JP2001105348A - 釘打ち機の排気装置 - Google Patents

釘打ち機の排気装置

Info

Publication number
JP2001105348A
JP2001105348A JP29013599A JP29013599A JP2001105348A JP 2001105348 A JP2001105348 A JP 2001105348A JP 29013599 A JP29013599 A JP 29013599A JP 29013599 A JP29013599 A JP 29013599A JP 2001105348 A JP2001105348 A JP 2001105348A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust
chamber
pressure
air
head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP29013599A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3835078B2 (ja
Inventor
Hiroaki Omae
宏明 大前
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Max Co Ltd
Original Assignee
Max Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Max Co Ltd filed Critical Max Co Ltd
Priority to JP29013599A priority Critical patent/JP3835078B2/ja
Publication of JP2001105348A publication Critical patent/JP2001105348A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3835078B2 publication Critical patent/JP3835078B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 釘打ち機の排気圧及び排気流速の低下を図
る。 【解決手段】 ハウジング1の排気チャンバ7から排気
口への通路に絞り部17を形成し、排気口パネル14の
内面に整流バッフル部18を設ける。排気チャンバ7の
高圧空気を絞り部17によって減圧し、さらに整流バッ
フル部18によって排気口パネル14の幅広の排気口全
体に拡散することにより、排気の圧力及び流速を低下さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、釘打ち機の排気
装置に関するものであり、特に、排気圧及び排気流速の
低下を図った釘打ち機の排気装置に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】釘打ち機は、空気圧シ
リンダの頭部に装着したヘッドカバー内や、空気圧シリ
ンダの外周に排気チャンバを形成し、空気圧シリンダ内
の高圧空気を排気チャンバを通じて排気口から排気して
いる。
【0003】釘打ち機から排出される高圧空気は、周囲
の埃を吹き上げたり、作業者に不快感を与えるので、排
気圧及び排気流速を低下させるために、排気口付近にウ
ール等の空気フィルタを装着しているが、空気フィルタ
では殆ど減圧効果が得られない。また、排気チャンバの
容量を増大させれば減圧効果の向上が期待できるが、釘
打ち機自体が大型化するという問題を生じる。
【0004】そこで、釘打ち機の排気構造を改善して減
圧効果を向上させるために解決すべき技術的課題が生じ
てくるのであり、本発明は上記課題を解決することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するために提案するものであり、釘打ち機の排気通
路の終端の直前に通路断面積を絞る絞り部と、排気流を
排気口全体に拡散させる拡散整流部を設け、排気圧及び
流速を低下させるように構成した釘打ち機の排気装置を
提供するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
図に従って詳述する。図1は空気圧釘打ち機の一部を示
し、1はハウジング、2はハウジング内の空気圧シリン
ダ、3はトリガレバーである。グリップ部4の内部空間
及びこれに連通している空気圧シリンダ2の上部外周の
空間は空気チャンバ5、空気圧シリンダ2の下部外周は
ブローバックチャンバ6であり、空気チャンバ5の外周
に排気チャンバ7が設けられている。
【0007】空気圧シリンダ2の頭部に装着されている
リング形のヘッドバルブ8の下面には空気チャンバ5の
圧力が作用し、上面にはトリガバルブ9及びパイロット
管路10を通じて空気チャンバ5の圧力が作用してい
る。
【0008】ヘッドバルブの上下両面の受圧面積の差に
より、トリガオフのときにヘッドバルブ8は図1に示す
下降位置にあり、トリガレバー3を操作するとトリガバ
ルブ9のステムが押されてヘッドバルブ8の上面に作用
している圧力空気が排出される。これにより、ヘッドバ
ルブ8が上昇して空気チャンバ5から空気圧シリンダ2
のヘッド側空気室に高圧空気が供給され、ピストン11
及びピストンロッド12が空気圧シリンダ2内を下降
し、ハウジング1の下部に連結されているノーズ部(図
示せず)内の釘を射出する。
【0009】トリガレバー3をオフ位置に戻すと、ヘッ
ドバルブ8の上面に圧力空気が供給されてヘッドバルブ
8が図示の位置へ下降し、空気チャンバ5と空気圧シリ
ンダ2のヘッド側空気室とが遮断されるとともに、ヘッ
ド側空気室は排気チャンバ7に連通する。ピストン11
はシリンダ下部外周のブローバックチャンバ6に蓄積さ
れた空気の圧力によって上昇し、ヘッド側空気室の圧力
空気は排気チャンバ7から大気へ排気される。
【0010】図2の正面断面図及び図3に示すように、
ハウジング1の左右両側面に形成したパネル取付け穴1
3に排気口パネル14が装着されており、ハウジング1
の外周に取り付けたゴムバンド15によって排気口パネ
ル14が固定されている。図4に示すように、排気口パ
ネル14には多数のスリット形排気口16が並設されて
いて、排気チャンバ7内の空気は大面積の排気口16を
通じて大気へ放出される。
【0011】図2及び図3に示すように、ハウジング1
のパネル取付け穴13内には排気口パネル14の上端近
傍に対向する絞り部17が形成されており、排気チャン
バ7内の空気流を絞り部17によって絞って減速させ
る。また、排気口パネル14の内面には排気口16の上
方位置にフランジ形の整流バッフル部18を設けて、絞
り部17から排気口16へ向かう空気流の一部を横方向
へそらせて排気口16の幅全体に空気流を拡散させるよ
うに構成している。即ち、排気チャンバ7内の高圧空気
を絞り部17によって減圧し、さらに整流バッフル部1
8によって複数の排気口16の幅全体に拡散することに
より、排気の圧力及び流速を低下させる。尚、排気口パ
ネル14の下部とハウジング1との空間に空気フィルタ
19を充填して、排気中に含まれる油滴を除去するとと
もに外部の埃の進入を防止している。
【0012】図5は他の実施形態として、ヘッドカバー
の排気口から排気する釘打ち機の構成を示している。図
5において、21はハウジング、22は空気圧シリン
ダ、23はピストン、24はヘッドバルブであり、25
は倒立カップ形のヘッドカバーである。
【0013】図6の底面図に示すように、ヘッドカバー
25には3ヶ所のネジ挿通穴26が形成されており、3
本のネジによってハウジング21の頭部に取り付けられ
る。27はネジ挿通穴26の周囲のボス部であり、ハウ
ジング21の天面に接触する。
【0014】図6及び図7に示すように、ヘッドカバー
25の底面の前後左右4ヶ所にハウジング21と嵌合す
る脚部28が形成され、スカート部29の左右両側下縁
を切欠いた部分が排気口30となる。図6に示すよう
に、ヘッドカバー25の内周面の上部にはボス部27を
除く部分に内歯歯車状の絞り・整流部31が形成されて
いる。
【0015】図5において左半部はヘッドバルブ24が
下降位置にある待機状態を示し、右半部はヘッドバルブ
24が上昇したシリンダ駆動時の状態を示している。ピ
ストン駆動後にヘッドバルブ24が上昇位置から下降位
置に戻ると、空気圧シリンダ22のヘッド側空気室内の
高圧空気がハウジング21の天面に形成した通気口32
を通じてヘッドカバー25内に噴出する。
【0016】ヘッドカバー25内に排出された空気は、
内歯歯車状に配列されている絞り・整流部31によって
絞られるとともに、絞り・整流部31の整流作用により
ボス部27を除く全周方向に平均的に拡散されて排気口
30から大気へ放出され、先の実施形態と同様に排気の
圧力と流速が低下する。
【0017】尚、この発明は上記の実施形態に限定する
ものではなく、この発明の技術的範囲内において種々の
改変が可能であり、この発明がそれらの改変されたもの
に及ぶことは当然である。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の釘打ち機
の排気装置は、排気を絞りによって絞るとともに排気口
全体に拡散させて排気するので、排気圧力及び流速が低
下し、使い勝手が向上する。また、大容量の排気チャン
バも不要であり、釘打ち機の小型化にも寄与する発明で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】釘打ち機の側面断面図。
【図2】釘打ち機の正面断面図。
【図3】図2のA−A線矢視図。
【図4】排気口パネルの正面図。
【図5】他の実施形態を示し、釘打ち機のヘッド部分の
側面断面図。
【図6】図5の釘打ち機のヘッドカバーの底面図。
【図7】図5の釘打ち機のヘッドカバーの側面図。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 空気圧シリンダ 5 空気チャンバ 6 ブローバックチャンバ 7 排気チャンバ 8 ヘッドバルブ 13 パネル取付け穴 14 排気口パネル 15 ゴムバンド 16 排気口 17 絞り部 18 整流バッフル部 25 ヘッドカバー 26 ネジ穴 27 ボス部 29 スカート部 30 排気口 31 絞り・整流部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 釘打ち機の排気通路の終端の直前に通路
    断面積を絞る絞り部と、排気流を排気口全体に拡散させ
    る拡散整流部を設け、排気圧及び流速を低下させるよう
    に構成した釘打ち機の排気装置。
JP29013599A 1999-10-12 1999-10-12 釘打ち機の排気装置 Expired - Fee Related JP3835078B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29013599A JP3835078B2 (ja) 1999-10-12 1999-10-12 釘打ち機の排気装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29013599A JP3835078B2 (ja) 1999-10-12 1999-10-12 釘打ち機の排気装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001105348A true JP2001105348A (ja) 2001-04-17
JP3835078B2 JP3835078B2 (ja) 2006-10-18

Family

ID=17752255

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29013599A Expired - Fee Related JP3835078B2 (ja) 1999-10-12 1999-10-12 釘打ち機の排気装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3835078B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004001135A (ja) * 2002-05-31 2004-01-08 Hitachi Koki Co Ltd エアダスタ付き釘打機
WO2006019075A1 (ja) * 2004-08-19 2006-02-23 Max Co., Ltd. 圧縮空気釘打機のメインバルブ機構
JP2013136127A (ja) * 2011-12-28 2013-07-11 Makita Corp エア打込み工具
JP2013215870A (ja) * 2012-04-12 2013-10-24 Makita Corp エア打込み工具
JP2015164756A (ja) * 2014-02-04 2015-09-17 日立工機株式会社 空気圧工具及びフィルタ機構

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05131378A (ja) * 1991-10-17 1993-05-28 Kanematsu Nnk Corp 固着具打撃工具の排気消音装置
JPH079362A (ja) * 1993-06-30 1995-01-13 Hitachi Koki Co Ltd 空気釘打機用消音器
JPH08132356A (ja) * 1994-11-07 1996-05-28 Max Co Ltd 空気圧駆動式釘打機の減音装置
JPH08197461A (ja) * 1995-01-23 1996-08-06 Kanematsu Nnk Corp 固着具打込機用カバー
JPH08336770A (ja) * 1995-06-09 1996-12-24 Max Co Ltd 空気圧式釘打機における排気機構
JPH09141570A (ja) * 1995-11-20 1997-06-03 Max Co Ltd 空気圧式釘打機における排気機構

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05131378A (ja) * 1991-10-17 1993-05-28 Kanematsu Nnk Corp 固着具打撃工具の排気消音装置
JPH079362A (ja) * 1993-06-30 1995-01-13 Hitachi Koki Co Ltd 空気釘打機用消音器
JPH08132356A (ja) * 1994-11-07 1996-05-28 Max Co Ltd 空気圧駆動式釘打機の減音装置
JPH08197461A (ja) * 1995-01-23 1996-08-06 Kanematsu Nnk Corp 固着具打込機用カバー
JPH08336770A (ja) * 1995-06-09 1996-12-24 Max Co Ltd 空気圧式釘打機における排気機構
JPH09141570A (ja) * 1995-11-20 1997-06-03 Max Co Ltd 空気圧式釘打機における排気機構

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004001135A (ja) * 2002-05-31 2004-01-08 Hitachi Koki Co Ltd エアダスタ付き釘打機
WO2006019075A1 (ja) * 2004-08-19 2006-02-23 Max Co., Ltd. 圧縮空気釘打機のメインバルブ機構
US7451903B2 (en) 2004-08-19 2008-11-18 Max Co., Ltd. Main valve mechanism of compressed air nailing machine
JP2013136127A (ja) * 2011-12-28 2013-07-11 Makita Corp エア打込み工具
JP2013215870A (ja) * 2012-04-12 2013-10-24 Makita Corp エア打込み工具
TWI568547B (zh) * 2012-04-12 2017-02-01 Makita Corp Pneumatic tools
JP2015164756A (ja) * 2014-02-04 2015-09-17 日立工機株式会社 空気圧工具及びフィルタ機構

Also Published As

Publication number Publication date
JP3835078B2 (ja) 2006-10-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0747175B1 (en) Exhaust mechanism of pneumatic nailing machine
JP3346218B2 (ja) 打込機の排気装置
US6196331B1 (en) Air supply and exhaust system for pneumatic tool
JP2001105348A (ja) 釘打ち機の排気装置
US4227591A (en) Muffler for air-powered nailers and the like
US4952182A (en) Noise attenuating exhaust relief system for an outboard motor
JP5620772B2 (ja) 打ち込み工具
JPH05131378A (ja) 固着具打撃工具の排気消音装置
JPS588457Y2 (ja) 空気圧式打撃工具の消音装置
JP2007245306A (ja) 打込機
JP4026313B2 (ja) 空気釘打機
US20020096059A1 (en) Oil pressure device
JPH0610645A (ja) 内燃機関のブローバイガス還流装置
JP3099285B2 (ja) 空気圧式釘打機における排気機構
JP3817033B2 (ja) バーチカルエンジンのブリーザ装置
JPS5934760Y2 (ja) 切換弁
CN218644424U (zh) 一种双阀板高密封性阀组装置
CN108100917A (zh) 一种稳定的轻型起重装置
JPS6026948Y2 (ja) 空気工具の消音装置
JPH11129167A (ja) 打込機の排気装置
JP2000265962A5 (ja)
JP2000088176A (ja) 空気圧工具の空気供給/排気システム
JPH0825246A (ja) 空気圧式固着具打込機
JPH1133930A (ja) 打込機
JPS6142788Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060123

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060228

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060704

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060717

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3835078

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100804

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100804

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110804

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120804

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130804

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140804

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees