JP2002298078A - 文字表示装置、その制御方法、記録媒体およびプログラム - Google Patents

文字表示装置、その制御方法、記録媒体およびプログラム

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JP2002298078A
JP2002298078A JP2001101637A JP2001101637A JP2002298078A JP 2002298078 A JP2002298078 A JP 2002298078A JP 2001101637 A JP2001101637 A JP 2001101637A JP 2001101637 A JP2001101637 A JP 2001101637A JP 2002298078 A JP2002298078 A JP 2002298078A
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Hitoshi Yamakado
均 山門
Kazuhiko Muto
和彦 無藤
Toru Miyamoto
徹 宮本
Daisuke Miyakoshi
大輔 宮腰
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮像した画像に含まれる文字をデジタル的に
拡大した場合でもより見やすく表示する。 【解決手段】 モード設定スイッチ143が「文字表示
モード」に設定されている場合に、文字認識処理部20
は、文字情報ファイル21に記憶されている文字パター
ン情報に基づいて、フレームバファ13に記憶されてい
るデジタル画像データから文字を認識し、この認識した
文字に対応するアウトラインフォントにより表される文
字を文字認識バッファ22に記憶させる。制御部15
は、文字認識バッファ22に記憶された文字群のうちの
一部の文字を含むデジタル画像データをVRAM18に
記憶させ、VRAM18に記憶されたデジタル画像デー
タをデジタルカメラ1の背面に設けられているLCD1
9に表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文字表示装置、そ
の制御方法、記録媒体およびプログラムに係り、特に、
携帯可能な情報機器において撮像した文字を拡大表示さ
せるための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より新聞などの小さな文字を読みや
すくするために、文字を拡大すべくルーペ(拡大鏡)が
一般的に用いられている。このような機能と同様なもの
として、デジタルカメラには、被写体をデジタルズーム
により拡大し、拡大した被写体の画像をLCDに表示さ
せるものがある。このようなデジタルカメラで雑誌や新
聞などに掲載されている小さな文字を撮影する場合に
は、LCDに表示される文字が小さくて読みづらいた
め、デジタルズームで拡大してLCDに表示させること
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、デジタ
ルズームにより拡大された画像は、デジタルカメラの内
部に記憶されているデジタル画像データの一部のみを利
用して拡大している。したがって、デジタル拡大された
画像は、少ない情報量で表示を行うため、ルーペ(拡大
鏡)で拡大した場合と異なり拡大はされるがデジタル化
に伴って画質が劣化してしまい細かい文字等は、却って
読みづらくなることがある。
【0004】そこで、本発明は、上述した事情に鑑みて
なされたものであり、撮像した文字をデジタル的に拡大
表示するに際し、文字をより見やすく表示することがで
きる文字表示装置、その制御方法、記録媒体およびプロ
グラムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明に係る文字表示装置は、所定の撮像領域
に対応する画像を撮像して画像データを生成する画像生
成部と、前記画像データから前記画像に含まれる文字を
その二次元配置とともに認識する認識部と、所定の文字
フォントを用い前記二次元配置にしたがって前記認識さ
れた文字を配置して表示するための表示用画像データを
生成する表示用画像データ生成部と、前記表示用画像デ
ータに対応する表示用画像の一部を抽出して実表示画像
として表示させる表示部とを備えることを特徴としてい
る。
【0006】この構成によると、撮像された画像に含ま
れる文字が認識部により文字の二次元配置とともに認識
される。そして、認識された文字を前記二次元配置にし
たがって配置し、この配置した文字を所定の文字フォン
トを用いて表示するための表示用画像データが表示用画
像データ生成部により生成される。これにより、表示部
は、表示用画像データに対応する表示用画像の一部を抽
出して実表示画像を表示させることが可能になる。
【0007】また、上述した文字表示装置において、前
記二次元配置された文字を含む二次元平面を仮定し、当
該二次元平面における前記撮像領域の移動量および移動
方向を検出する検出部を備えるようにし、前記表示部
は、前記検出部により検出された前記撮像領域の移動量
および移動方向に応じて抽出位置を変更するようにして
もよい。
【0008】また、上述した文字表示装置において、前
記認識部により文字として認識不能な画像領域があった
場合に、前記表示用画像データには、当該認識不能な画
像領域に対応する画像データが格納されるようにし、前
記表示部は、前記格納された認識不能な画像領域に対応
する画像データに基づいて、当該画像データに対応する
画像を、認識された文字を表示する文字フォントの文字
サイズに合わせて表示させるようにしてもよい。
【0009】本発明に係る文字表示装置の制御方法は、
所定の撮像領域に対応する画像を撮像して画像データを
生成する画像生成段階と、前記画像データから前記画像
に含まれる文字をその二次元配置とともに認識する認識
段階と、所定の文字フォントを用い前記二次元配置にし
たがって前記認識された文字を配置して表示するための
表示用画像データを生成する表示用画像データ生成段階
と、前記表示用画像データに対応する表示用画像の一部
を抽出して実表示画像として表示させる表示段階とを備
えることを特徴としている。
【0010】本発明に係る文字表示装置を制御するため
のプログラムを記録した記録媒体は、コンピュータを、
所定の撮像領域に対応する画像を撮像して画像データを
生成する画像生成手段と、前記画像データから前記画像
に含まれる文字をその二次元配置とともに認識する認識
手段と、所定の文字フォントを用い前記二次元配置にし
たがって前記認識された文字を配置して表示するための
表示用画像データを生成する表示用画像データ生成手段
と、前記表示用画像データに対応する表示用画像の一部
を抽出して実表示画像として表示させる表示手段として
機能させるためのプログラムを記録したことを特徴とし
ている。
【0011】本発明に係る文字表示装置を制御するため
のプログラムは、コンピュータを、所定の撮像領域に対
応する画像を撮像して画像データを生成する画像生成手
段と、前記画像データから前記画像に含まれる文字をそ
の二次元配置とともに認識する認識手段と、所定の文字
フォントを用い前記二次元配置にしたがって前記認識さ
れた文字を配置して表示するための表示用画像データを
生成する表示用画像データ生成手段と、前記表示用画像
データに対応する表示用画像の一部を抽出して実表示画
像として表示させる表示手段として機能させることを特
徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して本発明の好
適な実施形態について説明する。 [1] 実施形態の構成 図1を参照して本発明の実施形態に係るルーペ(拡大
鏡)の機能を有するデジタルカメラ1の概要構成を説明
する。デジタルカメラ1は、撮像部10を備え、この撮
像部10は、レンズ101と、CCD(電荷結合素子;
Charge Coupled Device)102と、信号処理部103
とを備えている。
【0013】CCD102は、レンズ101によって投
影された撮影画像をアナログ画像信号SAGに変換し、信
号処理部103に出力する。信号処理部103は、アナ
ログ画像信SAGからノイズ除去・ゲインコントロール処
理等を行うとともに、処理後のアナログ画像信号をデジ
タル画像データDDGに変換し、フレームバッファ13に
出力する。フレームバッファ13は、デジタル画像デー
タDDGを記憶するメモリである。フレームバッファ13
は、1フレーム分のデジタル画像データDDGを記憶す
る。具体的に説明すると、例えば、CCDがn行m列の
画素を有している場合に、フレームバッファ13はn×
m画素分のデジタル画像データDDGを記憶する。
【0014】操作部14は、ユーザがデジタルカメラ1
を操作する際に用いる各種のスイッチを備えている。各
種のスイッチとしては、以下のものがある。シャッター
スイッチ141は、撮影している画像を記録させる際に
その旨の指示を与えるための操作を行うために用いる。
ポーズスイッチ142は、LCD(Liquid Crystal Dis
play)19上に表示されている画像を一時的に保持させ
る際にその旨の指示を与えるための操作を行うために用
いる。モード設定スイッチ143は、このデジタルカメ
ラ1を、画像を撮影して記録するために機能させる「通
常モード」と、このデジタルカメラ1を、LCD19に
文字を表示するために機能させる「文字表示モード」と
を切り替えるための操作を行うために用いる。操作部1
4はユーザの操作状態に対応した信号を出力し、制御部
15に供給する。制御部15は操作部14からの操作信
号に対応する制御を装置各部に対して行う。制御部15
は、後述する文字認識処理部20により生成される文字
画像データDMGの表示対象部分に相当する文字表示画像
データDMHGをVRAM18に出力させる。
【0015】文字情報ファイル21は、文字のアウトラ
インフォントと、登録されている文字の特徴を抽出して
生成された標準文字パターンとを対応付けて記憶するフ
ァイルである。ここで、文字の特徴とは、文字を上下方
向、左右方向、左斜め方向、右斜め方向などの方向成分
に分解し、それらの方向成分に基づいて文字の特徴をパ
ターン化したものである。
【0016】文字認識処理部20は、モード設定スイッ
チ143が「文字表示モード」側に設定されている場合
に、文字情報ファイル21を参照してフレームバッファ
13に記憶されているデジタル画像データDDGに対応す
る画像から文字を認識し、この認識された文字に対応す
るアウトラインフォントを抽出する。文字認識処理部2
0は、抽出したアウトラインフォントにより表示される
文字に基づいて文字画像データDMGを生成する。ここ
で、アウトラインフォントにより表示される文字は、予
め定められた文字サイズにより表示される。文字認識バ
ッファ22は、文字認識処理部20により生成された文
字画像データDMGを記憶するメモリである。
【0017】画像処理部17は、モード設定スイッチ1
43が「通常モード」側に設定されている場合に、フレ
ームバッファ13に記憶されているデジタル画像データ
DDGに対して、エッジ強調・明るさ調整・色合い調整・
ホワイトバランス調整・逆光補正等のデジタル画像処理
を行う。画像処理部17は、デジタル画像処理を施した
デジタル画像データに対し、LCD19の表示能力に合
わせて減色、画素の間引き処理を行い、表示画像データ
DHGを生成する。画像処理部17は、表示画像データD
HGをVRAM18に出力する。VRAM18は、表示画
像データDHGまたは文字表示画像データDMHGを記憶す
る。LCD19は、デジタルカメラ1の背面に設けられ
ており、VRAM18に記憶された表示画像データDHG
または文字表示画像データDMHGに対応する画像を表示
する。
【0018】ここで、図2は、デジタルカメラ1のレン
ズ101によって撮像された文字に対応する所定文字サ
イズの文字が、LCD19に表示される様子を表したも
のである。文字が記載されている紙面2上に、「文字表
示モード」側に設定されているデジタルカメラ1のレン
ズ101部分を近づけると、デジタルカメラ1の背面に
設けられているLCD19に、撮像された文字に対応す
る所定文字サイズの文字が表示される。図2に示す場合
には、紙面2上に記載されている文字のうち“早期の対
策が”という文字の近辺がLCD19に表示されてい
る。
【0019】フラッシュメモリ16は、デジタルカメラ
1を「通常モード」で使用する際にフレームバッファ1
3に記憶されているデジタル画像データDDGを格納して
記憶するメモリである。フラッシュメモリ16に格納さ
れるデジタル画像データDCDGは、JPEG形式により
圧縮されてから格納される。なお、フラッシュメモリ1
6は、RAMや磁気ディスク等であってもよい。また、
カードインターフェースを備えることにより、メモリー
カード等の着脱可能なメモリであってもよい。
【0020】[2] 実施形態の動作 [2.1] 通常モード時の動作 次に、図3を参照してモード設定スイッチ143が「通
常モード」側に設定されている際の動作例を説明する。
まず、ユーザが被写体を撮影するためにデジタルカメラ
1のレンズ101を被写体に向ける。次に、CCD10
2は、レンズ101から入ってきた被写体画像(光信
号)をアナログ画像信号SAGに変換し、信号処理部10
3に出力する(ステップS1)。信号処理部103は、
入力されたアナログ画像信号SAGに対してノイズ除去・
ゲインコントロール処理およびアナログ・デジタル変換
処理を行う。制御部15は、フレームバッファ13に1
フレーム分のデジタル画像データDDGを記憶させる(ス
テップS2)。
【0021】また、制御部15は、モード設定スイッチ
143が「通常モード」側に設定されていることを示す
信号を画像処理部17に送信する(ステップS3)。画
像処理部17は、フレームバッファ13に記憶されてい
るデジタル画像データDDGに対し、エッジ強調・明るさ
調整・色合い調整・ホワイトバランス調整・逆光補正等
のデジタル画像処理を行なう(ステップS4)。次に、
画像処理部17は、デジタル画像処理を施したデジタル
画像データに対し、LCD19の表示能力に合わせて減
色、画素の間引き処理を行い、表示画像データDHGを生
成する。そして、画像処理部17は、表示画像データD
HGをVRAM18に記憶させる。制御部15は、VRA
M18に記憶されたデジタル画像データDHGをデジタル
カメラ1の背面に設けられているLCD19に表示させ
る(ステップS5)。
【0022】ここで、ユーザによりシャッタースイッチ
141が押されると、制御部15は、フレームバッファ
13に記憶されている被写体のデジタル画像データDDG
をJPEG形式により圧縮する。そして、制御部15
は、この圧縮したデジタル画像データDCDGをフラッシ
ュメモリ16に記憶させる。
【0023】[2.2] 文字表示モード時の動作 次に、図4を参照してモード設定スイッチ143が「文
字表示モード」側に設定されている際の動作例を説明す
る。まず、ユーザが文字を観るためにデジタルカメラ1
のレンズ101を文字含んだ新聞や雑誌などの被写体に
向ける。次に、CCD102は、レンズ101から入っ
てきた被写体画像(光信号)をアナログ画像信号SAGに
変換し、信号処理部103に出力する(ステップS1
1)。信号処理部103は、変換されたアナログ画像信
号SAGに対してノイズ除去・ゲインコントロール処理お
よびアナログ・デジタル変換処理を行う。制御部15
は、フレームバッファ13に1フレーム分のデジタル画
像データDDGを記憶させる(ステップS12)。制御部
15は、モード設定スイッチ143が「文字表示モー
ド」側に設定されていることを示す信号を文字認識処理
部18に送信する(ステップS13)。
【0024】次に、文字認識処理部20は、文字情報フ
ァイル21に記憶されている標準文字パターンに基づい
て、デジタル画像データDDGに対応する画像から文字を
認識する(ステップS14)。そして、文字認識処理部
20は、デジタル画像データDDGに対応する画像から認
識された文字に対応するアウトラインフォントを文字情
報ファイル21から抽出する(ステップS15)。な
お、このステップS14およびS15における処理につ
いては、後で詳細に説明する。文字認識処理部20は、
抽出したアウトラインフォントにより表される文字に基
づいて文字画像データDMGを生成し、生成した文字画像
データDMGを文字認識バッファ22に記憶させる(ステ
ップS16)。
【0025】次に、制御部15は、文字認識バッファ2
2に記憶された文字画像データDMGに対応する画像のほ
ぼ中央に位置する文字列に対応する文字表示画像データ
DMHGをVRAM18に記憶させる。制御部15は、V
RAM18に記憶された文字表示画像データDMHGに対
応する文字列を含んだ画像をデジタルカメラ1の背面に
設けられているLCD19に表示させる(ステップS1
7)。すなわち、文字表示画像データDMHGに対応する
文字列を含んだ画像は、文字表示画像データDMHGに対
応する文字を予め指定した文字サイズを有するアウトラ
インフォントで表示した画像に相当することとなる。
【0026】このようにして、LCD19には、アウト
ラインフォントにより表される美しい文字がユーザにと
って読みやすい所定の大きさで表示される。そして、デ
ジタルカメラ1を動かすと、その方向、移動量を文字認
識処理部20が検出し、この検出した方向、移動量に応
じてLCD19に表示される画像が更新される。
【0027】次に、モード設定スイッチ143が「文字
表示モード」側に設定されている際にポーズスイッチ1
42が押されたときの動作例を説明する。ユーザにより
ポーズスイッチ142が押されると、制御部15は、文
字認識処理部20による処理を停止させるとともに、V
RAM18に記憶されている文字表示画像データDMHG
を保持させる。そして、再度ユーザによりポーズスイッ
チ142が押されるまで、制御部15は、文字認識処理
部20による処理の停止を継続させるとともに、VRA
M18に記憶されている文字表示画像データDMHGの保
持を継続させる。ユーザにより再度ポーズスイッチ14
2が押されると、制御部15は、文字認識処理部20に
よる処理を再開させるとともに、VRAM18に記憶さ
れている文字表示画像データDMHGを更新させる。これ
により、LCD19に表示させた文字を含んだ画像をユ
ーザが所望する状態で一時的に保持することが可能とな
る。
【0028】[2.3] 文字認識の具体的動作 次に、撮像された画像から文字が認識され、認識された
文字に対応するアウトラインフォントが文字認識バッフ
ァに記憶されるまでの動作例を説明する。まず、文字認
識処理部20は、フレームバッファ13に記憶されてい
るデジタル画像データDDGに含まれるデータから文字部
分を特定し、その特定した文字部分を1文字ごとに分解
する。この場合において、文字部分を特定する前にデジ
タル画像データDDGの傾き補正等の各種前処理を必要に
応じて行うのが好ましい。次に、文字認識処理部20
は、分解した1文字ごとにその文字の特徴を抽出して文
字パターンを生成し、生成した文字パターンと、文字情
報ファイル21に記憶されている全ての標準文字パター
ンとの間の距離を計算する。なお、この距離を計算する
方法には、ユークリッド距離、あるいは絶対値距離(シ
ティブロック距離)などの方法を用いる。
【0029】上述した距離計算の結果、文字認識処理部
20は、全ての標準文字パターンから最も距離の小さい
標準文字パターンを選択し、選択した標準文字パターン
に対応する文字を、撮像された画像から認識された文字
とする。次に、文字認識処理部20は、選択した標準文
字パターンに対応するアウトラインフォントを文字情報
ファイル21から抽出し、抽出したアウトラインフォン
トにより表される文字を文字パターンの抽出位置(2次
元位置)に対応付けて文字認識バッファ22に記憶す
る。この一連の動作により、文字認識処理部20は、撮
像された画像から文字を認識し、認識した文字に対応す
るアウトラインフォントを2次元的な表示配列を保持し
たまま文字認識バッファ22に記憶させている。
【0030】[2.4] 認識した文字を表示する際の
具体的動作 次に、図5を参照して撮像された画像から文字が認識さ
れ、認識された文字がLCDに表示されるまで動作例を
説明する。図5は、紙面2上に記載されている文字をデ
ジタルカメラ1で撮像した場合に、文字認識バッファ2
2に記憶される文字群Baと、LCD19に表示される
文字群Laとの関係を表したものである。
【0031】図5に示すように、LCD19に表示され
る文字群Laは、文字認識バッファ22に記憶されてい
る文字群Baの中央部に位置する。このように文字群L
aを文字群Baの中央部に位置させることにより、デジ
タルカメラ1が移動した場合であっても、その移動量が
小さく、移動後のLCD19に表示させる文字群La
が、移動前の文字認識バッファ22に記憶されていた文
字群Baの範囲内に存在する場合には、LCD19にす
ぐに文字を表示することが可能となる。一方、移動量が
大きく、移動後のLCD19に表示させる文字群La
が、移動前の文字認識バッファ22に記憶されていた文
字群Baの範囲内に存在しない場合には、表示対象とな
る文字が認識され、文字認識バッファ22に記憶される
のを待ってからLCD19に文字が表示されることにな
る。
【0032】まず、レンズ101により紙面2上の画像
がデジタルカメラ内に取り込まれると、フレームバッフ
ァ13には、図5に示す文字群Baを含んだデジタル画
像データDDGが取り込まれる。文字認識処理部20は、
フレームバッファ13に記憶されたデジタル画像データ
DDGから全ての文字を認識し、認識した文字に対応する
アウトラインフォントにより表される文字を文字認識バ
ッファ22に記憶させる。
【0033】次に、制御部15は、文字認識バッファ2
2に記憶された文字群Baを表示すべく平面上に配置し
たと仮定した場合に中央部に位置する文字群Laである
“ノートパソコ”を含む文字表示画像データDMHGを生
成し、生成した文字表示画像データDMHGをVRAM1
8上に記憶させる。これによりLCD19には、“ノー
トパソコ”という文字全体を含んだ画像が表示される。
【0034】次に、デジタルカメラ1が紙面2の左斜め
下方側に移動すると、フレームバッファ13には、図6
に示す文字群Bbを含んだデジタル画像データDDGが取
り込まれる。この際に既に取り込んでいる部分がある場
合には、当該取り込み済みの部分については再度の取り
込みは行わない。次に、文字認識処理部20は、表示画
面上のほぼ中央の位置に予め設定されている基準位置に
基づいて、移動ベクトルを算出する。本実施形態の場合
には、図5に示す文字群Laの最上段に位置する“ノ”
の右上端部が基準位置となる。
【0035】具体的に説明すると、フレームバッファ1
3に記憶される文字群が、例えば、図5に示す文字群B
aから図6に示す文字群Bbに変化した場合には、図7
に示すように、変化前の基準位置に該当していた“ノ”
の右上端部が、変化後に移動した先の位置に基づいて、
移動ベクトルSが求められる。なお、基準位置に対応さ
せる文字を1文字ではなく、配置位置の離れた複数の文
字に対応させて設定し、同様に検出すればより正確に移
動方向が検出できる。
【0036】文字認識処理部20は、算出した移動ベク
トルSに基づいて、フレームバッファ13に記憶されて
いるデジタル画像データDDGのうち、移動前に記憶され
ていなかった文字を含むデジタル画像データの差分領域
を求める。具体的には、図7に示すように、フレームバ
ッファ13に記憶されているデジタル画像データDDGう
ち、デジタル画像データの四方端点を始点とする移動ベ
クトルSと同じ向きおよび同じ大きさ(移動量)をもつ
移動ベクトルS’を含む領域Rが、移動前には記憶され
ていない文字を含むデジタル画像データの差分領域とな
る。
【0037】したがって、文字認識処理部20は、領域
Rに含まれる文字を認識し、この認識した文字に対応す
るアウトラインフォントにより表される文字を文字認識
バッファ22の領域R’に記憶させる。そして、文字認
識処理部20は、文字認識バッファ22に記憶された文
字群Bbを表示すべく平面上に配置したと仮定した場合
に、その中央部に位置する文字群Lbである“カードに
も使”を含む文字表示画像データDMHGを生成し、生成
した文字表示画像データDMHGをVRAM18に記憶さ
せる。
【0038】これにより、LCD19には、図8に示す
ように“ノートパソコ”という文字全体を含んだ画像に
変わって“ノートパソコ”という文字の一部のみを含み
“カードにも使”という文字全体を含んだ画像が表示さ
れる。なお、フレームバッファ13に記憶される文字群
Ba,Bbの四方端点付近にある文字は、文字の一部が
欠けている場合が多いが、そのような文字は、文字認識
の対象外として文字認識バッファ22に記憶させないこ
ととする。
【0039】上述した実施形態に係るデジタルカメラの
各種機能を実現する方法は、このデジタルカメラにおい
て行われる各種機能を実行させるためのプログラムを予
めデジタルカメラに格納して実現する場合に限られな
い。例えば、このプログラムを記録した記録媒体からプ
ログラムを読み取った後にインストールして実現する場
合や、このプログラムを電気通信回線を通じてデジタル
カメラにダウンロードした後にインストールして実現す
る場合であってもよい。
【0040】[3] 実施形態の効果 上述したように、本実施形態に係るデジタルカメラで
は、現時点において撮像されている画像に含まれる文字
を、各ユーザにとって読みやすい大きさに設定されたア
ウトラインフォント文字で表示するため、美しくて読み
やすい文字を表示部であるLCDに表示することが可能
となる。したがって、ユーザは、このデジタルカメラを
あたかもルーペのように使用することが可能となる。
【0041】[4] 実施形態の変形例 なお、上述した実施形態においては、文字認識処理の機
能をデジタルカメラに備えた場合について説明している
が、文字認識処理の機能を備えられるのはデジタルカメ
ラに限られない。例えば、この機能を撮像機能および表
示機能を有する携帯型情報端末(PDA)、携帯電話
機、簡易型携帯電話機、デジタルビデオ、時計などの携
帯可能な情報機器に備えてもよい。さらに、上述した情
報機器以外であっても、撮像機能および表示機能を備え
た情報機器であればどのような情報機器に備えてもよ
い。また、撮像機能を備える装置または表示機能を備え
る装置のいづれかの装置に対して文字認識処理の機能を
備えてもよい。この場合には、各装置に赤外線などの無
線通信インターフェースを備え、この無線通信インター
フェースを介して撮像、文字認識、表示の各処理を行う
ようにすればよい。
【0042】また、上述した実施形態においては、LC
D19には、文字認識処理部20により認識された文字
が表示されるが、LCD19に文字を表示させる方法
は、これに限られない。例えば、文字認識処理部20に
より文字として認識することができない画像があった場
合には、その部分には、文字認識される前の文字(ある
いは図形等)を含む所定領域の画像を記憶し、文字が認
識できた他の文字のアウトラインフォントの文字サイズ
に合わせて表示させるようにしてもよい。これにより、
文字認識ができなかった場合でも、原文に即した文字を
表示することが可能となり、ユーザは、判読が可能とな
る。この場合において、汚れなどを誤検出して不要な画
像を記憶するのを防止すべく、適宜、撮像対象の用紙の
色(背景色)を判別するためのしきい値を設定するのが
好ましい。
【0043】また、上述した実施形態においては、手に
持ったデジタルカメラ1で文字を撮影しているが、これ
に限られず、例えば、脚付きの台などの上にデジタルカ
メラを固定し、この台を動かすことによって撮像された
文字を表示するようにしてもよい。これによって、デジ
タルカメラと紙面との間の距離を一定に保ち、さらに、
紙面とレンズを並行に保つことができるため、文字の認
識率を向上させることができる。さらに、デジタル画像
データの傾き補正等の各種前処理工程を簡略化でき、処
理の高速化が図れる。
【0044】また、上述した実施形態においては、LC
D19に表示させる文字の文字サイズを予め定められた
文字サイズに固定しているが、これに限定するものでは
ない。例えば、操作部14に、文字サイズを設定するサ
イズ設定部を設け、このサイズ設定部において設定され
た文字サイズにより、LCD19に表示させる文字の文
字サイズを決めてもよい。また、文字サイズを設定する
のではなく、表示させる倍率を設定するようにしてもよ
い。この場合には、例えば、認識された文字の平均的な
サイズを検出し、実際に表示する文字サイズを自動的に
設定して表示する。具体的には、平均的な文字サイズが
9ポイントであると検出された場合に、倍率が2倍に設
定されていれば、表示される文字サイズは18ポイント
に自動設定される。これらの場合に、文字認識処理部2
0は、アウトラインフォントにより表される文字に対し
てアウトライン補正処理を行うようにすれば、表示され
る文字の大きさが変わっても、美しい文字を維持して表
示することができる。
【0045】また、上述した実施形態においては、モー
ド設定スイッチ143が「文字表示モード」側に設定さ
れている際に、LCD19に表示させる文字を移動させ
る場合には、デジタルカメラ1自体を動かす必要がある
が、LCD19に表示させる文字を移動させる方法とし
て、例えば、操作部14に、表示文字を移動させるカー
ソル部を設け、このカーソル部において指示された移動
量および移動方向に応じて、表示させる文字を文字認識
バッファ22に記憶されている文字画像データDMGの範
囲内で移動させるようにしてもよい。
【0046】また、上述した実施形態においては、認識
された文字を表示するためにアウトラインフォントを用
いているが、これに限られない。例えば、認識された文
字を表示するためにビットマップフォントを用いてもよ
い。この場合には、アンチエイリアシング処理やスムー
ジング処理等のジャギー(文字のギザギザ)を軽減する
処理を行うのが好ましい。
【0047】また、上述した実施形態においては、VR
AM18に格納されたデジタル画像データをLCD19
に表示しているが、LCD19への表示方法は、これに
限られない。例えば、VRAM18を2階層に分離し、
「文字表示モード」の場合に、VRAM18の一方の階
層には、制御部15により生成された文字表示画像デー
タDMHGを記憶し、VRAM18の他方の階層には、画
像処理部17により生成された表示画像データDHGを記
憶する。そして、操作部14に表示切替スイッチを備
え、この表示切換スイッチになされた操作に応じてLC
D19に表示させるVRAM18を切り換えるようにし
てもよい。これにより、「文字表示モード」の場合に
は、LCD19に、文字が読みやすく編集された文字表
示画像データDMHGに対応する画像と、表示画像データ
DHGに対応する画像とを交互に表示することが可能にな
る。
【0048】
【発明の効果】上述したように本発明によれば、撮像し
た画像に含まれる文字をデジタル的に拡大した場合でも
より見やすく表示することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態に係るデジタルカメラの概要構成を
例示する図である。
【図2】 図1に記載するデジタルカメラの使用状態を
例示する図である。
【図3】 図1に記載するデジタルカメラの動作例を示
すフローチャートである。
【図4】 図1に記載するデジタルカメラの動作例を示
すフローチャートである。
【図5】 図1に記載するデジタルカメラの文字認識バ
ッファに記憶される文字群とLCDに表示される文字群
との関係を例示する図である。
【図6】 図1に記載するデジタルカメラの文字認識バ
ッファに記憶される文字群とLCDに表示される文字群
との関係を例示する図である。
【図7】 図1に記載するデジタルカメラの文字認識バ
ッファに記憶される文字群の移動時の差分領域を例示す
る図である。
【図8】 図1に記載するデジタルカメラのLCDに表
示される画像を例示する図である。
【符号の説明】
1…デジタルカメラ(文字表示装置)、 10…撮像部(画像生成部)、 13…フレームバッファ、 14…操作部(設定部)、 15…制御部(表示部)、 16…フラッシュメモリ、 17…画像処理部、 18…VRAM、 19…LCD(表示部)、 20…文字認識処理部(認識部、表示用画像データ生成
部、パターン抽出部、比較部、検出部、)、 21…文字情報ファイル(パターン記憶部)、 22…文字認識バッファ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/445 H04N 5/445 Z (72)発明者 宮本 徹 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 (72)発明者 宮腰 大輔 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 Fターム(参考) 5B064 AA01 AB02 BA01 FA13 FA18 5B069 AA01 BA04 BB16 DC03 DD11 DD15 JA09 5C021 PA71 PA79 PA80 RA11 YC06 5C022 AB66 AC42 AC69 5C025 BA27 BA28 CA09 CB10 DA10

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の撮像領域に対応する画像を撮像し
    て画像データを生成する画像生成部と、 前記画像データから前記画像に含まれる文字をその二次
    元配置とともに認識する認識部と、 所定の文字フォントを用い前記二次元配置にしたがって
    前記認識された文字を配置して表示するための表示用画
    像データを生成する表示用画像データ生成部と、 前記表示用画像データに対応する表示用画像の一部を抽
    出して実表示画像として表示させる表示部と、 を備えることを特徴とする文字表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の文字表示装置において、 複数の文字パターンを標準文字パターンとして記憶させ
    るパターン記憶部を備え、 前記認識部は、前記画像データから文字パターンを抽出
    するパターン抽出部と、前記抽出された文字パターンと
    前記記憶された複数の標準文字パターンとを順次比較す
    る比較部とを備え、前記比較結果に基づいて前記抽出さ
    れた文字パターンに最も似ている標準文字パターンに対
    応する文字を前記画像に含まれる文字として認識するこ
    とを特徴とする文字表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の文字表示装置において、 前記二次元配置された文字を含む二次元平面を仮定し、
    当該二次元平面における前記撮像領域の移動量および移
    動方向を検出する検出部を備え、 前記表示部は、前記検出部により検出された前記撮像領
    域の移動量および移動方向に応じて抽出位置を変更する
    ことを特徴とする文字表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の文字表示装置において、 前記表示部による抽出の位置を変更指示する操作部を備
    え、 前記表示部は、前記操作部によりなされた指示に応じて
    抽出位置を変更することを特徴とする文字表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の文字表示装置において、 前記表示部は、前記実表示画像として、前記表示用画像
    データに対応する表示用画像のほぼ中央に位置する一部
    を抽出することを特徴とする文字表示装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の文字表示装置において、 前記認識部により文字として認識不能な画像領域があっ
    た場合に、前記表示用画像データには、当該認識不能な
    画像領域に対応する画像データが格納されることを特徴
    とする文字表示装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の文字表示装置において、 前記認識不能な画像領域に対応する画像データに基づい
    て、当該画像データに対応する画像を、認識された文字
    を表示する文字フォントの文字サイズに合わせて表示す
    ることを特徴とする文字表示装置。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の文字表示装置において、 前記表示用画像に含まれる文字の文字サイズあるいは倍
    率を設定する設定部を備え、 前記表示部は、前記設定された文字サイズあるいは倍率
    に対応した文字を含む表示用画像を表示させることを特
    徴とする文字表示装置。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の文字表示装置において、 前記表示部により表示されている状態を保持することを
    指示する操作部を備え、 前記表示部は、前記操作部によって表示されている状態
    を保持することが指示された場合に、表示されている状
    態を保持することを特徴とする文字表示装置。
  10. 【請求項10】 請求項1記載の文字表示装置におい
    て、 前記文字フォントは、アウトラインフォントであること
    を特徴とする文字表示装置。
  11. 【請求項11】 所定の撮像領域に対応する画像を撮像
    して画像データを生成する画像生成段階と、 前記画像データから前記画像に含まれる文字をその二次
    元配置とともに認識する認識段階と、 所定の文字フォントを用い前記二次元配置にしたがって
    前記認識された文字を配置して表示するための表示用画
    像データを生成する表示用画像データ生成段階と、 前記表示用画像データに対応する表示用画像の一部を抽
    出して実表示画像として表示させる表示段階と、 を備えることを特徴とする文字表示装置の制御方法。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の文字表示装置の制御
    方法において、 前記二次元配置された文字を含む二次元平面を仮定し、
    当該二次元平面における前記撮像領域の移動量および移
    動方向を検出する検出段階を備え、 前記表示段階は、前記検出段階において検出された前記
    撮像領域の移動量および移動方向に応じて抽出位置を変
    更することを特徴とする文字表示装置の制御方法。
  13. 【請求項13】 請求項11記載の文字表示装置の制御
    方法において、 前記認識段階において文字として認識不能な画像領域が
    あった場合に、前記表示用画像データには、当該認識不
    能な画像領域に対応する画像データが格納され、 前記表示段階は、前記格納された認識不能な画像領域に
    対応する画像データに基づいて、当該画像データに対応
    する画像を、認識された文字を表示する文字フォントの
    文字サイズに合わせて表示させることを特徴とする文字
    表示装置の制御方法。
  14. 【請求項14】 文字表示装置を制御するためのプログ
    ラムを記録した記録媒体であって、 コンピュータを、所定の撮像領域に対応する画像を撮像
    して画像データを生成する画像生成手段と、 前記画像データから前記画像に含まれる文字をその二次
    元配置とともに認識する認識手段と、 所定の文字フォントを用い前記二次元配置にしたがって
    前記認識された文字を配置して表示するための表示用画
    像データを生成する表示用画像データ生成手段と、 前記表示用画像データに対応する表示用画像の一部を抽
    出して実表示画像として表示させる表示手段として機能
    させるためのプログラムを記録した記録媒体。
  15. 【請求項15】 請求項14記載の記録媒体において、 コンピュータを、 前記二次元配置された文字を含む二次元平面を仮定し、
    当該二次元平面における前記撮像領域の移動量および移
    動方向を検出する検出手段として機能させ、 前記表示手段は、前記検出手段により検出された前記撮
    像領域の移動量および移動方向に応じて抽出位置を変更
    することを特徴とするプログラムを記録した記録媒体。
  16. 【請求項16】 請求項14記載の記録媒体において、 前記認識手段により文字として認識不能な画像領域があ
    った場合に、前記表示用画像データには、当該認識不能
    な画像領域に対応する画像データが格納され、 前記表示手段は、前記格納された認識不能な画像領域に
    対応する画像データに基づいて、当該画像データに対応
    する画像を、認識された文字を表示する文字フォントの
    文字サイズに合わせて表示させることを特徴とするプロ
    グラムを記録した記録媒体。
  17. 【請求項17】 文字表示装置を制御するためのプログ
    ラムであって、 コンピュータを、所定の撮像領域に対応する画像を撮像
    して画像データを生成する画像生成手段と、 前記画像データから前記画像に含まれる文字をその二次
    元配置とともに認識する認識手段と、 所定の文字フォントを用い前記二次元配置にしたがって
    前記認識された文字を配置して表示するための表示用画
    像データを生成する表示用画像データ生成手段と、 前記表示用画像データに対応する表示用画像の一部を抽
    出して実表示画像として表示させる表示手段として機能
    させるためのプログラム。
  18. 【請求項18】 請求項17記載のプログラムにおい
    て、 コンピュータを、 前記二次元配置された文字を含む二次元平面を仮定し、
    当該二次元平面における前記撮像領域の移動量および移
    動方向を検出する検出手段として機能させ、 前記表示手段は、前記検出手段により検出された前記撮
    像領域の移動量および移動方向に応じて抽出位置を変更
    することを特徴とするプログラム。
  19. 【請求項19】 請求項17記載のプログラムにおい
    て、 前記認識手段により文字として認識不能な画像領域があ
    った場合に、前記表示用画像データには、当該認識不能
    な画像領域に対応する画像データが格納され、 前記表示手段は、前記格納された認識不能な画像領域に
    対応する画像データに基づいて、当該画像データに対応
    する画像を、認識された文字を表示する文字フォントの
    文字サイズに合わせて表示させることを特徴とするプロ
    グラム。
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