JP2001101164A - 文書画像処理装置及び文書画像処理方法 - Google Patents

文書画像処理装置及び文書画像処理方法

Info

Publication number
JP2001101164A
JP2001101164A JP27682799A JP27682799A JP2001101164A JP 2001101164 A JP2001101164 A JP 2001101164A JP 27682799 A JP27682799 A JP 27682799A JP 27682799 A JP27682799 A JP 27682799A JP 2001101164 A JP2001101164 A JP 2001101164A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layout
image
display
unit
display screen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27682799A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Kato
克己 加藤
Yoshiaki Kurosawa
由明 黒沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP27682799A priority Critical patent/JP2001101164A/ja
Publication of JP2001101164A publication Critical patent/JP2001101164A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Document Processing Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、オペレータに、操作が簡単で見易く
使い勝手の良い文書画像インタフェースを提供できる、
文書画像処理装置及び文書画像処理方法を提供すること
を課題とする。 【解決手段】表示画像作成部13は操作データ入力部1
5からのオペレータ指示に従い、レイアウト解析部12
で取得したレイアウト構成要素を用いて、画像入力部で
読み取った原画像を加工し、見易い表示画面を作成し
て、表示部14に表示出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文書画像を入力
し、その内容を表示画面上でオペレータに提示する表示
機能を備えた文書画像処理装置、及び文書画像処理方法
に関する。
【0002】また、本発明は、例えばスキャナ等で読み
取った文書画像を入力し、その内容を表示画面上で編集
可能にオペレータに提示するビューア機能を備えた文書
画像処理装置、及び文書画像処理方法に関する。
【0003】
【従来の技術】スキャナ等で読み取った帳票類の文書画
像をコンピュータ画面中に表示する従来技術を図31を
参照して説明する。図31に於いて、201は表示対象
文書画像であり、202、203、204はそれぞれ表
示すべきテキスト領域である。例えば符号202で示す
テキスト領域を表示する場合、たまたま表示エリアが符
号205で示す位置に設定されると、表示画面(表示ウ
ィンドウ)は符号208で示すようになる。この表示画
面208は、テキスト領域202の右側部分が欠けてい
るので、当該領域の文書を読むにはスクロールバー20
9を用いて一行毎に右にスクロール作業を行なう必要が
ある。
【0004】一方、表示エリアがたまたま符号206で
示す位置に設定されていると表示画面は符号211で示
すようになり、スクロールすることなく、テキスト領域
202の文書を読むことができるが、この場合には、表
示画面211に、読み取りに必要のないテキスト領域2
03の一部分が混入していることや、また文字が小さく
なって読み難くなる。
【0005】また、表示エリアが符号207で示す位置
に設定されていると、表示画面は符号212のようにな
る。ここにはテキスト領域202の下位行部分が表示エ
リア213に表示されているが、その領域の下に、テキ
スト領域204の上位行部分が表示エリア214に表示
されている。このように表示されると、表示エリア21
3の文と表示エリア214の文が恰も続き文であるかの
ように見えて非常に見難い画面となる。また表示エリア
213の文が何処に繋がるのかも画面からは分かり難く
なり、この場合には全体を見るためにも縮小表示をし
て、全体表示を行ない、レイアウト全体を把握し、次に
続くべきテキスト領域203を確認して後、改めて表示
領域の位置やサイズ変更を行ない、文書を読み進めてい
かなければならない。
【0006】上記したように従来技術では、オペレータ
は表示エリアのサイズや位置変更を手作業で行なわなけ
ればならなくなり、しかもその手続きが複雑で、効率の
良い文書画像の画面での読取り作業が困難であった。
【0007】この種、レイアウト解析技術を用いて文書
画像を加工する文書画像処理技術として、特開昭63−
197266号公報、特開昭63−197267号公
報、特開昭63−293682号公報、特開平2−33
656号公報、特開平3−122773号公報、特開平
5−108793号公報、特開平6−187333号公
報、特開平7−85298号公報等があるが、これらの
技術は、画像上で文書を読むための処理ではなく、文書
を加工する技術であって、これらの技術に於いては、操
作が簡単で見易い文書画像インタフェースをオペレータ
に提供することができない。
【0008】また、OCRの分野ではリジェクト文字
(読み取り不能文字)をコンピュータ画面に表示して修
正作業を支援する仕組みがあるが、これは読み取り結果
中に表示されているリジェクト文字を指示することによ
り対応する文字画像を原画像から切り出すか、または文
字認識装置内に記憶されている文字パターンデータを表
示するものであり、この機能を拡張しただけでは、やは
り操作が簡単で見易い文書画像インタフェースをオペレ
ータに提供することができない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
では、スキャナ等で読み取った帳票類の文書画像をコン
ピュータ画面中に表示してオペレータに提供する機能を
もつシステムに於いて、読み取りが容易な操作性の良い
画面を表示する機能がなく、オペレータにかかる操作負
担が大きいという問題があった。
【0010】本発明は上記実情に鑑みなされたもので、
オペレータに、操作が簡単で見易く使い勝手の良い文書
画像インタフェースを提供できる、文書画像処理装置及
び文書画像処理方法を提供することを目的とする。
【0011】更に本発明は、より簡単な操作で見易いコ
ンピュータ画面を作成して、表示画面上で編集可能にオ
ペレータに提示するビューア機能を備えた文書画像処理
装置及び文書画像処理方法を提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る文書画像処
理装置は、帳票イメージ等を読み取るスキャナ等の画像
入力部から入力された文書画像のレイアウトを解析し
て、原画像のレイアウト構成要素を取得し、オペレータ
の指示に基づき、当該レイアウト構成要素により原画像
を加工して表示画面を作成し、オペレータに、見易い表
示形態で提示することを特徴とする。
【0013】即ち、本発明は、画像入力部と、前記画像
入力部から入力された文書画像のレイアウトを解析しレ
イアウト構成要素を取得するレイアウト解析部と、前記
レイアウト解析部より得られるレイアウト構成要素の位
置サイズ情報に基づいて、原画像中の表示すべきレイア
ウト構成要素の全部または一部分を取り出し、当該レイ
アウト構成要素に基づいて表示画面を作成する表示画像
作成部と、前記表示画像作成部で作成された表示画面を
表示する表示部と、オペレータの指示を入力する操作デ
ータ入力部とを備えた文書画像処理装置であって、前記
表示画像作成部に、前記オペレータの指示に従い、前記
レイアウト解析結果及び表示画面サイズの情報をもと
に、原画像を表示画面サイズに合わせて加工し表示画面
を作成する処理手段を有してなることを特徴とする。
【0014】上記したように、レイアウト解析結果とし
て得られるレイアウト構成要素の位置サイズ情報に基づ
いて、原画像中の表示すべきレイアウト構成要素の全部
または一部分を取り出し、それに基づいて表示画面を作
成表示し、オペレータの指示に基づいて、レイアウト解
析結果と原画像の一部またはすべてと、表示画面サイズ
の情報とを用いて原画像を加工し表示画面を作成して表
示する機能をもつことにより、見易く使い勝手の良い文
書画像をオペレータに提供できる。
【0015】また、本発明は、画像入力部と、前記画像
入力部から入力された文書画像のレイアウトを解析しレ
イアウト構成要素を取得するレイアウト解析部と、前記
レイアウト解析部より得られるレイアウト構成要素の位
置サイズ情報に基づいて、原画像中の表示すべきレイア
ウト構成要素の全部または一部分を取り出し、当該レイ
アウト構成要素に基づいて表示画面を作成する表示画像
作成部と、前記表示画像作成部で作成された表示画面を
表示する表示部と、オペレータの指示を入力する操作デ
ータ入力部とを備えた文書画像処理装置であって、前記
表示画像作成部に、前記オペレータの指示に従い、前記
レイアウト解析結果及び表示画面サイズの情報をもと
に、原画像内の表示すべき領域を決定し、当該領域に従
い表示画面を作成する処理手段を有してなることを特徴
とする。
【0016】上記したように、レイアウト解析結果とし
て得られるレイアウト構成要素の位置サイズ情報に基づ
いて、原画像中の表示すべきレイアウト構成要素の全部
または一部分を取り出し、それに基づいて表示画面を作
成表示し、オペレータの指示に基づいて、レイアウト解
析結果と原画像の一部またはすべてと表示画面サイズの
情報とを用いて原画像内の表示すべき領域を決定し、そ
の領域に従い表示画面を作成し表示する機能をもつこと
により、見易く使い勝手の良い文書画像をオペレータに
提供できる。
【0017】また、本発明は、画像入力部と、前記画像
入力部から入力された文書画像のレイアウトを解析しレ
イアウト構成要素を取得するレイアウト解析部と、前記
レイアウト解析部より得られるレイアウト構成要素の位
置サイズ情報に基づいて、原画像中の表示すべきレイア
ウト構成要素の全部または一部分を取り出し、当該レイ
アウト構成要素に基づいて表示画面を作成する表示画像
作成部と、前記表示画像作成部で作成された表示画面を
表示する表示部と、オペレータの指示を入力する操作デ
ータ入力部とを備えた文書画像処理装置であって、前記
表示画像作成部に、前記オペレータの指示に従い、前記
レイアウト解析結果及び表示画面サイズの情報をもと
に、原画像を表示画面サイズに合わせて加工し表示画面
を作成する処理手段と、前記オペレータの指示に従い、
前記レイアウト解析結果及び表示画面サイズの情報をも
とに、原画像内の表示すべき領域を決定し、当該領域に
従い表示画面を作成する処理手段とを具備してなること
を特徴とする。
【0018】上記したように、レイアウト解析結果とし
て得られるレイアウト構成要素の位置サイズ情報に基づ
いて、原画像中の表示すべきレイアウト構成要素の全部
または一部分を取り出し、それに基づいて表示画面を作
成表示し、オペレータの指示に基づいて、レイアウト解
析結果と原画像の一部またはすべてを用い、さらに、表
示画面サイズの情報を用いて原画像を加工して表示画像
を作成する手段と、原画像中の表示すべき領域を決定し
その領域に従う表示画像を作成する手段とを備えること
によって、操作が簡単で見易く使い勝手の良い文書画像
をオペレータに提供できる。
【0019】また、本発明に係る文書画像処理装置は、
オペレータの指示を入力する操作データ入力部と、画像
入力部と、前記画像入力部から入力された文書画像のレ
イアウトを解析しレイアウト構成要素を取得するレイア
ウト解析部と、前記操作データ入力部で入力された指示
に従い、前記レイアウト解析部より得られるレイアウト
構成要素に含まれる位置サイズ及び読み順の情報を用い
て、読み順に従い文書構成要素を配置した表示画面を作
成する処理手段を有してなる表示画像作成部と、前記表
示画像作成部で作成された表示画面を表示する表示部と
を具備してなることを特徴とする。
【0020】上記したように、レイアウト解析結果とし
て得られるレイアウト構成要素の位置サイズ情報と位置
サイズ情報と該レイアウト構成要素の読み順とを用い
て、その読み順に従って構成要素を並べて表示画面を作
成し表示する機能を備えることによって、操作が簡単で
見易く使い勝手の良い文書画像をオペレータに提供でき
る。
【0021】また、本発明に係る文書画像処理装置は、
オペレータの指示を入力する操作データ入力部と、画像
入力部と、前記画像入力部から入力された文書画像のレ
イアウトを解析しレイアウト構成要素を取得するレイア
ウト解析部と、前記操作データ入力部で入力された指示
に従い、前記レイアウト解析部より得られるレイアウト
構成要素に含まれる位置サイズ及び読み順の情報を用い
て、表示画面中に表示されているレイアウト構成要素の
次に表示すべきレイアウト構成要素を表示することを指
示するためのマーク、または次に表示すべきレイアウト
構成要素の存在方向を知らせるマークを表示する処理手
段を有してなる表示画像作成部と、前記表示画像作成部
で作成された表示画面を表示する表示部とを具備してな
ることを特徴とする。
【0022】上記したように、レイアウト解析結果とし
て得られるレイアウト構成要素の位置サイズ情報と該レ
イアウト構成要素の読み順を用いて、表示画面中に表示
されているレイアウト構成要素の次に表示すべきレイア
ウト構成要素を表示することを指示するためのマーク
か、またはその存在方向を知らせるマークを表示する機
能を備えることによって、操作が簡単で見易く使い勝手
の良い文書画像をオペレータに提供できる。
【0023】また、本発明に係る文書画像処理装置は、
オペレータの指示を入力する操作データ入力部と、画像
入力部と、前記画像入力部から入力された文書画像のレ
イアウトを解析しレイアウト構成要素を取得するレイア
ウト解析部と、前記操作データ入力部で入力された指示
に従い、前記レイアウト解析部より得られるレイアウト
構成要素に含まれる位置サイズの情報を用いて、レイア
ウト構成要素を分割し、当該分割した構成要素を並べて
表示画面を作成する処理手段を有してなる表示画像作成
部と、前記表示画像作成部で作成された表示画面を表示
する表示部とを具備してなることを特徴とする。
【0024】上記したように、レイアウト解析結果とし
て得られるレイアウト構成要素の位置サイズ情報を用い
て、該レイアウト構成要素を分割し、これを並べて表示
画面を作成して表示する機能を備えることによって、操
作が簡単で見易く使い勝手の良い文書画像をオペレータ
に提供できる。
【0025】また、本発明は、画像入力部と、前記画像
入力部から入力された文書画像のレイアウトを解析しレ
イアウト構成要素を取得するレイアウト解析部と、前記
レイアウト解析部より得られるレイアウト構成要素の位
置サイズ情報に基づいて、原画像中の表示すべきレイア
ウト構成要素の全部または一部分を取り出し、当該レイ
アウト構成要素に基づいて表示画面を作成する表示画像
作成部と、前記表示画像作成部で作成された表示画面を
表示する表示部と、オペレータの指示を入力する操作デ
ータ入力部とを備えた文書画像処理装置であって、前記
表示画像作成部に、前記オペレータの指示に従い、レイ
アウト解析結果と原画像を用いた表示画面を作成し表示
する第1の表示部分と、全体レイアウトを表示する第2
の表示部分とでなり、かつ前記レイアウト構成要素の位
置サイズ情報に基づいて、前記第1の表示部分へ表示画
面を表示し、前記第1の表示部分に表示されている表示
部分の全体の中での位置を示す画像を第2の表示部分に
表示する表示画面を作成する処理手段を有してなること
を特徴とする。
【0026】上記したように、レイアウト解析結果と原
画像を用いた表示画面を作成し表示する第1の表示部
と、全体レイアウトを表示する第2の表示部分とを有
し、レイアウト解析結果として得られるレイアウト構成
要素の位置サイズ情報に基づいて、第1の表示部分へ表
示画面を作成して表示し、また、第1の表示部分に表示
されている表示部分の全体の中での位置を示す画像を作
成し、第2の表示部分に表示する機能を備えることによ
って、操作が簡単で見易く使い勝手の良い文書画像をオ
ペレータに提供できる。
【0027】また、本発明は、前記第1の表示部分へ表
示画面を表示し、前記第1の表示部分に表示されている
表示部分の全体の中での位置を示す画像を第2の表示部
分に表示する表示画面を作成する処理手段を有してなる
文書画像処理装置に於いて、前記第1の表示部分に複数
箇所の表示画像を同時に表示することを特徴とする。
【0028】上記したように、レイアウト解析結果と原
画像を用いた表示画面を作成し表示する第1の表示部
と、全体レイアウトを表示する第2の表示部分とを有
し、レイアウト解析結果として得られるレイアウト構成
要素の位置サイズ情報に基づいて、第1の表示部分へ表
示画面を作成して表示し、また、第1の表示部分に表示
されている表示部分の全体の中での位置を示す画像を作
成し、第2の表示部分に表示する機能、及び第1の表示
部分に複数箇所の表示画像を同時に表示する機能を備え
ることによって、より操作が簡単で見易く使い勝手の良
い文書画像をオペレータに提供できる。
【0029】また、本発明は、画像入力部と、前記画像
入力部から入力された文書画像のレイアウトを解析しレ
イアウト構成要素を取得するレイアウト解析部と、前記
レイアウト解析部より得られるレイアウト構成要素の位
置サイズ情報に基づいて、原画像中の表示すべきレイア
ウト構成要素の全部または一部分を取り出し、当該レイ
アウト構成要素に基づいて表示画面を作成する表示画像
作成部と、前記表示画像作成部で作成された表示画面を
表示する表示部と、オペレータの指示を入力する操作デ
ータ入力部とを備えた文書画像処理装置であって、前記
表示画像作成部に、前記オペレータの指示に従い、表の
罫線の位置情報と表の欄内に記載または印刷された文字
列の位置情報を用いて、原画像から必要な画像を切り出
し、貼り合わせることによって、新たな表画像を作成す
る処理手段を有してなることを特徴とする。
【0030】上記したように、表の罫線の位置情報と表
の欄内に記載または印刷された文字列の位置情報を用い
て、原画像から必要な画像を切り出し貼り合わせること
によって、新たな表画像を作成し表示する機能を備える
ことによって、より簡単な操作で見易いコンピュータ画
面を作成して、表示画面上で編集可能にオペレータに提
示することができる。
【0031】また、本発明は、前記表の罫線の位置情報
と表の欄内に記載または印刷された文字列の位置情報を
用いて、原画像から必要な画像を切り出し貼り合わせる
ことによって、新たな表画像を作成し表示する機能を備
えた文書画像処理装置に於いて、前記表の一部分を繰り
返し用いて新たな表を複数作成し、これらの表を並べた
表示画面を作成する機能を付加したことを特徴とする。
【0032】上記したように、表の罫線の位置情報と表
の欄内に記載または印刷された文字列の位置情報を用い
て、原画像から必要な画像を切り出し貼り合わせること
によって、新たな表画像を作成し表示する機能、及び表
の一部分を繰り返し用いて新たな表を複数作成し、それ
らを並べて表示する機能をもつことにより、より簡単な
操作で見易いコンピュータ画面を作成して、表示画面上
で編集可能にオペレータに提示することができる。
【0033】また、本発明は、前記表の罫線の位置情報
と表の欄内に記載または印刷された文字列の位置情報を
用いて、原画像から必要な画像を切り出し貼り合わせる
ことによって、新たな表画像を作成し表示する機能を備
えた文書画像処理装置に於いて、オペレータの操作によ
り前記表の罫線が指示され移動操作されたとき、移動し
た罫線に対応してそれ以外の表示部分の表示を変更する
処理手段を有して、当該処理手段により新たな表画像を
作成する機能をもつことを特徴とする。
【0034】上記したように、表の罫線の位置情報と表
の欄内に記載または印刷された文字列の位置情報を用い
て、原画像から必要な画像を切り出し貼り合わせること
によって、新たな表画像を作成し表示する機能、表の一
部分を繰り返し用いて新たな表を複数作成し、それらを
並べて表示する機能、及び表の罫線をオペレータが指示
する機能とその罫線を移動させて表示する機能と移動し
た罫線に対応してそれ以外の表示部分の表示を変更する
機能とを有し、これらによって新たな表画像を作成し表
示する処理手段を備えることによって、より簡単な操作
で見易いコンピュータ画面を作成して、表示画面上で編
集可能にオペレータに提示することができる。
【0035】また、本発明に係る文書画像処理装置は、
オペレータの指示を入力する操作データ入力部と、画像
入力部と、前記画像入力部から入力された文書画像のレ
イアウトを解析しレイアウト構成要素を取得するレイア
ウト解析部と、前記操作データ入力部で入力された指示
に従い、前記レイアウト解析部より得られるレイアウト
構成要素中の文字列を文字認識して得られる文字列情報
の中から特定の共通するキーワードによって関連付けら
れる複数のレイアウト構成要素を表示する表示画面を作
成する処理手段を有してなる表示画像作成部と、前記表
示画像作成部で作成された表示画面を表示する表示部と
を具備してなることを特徴とする。
【0036】上記したように、レイアウト解析結果とし
て得られるレイアウト構成要素中の文字列を文字認識し
て得られる文字列情報の中から特定の共通するキーワー
ドによって関連付けられる複数のレイアウト構成要素を
同時に、または関連付けて表示する機能を備えることに
よって、より簡単な操作で見易いコンピュータ画面を作
成して、表示画面上で編集可能にオペレータに提示する
ことができる。
【0037】また、本発明に係る文書画像処理装置は、
オペレータの指示を入力する操作データ入力部と、画像
入力部と、前記画像入力部から入力された文書画像のレ
イアウトを解析しレイアウト構成要素を取得するレイア
ウト解析部と、前記操作データ入力部で入力された指示
に従い、前記レイアウト解析部より得られるレイアウト
構成要素中の特定の構成要素について、対応する原画像
中の部分画像を複数切り出し、これらを纏めて表示画像
リストを作成し、かつオペレータの指示に基づいて前記
表示画像リストから該当する表示画像を得て表示画面を
作成する処理手段を有してなる表示画像作成部と、前記
表示画像作成部で作成された表示画面を表示する表示部
とを具備してなることを特徴とする。
【0038】上記したように、レイアウト解析結果とし
て得られるレイアウト構成要素の中の特定の構成要素に
ついて、その対応する原画像中の部分画像を複数切り出
して、これらをまとめて表示画像リストを作成し、オペ
レータの指示に基づいてその表示画像リストから該当す
る表示画像を得て、表示画面を作成する機能を備えるこ
とによって、より簡単な操作で見易いコンピュータ画面
を作成して、表示画面上で編集可能にオペレータに提示
することができる。
【0039】また、本発明に係る文書画像処理装置は、
オペレータの指示を入力する操作データ入力部と、画像
入力部と、前記画像入力部から入力された文書画像のレ
イアウトを解析しレイアウト構成要素を取得するレイア
ウト解析部と、前記操作データ入力部で入力された指示
に従い、前記レイアウト解析部より得られるレイアウト
構成要素中の特定の構成要素について、対応する原画像
中の部分画像を複数切り出し、所定の変形操作を加え
て、原画像中の該当する位置の部分画像に置き換えて貼
り込み、表示画面を作成する処理手段を有してなる表示
画像作成部と、前記表示画像作成部で作成された表示画
面を表示する表示部とを具備してなることを特徴とす
る。
【0040】上記したように、レイアウト解析結果とし
て得られるレイアウト構成要素の中の特定の構成要素に
ついて、その対応する原画像中の部分画像を複数切り出
して、所定の変形操作を加え、それを原画像中のその位
置の部分画像に置き換えて貼り込み、表示画面を作成す
る機能を備えることによって、より簡単な操作で見易い
コンピュータ画面を作成して、表示画面上で編集可能に
オペレータに提示することができる。
【0041】また、本発明は、画像入力部で読み取った
文書画像のレイアウトを解析しレイアウト構成要素を取
得し、当該レイアウト構成要素の位置サイズ情報に基づ
いて、原画像中の表示すべきレイアウト構成要素の全部
または一部分を取り出し、当該レイアウト構成要素に基
づいて表示画面を作成する文書画像処理方法であって、
オペレータの指示に従い、前記レイアウト解析結果及び
表示画面サイズの情報をもとに、原画像を表示画面サイ
ズに合わせて加工し表示画面を作成することを特徴とす
る。
【0042】上記したように、オペレータの指示に基づ
いて、レイアウト解析結果と原画像の一部またはすべて
と、表示画面サイズの情報とを用いて原画像を加工し表
示画面を作成して表示する機能をもつことにより、見易
く使い勝手の良い文書画像をオペレータに提供できる。
【0043】また、本発明は、画像入力部で読み取った
文書画像のレイアウトを解析しレイアウト構成要素を取
得し、当該レイアウト構成要素の位置サイズ情報に基づ
いて、原画像中の表示すべきレイアウト構成要素の全部
または一部分を取り出し、当該レイアウト構成要素に基
づいて表示画面を作成する文書画像処理方法であって、
オペレータの指示に従い、前記レイアウト解析結果及び
表示画面サイズの情報をもとに、原画像内の表示すべき
領域を決定し、当該領域に従い表示画面を作成すること
を特徴とする。
【0044】上記したように、オペレータの指示に基づ
いて、レイアウト解析結果と原画像の一部またはすべて
と表示画面サイズの情報とを用いて原画像内の表示すべ
き領域を決定し、その領域に従い表示画面を作成し表示
する機能をもつことにより、見易く使い勝手の良い文書
画像をオペレータに提供できる。
【0045】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
形態を説明する。
【0046】先ず、図1に示すブロック図、図2に示す
フローチャート、及び図5、図6に示す表示画面構成例
を参照して全体の基本構成及び動作について説明する。
【0047】図1は本発明の実施形態に於ける装置の構
成を示すブロック図である。
【0048】図中、11は帳票類(P)の文書画像を入
力する、例えばスキャナ等を用いて構成された画像入力
部であり、12は画像入力部11で読み取った文書画像
からレイアウト構成要素を取得するレイアウト解析部で
ある。
【0049】13はレイアウト解析部12より得られる
レイアウト構成要素の位置サイズ情報に基づいて、原画
像中の表示すべきレイアウト構成要素の全部または一部
分を取り出し、当該レイアウト構成要素に基づいて表示
画面を作成する表示画像作成部であり、後述するような
各種の機能を実現する。
【0050】14は表示画像作成部13で作成された表
示画面を表示する表示部であり、15はオペレータの各
種指示を入力する操作データ入力部である。
【0051】上記構成に於いて、画像入力部11から入
力された文書画像はレイアウト解析部12に送られ、そ
のレイアウトが解析されて、レイアウト構成要素が出力
される。レイアウト解析技術とは、文書画像理解分野で
知られている既存の技術である。ここで、レイアウト構
成要素とは、文字の位置サイズ情報、行の位置サイズ情
報、ブロック(複数行からなるパラグラフに相当するも
の)の位置サイズ情報、などの情報の他、写真、図、テ
キストなどの領域の位置サイズ情報、種類などである。
さらに、その領域をさらに細かく、タイトル、著者名、
日付け、ヘッダー、フッターなどの分類情報を含むこと
も可能である。
【0052】尚、上記説明で使った「位置サイズ情報」
の意味は次の通りである。位置とサイズは互いに関係し
ており、例えば、矩形の左端と右端の位置座標の差が横
方向のサイズであるので、その意味で、特に位置とサイ
ズを区別せず、これらの情報を位置サイズ情報と呼んで
いる。
【0053】次に、このレイアウト解析結果のレイアウ
ト構成要素と原画像とを用いて表示画面作成部13によ
り図5及び図6に示すような表示画面を作成する。
【0054】ここでは、図5及び図6に示すように、レ
イアウト解析で得られたブロックを取り出して表示する
ように画面を構成する。例えば、図5に於いて、符号1
21は、入力された原画像の例を示し、そこからレイア
ウト解析の結果、得られるブロックを符号122〜12
4で示している。この複数の文書ブロックをもつ原画像
から、ブロック122を取り出して表示画面を構成した
例を図6に示している。図6に於いて、符号127がそ
の表示画像の例である。ここでは上記ブロック122の
表示画像127のエリアを分かり易く表示するための枠
(枠線)を符号126で示している。
【0055】このようにして構成された表示画面は表示
部14に送られて表示される。
【0056】この表示画面を見てオペレータは操作を行
なう。例えば、図6に符号128で示すスクロールバー
を操作することによって、画面を上下に動かす等の操作
を行なう。この操作情報は操作データ入力部15から入
力され、これを受けて、表示画面作成部13は改めて表
示画面を作成し直して表示を行なうように動作する。
【0057】図2はこの際の一連の処理手順を示すフロ
ーチャートであり、ステップS11から順にステップS
15まで処理が実行されるが、ステップS14の操作デ
ータ入力判別に於いて、操作データ入力の結果が次の画
像に移ることを指示するものであった場合は、ステップ
S11の画像入力ステップに戻り、またステップS15
の操作データ入力判別に於いて、上記操作データ入力の
結果が表示変更の指示で、レイアウトの解析のやり直し
を含むものであれば、ステップS12のレイアウト解析
処理ステップに戻る。一方、上記ステップS15の操作
データ入力判別に於いて、操作データ入力の結果がレイ
アウト解析のやり直しを含まないものであればステップ
S13の表示画面作成処理ステップに戻る。
【0058】ここで、レイアウト解析のやり直しとは、
例えば、レイアウト理解の結果が間違えている場合に、
それを修正するような場合に発生するものである。例え
ば、図31を参照すると、読み取った文書画像中に、2
つのブロック202,203があった場合に、これを纏
めて一つのブロック201としてしまうのは誤りである
が、レイアウト解析部12がこのような結果を出力する
ことがあり得る。このような場合に、オペレータが、例
えば、上記ブロック202をポインタで指示し、かつレ
イアウト解析のやり直しを指示することにより、レイア
ウト解析部12は別の可能性として、分離したブロック
202,203をその新たな解析結果として出力する。
この結果はブロック201が否定されるという情報をレ
イアウト解析部12が利用することによって得られるも
のである。この際、オペレータが明示的に2つに分かれ
るブロックをポインタで指示し、それをレイアウト解析
結果に置き換えるようにすることもできるし、またその
ような指示とレイアウト解析の組み合わせで新たなレイ
アウト解析結果を得ることも可能である。
【0059】図3及び図4は上記図1に示す表示画像作
成部13により実行される図2に示す表示画像作成処理
の具体的な処理例を示すフローチャートであり、ここで
は表示画像作成部13に於いて、操作データ入力部15
のオペレータ操作による指示に従い、レイアウト解析部
12で取得したレイアウト解析結果及び表示画面(表示
画像の表示ウィンドウ)サイズの各情報をもとに、原画
像を表示画面サイズに合わせて加工し表示画面作成処理
と、上記レイアウト解析結果及び表示画面サイズの情報
をもとに、原画像内の表示すべき領域を決定し、当該領
域に従い表示画面を作成する画面作成処理とを実現する
処理例を示している。ここでは横書き文章を対象に、原
画像内の表示すべき領域を決定して当該領域に従う表示
画面を作成する画面作成処理として、行を分割して並べ
替えを行う処理、及び読み順に従う表示画像制御を例に
示している。
【0060】この表示画像作成処理では、表示画面上に
表示する文書ブロックの幅が表示画面(表示ウィンド
ウ)の幅より広いか否かを判断し(図3ステップS2
0)、文書ブロックの幅が表示ウィンドウの幅より広け
れば、文書ブロックの幅が表示ウィンドウの90%にな
るように当該ブロックの表示画像を縮小し(図3ステッ
プS21)、その縮小した文字サイズが閾値より大きけ
れば(図3ステップS22)、縮小画面の作成処理を実
行する(図3ステップS30)。
【0061】ここで、90%という基準は、表示ウィン
ドウ内に文章ブロックを見易く表示するための目安の例
であり、文章を見易く表示することができるならば他の
値であつてもよい。
【0062】また、縮小した文字サイズが閾値以下であ
るときは(図3ステップS22)、表示文字が小さくな
り過ぎるので、行を分割して並べ替えを行い、閾値より
大きな表示文字サイズを確保する(図3ステップS22
〜S26)。
【0063】また、文書ブロックの幅が表示ウィンドウ
の幅以下であるときは(図3ステップS20)、表示さ
れている文章ブロックの幅が表示ウィンドウの幅の90
%に達しているか否かを判定し(図3ステップS2
7)、90%に達していれば、文章ブロックを表示ウィ
ンドウの中央に配置して見易くし(図3ステップS2
9)、表示画像作成処理を終えて次の操作データ入力を
待つ。90%に達していなければ文書ブロックの幅が表
示ウィンドウの幅の90%になるように拡大し、同様に
表示ウィンドウの中央に文章ブロックを配置して(図3
ステップS28)、表示画像作成処理を終える。
【0064】また、表示部14に、表示対象ブロックの
表示画像をもつ表示ウィンドウが表示されている状態
で、文書ブロックの最下行が表示された際は(図4ステ
ップS31)、レイアウト構成要素の読み順から次の文
書ブロックを検索し(図4ステップS32)、当該検索
した文書ブロックを見易く表示するための画像作成処理
を行う(図4ステップS33)。この際の画像作成処理
としては、例えば読み順に従う次の文書ブロックを現在
表示している文書ブロックのスクロール方向に配置し
て、ブロックを跨る文書を連続して読めるようにする処
理、または、次の文書ブロックの開始位置に移動するた
めのマーク、ボタン等を表示する処理等、オペレータ操
作に伴う各事象毎の種々の処理があり、これらの具体的
な処理例については後述する。
【0065】ここで、本発明の実施形態に於ける、より
詳細な文書画像処理例を図5乃至図30を参照して説明
する。尚、以下に示す各実施形態に於ける処理は、上記
図1に示す表示画像作成部13により、図2の表示画面
作成処理(ステップS13)に於いて実行されるもの
で、それらの各処理手順については上記した図3及び図
4のフローチャートを参照することにより容易に理解で
きる程度のものである。
【0066】先ず、図5及び図6を参照して本発明の第
1実施形態による文書画像処理動作を説明する。
【0067】図5及び図6は、オペレータの指示に基づ
き、レイアウト解析結果と表示画面サイズの情報を用い
て原画像を加工し、表示画像を作成する処理の一例を示
している。
【0068】図5は入力画像とそのレイアウト解析結果
を示すもので、符号121が全体画像、符号122〜1
24がレイアウト解析で抽出されたブロックである。読
み順もレイアウト解析で得られているものとして、その
読み順はブロック122、ブロック123、ブロック1
24の順である。この結果から、まず、ブロック122
に相当する原画像の部分を入力画像から切り出し、表示
画面サイズ(表示するウィンドウのサイズ)の情報を用
いて原画像を加工する。この場合は、縮小または拡大を
行なって、図6に符号127で示す表示画像が、表示全
体画面125の中にそのまま収まるように表示する。こ
の際、上記した例のように、横書きの場合には、横の長
さを表示画面に合わせるようにする。具体的には、例え
ば、ブロックの横サイズが表示画面の横サイズの90%
になるように拡大または縮小を行なって、その画像の横
方向の配置を出力画面の横に合わせ、例えば、横方向の
中央にくるように配置する。特に拡大、縮小する必要が
なければ、そのままの状態で表示画面の横に合わせ、例
えば、横方向の中央に配置する(図3に示すフローチャ
ート参照)。
【0069】また、別の処理手段として、特にブロック
の画像の切り出しを行なわず、逆に当該ブロックが画面
に表示すべき領域にそのまま収まるように、すなわち、
中央に当該ブロックがくるように、表示すべき画面を設
定することもできる。この際、拡大表示、縮小表示を行
なってもよい。図6の例の場合には、縦の領域が画面の
外にはみ出すが、そのままの状態でよい。
【0070】ブロック内の文が縦書きの場合は、上記の
場合と同様にブロックの縦の長さを表示画面の縦の長さ
に合わせるようにする。また配置は表示画面の縦に合わ
せ、例えば、縦方向の中央に配置する。
【0071】ブロック内の文が縦書きであるか横書きで
あるかの判定をレイアウト解析結果から得るか、または
新たに判定して、縦横の判定を自動的に行ない、その結
果に基づいて表示方法を決めるように構成することがで
きる。文の縦横判定は既存の技術であるが、最も簡単な
方法は、縦横2つの方向を仮想して実際に文字認識を行
い、その認識結果から縦横の判定を行なうことにより実
現される。また、表示の際に表示画像127の外枠を意
味する枠線126を前記表示画像127に重ね合わせる
ようにして表示画面を構成してもよい。
【0072】図6に於いて、スクロールバー128の操
作に応じて表示画像127をスクロールする。このスク
ロールは1画素ごとにスムーズにずらしてもよいし、ま
たレイアウト解析結果として得られている行単位にずら
してもよい。すなわち、表示エリアを下にずらす場合、
画面の一番下に位置する行の次の行エリア(この行エリ
アはまだ表示されていない)まで表示できるように、そ
の行までを含む画像を次に表示すべき画像として作成し
表示することにより上記スクロールが実現される。
【0073】次に図7参照して本発明の第2実施形態に
よる文書画像処理動作を説明する。
【0074】図7は上記第1実施形態に於けるレイアウ
ト構成要素のうち、更に読み順の情報を用いて表示画像
を作成する処理例を示している。
【0075】図7に於いて、表示エリアが下に下がって
ゆくと、表示ブロック127の下側が空いてしまう。こ
の空き領域に、図7に示すように、次の読み順のブロッ
ク123の表示画像129を表示する。表示画像127
と表示画像129との間に若干のスペースを置いてもよ
いし、レイアウト解析結果として得られるブロック12
2やブロック123の行ピッチに基づいて表示領域12
7、表示領域129の行が連続するように表示してもよ
い。いずれにしてもスクロール時には表示領域127と
表示領域129とが同時にスクロールアップ、ダウンす
るように表示する。このようにして実際の画像では目線
を横方向に移動させて読むべきものをブロックの切れ目
があるにも拘わらず統一的に下へのスクロール操作のみ
で読めるようになる。
【0076】このように、レイアウト構成要素の読み順
を用いて、その読み順に従って構成要素を並べて表示画
面を作成する。この際、読み順はレイアウト解析結果と
して得られる読み順を用いてもよいし、またオペレータ
によって指示された読み順でもよいし、それらを併用し
たものであってもよい。
【0077】この例のように、ブロック内が横書きの時
は縦に並べ、縦書きの時は横に並べる。換言すると、ス
クロール方向に並べる。勿論ここで並べると言っている
ものは、画面外にはスクロールすることによって見るこ
とのできる仮想的なエリアに対して並べるということで
ある。
【0078】次に図8乃至図10参照して本発明の第3
実施形態による文書画像処理動作を説明する。
【0079】図8は上記したレイアウト構成要素の読み
順に従い連携するブロックの表示画像位置を案内するマ
ーク表示を行う処理例を示している。
【0080】図8に於いては、表示画像127の下に原
画像で実際に存在している画像が表示されている、すな
わち、ここではブロック124の表示領域の一部の画像
が表示されている例を示している。これはブロック12
2の下部分が表示全体画面125の上部に収まるよう
に、表示全体画面125の画像全体に相当する原画像の
一部を切り抜いて適切な拡大または縮小を行なって表示
全体画面125の画像全体に表示したものである。この
ように表示することによって原画像の構成を変化させな
いようにしてオペレータに画像を提示できるようにな
る。この場合、読み順が次のブロックへ飛べることをオ
ペレータに明示的に示すように、読み順指示マーク13
1を画面を重ねて表示する。読み順指示マーク131内
の矢印は次のブロックの存在方向を示している。この読
み順指示マーク131をクリックすると、表示は図9に
示すブロック123に対応する表示画像132の表示画
面に切り替わる。
【0081】このように、レイアウト構成要素の読み順
を用いて、表示画面中に表示されているレイアウト構成
要素の次に表示すべきレイアウト構成要素を表示するこ
とを指示するためのマークか、またはその存在方向を知
らせるマーク(読み順指示マーク131)を表示するこ
とによって、オペレータに読み順に従った読み取りを容
易にするガイド機能を実現できる。
【0082】この実施形態において、図8に符号130
で示す表示画像の表示を止めるようにしてもよいし、ま
たは表示形態を変化させるようにしてもよい。すなわ
ち、表示画像130の部分を空白で示してもよいし、ま
た色や濃度を変えたりブロック枠の色や濃度を変えたり
してもよい。
【0083】また、図10に示すように、ブロック12
2の下側に相当する表示画像127の表示より下側には
スクロールできないようにしてもよい。この場合もマー
ク133をクリックすることにより次のブロックの表示
に移る。
【0084】次に図11乃至図14を参照して本発明の
第4実施形態による文書画像処理動作を説明する。
【0085】図11乃至図14は上述したように行を分
割して並び替える処理例を示したもので、図11に於い
て、符号300は原画像とそのレイアウト解析結果であ
る。符号301〜304はそれぞれ抽出された行である
が、この行301〜304の横サイズを表示画面の横サ
イズに合わせると文字が小さくなって読み難くなる。こ
のとき、レイアウト構成要素に含まれる各行内の各文字
の存在位置を用いて各行の中央付近でその行を左右に分
離する。行301は前半部1Aと後半部1Bに分離され
る。同様に、行302は前半部2Aと後半部2B、行3
03は前半部3Aと後半部3B、行304は前半部nA
と後半部nBにそれぞれ分離される。この各行の前半部
(Aの部分)と、後半部(Bの部分)を図12に示すよ
うに交互に並べて、すなわち1A,1B,2A,2B…
…の順に縦に配置して表示する。このように行を分割し
て並べ替えを行うことにより、そのまま行の横サイズと
画面の横サイズを合わせて表示する場合に比べ、ほぼ2
倍の大きさで文字画像を表示することができる。
【0086】このように、レイアウト構成要素を分割
し、これを並べて表示画面を作成して表示することによ
って、読み易い画面を作成することができる。尚、ここ
でも、並べるという処理は、前に並べた場合と同様に、
仮想的なエリアに対して並べるということである。
【0087】また、上記した行の分割表示に於いて、A
の部分とBの部分の色や濃度を変えて表示してもよい
し、それぞれ、または一方の先頭にAまたはBであるこ
とを識別するためのマークをつけるようにしても良い。
また図13に示すようにBの部分を字下げして表示する
ようにしてもよい。もちろんAの部分のみを字下げして
行単位を分かり易くすることも可能である。
【0088】図14に示す例では、もとの(本来の)行
毎に、分割された行をまとめて表示するもので、もとの
第1行目に相当する前後半部1A、1Bと、第2行目に
相当する前後半部2A、2Bとの間に、スペース305
を置いた例である。第3行目以降も同様である。
【0089】ここでは行を2分割する例を説明したが、
それ以外のn分割も同様に可能である。また画面の横サ
イズと表示すべきブロックの横サイズから自動的にこの
分割における分割数nを決定するように構成してもよ
い。
【0090】また、見易さを考慮して、文字の大きさの
最低限の閾値を決め、まず、分割せずに表示画面の横サ
イズに合わせてブロックを表示した場合の文字サイズを
調べて、それが前記の閾値以上であった場合はそのまま
分割せずに表示を行ない、閾値以下であった場合に、さ
らに2分割の処理を行ない、文字の大きさを調べ、それ
が閾値以上であった場合にそれ以上分割せずに表示を行
ない、閾値以下であった場合に、さらに3分割の処理を
行なうというような分割処理を繰り返すことによって適
切な数の分割を自動的に行なうこともできる。このよう
にして行分割を行うことにより、文字を大きくし過ぎる
と分割数が上がって見にくくなり、また分割数を下げる
と文字が小さくなって見難くなるという状況の中間の最
適な見易い設定を自動的に行うことができる。
【0091】上記したような見易さの基準に基づいた分
割処理に於ける、見易さの基準とは上記した閾値と、そ
れを維持した上でなるべく分割数を減らすという考え方
になる。この見易さの基準は、様々なかたちで、本発明
の他の実施形態でも使われている。ここでの分割数は、
もちろんオペレータの指示によって決定するように構成
してもよい。
【0092】次に図15及び図16を参照して本発明の
第5実施形態による文書画像処理動作を説明する。
【0093】この第5実施形態では、図15に示すよう
に、全体レイアウトを表示するウィンドウ400を、拡
大表示している表示画面に加えて表示することを可能に
している。ここで、拡大表示されている部分の、全体レ
イアウトの中での位置を全体レイアウト表示の中で強調
して示すように、全体レイアウトを表示するウィンドウ
400の表示画面を作成する。
【0094】上記ウィンドウ400の中の領域401が
表示画像403に、領域402が表示画像404に対応
しており、ここでは上記各領域401,402をそれぞ
れ斜線を付して示している。
【0095】このように、拡大表示されている部分(ウ
ィンドウに表示された表示画像領域)を他とは色を変え
たり濃度を変えたり、枠で囲むようにして、現在の表示
位置を分かり易く強調表示した全体レイアウト表示ウィ
ンドウ400をユーザ(オペレータ)に提示する。
【0096】この際、当然、スクロールによって表示位
置が変われば、ウィンドウ400内の強調表示も対応し
て変化する。
【0097】上記したような全体レイアウト表示や、強
調表示、または拡大表示するとき等に於いて、それぞれ
必要に応じレイアウト解析結果を用いている。上記した
図15に示す例では、レイアウト表示がレイアウト解析
結果として得られるブロックの位置情報に基づいて作成
されており、また拡大表示やそれに対応したレイアウト
表示上の強調表示もレイアウト解析結果として得られる
ブロックの位置情報に基づいて作成される。
【0098】図16は、上記図15に示す実施形態に関
して、レイアウト表示を大きく取った別の実施形態を示
している。ここでは表示全体画面410に全体レイアウ
トを表示し、ウィンドウ415に、その一部を拡大表示
した例を示している。ブロック411の一部分414が
強調表示され、その対応部分がウィンドウ415に表示
されている。拡大表示部分はスクロールボタン416〜
419によってスクロールする。この実施形態でも全体
レイアウト表示や強調表示、または拡大表示するとき
に、レイアウト解析結果が用いられている。この例では
ブロックの位置情報の他、行の位置情報、文字の位置情
報に基づいて表示画面が作成される。
【0099】図17はレイアウト解析結果を用いた強調
表示の例を示したもので、ここでは表示画面に、ブロッ
ク405,406が表示されている。ブロック405内
の一部分である、文字列407をオペレータが指示する
ことによって、その文字列部分の表示を変化させたもの
である。変化のさせ方としては、色を変える、濃度を変
える、枠で囲む、アンダーラインをつける、暈かして文
字を太くさせる、アフィン変換のような座標変換によっ
て斜字体にする等がある。このままの状態でスクロール
するように画像を表示することによって、目視文書中の
任意の部分にマーキングを施すことができる。このよう
な強調表示もレイアウト解析結果を用いて行なうことに
より、容易に任意の部分にマーキングすることができ
る。例えば、マーキング開始位置や終了位置をレイアウ
ト解析結果として得られている文字位置に基づいた文字
の切れ目に相当する位置に自動的に設定することができ
る。アンダーラインの位置を文字行として抽出されてい
る矩形の下の線に基づいてその作成位置を自動的に決め
ることができる。また囲み枠や塗りつぶしや色変化や濃
度変化についても文字行として得られている矩形に基づ
いて自動的に処理対象領域を設定できるので、オペレー
タの指示のための操作は格段に低減される。この際、レ
イアウト解析結果を用いないと、矩形の位置や開始位
置、終了位置などを正確に入力しなければならないが、
レイアウト解析結果を用いることで、大凡の開始位置と
終了位置の指定だけでマーキングエリアの指定を行なう
ことができる。
【0100】図18は表示ウィンドウに表示された表示
画像にメモ領域を確保した例を示している。まず、オペ
レータにより入力されたメモ記載位置に最も近い行と切
れ目の位置408から縦方向に1行分のメモ記載用の余
白409を取り、その余白409を挟んで、続くべき行
の表示を行なうようにする。操作データ入力部15のキ
ーボード等から入力されるテキストデータをこの余白4
09部分に表示してゆき、その入力が1行を越えるよう
であれば、次々と余白部分を縦に拡大し、それに応じて
408の位置の下に続くべき行の表示を下方へずらして
いく。このようにして随時、メモ書きを挿入することが
できる。これにより、ユーザ(オペレータ)が自身で記
載したメモ書きを見ながら文書を読むことができる。
【0101】また、各文書ブロックの表示画像につい
て、レイアウト構成要素の種類毎に、色や濃度を変えて
表示することもできる。他に、囲み線やアンダーライン
の有無や、それらに色、濃度、線の種類を変えて表示す
ることができる。それ以外に、特定の文字列のみ、上記
と同様に色などを変えて表示することができる。文字の
種類(英字、日本語など)によって色を変えることもで
きる。
【0102】次に図22を参照して上記第5実施形態に
関連する第6実施形態による文書画像処理動作を説明す
る。
【0103】図22に於いて、符号510は表全体を縮
小表示したウィンドウである。この表ウィンドウ510
の中で、オペレータの指示により決められた、拡大表示
すべき2つの列領域511,512を強調表示してい
る。レイアウト解析結果によって罫線位置が分かってい
るので、オペレータによる大凡の列位置指定によって、
自動的に表示エリアを決めることができる。符号513
はその拡大表示ウィンドウであり、当該ウィンドウ内に
於いて符号514が上記列領域511に対応した拡大表
示部分、符号515が上記列領域512に対応した拡大
表示部分である。横の罫線位置や、もともとの縦方向の
座標値がずれないように2つの列画像を並べて表示し、
スクロール時には、その2つの列画像を同時にスクロー
ルする。この際、3箇所以上の列を同時表示してもよ
い。すなわち、ここでは複数箇所の表示画像を同時に関
連付けて表示し、より読み易い表示画面を作成する。
【0104】図23は上記第5実施形態に関連する処理
動作例を示したもので、図23に於いて、符号520は
表の全体レイアウト表示ウィンドウである。このウィン
ドウ520の中で拡大表示すべき欄521が強調表示さ
れ、さらにその強調表示された欄521の内容が拡大表
示ウィンドウ522に拡大表示されている。この拡大表
示指定は罫線位置等のレイアウト解析結果を用いるの
で、全体レイアウト表示の中で、大凡の位置を入力する
だけで、拡大表示領域の自動設定ができる。これに基づ
いて原画像から該当部分を切り出してウィンドウのサイ
ズに合わせて拡大し、拡大表示ウィンドウ522として
表示する。
【0105】次に図19及び図20を参照して本発明の
第7実施形態による文書画像処理動作を説明する。
【0106】図19は入力画像が、表であった場合の例
である。この入力画像をレイアウト解析することによ
り、表中に各罫線の位置情報、また枠の中に記載された
文字列の位置情報が得られる。この情報と原画像から、
新たな表画像を生成する。
【0107】図20はその一例を示したもので、ここで
は、先ず表中の文字列のサイズから表示画面の横のサイ
ズに合わせて各文字列の表示サイズを決める。次に各文
字列に対応する必要な画像を原画像から切り出して、そ
れを上記表示サイズを決めたときの縮尺で縮小または拡
大をして、原画像における配置の位置関係を維持して表
示画面中に並べ、貼り合わせる。次に罫線についても原
画像中の罫線を抜き出し、適切な縮尺による変形を行な
った後に前記表示画面中に重ねて配置する。このような
処理によって、図19に於いて存在した余分な空白部分
をカットした新たな形態の表画像が作成され、表示画面
上に表示される。このような表の新規作成処理により、
原画像を画面に全体表示するには字が小さくなり、また
字を大きくするとスクロールが必要になって、表全体が
見難くなるという問題を回避できる。尚、この実施形態
に於いて、罫線の表示画面中への配置の際に、罫線の原
画像中から罫線画像をとらずに新たに適切な線分を発生
させて表示画面中に表示するようにしてもよい。
【0108】次に図19及び図21を参照して本発明の
第8実施形態による文書画像処理動作を説明する。
【0109】図21は、図19に示す表の各列500〜
503を全て同時に表示してしまうと、画面をはみ出し
てしまうケースである。この場合、レイアウト解析結果
から得られる文字の位置や罫線位置に基づいて、原画像
から必要な部分画像を切り出し、まず、列500,50
1,502を原画像と同じ配置で表示する。次に再び列
500の列画像と列503の各列画像を用いて、上記列
500〜502の画像の下に、新たな表画像を作成す
る。これにより本来、横にはみ出して、スクロールしな
ければならない表画像が、1つの画面上で一覧できるよ
うになる。このように表の一部分を繰り返し用いて新た
な表を複数作成でき、それらを並べて表示することによ
って見易い画面を作成する。尚、この実施形態で、列5
00の部分はレイアウト解析の結果として項目名部分で
あると判定できれば、それを用いて自動的に繰り返し項
目名部分として用いてもよいし、またオペレータの指示
によって繰り返し用いる列部分を決めるようにしてもよ
い。
【0110】次に図24及び図25を参照して本発明の
第9実施形態による文書画像処理例を説明する。
【0111】図24は罫線の位置をずらす操作の例を示
している。オペレータが表示画像中の罫線530を指示
すると、レイアウト解析結果に基づいて、その罫線を強
調表示し、また、オペレータの指示に基づいて、この例
では左右に罫線を動かす。すなわち、これはオペレータ
の指示によって罫線530を移動させて表示する機能で
ある。左に動かした場合には罫線530とそれに続く右
側の画像を左に移動して、図25に示すような表示画面
を作成する。右に移動する場合には、罫線画像、および
それに続く右側の画像を右に移動する。このとき、移動
前に罫線のあった位置から新たに設定された罫線位置ま
でが空白となるが、その位置に対応する原画像があれば
それを戻す。原画像が無い場合には空白のままとする
が、横罫線は延長して移動された部分における横罫線に
接続するようにする。すなわち、罫線を移動させて表示
する機能と移動した罫線に対応してそれ以外の表示部分
の表示を変更する機能によって、新たな表画像を作成し
て表示する。
【0112】次に図26乃至図28を参照して本発明の
第10実施形態による文書画像処理例を説明する。
【0113】図26は図面を含む文書画像の処理例を示
している。図面を含む文書画像651に於いて、ブロッ
ク652の中に「図面X」という文字がある。この実施
形態ではレイアウト解析の後、レイアウト構成要素中の
文字列を文字認識し、文字認識結果として文字列情報を
取得しておく。この文字認識結果を調べて「図面」に関
連したキーワードを拾い出す。一方、図654の下に位
置するキャプション部655の領域についても文字認識
が施され、やはり「図面」に関連したキーワードが拾い
出される。抽出されたキーワード同士を比較し、キャプ
ション部(655がキャプション部であるということも
レイアウト解析結果として得られている)と本文中に同
じ「図面X」というキーワードが発見される。これによ
って本文中のキーワード「図面X」の位置情報と、キャ
プション部655に対応する図領域654(この対応関
係もレイアウト解析結果として得られている)の位置情
報が抽出される。これに基づく表示画面の例を図27及
び図28に示す。
【0114】図27の符号657はブロック652を表
示した表示画像であり、上記抽出されたキーワード「図
面X」の位置情報に基づき、その部分658が強調表示
されている。次に当該部分658の位置がオペレータに
よって指示されたという操作データにより、関連する図
領域654に対応する表示画像659が別のウィンドウ
として表示される。図28の例で原画像の一部が表示さ
れ、スクロールできるようになっている。このようにし
て、本文と図とを同時に画面中で見ることができる。
【0115】これらの実施形態に於いて予めキーワード
を拾い出ださないで処理する構成も可能である。すなわ
ち、オペレータの指示で図27に符号658で示す文字
列画像「図面X」を切り出し、これに対応する文字認識
結果からキーワード「図面X」を得る。この際、予め文
字認識しておかずに、この時点で文字認識できるように
構成してもよい。次に全体の文字認識結果またはキャプ
ションと認識されたエリアに於ける文字認識結果の中か
らキーワード「図面X」を捜す。ここでも、上記と同じ
ように文字認識を予め行わずこの時点で文字認識するよ
うにしてもよい。見付かったエリアからそれに対応する
図を画面に別ウィンドウとして表示する。
【0116】上記実施形態は、要するに、文字列情報の
中から特定の共通するキーワードによって関連付けられ
る複数のレイアウト構成要素を同時に表示するというこ
とである。
【0117】上記処理を画像ベースで行なうこともでき
る。すなわち、入力された文書中からか(または別のソ
ースでもよいが)、検索対象部分画像を決め(これは必
ずしも文字列画像でなくともよい)、これを文書画像中
の一部分とマッチングさせて、一致した部分について、
その位置、またはその位置を含むブロックなど、その位
置に関連して決められるレイアウト構成要素を上記した
部分画像に対応付ける。上記部分画像が文字画像である
場合には、入力文書画像中のマッチング位置を、レイア
ウト解析結果として得られている文字の切れ目の位置に
限定すれば、上記部分画像にマッチする画像の検索が無
駄なく行なえる。
【0118】次に図29を参照して本発明の第11実施
形態による文書画像処理例を説明する。
【0119】図29は図面の全体を処理対象とした例を
示している。ここでは文字列領域がレイアウト解析結果
として得られており、それが原画像に重ねて矩形で表示
されている。オペレータの指示により指示された文字列
エリアに関してその画像を原画像から切り出して拡大
し、別ウィンドウ670に表示する。このようなウィン
ドウ表示により、画面中の小さな文字も簡単な操作で見
易く表示される。このとき、予め文字列に対応する部分
画像を全て切り出して出力画像リストを作成しておくこ
とにより、指示に応じて即時に画像リストから該当する
画像を表示するように構成することができ高速な応答表
示が可能となる。
【0120】この実施形態に於いて、文字エリアが指示
されたときに、別のウィンドウを開いて当該文字列を拡
大表示するのではなく、その指示された位置で、もとの
文字列を消して、あるいはその上に重ねて拡大した文字
列を表示するように構成してもよい。また、この拡大表
示された文字列をもとに戻すには、拡大表示したエリア
に現画像中の画像を切り出して埋め込むようにする。
【0121】上記実施形態は、すなわち、レイアウト解
析結果として得られるレイアウト構成要素の中の特定の
構成要素について、その対応する原画像中の部分画像を
複数切り出して、これらを纏めて表示画像リストを作成
し、オペレータの指示に基づいてその表示画像リストか
ら該当する表示画像を得て、表示画面を作成するもの
で、これにより高速応答表示を可能にしている。この実
施形態は図面に限らず、表等、他の形式の文書について
も適用することができる。
【0122】次に図29及び図30を参照して本発明の
第12実施形態による文書画像処理例を説明する。
【0123】図30は、文字列として抽出されたエリア
について、他のエリアとは異なる縮尺で表示を行う処理
例を示している。
【0124】この図30に示す例では、図29に示す図
面について、その文字列エリアを拡大表示している。こ
れによって図面中の小さな文字も拡大されて読み易くな
る。この実施形態は、レイアウト解析結果として得られ
るレイアウト構成要素の中の特定の構成要素について、
その対応する原画像中の部分画像を切り出して、所定の
変形操作(上記の例ではサイズ変更)を行っているが、
例えば色、濃度、形などを変更する操作やアンダーライ
ン付加や、囲み枠付加などであってもよく、そのような
変形操作を加えて、それを原画像中のその位置の部分画
像に置き換えて貼り込み、表示画面を作成することも可
能である。この実施形態は図面に限らず、表など他の形
式の文書についても適用することができる。
【0125】上記したように、本発明の実施形態によれ
ば、オペレータが文書画像を読み取るときに、読み易い
表示の設定を、レイアウト解析結果である、レイアウト
構成要素の情報に基づいて自動的に設定でき、これによ
り従来技術ではオペレータが行わなければならなかった
複雑な操作を省略できることから、オペレータの操作負
担を著しく軽減することができる。また見易い画面の実
現によって、イメージで表示されている文書類の効率の
良い読み取り作業が可能となる。
【0126】尚、上記した実施形態に於いて、新たに作
成した画像またはその他の文書画像情報を、例えば通信
手段により伝送し、印刷し、または画像蓄積することも
可能である。また、上記実施形態では横書文書を中心に
説明してきたが、縦書に於いても同様に本発明を適用す
ることができる。また、本発明は上記実施形態に限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種
々変形して用いることができる。
【0127】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、操
作が簡単で見易く使い勝手の良い文書画像インタフェー
スを備えた文書画像処理装置及び文書画像処理方法が提
供できる。更に本発明によれば、より簡単な操作で見易
いコンピュータ画面を作成して、表示画面上で編集可能
にオペレータに提示するビューア機能を備えた文書画像
処理装置及び文書画像処理方法が提供できる。
【0128】即ち、本発明によれば、オペレータが文書
画像を読み取るときに、読み易い表示の設定を、レイア
ウト解析結果であるレイアウト構成要素の情報に基づい
て自動的に行うことができ、これによりオペレータの操
作負担を著しく軽減できるとともに、見易い画面の実現
により、イメージで表示されている文書の効率の良い読
み取り作業が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に於ける装置の構成を示すブ
ロック図。
【図2】上記実施形態に於ける処理手順を示すフローチ
ャート。
【図3】上記図2に示す処理手順のうちの表示画面作成
処理の処理手順を示すフローチャート。
【図4】上記図2に示す処理手順のうちの表示画面作成
処理の処理手順を示すフローチャート。
【図5】上記実施形態の動作説明図。
【図6】上記実施形態の動作説明図。
【図7】上記実施形態の動作説明図。
【図8】上記実施形態の動作説明図。
【図9】上記実施形態の動作説明図。
【図10】上記実施形態の動作説明図。
【図11】上記実施形態の動作説明図。
【図12】上記実施形態の動作説明図。
【図13】上記実施形態の動作説明図。
【図14】上記実施形態の動作説明図。
【図15】上記実施形態の動作説明図。
【図16】上記実施形態の動作説明図。
【図17】上記実施形態の動作説明図。
【図18】上記実施形態の動作説明図。
【図19】上記実施形態の動作説明図。
【図20】上記実施形態の動作説明図。
【図21】上記実施形態の動作説明図。
【図22】上記実施形態の動作説明図。
【図23】上記実施形態の動作説明図。
【図24】上記実施形態の動作説明図。
【図25】上記実施形態の動作説明図。
【図26】上記実施形態の動作説明図。
【図27】上記実施形態の動作説明図。
【図28】上記実施形態の動作説明図。
【図29】上記実施形態の動作説明図。
【図30】上記実施形態の動作説明図。
【図31】従来技術を説明するための動作説明図。
【符号の説明】
11…画像入力部 12…レイアウト解析部 13…表示画像作成部 14…表示部 15…操作データ入力部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 5/38 G06F 15/20 564G 15/62 322N G09G 5/36 520L Fターム(参考) 5B009 NC01 NC07 RB21 RB35 5B050 BA06 BA16 CA07 DA06 EA03 EA04 EA12 FA02 FA12 FA14 5C082 AA01 AA27 BA02 BA20 BA27 CA52 CA64 CB06 DA87 MM09

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像入力部と、前記画像入力部から入力
    された文書画像のレイアウトを解析しレイアウト構成要
    素を取得するレイアウト解析部と、前記レイアウト解析
    部より得られるレイアウト構成要素の位置サイズ情報に
    基づいて、原画像中の表示すべきレイアウト構成要素の
    全部または一部分を取り出し、当該レイアウト構成要素
    に基づいて表示画面を作成する表示画像作成部と、前記
    表示画像作成部で作成された表示画面を表示する表示部
    と、オペレータの指示を入力する操作データ入力部とを
    備えた文書画像処理装置であって、前記表示画像作成部
    に、前記オペレータの指示に従い、前記レイアウト解析
    結果及び表示画面サイズの情報をもとに、原画像を表示
    画面サイズに合わせて加工し表示画面を作成する処理手
    段を有してなることを特徴とする文書画像処理装置。
  2. 【請求項2】 画像入力部と、前記画像入力部から入力
    された文書画像のレイアウトを解析しレイアウト構成要
    素を取得するレイアウト解析部と、前記レイアウト解析
    部より得られるレイアウト構成要素の位置サイズ情報に
    基づいて、原画像中の表示すべきレイアウト構成要素の
    全部または一部分を取り出し、当該レイアウト構成要素
    に基づいて表示画面を作成する表示画像作成部と、前記
    表示画像作成部で作成された表示画面を表示する表示部
    と、オペレータの指示を入力する操作データ入力部とを
    備えた文書画像処理装置であって、前記表示画像作成部
    に、前記オペレータの指示に従い、前記レイアウト解析
    結果及び表示画面サイズの情報をもとに、原画像内の表
    示すべき領域を決定し、当該領域に従い表示画面を作成
    する処理手段を有してなることを特徴とする文書画像処
    理装置。
  3. 【請求項3】 画像入力部と、前記画像入力部から入力
    された文書画像のレイアウトを解析しレイアウト構成要
    素を取得するレイアウト解析部と、前記レイアウト解析
    部より得られるレイアウト構成要素の位置サイズ情報に
    基づいて、原画像中の表示すべきレイアウト構成要素の
    全部または一部分を取り出し、当該レイアウト構成要素
    に基づいて表示画面を作成する表示画像作成部と、前記
    表示画像作成部で作成された表示画面を表示する表示部
    と、オペレータの指示を入力する操作データ入力部とを
    備えた文書画像処理装置であって、 前記表示画像作成部に、 前記オペレータの指示に従い、前記レイアウト解析結果
    及び表示画面サイズの情報をもとに、原画像を表示画面
    サイズに合わせて加工し表示画面を作成する処理手段
    と、 前記オペレータの指示に従い、前記レイアウト解析結果
    及び表示画面サイズの情報をもとに、原画像内の表示す
    べき領域を決定し、当該領域に従い表示画面を作成する
    処理手段とを具備してなることを特徴とする文書画像処
    理装置。
  4. 【請求項4】 オペレータの指示を入力する操作データ
    入力部と、 画像入力部と、 前記画像入力部から入力された文書画像のレイアウトを
    解析しレイアウト構成要素を取得するレイアウト解析部
    と、 前記操作データ入力部で入力された指示に従い、前記レ
    イアウト解析部より得られるレイアウト構成要素に含ま
    れる位置サイズ及び読み順の情報を用いて、読み順に従
    い文書構成要素を配置した表示画面を作成する処理手段
    を有してなる表示画像作成部と、 前記表示画像作成部で作成された表示画面を表示する表
    示部とを具備してなることを特徴とする文書画像処理装
    置。
  5. 【請求項5】 オペレータの指示を入力する操作データ
    入力部と、 画像入力部と、 前記画像入力部から入力された文書画像のレイアウトを
    解析しレイアウト構成要素を取得するレイアウト解析部
    と、 前記操作データ入力部で入力された指示に従い、前記レ
    イアウト解析部より得られるレイアウト構成要素に含ま
    れる位置サイズ及び読み順の情報を用いて、表示画面中
    に表示されているレイアウト構成要素の次に表示すべき
    レイアウト構成要素を表示することを指示するためのマ
    ーク、または次に表示すべきレイアウト構成要素の存在
    方向を知らせるマークを表示する処理手段を有してなる
    表示画像作成部と、 前記表示画像作成部で作成された表示画面を表示する表
    示部とを具備してなることを特徴とする文書画像処理装
    置。
  6. 【請求項6】 オペレータの指示を入力する操作データ
    入力部と、 画像入力部と、 前記画像入力部から入力された文書画像のレイアウトを
    解析しレイアウト構成要素を取得するレイアウト解析部
    と、 前記操作データ入力部で入力された指示に従い、前記レ
    イアウト解析部より得られるレイアウト構成要素に含ま
    れる位置サイズの情報を用いて、レイアウト構成要素を
    分割し、当該分割した構成要素を並べて表示画面を作成
    する処理手段を有してなる表示画像作成部と、 前記表示画像作成部で作成された表示画面を表示する表
    示部とを具備してなることを特徴とする文書画像処理装
    置。
  7. 【請求項7】 画像入力部と、前記画像入力部から入力
    された文書画像のレイアウトを解析しレイアウト構成要
    素を取得するレイアウト解析部と、前記レイアウト解析
    部より得られるレイアウト構成要素の位置サイズ情報に
    基づいて、原画像中の表示すべきレイアウト構成要素の
    全部または一部分を取り出し、当該レイアウト構成要素
    に基づいて表示画面を作成する表示画像作成部と、前記
    表示画像作成部で作成された表示画面を表示する表示部
    と、オペレータの指示を入力する操作データ入力部とを
    備えた文書画像処理装置であって、 前記表示画像作成部に、 前記オペレータの指示に従い、レイアウト解析結果と原
    画像を用いた表示画面を作成し表示する第1の表示部分
    と、全体レイアウトを表示する第2の表示部分とでな
    り、かつ前記レイアウト構成要素の位置サイズ情報に基
    づいて、前記第1の表示部分へ表示画面を表示し、前記
    第1の表示部分に表示されている表示部分の全体の中で
    の位置を示す画像を第2の表示部分に表示する表示画面
    を作成する処理手段を有してなることを特徴とする文書
    画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記第1の表示部分に複数箇所の表示画
    像を同時に表示することを特徴とする請求項7記載の文
    書画像処理装置。
  9. 【請求項9】 画像入力部と、前記画像入力部から入力
    された文書画像のレイアウトを解析しレイアウト構成要
    素を取得するレイアウト解析部と、前記レイアウト解析
    部より得られるレイアウト構成要素の位置サイズ情報に
    基づいて、原画像中の表示すべきレイアウト構成要素の
    全部または一部分を取り出し、当該レイアウト構成要素
    に基づいて表示画面を作成する表示画像作成部と、前記
    表示画像作成部で作成された表示画面を表示する表示部
    と、オペレータの指示を入力する操作データ入力部とを
    備えた文書画像処理装置であって、 前記表示画像作成部に、 前記オペレータの指示に従い、表の罫線の位置情報と表
    の欄内に記載または印刷された文字列の位置情報を用い
    て、原画像から必要な画像を切り出し、貼り合わせるこ
    とによって、新たな表画像を作成する処理手段を有して
    なることを特徴とする文書画像処理装置。
  10. 【請求項10】 前記表の一部分を繰り返し用いて新た
    な表を複数作成し、これらの表を並べた表示画面を作成
    する請求項9記載の文書画像処理装置。
  11. 【請求項11】 オペレータの操作により前記表の罫線
    が指示され移動操作されたとき、移動した罫線に対応し
    てそれ以外の表示部分の表示を変更する処理手段を有
    し、当該処理手段により新たな表画像を作成する請求項
    9記載の文書画像処理装置。
  12. 【請求項12】 オペレータの指示を入力する操作デー
    タ入力部と、 画像入力部と、 前記画像入力部から入力された文書画像のレイアウトを
    解析しレイアウト構成要素を取得するレイアウト解析部
    と、 前記操作データ入力部で入力された指示に従い、前記レ
    イアウト解析部より得られるレイアウト構成要素中の文
    字列を文字認識して得られる文字列情報の中から特定の
    共通するキーワードによって関連付けられる複数のレイ
    アウト構成要素を表示する表示画面を作成する処理手段
    を有してなる表示画像作成部と、 前記表示画像作成部で作成された表示画面を表示する表
    示部とを具備してなることを特徴とする文書画像処理装
    置。
  13. 【請求項13】 オペレータの指示を入力する操作デー
    タ入力部と、 画像入力部と、 前記画像入力部から入力された文書画像のレイアウトを
    解析しレイアウト構成要素を取得するレイアウト解析部
    と、 前記操作データ入力部で入力された指示に従い、前記レ
    イアウト解析部より得られるレイアウト構成要素中の特
    定の構成要素について、対応する原画像中の部分画像を
    複数切り出し、これらを纏めて表示画像リストを作成
    し、かつオペレータの指示に基づいて前記表示画像リス
    トから該当する表示画像を得て表示画面を作成する処理
    手段を有してなる表示画像作成部と、 前記表示画像作成部で作成された表示画面を表示する表
    示部とを具備してなることを特徴とする文書画像処理装
    置。
  14. 【請求項14】 オペレータの指示を入力する操作デー
    タ入力部と、 画像入力部と、 前記画像入力部から入力された文書画像のレイアウトを
    解析しレイアウト構成要素を取得するレイアウト解析部
    と、 前記操作データ入力部で入力された指示に従い、前記レ
    イアウト解析部より得られるレイアウト構成要素中の特
    定の構成要素について、対応する原画像中の部分画像を
    複数切り出し、所定の変形操作を加えて、原画像中の該
    当する位置の部分画像に置き換えて貼り込み、表示画面
    を作成する処理手段を有してなる表示画像作成部と、 前記表示画像作成部で作成された表示画面を表示する表
    示部とを具備してなることを特徴とする文書画像処理装
    置。
  15. 【請求項15】 画像入力部で読み取った文書画像のレ
    イアウトを解析しレイアウト構成要素を取得し、当該レ
    イアウト構成要素の位置サイズ情報に基づいて、原画像
    中の表示すべきレイアウト構成要素の全部または一部分
    を取り出し、当該レイアウト構成要素に基づいて表示画
    面を作成する文書画像処理方法であって、オペレータの
    指示に従い、前記レイアウト解析結果及び表示画面サイ
    ズの情報をもとに、原画像を表示画面サイズに合わせて
    加工し表示画面を作成することを特徴とする文書画像処
    理方法。
  16. 【請求項16】 画像入力部で読み取った文書画像のレ
    イアウトを解析しレイアウト構成要素を取得し、当該レ
    イアウト構成要素の位置サイズ情報に基づいて、原画像
    中の表示すべきレイアウト構成要素の全部または一部分
    を取り出し、当該レイアウト構成要素に基づいて表示画
    面を作成する文書画像処理方法であって、オペレータの
    指示に従い、前記レイアウト解析結果及び表示画面サイ
    ズの情報をもとに、原画像内の表示すべき領域を決定
    し、当該領域に従い表示画面を作成することを特徴とす
    る文書画像処理方法。
JP27682799A 1999-09-29 1999-09-29 文書画像処理装置及び文書画像処理方法 Pending JP2001101164A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27682799A JP2001101164A (ja) 1999-09-29 1999-09-29 文書画像処理装置及び文書画像処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27682799A JP2001101164A (ja) 1999-09-29 1999-09-29 文書画像処理装置及び文書画像処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001101164A true JP2001101164A (ja) 2001-04-13

Family

ID=17574966

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27682799A Pending JP2001101164A (ja) 1999-09-29 1999-09-29 文書画像処理装置及び文書画像処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001101164A (ja)

Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005055791A (ja) * 2003-08-07 2005-03-03 Sony Corp 表示装置及び表示装置の表示方法
JP2006145642A (ja) * 2004-11-17 2006-06-08 Casio Comput Co Ltd 撮像装置及び画像表示方法
JP2009176298A (ja) * 2008-01-28 2009-08-06 Fuji Xerox Co Ltd セグメント化及びキーフレーズを利用してモバイル機器でのドキュメントナビゲーションをサポートする方法、プログラム及びデバイス
WO2009122872A1 (ja) * 2008-04-04 2009-10-08 株式会社角川グループパブリッシング 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
US7616815B2 (en) 2003-01-29 2009-11-10 Ricoh Co., Ltd. Reformatting documents using document analysis information
US7761789B2 (en) 2006-01-13 2010-07-20 Ricoh Company, Ltd. Methods for computing a navigation path
US7788579B2 (en) 2006-03-06 2010-08-31 Ricoh Co., Ltd. Automated document layout design
JP2011034204A (ja) * 2009-07-30 2011-02-17 Internatl Business Mach Corp <Ibm> コンテンツ読み上げ順序を視覚化するための視覚化プログラム、視覚化方法、及び視覚化装置
JP2011077669A (ja) * 2009-09-29 2011-04-14 Sharp Corp プレビュー機能付き原稿読取装置
JP2011242821A (ja) * 2010-05-14 2011-12-01 Sony Corp 情報処理装置および方法、並びにプログラム
JP2012514792A (ja) * 2009-01-02 2012-06-28 アップル インコーポレイテッド 文書再構成の方法及びシステム
JP2013114266A (ja) * 2011-11-24 2013-06-10 Sharp Corp 表示制御装置、表示方法、制御プログラム、および記録媒体
US8583637B2 (en) 2007-03-21 2013-11-12 Ricoh Co., Ltd. Coarse-to-fine navigation through paginated documents retrieved by a text search engine
US8584042B2 (en) 2007-03-21 2013-11-12 Ricoh Co., Ltd. Methods for scanning, printing, and copying multimedia thumbnails
JP2014013490A (ja) * 2012-07-04 2014-01-23 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 画像領域分割装置、その方法及びプログラム
JP2014120075A (ja) * 2012-12-18 2014-06-30 Canon Inc 画像表示装置、画像表示装置の制御方法およびコンピュータプログラム
US8812969B2 (en) 2007-03-21 2014-08-19 Ricoh Co., Ltd. Methods for authoring and interacting with multimedia representations of documents
JP2014174709A (ja) * 2013-03-08 2014-09-22 Canon Inc 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、プログラム
US8886676B2 (en) 2011-01-18 2014-11-11 Apple Inc. Reconstruction of lists in a document
JP2021034772A (ja) * 2019-08-19 2021-03-01 大日本印刷株式会社 画像処理装置、画像処理方法、画像処理装置用プログラム、および、書類管理システム
JP7328771B2 (ja) 2019-03-14 2023-08-17 Fcnt株式会社 表示装置、表示制御プログラムおよび表示制御方法

Cited By (34)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7792362B2 (en) 2003-01-29 2010-09-07 Ricoh Co., Ltd. Reformatting documents using document analysis information
US7616815B2 (en) 2003-01-29 2009-11-10 Ricoh Co., Ltd. Reformatting documents using document analysis information
JP2005055791A (ja) * 2003-08-07 2005-03-03 Sony Corp 表示装置及び表示装置の表示方法
JP2006145642A (ja) * 2004-11-17 2006-06-08 Casio Comput Co Ltd 撮像装置及び画像表示方法
US7761789B2 (en) 2006-01-13 2010-07-20 Ricoh Company, Ltd. Methods for computing a navigation path
US7788579B2 (en) 2006-03-06 2010-08-31 Ricoh Co., Ltd. Automated document layout design
US8584042B2 (en) 2007-03-21 2013-11-12 Ricoh Co., Ltd. Methods for scanning, printing, and copying multimedia thumbnails
US8583637B2 (en) 2007-03-21 2013-11-12 Ricoh Co., Ltd. Coarse-to-fine navigation through paginated documents retrieved by a text search engine
US8812969B2 (en) 2007-03-21 2014-08-19 Ricoh Co., Ltd. Methods for authoring and interacting with multimedia representations of documents
US8601393B2 (en) 2008-01-28 2013-12-03 Fuji Xerox Co., Ltd. System and method for supporting document navigation on mobile devices using segmentation and keyphrase summarization
JP2009176298A (ja) * 2008-01-28 2009-08-06 Fuji Xerox Co Ltd セグメント化及びキーフレーズを利用してモバイル機器でのドキュメントナビゲーションをサポートする方法、プログラム及びデバイス
JP5374712B2 (ja) * 2008-04-04 2013-12-25 株式会社Kadokawa 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
WO2009122872A1 (ja) * 2008-04-04 2009-10-08 株式会社角川グループパブリッシング 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
US9460063B2 (en) 2009-01-02 2016-10-04 Apple Inc. Identification, selection, and display of a region of interest in a document
US8892992B2 (en) 2009-01-02 2014-11-18 Apple Inc. Methods for efficient cluster analysis
US9063911B2 (en) 2009-01-02 2015-06-23 Apple Inc. Identification of layout and content flow of an unstructured document
JP2012514792A (ja) * 2009-01-02 2012-06-28 アップル インコーポレイテッド 文書再構成の方法及びシステム
US9575945B2 (en) 2009-01-02 2017-02-21 Apple Inc. Efficient data structures for parsing and analyzing a document
US9959259B2 (en) 2009-01-02 2018-05-01 Apple Inc. Identification of compound graphic elements in an unstructured document
US8832549B2 (en) 2009-01-02 2014-09-09 Apple Inc. Identification of regions of a document
US8719701B2 (en) 2009-01-02 2014-05-06 Apple Inc. Identification of guides and gutters of a document
US8588526B2 (en) 2009-07-30 2013-11-19 International Business Machines Corporation Visualization program, visualization method and visualization apparatus for visualizing reading order of content
US8340424B2 (en) 2009-07-30 2012-12-25 International Business Machines Corporation Visualization program, visualization method and visualization apparatus for visualizing reading order of content
JP2011034204A (ja) * 2009-07-30 2011-02-17 Internatl Business Mach Corp <Ibm> コンテンツ読み上げ順序を視覚化するための視覚化プログラム、視覚化方法、及び視覚化装置
JP2011077669A (ja) * 2009-09-29 2011-04-14 Sharp Corp プレビュー機能付き原稿読取装置
JP2011242821A (ja) * 2010-05-14 2011-12-01 Sony Corp 情報処理装置および方法、並びにプログラム
US8886676B2 (en) 2011-01-18 2014-11-11 Apple Inc. Reconstruction of lists in a document
JP2013114266A (ja) * 2011-11-24 2013-06-10 Sharp Corp 表示制御装置、表示方法、制御プログラム、および記録媒体
JP2014013490A (ja) * 2012-07-04 2014-01-23 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 画像領域分割装置、その方法及びプログラム
JP2014120075A (ja) * 2012-12-18 2014-06-30 Canon Inc 画像表示装置、画像表示装置の制御方法およびコンピュータプログラム
JP2014174709A (ja) * 2013-03-08 2014-09-22 Canon Inc 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、プログラム
JP7328771B2 (ja) 2019-03-14 2023-08-17 Fcnt株式会社 表示装置、表示制御プログラムおよび表示制御方法
JP2021034772A (ja) * 2019-08-19 2021-03-01 大日本印刷株式会社 画像処理装置、画像処理方法、画像処理装置用プログラム、および、書類管理システム
JP7392322B2 (ja) 2019-08-19 2023-12-06 大日本印刷株式会社 画像処理装置、画像処理方法、画像処理装置用プログラム、および、書類管理システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001101164A (ja) 文書画像処理装置及び文書画像処理方法
US6396598B1 (en) Method and apparatus for electronic memo processing for integrally managing document including paper document and electronic memo added to the document
JP2862626B2 (ja) 電子辞書及び情報検索方法
US6751779B1 (en) Apparatus and method for processing document image
US6504540B1 (en) Method and apparatus for altering one or more attributes of one or more blocks of image data in a document
JP3288460B2 (ja) 表示データ生成装置及び方法
JP3741587B2 (ja) 文書画像表示装置および方法ならびに文書画像表示プログラムを記録したコンピュータで読取可能な記録媒体
JP3122417B2 (ja) 情報表示方法及び情報処理装置
JP2000172704A (ja) 文書処理装置及び文書校正方法
JP4218517B2 (ja) 色修正装置
JP4501731B2 (ja) 画像処理装置
JP3029822B2 (ja) 文書処理装置、文書処理方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
US6275609B1 (en) Image processing apparatus and method
JP2006031192A (ja) 手書き電子情報記録システム
JP2001273509A (ja) 文書画像編集装置及び文書画像編集方法
US9104649B2 (en) Information processing apparatus and program
JPH103516A (ja) 情報処理方法及び装置
JPH0388086A (ja) 文書読取装置
JP3897273B2 (ja) 構造化文書編集装置
JP4811306B2 (ja) 文書編集装置
JP2001051771A (ja) 画像処理システム及び方法
JP2005044138A (ja) 印刷プレビューシステム
JP2001318911A (ja) 文書処理装置、文書処理方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JPH0973515A (ja) 文字認識装置
JPS63108430A (ja) 文書表示方式

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040915

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060428

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060516

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060718

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061031

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061227

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070123