JP2001103114A - 送信装置、受信装置及びディジタル無線通信方法 - Google Patents

送信装置、受信装置及びディジタル無線通信方法

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JP2001103114A JP2000227453A JP2000227453A JP2001103114A JP 2001103114 A JP2001103114 A JP 2001103114A JP 2000227453 A JP2000227453 A JP 2000227453A JP 2000227453 A JP2000227453 A JP 2000227453A JP 2001103114 A JP2001103114 A JP 2001103114A
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Yutaka Murakami
豊 村上
Shinichiro Takabayashi
真一郎 高林
Masayuki Orihashi
雅之 折橋
Akihiko Matsuoka
昭彦 松岡
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • H04B1/38Transceivers, i.e. devices in which transmitter and receiver form a structural unit and in which at least one part is used for functions of transmitting and receiving

Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ伝送効率の向上とデータの品質の
向上に対し柔軟に対処すること。 【解決手段】 フレーム構成決定部101は、フェージ
ングによる伝送路の変動の激しさを示す伝送路情報と、
受信信号レベルに基づく送信データの伝送速度を示すデ
ータ伝送速度情報とに基づいて通信状況を判断し、既知
パイロットシンボルの挿入間隔及び送信ディジタル信号
の変調方式を決定する。直交ベースバンド変調部102
は、フレーム構成決定部101から指示された変調方式
で送信ディジタル信号を直交ベースバンド信号に変調す
る。パイロットシンボル生成部103は、送受間で既知
であるパイロットシンボルをする。フレーム構成部10
4は、直交ベースバンド変調部102の出力信号に、フ
レーム構成決定部101から指示された挿入間隔で、パ
イロットシンボル生成部103から出力された既知パイ
ロットシンボルを挿入して、フレームを構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル無線通
信に用いられる送信装置、受信装置及びディジタル無線
通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ディジタル変調方式として特
開平1−196924号公報に記載されている技術が知
られている。これは、送信側でデータシンボルNシンボ
ル毎に既知のパイロットシンボルを1シンボル挿入する
フレーム構成を行うものである。そして、受信側ではそ
のパイロットシンボルを利用して、周波数オフセットお
よび振幅歪み量を推定し、それらを除去して復調する。
【0003】ここで、無線通信においては、フェージン
グによる伝送路の変動が起こり、特に陸上移動通信にお
いて伝送路の変動は一様ではない。伝送路の変動が激し
い場合、データ復調の誤り率の劣化を防ぐためにパイロ
ットシンボルの挿入間隔を短くとる必要があり、逆に伝
送路の変動が緩やかな場合、パイロットシンボルの挿入
間隔を長くとってもデータ復調の誤り率はさほど劣化し
ない。
【0004】また、受信側の受信信号レベルが小さいと
き情報シンボルは誤り耐性に強い変調方式にする必要が
あり、逆に受信側の受信信号レベルが大きいとき情報シ
ンボルは伝送効率のよい変調方式を優先することができ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のディジタル変調方式は、パイロットシンボルの挿入
間隔及び情報シンボルの変調方式は固定である。従っ
て、伝送路の変動が激しい場合あるいは受信機の受信信
号レベルが小さい場合、データ復調の誤り耐性が低下し
てしまい、データの品質が劣化してしまう。一方、伝送
路の変動が緩やかな場合あるいは受信側の受信信号レベ
ルが大きい場合、データの品質が過剰であるにもかかわ
らずデータ伝送効率を上げることができない。
【0006】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、データ伝送効率の向上とデータの品質の向上に対
し柔軟に対処することができる送信装置、受信装置及び
ディジタル無線通信方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の送信装置は、所
定の変調方式で送信ディジタル信号を変調して直交ベー
スバンド信号である第1シンボルを生成する第1シンボ
ル生成手段と、第2シンボルを生成する第2シンボル生
成手段と、通信状況に基づいて前記第2シンボルの挿入
間隔を決定するフレーム構成決定手段と、このフレーム
構成決定手段にて決定された挿入間隔で前記第1シンボ
ルに対して前記第2シンボルを挿入してフレームを構成
するフレーム構成手段とを具備する構成を採る。
【0008】本発明の送信装置は、フレーム構成決定手
段が、フェージングによる伝送路の変動が激しいほど第
2シンボルの挿入間隔を狭くする構成を採る。
【0009】本発明の送信装置は、フレーム構成決定手
段は、通信状況に基づいて変調方式を決定し、第1シン
ボル生成手段は、前記フレーム構成決定手段にて決定さ
れた変調方式で送信ディジタル信号を変調して第1シン
ボルを生成する構成を採る。
【0010】本発明の送信装置は、フレーム構成決定手
段は、受信レベルが大きいほど多値数が多い変調方式を
選択する構成を採る。
【0011】これらの構成により、伝送路の変動や受信
信号レベルといった通信状況に合わせて、第2シンボル
の挿入間隔および情報シンボルの変調方式を変化させる
ことができるので、データ伝送効率の向上とデータ品質
の向上の両立を図ることができる。
【0012】本発明の送信装置は、第2シンボル生成手
段は、送受間で既知であるパイロットシンボルを第2シ
ンボルとして生成する構成を採る。
【0013】この構成により、伝送路の変動や受信信号
レベルといった通信状況に合わせて、既知パイロットシ
ンボルの挿入間隔および情報シンボルの変調方式を変化
させることができるので、データ伝送効率の向上とデー
タ品質の向上の両立を図ることができる。
【0014】本発明の送信装置は、所定の変調方式で送
信ディジタル信号を変調して第3シンボルを生成する第
3シンボル生成手段を具備し、前記第3シンボルをパイ
ロットシンボルの直前及び直後に挿入する構成を採る。
【0015】本発明の送信装置は、第3シンボル生成手
段は、信号空間ダイヤグラムにおいて原点とパイロット
シンボルの信号点とを結ぶ仮想線上に少なくとも2個の
第3シンボルの信号点を配置する構成を採る。
【0016】これらの構成により、データ伝送効率の向
上とデータ品質の向上の両立を図ることができるととも
に、パイロット信号から基準位相および周波数オフセッ
ト量を推定するときに完全にシンボル同期がとれていな
い場合も、パイロットシンボルによる基準位相、周波数
オフセット量の推定精度の劣化を抑えることができる。
そして、検波を行った場合に、搬送波電力対雑音電力比
に基づくビット誤り率特性を向上させることができる。
【0017】本発明の送信装置は、第2シンボル生成手
段は、送信ディジタル信号を2値位相変調して第2シン
ボルを生成する構成を採る。
【0018】この構成により、伝送路の変動や受信信号
レベルといった通信状況に合わせて、2値変調シンボル
の挿入間隔および情報シンボルの変調方式を変化させる
ことができるので、データ伝送効率の向上とデータ品質
の向上の両立を図ることができ、伝送速度の向上を図る
ことができる。
【0019】本発明の送信装置は、第2シンボル生成手
段は、送信ディジタル信号を直交位相変調して第2シン
ボルを生成する構成を採る。
【0020】この構成により、伝送路の変動や受信信号
レベルといった通信状況に合わせて、直交位相変調シン
ボルの挿入間隔および情報シンボルの変調方式を変化さ
せることができるので、データ伝送効率の向上とデータ
品質の向上の両立を図ることができ、さらに伝送速度の
向上を図ることができる。
【0021】本発明の送信装置は、第2シンボル生成手
段は、フレーム構成決定手段が選択した変調方式に基づ
いて第2シンボルの生成方法を切替える構成を採る。
【0022】この構成により、伝送路の変動や受信信号
レベルといった通信状況に合わせて情報シンボルの変調
方式を変化させることができるので、データ伝送効率の
向上とデータ品質の向上の両立を図ることができる。
【0023】本発明の送信装置は、第2シンボル生成手
段は、フレーム構成決定手段が8値以上の多値変調方式
を選択した場合、送受間で既知であるパイロットシンボ
ルを第2シンボルとして生成する構成を採る。
【0024】この構成により、情報シンボルの変調方式
が8値以上の多値変調方式の場合、既知パイロットシン
ボルを挿入し、通信状況に合わせて前記第2シンボルを
挿入する間隔を変化させることができるので、データ伝
送効率の向上とデータ品質の向上の両立を図ることがで
きる。
【0025】本発明の送信装置は、所定の変調方式で送
信ディジタル信号を変調して第3シンボルを生成する第
3シンボル生成手段を具備し、前記第3シンボルをパイ
ロットシンボルの直前及び直後に挿入する構成を採る。
【0026】本発明の送信装置は、第3シンボル生成手
段は、信号空間ダイヤグラムにおいて原点とパイロット
シンボルの信号点とを結ぶ仮想線上に少なくとも2個の
第3シンボルの信号点を配置する構成を採る。
【0027】これらの構成により、データ伝送効率の向
上とデータ品質の向上の両立を図ることができるととも
に、パイロット信号から基準位相および周波数オフセッ
ト量を推定するときに完全にシンボル同期がとれていな
い場合も、パイロットシンボルによる基準位相、周波数
オフセット量の推定精度の劣化を抑えることができる。
そして、検波を行った場合に、搬送波電力対雑音電力比
に基づくビット誤り率特性を向上させることができる。
【0028】本発明の送信装置は、第2シンボル生成手
段は、フレーム構成決定手段が8値以上の多値変調方式
を選択した場合、送信ディジタル信号を2値位相変調し
て第2シンボルを生成する構成を採る。
【0029】この構成により、情報シンボルの変調方式
が8値以上の多値変調方式の場合、2値位相変調シンボ
ルを挿入し、通信状況に合わせて前記第2シンボルを挿
入する間隔を変化させることができるので、データ伝送
効率の向上とデータ品質の向上の両立を図ることができ
る。
【0030】本発明の送信装置は、第2シンボル生成手
段は、フレーム構成決定手段が8値以上の多値変調方式
を選択した場合、送信ディジタル信号を直交位相変調し
て第2シンボルを生成する構成を採る。
【0031】この構成により、情報シンボルの変調方式
が8値以上の多値変調方式の場合、直交位相変調シンボ
ルを挿入し、通信状況に合わせて前記第2シンボルを挿
入する間隔を変化させることができるので、データ伝送
効率の向上とデータ品質の向上の両立を図ることができ
る。
【0032】本発明の送信装置は、第2シンボル生成手
段は、フレーム構成決定手段が8値未満の変調方式を選
択した場合、第2シンボルを生成しない構成を採る。
【0033】これらの構成により、伝送路の変動や受信
信号レベルといった通信状況に合わせて情報シンボルの
変調方式を変化させることができ、特に、情報シンボル
の変調方式が8値以上の多値変調方式の場合、第2シン
ボルを挿入し、通信状況に合わせて前記第2シンボルを
挿入する間隔を変化させることができるので、データ伝
送効率の向上とデータ品質の向上の両立を図ることがで
きる。
【0034】本発明の基地局装置は、上記いずれかの送
信装置を搭載する構成を採る。また、本発明の通信端末
装置は、上記いずれかの送信装置を搭載する構成を採
る。
【0035】これらの構成により、データ伝送効率の向
上とデータ品質の向上の両立を図ることができ、高品質
な無線通信を行うことができる。
【0036】本発明の受信装置は、上記いずれかの送信
装置から送信された信号から第2シンボルを抽出し、前
記第2シンボルの受信状態から伝送路歪み量を推定する
伝送路歪み推定手段と、前記伝送路歪み量に基づいて、
情報シンボルの検波を行い受信ディジタル信号を出力す
る検波手段とを具備する構成を採る。
【0037】この構成により、データ伝送効率の向上と
データ品質の向上の両立を図ることができ、高品質な無
線通信を行うことができる。
【0038】本発明の基地局装置は、上記受信装置を搭
載する構成を採る。また、本発明の通信端末装置は、上
記受信装置を搭載する構成を採る。
【0039】これらの構成により、データ伝送効率の向
上とデータ品質の向上の両立を図ることができ、高品質
な無線通信を行うことができる。
【0040】本発明の無線通信システムは、上記送信装
置を搭載する基地局装置と上記受信装置を搭載する通信
端末装置とでディジタル無線通信を行う構成を採る。ま
た、本発明の無線通信システムは、上記受信装置を搭載
する基地局装置と上記送信装置を搭載する通信端末装置
とでディジタル無線通信を行う構成を採る。
【0041】これらの構成により、データ伝送効率の向
上とデータ品質の向上の両立を図ることができ、高品質
な無線通信を行うことができる。
【0042】本発明のディジタル無線通信方法は、通信
状況に合わせて既知パイロットシンボルを挿入する間隔
を変化させるとともに前記既知パイロットシンボル以外
の情報シンボルの変調方式を変化させる方法を採る。
【0043】この方法により、伝送路の変動や受信信号
レベルといった通信状況に合わせて、既知パイロットシ
ンボルの挿入間隔および情報シンボルの変調方式を変化
させることができるので、データ伝送効率の向上とデー
タ品質の向上の両立を図ることができる。
【0044】本発明のディジタル無線通信方法は、通信
状況に合わせて2値位相変調シンボルを挿入する間隔を
通信状況に合わせて変化させるとともに前記2値位相変
調シンボル以外の情報シンボルの変調方式を変化させる
方法を採る。
【0045】この方法により、伝送路の変動や受信信号
レベルといった通信状況に合わせて、2値位相変調シン
ボルの挿入間隔および情報シンボルの変調方式を変化さ
せることができるので、データ伝送効率の向上とデータ
品質の向上の両立を図ることができる。
【0046】本発明のディジタル無線通信方法は、通信
状況に合わせて直交位相変調シンボルを挿入する間隔を
通信状況に合わせて変化させるとともに前記直交位相変
調シンボル以外の情報シンボルの変調方式を変化させる
方法を採る。
【0047】この方法により、伝送路の変動や受信信号
レベルといった通信状況に合わせて、4値変調シンボル
の挿入間隔および情報シンボルの変調方式を変化させる
ことができるので、データ伝送効率の向上とデータ品質
の向上の両立を図ることができる。
【0048】本発明のディジタル無線通信方法は、通信
状況に合わせて情報シンボルの変調方式を変化させ、情
報シンボルの変調方式が8値以上の多値変調方式の場
合、既知パイロットシンボルを挿入し、通信状況に合わ
せて前記既知パイロットシンボルを挿入する間隔を変化
させる方法を採る。
【0049】この方法により、情報シンボルの変調方式
が8値以上の多値変調方式の場合、既知パイロットシン
ボルを挿入し、通信状況に合わせて前記第2シンボルを
挿入する間隔を変化させることができるので、データ伝
送効率の向上とデータ品質の向上の両立を図ることがで
きる。
【0050】本発明のディジタル無線通信方法は、通信
状況に合わせて情報シンボルの変調方式を変化させ、情
報シンボルの変調方式が8値以上の多値変調方式の場
合、2値位相変調シンボルを挿入し、通信状況に合わせ
て前記2値位相変調シンボルを挿入する間隔を変化させ
る方法を採る。
【0051】この方法により、情報シンボルの変調方式
が8値以上の多値変調方式の場合、2値位相変調シンボ
ルを挿入し、通信状況に合わせて前記第2シンボルを挿
入する間隔を変化させることができるので、データ伝送
効率の向上とデータ品質の向上の両立を図ることができ
る。
【0052】本発明のディジタル無線通信方法は、通信
状況に合わせて情報シンボルの変調方式を変化させ、ま
た、情報シンボルの変調方式が8値以上の多値変調方式
の場合、直交位相変調シンボルを挿入し、通信状況に合
わせて前記直交位相変調シンボルを挿入する間隔を変化
させる方法を採る。
【0053】この方法により、情報シンボルの変調方式
が8値以上の多値変調方式の場合、直交位相変調シンボ
ルを挿入し、通信状況に合わせて前記第2シンボルを挿
入する間隔を変化させることができるので、データ伝送
効率の向上とデータ品質の向上の両立を図ることができ
る。
【0054】本発明のディジタル無線通信方法は、信号
空間ダイヤグラムにおいて原点と既知パイロットシンボ
ルの信号点とを結ぶ仮想線上に既知パイロットシンボル
の直前及び直後に各1個の第4シンボルを少なくとも2
個配置し、既知パイロットシンボルを挿入する間隔、前
記第4シンボルの信号点の数および信号点配置、及び、
前記既知パイロットシンボルと前記第4シンボル以外の
情報シンボルの変調方式を通信状況に合わせて変化させ
る方法を採る。
【0055】本発明のディジタル無線通信方法は、通信
状況に合わせて情報シンボルの変調方式を変化させ、変
調方式が8値以上の多値変調の場合、既知パイロットシ
ンボル及び第4シンボルを挿入する方法を採る。
【0056】これらの方法により、データ伝送効率の向
上とデータ品質の向上の両立を図ることができるととも
に、パイロット信号から基準位相および周波数オフセッ
ト量を推定するときに完全にシンボル同期がとれていな
い場合も、パイロットシンボルによる基準位相、周波数
オフセット量の推定精度の劣化を抑えることができる。
そして、検波を行った場合に、搬送波電力対雑音電力比
に基づくビット誤り率特性を向上させることができる。
【0057】
【発明の実施の形態】本発明の骨子は、伝送路の変動や
受信信号レベルといった通信状況に合わせて、既知パイ
ロットシンボル、2値位相(BPSK:Binary Phase S
hift Keying)変調シンボルまたは直交位相(QPS
K:Quadrature Phase Shift Keying)変調シンボルの
挿入間隔および情報シンボルの変調方式を変化させるこ
とである。
【0058】以下、本発明の実施の形態について、添付
図面を参照して詳細に説明する。
【0059】(実施の形態1)実施の形態1では、既知
パイロットシンボルを挿入する間隔及び情報シンボルの
変調方式を通信状況に合わせて変化させるディジタル無
線通信方法について説明する。
【0060】図1は、本実施の形態に係る送信装置の構
成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施
の形態に係る送信装置は、フレーム構成決定部101
と、直交ベースバンド変調部102と、パイロットシン
ボル生成部103と、フレーム構成部104と、LPF
(Low Pass Filter)105、106と、送信無線部1
07と、送信系アンテナ108とから主に構成される。
【0061】フレーム構成決定部101は、フェージン
グによる伝送路の変動の激しさを示す伝送路情報と、受
信信号レベルに基づく送信データの伝送速度を示すデー
タ伝送速度情報とに基づいて通信状況を判断し、既知パ
イロットシンボルの挿入間隔及び送信ディジタル信号の
変調方式を決定する。そして、フレーム構成決定部10
1は、決定した変調方式を示す信号を直交ベースバンド
変調部102に出力し、決定した既知パイロットシンボ
ルの挿入間隔を示す信号をフレーム構成部104に出力
する。なお、フレーム構成決定部101におけるフレー
ム構成の決定方法の詳細は後述する。
【0062】ここで、フェージングによる伝送路の変動
状況は、上り回線と下り回線とで同一の周波数帯域を用
いる場合、図1に示した送信装置が搭載される通信装置
の図示しない受信側において、通信相手から送信された
変調信号の受信レベルを測定し、その測定結果の推移か
ら推定することができる。また、図1に示した送信装置
の通信相手となる受信装置において、通信相手から送信
された変調信号の受信レベルを測定し、その測定結果の
推移に基づいてフェージングによる伝送路の変動状況を
推定することにより、図1に示した送信装置が、フェー
ジングによる伝送路の変動状況を認識することができ
る。
【0063】そして、送信データの伝送速度は、上り回
線と下り回線とで同一の周波数帯域を用いる場合、図1
に示した送信装置が搭載される通信装置の図示しない受
信側において、通信相手から送信された変調信号の受信
レベルを測定し、その測定結果から決定することができ
る。また、図1に示した送信装置の通信相手となる受信
装置において、通信相手から送信された変調信号の受信
レベルを測定し、その測定結果に基づいて送信データの
伝送速度を決定することにより、図1に示した送信装置
が、送信データの伝送速度を認識することができる。
【0064】直交ベースバンド変調部102は、フレー
ム構成決定部101から指示された変調方式で送信ディ
ジタル信号を直交ベースバンド信号に変調し、直交ベー
スバンド信号の同相成分および直交成分をフレーム構成
部104に出力する。
【0065】パイロットシンボル生成部103は、送受
間で既知であるパイロットシンボルを生成し、既知パイ
ロットシンボルの同相成分および直交成分をフレーム構
成部104に出力する。
【0066】フレーム構成部104は、直交ベースバン
ド変調部102の出力信号に、フレーム構成決定部10
1から指示された挿入間隔で、パイロットシンボル生成
部103から出力された既知パイロットシンボルを挿入
して、フレームを構成する。
【0067】LPF105は、フレーム構成部104か
ら出力された同相成分の所定の周波数帯域部分のみを通
過させる。LPF106は、フレーム構成部104から
出力された直交成分の所定の周波数帯域部分のみを通過
させる。
【0068】送信無線部107は、LPF105及びL
PF106の出力信号に対して無線処理を施した後、無
線周波数信号を送信系アンテナ108から電波として送
信する。
【0069】次に、上記図1に示した送信装置のフレー
ム構成決定部101におけるフレーム構成決定方法の一
例を説明する。
【0070】図2は、本実施の形態の送信装置から送信
される信号のフレーム構成の一例を示した図であり、時
間−シンボルの関係を示す。(201)は情報シンボル
の変調方式を16値直交振幅変調(16QAM:16 Qua
drature Amplitude Modulation)とし、既知パイロット
シンボルの間隔をNシンボルとしたときのフレーム構成
である。(202)は情報シンボルの変調方式を16Q
AMとし、既知パイロットシンボルの間隔をMシンボル
としたときのフレーム構成である。(203)は情報シ
ンボルの変調方式を8相位相(8PSK:8 Phase Shif
t Keying)変調とし、既知パイロットシンボルの間隔を
Nシンボルとしたときのフレーム構成である。(20
4)は情報シンボルの変調方式を8PSK変調とし、既
知パイロットシンボルの間隔をMシンボルとしたときの
フレーム構成である。このときN<Mとする。
【0071】フレーム構成決定部101は、伝送路情報
および要求データ伝送速度情報に基づいて、最適のフレ
ーム構成を図2の(201)(202)(203)(2
04)のいずれか1つを選択する。
【0072】例えば、フレーム構成決定部101は、高
速フェージングの場合、受信側でのデータ伝送効率を犠
牲にし、データ復調の誤り率の劣化を防いでデータの品
質を維持するために既知パイロットシンボルの挿入間隔
を狭くするように図2の(201)または(203)の
どちらかのフレーム構成を選択する。一方、フレーム構
成決定部101は、低速フェージングの場合、データ伝
送効率の向上を図るために既知パイロットシンボルの挿
入間隔を広くするように図2の(202)または(20
4)のどちらかのフレーム構成を選択する。
【0073】また、フレーム構成決定部101は、受信
信号レベルが大きい場合、受信側でのデータ伝送効率を
優先し、情報シンボルの変調方式として16QAMとし
た図2の(201)または(202)のどちらかのフレ
ーム構成を選択する。一方、フレーム構成決定部101
は、受信信号レベルが小さい場合、受信側でのデータ伝
送効率を犠牲にして誤り耐性を強くすることを優先し、
情報シンボルの変調方式として8PSKとした図2の
(203)または(204)のどちらかのフレーム構成
を選択する。
【0074】図3は、同相I−直交Q平面における16
QAM変調方式の信号点配置および既知パイロットシン
ボルの信号点配置を示しており、信号点301は既知パ
イロットシンボルの信号点であり、信号点302は16
QAM変調シンボルの信号点である。図4は、同相I−
直交Q平面における8PSK変調方式の信号点配置およ
び既知パイロットシンボルの信号点配置を示しており、
信号点401は既知パイロットシンボルの信号点であ
り、信号点402は8PSK変調シンボルの信号点であ
る。
【0075】図5は、本実施の形態に係る受信装置の構
成を示すブロック図である。図5に示すように、本実施
の形態に係る受信装置は、受信系アンテナ501と、受
信無線部502と、伝送路歪み推定部503と、検波部
504とから主に構成される。
【0076】受信無線部502は、受信系アンテナ50
1に受信された無線信号を入力とし、所定の無線処理を
行って受信直交ベースバンド信号の同相成分および直交
成分を出力する。
【0077】伝送路歪み推定部503は、直交ベースバ
ンド信号の同相成分及び直交成分を入力とし、上記図3
および図4で示した既知パイロットシンボルの信号を抽
出し、既知パイロットシンボルの受信状態から伝送路歪
み量を推定し、伝送路歪み量を検波部504に出力す
る。
【0078】検波部504は、直交ベースバンド信号の
同相成分および直交成分を入力とし、伝送路歪み量に基
づいて情報シンボルの検波を行い受信ディジタル信号を
出力する。
【0079】このように、伝送路の変動や受信信号レベ
ルといった通信状況に合わせて、既知パイロットシンボ
ルの挿入間隔および情報シンボルの変調方式を変化させ
ることにより、データ伝送効率の向上とデータ品質の向
上の両立を図ることができる。
【0080】なお、本実施の形態では、既知パイロット
シンボルの挿入間隔を2種類で説明したが、本発明はこ
れに限るものではない。また、本実施の形態では、情報
シンボルの変調方式として16QAMと8PSK変調の
2種類で説明したが、本発明はこれに限るものではな
い。
【0081】また、本実施の形態では、図2に示した情
報シンボルと既知パイロットシンボルのみのフレーム構
成で説明したが、送受信機間の時間のタイミングをあわ
せるための同期用シンボルや受信機側で誤りを訂正する
ためのシンボルなどの信号を挿入するフレーム構成も考
えられるので、本発明は情報シンボルと既知パイロット
シンボルのみで構成されるフレーム構成に限るものでは
ない。
【0082】(実施の形態2)実施の形態2では、BP
SK変調シンボルを挿入する間隔及び前記BPSK変調
シンボル以外の情報シンボルの変調方式を通信状況に合
わせて変化させるディジタル無線通信方法について説明
する。
【0083】図6は、本実施の形態に係る送信装置の構
成を示すブロック図である。なお、図6に示す送信装置
において、図1に示した送信装置と共通する構成部分に
は図1と同一符号を付して説明を省略する。
【0084】図6の送信装置は、フレーム構成決定部6
01の作用が図1のフレーム構成決定部101と異な
る。また、図6の送信装置は、図1と比較して、パイロ
ットシンボル生成部103の代りに、BPSKシンボル
変調部602を追加した構成を採る。
【0085】フレーム構成決定部601は、通信状況を
判断し、BPSK変調シンボルの挿入間隔及び送信ディ
ジタル信号の変調方式を決定し、決定した変調方式を示
す信号を直交ベースバンド変調部102に出力し、決定
したBPSK変調シンボルの挿入間隔を示す信号を直交
ベースバンド変調部102、BPSKシンボル変調部6
02及びフレーム構成部104に出力する。
【0086】BPSKシンボル変調部602は、フレー
ム構成決定部601から指示されたタイミングで送信デ
ィジタル信号をBPSK変調し、BPSK変調シンボル
の同相成分および直交成分をフレーム構成部104に出
力する。
【0087】図7は、本実施の形態の送信装置から送信
される信号のフレーム構成の一例を示した図であり、時
間−シンボルの関係を示す。(701)は情報シンボル
の変調方式を16QAMとし、BPSK変調シンボルの
間隔をNシンボルとしたときのフレーム構成である。
(702)は情報シンボルの変調方式を16QAMと
し、BPSK変調シンボルの間隔をMシンボルとしたと
きのフレーム構成である。(703)は情報シンボルの
変調方式を8PSK変調とし、BPSK変調シンボルの
間隔をNシンボルとしたときのフレーム構成である。
(704)は情報シンボルの変調方式を8PSK変調と
し、BPSK変調シンボルの間隔をMシンボルとしたと
きのフレーム構成である。このときN<Mとする。
【0088】フレーム構成決定部601は、伝送路情報
および要求データ伝送速度情報に基づいて、最適のフレ
ーム構成を図7の(701)(702)(703)(7
04)のいずれか1つを選択する。
【0089】例えば、フレーム構成決定部601は、高
速フェージングの場合、受信側でのデータ伝送効率を犠
牲にし、データ復調の誤り率の劣化を防いでデータの品
質を維持するためにBPSK変調シンボルの挿入間隔を
狭くするように図7の(701)または(703)のど
ちらかのフレーム構成を選択する。一方、フレーム構成
決定部601は、低速フェージングの場合、データ伝送
効率の向上を図るためにBPSK変調シンボルの挿入間
隔を広くするように図7の(702)または(704)
のどちらかのフレーム構成を選択する。
【0090】また、フレーム構成決定部601は、受信
信号レベルが大きい場合、受信側でのデータ伝送効率を
優先し、情報シンボルの変調方式として16QAMとし
た図7の(701)または(702)のどちらかのフレ
ーム構成を選択する。一方、フレーム構成決定部601
は、受信信号レベルが小さい場合、受信側でのデータ伝
送効率を犠牲にして誤り耐性を強くすることを優先し、
情報シンボルの変調方式として8PSKとした図7の
(703)または(704)のどちらかのフレーム構成
を選択する。
【0091】図8は、同相I−直交Q平面における16
QAM変調方式の信号点配置およびBPSK変調シンボ
ルの信号点配置を示しており、信号点801はBPSK
変調シンボル、信号点802は16QAM変調シンボル
の信号点の信号点である。図9は、同相I−直交Q平面
における8PSK変調方式の信号点配置およびBPSK
変調シンボルの信号点配置を示しており、信号点901
はBPSK変調シンボルの信号点、信号点902は8P
SK変調シンボルの信号点である。
【0092】図10は、本実施の形態に係る受信装置の
構成を示すブロック図である。なお、図10に示す受信
装置において、図5に示した受信装置と共通する構成部
分には図5と同一符号を付して説明を省略する。
【0093】図10の受信装置は、伝送路歪み推定部1
001の作用が図5の伝送路歪み推定部503と異な
り、検波部1002の作用が図5の検波部504と異な
る。
【0094】伝送路歪み推定部1001は、直交ベース
バンド信号の同相成分及び直交成分を入力とし、上記図
8および図9で示したBPSK変調シンボルの信号を抽
出し、BPSK変調シンボルの受信状態から伝送路歪み
量を推定し、伝送路歪み量を検波部1002に出力す
る。
【0095】検波部1002は、直交ベースバンド信号
の同相成分および直交成分を入力とし、伝送路歪み量に
基づいて情報シンボル及びBPSK変調シンボルの検波
を行い受信ディジタル信号を出力する。
【0096】このように、本実施の形態では、既知パイ
ロットシンボルの代りにBPSK変調シンボルを挿入し
て情報を送ることにより、実施の形態1と比較して伝送
速度を向上することができる。
【0097】なお、本実施の形態では、BPSK変調シ
ンボルの挿入間隔を2種類で説明したが、本発明はこれ
に限るものではない。また、本実施の形態では、情報シ
ンボルの変調方式として16QAMと8PSK変調の2
種類で説明したが、本発明はこれに限るものではない。
【0098】また、本実施の形態では、図7に示した情
報シンボルとBPSK変調シンボルのみのフレーム構成
で説明したが、本発明はこのフレーム構成に限るもので
はない。
【0099】(実施の形態3)実施の形態3では、QP
SK変調シンボルを挿入する間隔及び前記QPSK変調
シンボル以外の情報シンボルの変調方式を通信状況に合
わせて変化させるディジタル無線通信方法について説明
する。
【0100】図11は、本実施の形態に係る送信装置の
構成を示すブロック図である。なお、図11に示す送信
装置において、図1に示した送信装置と共通する構成部
分には図1と同一符号を付して説明を省略する。
【0101】図11の送信装置は、フレーム構成決定部
1101の作用が図1のフレーム構成決定部101と異
なる。また、図11の送信装置は、図1と比較して、パ
イロットシンボル生成部103の代りに、QPSKシン
ボル変調部1102を追加した構成を採る。
【0102】フレーム構成決定部1101は、通信状況
を判断し、QPSK変調シンボルの挿入間隔及び送信デ
ィジタル信号の変調方式を決定し、決定した変調方式を
示す信号を直交ベースバンド変調部102に出力し、決
定したQPSK変調シンボルの挿入間隔を示す信号を直
交ベースバンド変調部102、QPSKシンボル変調部
1102及びフレーム構成部104に出力する。
【0103】QPSKシンボル変調部1102は、フレ
ーム構成決定部1101から指示されたタイミングで送
信ディジタル信号をQPSK変調し、QPSK変調シン
ボルの同相成分および直交成分をフレーム構成部104
に出力する。
【0104】図12は、本実施の形態の送信装置から送
信される信号のフレーム構成の一例を示した図であり、
時間−シンボルの関係を示す。(1201)は情報シン
ボルの変調方式を16QAMとし、QPSK変調シンボ
ルの間隔をNシンボルとしたときのフレーム構成であ
る。(1202)は情報シンボルの変調方式を16QA
Mとし、QPSK変調シンボルの間隔をMシンボルとし
たときのフレーム構成である。(1203)は情報シン
ボルの変調方式を8PSK変調とし、QPSK変調シン
ボルの間隔をNシンボルとしたときのフレーム構成であ
る。(1204)は情報シンボルの変調方式を8PSK
変調とし、QPSK変調シンボルの間隔をMシンボルと
したときのフレーム構成である。このときN<Mとす
る。
【0105】フレーム構成決定部1101は、伝送路情
報および要求データ伝送速度情報に基づいて、最適のフ
レーム構成を図12の(1201)(1202)(12
03)(1204)のいずれか1つを選択する。
【0106】例えば、フレーム構成決定部1101は、
高速フェージングの場合、受信側でのデータ伝送効率を
犠牲にし、データ復調の誤り率の劣化を防いでデータの
品質を維持するためにQPSK変調シンボルの挿入間隔
を狭くするように図12の(1201)または(120
3)のどちらかのフレーム構成を選択する。一方、フレ
ーム構成決定部1101は、低速フェージングの場合、
データ伝送効率の向上を図るためにQPSK変調シンボ
ルの挿入間隔を広くするように図12の(1202)ま
たは(1204)のどちらかのフレーム構成を選択す
る。
【0107】また、フレーム構成決定部1101は、受
信信号レベルが大きい場合、受信側でのデータ伝送効率
を優先し、情報シンボルの変調方式として16QAMと
した図12の(1201)または(1202)のどちら
かのフレーム構成を選択する。一方、フレーム構成決定
部1101は、受信信号レベルが小さい場合、受信側で
のデータ伝送効率を犠牲にして誤り耐性を強くすること
を優先し、情報シンボルの変調方式として8PSKとし
た図12の(1203)または(1204)のどちらか
のフレーム構成を選択する。
【0108】図13は、同相I−直交Q平面における1
6QAM変調方式の信号点配置およびQPSK変調シン
ボルの信号点配置を示しており、信号点1301はQP
SK変調シンボル、信号点1302は16QAM変調シ
ンボルの信号点の信号点である。図14は、同相I−直
交Q平面における8PSK変調方式の信号点配置および
QPSK変調シンボルの信号点配置を示しており、信号
点1401はQPSK変調シンボルの信号点、信号点1
402は8PSK変調シンボルの信号点である。
【0109】図15は、本実施の形態に係る受信装置の
構成を示すブロック図である。なお、図15に示す受信
装置において、図5に示した受信装置と共通する構成部
分には図5と同一符号を付して説明を省略する。
【0110】図15の受信装置は、伝送路歪み推定部1
501の作用が図5の伝送路歪み推定部503と異な
り、検波部1502の作用が図5の検波部504と異な
る。
【0111】伝送路歪み推定部1501は、直交ベース
バンド信号の同相成分及び直交成分を入力とし、上記図
13および図14で示したQPSK変調シンボルの信号
を抽出し、QPSK変調シンボルの受信状態から伝送路
歪み量を推定し、伝送路歪み量を検波部1502に出力
する。
【0112】検波部1502は、直交ベースバンド信号
の同相成分および直交成分を入力とし、伝送路歪み量に
基づいて情報シンボル及びQPSK変調シンボルの検波
を行い受信ディジタル信号を出力する。
【0113】このように、本実施の形態では、既知パイ
ロットシンボルの代りにQPSK変調シンボルを挿入し
て情報を送ることにより、実施の形態1及び実施の形態
2と比較して伝送速度を向上することができる。
【0114】なお、本実施の形態では、QPSK変調シ
ンボルの挿入間隔を2種類で説明したが、本発明はこれ
に限るものではない。また、本実施の形態では、情報シ
ンボルの変調方式として16QAMと8PSK変調の2
種類で説明したが、本発明はこれに限るものではない。
【0115】また、本実施の形態では、図12に示した
情報シンボルとQPSK変調シンボルのみのフレーム構
成で説明したが、本発明はこのフレーム構成に限るもの
ではない。
【0116】(実施の形態4)実施の形態4では、情報
シンボルの変調方式を通信状況に合わせて変化させ、情
報シンボルの変調方式が8値以上である場合に通信状況
に合わせた挿入間隔を切替えて既知パイロットシンボル
を挿入するディジタル無線通信方法について説明する。
【0117】図16は、本実施の形態に係る送信装置の
構成を示すブロック図である。なお、図16に示す送信
装置において、図1に示した送信装置と共通する構成部
分には図1と同一符号を付して説明を省略する。
【0118】図16の送信装置は、フレーム構成決定部
1601の作用が図1のフレーム構成決定部101と異
なる。
【0119】フレーム構成決定部1601は、通信状況
に基づいて送信ディジタル信号の変調方式を決定し、決
定した変調方式を示す信号を直交ベースバンド変調部1
02に出力する。また、フレーム構成決定部1601
は、決定した変調方式が8値以上である場合、通信状況
に基づいてパイロットシンボルの挿入間隔を決定し、決
定したパイロットシンボルの挿入間隔を示す信号をフレ
ーム構成部104に出力する。また、フレーム構成決定
部1601は、決定した変調方式が8値未満である場
合、パイロットシンボルの生成の停止を指示する信号を
パイロットシンボル生成部103に出力する。
【0120】パイロットシンボル生成部103は、送受
間で既知であるパイロットシンボルを生成し、既知パイ
ロットシンボルの同相成分および直交成分をフレーム構
成部104に出力する。ただし、フレーム構成決定部1
601からパイロットシンボルの生成の停止を指示され
た場合、動作を停止する。
【0121】図17は、本実施の形態の送信装置から送
信される信号のフレーム構成の一例を示した図であり、
時間−シンボルの関係を示す。(1701)は情報シン
ボルの変調方式をBPSKとしたときのフレーム構成で
ある。(1702)は情報シンボルの変調方式をQPS
Kとしたときのフレーム構成である。
【0122】図2及び図17に示したフレーム構成にお
いて、耐フェージング速度に対して強いものは、順に
(1701)、(1702)、(203)、(20
1)、(204)、(202)となる。また、誤り率耐
性に強いものは、順に(1701)、(1702)、
(203)、(204)、(201)、(202)とな
る。一方、受信側でのデータ伝送効率が高いものは、順
に、(202)、(201)、(204)、(20
3)、(1702)、(1701)となる。
【0123】フレーム構成決定部1601は、伝送路情
報および要求データ伝送速度情報に基づいて、最適のフ
レーム構成を上記図2の(201)(202)(20
3)(204)あるいは図17(1701)(170
2)のいずれか1つを選択する。
【0124】図18は、同相I−直交Q平面におけるB
PSK変調方式の信号点配置を示しており、信号点18
01はBPSKシンボルの信号点である。図19は、同
相I−直交Q平面におけるQPSK変調方式の信号点配
置を示しており、信号点1901はQPSKシンボルの
信号点である。
【0125】図20は、本実施の形態に係る受信装置の
構成を示すブロック図である。なお、図20に示す受信
装置において、図5に示した受信装置と共通する構成部
分には図5と同一符号を付して説明を省略する。
【0126】図20の受信装置は、伝送路歪み推定部2
001の作用が図5の伝送路歪み推定部503と異な
り、検波部2002の作用が図5の検波部504と異な
る。
【0127】伝送路歪み推定部2001は、直交ベース
バンド信号の同相成分及び直交成分を入力とし、上記図
3および図4で示したパイロットシンボル、図18で示
したBPSK変調シンボル、あるいは、図19で示した
QPSK変調シンボルの受信状態から伝送路歪み量を推
定し、伝送路歪み量を検波部2002に出力する。
【0128】検波部2002は、直交ベースバンド信号
の同相成分および直交成分を入力とし、伝送路歪み量に
基づいて情報シンボルの検波を行い受信ディジタル信号
を出力する。
【0129】このように、伝送路の変動や受信信号レベ
ルといった通信状況に合わせて情報シンボルの変調方式
を変化させ、情報シンボルの変調方式が8値以上の多値
変調方式の場合、既知パイロットシンボルを挿入し、通
信状況に合わせて前記既知パイロットシンボルを挿入す
る間隔を変化させることにより、データ伝送効率の向上
とデータ品質の向上の両立を図ることができる。
【0130】ここで、本実施の形態では、図16の送信
装置においてパイロットシンボル生成部103の代り
に、図6に示したBPSKシンボル変調部602を備え
る構成としてもよい。
【0131】この場合、フレーム構成決定部1601
は、通信状況に基づいて送信ディジタル信号の変調方式
を決定する。例えば、フレーム構成決定部1601は、
最適のフレーム構成を上記図7の(701)(702)
(703)(704)あるいは図17(1701)(1
702)のいずれか1つを選択する。
【0132】そして、フレーム構成決定部1601は、
決定した変調方式を示す信号を直交ベースバンド変調部
102に出力する。また、フレーム構成決定部1601
は、決定した変調方式が8値以上である場合、通信状況
に基づいてBPSK変調シンボルの挿入間隔を決定し、
決定したBPSK変調シンボルの挿入間隔を示す信号を
BPSKシンボル変調部602及びフレーム構成部10
4に出力する。また、フレーム構成決定部1601は、
決定した変調方式が8値未満である場合、BPSK変調
シンボルの生成の停止を指示する信号をBPSKシンボ
ル変調部602に出力する。
【0133】BPSKシンボル変調部602は、フレー
ム構成決定部1601から指示されたタイミングで送信
ディジタル信号をBPSK変調し、BPSK変調シンボ
ルの同相成分および直交成分をフレーム構成部104に
出力する。ただし、フレーム構成決定部1601からB
PSK変調シンボルの生成の停止を指示された場合、動
作を停止する。
【0134】伝送路歪み推定部2001は、直交ベース
バンド信号の同相成分及び直交成分を入力とし、上記図
8および図9で示したBPSK変調シンボル、図18で
示したBPSK変調シンボル、あるいは、図19で示し
たQPSK変調シンボルの受信状態から伝送路歪み量を
推定し、伝送路歪み量を検波部2002に出力する。
【0135】また、本実施の形態では、図16の送信装
置においてパイロットシンボル生成部103の代りに、
図11に示したQPSKシンボル変調部1102を備え
る構成としてもよい。
【0136】この場合、フレーム構成決定部1601
は、通信状況に基づいて送信ディジタル信号の変調方式
を決定する。例えば、フレーム構成決定部1601は、
最適のフレーム構成を上記図12の(1201)(12
02)(1203)(1204)あるいは図17(17
01)(1702)のいずれか1つを選択する。
【0137】そして、フレーム構成決定部1601は、
決定した変調方式を示す信号を直交ベースバンド変調部
102に出力する。また、フレーム構成決定部1601
は、決定した変調方式が8値以上である場合、通信状況
に基づいてQPSK変調シンボルの挿入間隔を決定し、
決定したQPSK変調シンボルの挿入間隔を示す信号を
QPSKシンボル変調部1102及びフレーム構成部1
04に出力する。また、フレーム構成決定部1601
は、決定した変調方式が8値未満である場合、QPSK
変調シンボルの生成の停止を指示する信号をQPSKシ
ンボル変調部1102に出力する。
【0138】QPSKシンボル変調部1102は、フレ
ーム構成決定部1601から指示されたタイミングで送
信ディジタル信号をQPSK変調し、QPSK変調シン
ボルの同相成分および直交成分をフレーム構成部104
に出力する。ただし、フレーム構成決定部1601から
QPSK変調シンボルの生成の停止を指示された場合、
動作を停止する。
【0139】伝送路歪み推定部2001は、直交ベース
バンド信号の同相成分及び直交成分を入力とし、上記図
13および図14で示したQPSK変調シンボル、図1
8で示したBPSK変調シンボル、あるいは、図19で
示したQPSK変調シンボルの受信状態から伝送路歪み
量を推定し、伝送路歪み量を検波部2002に出力す
る。
【0140】なお、本実施の形態では、既知パイロット
シンボルの挿入間隔を2種類で説明したが、本発明はこ
れに限るものではない。また、本実施の形態では、情報
シンボルの8値以上の多値変調方式として16QAMと
8PSK変調の2種類で説明したが、本発明はこれに限
るものではない。
【0141】また、本実施の形態では、図2、図7、図
12及び図17のフレーム構成で説明したが、本発明は
これらのフレーム構成に限るものではない。
【0142】また、本発明における情報シンボルの変調
方式のBPSK変調方式およびQPSK変調方式は、図
18、図19に示した信号点配置に限らず、π/2シフ
トBPSK変調、π/4シフトQPSK変調でもかまわ
ない。
【0143】(実施の形態5)実施の形態5では、既知
パイロットシンボルを挿入する間隔、既知パイロットシ
ンボルの直前直後の各1シンボル(以下、「パイロット
前後シンボル」という)の信号点の数並びに信号点配
置、及び、それらのシンボル以外の情報シンボルの変調
方式を切り替えるディジタル無線通信方法について説明
する。
【0144】図21は、本実施の形態に係る送信装置の
構成を示すブロック図である。なお、図21に示す送信
装置において、図1に示した送信装置と共通する構成部
分には図1と同一符号を付して説明を省略する。
【0145】図21の送信装置は、フレーム構成決定部
2101の作用が図1のフレーム構成決定部101と異
なる。また、図21の送信装置は、図1と比較して、パ
イロット前後シンボル変調部2102を追加した構成を
採る。
【0146】フレーム構成決定部2101は、通信状況
に基づいて既知パイロットシンボルの挿入間隔及び送信
ディジタル信号の変調方式を決定する。この場合、フレ
ーム構成決定部2101は、パイロット前後シンボルと
その他の情報シンボルとで変調方式を異ならせる。
【0147】そして、フレーム構成決定部2101は、
パイロット前後シンボルの変調方式を示す信号をパイロ
ット前後シンボル変調部2102に出力し、その他の情
報シンボルの変調方式を示す信号を直交ベースバンド変
調部102に出力し、決定した既知パイロットシンボル
の挿入間隔を示す信号をパイロット前後シンボル変調部
2102及びフレーム構成部104に出力する。
【0148】パイロット前後シンボル変調部2102
は、フレーム構成決定部2101から指示されたタイミ
ングで送信ディジタル信号を所定の変調方式で変調し、
パイロット前後シンボルの同相成分および直交成分をフ
レーム構成部104に出力する。
【0149】図22は、本実施の形態の送信装置から送
信される信号のフレーム構成の一例を示した図であり、
時間−シンボルの関係を示す。(2201)は情報シン
ボルの変調方式を16QAMとし、既知パイロットシン
ボルの間隔をNシンボルとしたときのフレーム構成であ
る。(2202)は情報シンボルの変調方式を16QA
Mとし、既知パイロットシンボルの間隔をMシンボルと
したときのフレーム構成である。(2203)は情報シ
ンボルの変調方式を8PSK変調とし、既知パイロット
シンボルの間隔をNシンボルとしたときのフレーム構成
である。(2204)は情報シンボルの変調方式を8P
SK変調とし、既知パイロットシンボルの間隔をMシン
ボルとしたときのフレーム構成である。このときN<M
とする。
【0150】信号点2211は情報シンボルの変調方式
が16QAMの場合における既知パイロットシンボルの
直前の1シンボルであり、信号点2212は情報シンボ
ルの変調方式が16QAMの場合における既知パイロッ
トシンボルの直後の1シンボルである。信号点2213
は情報シンボルの変調方式が8PSK変調の場合におけ
る既知パイロットシンボルの直前の1シンボルであり、
信号点2214は情報シンボルの変調方式が8PSK変
調の場合における既知パイロットシンボルの直後の1シ
ンボルである。
【0151】フレーム構成決定部2101は、伝送路情
報および要求データ伝送速度情報に基づいて、最適のフ
レーム構成を図22の(2201)(2202)(22
03)(2204)のいずれか1つを選択する。
【0152】例えば、フレーム構成決定部2101は、
高速フェージングの場合、受信側でのデータ伝送効率を
犠牲にし、データ復調の誤り率の劣化を防いでデータの
品質を維持するために既知パイロットシンボルの挿入間
隔を狭くするように図22の(2201)または(22
03)のどちらかのフレーム構成を選択する。一方、フ
レーム構成決定部2101は、低速フェージングの場
合、データ伝送効率の向上を図るために既知パイロット
シンボルの挿入間隔を広くするように図22の(220
2)または(2204)のどちらかのフレーム構成を選
択する。
【0153】また、フレーム構成決定部2101は、受
信信号レベルが大きい場合、受信側でのデータ伝送効率
を優先し、情報シンボルの変調方式として16QAMと
した図22の(2201)または(2202)のどちら
かのフレーム構成を選択する。一方、フレーム構成決定
部2101は、受信信号レベルが小さい場合、受信側で
のデータ伝送効率を犠牲にして誤り耐性を強くすること
を優先し、情報シンボルの変調方式として8PSKとし
た図22の(2203)または(2204)のどちらか
のフレーム構成を選択する。
【0154】図23は、同相I−直交Q平面における1
6QAM変調方式の信号点配置、既知パイロットシンボ
ルの信号点配置およびパイロット前後シンボルの信号点
配置を示す。信号点2301は既知パイロットシンボル
の信号点であり、信号点2302は16QAM変調シン
ボルの信号点であり、信号点2303はパイロット前後
シンボルの信号点である。
【0155】図24は、同相I−直交Q平面における8
PSK変調方式の信号点配置、既知パイロットシンボル
の信号点配置およびパイロット前後シンボルの信号点配
置を示す。信号点2401、2401−Aおよび240
1−Bは8PSK変調シンボルの信号点であり、240
1−Aは既知パイロットシンボルの信号点であり、24
01−Aおよび2401−Bはパイロット前後シンボル
の信号点であり、直線2402は同相I−直交Q平面に
おいて既知パイロットシンボルの信号点と原点を結んで
できる直線である。
【0156】図25は、本実施の形態に係る受信装置の
構成を示すブロック図である。なお、図25に示す受信
装置において、図5に示した受信装置と共通する構成部
分には図5と同一符号を付して説明を省略する。
【0157】図25の受信装置は、伝送路歪み推定部2
501の作用が図5の伝送路歪み推定部503と異な
り、検波部2502の作用が図5の検波部504と異な
る。
【0158】伝送路歪み推定部2501は、直交ベース
バンド信号の同相成分及び直交成分を入力とし、上記図
23および図24で示した既知パイロットシンボルの信
号を抽出し、既知パイロットシンボルの受信状態から伝
送路歪み量を推定し、伝送路歪み量を検波部2502に
出力する。
【0159】検波部2502は、直交ベースバンド信号
の同相成分および直交成分を入力とし、伝送路歪み量に
基づいてパイロット前後シンボルを含む情報シンボルの
検波を行い受信ディジタル信号を出力する。
【0160】このように、伝送路の変動や受信信号レベ
ルといった通信状況に合わせて、既知パイロットシンボ
ルの挿入間隔及び情報シンボルの変調方式を変化させる
ことで、データ伝送効率の向上とデータ品質の向上の両
立を図ることができる。
【0161】さらに、図23、図24に示すように、パ
イロット前後シンボルの信号点を同相−直交平面におい
て原点と既知パイロットシンボルの信号点を結んででき
る直線上に2個以上配置することにより、図25の受信
装置において、パイロット信号から基準位相および周波
数オフセット量を推定するときに完全にシンボル同期が
とれていない場合も、パイロットシンボルによる基準位
相、周波数オフセット量の推定精度の劣化を抑えること
ができる。これにより、検波部116で検波を行った場
合、搬送波電力対雑音電力比に基づくビット誤り率特性
を向上させることができる。
【0162】ここで、本実施の形態は、上記実施の形態
4と組み合わせることができる。すなわち、図21にお
いて、フレーム構成決定部2101は、決定した変調方
式が8値以上である場合、通信状況に基づいてパイロッ
トシンボルの挿入間隔を決定し、決定したパイロットシ
ンボルの挿入間隔を示す信号をパイロット前後シンボル
変調部2102及びフレーム構成部104に出力する。
また、フレーム構成決定部2101は、決定した変調方
式が8値未満である場合、パイロットシンボルの生成の
停止を指示する信号をパイロット前後シンボル変調部2
102及びパイロットシンボル生成部103に出力す
る。
【0163】パイロットシンボル生成部103は、送受
間で既知であるパイロットシンボルを生成し、既知パイ
ロットシンボルの同相成分および直交成分をフレーム構
成部104に出力する。ただし、フレーム構成決定部2
101からパイロットシンボルの生成の停止を指示され
た場合、動作を停止する。
【0164】パイロット前後シンボル変調部2102
は、フレーム構成決定部2101から指示されたタイミ
ングで送信ディジタル信号をBPSK変調あるいはQP
SK変調し、パイロット前後シンボルの同相成分および
直交成分をフレーム構成部104に出力する。ただし、
フレーム構成決定部2101からパイロットシンボルの
生成の停止を指示された場合、動作を停止する。
【0165】これにより、上記本実施の形態の効果に加
えて、実施の形態4の効果を得ることができる。
【0166】なお、本実施の形態では、情報シンボルの
変調方式として、16QAMと8PSK変調の2種類で
説明したが、本発明はこれに限ったものではない。
【0167】また、本実施の形態では、図22におい
て、情報シンボル、既知パイロットシンボル、パイロッ
ト前後シンボルのみの構成で説明したが、本発明のフレ
ーム構成は情報シンボル、既知パイロットシンボル、パ
イロット前後シンボルのみで構成されるフレーム構成と
限ったものではない。
【0168】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
伝送路の変動や受信信号レベル等の通信状況に合わせ
て、既知パイロットシンボル、BPSK変調シンボルま
たはQPSK変調シンボルの挿入間隔および情報シンボ
ルの変調方式を変化させることにより、データ伝送効率
の向上とデータ品質の向上の両立を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る送信装置の構成を
示すブロック図
【図2】上記実施の形態の送信装置から送信される信号
のフレーム構成の一例を示した図
【図3】同相I−直交Q平面における16QAMおよび
既知パイロットシンボルの信号点の配置図
【図4】同相I−直交Q平面における8PSK変調およ
び既知パイロットシンボルの信号点の配置図
【図5】上記実施の形態に係る受信装置の構成を示すブ
ロック図
【図6】本発明の実施の形態2に係る送信装置の構成を
示すブロック図
【図7】上記実施の形態の送信装置から送信される信号
のフレーム構成の一例を示した図
【図8】同相I−直交Q平面における16QAMおよび
BPSK変調の信号点の配置図
【図9】同相I−直交Q平面における8PSK変調およ
びBPSK変調の信号点の配置図
【図10】上記実施の形態に係る受信装置の構成を示す
ブロック図
【図11】本発明の実施の形態3に係る送信装置の構成
を示すブロック図
【図12】上記実施の形態の送信装置から送信される信
号のフレーム構成の一例を示した図
【図13】同相I−直交Q平面における16QAMおよ
びQPSK変調の信号点の配置図
【図14】同相I−直交Q平面における8PSK変調お
よびQPSK変調の信号点の配置図
【図15】上記実施の形態に係る受信装置の構成を示す
ブロック図
【図16】本発明の実施の形態4に係る送信装置の構成
を示すブロック図
【図17】上記実施の形態の送信装置から送信される信
号のフレーム構成の一例を示した図
【図18】同相I−直交Q平面におけるBPSK変調の
信号点の配置図
【図19】同相I−直交Q平面におけるQPSK変調の
信号点の配置図
【図20】上記実施の形態に係る受信装置の構成を示す
ブロック図
【図21】本発明の実施の形態5に係る送信装置の構成
を示すブロック図
【図22】上記実施の形態の送信装置から送信される信
号のフレーム構成の一例を示した図
【図23】同相I−直交Q平面における16QAM、既
知パイロットシンボルおよびパイロット前後シンボルの
信号点の配置図
【図24】同相I−直交Q平面における8PSK変調、
既知パイロットシンボルおよびパイロット前後シンボル
の信号点の配置図
【図25】上記実施の形態に係る受信装置の構成を示す
ブロック図
【符号の説明】
101、601、1101、1601、2101 フレ
ーム構成決定部 102 直交ベースバンド変調部 103 パイロットシンボル生成部 104 フレーム構成部 502 受信無線部 503、1001、1501、2001 伝送路歪み推
定部 504、1002、1502、2002 検波部 602 BPSKシンボル変調部 1102 QPSKシンボル変調部 2102 パイロット前後シンボル変調部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 折橋 雅之 神奈川県川崎市多摩区東三田3丁目10番1 号 松下技研株式会社内 (72)発明者 松岡 昭彦 神奈川県川崎市多摩区東三田3丁目10番1 号 松下技研株式会社内

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の変調方式で送信ディジタル信号を
    変調して直交ベースバンド信号である第1シンボルを生
    成する第1シンボル生成手段と、第2シンボルを生成す
    る第2シンボル生成手段と、通信状況に基づいて前記第
    2シンボルの挿入間隔を決定するフレーム構成決定手段
    と、このフレーム構成決定手段にて決定された挿入間隔
    で前記第1シンボルに対して前記第2シンボルを挿入し
    てフレームを構成するフレーム構成手段とを具備するこ
    とを特徴とする送信装置。
  2. 【請求項2】 フレーム構成決定手段は、フェージング
    による伝送路の変動が激しいほど第2シンボルの挿入間
    隔を狭くすることを特徴とする請求項1記載の送信装
    置。
  3. 【請求項3】 フレーム構成決定手段は、通信状況に基
    づいて変調方式を決定し、第1シンボル生成手段は、前
    記フレーム構成決定手段にて決定された変調方式で送信
    ディジタル信号を変調して第1シンボルを生成すること
    を特徴とする請求項1又は請求項2記載の送信装置。
  4. 【請求項4】 フレーム構成決定手段は、受信レベルが
    大きいほど多値数が多い変調方式を選択することを特徴
    とする請求項3記載の送信装置。
  5. 【請求項5】 第2シンボル生成手段は、送受間で既知
    であるパイロットシンボルを第2シンボルとして生成す
    ることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに
    記載の送信装置。
  6. 【請求項6】 所定の変調方式で送信ディジタル信号を
    変調して第3シンボルを生成する第3シンボル生成手段
    を具備し、前記第3シンボルをパイロットシンボルの直
    前及び直後に挿入することを特徴とする請求項5記載の
    送信装置。
  7. 【請求項7】 第3シンボル生成手段は、信号空間ダイ
    ヤグラムにおいて原点とパイロットシンボルの信号点と
    を結ぶ仮想線上に少なくとも2個の第3シンボルの信号
    点を配置することを特徴とする請求項6記載の送信装
    置。
  8. 【請求項8】 第2シンボル生成手段は、送信ディジタ
    ル信号を2値位相変調して第2シンボルを生成すること
    を特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の
    送信装置。
  9. 【請求項9】 第2シンボル生成手段は、送信ディジタ
    ル信号を直交位相変調して第2シンボルを生成すること
    を特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の
    送信装置。
  10. 【請求項10】 第2シンボル生成手段は、フレーム構
    成決定手段が選択した変調方式に基づいて第2シンボル
    の生成方法を切替えることを特徴とする請求項3又は請
    求項4記載の送信装置。
  11. 【請求項11】 第2シンボル生成手段は、フレーム構
    成決定手段が8値以上の多値変調方式を選択した場合、
    送受間で既知であるパイロットシンボルを第2シンボル
    として生成することを特徴とする請求項10記載の送信
    装置。
  12. 【請求項12】 所定の変調方式で送信ディジタル信号
    を変調して第3シンボルを生成する第3シンボル生成手
    段を具備し、前記第3シンボルをパイロットシンボルの
    直前及び直後に挿入することを特徴とする請求項11記
    載の送信装置。
  13. 【請求項13】 第3シンボル生成手段は、信号空間ダ
    イヤグラムにおいて原点とパイロットシンボルの信号点
    とを結ぶ仮想線上に少なくとも2個の第3シンボルの信
    号点を配置することを特徴とする請求項12記載の送信
    装置。
  14. 【請求項14】 第2シンボル生成手段は、フレーム構
    成決定手段が8値以上の多値変調方式を選択した場合、
    送信ディジタル信号を2値位相変調して第2シンボルを
    生成することを特徴とする請求項10記載の送信装置。
  15. 【請求項15】 第2シンボル生成手段は、フレーム構
    成決定手段が8値以上の多値変調方式を選択した場合、
    送信ディジタル信号を直交位相変調して第2シンボルを
    生成することを特徴とする請求項10記載の送信装置。
  16. 【請求項16】 第2シンボル生成手段は、フレーム構
    成決定手段が8値未満の変調方式を選択した場合、第2
    シンボルを生成しないことを特徴とする請求項10から
    請求項15のいずれかに記載の送信装置。
  17. 【請求項17】 請求項1から請求項16のいずれかに
    記載の送信装置を搭載することを特徴とする基地局装
    置。
  18. 【請求項18】 請求項1から請求項16のいずれかに
    記載の送信装置を搭載することを特徴とする通信端末装
    置。
  19. 【請求項19】 請求項1から請求項16のいずれかに
    記載の送信装置から送信された信号から第2シンボルを
    抽出し、前記第2シンボルの受信状態から伝送路歪み量
    を推定する伝送路歪み推定手段と、前記伝送路歪み量に
    基づいて、情報シンボルの検波を行い受信ディジタル信
    号を出力する検波手段とを具備することを特徴とする受
    信装置。
  20. 【請求項20】 請求項19記載の受信装置を搭載する
    ことを特徴とする基地局装置。
  21. 【請求項21】 請求項19記載の受信装置を搭載する
    ことを特徴とする通信端末装置。
  22. 【請求項22】 請求項17記載の基地局装置と請求項
    21記載の通信端末装置とでディジタル無線通信を行う
    ことを特徴とする無線通信システム。
  23. 【請求項23】 請求項20記載の基地局装置と請求項
    18記載の通信端末装置とでディジタル無線通信を行う
    ことを特徴とする無線通信システム。
  24. 【請求項24】 通信状況に合わせて既知パイロットシ
    ンボルを挿入する間隔を変化させるとともに前記既知パ
    イロットシンボル以外の情報シンボルの変調方式を変化
    させることを特徴とするディジタル無線通信方法。
  25. 【請求項25】 通信状況に合わせて2値位相変調シン
    ボルを挿入する間隔を通信状況に合わせて変化させると
    ともに前記2値位相変調シンボル以外の情報シンボルの
    変調方式を変化させることを特徴とするディジタル無線
    通信方法。
  26. 【請求項26】 通信状況に合わせて直交位相変調シン
    ボルを挿入する間隔を通信状況に合わせて変化させると
    ともに前記直交位相変調シンボル以外の情報シンボルの
    変調方式を変化させることを特徴とするディジタル無線
    通信方法。
  27. 【請求項27】 通信状況に合わせて情報シンボルの変
    調方式を変化させ、情報シンボルの変調方式が8値以上
    の多値変調方式の場合、既知パイロットシンボルを挿入
    し、通信状況に合わせて前記既知パイロットシンボルを
    挿入する間隔を変化させることを特徴とするディジタル
    無線通信方法。
  28. 【請求項28】 通信状況に合わせて情報シンボルの変
    調方式を変化させ、情報シンボルの変調方式が8値以上
    の多値変調方式の場合、2値位相変調シンボルを挿入
    し、通信状況に合わせて前記2値位相変調シンボルを挿
    入する間隔を変化させることを特徴とするディジタル無
    線通信方法。
  29. 【請求項29】 通信状況に合わせて情報シンボルの変
    調方式を変化させ、また、情報シンボルの変調方式が8
    値以上の多値変調方式の場合、直交位相変調シンボルを
    挿入し、通信状況に合わせて前記直交位相変調シンボル
    を挿入する間隔を変化させることを特徴とするディジタ
    ル無線通信方法。
  30. 【請求項30】 信号空間ダイヤグラムにおいて原点と
    既知パイロットシンボルの信号点とを結ぶ仮想線上に既
    知パイロットシンボルの直前及び直後に各1個の第4シ
    ンボルを少なくとも2個配置し、既知パイロットシンボ
    ルを挿入する間隔、前記第4シンボルの信号点の数およ
    び信号点配置、及び、前記既知パイロットシンボルと前
    記第4シンボル以外の情報シンボルの変調方式を通信状
    況に合わせて変化させることを特徴とするディジタル無
    線通信方法。
  31. 【請求項31】 通信状況に合わせて情報シンボルの変
    調方式を変化させ、変調方式が8値以上の多値変調の場
    合、既知パイロットシンボル及び第4シンボルを挿入す
    ることを特徴とする請求項30記載のディジタル無線通
    信方法。
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