JP2006145642A - 撮像装置及び画像表示方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】撮像した文書画像における文字情報の閲覧作業を効率的に、かつ楽に行うことが可能となる撮像装置及び画像表示方法を提供する。
【解決手段】文書画像101に、文章等が複数段の段組状態で配置されている段領域A,Bを手動又は自動で設定し(a)、かつ段領域A,Bにおける縦書き又は横書きの表記方向を手動又は自動で設定する。文書画像101の閲覧時には、段領域A,Bの単位で表示するとともに(b)、表示中の段領域A,Bをユーザーのキー操作に応じて、表記方向に応じた行並び方向に(縦書きの場合は左右方向、横書きの場合は上下方向)に移動(スクロール)させたり(c)、他の段領域に切り替えたりする(d)。複数段に分れている文章等を閲覧する際における無用の画面操作がなくなる。
【選択図】 図6

Description

本発明は、撮像装置及び画像表示方法に関するものである。
従来、デジタルカメラ等の小型の表示装置(主に液晶モニタ)を有する機器においては、ユーザーが画像を見る場合、画像の拡大や縮小、移動、スクロールなどの操作が必要に応じて行われている。また、例えばデジタルカメラにおいては、上記表示装置を備えることにより、その用途が写真を撮ることに止まらず、例えば雑誌や新聞等の文書情報をメモ代わりに記録しておき、それを必要に応じて表示装置に表示することにより文章等の文字情報を閲覧するといったことにも用いられている。
一方、雑誌や新聞等では紙面のレイアウトが段組となっている場合が多いが、それらを撮影した画像(文書画像)を表示装置の画面上、つまり小さな画面上で文字情報を閲覧する場合においては、画面上への段落毎の表示や、移動又はスクロール等が必要となる。
これに関する技術として、例えば下記の特許文献1には、文書画像を2値化した後、画像を文字行と垂直(又は平行)な方向にそれぞれ走査して画素の値が反転する回数を計測しその頻度分布を求め、求めた頻度分布の谷部を検出することにより段組を判定する方法、つまり文書画像内の各段を自動的に認識(抽出)する方法が記載されている。
特開平5−166001号公報
しかしながら、前述した方法等により文書画像内の各段を自動的に認識できたとしても、それだけでは、前述したような段組で配置された文字情報を含む文書画像を小さな画面に表示し、文章等を閲覧する際の作業性を向上させることはできない。したがって、文書画像に含まれる文字情報を閲覧する際には依然として煩雑な操作が必要であるという問題があった。なお、係る問題は、紙面のレイアウトが段組となっている雑誌や新聞等を撮影した文書画像だけでなく、例えば本の見開き頁(左右の頁)や、複数枚の文書原稿を上下左右に並べて撮影した文書画像を閲覧する場合についても同様であった。
本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、撮像した文書画像における文字情報の閲覧作業を効率的に、かつ楽に行うことが可能となる撮像装置及び画像表示方法、その実現に使用されるプログラムを提供することを目的とする。
前記課題を解決するため請求項1の発明にあっては、被写体を撮像する撮像手段と、この撮像手段により撮像された画像を記録する画像記録手段と、この画像記録手段に記録されている画像を表示する表示手段とを備えた撮像装置において、前記画像記録手段に記録されている、複数段の段組状態で配置された文字情報を含む文書画像に、各段に相当する複数の段領域を設定する領域設定手段と、前記領域設定手段により設定された複数の段領域を前記表示手段に個別に表示させる表示制御手段と、この表示制御手段が前記表示手段に個別に表示させる表示対象の段領域を、使用者による所定の指示に応じて切り替える切替手段とを備えたものとした。
かかる構成においては、複数段の段組状態で配置された文字情報を含む文書画像を、各段に相当する複数の段領域毎に個別に表示するとともに、表示対象の段領域が使用者の指示によって切り替わる。
また、請求項2の発明にあっては、前記領域設定手段が設定する複数の段領域を使用者に指定させる段落指定手段を備えたものとした。
また、請求項3の発明にあっては、前記領域設定手段が設定する前記複数の段領域を、前記文書画像に基づき所定の画像認識技術を用いて決定する領域決定手段を備えたものとした。
かかる構成においては、文書画像に複数の段領域を設定する作業を自動的に行うことができる。
また、請求項4の発明にあっては、前記領域設定手段により設定された各々の段領域について縦書き又は横書きの表記方向を設定する方向設定手段を備え、前記表示制御手段は、前記表示手段に表示させる各段領域の当初の表示域を、前記方向設定手段により設定された表記方向に応じて決められている各段の先頭を含む領域とするものとした。
かかる構成においては、表示対象の段領域を切り替えたとき、直ちに新たな段の先頭を閲覧することができる。
また、請求項5の発明にあっては、前記方向設定手段が設定する表記方向を使用者に指定させる方向指定手段を備えたものとした。
かかる構成においては、表記方向を誤りなく設定することができる。
また、請求項6の発明にあっては、前記方向設定手段が設定する表記方向を前記表示手段により表示される段領域の形状に基づき判別する方向判別手段を備えたものとした。
かかる構成においては、表記方向を自動的に設定することができる。
また、請求項7の発明にあっては、前記方向設定手段が設定する表記方向を前記領域設定手段により設定された複数の段領域の形状に基づき判別する方向判別手段を備えたものとした。
かかる構成においては、自動的に設定する表記方向の精度を上げることができる。
また、請求項8の発明にあっては、前記方向設定手段により設定された表記方向に基づき、前記表示手段に表示する段領域の表示倍率を、各段の1行分の文字情報が前記表示手段の画面内に収まる表示倍率に調整する調整手段を備えたものとした。
かかる構成においては、各段領域を閲覧するとき、文字情報の行方向への画面操作が不要な状態が自動的に確保される。
また、請求項9の発明にあっては、前記表示制御手段は、前記表示手段に表示中の段領域の表示域を、使用者による移動指示指示に応じ、前記方向設定手段により設定された表記方向に応じて決められている文字情報の行並び方向へ移動させる移動手段を含むものとした。
かかる構成においては、縦書き又は横書きの表記方向を意識することなく、表示中の段領域の表示域を前後させることができる。
また、請求項10の発明にあっては、前記領域設定手段により設定された複数の段領域における、文字情報の行方向の一端が並ぶ側の辺の文字情報の行並び方向に対する傾き角度を検出する角度検出手段を備え、前記移動手段は、前記表示手段に表示中の段領域を、前記表示手段の画面に対して前記角度検出手段により検出された傾き角度に応じた方向に移動させることにより、前記表示手段に表示中の段領域の表示域を、使用者による移動指示に応じ、前記文字情報の行並び方向へ移動させるものとした。
かかる構成においては、縦書き又は横書きの表記方向を意識することなく、表示中の段領域の表示域を前後に移動させることができ、しかも1行分の文字情報をより大きなサイズで表示することができる。
また、請求項11の発明にあっては、前記調整手段は、前記表示倍率の調整に際し、前記段領域の形状を矩形に整形する整形手段を含むものとした。
また、請求項12の発明にあっては、前記切替手段は、前記表示制御手段により前記表示手段に表示されている段領域の表示域が、前記方向設定手段により設定された表記方向に応じて決められている当該段領域の末尾を含む領域で、かつ使用者による移動指示が末尾方向への指示であったとき、及び前記方向設定手段により設定された表記方向に応じて決められている当該段領域の先頭を含む領域で、かつ使用者による移動指示が先頭方向への指示であったとき、表示対象の段領域を他の段領域に切り替えるものとした。
かかる構成においては、表示中の段領域の切り替えが必要なとき、段領域が自動的に切り替わることとなる。
また、請求項13の発明にあっては、前記領域設定手段により設定された各々の段領域を、前記方向設定手段により設定された表記方向に応じて決められている文字情報の行方向に分割する分割手段とを備え、前記表示制御手段は、前記分割手段により分割された複数の分割領域を、各々の分数領域における同一行の文字情報が前記表記方向に応じて決められている文字情報の行並び方向に一定量のずれを維持しながら文字情報の行頭からの位置順に上書きした状態で前記表示手段に表示させるものとした。
かかる構成においては、表示対象となっている段領域における1行分の文字情報を複数行の状態で表示することができる。
また、請求項14の発明にあっては、前記表示制御手段により前記文字情報の行頭からの位置順に上書きした状態で前記表示手段に表示されている各々の分割領域の間におけるずれ量を使用者による所定の操作に応じて増減するずれ量調整手段と、このずれ量調整手段により増減されたずれ量を、前記表示制御手段が表示手段に表示させる複数の分割領域の間に維持するずれ量として記憶する記憶手段とを備えたものとした。
かかる構成においては、複数行の状態で表示される1行分の文字情報の行間を正確に設定することができる。
また、請求項15の発明にあっては、前記表示制御手段により前記文字情報の行頭からの位置順に上書きした状態で前記表示手段に表示させる各々の分割領域の間におけるずれ量を、前記段領域の画像に基づき所定の画像認識技術を用いて決定するずれ量決定手段と、このずれ量決定手段により決定されたずれ量を、前記表示制御手段が表示手段に表示させる複数の分割領域の間に維持するずれ量として記憶する記憶手段とを備えたものとした。
かかる構成においては、複数行の状態で表示される1行分の文字情報の行間を自動的に設定することができる。
また、請求項16の発明にあっては、前記表示制御手段は、前記位置順に上書きした状態で前記表示手段に表示させている複数の分割領域の各々の表示域を、使用者による移動指示に応じ、前記所定のずれ量分だけ前記文字情報の行並び方向へ移動させる移動手段を含むものとした。
かかる構成においては、縦書き又は横書きの表記方向を意識することなく、表示中の段領域の表示域を前後に移動させることができる。
また、請求項17の発明にあっては、前記表示制御手段は、前記位置順に上書きした状態で前記表示手段に表示させている複数の分割領域以外の分割領域が存在する場合、前記位置順に上書きした状態で前記表示手段に表示させている複数の分割領域を、使用者による移動指示に応じ、当該複数の分割領域における各々の表示域を維持したまま、行頭からの位置順が前後する複数の分割領域に置き換える置換手段を含むものとした。
かかる構成においては、複数の分割領域の数が多く、1行分の文字情報を同時に画面表示できない場合でも、縦書き又は横書きの表記方向を意識することなく、表示中の段領域の表示域を前後に移動させることができる。
また、請求項18の発明にあっては、前記切替手段は、前記方向設定手段により設定された表記方向に応じて決められている段領域の末尾を含む分割領域における前記表示手段に表示中の表示域が前記末尾を含む領域で、かつ使用者による移動指示が末尾方向への指示であったとき、及び前記方向設定手段により設定された表記方向に応じて決められている段領域の先頭を含む分割領域における前記表示手段に表示中の表示域が先頭を含む領域で、かつ使用者による移動指示が先頭方向への指示であったとき、表示対象の段領域を他の段領域に切り替えるものとした。
かかる構成においては、表示中の段領域の切り替えが必要なとき、段領域が自動的に切り替わることとなる。
また、請求項19の発明にあっては、被写体を撮像する撮像手段と、この撮像手段により撮像された画像を記録する画像記録手段と、この画像記録手段に記録されている画像を表示する表示手段とを備えた撮像装置において、前記画像記録手段に記録されている、複数段の段組状態で配置された文字情報を含む文書画像を前記表示手段に表示する方法であって、前記文書画像に、各段に相当する複数の段領域を設定する工程と、設定された複数の段領域を前記表示手段に個別に表示する工程と、表示手段に個別に表示する表示対象の段領域を、使用者による所定の指示に応じて切り替える工程とを含む方法とした。
かかる方法によれば、複数段の段組状態で配置された文字情報を含む文書画像を、各段に相当する複数の段領域毎に個別に表示するとともに、表示対象の段領域が使用者の指示によって切り替わる。
また、請求項20の発明にあっては、被写体を撮像する撮像手段と、この撮像手段により撮像された画像を記録する画像記録手段と、この画像記録手段に記録されている画像を表示する表示手段とを備えた撮像装置が有するコンピュータを、前記画像記録手段に記録されている、複数段の段組状態で配置された文字情報を含む文書画像に、各段に相当する複数の段領域を設定する領域設定手段と、前記領域設定手段により設定された複数の段領域を前記表示手段に個別に表示させる表示制御手段と、この表示制御手段が前記表示手段に個別に表示させる表示対象の段領域を、使用者の指示に応じ切り替える切替手段として機能させるためのプログラムとした。
以上のように本発明においては、複数段の段組状態で配置された文字情報を含む文書画像を、各段に相当する複数の段領域毎に個別に表示するとともに、表示対象の段領域が使用者の指示によって切り替わるようにした。よって、文書画像に含まれる複数段の段組状態で配置された文字情報を閲覧する場合における画面操作回数を削減することができ、撮像した文書画像における文字情報の閲覧作業を効率的に、かつ楽に行うことが可能となる。
さらに、文書画像に複数の段領域を設定する作業を自動的に行うことができたり、また、表示対象の段領域を切り替えたとき、直ちに新たな段の開始位置を閲覧したりすることができる。
また、表記方向を誤りなく設定したり、表記方向を自動的に設定したり、自動的に設定する表記方向の精度を上げたりすることができる。
また、各段領域を閲覧するとき、文字情報の行方向への画面操作が不要な状態を自動的に確保することができるようにしたことから、無用の画面操作をなくすことができる。
また、縦書き又は横書きの表記方向を意識することなく、表示中の段領域の表示域を前後に移動させることができる。しかも1行分の文字情報をより大きなサイズで表示することができるようにしたことから、段領域の閲覧に際して文字情報の判読を容易とすることができる。
また、表示中の段領域の切り替えが必要なときには、段領域が自動的に切り替わるようにした。よって、複数の段領域の文字情報を連続して閲覧する際の使い勝手を向上させることができる。
さらに、表示対象となっている段領域における1行分の文字情報を複数行の状態で表示することができるようにした。よって、より大きなサイズで文字情報を表示することができ、段領域の閲覧に際して文字情報の判読が容易となる。
また、複数行の状態で同時に表示される1行分の文字情報の行間を正確に設定したり、それを自動的に設定したりすることができる。
また、1行分の文字情報を複数行の状態で表示する場合、さらに複数の分割領域の数が多く、1行分の文字情報を同時に画面表示できない場合においても、縦書き又は横書きの表記方向を意識することなく、表示中の段領域の表示域を前後に移動させることができるようにした。よって、使い勝手を向上させることができる。
また、1行分の文字情報を複数行の状態で表示する場合においても、表示中の段領域が必要な場合には、それが自動的に行われるようにした。よって、複数の段領域の文字情報を連続して閲覧する際の使い勝手を向上させることができる。
以下、本発明の一実施の形態を図にしたがって説明する。図1は、本発明に係るデジタルカメラ1のブロック図である。このデジタルカメラ1は一般的にハード構成を備えたものであって、撮像手段であるCCD2とCPU3を有している。CCD2はTG(Timing Generator)4により所定の周期で走査駆動され、図示しない撮影レンズ、フォーカスレンズ及びズームレンズを含む光学系を介して結像された被写体の光学像を光電変換し、被写体の光学像に応じたアナログの撮像信号をアナログ処理部5に出力する。なお、前記フォーカスレンズやズームレンズは、CPU3からレンズ駆動部6に送られる制御信号によって駆動される。
前記アナログ処理部5は、CCD2から入力した撮像信号に含まれるノイズを除去するCDS(Correlated Double Sampling:相関二重サンプリング回路)と、CDSを経た撮像信号を増幅するアナログアンプであるAGC(ゲイン調整アンプ)と、AGCで増幅され調整されたアナログの撮像信号をデジタル信号に変換するAD(A/D変換器)とからなり、デジタルデータ化した撮像信号をCPU3に出力する。
CPU3はデジタルカメラの各部を制御するとともに、画像データの圧縮・伸張を含む各種のデジタル信号処理機能を備えている。そして、CPU3はアナログ処理部5から出力された撮像信号を、アドレス・データバス7を介して順次DRAM8に送り画素データとして蓄積する。また、DRAM8に蓄積された画素を、所定の画像処理ブロック単位で読み出し、R,G,B毎のデジタルの画像データを生成し、輝度(Y)信号・色差(Cb,Cr)信号の画像データへ変換し、さらに変換後の画像データに基づきビデオ信号を生成して液晶モニタ9へ送る。
液晶モニタ9は本発明の表示手段であり、カラー表示可能な小型の液晶表示器及びその駆動回路とを含み、記録モードが設定されているときには、所定のフレーム周期で更新される被写体画像すなわちスルー画像等を表示する。また、操作補助用として機能選択時の処理メニュー表示や設定用の図形若しくはアイコン等を表示する。
また、CPU3は、記録モードにおいて、画像処理ブロック単位のY,Cb,Crの画像データを所定の方式で圧縮符号化し、記録されている静止画像の再生時には伸張復号化する。撮影時に圧縮符号化された画像データは、静止画データとして内蔵フラッシュメモリ10や、カードインターフェース11を介して着脱自在な各種のメモリ・カード12(画像記録手段)に記録される。また、再生モードにおいて、メモリ・カード12に記録されている画像データを復号化してDRAM8に展開させ、液晶モニタ9に表示させる。なお、DRAM8はCPU3の作業用のメモリとしても用いられ、本発明の記憶手段として機能し、上述した画像データ以外にも各種データを一時的に記憶する。
キー入力部13は、図示しない電源キー、記録/再生のモード切替スイッチ、シャッターキー、任意の設定モードへの移行や設定内容の決定に使用されるメニューキー、設定内容の変更や、液晶モニタ9に表示された画像の移動操作に使用される方向キー(上下左右の4種類)等の各種キーにより構成されている。そして、ユーザーによるキー操作に応じた操作信号、例えば記録モードでシャッターキーが押された撮影操作時には、それを示すトリガー信号をCPU3に送る。
前記内蔵フラッシュメモリ10には、圧縮後の画像データを記憶する画像記憶領域とは別にプログラム領域が確保されており、そのプログラム領域に、CPU3に前述した画像データの圧縮・伸張や、色調整処理を含む各種の画像信号処理や、AE制御等を行わせるための各種プログラムと、それらのプログラムに基づく動作に必要な各種データが記憶されている。特に上記プログラム領域には、CPU3に後述する動作を行わせるための本発明に係るプログラムが記録されている。
次に、以上の構成からなるデジタルカメラ1の本発明に係る動作について説明する。図2〜図5は、再生モードにおいて、紙面のレイアウトが段組となっている雑誌や新聞等を撮影した画像や、本の見開き頁(左右の頁)や、複数枚の文書原稿を上下左右に並べて撮影した画像のように、複数段の段組状態で配置された文字情報を含む文書画像の閲覧用に設けられている文書閲覧機能がオン設定されているときのCPU3の処理内容を示すフローチャートである。
文書閲覧機能がオン設定されているとき、CPU3は、まずユーザーによって選択された文書画像のデータをメモリ・カード12から読み出し、それを液晶モニタ9に表示させる(ステップS1)。次に、ユーザーに所定の操作で、表示した文書画像内に存在する段領域を特定する点(以下、特定点という。)を指定させ、その点のデータを記憶する(ステップS2)。つまり文書画像に表示対象の単位となる段領域を設定する。なお、特定点の指定に際しては、例えば画面上に任意の位置を指定するためのポインタを表示させ、ユーザーにポインタを所定のキー操作によって移動させる操作や、位置決定操作を行わせる。
図6(a)は、文書画像101上に矩形の段領域A,Bが存在する場合の例であり、この場合には対角位置の2点つまり段領域Aで(A1x,A1y)、(A2x,A2y)の点、段領域Bで(B1x,B1y)、(B2x,B2y)の点を特定点として指定させるとともに、他の2点については自動的に演算し、各特定点を画面上の左上を(0,0)とする座標位置データとして記憶する。また、段領域が矩形でない場合、例えば文書画像が文字が記載された紙面を斜め方向から撮影したものである場合には、図7(a)、同図(b)に示したように段領域A,Bの各領域の四隅の点を特定点としてそれぞれ指定させ、かつ記憶する。なお、フローチャートには示さないが、上述した段領域の設定に際しては、設定した順に表示順を自動的に割り当て、そのデータを特定点のデータと共に記憶するものとし、かつその表示順をユーザーが適宜変更できるものとする。
次に、表示対象とする段領域(当初は表示順が1番目の段領域A)を設定した後(ステップS3)、表示対象の段領域の縦横サイズに基づき、段領域内の文字の表記方向(縦書き/横書き)を判定し、それを記憶するとともに、画面上にも表示する(ステップS4)。表記方向の判定は、領域形状が横長のとき(図6(a)の段領域Aでは、A|A2x−A2x| > |A2y−A2y|のとき)には縦書きと判定し、領域形状が縦長のとき(図6(a)の段領域Aでは、|A2x−A2x| < |A2y−A2y|のとき)には横書きと判定する。そして、ユーザーによって表記方向の訂正指示があれば(ステップS5でYES)、表記方向を訂正する(ステップS6)。なお、訂正指示がなければ、そのまま表記方向を確定する。
引き続き、判定、又は訂正した表記方向に基づき、段領域の先頭と末尾の位置、及びスクロール方向を決定し、記憶する(ステップS7)。すなわち段領域A,Bが縦書きである場合には、先頭位置を「右上」、末尾位置を「左下」、スクロール方向を「右」と決定し、横書きである場合には、先頭位置を「左上」、末尾位置を「右下」、スクロール方向を「上」と決定する。
さらに、各段領域について、その領域内に記載されている文章等の行頭が並ぶ側の辺(表記方向が縦書きのときには上辺、横書きのときには左辺)のX方向又はY方向の傾き角度を演算によって検出し(ステップS8)、傾き角度が閾値以下でなかった場合においては(ステップS9でNO)、先に決定したスクロール方向を傾き角度によって修正する(ステップS10)。次に、設定した段領域の行方向(表記方向が縦書きのときには縦方向、横書きのときには横方向)のサイズが閾値以下であるかを判別する(ステップS11)。なお、本実施の形態において閾値は液晶モニタ9の表示画面における行方向のサイズの2倍とする。ここで、行方向のサイズが閾値以下であれば(ステップS11でYES)、図3に示した処理に移行し、行方向のサイズが閾値を超えていた場合には(ステップS11でNO)、図4及び図5に示した処理に移行する。
まず、ステップS11の判別結果がYESであり、行方向のサイズが閾値以下であった場合の処理について説明する。
図3に示したようにCPU3は、前述した行方向のサイズに基づき、表示対象の段領域の文章等の1行分が液晶モニタ9の表示画面に収まる表示倍率を演算する(ステップS12)。しかる後、表示対象の段領域つまり文書画像の部分画像を、演算した表示倍率に応じて拡大又は縮小するとともに、その先頭が、前記表記方向に応じた表示域(表示画面に相当する領域)の始点位置となるように画面表示する(ステップS13)。すなわち図6(b)は、表記方向が縦書きである場合の例を示した図(同図(c)、同図(d)も同様)であって、この場合、表示順が1番目の段領域Aの右辺を表示画面201の右端に寄せて表示する。
しかる後、ユーザーによる方向キーの操作に応じた以下の制御を開始する。なお、これ以降については、便宜上、表記方向が縦書きである場合に限定してCPU3の処理内容を説明する。まず左方向キーが押されたときには(ステップS14でYES)、その時点で段領域の末尾が表示されていなければ(ステップS15でNO)、表示中の段領域を右方向へ移動することにより、段領域の表示域を左方向へ移動する(ステップS16)。図6(c)は、1番目の段領域Aが矩形、若しくはステップS7で検出した傾き角度が閾値以下である場合を示した図、図7(c)は、1番目の段領域Aが上記傾き角度が閾値を超えており、スクロール方向が修正されている場合を示した図である。この場合には、表示画面201の右端の表示域Pに、段領域Aにおける注目行となる1行分が表示されることとなる。
そして、段領域の末尾が表示されている状態で左方向キーが押されたときには(ステップS14,S15が共にYES)、表示対象の段領域を次の段領域へ変更した後(ステップS17)、ステップS4へ戻る。これにより段領域Aの段領域の末尾が表示されている状態で左方向キーが押されたときには、前述したステップS13の処理によって段領域Bを新たに表示する(図6(c)参照)。また、下方向キーが押されたときにも(ステップS18でYES)、直ちに前述したステップS17へ進み、次の段領域Bを新たに表示する。
また、右方向キーが押されたときには(ステップS19でYES)、その時点で段領域の先頭が表示されていなければ(ステップS20でNO)、表示中の段領域を左方向へ移動することにより、段領域の表示域を右方向へ移動する(ステップS21:図6(c)、図7(c)参照)。そして、段領域の先頭が表示されている状態で右方向キーが押されたときには(ステップS20,S21が共にYES)、表示対象の段領域を表示順が前の段領域に変更した後(ステップS22)、ステップS4へ戻る。これにより段領域Bの段領域の先頭が表示されている状態で右方向キーが押されたときには、前述したステップS13の処理によって段領域Aを再び表示する(図6(c)参照)。但し、その際には、前の段領域を、その末尾が画面内の左端に位置する状態で表示させる。また、上方向キーが押されたときにも(ステップS23でYES)、直ちに前述したステップS22へ進み、前の段領域Aを再び表示する。
なお、図3には、各段領域における表記方向が縦書きである場合に限定した処理手順を示したが、各段領域における表記方向が横書きである場合には、ステップS14〜S23の処理において、左右を上下に読み替え、かつ上下を左右に読み替えた処理となる。
次に、前述したステップS11の判別結果がNOであって、表示対象の段領域の行方向(表記方向が縦書きのときには縦方向、横書きのときには横方向)のサイズが閾値(液晶モニタ9の表示画面における行方向のサイズの2倍)を超えていた場合の処理を図4及び図5にしたがって説明する。
図4に示したようにCPU3は、表示対象の段領域を前述した行方向に分割し、複数の分割画像を生成する(ステップS24)。すなわち図8(a)は、表記方向が縦書きである場合の例を示した図(同図(b)、同図(c)も同様)であって、本実施の形態においては、液晶モニタ9の表示画面201における行方向のサイズで表示対象の段領域Aを分割して分割画像Aa,Abを生成する。
次に、生成した複数の分割画像を、各々の表示域を段先頭領域とし、行並び方向に予め決められている規定量だけずらした状態で、行頭からの位置順に上書きして表示する(ステップS25)。引き続き、ユーザーに、方向キーの操作によって2番目移行の分割画像のずれ量を調整(増減)させ、調整後のずれ量Xを記憶する(ステップS26)。図8(b)は、その際における表示画面201と分割画像Aa,Abとの関係を示したものであって、ずれ量Xが調整されることにより、段領域Aにおける文章等の第1行目が、図示したように隣り合う2行(図で「A1A1A」の行と「B1B1B」の行と)に亙って表示される。なお、このとき、図示した例とは異なり分割画像の数が多い場合には、段領域Aにおける文章等の第1行目が複数行に亙って表示されるとともに、表示画面201には表示されない分割画像が存在することとなる。
しかる後、ユーザーによる方向キーの操作に応じた以下の制御を開始する。なお、これ以降については、便宜上、表記方向が縦書きである場合に限定してCPU3の処理内容を説明する。まず左方向キーが押されたときには(ステップS27でYES)、前述した非表示の分割画像が存在するか否かを確認し、図8のように非表示の分割画像が存在しなければ(ステップS28でNO)、さらにその時点で表示域が段領域の段末領域であるか否か、つまり段領域における行並び方向の末尾の領域であるか否かを確認する(ステップS29)。そして、段末領域でなければ(ステップS29でNO)、各分割画像の表示域をステップS26で記憶したずれ量分だけ段末(左)方向へ移動する(ステップS30)。図8(c)は、その際における表示画面201と分割画像Aa,Abとの関係を示したものであって、双方の表示域がずれ量X分だけ左に移動されることにより、段領域Aにおける文章等の第2行目が、図示したように隣り合う2行(図で「A2A2A」の行と「B2B2B」の行と)に亙って表示される。
また、ステップS29の判別結果がYESであって、表示域が段領域の段末領域であった場合には、表示対象の段領域を表示順が次の段領域に変更した後(ステップS31)、ステップS4へ戻り前述した処理を繰り返す。その際、前述したステップS25では、次の段領域の複数の分割画像が、既に記憶されているずれ量分だけずれた状態で表示されるため、次の段領域における文章等の行間が、前の段領域と同一であったときには、その時点で自動的に、液晶モニタ9の表示画面201には次の段領域の文章等の1行目が分割画像の数と一致する行数に並んで表示される。
一方、ステップS28の判別結果がYESであって、非表示の分割画像が存在する場合には、液晶モニタ9の表示画面201に行頭からの位置順に上書き表示されている分割画像の最上層が行末部の分割画像、つまり行頭からの位置順が最後の分割画像(ここでは表記方向が縦書きであるため段領域の下辺を含む分割画像である。)であるか否かをさらに判別する(ステップS32)。ここで、最上層に表示されている分割画像が行末部の分割画像でなければ(ステップS32でNO)、行頭からの位置順に上書き表示されている表示中の各々の分割画像を、行頭からの位置順を1つ繰り上げた分割画像に置き換える(ステップS33)。例えば表示対象の段領域が7つの分割画像Aa,Ab,Ac,Ad,Ae,Af,Agに分割されている場合において、液晶モニタ9の表示画面201に分割画像Aa〜Aeが表示されていたときには、それらを分割画像Ab〜Afに切り替える。これにより表示画面201に表示されている、段領域における文章等の1行目の表示部分が行末側に移動される(図示せず)。
また、ステップS32の判別結果がYESであって、最上層に表示されている分割画像が行末部の分割画像(上記の例では分割画像Ag)であったときには、さらに、その時点で表示域が段領域の段末領域(段領域における行並び方向の末尾の領域)であるか否かを確認する(ステップS34)。そして、段末領域でなければ(ステップS34でNO)、表示中の分割画像を、行頭部の分割画像を最下層とする複数の分割画像に置換(上記の例に従えば、分割画像Ac〜Agを分割画像Aa〜Aeに置換)すると同時に、各々の分割画像の表示域をずれ量分だけ段末(左)方向へ移動して表示する(ステップS35)。これにより段領域の文章等の次の行(2行目等)の行頭部分が、分割画像の数と一致する行数に並んで表示される(図示せず)。
さらに、最上層に表示されている分割画像が行末部の分割画像であり、かつその時点で表示域が段領域の段末領域であったときには(ステップS32,S34が共にYES)、表示対象の段領域を表示順が次の段領域に変更した後(ステップS31)、ステップS4へ戻り前述した処理を繰り返す。この場合、液晶モニタ9の表示画面201には、次の段領域の文章等の1行目の行頭部分が分割画像の数と一致する行数に並んで表示される。
一方、左方向キーではなく下方向キーが押されたときには(ステップS36でYES)、直ちに表示対象の段領域を表示順が次の段領域に変更した後(ステップS31)、ステップS4へ戻り前述した処理を繰り返す。これにより、次の段領域の文章等の1行目の全て又は行頭部分を分割画像の数と一致する行数に並べて表示する。
また、図5に示したように、右方向キーが押されたときには(ステップS37でYES)、前述した非表示の分割画像が存在するか否かを確認し、非表示の分割画像が存在しなければ(ステップS38でNO)、さらにその時点で表示域が段領域の先頭領域であるか否か、つまり段領域における行並び方向の先頭の領域であるか否かを確認する(ステップS39)。そして、段先頭領域でなければ(ステップS39でNO)、各分割画像の表示域をステップS26で記憶したずれ量分だけ段先頭(右)方向へ移動する(ステップS40)。すなわち先に示した図8に即していうと、段領域Aにおける文章等の2行目が2行に亙って表示されていたときには(図8(c)参照)、その1行目を2行に亙って表示する(図8(b)参照)。
また、ステップS39の判別結果がYESであって、表示域が段領域の段先頭領域であった場合には、表示対象の段領域を表示順が前の段領域に変更した後(ステップS41)、ステップS4へ戻り前述した処理を繰り返す。その際、前述したステップS25では、次の段領域の複数の分割画像が、既に記憶されているずれ量分だけずれた状態で表示される。
一方、ステップS38の判別結果がYESであって、非表示の分割画像が存在する場合には、液晶モニタ9の表示画面201に行頭からの位置順に上書き表示されている分割画像の最下層が行頭部の分割画像、つまり行頭からの位置順が最初の分割画像(ここでは表記方向が縦書きであるため段領域の上辺を含む分割画像である。)であるか否かをさらに判別する(ステップS42)。ここで、最下層に表示されている分割画像が行頭部の分割画像でなければ(ステップS42でNO)、行頭からの位置順に上書き表示されている表示中の各々の分割画像を、行頭からの位置順を1つ繰り下げた分割画像に置き換える(ステップS43)。例えば表示対象の段領域が7つの分割画像Aa,Ab,Ac,Ad,Ae,Af,Agに分割されている場合において、液晶モニタ9の表示画面201に分割画像Ab〜Afが表示されていたときには、それらを分割画像Aa〜Aeに切り替える。これにより表示画面201に表示されている、段領域における文章等の1行目の表示部分が行頭側に移動される(図示せず)。
また、ステップS42の判別結果がYESであって、最下層に表示されている分割画像が行頭部の分割画像(上記の例では分割画像Aa)であったときには、さらに、その時点で表示域が段領域の段先頭領域(段領域における行並び方向の先頭の領域)であるか否かを確認する(ステップS44)。そして、段先頭領域でなければ(ステップS44でNO)、表示中の分割画像を、行末部の分割画像を最上層とする複数の分割画像に置換(上記の例に従えば、分割画像Aa〜Aeを分割画像Ac〜Agに置換)すると同時に、各々の分割画像の表示域をずれ量分だけ段先頭(右)方向へ移動して表示する(ステップS45)。これにより段領域の文章等の前の行(1行目等)の行末部分が、分割画像の数と一致する行数に並んで表示される(図示せず)。
さらに、最下層に表示されている分割画像が行頭部の分割画像であり、かつその時点で表示域が段領域の段先頭領域であったときには(ステップS42,S44が共にYES)、表示対象の段領域を表示順が前の段領域に変更した後(ステップS41)、ステップS4へ戻り前述した処理を繰り返す。この場合、液晶モニタ9の表示画面201には、前の段領域の文章等の1行目の行頭部分が分割画像の数と一致する行数に並んで表示される。
一方、右方向キーではなく上方向キーが押されたときには(ステップS46でYES)、直ちに表示対象の段領域を表示順が前の段領域に変更した後(ステップS41)、ステップS4へ戻り前述した処理を繰り返す。これにより、次の段領域の文章等の1行目の全て又は行頭部分を分割画像の数と一致する行数に並べて表示する。
なお、図4及び図5には、各段領域における表記方向が縦書きである場合に限定した処理手順を示したが、各段領域における表記方向が横書きである場合には、ステップS24〜S46の処理において、左右を上下に読み替え、かつ上下を左右に読み替えた処理となる。そしてCPU3は、ユーザーによって文書画像の表示が終了されるまで前述したステップS4以降の処理を繰り返す。
以上のように本実施の形態によれば、文書画像を閲覧するとき、ユーザーは左右上下の各方向キーの簡単な操作を行うだけで、閲覧箇所を段領域単位で切り替えることができ、かつ閲覧箇所を段領域内のみで移動させることができる。したがって、液晶モニタ9における表示画像201が小さくとも、少ない画面操作回数で、複数段に配置されている文章等の全てを効率的に、かつ楽に閲覧することができる。また、ユーザーが段領域内で閲覧箇所を移動させたとき、それが段領域の末尾や先頭に達すると、自動的に次の段領域や前の段領域を表示するため、複数の段領域の文章等を連続して閲覧する際の使い勝手が極めてよい。
なお、本実施の形態においては、文書画像に設定する段領域をキー操作によってユーザーに指定させるようにしたが、先に背景技術において示したような方法、または周知の画像認識技術を用いることにより文書画像から自動的に段領域を認識(抽出)し、認識した段領域を文書画像に設定したり、或いは認識した段領域はあくまでも設定候補に止め、自動認識した段領域の中からユーザーにより指定されたものを設定するようにしてもよい。また、前述した閲覧箇所の段領域単位での切り替えや、閲覧箇所の段領域内での移動といった画面操作を、左右上下の各方向キーといった単一のキーの操作により可能としたが、それらを任意の複数のキーの組み合わせ操作によって可能としたり、或いは任意の複数のキーの組み合わせ操作によって上記画面操作や、それ以外の画面操作を可能とするようにしてもよい。例えば左(右)方向キーと、上(下)方向キーとが同時操作されたときに、表示順が最初の段領域や最後の段領域を直ちに表示させるようにしてもよい。
また、本実施の形態においては、段領域内での閲覧箇所(表示域)を移動させる方向が、段領域における文章等の表記方向(縦書き、横書きの別)に応じた方向に設定され、しかもその表記方向自体が自動的に判別されるとともに、それに誤りがあった場合にはユーザーによる修正が可能であるため、それによっても使い勝手がよい。なお、本実施の形態においては、表記方向を各段領域の領域形状に基づき自動的に判別するようにしたが、文書画像に設定された複数の段領域における相互の位置関係や、複数の段領域の形状の違い等に基づき総合的に判別するようにしてもよい。例えば図6(a)に示したように横長の段落域が上下に複数並んでいる場合には、それらの表示方向を「横書き」と判断するが、それらの左右に複数の領域に亙る縦長の段落域が存在する場合には、縦長の段落域が新聞等における見出し部分であると考え、そのような場合には、上下に複数並んでいる横長の段落域、及び縦長の段落域の全てを「縦書き」と判断するようにしてもよい。さらに、文字認識等の周知の画像認識技術を用いて表記方向を自動的に判別するようにしてもよい。
また、本実施の形態においては、表示対象の段領域の行方向のサイズが閾値以下であるとき(ステップS11がYESのとき)には、段領域を、行方向のサイズ(1行分)が液晶モニタ9の表示画面201に収まるように拡大又は縮小して表示するため、段領域の閲覧に際しては行方向の画面操作が不要であり、行並び方向のみの画面操作によって文章等を閲覧することができる。
しかも、そのとき段領域において文章等の行頭が並ぶ側の辺が閾値を超えて傾いている場合には、その傾き角度に応じてスクロール方向を修正し、そのスクロール方向に沿って段領域(表示域)を行方向へ移動するため、1行分の文字情報を、より大きなサイズで表示することができる。すなわち図7(c)に示した例に即して言えば、段領域Aの表示サイズを、それを内包する最小サイズの矩形における縦のサイズが液晶モニタ9の表示画面201の縦サイズとなる大きさ以上の大きさとすることができる。したがって、段領域の閲覧に際して文字情報の判読が容易となる。
なお、本実施の形態においては、上記のように文章等の行頭が並ぶ側の辺が閾値を超えて傾いている場合についても、段領域を、行方向のサイズ(1行分)が液晶モニタ9の表示画面201に収まるように拡大又は縮小して表示するものとしたが、上記場合には、2行分や3行分等の複数行分が表示画面201に収まるように段領域を拡大又は縮小してもよく、またユーザーが表示倍率つまり一度に表示される行数を必要に応じて調整できるようにしてもよい。さらに、段領域における注目行の表示域P(図7(c)参照)を表示画面201の表記方向に応じた所定箇所(図7(c)では右端)に位置させたが、その位置は変更してもよく、また必要に応じてユーザーが選択できるようにしてもよい。
また、本実施の形態においては、表示対象の段領域の行方向のサイズが閾値以下であるとき(ステップS11がNOのとき)には、表示対象の段領域を分割し、それらをずらした状態で行頭からの位置順に上書きして表示することにより、段領域における1行分の文字情報を複数行の状態で表示するようにした(図8参照)。よって、段領域の行方向のサイズが表示画面201に比べて非常に大きくな場合であっても、より大きなサイズで文字情報を表示することができ、段領域の閲覧に際して文字情報の判読が容易となる。
なお、本実施の形態においては、段領域における1行分の文字情報を複数行の状態で表示する際、図8(b)に示したように、段領域の分割数が少なく表示画面201に全ての分割画像が表示される状態では、最上層の分割画像Abにおける注目行(「B1B1B」)以外の非注目行(「B2B2B」〜「B4B4B」)が表示されるものとしたが、以下のようにしてもよい。すなわち図9(a)に示したように、最上層の分割画像Abにおける上記非注目行に相当する領域Qについては、それを表示させないようにしてもよい。その際、最上層の分割画像Abの注目行に相当する表示域の幅は前述したずれ量Xと同じ幅とすればよい。
また、表示対象の段領域を単純に表示画面201の行方向のサイズで行方向に分割して分割画像を生成するようにしたが、段領域における文字情報の配置によっては同一の文字が分割されてしまうことも予想されるため、以下のようにしてもよい。すなわち図9(b)に示したように、互いに隣接する分割画像Aa,Abに重複する画像領域Rをそれぞれ含ませるようにしてもよい。さらに、その場合においては、分割画像Aa,Abを表示するとき画像領域Rに色付けを行うなどによって、重複した部分部であることを明確にするようにしてもよい。
また、複数の分割画像を行頭からの位置順に上書きして表示するときの、各々の分割画像のずれ量Xを、方向キーを操作することによってユーザーに調整(補正)させるようにしたが、例えば輪郭抽出などの周知の画像認識技術を用いて文書画像から各行の幅や行間を検出し、それに基づいてずれ量Xを自動的に設定するようにしてもよい。なお、その場合であっても、ユーザーによる手動調整を可能としておけば、常に正確なずれ量Xを設定することができる。
さらに、表示対象の段領域を単純に表示画面201の行方向のサイズで行方向に分割して複数の分割画像を生成するようにしたが、予め輪郭抽出などの周知の画像認識技術を用いて元の段領域の画像における文字情報のサイズを確認するとともに、それが「解読可能な文字の大きさ」や「閲覧に適した文字の大きさ」となるように、段領域の画像をいったん拡大又は縮小してから、行方向に分割して複数の分割画像を生成するようようにしてもよい。
また、本実施の形態においては、文書画像に設定された複数の段領域を段領域毎に表示するとき、それらを必要に応じて拡大又は縮小したり、複数に分割して表示するようにしたが、ユーザーにより指定された段領域の形状によっては、その段領域の画像を予め矩形に変形させるようにしてもよい。例えば文書画像に図10(a)に示したように、6つの特定点(A1x,A1y)〜(A6x,A6y)で示される四角形以外の段領域Cが指定された場合には、その左下部分を縦方向に伸張させることにより、その領域形状を予め矩形としてもよい。また、既に図7(a)に示した段領域Aのように、文章等の行頭が並ぶ側の辺が閾値を超えて傾いている段領域については、図10(b)に示したように、その上辺側及び下辺側の傾きをなくすように全体的に変形させることにより予め正規の矩形とするようにしてもよい。
また、本実施の形態においては、文書画像に複数段の段組状態で配置されている文字情報が日本語の文書である場合を想定して、表記方向を判別したり、表記方向に基づき領域の先頭と末尾の位置、及びスクロール方向を決定する場合について説明したが、それらは文字情報の言語や種類によって全く異なるものとなる。したがって、段領域における文章等の表記方向の判別基準や、領域の先頭と末尾の位置、スクロール方向等を、文字情報の言語や種類に対応させて記憶しておく一方、言語や種類をユーザーに選択させたり、或いは画像認識によって自動的に判断するとともに、段領域の表示に際しては、選択又は判断された言語や種類に応じて、表記方向の判別基準や、領域の先頭と末尾の位置、スクロール方向等を切り替えるようにしてもよい。また、それらを予め製品の出荷先の言語圏に対応して設定しておくようにしてもよい。
また、本実施の形態においては、本発明をデジタルカメラに適用した場合について説明したが、これ以外にも本発明はカメラ付き携帯電話、カメラ付きPDA等の他の撮像装置にも適用することができる。
本発明に係るデジタルカメラのブロック図である。 再生モードにおいて文書閲覧機能がオン設定されているときのCPUの処理内容を示すフローチャートである。 図2に続くフローチャートである。 図3に続くフローチャートである。 図4に続くフローチャートである。 文書画像に設定された段領域と、各段領域の表示方法の一例を示す説明図である。 文書画像に設定された段領域と、各段領域の表示方法の他の例を示す説明図である。 段領域を、複数の画像に分割して表示する場合の一例を示す説明図である。 段領域を、複数の画像に分割して表示する場合の他の例を示す説明図である。 表示対象の段領域を変形する場合の例を示す説明図である。
符号の説明
1 デジタルカメラ
2 CCD
3 CPU
8 DRAM
9 液晶モニタ
10 内蔵フラッシュメモリ
12 メモリ・カード
13 キー入力部
101 文書画像
201 表示画面
A,B 段領域
Aa,Ab 分割画像
X ずれ量

Claims (20)

  1. 被写体を撮像する撮像手段と、この撮像手段により撮像された画像を記録する画像記録手段と、この画像記録手段に記録されている画像を表示する表示手段とを備えた撮像装置において、
    前記画像記録手段に記録されている、複数段の段組状態で配置された文字情報を含む文書画像に、各段に相当する複数の段領域を設定する領域設定手段と、
    前記領域設定手段により設定された複数の段領域を前記表示手段に個別に表示させる表示制御手段と、
    この表示制御手段が前記表示手段に個別に表示させる表示対象の段領域を、使用者による所定の指示に応じて切り替える切替手段と
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記領域設定手段が設定する複数の段領域を使用者に指定させる段落指定手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記領域設定手段が設定する前記複数の段領域を、前記文書画像に基づき所定の画像認識技術を用いて決定する領域決定手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の撮像装置。
  4. 前記領域設定手段により設定された各々の段領域について縦書き又は横書きの表記方向を設定する方向設定手段を備え、
    前記表示制御手段は、前記表示手段に表示させる各段領域の当初の表示域を、前記方向設定手段により設定された表記方向に応じて決められている各段の開始位置を含む領域とすることを特徴とする請求項1,2又は3記載の撮像装置。
  5. 前記方向設定手段が設定する表記方向を使用者に指定させる方向指定手段を備えたことを特徴とする請求項4記載の撮像装置。
  6. 前記方向設定手段が設定する表記方向を前記表示手段により表示される段領域の形状に基づき判別する方向判別手段を備えたことを特徴とする請求項4又は5記載の撮像装置。
  7. 前記方向設定手段が設定する表記方向を前記領域設定手段により設定された複数の段領域の形状に基づき判別する方向判別手段を備えたことを特徴とする請求項4又は5記載の撮像装置。
  8. 前記方向設定手段により設定された表記方向に基づき、前記表示手段に表示する段領域の表示倍率を、各段の1行分の文字情報が前記表示手段の画面内に収まる表示倍率に調整する調整手段を備えたことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の撮像装置。
  9. 前記表示制御手段は、前記表示手段に表示中の段領域の表示域を、使用者による移動指示指示に応じ、前記方向設定手段により設定された表記方向に応じて決められている文字情報の行並び方向へ移動させる移動手段を含むことを特徴とする請求項8記載の撮像装置。
  10. 前記領域設定手段により設定された複数の段領域における、文字情報の行方向の一端が並ぶ側の辺の文字情報の行並び方向に対する傾き角度を検出する角度検出手段を備え、
    前記移動手段は、前記表示手段に表示中の段領域を、前記表示手段の画面に対して前記角度検出手段により検出された傾き角度に応じた方向に移動させることにより、前記表示手段に表示中の段領域の表示域を、使用者による移動指示に応じ、前記文字情報の行並び方向へ移動させることを特徴とする請求項9記載の撮像装置。
  11. 前記調整手段は、前記表示倍率の調整に際し、前記段領域の形状を矩形に整形する整形手段を含むことを特徴とする請求項8又は9記載の撮像装置。
  12. 前記切替手段は、前記表示制御手段により前記表示手段に表示されている段領域の表示域が、前記方向設定手段により設定された表記方向に応じて決められている当該段領域の末尾を含む領域で、かつ使用者による移動指示が末尾方向への指示であったとき、及び前記方向設定手段により設定された表記方向に応じて決められている当該段領域の先頭を含む領域で、かつ使用者による移動指示が先頭方向への指示であったとき、表示対象の段領域を他の段領域に切り替えることを特徴とする請求項9,10又は11記載の撮像装置。
  13. 前記領域設定手段により設定された各々の段領域を、前記方向設定手段により設定された表記方向に応じて決められている文字情報の行方向に分割する分割手段とを備え、
    前記表示制御手段は、前記分割手段により分割された複数の分割領域を、各々の分数領域における同一行の文字情報が前記表記方向に応じて決められている文字情報の行並び方向に一定量のずれを維持しながら文字情報の行頭からの位置順に上書きした状態で前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の撮像装置。
  14. 前記表示制御手段により前記文字情報の行頭からの位置順に上書きした状態で前記表示手段に表示されている各々の分割領域の間におけるずれ量を使用者による所定の操作に応じて増減するずれ量調整手段と、
    このずれ量調整手段により増減されたずれ量を、前記表示制御手段が表示手段に表示させる複数の分割領域の間に維持するずれ量として記憶する記憶手段と
    を備えたことを特徴とする請求項13記載の撮像装置。
  15. 前記表示制御手段により前記文字情報の行頭からの位置順に上書きした状態で前記表示手段に表示させる各々の分割領域の間におけるずれ量を、前記段領域の画像に基づき所定の画像認識技術を用いて決定するずれ量決定手段と、
    このずれ量決定手段により決定されたずれ量を、前記表示制御手段が表示手段に表示させる複数の分割領域の間に維持するずれ量として記憶する記憶手段と
    を備えたことを特徴とする請求項13記載の撮像装置。
  16. 前記表示制御手段は、前記位置順に上書きした状態で前記表示手段に表示させている複数の分割領域の各々の表示域を、使用者による移動指示に応じ、前記ずれ量分だけ前記文字情報の行並び方向へ移動させる移動手段を含むことを特徴とする請求項13,14又は15記載の撮像装置。
  17. 前記表示制御手段は、前記位置順に上書きした状態で前記表示手段に表示させている複数の分割領域以外の分割領域が存在する場合、前記位置順に上書きした状態で前記表示手段に表示させている複数の分割領域を、使用者による移動指示に応じ、当該複数の分割領域における各々の表示域を維持したまま、行頭からの位置順が前後する複数の分割領域に置き換える置換手段を含むことを特徴とする請求項16記載の撮像装置。
  18. 前記切替手段は、前記方向設定手段により設定された表記方向に応じて決められている段領域の末尾を含む分割領域における前記表示手段に表示中の表示域が前記末尾を含む領域で、かつ使用者による移動指示が末尾方向への指示であったとき、及び前記方向設定手段により設定された表記方向に応じて決められている段領域の先頭を含む分割領域における前記表示手段に表示中の表示域が先頭を含む領域で、かつ使用者による移動指示が先頭方向への指示であったとき、表示対象の段領域を他の段領域に切り替えることを特徴とする請求項16又は17記載の撮像装置。
  19. 被写体を撮像する撮像手段と、この撮像手段により撮像された画像を記録する画像記録手段と、この画像記録手段に記録されている画像を表示する表示手段とを備えた撮像装置において、前記画像記録手段に記録されている、複数段の段組状態で配置された文字情報を含む文書画像を前記表示手段に表示する方法であって、
    前記文書画像に、各段に相当する複数の段領域を設定する工程と、
    設定された複数の段領域を前記表示手段に個別に表示する工程と、
    表示手段に個別に表示する表示対象の段領域を、使用者による所定の指示に応じて切り替える工程と
    を含むことを特徴とする画像表示方法。
  20. 被写体を撮像する撮像手段と、この撮像手段により撮像された画像を記録する画像記録手段と、この画像記録手段に記録されている画像を表示する表示手段とを備えた撮像装置が有するコンピュータを、
    前記画像記録手段に記録されている、複数段の段組状態で配置された文字情報を含む文書画像に、各段に相当する複数の段領域を設定する領域設定手段と、
    前記領域設定手段により設定された複数の段領域を前記表示手段に個別に表示させる表示制御手段と、
    この表示制御手段が前記表示手段に個別に表示させる表示対象の段領域を、使用者の指示に応じ切り替える切替手段と
    して機能させるためのプログラム。
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