JPH1133930A - 打込機 - Google Patents

打込機

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Publication number
JPH1133930A
JPH1133930A JP19713797A JP19713797A JPH1133930A JP H1133930 A JPH1133930 A JP H1133930A JP 19713797 A JP19713797 A JP 19713797A JP 19713797 A JP19713797 A JP 19713797A JP H1133930 A JPH1133930 A JP H1133930A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
head valve
compressed air
upper chamber
piston
chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19713797A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Nakano
義博 仲野
Yoshitaka Akiba
美隆 秋葉
Akira Uno
彰 宇野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
Priority to JP19713797A priority Critical patent/JPH1133930A/ja
Publication of JPH1133930A publication Critical patent/JPH1133930A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヘッドバルブ5が上昇する際にヘッドバルブ
上室の空気が圧縮されてエアダンパの作用をしないよう
にする。 【解決手段】 ヘッドバルブ5のヘッドバルブ上室6側
に複数の独立した凹部51を設け、ヘッドバルブ上室6
の容積を大きくした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は打込みエネルギの低
下を低減できるようにした打込機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4に打込機の一例を示す。トリガレバ
ー10を操作して制御バルブ3が開区と、周知の如く、
ヘッドバルブ上室6内の圧縮空気が図示しない空気通路
を介して大気に放出される。このためヘッドバルブ5が
急激に上昇して開き、蓄圧室2の圧縮空気がシリンダ7
内に供給され、ピストン9及びドライブビット12が急
激に下降し、射出口21内に挿入されている止具20を
被打込材に打込む。トリガレバー10を戻すと制御バル
ブ3が閉じ、蓄圧室2の圧縮空気がヘッドバルブ上室6
へ流入して、ヘッドバルブ5が下降して閉じ、ピストン
9及びドライブビット12は上死点へ戻り、同時にピス
トン9上部の圧縮空気は排気口22から大気に放出され
る。ヘッドバルブ5は、例えば実開平3−11432号
公報の如く、弾性体で形成されると共にリング状の溝が
設けられているものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した打込機におい
て、図5に示すようにトリガレバー10を引きヘッドバ
ルブ上室6の圧縮空気が排気されると蓄圧室2内の圧縮
空気によりヘッドバルブ5が急激に押し上げられるが、
ヘッドバルブ5が非常な高速で上昇する場合、排気が間
に合わずヘッドバルブ上室6内の空気が瞬間的に圧縮さ
れてしまうことがあった。このようにヘッドバルブ上室
6の空気が排気される前に圧縮されてしまうとエアダン
パの役目をしてしまい、ヘッドバルブ5の上昇の抵抗と
なり、上昇速度を減速させてしまう。ヘッドバルブ5の
上昇速度が減速すると、ピストン9の上方に流入する圧
縮空気の勢いが弱まるため、ピストン9の下降速度が減
速し、打込みエネルギーが低下してしまうという欠点が
あった。
【0004】また上記実開平3−11432号に記載の
ヘッドバルブでは、弾性体でリング状の溝が設けられて
いるため剛性は弱く、特に高圧で繰り返し動作すると永
久変形し、蓄圧室とヘッドバルブ室上室が連通してしま
い、打込動作ができなくなるという欠点があった。本発
明の目的は、上記した問題を解決し、この種の打込機の
構造的なものによるエネルギー損失を低減することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、ヘッドバル
ブのヘッドバルブ上室側に複数の独立した凹部を設ける
ことにより達成される。
【0006】
【発明の実施の形態】以下本発明を一実施例を示す図1
を参照して説明する。
【0007】図示しない圧縮機及びエアホースを介して
供給される圧縮空気は、ハウジング1の蓄圧室2に蓄積
される。圧縮空気は制御バルブ3、図示しない空気通路
を介してヘッドバルブ上室6に入り、ヘッドバルブ上室
6側に複数の独立した凹部51を設けたヘッドバルブ5
をシリンダ7上端部に押し付ける。この状態ではヘッド
バルブ5とシリンダ7の上端面は密閉されており、圧縮
空気はシリンダ7内に入らないのでピストン9は駆動さ
れない。トリガレバー10はプッシュレバー11の操作
と協働し、引いたり戻したりすることで制御バルブ3を
開閉させ、ヘッドバルブ上室6を蓄圧室2と大気とに選
択的に連通させる。
【0008】ピストン9にはドライブビット12が一体
で結合されている。シリンダ7の中間及び下部には中間
穴13及び下部穴14が形成され、中間穴13の周囲に
は逆止弁15が設けられ、シリンダ7とハウジング1の
間には、周知の如く、ピストン9下降時に中間穴13か
ら供給される圧縮空気を蓄える戻り空気室16が設けら
れている。シリンダ7下方にはピストン9の下降時の衝
撃を緩和するピストンダンパ17が設けられている。
【0009】ハウジング1の上側にはボルト等によって
締付固定され、ヘッドバルブ上室6及び蓄圧室2の一部
を構成するカバー18が設けられ、下側にはドライブビ
ット12の案内穴を有するテールカバー19等で構成さ
れる射出部と、止具20を貯える図示しないマガジンが
設けられている。
【0010】次に上記構成の打込機による打込み動作を
図2、図3を参照して説明する。トリガレバー10を操
作すると制御バルブ3が開き、ヘッドバルブ上室6内の
圧縮空気が空気通路を介して大気に放出される。このた
めヘッドバルブ5が急激に上昇して開き、蓄圧室2の圧
縮空気がシリンダ7内に流入して、ピストン9及びドラ
イブビット12が急激に下降し、射出口21内に挿入さ
れている止具20を図示しない被打込材に打込む。シリ
ンダ7のピストン9下側の空気は、下部穴14を介して
戻り空気室16内に流入する。ピストン9が中間穴13
を通過すると、シリンダ7のピストン9上側の圧縮空気
もまた、中間穴13から戻り空気室16内に流入する。
トリガレバー10を戻すと制御バルブ3が閉じ、蓄圧室
2の圧縮空気がヘッドバルブ上室6へ流入して、ヘッド
バルブ5が下降して閉じ、ピストン9及びドライブビッ
ト12は上死点へ戻り、同時にピストン9上部の圧縮空
気は排気口22から大気に放出される。
【0011】上記実施例によれば、ヘッドバルブ5のヘ
ッドバルブ上室6側に独立した複数の凹部51を設ける
ことにより、ヘッドバルブ5を弾性体で形成した場合で
も剛性を十分確保できると共にヘッドバルブ上室6の容
積を大きくすることが可能となり、次の効果を得ること
ができる。
【0012】すなわち、ヘッドバルブ上室6を大きくす
ることでヘッドバルブ5の上昇による空気の圧縮される
割合(圧縮率)が小さくなり、エアダンパの影響が少な
くなる。これによりヘッドバルブ5の上昇速度が減速さ
れるのを防ぎ、蓄圧室2の空気がシリンダ7内に勢いよ
く供給されることでピストン9の下降速度が速くなる。
すなわち打込みエネルギーの低下を防止することができ
る。またヘッドバルブ5を軽量化でき、ヘッドバルブ5
の上昇速度が上昇するので、打込みエネルギーが更に増
大する。更に弾性体のヘッドバルブ5の場合、繰り返し
動作することによる永久変形を防止することができ、打
込不良が発生する恐れも少なくなる。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、打込みエ
ネルギーの低下を防止することができると共にヘッドバ
ルブの軽量化が図れ、ヘッドバルブの上昇速度が上昇す
るので打込みエネルギーを増大できる。更にヘッドバル
ブを弾性体とした場合であっても、繰り返し動作するこ
とによる永久変形を防止することができ、打込不良が発
生する恐れも少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明打込機の一実施例を示す側面断面図。
【図2】 ヘッドバルブが下位置にある状態を示す図1
の要部断面図。
【図3】 ヘッドバルブが上位置にある状態を示す図1
の要部断面図。
【図4】 従来の打込機の一例を示す側面断面図。
【図5】 ヘッドバルブが上位置にある状態を示す図4
の要部断面図。
【図6】 本発明を構成するヘッドバルブの一実施例を
示す斜視図。
【符号の説明】
1はハウジング、2は蓄圧室、3は制御バルブ、5はヘ
ッドバルブ、6はヘッドバルブ上室、7はシリンダ、9
はピストン、10はトリガレバー、12はドライブビッ
ト、51は凹部である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮空気を蓄積する蓄圧室と、シリンダ
    内に往復動可能に支持され、ドライブビットが装着され
    たピストンと、シリンダ上端を開閉し、シリンダ室内へ
    の圧縮空気の供給を制御するヘッドバルブと、ヘッドバ
    ルブの上方に設けられ、蓄圧室内から供給される圧縮空
    気の圧力によってヘッドバルブを下降させるヘッドバル
    ブ上方室と、ヘッドバルブ上室内の圧縮空気の排出及び
    圧縮空気の供給を制御してヘッドバルブを上下動させる
    制御バルブと、打込後にピストン上方の圧縮空気を排出
    する排気口とを有する打込機であって、 前記ヘッドバルブのヘッドバルブ上室側に複数の独立し
    た凹部を設けたことを特徴とする打込機。
JP19713797A 1997-07-23 1997-07-23 打込機 Pending JPH1133930A (ja)

Priority Applications (1)

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JP19713797A JPH1133930A (ja) 1997-07-23 1997-07-23 打込機

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JP19713797A JPH1133930A (ja) 1997-07-23 1997-07-23 打込機

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JPH1133930A true JPH1133930A (ja) 1999-02-09

Family

ID=16369381

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JP19713797A Pending JPH1133930A (ja) 1997-07-23 1997-07-23 打込機

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JP (1) JPH1133930A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7156012B2 (en) 2004-01-20 2007-01-02 Hitachi Koki Co., Ltd. Pneumatically operated fastener driving tool

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7156012B2 (en) 2004-01-20 2007-01-02 Hitachi Koki Co., Ltd. Pneumatically operated fastener driving tool
US7398647B2 (en) 2004-01-20 2008-07-15 Hitachi Koki Co., Ltd. Pneumatically operated fastener driving tool

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