JP2013084084A - 電子機器および電子機器の制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザは、メニュー画面に表示された短縮名称ではメニュー項目の具体的な内容を把握できない場合があった。
【解決手段】電子機器は、表示部に表示された表示項目の選択を検知する検知部と、項目を示す文字列である正式名称と正式名称の文字列を短縮した短縮名称とが対応付けられた項目を短縮可能項目として記憶する名称記憶部と、短縮名称で表示された短縮可能項目が選択された場合に、短縮可能項目の表示を短縮名称から正式名称に切り替える表示制御部とを備える。
【選択図】図3
【解決手段】電子機器は、表示部に表示された表示項目の選択を検知する検知部と、項目を示す文字列である正式名称と正式名称の文字列を短縮した短縮名称とが対応付けられた項目を短縮可能項目として記憶する名称記憶部と、短縮名称で表示された短縮可能項目が選択された場合に、短縮可能項目の表示を短縮名称から正式名称に切り替える表示制御部とを備える。
【選択図】図3
Description
本発明は、電子機器および電子機器の制御プログラムに関する。
近年、デジタルカメラ、携帯電話等の電子機器に複雑な機能が搭載されるに従って、ユーザが設定すべきメニュー項目の数が膨大となっている。そのため、電子機器のメニュー項目群は、種類に応じて複数に分類され、分類ごとにメニュー項目が表示される。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1]特開2002−189552号公報
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1]特開2002−189552号公報
文字数の多いメニュー項目の名称は、予め定められた項目の表示領域にすべて表示できない場合がある。この場合に、名称を短縮した短縮名称が代わりに表示される。しかしながら、ユーザは、メニュー画面に表示された短縮名称ではメニュー項目の具体的な内容を把握できない場合があった。
本発明の第1の態様における電子機器は、表示部に表示された表示項目の選択を検知する検知部と、項目を示す文字列である正式名称と正式名称の文字列を短縮した短縮名称とが対応付けられた項目を短縮可能項目として記憶する名称記憶部と、短縮名称で表示された短縮可能項目が選択された場合に、短縮可能項目の表示を短縮名称から正式名称に切り替える表示制御部とを備える。
本発明の第2の態様における電子機器の制御プログラムは、項目を示す文字列である正式名称と正式名称の文字列を短縮した短縮名称とが対応付けられた項目を短縮可能項目として記憶する名称記憶部を備える電子機器の制御プログラムであって、表示部に表示された表示項目の選択を検知する受付ステップと、短縮名称で表示された短縮可能項目が選択された場合に、短縮可能項目の表示を短縮名称から正式名称に切り替える表示制御ステップとをコンピュータに実行させる。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、第1実施形態に係るカメラのシステム構成図である。第1実施形態では、電子機器の一例として、カメラ10について説明する。カメラ10は、システム制御部11を備え、カメラ10を構成する各要素を直接的または間接的に制御する。システム制御部11は、システムメモリ12と通信する。また、システム制御部11は、後述する操作部材39の操作を検知する検知部13を備える。
システムメモリ12は、電気的に消去・記録可能な不揮発性メモリであり、例えばEEPROM(登録商標)等により構成される。システムメモリ12は、カメラ10の動作時に必要な定数、変数、設定値、プログラム等を、カメラ10の非動作時にも失われないように記憶している。特に、ユーザが設定する各種設定値は、カメラ10のメニュー項目として、種類に応じて複数に分類され、ユーザに提示するメニュー画面と共に管理されている。
また、システムメモリ12は、ユーザが各種設定値を設定するためのメニュー項目群を、種類に応じて複数に分類して記憶している。メニュー項目群は、ページに区分されてシステムメモリ12に管理されている。具体的には、各ページが後述する表示部37で一度に表示可能な数のメニュー項目で構成されるように、メニュー項目群が開始項目から順にページに区分される。さらに、システムメモリ12は、後述するメニュー項目群の名称テーブルを記憶する名称記憶部として機能する。
カメラ10は、光学系20を備える。光学系20は、主にズームレンズ、フォーカスレンズ、手振れ補正レンズを含むレンズ群21、および、レンズシャッタ22により構成される。被写体像は光軸に沿って光学系20に入射し、撮像素子31の結像面に結像する。
撮像素子31は、光学系20を透過して入射する被写体像である光学像を光電変換する素子であり、例えば、CCD、CMOSセンサが用いられる。撮像素子31で光電変換された被写体像は、A/D変換器32でアナログ信号からデジタル信号に変換される。
デジタル信号に変換された被写体像は、画像データとして順次処理される。A/D変換器32によりデジタル信号に変換された画像データは、メモリ制御部33の制御に従い、一旦内部メモリ34に記憶される。内部メモリ34は、高速で読み書きのできるランダムアクセスメモリであり、例えばDRAM、SRAMなどが用いられる。内部メモリ34は、連写撮影、動画撮影において高速に連続して画像データが生成される場合に、画像処理の順番を待つバッファメモリとしての役割を担う。
また、内部メモリ34は、画像処理部35が行う画像処理、圧縮処理において、ワークメモリとしての役割も担うと共に、所定の目的に即して加工処理された画像データを一時的に保管する役割も担う。更に、システムメモリ12に記憶されている定数、変数、設定値、プログラム等が適宜展開されて、カメラ10の制御に利用される。したがって、内部メモリ34は、これらの役割を担うに相当する十分なメモリ容量を備える。メモリ制御部33は、いかなる作業にどれくらいのメモリ容量を割り当てるかを制御する。
画像処理部35は、設定されている撮影モード、ユーザからの指示に則して、画像データを所定の画像フォーマットに従った画像ファイルに変換する。例えば、静止画像としてJPEGファイルを生成する場合、色変換処理、ガンマ処理、ホワイトバランス処理等の画像処理を行った後に適応離散コサイン変換等を施して圧縮処理を行う。また、動画像としてMPEGファイルを生成する場合、所定の画素数に縮小されて生成された連続する静止画としてのフレーム画像に対して、フレーム内符号化、フレーム間符号化を施して圧縮処理を行う。
画像処理部35によって処理された静止画像ファイル、動画像ファイルは、メモリ制御部33の制御により、内部メモリ34から記録媒体IF38を介して、記録媒体50に記録される。記録媒体50は、フラッシュメモリ等により構成される、カメラ10に対して着脱可能な不揮発性メモリである。ただし、記録媒体50は、着脱式に限らず、カメラ10に内蔵される例えばSSDなどの記録媒体であっても良い。このとき、記録媒体50に記録された静止画像ファイル、動画像ファイルは、有線によるUSB、無線によるLAN等により外部へ出力される。
画像処理部35で処理された画像データは、記録用に処理される画像データに並行して、表示用画像データを生成する。通常の表示用画像データは、記録用に処理される画像データをコピーして間引き処理された、画素数の少ない画像データである。つまり、記録用に処理される画像データに従って生成される通常の表示用画像データは、記録用の画像データと同様のカラー情報であるRGB情報を有する。このように生成された表示用画像データは、表示制御部36により、赤色信号であるR信号、緑色信号であるG信号および青色信号であるB信号に変換されて表示部37へ出力される。また、同時に、表示制御部36は表示部37のバックライトの輝度を調整する輝度調整信号を出力する。
表示部37は、LCDパネルとバックライトを備える液晶ディスプレイユニットである。表示部37は、表示制御部36が出力するRGB信号および輝度調整信号を受け取り、LCDパネルの各画素でRGB信号の階調を生成しつつ、バックライトの輝度を調整することにより、表示用画像データをユーザに視認されるように表示する。
記録の有無に関わらず、画像処理部35が撮像素子31の出力に従って逐次表示用画像データを生成して表示部37へ出力すれば、電子ビューファインダーとしてのライブビュー表示を実現することができる。したがって、表示部37は、静止画および動画撮影後の再生表示、撮影前および動画撮影中のライブビュー表示を実現することができる。
また、表示制御部36は、システムメモリ12に記憶された情報を用いて、メニュー画面を表示部37に表示させることもできる。メニュー画面の具体的な表示態様については後述する。
カメラ10は、ユーザからの操作を受け付ける操作部材39を複数備えている。システム制御部11の検知部13は、これら操作部材39が操作されたことを検知する。そして、システム制御部11は、検知部13の検知情報に応じて各種処理を実行する。また、表示制御部36は、システム制御部11を介して検知部13の検知情報を取得し、表示部37の各種表示を制御する。
カメラ10は操作部材39の類としてレリーズスイッチ40を備える。レリーズスイッチ40は、押下げ方向に2段階に検知できる押しボタンで構成されており、システム制御部11は、1段階目の押下げであるSW1の検知により撮影準備動作であるAF、AE等を実行し、2段階目の押下げであるSW2の検知により撮像素子31による被写体像の取得動作を実行する。
ズームレンズ、フォーカスレンズ、手振れ補正レンズはレンズ制御部41により制御されて、被写体像の画角を変更し、被写体像の特定領域を撮像素子31の受光面上で合焦させ、手ぶれを打ち消して撮像素子31の受光面上で安定した結像状態を維持する。レンズシャッタ22は、露光制御部42により制御されて、設定された絞り値およびシャッタ速度を実現する。
図2は、第1実施形態に係るカメラの背面図である。カメラ10の背面には、表示部37の他に、操作部材39としての、ズームを指示するシーソースイッチ61、メニュー項目を選択する十字キー62、選択した項目を確定させる確定ボタン63、メニュー画面を表示させるメニューボタン64、ユーザが割り当てた機能を実行させるファンクションボタン65を備える。
図2において、表示部37にはファンクションボタン65に割り当てる機能を設定するためのメニュー画面が表示されている。ファンクションボタン65の機能として、アクティブD−ライティング、オートブラケティング、ISO感度設定、セルフタイマー設定等の機能を設定できる。なお、第1実施形態において、表示部37に表示する名称の言語としてドイツ語がユーザにより予め設定されている。
図2に示すとおり、表示制御部36は、メニュー画面の左端に、それぞれがタブとして分類される再生タブ101、撮影タブ102、セットアップタブ103およびヘルプタブ104を設ける。再生に関するメニュー項目群は再生タブ101に纏められており、同様に、撮影に関するメニュー項目群は撮影タブ102に、カメラシステム1の使用環境に関するメニュー項目群はセットアップタブ103に纏められている。ヘルプタブ104には、表示されている項目に関連するヘルプ表示があるときに選択できる説明項目群が纏められている。本実施形態において、図2に示すように、セットアップタブ103が選択されている。
表示制御部36は、メニュー画面上部に、タイトル欄105を設ける。タイトル欄105には、後述する第1項目欄106、第2項目欄107、第3項目欄108および第4項目欄109に表示されるメニュー項目を総称するタイトル名が表示される。例えば、第1項目欄106、第2項目欄107、第3項目欄108および第4項目欄109に表示されるメニュー項目が従属する上位のメニュー項目の名称がタイトル欄105に表示される。図2のメニュー画面において、セットアップに関するメニュー項目群の項目「ファンクションボタンの機能」の名称「Funktionstaste」がタイトル欄105に表示される。
表示制御部36は、メニュー画面の中央部に、第1項目欄106、第2項目欄107、第3項目欄108および第4項目欄109を設ける。表示制御部36は、ユーザの操作に応じて、各項目欄に1つのメニュー項目を配置する。図2のメニュー画面において、セットアップに関するメニュー項目群の項目「ファンクションボタンの機能」に属する項目「アクティブD−ライティング」の名称「Aktiv D-Beleuchtung」が第1項目欄106に表示される。
同様に、項目「ファンクションボタンの機能」に属する項目「オートブラケティング」の名称「Autom. Belichtungsreihen」が第2項目欄107に表示される。また、項目「ファンクションボタンの機能」に属する項目「ISO感度設定」の名称「ISO-Empfindlichkeit」が第3項目欄108に表示される。そして、項目「ファンクションボタンの機能」に属する項目「セルフタイマー設定」の名称「Selfstausloser」が第4項目欄109に表示される。なお、項目欄の数は、4つに限らず、背面モニタのサイズ等に応じて予め設定される。
表示制御部36は、十字キー62の操作に応じて、メニュー画面に表示される複数のメニュー項目のうちいずれかの項目に対してカーソル110を移動し、当該項目をアクティブにする。図2のメニュー画面において、第1項目欄106の項目「アクティブD−ライティング」がカーソル110で選択されている。ユーザが確定ボタン63を押下すると、カーソル110で選択されている項目が確定される。図2のメニュー画面においてユーザが確定ボタン63を押下すると、項目「アクティブD−ライティング」が確定され、アクティブD−ライティングがファンクションボタン65に割り当てられる。
図2のメニュー画面において、第2項目欄の項目「オートブラケティング」の名称「Autom. Belichtungsreihen」の左側に短縮マーク111が表示されている。短縮マーク111は、対応する名称が正式名称の文字列を短縮した短縮名称であることを示す。正式名称および短縮名称の詳細については後述する。なお、短縮マーク111を用いずに、短縮名称の文字の色、書体を他の名称と異ならせて短縮名称であることを示してもよい。また、短縮名称の背景色を他の名称と異ならせて短縮名称であることを示してもよい。
図2のメニュー画面において、ページ移行マーク112が第4項目欄109の下側に表示されている。ユーザがページ移行マーク112を指定すると、次のページのメニュー項目が各項目欄に表示される。
図3は、第1実施形態におけるメニュー画面の表示例を説明する図である。図3(a)は、図2で説明した、ファンクションボタン65に割り当てる機能を設定するためのメニュー画面と同一である。第1項目欄106の項目「アクティブD−ライティング」がカーソル110で選択されており、第2項目欄107の項目「オートブラケティング」の名称「Autom. Belichtungsreihen」の左側に短縮マーク111が表示されている。
ここで、項目「オートブラケティング」を示す文字列である正式名称は「Automatische Belichtungsreihen」である。しかしながら、各項目欄の表示領域で表示できる最大文字数は後述するように予め規定されており、正式名称「Automatische Belichtungsreihen」は最大文字数を超えている。そのため、正式名称「Automatische Belichtungsreihen」の文字列をそのまま第2項目欄107に表示することができない。そこで、表示制御部36は、正式名称「Automatische Belichtungsreihen」の文字列を短縮した短縮名称であって規定文字数の範囲内である短縮名称「Autom. Belichtungsreihen」を項目「オートブラケティング」の名称として第2項目欄107に表示させる。なお、各項目の正式名称および短縮名称は後述する名称テーブルで対応付けられおり、表示制御部36は名称テーブルを参照して各項目欄の表示を制御する。
図3(b)は、図3(a)のメニュー画面においてユーザがカーソル110を移動させて項目「オートブラケティング」を選択した場合のメニュー画面である。表示制御部36は、短縮名称で表示された項目「オートブラケティング」が選択された場合に、当該項目の表示を短縮名称「Autom. Belichtungsreihen」から正式名称「Automatische Belichtungsreihen」に切り替える。具体的には、表示制御部36は、第2項目欄107の表示領域を拡大して、正式名称「Automatische Belichtungsreihen」の全部を表示する。なお、項目「オートブラケティング」の表示が正式名称に切り替わったことに応じて、表示制御部36は短縮マーク111を消去する。
図3(c)は、図3(b)のメニュー画面においてユーザがカーソル110を移動させて項目「ISO感度設定」を選択した場合のメニュー画面である。表示制御部36は、正式名称で表示された項目「オートブラケティング」の選択が解除された場合に、項目の表示を正式名称「Automatische Belichtungsreihen」から短縮名称「Autom. Belichtungsreihen」に切り替える。この場合に、表示制御部36は、第2項目欄107の表示領域を戻す。なお、項目「オートブラケティング」の表示が短縮名称に切り替わったことに応じて、表示制御部36は短縮マーク111を短縮名称「Autom. Belichtungsreihen」の左側に再度配置する。
上述のとおり、第1実施形態によれば、ユーザは短縮名称で表示されたメニュー項目をカーソルで選択するだけでメニュー項目の正式名称を確認することができる。また、他のメニュー項目を選択している場合には短縮名称で表示させてユーザの他のメニュー項目の視認を妨げない。
図4は、第1実施形態における名称テーブルを説明する図である。名称テーブル120は、メニュー項目群の各項目に対して正式名称と短縮名称とを対応付けるテーブルである。名称テーブル120はカメラ10の製造時にシステムメモリ12に記憶される。図4に示すように、各項目に対して、日本語、ドイツ語等の複数の言語の名称が対応付けられている。各言語で用いられる文字のサイズとメニュー画面における項目欄の表示領域のサイズとに応じて、メニュー画面の項目欄の表示領域で表示できる最大文字数は言語ごとに予め規定されている。本実施形態において、メニュー画面の項目欄の表示領域で表示できる日本語の最大文字数は12文字、ドイツ語の最大文字数は24文字である。
なお、上述の最大文字数は、同時に表示する他の文字列のサイズに応じて規定されていてもよい。また、上述の最大文字数は、同時に表示するアイコンのサイズに応じて規定されていてもよい。さらに、上述の最大文字数は、文字が全角である場合と半角である場合とで異ならせてもよい。
図4に示すように、項目「アクティブD−ライティング」に対し、項目「アクティブD−ライティング」を示す日本語の文字列「アクティブD−ライティング」が日本語の正式名称として対応付けられている。この正式名称「アクティブD−ライティング」は、日本語の最大文字数を超えているので、メニュー画面の項目欄に「アクティブD−ライティング」の文字列すべてを表示できない。そのため、項目「アクティブD−ライティング」を短縮し且つ最大文字数以内である日本語の文字列「A.D−ライティング」が、日本語の短縮名称として項目「アクティブD−ライティング」に対応付けられている。なお、短縮名称は、それ自体で項目の全体の意味がおおよそ把握できる文字列であり、正式名称の先頭から最大文字数分を抜き出した文字列とは異なる。
また、項目「アクティブD−ライティング」に対し、項目「アクティブD−ライティング」を示すドイツ語の文字列「Aktiv D-Beleuchtung」がドイツ語の正式名称として対応付けられている。この正式名称「Aktiv D-Beleuchtung」は、ドイツ語の最大文字数以内であるので、メニュー画面の項目欄に「Aktiv D-Beleuchtung」の文字列すべてを表示できる。そのため、項目「アクティブD−ライティング」に対してドイツ語の短縮名称は設定されていない。
同様に、項目「オートブラケティング」に対し、項目「オートブラケティング」を示す日本語の文字列「オートブラケティング」が日本語の正式名称として対応付けられている。この正式名称「オートブラケティング」は、日本語の最大文字数以内であるので、メニュー画面の項目欄に「オートブラケティング」の文字列すべてを表示できる。そのため、項目「オートブラケティング」に対して日本語の短縮名称は設定されていない。
また、項目「オートブラケティング」に対し、項目「オートブラケティング」を示すドイツ語の文字列「Automatische Belichtungsreihen」がドイツ語の正式名称として対応付けられている。この正式名称「Automatische Belichtungsreihen」は、ドイツ語の最大文字数を超えているので、メニュー画面の項目欄に「Automatische Belichtungsreihen」の文字列すべてを表示できない。そのため、項目「オートブラケティング」を短縮し且つ最大文字数以内であるドイツ語の文字列「Autom. Belichtungsreihen」が、ドイツ語の短縮名称として項目「オートブラケティング」に対応付けられている。
項目「ISO感度設定」の日本語の正式名称もドイツ語の正式名称も最大文字数以内であるので、項目「ISO感度設定」に対しては正式名称のみ設定されている。同様に、項目「セルフタイマー設定」に対しても正式名称のみ設定されている。
名称テーブル120において正式名称と短縮名称とが対応付けられている項目を「短縮可能項目」と称する。具体的には、表示部37に表示する名称の言語として日本語が設定されている場合には、項目「アクティブD−ライティング」が短縮可能項目である。また、表示部37に表示する名称の言語としてドイツ語が設定されている場合には、項目「オートブラケティング」が短縮可能項目である。
次に、第1実施形態におけるメニュー画面の他の表示例を説明する。図5は、第1実施形態におけるメニュー画面の他の表示例1である。図5(a)は、図2で説明した、ファンクションボタン65に割り当てる機能を設定するためのメニュー画面と同一である。第1項目欄106、第2項目欄107、第3項目欄108および第4項目欄109に、項目「アクティブD−ライティング」、「オートブラケティング」、「ISO感度設定」および「セルフタイマー設定」がそれぞれ配置されている。第1項目欄106の項目「アクティブD−ライティング」がカーソル110で選択されており、第2項目欄107の短縮可能項目「オートブラケティング」の短縮名称「Autom. Belichtungsreihen」の左側に短縮マーク111が表示されている。
図5(b)は、図5(a)のメニュー画面においてユーザがカーソル110を移動させて短縮可能項目「オートブラケティング」を選択した場合のメニュー画面である。表示制御部36は、第4項目欄109を削除するとともに第3項目欄108を下方向にシフトする。そして、表示制御部36は、第2項目欄107の表示領域を下方向に拡大し、短縮可能項目「オートブラケティング」の正式名称「Automatische Belichtungsreihen」を2行で表示する。なお、項目「オートブラケティング」の表示が正式名称に切り替わったことに応じて、表示制御部36は短縮マーク111を消去する。このように名称を2行で表示できるように項目欄の表示領域を拡大することにより長い正式名称を表示できる。
図6は、第1実施形態におけるメニュー画面の他の表示例2である。図6(a)は、図2で説明した、ファンクションボタン65に割り当てる機能を設定するためのメニュー画面と同一である。第1項目欄106、第2項目欄107、第3項目欄108および第4項目欄109に、項目「アクティブD−ライティング」、「オートブラケティング」、「ISO感度設定」および「セルフタイマー設定」がそれぞれ配置されている。第1項目欄106の項目「アクティブD−ライティング」がカーソル110で選択されており、第2項目欄107の短縮可能項目「オートブラケティング」の短縮名称「Autom. Belichtungsreihen」の左側に短縮マーク111が表示されている。
図6(b)は、図6(a)のメニュー画面においてユーザがカーソル110を移動させて短縮可能項目「オートブラケティング」を選択した場合のメニュー画面である。表示制御部36は、第1項目欄106、第3項目欄108および第4項目欄109の表示領域を上下方向に圧縮する。そして、表示制御部36は、第2項目欄107の表示領域を上下方向に拡大し、短縮可能項目「オートブラケティング」の正式名称「Automatische Belichtungsreihen」を2行で表示する。なお、項目「オートブラケティング」の表示が正式名称に切り替わったことに応じて、表示制御部36は短縮マーク111を消去する。このように名称を2行で表示できるように項目欄の表示領域を拡大することにより長い正式名称を表示できる。
第1項目欄106、第3項目欄108および第4項目欄109の表示領域が上下方向に圧縮されることにより、これらの項目欄に表示される名称の文字サイズは図6に示すように圧縮前より小さくなる。そのため、圧縮後の項目欄に表示できる最大文字数は圧縮前より増加する。このように項目欄を圧縮して文字サイズを小さくする場合に、表示制御部36は、圧縮前の項目欄に短縮名称で表示されていた短縮可能項目の表示を圧縮後の項目欄に正式名称で表示してもよい。
表示制御部36は、図5(b)で説明したように第4項目欄109を削除するとともに第3項目欄108を下方向にシフトし、さらに図6(b)で説明したように第1項目欄106および第3項目欄108の表示領域を上下方向に圧縮してもよい。そして、表示制御部36は、正式名称を3行で表示できるように第2項目欄107の表示領域を拡大してもよい。
図7は、第1実施形態におけるメニュー画面の表示処理を示すフロー図である。本フローは、例えば図3で説明したメニュー画面の表示の推移に対応する制御フローである。表示制御部36は、例えば、ユーザがメニューボタン64を押下した場合に、本フローを開始する。なお、本実施形態において、表示制御部36は、システム制御部11を介して検知部13の検知情報を取得し、ユーザによる操作部材39の操作の内容を判定する。また、表示制御部36は、システム制御部11を介してシステムメモリ12の各種情報を取得する。
ステップS101では、表示制御部36は、メニュー画面を構成する画面構成データを取得する。具体的には、まず、表示制御部36は、再生タブ101、撮影タブ102、セットアップタブ103およびヘルプタブ104をシステムメモリ12から取得する。また、表示制御部36は、タイトル欄105、第1項目欄106、第2項目欄107、第3項目欄108、第4項目欄109およびカーソル110のデータをシステムメモリ12から取得する。
そして、表示制御部36は、ユーザによる操作部材39の操作に応じて、タイトルの名称データおよび各項目欄に表示される表示項目の名称データをシステムメモリ12に記憶されている名称テーブル120を参照して取得する。表示項目の名称データに短縮名称データが含まれている場合に、表示制御部36は短縮マーク111のデータをシステムメモリ12から取得する。また、表示項目のページの前後に別の表示項目を含むページが存在する場合に、表示制御部36はページ移行マーク112のデータをシステムメモリ12から取得する。
ステップS102では、表示制御部36は、ステップS101で取得した画面構成データを用いてメニュー画面を表示部37に表示させる。図3で説明したメニュー画面のように、表示項目に短縮可能項目が含まれている場合に、表示制御部36は当該短縮可能項目を短縮名称で表示部に表示させる。なお、表示制御部36は、メニュー画面の切り替え直後において、短縮可能項目がカーソル110で選択されている場合であっても短縮名称で表示部37に表示させる。
ステップS103では、表示制御部36は、ユーザによる操作部材39の操作に応じて、メニュー画面のカーソルを移動させたか否かを判断する。カーソルを移動させたと判断した場合にはステップS104に移行する。一方、カーソルを移動させていないと判断した場合にはステップS109に移行する。
ステップS104では、表示制御部36は、ステップS103のカーソル移動の結果、表示部37に正式名称で表示されていた短縮可能項目の選択の解除が行われたか否かを判断する。すなわち、表示制御部36は、カーソルの移動前に選択されていた項目が短縮可能項目であったか否かを判断する。短縮可能項目の選択の解除が行われたと判断した場合にはステップS105に移行する。一方、短縮可能項目の選択の解除が行われていないと判断した場合にはステップS106に移行する。
ステップS105では、表示制御部36は、選択が解除された短縮可能項目の表示を正式名称から短縮名称に切り替える。このステップS105の処理は、図3(c)で説明したとおりである。そして、ステップS106では、表示制御部36は、ステップS103のカーソル移動の結果、表示部37に短縮名称で表示されている短縮可能項目が選択されたか否かを判断する。
短縮可能項目が選択されたと判断した場合にはステップS107に移行する。ステップS107では、表示制御部36は、表示部37に表示されているメニュー画面のカーソルの位置を変更するとともに、カーソルで選択された短縮可能項目の表示を短縮名称から正式名称に切り替える。このステップS107の処理は、図3(b)で説明したとおりである。一方、短縮可能項目が選択されなかったと判断した場合にはステップS108に移行する。ステップS108では、表示制御部36は、表示部37に表示されているメニュー画面のカーソルの位置を変更する。
ステップS109では、表示制御部36は、ユーザによる操作部材39の指示がメニュー画面の切り替えの指示であるか否かを判断する。具体的には、ユーザによる操作部材39の指示が上述したメニュー画面のページ移行マーク112の選択指示である場合に、表示制御部36はメニュー画面の切り替えの指示であると判断する。また、ユーザによる操作部材39の指示が上述のメニュー画面におけるタブの選択の変更指示である場合に、表示制御部36はメニュー画面の切り替えの指示であると判断する。メニュー画面の切り替えの指示であると判断した場合にはステップS101へ戻る。一方、メニュー画面の切り替えの指示ではないと判断した場合にはステップS110に移行する。
ステップS110では、ユーザによる操作部材39の指示がメニュー画面表示の終了の指示であるか否かを判断する。具体的には、ユーザによる操作部材39の指示が静止画および動画撮影後の画像再生表示、撮影前および動画撮影中のライブビュー表示への変更指示である場合に、表示制御部36はメニュー画面表示の終了の指示であると判断する。メニュー画面表示の終了の指示でないと判断した場合にはメニュー画面の表示を維持したままステップS103へ戻り、メニュー画面表示の終了の指示であると判断した場合には一連の処理を終了する。
図8は、第2実施形態に係るカメラのシステム構成図である。第2実施形態では、上述の第1実施形態と同様に、電子機器の一例としてカメラ200について説明する。なお、上述の第1実施形態と同様の構成については同一の番号を付与し説明を省略する。
第2実施形態においても図4で説明した名称テーブル120が用いられる。第2実施形態の後述する第1表示例および第2表示例において、表示部37に表示する名称の言語としてドイツ語がユーザにより予め設定されている。また、第2実施形態の後述する第3表示例および第4表示例において、表示部37に表示する名称の言語として日本語がユーザにより予め設定されている。
カメラ200は、ユーザからの操作を受け付けるタッチパネルセンサ201を備える。タッチパネルセンサ201は表示部37の表面に積層されている。システム制御部11の検知部13は、タッチパネルセンサ201が操作された場合に、操作位置の座標および接触形態を検知する。
操作部材39の各種操作をタッチパネルセンサ201で実行できる場合に、操作部材39の少なくとも一部の搭載を省くことができる。例えば、カメラ200の背面には、操作部材39を搭載せず、表示部37およびタッチパネルセンサ201のみによって構成できる。
図9は、第2実施形態におけるメニュー画面の第1表示例である。第1実施形態のメニュー画面と第2実施形態のメニュー画面との相違は、図9に示すように第2実施形態のメニュー画面にカーソル110がない点である。ユーザは、カーソル110でメニュー項目を選択しなくても、メニュー項目にタッチしてメニュー項目の選択できる。
図9(a)は、上述した第1実施形態のメニュー画面と同様に、ファンクションボタン65に割り当てる機能を設定するためのメニュー画面である。第1項目欄106、第2項目欄107、第3項目欄108および第4項目欄109に、項目「アクティブD−ライティング」、「オートブラケティング」、「ISO感度設定」および「セルフタイマー設定」がそれぞれ配置されている。第2項目欄107の短縮可能項目「オートブラケティング」の短縮名称「Autom. Belichtungsreihen」の左側に短縮マーク111が表示されている。
図9(b)は、ユーザが図9(a)のメニュー画面における第2項目欄107に短縮名称で表示された短縮可能項目「オートブラケティング」を二本指で選択した場面を説明する図である。この二本指の接触形態は、メニュー項目の確定操作に対応する一本指の接触形態と異なる。この場合に、表示制御部36は、図9(c)に示すように、第2項目欄107の表示領域を拡大して当該短縮可能項目の表示を正式名称「Automatische Belichtungsreihen」に切り替える。なお、項目「オートブラケティング」の表示が正式名称に切り替わったことに応じて、表示制御部36は短縮マーク111を消去する。
メニュー項目の確定操作に対応する一本指の接触形態と異なる接触形態は二本指に限らない。メニュー項目を一定時間以上一本指で接触し続ける長押しの接触形態であってもよい。なお、正式名称への切り替え操作の接触形態をユーザが予め設定できるようにしてもよい。
図10は、第2実施形態におけるメニュー画面の第2表示例である。図10(a)は、図9(b)に示すようにユーザが図9(a)のメニュー画面の短縮可能項目「オートブラケティング」を二本指で選択した場合のメニュー画面である。図10(a)のメニュー画面は、図9(c)のメニュー画面と異なり、第2項目欄107の表示領域が拡大されていない。そして、第2項目欄107には、短縮可能項目「オートブラケティング」の正式名称「Automatische Belichtungsreihen」の一部の文字列である「Automatische Belichtungs」が表示されている。この文字列「Automatische Belichtungs」は、正式名称の先頭から最大文字数分の文字列である。また、この文字列「Automatische Belichtungs」の表示の左側に、左スクロールマーク211が表示されている。
図10(b)は、ユーザが図10(a)のメニュー画面における第2項目欄107に正式名称の一部の文字列「Automatische Belichtungs」の表示を左スクロール操作した場面を説明する図である。左スクロール操作は、指で項目表示を押下したまま、この指を左方向にスライドさせる操作である。表示制御部36は、この左スクロール操作に応じて、正式名称の表示を左方向にスクロールして図10(c)に示すメニュー画面を表示部37に表示させる。また、表示制御部36は、左スクロールマーク211が押下された場合も同様に正式名称の表示を左方向にスクロールする。
図10(c)のメニュー画面の第2項目欄107には、短縮可能項目「オートブラケティング」の正式名称「Automatische Belichtungsreihen」の一部の文字列である「tische Belichtungsreihen」が表示されている。この文字列「tische Belichtungsreihen」は、正式名称の最後尾から最大文字数分の文字列である。この文字列「tische Belichtungsreihen」の表示の右側に、右スクロールマーク212が表示されている。
図10(c)のメニュー画面における第2項目欄107に正式名称の一部の文字列「Automatische Belichtungs」の表示に対する右スクロール操作に応じて、表示制御部36は、正式名称の表示を右方向にスクロールして図10(a)に示すメニュー画面を表示部37に表示させる。右スクロール操作は、指で項目表示を押下したまま、この指を右方向にスライドさせる操作である。また、表示制御部36は、右スクロールマーク212が押下された場合も同様に正式名称の表示を右方向にスクロールする。
表示制御部36は、第2項目欄107の表示領域を拡大させずに図10のメニュー画面の表示処理を実行しているが、図9(c)のように表示領域を拡大させた上で図10の表示処理を実行してもよい。また、上述の図10の表示処理を第1実施形態に適用してもよい。この場合に、ユーザが左スクロールマーク211および右スクロールマーク212をカーソルで選択した場合に、表示制御部36は上述の正式名称のスクロール表示処理を実行する。
図11は、第2実施形態におけるメニュー画面の第3表示例である。図11において、表示部37には撮影モードを設定するためのメニュー画面が表示されている。図11に示すように、メニュー画面上部にタイトル欄301が設けられ、タイトル名「撮影モード」が表示されている。また、メニュー画面中央には、各モードを示すマークが配置された回転ダイヤル302が表示されている。
回転ダイヤル302の表示に対する時計回り操作に応じて、表示制御部36は回転ダイヤル302を時計回りに回転させる。また、回転ダイヤル302の表示に対する反時計回り操作に応じて、表示制御部36は回転ダイヤル302を反時計回りに回転させる。そして、指標303に合わせられた回転ダイヤル302のマークに対応するモードが撮影モードとして設定される。
回転ダイヤル302のマークのうち「P」はメニュー項目「プログラムオート」の短縮名称である。同様に、「S」、「A」および「M」は、それぞれメニュー項目「シャッター優先オート」、「絞り優先オート」および「マニュアル」の短縮名称である。ここで、図11(b)に示すように短縮名称「P」で表示された項目「プログラムオート」が指標303に合わせられた場合、表示制御部36は、名称欄304を設けて、正式名称「プログラムオート」を名称欄304に表示させる。
図12は、第2実施形態におけるメニュー画面の第4表示例である。図12において、表示部37には撮影モードを設定するためのメニュー画面が表示されている。図12に示すように、メニュー画面上部にタイトル欄401が設けられ、タイトル名「撮影モード」が表示されている。また、タイトル欄401の下側の領域に、各モードを示すマークが配置された入力ボタン群402が表示されている。ユーザに押下された入力ボタンのマークに対応するモードが撮影モードとして設定される。
入力ボタン群402のマークは、図11の回転ダイヤル302のマークと同一であり、マークに対応するモードも同一である。ここで、入力ボタン群402のうち短縮名称「P」の入力ボタンが選択された場合に、表示制御部36は、図12(b)に示すように、名称欄403を設けて、正式名称「プログラムオート」を名称欄403に表示させる。
図11のメニュー画面および図12のメニュー画面のいずれで撮影モードを設定するかをユーザが予め設定できるようにしてもよい。また、表示制御部36は、図11のメニュー画面および図12のメニュー画面に画面切替ボタンを配置し、一方のメニュー画面の画面切替ボタンが選択された場合に、画面表示を他方のメニュー画面に遷移するようにしてもよい。
上述の実施形態において、電子機器であるカメラが、検知部、名称記憶部、表示制御部、表示部および操作部材をすべて備えているがこれに限らない。例えば、電子機器は検知部、名称記憶部および表示制御部を備え、表示部および操作部材を備える他の装置と有線または無線で通信し、上述のメニュー画面を他の装置の表示部に表示させるようにしてもよい。
また、上述の実施形態においては、カメラを電子機器の例として説明したが、当然カメラへの適用に限らない。メニュー画面を用いる携帯電話、ナビゲーションシステム、ゲーム機器等の電子機器であれば、上述の概念はいずれも適用できる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 カメラ、11 システム制御部、12 システムメモリ、13 検知部、20 光学系、21 レンズ群、22 レンズシャッタ、31 撮像素子、32 A/D変換器、33 メモリ制御部、34 内部メモリ、35 画像処理部、36 表示制御部、37 表示部、38 記録媒体IF、39 操作部材、40 レリーズスイッチ、41 レンズ制御部、42 露光制御部、50 記録媒体、61 シーソースイッチ、62 十字キー、63 確定ボタン、64 メニューボタン、65 ファンクションボタン、101 再生タブ、102 撮影タブ、103 セットアップタブ、104 ヘルプタブ、105 タイトル欄、106 第1項目欄、107 第2項目欄、108 第3項目欄、109 第4項目欄、110 カーソル、111 短縮マーク、112 ページ移行マーク、120 名称テーブル、200 カメラ、201 タッチパネルセンサ、211 左スクロールマーク、212 右スクロールマーク、301 タイトル欄、302 回転ダイヤル、303 指標、304 名称欄、401 タイトル欄、402 入力ボタン群、403 名称欄
Claims (9)
- 表示部に表示された表示項目の選択を検知する検知部と、
項目を示す文字列である正式名称と前記正式名称の文字列を短縮した短縮名称とが対応付けられた前記項目を短縮可能項目として記憶する名称記憶部と、
前記短縮名称で表示された前記短縮可能項目が選択された場合に、前記短縮可能項目の表示を前記短縮名称から前記正式名称に切り替える表示制御部と
を備える電子機器。 - 前記表示制御部は、前記短縮可能項目の表示領域を拡大して、前記短縮可能項目の表示を前記短縮名称から前記正式名称の少なくとも一部に変更する請求項1に記載の電子機器。
- 前記表示制御部は、前記短縮可能項目の表示領域を拡大するとともに他の前記表示項目の数を削減する請求項2に記載の電子機器。
- 前記表示制御部は、前記短縮可能項目の表示領域を拡大するとともに他の前記表示項目の表示領域を圧縮する請求項2または3に記載の電子機器。
- 前記検知部は、前記短縮可能項目が前記正式名称の一部で表示されている場合に、前記正式名称の表示をスクロールするスクロール操作を検知し、
前記表示制御部は、前記スクロール操作に応じて、前記正式名称の表示をスクロールする請求項1から4のいずれか1項に記載の電子機器。 - 前記表示制御部は、前記正式名称で表示された前記短縮可能項目の選択が解除された場合に、前記短縮可能項目の表示を前記正式名称から前記短縮名称に切り替える請求項1から5のいずれか1項に記載の電子機器。
- 前記検知部は、前記表示部に積層されたタッチパネルセンサの操作位置および接触形態を検知し、
前記表示制御部は、前記短縮名称で表示された前記短縮可能項目に対する接触形態が前記短縮可能項目の確定操作に対応する接触形態と異なる場合に、前記短縮可能項目の表示を前記短縮名称から前記正式名称に切り替える請求項1から6のいずれか1項に記載の電子機器。 - 前記表示制御部は、前記表示部の表示画面の切り替え直後において、前記短縮可能項目が選択されている場合であっても前記短縮名称で表示する請求項1から7のいずれか1項に記載の電子機器。
- 項目を示す文字列である正式名称と前記正式名称の文字列を短縮した短縮名称とが対応付けられた前記項目を短縮可能項目として記憶する名称記憶部を備える電子機器の制御プログラムであって、
表示部に表示された表示項目の選択を検知する受付ステップと、
前記短縮名称で表示された前記短縮可能項目が選択された場合に、前記短縮可能項目の表示を前記短縮名称から前記正式名称に切り替える表示制御ステップと
をコンピュータに実行させる電子機器の制御プログラム。
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JP2011222705A JP2013084084A (ja) | 2011-10-07 | 2011-10-07 | 電子機器および電子機器の制御プログラム |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015053635A (ja) * | 2013-09-09 | 2015-03-19 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、および画像形成装置の制御プログラム |
JP2015114767A (ja) * | 2013-12-10 | 2015-06-22 | キヤノン株式会社 | 情報処理装置、及び情報処理装置の制御方法、並びにプログラム |
JP2016062267A (ja) * | 2014-09-17 | 2016-04-25 | リコーイメージング株式会社 | 表示処理装置およびその方法 |
US11150851B2 (en) | 2019-05-07 | 2021-10-19 | Sharp Kabushiki Kaisha | Display controller, image forming apparatus including the same, and display control method |
-
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- 2011-10-07 JP JP2011222705A patent/JP2013084084A/ja active Pending
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