸73は捩じりばね74のコイル部分に挿通されてい
る。この結果、第2ブラケット71およびシート30は
捩じりばね74によって、図中反時計方向に付勢されて
いる。
【0026】図15に示されているように、第1ブラケ
ット66側にシート30の左右方向のがたを抑えるため
の上方突部77が溶接で設けられ、上方突部77と第2
ブラケット71との間に緩衝材としてのゴム78が充填
されている。上方突部77は第2ブラケット71の内側
に入込み、シート30の左右にがたを生ずるのを抑制す
る。
【0027】前記バッテリ4の交換時等において、ユー
ザがレバー65の操作部位65aを矢印Aの方向、すな
わち左斜め上方に引き上げると、レバー65のラッチ部
65bが第2ブラケット71の係止孔72から外れ、シ
ート30は捩じりばね74のばね力により反時計方向に
弾発的に回動される。そして、シート30は点線図示の
30´の位置まで回動して退避する。この退避位置は、
前記バッテリ4を引き上げて収納ケース5から抜くとき
に、バッテリ4とシート30とが干渉しない位置であ
る。このシート30の退避動作時、レバー65およびそ
のブラケットへの取付け部材は、第1ブラケット66側
に残るので、回動する第2ブラケット71側のシート3
0の重さをこれらの分だけ軽くできる。このため、シー
ト30は軽く回動でき、回動軸73にかかる負担を軽減
できる。
【0028】シート30を運転時の正位置に戻す時、シ
ート30が捩じりばね74のばね力に抗して時計方向に
回動され、ほぼ水平になった所で、ラッチ部65bが係
止孔72の縁に当接する。さらに、シート30が同方向
に回動されると、ラッチ部65bが捩じりばね67のば
ね力に抗して時計方向に回動し、係止孔72の縁がラッ
チ部65bを通り過ぎた所で、ラッチ部65bが捩じり
ばね67の復帰力により弾性的に係止孔72に係止す
る。これにより、シート30は、図14の実線位置に戻
り停止する。
【0029】次に、バッテリ保持装置の構成を詳細に説
明する。図4はバッテリ4および収納ケース5の後部の
正面図、図6はバッテリの斜視図、図13はバッテリと
収納ケースの係合手段拡大側面図、図16はバッテリブ
ラケット49の正面図、図17は同側面図、図18は図
3の要部拡大図である。図16,図17において、バッ
テリブラケット49は水平部分および水平部分の両端か
ら垂直下方に延びた縦部分からなるU字溝形状をなし、
その縦部分でシートポスト23に溶接されている。ま
た、バッテリブラケット49の水平部材上には前記補強
ブラケット81が溶接されている。補強ブラケット81
は車体の左右方向に振り分けられた2つの部材81a,
81bからなり、それぞれの内側コーナ部に強度を高め
るため三角形のリブ811,812が設けられている。
バッテリ4は収納ケース5に装着された状態では、その
下部付近の左右の面に補強ブラケット81が対向する
(図4参照)。
【0030】さらに、図4および図6に示すように、バ
ッテリ4の下部には車体側の接点ユニット60(後述)
と接続されるバッテリ側接点ユニット95が設けられ、
バッテリ4の側面には収納ケース5の右部分5Rおよび
左部分5Lに当接する当接部としてそれぞれ縦方向に延
びた複数条のリブ80が形成されている。バッテリ4を
収納ケース5に対して出し入れするとき、このリブ80
が収納ケース5内面を摺動してバッテリ4の出し入れを
円滑にする。また、バッテリ4が収納ケース5に収納さ
れた状態では、バッテリ4の左右の面には前記リブ80
が当接していて、補強ブラケット81はバッテリ4に直
接接触しないよう、バッテリ4との間に適当なクリアラ
ンス(隙間)が設けられている。
【0031】収納ケース5は車体の左右に設けられる2
本のリヤアッパアーム24間に設置され、バッテリ4が
収納ケース5に収納されたとき、充電残量計42を上面
に有する出張部が左側のリヤアッパアーム24上にかぶ
さるよう位置決めされる。操作レバー45の最上部に
は、図3に示すように車体後方に突出した操作部45e
が設けられ、長さ方向の中央部および下部に右斜め下が
りのガイド孔45c,45dが設けられている。これら
のガイド孔45c,45dには、収納ケース5の側室5
0の内壁に固着された突出ピン46a,46b(図3に
側面が示されている)が遊合している。操作レバー45
は、中央より下部に設けられたかぎ形突起45bと、前
記側室50の切り起し50aとの間に懸架された引張り
コイルばね45aにより、上方に付勢されている。
【0032】また、図13の拡大図から明らかなよう
に、回動軸51aと同軸に設けられた捩じりばね51に
より右側視時計方向に付勢された係合フック52はバッ
テリ4の後部側面に設けられた前記凹部47に係合して
いる。さらに、図18に示すように、収納ケース5の下
部内側には水平リブ79が形成されており、バッテリ4
はこの水平リブ79と前記係合フック52とで構成され
る位置決め手段によって車体前後方向に変位しないよう
にしっかりと挟まれて位置が固定される。こうして、バ
ッテリ4は係合フック52およびリブ79ならびに水平
リブ79により下部で固定されるので、車体が振動して
も上下および左右に移動しにくく、安定な着座状態が維
持される。また、この固定状態において、バッテリ4を
上方に引き出そうとしても、係合フック52と凹部47
とが係合しているので引き出すことはできない。
【0033】上記係合手段は、回動支点となる回動軸5
1aがバッテリの凹部47の後上方に設けられており、
回動により係合フック52が斜め上方からバッテリ4の
上方移動をおさえる働きをする。したがって、係合手段
の後方の突出量を少なくしながら、バッテリ4の引き出
し方向への係合力を高めることができる。
【0034】次に、図5を参照して収納ケース5からバ
ッテリ4を引き出す動作を説明する。バッテリ4を収納
ケース5から引き出すには、まずレバー65を操作して
シート30がバッテリ4の引き出しの邪魔にならない位
置まで前倒し、その後、操作レバー45の操作部45e
を下方に押圧する。そうすると、操作レバー45は引張
りコイルばね45aのばね力に抗してガイド孔45c,
45dに案内され、下方へ移動する。この過程で、操作
レバー45の下端45fは係合フック52の上端に当接
し、係合フック52を下方へ押圧する。この結果、係合
フック52は反時計方向に回動し(図3に点線で図
示)、係合フック47とバッテリ4の凹部47との係合
が解除される。
【0035】係合フック52と凹部47との係合が解除
されたところで、操作レバー45の操作部45eから手
を離すと、コイルばね45aが圧縮して操作レバー45
は上方に付勢される。ここで、前記突出ピン46a、4
6bがガイド孔45c,45dの上部の下辺45c' 、
45d' に係合するので、操作レバー45は持ち上がら
ずその位置に停止するので、ユーザは操作レバー45か
ら手をバッテリ4の取手41に持ち替えてバッテリ4を
持ち上げる動作に移ることができる。こうして、バッテ
リ4の引き出し操作を片手でも行うことが可能となり、
操作性が良好となる。
【0036】バッテリ4を引き上げたとき、バッテリ4
の上部に形成されている突起48が、操作レバー45の
上部右側に突出して形成されている突起45gと係合
し、操作レバー45は左斜め上方に少し持ち上げられ
る。これにより、前記突出ピン46a、46bの前記下
辺45c' 、45d' に対する係合は解除され、操作レ
バー45は元の位置、すなわち図4の位置に戻る。操作
レバー45が持ち上がると係合フック52は、図13の
実線位置に戻る。
【0037】このように、バッテリ4の引き上げ動作に
追従して操作レバー45は自動的に持ち上がるので、ユ
ーザによる操作レバー45の復帰操作が必要なくなり、
バッテリ4の引き抜きが一層簡単になる。さらに、バッ
テリ4が挿着されていない状態で操作レバー45が押さ
れたならば操作レバー45は押された位置で保持される
が、その状態でもバッテリ4を挿入すれば突起48と突
起45gが当接して、操作レバー45は図示の状態に戻
ることができ、誤って操作レバー45が押されていても
何ら支障はない。
【0038】バッテリ4の装着時は、充電されたバッテ
リ4を収納ケース5に上方から挿入すると、バッテリ4
の全部がほぼ収納ケース5内に入った所で、バッテリ4
の下端が係合フック52の側部に当接し、係合フック5
2をバッテリ4から遠ざける方向に押圧して回動させ
る。そこからさらにバッテリ4を収納ケース5の奥の方
へ収納すると、捩じりばね51によってバッテリ4の前
記凹部47に係合フック52が弾性的に係合し、バッテ
リ4は収納ケース5に固定される。これと同時に、バッ
テリ4の底部に設けられた+、−の出力端子(放電接
点)と、バッテリブラケット49にねじで固定された接
点ユニット60とが電気的および機械的に接続される。
この接続は、バッテリ4の自重と係合フック52による
押圧力とにより、安定したものになる。
【0039】特に、本実施形態では、リブ80と収納ケ
ース5が当接した状態でバッテリ4の側面に所定のクリ
アランスを有するよう補強ブラケット81の縦部分が対
向配置されているので、収納ケース5に側面から外力が
付加されても、バッテリ4の変位量が補強ブラケット8
1との間のクリアランスの範囲にとどまり、接点が緩む
等の不具合は生じない。
【0040】このようなバッテリ保持装置によれば、補
強ブラケット81やバッテリ4の下部後方のデッドスペ
ースを有効利用して設けたフック52および凹部47を
要部とするバッテリ4の係合手段によって、接点近傍位
置で接点の接続を安定的に保持することができる。しか
も、前記合手段の操作部(操作レバー45)がバッテリ
4の上部後方というユーザにとって極めて操作し易い位
置にあり、コンパクトで操作性の良いバッテリ保持装置
を提供することができる。
【0041】図9は接点ユニット60と収納カバー5の
要部斜視図である。図9において、前記バッテリ側接点
ユニット95と接続される接点ユニット60は、ねじ6
1a、61bで前記バッテリブラケット49に固定され
る。接点ユニット60はプレート96とプレート96に
固着されて上下方向に延びる2本の接点端子62a,6
2bとを有する。さらに、プレート96には矩形リング
96aならびに2枚1組の縦リブ96bが2組形成され
ている。
【0042】一方、収納ケース5の左部分5Lには前記
矩形リング96aに嵌合する突起部97Lが設けられ、
収納ケース5の右部分5Rには前記2組の縦リブ96b
をそれぞれ挟み込めるように形成された突起部97Rが
2か所に形成されている。収納ケース5はこれらの突起
部97L,97R等を介してプレート96に係合する。
この収納ケース5にバッテリ4を装着すると、接点ユニ
ットの接点端子62a,62bがバッテリ4の底部に設
けられた接点ユニット95に含まれるプラスおよびマイ
ナスの出力端子と接続され、電動補助ユニット1に電力
を供給可能になる。特に、収納ケース5が前記突起部9
7R、97Lと矩形リング96aや縦リブ96bとの係
合によって確実に位置決めされているので、接点ユニッ
ト60とバッテリ4とが予定の位置関係に維持され互い
の接続が良好になる。
【0043】次に、本実施形態の変形例を説明する。図
7、図8は変形例に係るバッテリおよびその収納ケース
の要部断面図および外観図であり、図4,図5などと同
符号は同一または同等部分を示す。この変形例は、上記
実施形態では操作レバー45を下方に押圧すると操作レ
バー45が右斜め下方にずれるのに対し、操作レバー4
5が下方にまっすぐに移動するようにして操作レバーの
左右のガタを小さくしたものである。
【0044】収納ケース5の側室70の短手方向の幅は
操作レバー45の同方向の幅よりわずかに大き目であ
り、操作レバー45を上下に直線的にガイドする。操作
レバー45の操作部45eの側方には第1のフック71
が下方に向かって設けられ、収納ケース5には、回動軸
73aを中心に回動可能とされる第2のフック73が第
1のフック71と対向して設けられている。操作レバー
45の中央よりやや下の位置に設けられたピン75と側
室70に設けられた切り起し74との間には、引張りコ
イルばね76が懸架されている。
【0045】バッテリ4が収納ケース5に完全に収納さ
れた状態において、バッテリ4の上部側壁に形成された
突起72が、前記第2のフック73の斜め上側部に当接
してこれを押圧する。このため、第2のフック73は軸
73aを枢軸として図中反時計方向に所定角度回動され
る。
【0046】この変形例では、バッテリ4を収納ケース
5から取り出す時には、レバー65を操作してシート3
0を前倒しにし、シート30をバッテリ4の脱着経路か
ら退避させた後、操作レバー45の操作部45eが手で
下方に押圧される。そうすると、図8に示されているよ
うに、操作レバー45はコイルばね76に抗して下方に
まっすぐに移動すると共に、第1のフック71の先端が
第2のフック73の先端に当接する。この時、バッテリ
4の突起72がフック73を上方から押さえているた
め、第1のフック71が左方へ撓んで第2のフック73
の端部と接触しながらさらにその下方にまで移動し、第
2のフック73と係合する。このため、操作レバー45
から手を離しても、操作レバー45はそのまま係合位置
に保持される。したがって、先に述べた実施形態と同
様、ユーザはこの時点で操作レバー45から手を離すこ
とができる。操作レバー45が該係合位置まで押圧され
ると、操作レバー45の先端が前記係合フック(先の実
施形態と同じ)52を押圧し、該係合フック52と前記
バッテリ4の凹部47との係合が解除される。
【0047】次に、バッテリ4の取手41を手で握って
上方に持ち上げると、前記突起72も持ち上がり、第2
のフック73の押圧を解放する。この結果、操作レバー
45のコイルばね76の力により操作レバー45が上方
へ移動するので、それと共に第2のフック73は図7の
点線位置まで回動し、バッテリ4の挿着を待機する。こ
のように、フック73に対する回動方向の付勢手段が不
要となり、構造がシンプルとなる。
【0048】充電されたバッテリ4が収納ケース5内に
十分挿入されると、前記突起72が第2のフック73を
押圧し、第2のフック73は反時計方向に所定角度回動
して停止する。すなわち図7の状態に戻る。この時、係
合フック52と前記V字形凹部47との係合関係が成立
し、バッテリ4が収納ケース5に固定されることは明ら
かである。
【0049】次に、ホイールロック装置100について
詳細に説明する。図10はホイールロック装置100の
平面図、図11は図10のA−A線断面図である。ホイ
ールロック装置100は、バッテリ4に係合可能なロッ
クプレート110を有していて、このロックプレート1
10をバッテリ4に係合させることによってバッテリ4
は施錠される。ロックプレート110が突出状態(図1
0の状態)にある時、バッテリ4は施錠され、後退状態
にある時、解錠される。一方、ホイールロック装置10
0は後輪WRに係合可能なロックバー120を有してい
て、このロックバー120を後輪WRに係合させること
によって、後輪WRは施錠される。
【0050】ハウジング109にキーシリンダ111が
固定されており、キーシリンダ111の下部にカムプレ
ート112が固着されている。カムプレート112はそ
の周辺の一部を曲げ起こされた掛金部112aにより第
1リンクプレート113と係合している。また、該第1
リンクプレート113と第2リンクプレート114と
は、連係ピン113aによりリンクされており、第2リ
ンクプレート114にワイヤケーブル121の一端が連
結されている。ワイヤケーブル121の他端はロックバ
ー120の一端に連結している。ロックプレート110
の基部には、円弧形状のカム孔115が形成されてお
り、カムプレート112の下面に突出されたピン116
がこのカム孔115に遊合している。前記第1リンクプ
レート113は図示されていないばねにより、ロックバ
ー120を後退させる方向に付勢され、カムプレート1
12の掛金部112aと係合している。図12は、ホイ
ールロック装置100による施錠時のバッテリ後部の車
体の斜視図であり、図3および図10と同符号は同一ま
たは同等物を示す。
【0051】施錠時に、ロックプレート110がハウジ
ング109から突出し、操作レバー45の操作部45e
の下方に延びて、操作レバー45が下方に押圧されるの
を阻止する。このため、施錠時に操作レバー45が下方
に押されても、前記係合フック52とバッテリ4の前記
V字形凹部47との係合は解除されず、バッテリ4を上
方に引き抜くことはできない。ロックプレート110の
突出と共にロックバー120がハウジング109に沿っ
て変位し、先端がハウジング109から突出して後輪W
Rに係合して後輪WRの回転を不能にする。このように
車両を施錠すると同時に操作レバー45も持ち上げが規
制され、正当なキーを用いなければ車体を移動できない
だけでなく、バッテリ4を車体から取り外すこともでき
ない。
【0052】次に、正当なキー130(電源キーと兼用
するのが良い)がキーシリンダ111に差込まれ、図中
反時計方向に回動されると、ロックプレート110は点
線図示の110´の位置まで後退し、同時にロックバー
120は点線図示の120´の位置まで後退してホイー
ルロック装置100は解錠される。
【0053】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1〜4の発明によれば、バッテリ側接点と車体側接点と
の接続部に対する車体左右方向からの衝撃を回避できる
ので、前記接続部の接続状態を常に良好に維持すること
ができる。特に請求項2の発明では金属の補強部材によ
り保護効果をさらに高めることができる。また、請求項
3の発明によれば、バッテリが車体前後方向に変位しに
くいので、前記接続部の接続状態を良好に維持できる。
さらに、請求項4の発明によれば、前記接続部を除いた
部分において、バッテリはケース部材(収納ケース)に
よって位置決めされていて、補強部材とは直接当接しな
いのでバッテリに対するストレスが緩和される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用される電動補助自転車の全体構
成図である。
【図2】 バッテリおよび収納ケースの概略斜視図であ
る。
【図3】 図1の要部の構成の拡大図である。
【図4】 バッテリ後部のバッテリ装着状態の平面図で
ある。
【図5】 バッテリ後部の操作レバー押圧時の平面図で
ある。
【図6】 接点ユニットの概略斜視図である。
【図7】 本発明の他の実施形態のバッテリ後部のバッ
テリ装着状態の平面図である。
【図8】 図7の操作レバー押圧時の平面図である。
【図9】 接点部と収納ケース要部の斜視図である。
【図10】 本発明の一実施形態のホイールロック装置
の平面図である。
【図11】 図10のA−A線断面図である。
【図12】 バッテリおよびホイールロック装置と、車
体との関係を示す斜視図である。
【図13】 図3の要部の拡大図である。
【図14】 自転車シートの回動装置の一例の構造図で
ある。
【図15】 図14のX−X線断面図である。
【図16】 バッテリブラケットの正面図である。
【図17】 バッテリブラケットの側面図である。
【図18】 図3の要部拡大図である。
【符号の説明】
4…バッテリ、 24…リヤアッパアーム、 5,5
L,5R…バッテリ収納ケース、 23…シートポス
ト、 45…操作レバー、 49…バッテリブラケッ
ト、 52…係合フック、 60…車体側接点ユニッ
ト、 79…水平リブ、80…リブ、 81…補強部
材、 95…バッテリ側接点ユニット、100…ホイー
ルロック装置。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリの下部に設けられた接点を車体
    側接点に対して接続できるよう、シートポスト後方で該
    シートポストに沿って前記バッテリを保持することがで
    きる電動補助自転車のバッテリ保持装置において、 前記車体側接点およびバッテリの接点を互いに接続して
    なる接続部の側方を少なくとも覆うケース部材と、 前記接点部に側方から対向させて前記バッテリおよび前
    記ケース部材間に設けられた補強部材とを具備したこと
    を特徴とする電動補助自転車のバッテリ保持装置。
  2. 【請求項2】 前記補強部材が、車体左右方向から前記
    接点部を覆うように配置された金属板であることを特徴
    とする請求項1記載の電動補助自転車のバッテリ保持装
    置。
  3. 【請求項3】 前記ケース部材は車体前後方向でのバッ
    テリの位置を規制する位置決め手段を具備し、 前記位置決め手段および前記補強部材は、上下方向で少
    なくとも一部が重なり合うように設定されていることを
    特徴とする請求項1記載の電動補助自転車のバッテリ保
    持装置。
  4. 【請求項4】 前記ケース部材は車体左右方向でのバッ
    テリの側面に当接する一方、前記ケース部材および前記
    バッテリの側面が当接した状態では該バッテリおよび前
    記ケース部材間には隙間があるように前記補強部材の位
    置が設定されていることを特徴とする請求項1記載の電
    動補助自転車のバッテリ保持装置。
JP2000026518A 2000-02-03 2000-02-03 電動補助自転車のバッテリ保持装置 Pending JP2001213374A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015060069A (ja) * 2013-09-18 2015-03-30 三和サインワークス株式会社 自立型看板

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