JPH1065645A - 受信装置 - Google Patents
受信装置Info
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- JPH1065645A JPH1065645A JP8239959A JP23995996A JPH1065645A JP H1065645 A JPH1065645 A JP H1065645A JP 8239959 A JP8239959 A JP 8239959A JP 23995996 A JP23995996 A JP 23995996A JP H1065645 A JPH1065645 A JP H1065645A
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
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Landscapes
- Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
- Superheterodyne Receivers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 受信環境によって周波数オフセットの検出性
能が劣化することを防止した受信装置を提供する。 【解決手段】 離散フーリエ変換データ中の周波数オフ
セット検出のための基準シンボルに基づいて入力におけ
る周波数オフセット量を周波数オフセット検出回路７に
て検出し、遅延検波回路６からの検波出力データの位相
差から入力における周波数オフセット量を周波数オフセ
ット検出回路８にて検出する。周波数オフセット検出回
路７による検出周波数オフセット量が周波数オフセット
検出回路８による周波数オフセット検出範囲に入るまで
受信開始時から周波数オフセット検出回路７による検出
周波数オフセット量を切替スイッチ回路１０にて選択
し、その後周波数オフセット検出回路８による検出周波
数オフセット量を切替スイッチ回路１０にて選択し、選
択された検出周波数オフセット量に基づいて電圧制御発
振器９の発振周波数を制御する。
能が劣化することを防止した受信装置を提供する。 【解決手段】 離散フーリエ変換データ中の周波数オフ
セット検出のための基準シンボルに基づいて入力におけ
る周波数オフセット量を周波数オフセット検出回路７に
て検出し、遅延検波回路６からの検波出力データの位相
差から入力における周波数オフセット量を周波数オフセ
ット検出回路８にて検出する。周波数オフセット検出回
路７による検出周波数オフセット量が周波数オフセット
検出回路８による周波数オフセット検出範囲に入るまで
受信開始時から周波数オフセット検出回路７による検出
周波数オフセット量を切替スイッチ回路１０にて選択
し、その後周波数オフセット検出回路８による検出周波
数オフセット量を切替スイッチ回路１０にて選択し、選
択された検出周波数オフセット量に基づいて電圧制御発
振器９の発振周波数を制御する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はデジタルオーディオ
放送信号の受信に用いるることができる受信装置器に関
し、さらに詳細には直交周波数分割多重（以下、ＯＦＤ
Ｍとも記す）変調された信号を復調する復調器を備えた
受信装置に関する。
放送信号の受信に用いるることができる受信装置器に関
し、さらに詳細には直交周波数分割多重（以下、ＯＦＤ
Ｍとも記す）変調された信号を復調する復調器を備えた
受信装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の従来の復調器を用いた受信装置
は図２に示すように、入力端子から入力されたＯＦＤＭ
変調された受信信号が入力端子に供給され、受信信号は
ミキサ１によって周波数変換され、Ａ／Ｄ変換器２によ
りＡ／Ｄ変換される。Ａ／Ｄ変換された受信信号はシリ
アル／パラレル変換器３においてパラレルデータに変換
され、その出力パラレルデータは高速フーリエ変換回路
（以下、ＦＦＴ回路と記す）４に供給する。ＦＦＴ回路
４においては入力されたデータをフーリエ変換して、入
力された時間領域の信号を周波数領域の信号に変換して
出力する。ＦＦＴ回路４からの出力は遅延検波回路６、
周波数オフセット検出回路１７に供給し、遅延検波回路
６では入力された信号を遅延検波して復調データを出力
端子から送出させる。
は図２に示すように、入力端子から入力されたＯＦＤＭ
変調された受信信号が入力端子に供給され、受信信号は
ミキサ１によって周波数変換され、Ａ／Ｄ変換器２によ
りＡ／Ｄ変換される。Ａ／Ｄ変換された受信信号はシリ
アル／パラレル変換器３においてパラレルデータに変換
され、その出力パラレルデータは高速フーリエ変換回路
（以下、ＦＦＴ回路と記す）４に供給する。ＦＦＴ回路
４においては入力されたデータをフーリエ変換して、入
力された時間領域の信号を周波数領域の信号に変換して
出力する。ＦＦＴ回路４からの出力は遅延検波回路６、
周波数オフセット検出回路１７に供給し、遅延検波回路
６では入力された信号を遅延検波して復調データを出力
端子から送出させる。
【０００３】周波数オフセット検出回路１７では入力さ
れた信号中の周波数オフセット検出用の基準シンボルに
基づいて周波数オフセット量を検出し、局部発振器とし
て作用する電圧制御発振器９の発振周波数を検出周波数
オフセット量に基づいて制御して、周波数ずれを補正
し、周波数ずれが補正された電圧制御発振器９からの出
力がミキサ１に供給されて周波数変換される。
れた信号中の周波数オフセット検出用の基準シンボルに
基づいて周波数オフセット量を検出し、局部発振器とし
て作用する電圧制御発振器９の発振周波数を検出周波数
オフセット量に基づいて制御して、周波数ずれを補正
し、周波数ずれが補正された電圧制御発振器９からの出
力がミキサ１に供給されて周波数変換される。
【０００４】しかし、上記した従来の受信装置では、或
る一定時間遅れた受信信号が特定のマルチパス環境にお
いて、周波数オフセット検出誤差が大きくなったりし
て、正常に受信できなくなる場合が生ずるという問題点
があった。
る一定時間遅れた受信信号が特定のマルチパス環境にお
いて、周波数オフセット検出誤差が大きくなったりし
て、正常に受信できなくなる場合が生ずるという問題点
があった。
【０００５】本発明は、受信環境によって周波数オフセ
ットの検出性能が劣化することを防止した受信装置を提
供することを目的とする。
ットの検出性能が劣化することを防止した受信装置を提
供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる受信装置
は、受信信号をＡ／Ｄ変換し、Ａ／Ｄ変換された受信信
号を離散フーリエ変換し、離散フーリエ変換出力データ
を遅延検波する復調器を備えた受信装置において、離散
フーリエ変換データ中の周波数オフセット検出のための
基準シンボルに基づいて復調器の入力における周波数オ
フセット値を検出する第１の周波数オフセット検出手段
と、遅延検波出力データの位相差から復調器の入力にお
ける周波数オフセット値を検出する第２の周波数オフセ
ット検出手段と、第１の周波数オフセット検出手段によ
る検出周波数オフセット値が第２の周波数オフセット検
出手段による周波数オフセット検出範囲に入るまで受信
開始時から第１の周波数オフセット検出手段による検出
周波数オフセット値を選択し、その後第２の周波数オフ
セット検出手段による検出周波数オフセット値を選択す
る選択手段とを備え、選択された検出周波数オフセット
値に基づいて自動周波数制御を行うことを特徴とする。
は、受信信号をＡ／Ｄ変換し、Ａ／Ｄ変換された受信信
号を離散フーリエ変換し、離散フーリエ変換出力データ
を遅延検波する復調器を備えた受信装置において、離散
フーリエ変換データ中の周波数オフセット検出のための
基準シンボルに基づいて復調器の入力における周波数オ
フセット値を検出する第１の周波数オフセット検出手段
と、遅延検波出力データの位相差から復調器の入力にお
ける周波数オフセット値を検出する第２の周波数オフセ
ット検出手段と、第１の周波数オフセット検出手段によ
る検出周波数オフセット値が第２の周波数オフセット検
出手段による周波数オフセット検出範囲に入るまで受信
開始時から第１の周波数オフセット検出手段による検出
周波数オフセット値を選択し、その後第２の周波数オフ
セット検出手段による検出周波数オフセット値を選択す
る選択手段とを備え、選択された検出周波数オフセット
値に基づいて自動周波数制御を行うことを特徴とする。
【０００７】本発明にかかる受信装置によれば、離散フ
ーリエ変換データ中の周波数オフセット検出のための基
準シンボルに基づいて復調器の入力における周波数オフ
セット値が第１の周波数オフセット検出手段により検出
され、遅延検波出力データの位相差から復調器の入力に
おける周波数オフセット値が第２の周波数オフセット検
出手段によって検出される。選択手段によって、第１の
周波数オフセット検出手段による検出周波数オフセット
値が第２の周波数オフセット検出手段による周波数オフ
セット検出範囲に入るまで受信開始時から第１の周波数
オフセット検出手段による検出周波数オフセット値が選
択され、その後第２の周波数オフセット検出手段による
検出周波数オフセット値が選択されて、選択手段によっ
て選択された検出周波数オフセット値に基づいて自動周
波数制御が行われる。
ーリエ変換データ中の周波数オフセット検出のための基
準シンボルに基づいて復調器の入力における周波数オフ
セット値が第１の周波数オフセット検出手段により検出
され、遅延検波出力データの位相差から復調器の入力に
おける周波数オフセット値が第２の周波数オフセット検
出手段によって検出される。選択手段によって、第１の
周波数オフセット検出手段による検出周波数オフセット
値が第２の周波数オフセット検出手段による周波数オフ
セット検出範囲に入るまで受信開始時から第１の周波数
オフセット検出手段による検出周波数オフセット値が選
択され、その後第２の周波数オフセット検出手段による
検出周波数オフセット値が選択されて、選択手段によっ
て選択された検出周波数オフセット値に基づいて自動周
波数制御が行われる。
【０００８】しかるに、第２の周波数オフセット検出手
段による検出周波数オフセット値の検出は遅延検波器の
出力データの位相差から検出されるため、検出周波数オ
フセット値の検出範囲は狭いが、受信環境によって検出
不能となることはない。一方、第１の周波数オフセット
検出手段による検出周波数オフセット値の検出は基準シ
ンボルに基づくため、受信環境によって影響される。そ
こで、選択手段によって、第１の周波数オフセット検出
手段による検出周波数オフセット値が第２の周波数オフ
セット検出手段による周波数オフセット検出範囲に入る
まで受信開始時から第１の周波数オフセット検出手段に
よる検出周波数オフセット値によって自動周波数制御が
行われ、その後第２の周波数オフセット検出手段による
検出周波数オフセット値によって自動周波数制御が行わ
れる結果、受信環境にかかわらず良好な受信が可能とな
る。
段による検出周波数オフセット値の検出は遅延検波器の
出力データの位相差から検出されるため、検出周波数オ
フセット値の検出範囲は狭いが、受信環境によって検出
不能となることはない。一方、第１の周波数オフセット
検出手段による検出周波数オフセット値の検出は基準シ
ンボルに基づくため、受信環境によって影響される。そ
こで、選択手段によって、第１の周波数オフセット検出
手段による検出周波数オフセット値が第２の周波数オフ
セット検出手段による周波数オフセット検出範囲に入る
まで受信開始時から第１の周波数オフセット検出手段に
よる検出周波数オフセット値によって自動周波数制御が
行われ、その後第２の周波数オフセット検出手段による
検出周波数オフセット値によって自動周波数制御が行わ
れる結果、受信環境にかかわらず良好な受信が可能とな
る。
【０００９】選択手段に代わって、第１の周波数オフセ
ット検出手段による検出周波数オフセット値と第２の周
波数オフセット検出手段による周波数オフセット検出値
とを所定比率で合成する合成手段とを備え、合成手段に
よって合成された周波数オフセット値に基づいて自動周
波数制御を行っても同様である。この場合、合成手段に
おける合成比率を誤り訂正手段から得た誤り訂正率に基
づいて変更してもよい。
ット検出手段による検出周波数オフセット値と第２の周
波数オフセット検出手段による周波数オフセット検出値
とを所定比率で合成する合成手段とを備え、合成手段に
よって合成された周波数オフセット値に基づいて自動周
波数制御を行っても同様である。この場合、合成手段に
おける合成比率を誤り訂正手段から得た誤り訂正率に基
づいて変更してもよい。
【００１０】
【発明の実施の形態】本発明にかかる受信装置を実施の
形態によって説明する。図１は本発明の実施の一形態に
かかる受信装置の主要部の構成を示すブロック図であ
る。
形態によって説明する。図１は本発明の実施の一形態に
かかる受信装置の主要部の構成を示すブロック図であ
る。
【００１１】本発明の実施の一形態にかかる受信装置に
おいて、受信信号はミキサ１によって局部発振器として
作用する電圧制御発振器９と協働して周波数変換されて
中間周波信号に変換される。中間周波信号はＡ／Ｄ変換
器２に供給されてデジタル信号に変換される。デジタル
信号に変換された中間周波信号はシリアル／パラレル変
換器３に供給されてパラレルデータに変換され、その出
力パラレルデータはＦＦＴ回路４に供給される。
おいて、受信信号はミキサ１によって局部発振器として
作用する電圧制御発振器９と協働して周波数変換されて
中間周波信号に変換される。中間周波信号はＡ／Ｄ変換
器２に供給されてデジタル信号に変換される。デジタル
信号に変換された中間周波信号はシリアル／パラレル変
換器３に供給されてパラレルデータに変換され、その出
力パラレルデータはＦＦＴ回路４に供給される。
【００１２】ＦＦＴ回路４においては、入力されたパラ
レルデータに対してＦＦＴのポイント数に応じた窓かけ
が行われ、その窓の単位でフーリエ変換され、入力され
た時間領域の信号は周波数領域の信号に変換のうえ出力
される。ＦＦＴ回路４からの出力は遅延検波回路６に供
給されて遅延検波され、遅延検波された復調データは出
力端子から送出される。ＦＦＴ回路４からの出力は周波
数オフセット検出回路７にも送出され、遅延検波された
復調データは周波数オフセット検出回路８にも送出され
る。
レルデータに対してＦＦＴのポイント数に応じた窓かけ
が行われ、その窓の単位でフーリエ変換され、入力され
た時間領域の信号は周波数領域の信号に変換のうえ出力
される。ＦＦＴ回路４からの出力は遅延検波回路６に供
給されて遅延検波され、遅延検波された復調データは出
力端子から送出される。ＦＦＴ回路４からの出力は周波
数オフセット検出回路７にも送出され、遅延検波された
復調データは周波数オフセット検出回路８にも送出され
る。
【００１３】ＦＦＴ回路４からの出力を受けた周波数オ
フセット検出回路７では入力された信号中の周波数オフ
セット検出用の基準シンボルに基づいて周波数オフセッ
ト量が検出される。遅延検波回路６からの復調データを
受けた周波数オフセット検出回路８では入力された復調
データの位相を求めて求められた位相の値と周波数オフ
セットがない状態での位相との差が求められて周波数オ
フセット量が検出される。
フセット検出回路７では入力された信号中の周波数オフ
セット検出用の基準シンボルに基づいて周波数オフセッ
ト量が検出される。遅延検波回路６からの復調データを
受けた周波数オフセット検出回路８では入力された復調
データの位相を求めて求められた位相の値と周波数オフ
セットがない状態での位相との差が求められて周波数オ
フセット量が検出される。
【００１４】周波数オフセット検出回路７によって検出
された周波数オフセット量に基づく信号および周波数オ
フセット検出回路８によって検出された周波数オフセッ
ト量に基づく信号は切替スイッチ回路１０に送出され
る。一方、周波数オフセット検出回路７による検出周波
数オフセット値が周波数オフセット検出回路８による周
波数オフセット検出可能範囲に入るまで周波数オフセッ
ト検出回路７から出力された周波数オフセット量に基づ
く信号を切替スイッチ回路１０にて選択し、周波数オフ
セット検出回路７による検出周波数オフセット値が周波
数オフセット検出回路８による周波数オフセット検出可
能範囲に入ると周波数オフセット検出回路８から出力さ
れた周波数オフセット量に基づく信号を切替スイッチ回
路１０にて選択する切替信号が、周波数オフセット検出
回路７から切替スイッチ回路１０に送出される。
された周波数オフセット量に基づく信号および周波数オ
フセット検出回路８によって検出された周波数オフセッ
ト量に基づく信号は切替スイッチ回路１０に送出され
る。一方、周波数オフセット検出回路７による検出周波
数オフセット値が周波数オフセット検出回路８による周
波数オフセット検出可能範囲に入るまで周波数オフセッ
ト検出回路７から出力された周波数オフセット量に基づ
く信号を切替スイッチ回路１０にて選択し、周波数オフ
セット検出回路７による検出周波数オフセット値が周波
数オフセット検出回路８による周波数オフセット検出可
能範囲に入ると周波数オフセット検出回路８から出力さ
れた周波数オフセット量に基づく信号を切替スイッチ回
路１０にて選択する切替信号が、周波数オフセット検出
回路７から切替スイッチ回路１０に送出される。
【００１５】切替スイッチ回路１０において選択された
検出周波数量に基づく信号は局部発振器として作用する
電圧制御発信器９に供給されて、電圧制御発振器９の発
信周波数を切替スイッチ回路１０から送出された検出周
波数オフセット量に基づいて制御して、周波数ずれが補
正される。この場合に電圧制御発振器９の周波数制御電
圧がアナログ電圧であるときは図示しない変換器によっ
て検出周波数オフセット量に基づく信号がアナログ電圧
に変換されて、電圧制御発振器９に供給される。この結
果、周波数ずれが補正された電圧制御発振器９からの発
振出力はミキサ１に供給して入力された受信信号が周波
数変換されて、自動周波数制御が行われる。
検出周波数量に基づく信号は局部発振器として作用する
電圧制御発信器９に供給されて、電圧制御発振器９の発
信周波数を切替スイッチ回路１０から送出された検出周
波数オフセット量に基づいて制御して、周波数ずれが補
正される。この場合に電圧制御発振器９の周波数制御電
圧がアナログ電圧であるときは図示しない変換器によっ
て検出周波数オフセット量に基づく信号がアナログ電圧
に変換されて、電圧制御発振器９に供給される。この結
果、周波数ずれが補正された電圧制御発振器９からの発
振出力はミキサ１に供給して入力された受信信号が周波
数変換されて、自動周波数制御が行われる。
【００１６】上記のように構成された本発明の実施の一
形態にかかる受信装置における周波数オフセット検出回
路７および周波数オフセット検出回路８における周波数
オフセット量検出について、欧州規格のデジタルオーデ
ィオ放送信号の送信モード１の場合を例に説明する。
形態にかかる受信装置における周波数オフセット検出回
路７および周波数オフセット検出回路８における周波数
オフセット量検出について、欧州規格のデジタルオーデ
ィオ放送信号の送信モード１の場合を例に説明する。
【００１７】先ず、周波数オフセット検出回路７におけ
る周波数オフセット量検出について説明する。デジタル
オーディオ放送信号の場合送られてくる信号中に基準シ
ンボルである位相参照シンボル（ＰＲＳ）が含まれてい
る。このＰＲＳに用いられている１５３６ＱＳＰＫシン
ボルは、３２ＱＰＳＫシンボルが４８ブロックで構成さ
れており、それぞれのブロックは位相シフトとされたＣ
ＡＺＣ（Constanto Amplitude Zero AutoCorrelation)
符号系列を差動符号化した符号系列を用いている。全て
のブロックにおいて使用しているＣＡＺＡＣ符号系列は
同一のもであり、シフトする位相はπ／２毎とされてい
る。
る周波数オフセット量検出について説明する。デジタル
オーディオ放送信号の場合送られてくる信号中に基準シ
ンボルである位相参照シンボル（ＰＲＳ）が含まれてい
る。このＰＲＳに用いられている１５３６ＱＳＰＫシン
ボルは、３２ＱＰＳＫシンボルが４８ブロックで構成さ
れており、それぞれのブロックは位相シフトとされたＣ
ＡＺＣ（Constanto Amplitude Zero AutoCorrelation)
符号系列を差動符号化した符号系列を用いている。全て
のブロックにおいて使用しているＣＡＺＡＣ符号系列は
同一のもであり、シフトする位相はπ／２毎とされてい
る。
【００１８】受信装置の周波数オフセット検出回路７で
は、ＰＲＳのこの性質を用いて周波数オフセット量を検
出する。ＦＦＴ回路４の出力を受けて、ＦＦＴされたＰ
ＲＳをＱＰＳＫシンボル間で遅延検波する。遅延検波さ
れたＱＰＳＫシンボルは周波数オフセットを含む位相シ
フトされたＣＡＺＡＣ符号系列となり、４８のブロック
にわけられる。その後に、ブロック間の干渉を減らすた
めに１ブロック当たり１６ＱＰＳＫシンボルだけを取り
出し、１６×４８のＱＰＳＫシンボルはブロック毎に位
相シフトを行って、全てのブロックが同一のＣＡＺＡＣ
符号系列となるようにし、合成したのち、予め用意した
ＣＡＺＡＣ符号系列と相関を取る。
は、ＰＲＳのこの性質を用いて周波数オフセット量を検
出する。ＦＦＴ回路４の出力を受けて、ＦＦＴされたＰ
ＲＳをＱＰＳＫシンボル間で遅延検波する。遅延検波さ
れたＱＰＳＫシンボルは周波数オフセットを含む位相シ
フトされたＣＡＺＡＣ符号系列となり、４８のブロック
にわけられる。その後に、ブロック間の干渉を減らすた
めに１ブロック当たり１６ＱＰＳＫシンボルだけを取り
出し、１６×４８のＱＰＳＫシンボルはブロック毎に位
相シフトを行って、全てのブロックが同一のＣＡＺＡＣ
符号系列となるようにし、合成したのち、予め用意した
ＣＡＺＡＣ符号系列と相関を取る。
【００１９】ここで、１６ＱＰＳＫシンボルを取り出す
場合にその位置を替えると、キャリア周波数間隔で周波
数をオフセットさせことと同じ効果となり、ＣＡＺＡＣ
符号系列の自己相関ははＭ系列と同様に１シンボル以上
ずれた場合にほとんど相関が無くなる。この性質を利用
して１６ＱＰＳＫシンボルを取り出す位置をシフトしな
がら前記の予め用意したＣＡＺＡＣ符号系列と相関を取
り、相関係数が最大になるシフト量を求めることによっ
て周波数オフセット量を検出する。この検出での分解能
はキャリア周波数間隔であり１ｋＨｚとなる。
場合にその位置を替えると、キャリア周波数間隔で周波
数をオフセットさせことと同じ効果となり、ＣＡＺＡＣ
符号系列の自己相関ははＭ系列と同様に１シンボル以上
ずれた場合にほとんど相関が無くなる。この性質を利用
して１６ＱＰＳＫシンボルを取り出す位置をシフトしな
がら前記の予め用意したＣＡＺＡＣ符号系列と相関を取
り、相関係数が最大になるシフト量を求めることによっ
て周波数オフセット量を検出する。この検出での分解能
はキャリア周波数間隔であり１ｋＨｚとなる。
【００２０】そこで、キャリア周波数間隔以下の分解能
で周波数オフセット量を求めるために次の操作を行う。
相関係数が最大になるシフト量を求めた後に、その点で
の相関係数およびシフト量を±１シンボル変えた点での
相関係数を求める。また２ＱＰＳＫシンボル間での遅延
検波をも行って、同じシフト量の点および１シンボル変
えた点での相関係数を求めて、これの５種類の相関係数
から周波数オフセット量を求める。
で周波数オフセット量を求めるために次の操作を行う。
相関係数が最大になるシフト量を求めた後に、その点で
の相関係数およびシフト量を±１シンボル変えた点での
相関係数を求める。また２ＱＰＳＫシンボル間での遅延
検波をも行って、同じシフト量の点および１シンボル変
えた点での相関係数を求めて、これの５種類の相関係数
から周波数オフセット量を求める。
【００２１】次に、周波数オフセット検出回路８では、
遅延検波回路６における遅延検波後のＱＰＳＫシンボル
の位相から周波数オフセット量を推定する。遅延検波は
各々のＱＰＳＫシンボルにおける１．２４６ｍｓ（ＯＦ
ＤＭシンボル長）当たりの位相差を求めることであるか
ら、周波数がずれている場合、遅延検波回路６からの遅
延検波出力は周波数ずれに応じた位相のオフセットを含
むことになり、位相のオフセット量から周波数オフセッ
ト量が検出される。
遅延検波回路６における遅延検波後のＱＰＳＫシンボル
の位相から周波数オフセット量を推定する。遅延検波は
各々のＱＰＳＫシンボルにおける１．２４６ｍｓ（ＯＦ
ＤＭシンボル長）当たりの位相差を求めることであるか
ら、周波数がずれている場合、遅延検波回路６からの遅
延検波出力は周波数ずれに応じた位相のオフセットを含
むことになり、位相のオフセット量から周波数オフセッ
ト量が検出される。
【００２２】ＯＦＤＭの各キャリアがπ／４−ＱＰＳＫ
変調されている。この場合、遅延検波回路６から出力さ
れるデータの位相は周波数オフセットのない状態では±
４５度、±１３５度の４値になる。周波数オフセットが
ある状態では、周波数オフセット量に応じてデータの位
相ずれが生ずる。しかし、正常にずれを検出できるのは
±４５度の範囲内であり、それ以上ずれた場合には異な
るデータとして検出される。したがって周波数オフセッ
ト検出回路８では周波数オフセット量が狭い範囲内にお
いて検出することができる。
変調されている。この場合、遅延検波回路６から出力さ
れるデータの位相は周波数オフセットのない状態では±
４５度、±１３５度の４値になる。周波数オフセットが
ある状態では、周波数オフセット量に応じてデータの位
相ずれが生ずる。しかし、正常にずれを検出できるのは
±４５度の範囲内であり、それ以上ずれた場合には異な
るデータとして検出される。したがって周波数オフセッ
ト検出回路８では周波数オフセット量が狭い範囲内にお
いて検出することができる。
【００２３】周波数オフセット検出回路７においては、
ＦＦＴされた周波数オフセット検出用の基準シンボルに
基づいて周波数オフセット量が検出されるが、マルチパ
スの状態によってはその検出値に大きな誤差が生ずる。
これに対して、周波数オフセット検出回路８における周
波数オフセットの検出は、狭い範囲の周波数オフセット
量に限られるが、検出可能な範囲内においてはマルチパ
スの状態でデータが再生不可能となるような検出誤差を
持つことはない。
ＦＦＴされた周波数オフセット検出用の基準シンボルに
基づいて周波数オフセット量が検出されるが、マルチパ
スの状態によってはその検出値に大きな誤差が生ずる。
これに対して、周波数オフセット検出回路８における周
波数オフセットの検出は、狭い範囲の周波数オフセット
量に限られるが、検出可能な範囲内においてはマルチパ
スの状態でデータが再生不可能となるような検出誤差を
持つことはない。
【００２４】ここで、受信開始時に周波数オフセット検
出回路７から出力された周波数オフセット量に基づく信
号が周波数オフセット検出回路７からの選択信号によっ
て切替スイッチ回路１０において選択され、周波数オフ
セット検出回路７から出力された周波数オフセット量に
基づく信号によって電圧制御発振器９の発振周波数が制
御される。
出回路７から出力された周波数オフセット量に基づく信
号が周波数オフセット検出回路７からの選択信号によっ
て切替スイッチ回路１０において選択され、周波数オフ
セット検出回路７から出力された周波数オフセット量に
基づく信号によって電圧制御発振器９の発振周波数が制
御される。
【００２５】この間に、周波数オフセット検出回路７か
ら出力された周波数オフセット量が周波数オフセット検
出回路８による周波数オフセット検出可能範囲に入る
と、切替スイッチ回路１０は周波数オフセット検出回路
７からの選択信号によって切替えられ、周波数オフセッ
ト検出回路８から出力された周波数オフセット量に基づ
く信号が選択されて、周波数オフセット検出回路８から
出力された周波数オフセット量に基づく信号によって電
圧制御発振器９の発振周波数が制御される。
ら出力された周波数オフセット量が周波数オフセット検
出回路８による周波数オフセット検出可能範囲に入る
と、切替スイッチ回路１０は周波数オフセット検出回路
７からの選択信号によって切替えられ、周波数オフセッ
ト検出回路８から出力された周波数オフセット量に基づ
く信号が選択されて、周波数オフセット検出回路８から
出力された周波数オフセット量に基づく信号によって電
圧制御発振器９の発振周波数が制御される。
【００２６】この結果、一度、周波数オフセット検出回
路８から出力された周波数オフセット量に基づく信号に
より電圧制御発振器９の発振周波数が制御されて受信周
波数に周波数引込みが行われた後は、マルチパスなどに
よって周波数オフセット量を誤検出することはなくなっ
て、受信環境によって周波数オフセットの検出性能が劣
化することはなく、安定した受信が行えることになる。
路８から出力された周波数オフセット量に基づく信号に
より電圧制御発振器９の発振周波数が制御されて受信周
波数に周波数引込みが行われた後は、マルチパスなどに
よって周波数オフセット量を誤検出することはなくなっ
て、受信環境によって周波数オフセットの検出性能が劣
化することはなく、安定した受信が行えることになる。
【００２７】また、切替スイッチ回路１０に代わって、
周波数オフセット検出回路７から出力された周波数オフ
セット量に基づく信号と周波数オフセット検出回路８か
ら出力された周波数オフセット量に基づく信号とを合成
する合成回路を設け、受信開始時から所定期間のみ、周
波数オフセット検出回路７から出力された周波数オフセ
ット量に基づく信号の合成比率を高くすることによって
電圧制御発振器９の発振周波数を制御してもよい。
周波数オフセット検出回路７から出力された周波数オフ
セット量に基づく信号と周波数オフセット検出回路８か
ら出力された周波数オフセット量に基づく信号とを合成
する合成回路を設け、受信開始時から所定期間のみ、周
波数オフセット検出回路７から出力された周波数オフセ
ット量に基づく信号の合成比率を高くすることによって
電圧制御発振器９の発振周波数を制御してもよい。
【００２８】この場合、合成比率の変更は、周波数オフ
セット検出回路７または８からの出力周波数オフセット
量であっても、誤り訂正回路から得たデータの訂正率で
あってもよい。
セット検出回路７または８からの出力周波数オフセット
量であっても、誤り訂正回路から得たデータの訂正率で
あってもよい。
【００２９】
【発明の効果】以上説明したように本発明にかかる受信
装置によれば、受信環境によって周波数オフセットの検
出性能が悪化することが防止できて、正常な受信が行え
るという効果が得られる。
装置によれば、受信環境によって周波数オフセットの検
出性能が悪化することが防止できて、正常な受信が行え
るという効果が得られる。
【図１】本発明の実施の一形態にかかる受信装置の主要
部の構成を示すブロック図である。
部の構成を示すブロック図である。
【図２】従来の受信装置の主要部の構成を示すブロック
図である。
図である。
【符号の説明】 １ ミキサ ２ Ａ／Ｄ変換器 ３ シリアル／パラレル変換器 ４ ＦＦＴ回路 ５および１５ データシフト回路 ６ 遅延検波回路 ７および８ 周波数オフセット検出回路 ９ 電圧制御発振器 １０ 切替スイッチ回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成９年５月１２日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００１
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はデジタルオーディオ
放送信号等の受信に用いる受信装置に関し、さらに詳細
には直交周波数分割多重（以下、ＯＦＤＭとも記す）変
調された信号を復調する復調器を備えた受信装置に関す
る。
放送信号等の受信に用いる受信装置に関し、さらに詳細
には直交周波数分割多重（以下、ＯＦＤＭとも記す）変
調された信号を復調する復調器を備えた受信装置に関す
る。
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００２
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００２】
【従来の技術】この種の従来の復調器を用いた受信装置
は図２に示すように、ＯＦＤＭ変調された受信信号が入
力端子に供給され、受信信号はミキサ１によって周波数
変換され、Ａ／Ｄ変換器２によりＡ／Ｄ変換される。Ａ
／Ｄ変換された受信信号はシリアル／パラレル変換器３
においてパラレルデータに変換され、その出力パラレル
データは高速フーリエ変換回路（以下、ＦＦＴ回路と記
す）４に供給する。ＦＦＴ回路４においては入力された
データをフーリエ変換して、入力された時間領域の信号
を周波数領域の信号に変換して出力する。ＦＦＴ回路４
からの出力は遅延検波回路６、周波数オフセット検出回
路１７に供給し、遅延検波回路６では入力された信号を
遅延検波して復調データを出力端子から送出させる。
は図２に示すように、ＯＦＤＭ変調された受信信号が入
力端子に供給され、受信信号はミキサ１によって周波数
変換され、Ａ／Ｄ変換器２によりＡ／Ｄ変換される。Ａ
／Ｄ変換された受信信号はシリアル／パラレル変換器３
においてパラレルデータに変換され、その出力パラレル
データは高速フーリエ変換回路（以下、ＦＦＴ回路と記
す）４に供給する。ＦＦＴ回路４においては入力された
データをフーリエ変換して、入力された時間領域の信号
を周波数領域の信号に変換して出力する。ＦＦＴ回路４
からの出力は遅延検波回路６、周波数オフセット検出回
路１７に供給し、遅延検波回路６では入力された信号を
遅延検波して復調データを出力端子から送出させる。
【手続補正３】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００４
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００４】しかし、上記した従来の受信装置では、特
定のマルチパス環境において、周波数オフセット検出誤
差が大きくなったりして、正常に受信できなくなる場合
が生ずるという問題点があった。
定のマルチパス環境において、周波数オフセット検出誤
差が大きくなったりして、正常に受信できなくなる場合
が生ずるという問題点があった。
【手続補正４】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 １ ミキサ ２ Ａ／Ｄ変換器 ３ シリアル／パラレル変換器 ４ ＦＦＴ回路 ６ 遅延検波回路 ７および８ 周波数オフセット検出回路 ９ 電圧制御発振器 １０ 切替スイッチ回路
Claims (3)
- 【請求項１】受信信号をＡ／Ｄ変換し、Ａ／Ｄ変換され
た受信信号を離散フーリエ変換し、離散フーリエ変換出
力データを遅延検波する復調器を備えた受信装置におい
て、離散フーリエ変換データ中の周波数オフセット検出
のための基準シンボルに基づいて復調器の入力における
周波数オフセット値を検出する第１の周波数オフセット
検出手段と、遅延検波出力データの位相差から復調器の
入力における周波数オフセット値を検出する第２の周波
数オフセット検出手段と、第１の周波数オフセット検出
手段による検出周波数オフセット値が第２の周波数オフ
セット検出手段による周波数オフセット検出範囲に入る
まで受信開始時から第１の周波数オフセット検出手段に
よる検出周波数オフセット値を選択し、その後第２の周
波数オフセット検出手段による検出周波数オフセット値
を選択する選択手段とを備え、選択された検出周波数オ
フセット値に基づいて自動周波数制御を行うことを特徴
とする受信装置。 - 【請求項２】受信信号をＡ／Ｄ変換し、Ａ／Ｄ変換され
た受信信号を離散フーリエ変換し、離散フーリエ変換出
力データを遅延検波する復調器を備えた受信装置におい
て、離散フーリエ変換データ中の周波数オフセット検出
のための基準シンボルに基づいて復調器の入力における
周波数オフセット値を検出する第１の周波数オフセット
検出手段と、遅延検波出力データの位相差から復調器の
入力における周波数オフセット値を検出する第２の周波
数オフセット検出手段と、第１の周波数オフセット検出
手段による検出周波数オフセット値と第２の周波数オフ
セット検出手段による周波数オフセット検出値とを所定
比率で合成する合成手段とを備え、合成手段によって合
成された周波数オフセット値に基づいて自動周波数制御
を行うことを特徴とする受信装置。 - 【請求項３】請求項２記載の受信装置において、合成手
段における合成比率を誤り訂正手段から得た誤り訂正率
に基づいて変更することを特徴とする受信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08239959A JP3115239B2 (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | 受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08239959A JP3115239B2 (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | 受信装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1065645A true JPH1065645A (ja) | 1998-03-06 |
| JP3115239B2 JP3115239B2 (ja) | 2000-12-04 |
Family
ID=17052385
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08239959A Expired - Fee Related JP3115239B2 (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | 受信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3115239B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001103114A (ja) * | 1999-07-28 | 2001-04-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 送信装置、受信装置及びディジタル無線通信方法 |
| JPWO2008020609A1 (ja) * | 2006-08-17 | 2010-01-07 | パナソニック株式会社 | 無線送信装置及び無線送信方法 |
| JP2012205121A (ja) * | 2011-03-25 | 2012-10-22 | Toshiba Corp | 周波数オフセット補償装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU3679500A (en) | 1999-04-14 | 2000-11-14 | Nhk Spring Co. Ltd. | Tensioner for providing tension to force transmitting member |
-
1996
- 1996-08-23 JP JP08239959A patent/JP3115239B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001103114A (ja) * | 1999-07-28 | 2001-04-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 送信装置、受信装置及びディジタル無線通信方法 |
| US6993092B1 (en) | 1999-07-28 | 2006-01-31 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Transmission apparatus, reception apparatus and digital radio communication method |
| US7359457B2 (en) | 1999-07-28 | 2008-04-15 | Matsushita Electric Indutrial Co., Ltd. | Transmission apparatus, reception apparatus and digital radio communication method |
| US7545882B2 (en) | 1999-07-28 | 2009-06-09 | Panasonic Corporation | Transmission apparatus, reception apparatus and digital radio communication method |
| US8295399B2 (en) | 1999-07-28 | 2012-10-23 | Panasonic Corporation | Transmission apparatus, reception apparatus and digital radio communication method |
| US9106486B2 (en) | 1999-07-28 | 2015-08-11 | Wi-Fi One, Llc | Transmission apparatus, reception apparatus and digital radio communication method |
| US9525575B2 (en) | 1999-07-28 | 2016-12-20 | Wi-Fi One, Llc | Transmission apparatus, reception apparatus and digital radio communication method |
| US10270631B2 (en) | 1999-07-28 | 2019-04-23 | WiFi One, LLC | Transmission apparatus, reception apparatus and digital radio communication method |
| US10498571B2 (en) | 1999-07-28 | 2019-12-03 | Wi-Fi One, Llc | Transmission apparatus, reception apparatus and digital radio communication method |
| JPWO2008020609A1 (ja) * | 2006-08-17 | 2010-01-07 | パナソニック株式会社 | 無線送信装置及び無線送信方法 |
| JP2012205121A (ja) * | 2011-03-25 | 2012-10-22 | Toshiba Corp | 周波数オフセット補償装置 |
| US8571150B2 (en) | 2011-03-25 | 2013-10-29 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Frequency offset compensation apparatus |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3115239B2 (ja) | 2000-12-04 |
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