JPH0413103Y2 - - Google Patents

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JPH0413103Y2
JPH0413103Y2 JP9068785U JP9068785U JPH0413103Y2 JP H0413103 Y2 JPH0413103 Y2 JP H0413103Y2 JP 9068785 U JP9068785 U JP 9068785U JP 9068785 U JP9068785 U JP 9068785U JP H0413103 Y2 JPH0413103 Y2 JP H0413103Y2
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valve
valve body
compressed gas
cylinder
push lever
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JP9068785U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は圧縮空気などの圧縮気体を動力源とし
て釘などの止具を打込む打込機の操作弁に関する
ものである。
〔考案の背景〕
第4図は従来構造の打込機の断面図を示したも
のであるが、内部にピストン2を摺動自在に嵌合
させたシリンダ3を有し、後部に図示しない空気
源と連通したアキユームレータ4を有している。
アキユームレータ4とシリンダ室Aの間には、ト
リツガ5により作動される主弁6とプツシユレバ
7によつて作動される副弁8が設けられている。
トリツガ5とプツシユレバ7の双方を押上げる
と、主弁6と、副弁8が開きアキユームレータ4
からの圧縮空気は通気路13を通つて排気弁14
を閉ざすとともにシリンダ3を押し下げ、アキユ
ームレータ4からシリンダ3内に流入する。これ
によりピストン2は急速に下降し、ピストン2下
部に連結した打込棒により止具等を打出す構造と
なつている。
上記の構成ではトリツガ5とプツシユレバ7の
二つの部材を操作して初めて打込機の作動が行な
われるが、トリツガ5を引いたままプツシユレバ
7を押し上げても動作するため、たとえば運搬中
などにトリツガ5を引いたまま運搬し、プツシユ
レバ7が人体等に接触する事により、止具などが
発射することも考えられ安全装置として十分な機
能を果すことができない。
次に第5図、第6図に示す従来技術について説
明すると、本図は公開実用新案昭和52−2579打込
機の安全装置の操作弁部のみを示した断面図であ
るが第4図に示した従来技術の欠点を改良したも
のであり、副弁8内部にバネ16を設けて副弁の
作動を規制し、初めにプツシユレバ7を押上げ、
ついでトリツガ5を押圧した時のみシリンダ室A
への圧縮空気の供給が行なえ、打込機の動作が行
なえるようにしたものである。
第5図は初めにトリツガ5を引いて主弁6を作
動させた時を示したものであるが弁体10上端に
はアキユームレータ4からの圧縮空気が加わつて
おり、またバネ16のバネ力は弁体10に加かつ
ている圧縮空気による荷重より低荷重に設定して
あるため、次にプツシユレバ7を押し上げても弁
体10は押上がらず、打込が行なわれない構造と
なつている。
一方、第6図は先にプツシユレバ7を押上げた
時を示したものであるが、プツシユレバ7を押上
げると、バネ15のバネ力はバネ16のバネ力よ
り小さく設定してあるため弁体10は弁座11か
ら上方に押上げられる。ついでトリツガ5を引く
と主弁6が作動し、圧縮空気は主弁6、副弁8、
通路13を通つてシリンダ部分へ達し、打込機が
動作する。
以上のように本従来構造は弁体10をバネ16
のバネ荷重により押上げる構造とし、初めにトリ
ツガ5を引き、次にプツシユレバ7を押上げた時
は動作しないようにし、安全性を向上させたもの
である。
しかし、本従来技術構造は、上記したように弁
体10をバネ16の荷重で押し上げる構造である
ため第5図のように、先にプツシユレバ7を押上
げ弁体10を開いた時はこの状態で弁体10に加
わつている荷重はバネ15、バネ16がバランス
した状態にあり次に主弁6を開いた時、主弁6か
ら圧縮空気が急速に弁体10付近に流入する瞬間
に弁体10を下方に押し、閉じてしまう場合があ
る。これは圧縮空気の圧力が高い場合に発生し、
この現象が起ると、トリツガ5を引いても打込動
作が行なわれない欠点があつた。
〔考案の目的〕
本考案の目的は上記した従来技術の欠点をなく
し、この種の打込機の操作弁の動作の確実性を向
上するものである。
〔考案の概要〕
本考案は、弁体の上方と、弁室双方に弁体が押
上つた時に互いに当接す当接面を設け、プツシユ
レバを押し上げ、弁体が上方に移動した時に双方
の当接面が接するようにすれば、弁室から弁体附
近を通り圧縮気体が流れる時に弁体上方に加わる
受圧面積が減少し、かつ、このようにすれば、弁
体のストロークよりも、プツシユレバのストロー
クを大きくすることができ、これにより弁体を押
し上げてるバネ荷重を増すことができることに着
目し、先に弁体を押し上げ、次に主弁を開いた
時、圧縮気体で弁体が下がらないよう、弁体、弁
室、バネ等の関係を工夫したものである。
〔考案の実施例〕
次に第1図、第2図、第3図に示す実施例によ
り本考案を具体的に説明する。
図において、副弁8は、弁筒19内に摺動自在
に設けた、弁体10、プランジヤ12、および、
弁室19内に有り、弁体10を常に下方に押圧し
ているバネ15、弁体10とプランジヤ12間に
設けたバネ16からなつている。また弁体10の
上端面には当接面17を、弁室9には当接面18
を設けてあり、弁体10が上方に移動した時に、
当接面17、当接面18は互いに当接するように
してある。またプツシユレバ7の移動ストローク
L1は弁体10の移動ストロークL2よりも長く
設定してある。
次に第2図に示す状態を説明するが、本図は初
めにトリツガ5を引いて主弁6を作動させ、つい
てプツシユレバ7を押し上げた状態の図である。
本図において初めにトリツガ5を引いて主弁6を
作動させると、弁体10上部にはアキユームレー
タ4からの圧縮気体の圧力が下方に加わつてい
る。ついでプツシユレバ7を上死点まで押し上げ
た場合、バネ16のバネ荷重は弁体10に加わつ
ている圧縮空気による荷重より低荷重に設定して
あるため、弁体10は押し上がらず打込動作が行
なわれない。
一方、第3図に示すごとく先にプツシユレバ7
を押し上げた時は、バネ16の荷重をバネ15の
荷重より大きく設定してあるため、弁体10は当
接面17と、当接面18が互いに接するまで上方
に移動する。またプツシユレバ7のストロークL
1は弁体のストロークL2より長く設定してある
ため、弁体10の移動が停止した後も上方に移動
し、バネ16を圧縮し、弁体10をバネ16の圧
縮荷重からバネ15の荷重を差し引いた荷重F1
で保持する。この状態でトリツガ5を引くと主弁
6が作動し、圧縮気体は主弁6から弁室9に流入
し、弁体10側方を通り、通路13からシリンダ
部へ達し、打込機を動作させる。この時、弁体1
0上面の当接面17は、弁室9の当接面18と接
しているため、当接面17には圧縮気体の圧力が
加わらず、圧縮気体が弁体10附近を流れる瞬間
に生ずる下方への荷重は低減する。さらに、弁体
10は前記したバネによる荷重F1で押し上げら
れているため、従来技術のように圧縮気体が流れ
る際に弁体10を下方に押し下げ閉じてしまう現
象が発生しない。ちなみに圧縮気体が弁体10の
下面まで流入すると圧縮気体の圧力は弁体10下
面にも加わり弁体10は動くことはない。
次の本考案の他の実施例について説明する。
上記した実施例においては、弁体10の上端面
に当接面17を設け、弁室9の上壁面に当接面1
8を設け、これらが互いに当接するとしたが、第
7図は弁体10の鍔部に当接面17を設けると共
に該当接面17に対向する弁室9に当接面18を
設けたもので、上記した実施例に比べ、これら当
接面17,18により閉じられる面積が広くな
り、圧縮気体が弁体10付近を瞬間に下方に加わ
る荷重は小さくなる。この結果、弁体10が押し
下げられることもなくなり、安定した打込動作を
行うことが可能となる。
〔考案の効果〕
以上のように本考案によれば、初めにプランジ
ヤを押し、次に主弁を開いた場合、バネにより押
し上げられて上死点位置に達した弁体の周りを圧
縮気体が流れるが、この時弁体はその当接面が弁
室の当接面に当接した状態にあり、弁体の当接面
の内側には圧縮気体が入らない。従つて、弁体上
方が開放している従来の構造に比べ、圧縮気体が
弁体付近を流れる瞬間に生ずる押し下げ力を小さ
くでき、弁体が閉じてしまう現象が発生しにくく
なり、安定した打込動作が行えるという効果を奏
し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図は本考案になる打込機
の操作弁構造の一実施例を示す要部縦断側面図、
第4図は従来の打込機の要部縦断側面図、第5
図、第6図は別の従来技術による打込機の操作弁
の要部縦断側面図、第7図は本考案の他の実施例
を示す縦断側面図である。 図において、4はアキユームレータ、6は主
弁、8は副弁、9は弁室、10は弁体、11は弁
座、12はプランジヤ、16はバネ、17,18
は当接面、19は弁筒である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 圧縮気体を蓄えるアキユームレータと、該アキ
    ユームレータに連通し、トリツガにより開閉され
    る主弁と、該主弁と打込機駆動部との間に設けら
    れ、被打込材と接触して持ち上げられるプツシユ
    レバにより開閉される副弁とを有し、これら主
    弁、副弁が共に開いた時にアキユームレータ内の
    圧縮気体が前記駆動部に供給されて打ち込み動作
    を行うようにした打込機において、 前記主弁近傍にプツシユレバの移動方向に沿つ
    て延びて設けられ、上部近傍及び中央部近傍にお
    いて夫々主弁及び前記駆動部と通路を介して連通
    した弁室と、該弁室内に設けられ、下方近傍及び
    中央部近傍に夫々大気及び駆動部に連通する2個
    の開口を有すると共に前記主弁と弁室を結ぶ通路
    より下方に位置する上端に弁座を有する弁筒と、
    該弁筒内の上方において摺動可能に設けられ、前
    記弁座に着座する下死点位置において前記主弁と
    弁筒間の圧縮気体の流れを遮断し、上死点位置に
    おいて対向する弁筒の内壁に設けられた当接面と
    当接して下向きに作用する圧縮気体の押し下げ力
    を小さくする当接面を有する弁体と、前記弁筒内
    の下方において摺動可能に設けられ、前記プツシ
    ユレバにより所定量以上持ち上げられた時に前記
    弁筒の大気に連通する開口を閉じるプランジヤ
    と、該プランジヤと前記弁体の間に設けられて弁
    体を上方に押圧し、プランジヤの上死点位置にお
    ける押圧力を圧縮気体の下方押圧力より小さい値
    に設定されたバネとにより前記副弁を構成したこ
    とを特徴とする打込機の操作弁構造。
JP9068785U 1985-06-14 1985-06-14 Expired JPH0413103Y2 (ja)

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JPS61205776U JPS61205776U (ja) 1986-12-25
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JPS61205776U (ja) 1986-12-25

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