JP2001099445A - 空調装置 - Google Patents
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- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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- Y02A30/27—Relating to heating, ventilation or air conditioning [HVAC] technologies
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- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B30/00—Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
- Y02B30/62—Absorption based systems
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- Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 暖房負荷が少ないときにも安定した運転がで
きるようにすると共に、省エネ性も高める。 【解決手段】 ビルの屋上などに設置してR−134a
などの冷媒を加熱蒸発させる室外機10と、室外機10
で蒸発した気体冷媒により室内空気を加熱して暖房作用
を行う室内機20と、室内機20で放熱凝縮し、レシー
バタンク31に溜まった液冷媒を室外機10に戻す最下
部のポンプ32と、室内機20から戻されて未蒸発のま
ま室外機10に溜まっている液冷媒の量を検出するフロ
ートセンサ12と、暖房運転が指示された室内機20の
全てが所定の温度に達して運転を中断しているときに、
フロートセンサ12が十分な量の液冷媒を検出したとき
に、ポンプ32の運転を停止する制御器50と、を設け
るようにした。
きるようにすると共に、省エネ性も高める。 【解決手段】 ビルの屋上などに設置してR−134a
などの冷媒を加熱蒸発させる室外機10と、室外機10
で蒸発した気体冷媒により室内空気を加熱して暖房作用
を行う室内機20と、室内機20で放熱凝縮し、レシー
バタンク31に溜まった液冷媒を室外機10に戻す最下
部のポンプ32と、室内機20から戻されて未蒸発のま
ま室外機10に溜まっている液冷媒の量を検出するフロ
ートセンサ12と、暖房運転が指示された室内機20の
全てが所定の温度に達して運転を中断しているときに、
フロートセンサ12が十分な量の液冷媒を検出したとき
に、ポンプ32の運転を停止する制御器50と、を設け
るようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、暖房運転可能な空
調装置に関するものである。
調装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】室外機を上部側に設置し、室内機を下部
側に設置し、上部側の室外機で放熱凝縮した液体の熱操
作流体を室内機に送る搬送と、室内機で室内空気と熱交
換して吸熱蒸発し、冷房作用を果たした気体の熱操作流
体を室外機に戻す搬送とを、主に熱操作流体の液体と気
体との比重差を利用して行い、電力需要がピークとなる
夏季における搬送動力の削減を図ると共に、冬季には上
部側に設置した室外機で加熱蒸発させた気体の熱操作流
体を室内機に循環供給して暖房を行い、暖房作用を果た
して凝縮した液体の熱操作流体を最下部に設けたポンプ
で上部の室外機に戻すようにした空調装置がある。
側に設置し、上部側の室外機で放熱凝縮した液体の熱操
作流体を室内機に送る搬送と、室内機で室内空気と熱交
換して吸熱蒸発し、冷房作用を果たした気体の熱操作流
体を室外機に戻す搬送とを、主に熱操作流体の液体と気
体との比重差を利用して行い、電力需要がピークとなる
夏季における搬送動力の削減を図ると共に、冬季には上
部側に設置した室外機で加熱蒸発させた気体の熱操作流
体を室内機に循環供給して暖房を行い、暖房作用を果た
して凝縮した液体の熱操作流体を最下部に設けたポンプ
で上部の室外機に戻すようにした空調装置がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の空調装置に
おいては、暖房運転が指示された室内機の全てが所定温
度に達して運転を中断しているときに、室外機に液体の
熱操作流体を戻すためのポンプを運転しつ続けると、室
内機の運転状況に合わせて加熱能力を落としている室外
機では液体の熱操作流体を蒸発させることができなくな
り、液体の熱操作流体がガス管に流入すると云った問題
点があった。
おいては、暖房運転が指示された室内機の全てが所定温
度に達して運転を中断しているときに、室外機に液体の
熱操作流体を戻すためのポンプを運転しつ続けると、室
内機の運転状況に合わせて加熱能力を落としている室外
機では液体の熱操作流体を蒸発させることができなくな
り、液体の熱操作流体がガス管に流入すると云った問題
点があった。
【0004】また、室外機の加熱能力の削減または停止
と共に前記ポンプの運転を停止すると、室内空気の温度
が低下するなどして室内機を再起動させるときの起動特
性が悪くなると云った問題点もあった。
と共に前記ポンプの運転を停止すると、室内空気の温度
が低下するなどして室内機を再起動させるときの起動特
性が悪くなると云った問題点もあった。
【0005】このため、暖房負荷が少ないときにも安定
した運転ができ、且つ、同時に省エネ性を高める必要が
あり、これが解決すべき課題となっていた。
した運転ができ、且つ、同時に省エネ性を高める必要が
あり、これが解決すべき課題となっていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来技術の
課題を解決するため、室外機と室内機との間に形成され
た循環路を介して室外機で吸熱蒸発した気体の熱操作流
体を室内機に送り、室内機で室内空気と熱交換して室内
空気を加熱すると共に、室内機で室内空気と熱交換して
放熱凝縮した液体の熱操作流体を室外機に戻す暖房運転
可能な空調装置において、室内機で室内空気と熱交換し
て放熱凝縮した液体の熱操作流体を室外機に戻す前記循
環路の最下部に設置されたポンプと、室内機から戻され
て未蒸発のまま室外機に溜まっている液体の熱操作流体
の量を検出する液量検出手段と、暖房運転が指示された
室内機の全てが所定温度に達して運転を中断していると
きに、前記液量検出手段が十分な量の液体の熱操作流体
を検出すると前記ポンプを停止させる制御手段と、を有
するようにした第1の構成の空調装置と、
課題を解決するため、室外機と室内機との間に形成され
た循環路を介して室外機で吸熱蒸発した気体の熱操作流
体を室内機に送り、室内機で室内空気と熱交換して室内
空気を加熱すると共に、室内機で室内空気と熱交換して
放熱凝縮した液体の熱操作流体を室外機に戻す暖房運転
可能な空調装置において、室内機で室内空気と熱交換し
て放熱凝縮した液体の熱操作流体を室外機に戻す前記循
環路の最下部に設置されたポンプと、室内機から戻され
て未蒸発のまま室外機に溜まっている液体の熱操作流体
の量を検出する液量検出手段と、暖房運転が指示された
室内機の全てが所定温度に達して運転を中断していると
きに、前記液量検出手段が十分な量の液体の熱操作流体
を検出すると前記ポンプを停止させる制御手段と、を有
するようにした第1の構成の空調装置と、
【0007】室外機と室内機との間に形成された循環路
を介して室外機で吸熱蒸発した気体の熱操作流体を室内
機に送り、室内機で室内空気と熱交換して室内空気を加
熱すると共に、室内機で室内空気と熱交換して放熱凝縮
した液体の熱操作流体を室外機に戻す暖房運転可能な空
調装置において、室内機で室内空気と熱交換して放熱凝
縮した液体の熱操作流体を室外機に戻す前記循環路の最
下部に設置されたポンプと、吸熱蒸発して室外機から吐
出した気体の熱操作流体の温度と圧力を検出する温度検
出手段および圧力検出手段と、暖房運転が指示された室
内機の全てが所定温度に達して運転を中断しているとき
に、前記圧力検出手段が検出した圧力で熱操作流体が液
体と気体との平衡状態になる飽和温度が所定温度以下に
なると共に、前記圧力検出手段が検出した温度と前記飽
和温度との温度差が所定温度以下になると前記ポンプを
停止させる制御手段と、を有するようにした第2の構成
の空調装置と、
を介して室外機で吸熱蒸発した気体の熱操作流体を室内
機に送り、室内機で室内空気と熱交換して室内空気を加
熱すると共に、室内機で室内空気と熱交換して放熱凝縮
した液体の熱操作流体を室外機に戻す暖房運転可能な空
調装置において、室内機で室内空気と熱交換して放熱凝
縮した液体の熱操作流体を室外機に戻す前記循環路の最
下部に設置されたポンプと、吸熱蒸発して室外機から吐
出した気体の熱操作流体の温度と圧力を検出する温度検
出手段および圧力検出手段と、暖房運転が指示された室
内機の全てが所定温度に達して運転を中断しているとき
に、前記圧力検出手段が検出した圧力で熱操作流体が液
体と気体との平衡状態になる飽和温度が所定温度以下に
なると共に、前記圧力検出手段が検出した温度と前記飽
和温度との温度差が所定温度以下になると前記ポンプを
停止させる制御手段と、を有するようにした第2の構成
の空調装置と、
【0008】前記第1または第2の構成の空調装置にお
いて、室外機に吸収冷凍機を使用するようにした第3の
構成の空調装置と、を提供するものである。
いて、室外機に吸収冷凍機を使用するようにした第3の
構成の空調装置と、を提供するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。図1に示した冷暖房可能な空調装
置は、例えばビルの屋上などに設置される室外機10
と、室外機10より低い各階に分散して設置される複数
の室内機20と、地下室などの最も低い部分に設置さ
れ、暖房時に運転される揚液ポンプユニット30と、こ
れらを接続して循環時に相変化が可能な熱操作流体、例
えば冷媒のR−134aを循環させるための配管群40
と、これらの機器を制御する制御器50とから構成され
ている。
に基づいて説明する。図1に示した冷暖房可能な空調装
置は、例えばビルの屋上などに設置される室外機10
と、室外機10より低い各階に分散して設置される複数
の室内機20と、地下室などの最も低い部分に設置さ
れ、暖房時に運転される揚液ポンプユニット30と、こ
れらを接続して循環時に相変化が可能な熱操作流体、例
えば冷媒のR−134aを循環させるための配管群40
と、これらの機器を制御する制御器50とから構成され
ている。
【0010】室外機10は、配管群40を通って室内機
20から戻ってきた冷媒のR−134aを加熱して蒸発
させたり、冷却して凝縮させたりするための熱操作部1
1を備えている。
20から戻ってきた冷媒のR−134aを加熱して蒸発
させたり、冷却して凝縮させたりするための熱操作部1
1を備えている。
【0011】室外機10のこの熱操作部11は、例えば
特開平7−318189号公報などに開示された吸収冷
凍機の下胴からなるものであり、図示しないガスバーナ
などで生成する熱を利用して駆動され、図示しない蒸発
器に設けた伝熱管の管壁などを介して冷媒のR−134
aを加熱蒸発させた気体のR−134aをガス管41に
供給したり、放熱凝縮させた液体のR−134aを液降
下管42に供給することが、適宜選択できるようになっ
ている。
特開平7−318189号公報などに開示された吸収冷
凍機の下胴からなるものであり、図示しないガスバーナ
などで生成する熱を利用して駆動され、図示しない蒸発
器に設けた伝熱管の管壁などを介して冷媒のR−134
aを加熱蒸発させた気体のR−134aをガス管41に
供給したり、放熱凝縮させた液体のR−134aを液降
下管42に供給することが、適宜選択できるようになっ
ている。
【0012】なお、熱操作部11にはフロートセンサ1
2が設けられ、内部に溜まっている液体のR−134a
の量が検出できるようになっている。また、ガス管41
には温度センサ13と圧力センサ14とが設けられ、液
降下管42には温度センサ15が設けられて、熱操作部
11で吸熱蒸発してガス管41に吐出した気体のR−1
34aの温度T1と圧力P、あるいは熱操作部11で放
熱凝縮して液降下管42に流れ出た液体のR−134a
の温度T2も検出できるようになっている。
2が設けられ、内部に溜まっている液体のR−134a
の量が検出できるようになっている。また、ガス管41
には温度センサ13と圧力センサ14とが設けられ、液
降下管42には温度センサ15が設けられて、熱操作部
11で吸熱蒸発してガス管41に吐出した気体のR−1
34aの温度T1と圧力P、あるいは熱操作部11で放
熱凝縮して液降下管42に流れ出た液体のR−134a
の温度T2も検出できるようになっている。
【0013】室内機20は、送風機21と、この送風機
21によって送られる室内空気と冷媒のR−134aが
熱交換するための伝熱管などからなる熱交換器22、膨
張弁23、熱交換器22の出入口部で冷媒のR−134
aの温度を検出する温度センサ24、25を備えて構成
され、熱交換器22の膨張弁23が設けられた側が液降
下管42に連結されている液水平管43に連結され、そ
の反対側がガス管41に連結されている。
21によって送られる室内空気と冷媒のR−134aが
熱交換するための伝熱管などからなる熱交換器22、膨
張弁23、熱交換器22の出入口部で冷媒のR−134
aの温度を検出する温度センサ24、25を備えて構成
され、熱交換器22の膨張弁23が設けられた側が液降
下管42に連結されている液水平管43に連結され、そ
の反対側がガス管41に連結されている。
【0014】揚液ポンプユニット30は、レシーバタン
ク31と、その下流側に設けられたポンプ32とから構
成され、液降下管42と液上昇管44の下端部に図示し
たよう接続されている。すなわち、液降下管42の下端
部がレシーバタンク31を介してポンプ32の吸込み側
に連結され、上端部が熱操作部11に連結されている液
上昇管44の下端部がポンプ32の吐出側に連結されて
いる。
ク31と、その下流側に設けられたポンプ32とから構
成され、液降下管42と液上昇管44の下端部に図示し
たよう接続されている。すなわち、液降下管42の下端
部がレシーバタンク31を介してポンプ32の吸込み側
に連結され、上端部が熱操作部11に連結されている液
上昇管44の下端部がポンプ32の吐出側に連結されて
いる。
【0015】制御器50は、図示しないパネル面に設け
たボタンスイッチなどにより冷暖房運転の切換指示など
が行えるように構成されている。そして、例えば冷房運
転が指示されると、室外機10の熱操作部11で冷却す
る冷媒のR−134aが所定の低温度、例えば7℃の液
体となって液下降管42に流れ出るようにするための所
要の制御プログラムを制御器50は備えている。
たボタンスイッチなどにより冷暖房運転の切換指示など
が行えるように構成されている。そして、例えば冷房運
転が指示されると、室外機10の熱操作部11で冷却す
る冷媒のR−134aが所定の低温度、例えば7℃の液
体となって液下降管42に流れ出るようにするための所
要の制御プログラムを制御器50は備えている。
【0016】すなわち、冷房運転が指示されたときの熱
操作部11における冷媒のR−134aに対する冷却
は、温度センサ15が検出する冷媒のR−134aの温
度T2が所定の7℃になるように制御される。
操作部11における冷媒のR−134aに対する冷却
は、温度センサ15が検出する冷媒のR−134aの温
度T2が所定の7℃になるように制御される。
【0017】そして、室外機10の熱操作部11で所定
の温度に冷却され、凝縮して液下降管42に流れ出た液
体のR−134aは、その自重(詳細には液体と気体と
の比重差)により液水平管43を介して室内機20に供
給される。
の温度に冷却され、凝縮して液下降管42に流れ出た液
体のR−134aは、その自重(詳細には液体と気体と
の比重差)により液水平管43を介して室内機20に供
給される。
【0018】また、制御器50は、送風機21によって
送られる室内空気から熱交換器22で熱を奪って蒸発
し、ガス管41に流れ出した気体のR−134aの温
度、すなわち温度センサ25が検出する温度T3が所定
の温度、例えば12℃となるように膨張弁23の開度を
制御するための所要の制御プログラムも備えている。
送られる室内空気から熱交換器22で熱を奪って蒸発
し、ガス管41に流れ出した気体のR−134aの温
度、すなわち温度センサ25が検出する温度T3が所定
の温度、例えば12℃となるように膨張弁23の開度を
制御するための所要の制御プログラムも備えている。
【0019】そして、室内機20で冷房作用を果たして
蒸発し、ガス管41に流れ出た気体のR−134aは、
R−134aが凝縮して圧力が低くなっている室外機1
0の熱操作部11にガス管41を介して戻される。
蒸発し、ガス管41に流れ出た気体のR−134aは、
R−134aが凝縮して圧力が低くなっている室外機1
0の熱操作部11にガス管41を介して戻される。
【0020】また、この空調装置の制御器50は、暖房
運転が指示されたときには室外機10の熱操作部11で
加熱する冷媒のR−134aが所定の高温度、例えば5
5℃の気体となってガス管41に流れ出るようにするた
めと、揚液ポンプユニット30のポンプ32を起動して
レシーバタンク31に溜まっている液体のR−134a
を室外機10に戻すための所要の制御プログラムも備え
ている。
運転が指示されたときには室外機10の熱操作部11で
加熱する冷媒のR−134aが所定の高温度、例えば5
5℃の気体となってガス管41に流れ出るようにするた
めと、揚液ポンプユニット30のポンプ32を起動して
レシーバタンク31に溜まっている液体のR−134a
を室外機10に戻すための所要の制御プログラムも備え
ている。
【0021】すなわち、暖房運転が指示されたときに
は、熱操作部11における冷媒のR−134aに対する
加熱は、ガス管41に設けられた温度センサ13が検出
するR−134aの温度T1が所定の55℃になるよう
に制御される。
は、熱操作部11における冷媒のR−134aに対する
加熱は、ガス管41に設けられた温度センサ13が検出
するR−134aの温度T1が所定の55℃になるよう
に制御される。
【0022】そして、室外機10の熱操作部11で加熱
され、蒸発してガス管41に流れ出た気体のR−134
aは各室内機20に供給される。
され、蒸発してガス管41に流れ出た気体のR−134
aは各室内機20に供給される。
【0023】各室内機20においては、送風機31によ
って供給される温度の低い室内空気に気体のR−134
aが熱交換器22の図示しない伝熱管壁を介して放熱凝
縮し、主にR−134aの凝縮熱によって暖房作用を行
なう。
って供給される温度の低い室内空気に気体のR−134
aが熱交換器22の図示しない伝熱管壁を介して放熱凝
縮し、主にR−134aの凝縮熱によって暖房作用を行
なう。
【0024】なお、各室内機20の膨張弁23の開度
は、例えば温度センサ24が検出する冷媒のR−134
aの温度T4が所定の温度、例えば50℃となるように
制御器50によって制御されている。
は、例えば温度センサ24が検出する冷媒のR−134
aの温度T4が所定の温度、例えば50℃となるように
制御器50によって制御されている。
【0025】そして、この暖房作用によって凝縮した液
体のR−134aは、揚液ポンプユニット30のレシー
バタンク31に溜まり、ポンプ32により室外機10に
還流すると云った冷媒のR−134aの循環が起こっ
て、暖房運転が継続される。
体のR−134aは、揚液ポンプユニット30のレシー
バタンク31に溜まり、ポンプ32により室外機10に
還流すると云った冷媒のR−134aの循環が起こっ
て、暖房運転が継続される。
【0026】なお、揚液ポンプユニット30のポンプ3
2の運転は、レシーバタンク31に溜まっている液体の
R−134aの量に基づいて、すなわちレシーバタンク
31に液体のR−134aが十分に溜まっているときに
起動され、不足すると停止するように制御器50により
制御される。
2の運転は、レシーバタンク31に溜まっている液体の
R−134aの量に基づいて、すなわちレシーバタンク
31に液体のR−134aが十分に溜まっているときに
起動され、不足すると停止するように制御器50により
制御される。
【0027】また、このポンプ32は、室内機20の運
転状況と、室外機10に溜まっている液体のR−134
aの量などに基づいても制御されるようにしてある。
転状況と、室外機10に溜まっている液体のR−134
aの量などに基づいても制御されるようにしてある。
【0028】すなわち、制御器50は、暖房運転が指示
された全ての室内機20においてその室内空気が所定温
度に達し、したがって全ての室内機20で膨張弁23が
閉じられると共に、送風機21の運転が停止していると
きに、室外機10の熱操作部11に所定の十分な量の液
体のR−134aが溜まっていることがフロートセンサ
12により確認されたときに、揚液ポンプユニット30
のポンプ32の運転を停止させる機能も備えている。
された全ての室内機20においてその室内空気が所定温
度に達し、したがって全ての室内機20で膨張弁23が
閉じられると共に、送風機21の運転が停止していると
きに、室外機10の熱操作部11に所定の十分な量の液
体のR−134aが溜まっていることがフロートセンサ
12により確認されたときに、揚液ポンプユニット30
のポンプ32の運転を停止させる機能も備えている。
【0029】したがって、本発明の空調装置において
は、負荷が少なく暖房運転が指示された室内機20の全
てが所定温度に到達して運転を中断し、これに伴って室
外機10の熱操作部11における加熱作用が低下してい
るときには、室外機10に溜まっている液体のR−13
4aの量に基づいても揚液ポンプユニット30のポンプ
32の運転が制御されるので、室外機10に蒸発しきれ
ないほど多くの液体のR−134aが室内機20から戻
されて液体のR−134aがガス管41に流入すると云
った不都合が生じることはない。
は、負荷が少なく暖房運転が指示された室内機20の全
てが所定温度に到達して運転を中断し、これに伴って室
外機10の熱操作部11における加熱作用が低下してい
るときには、室外機10に溜まっている液体のR−13
4aの量に基づいても揚液ポンプユニット30のポンプ
32の運転が制御されるので、室外機10に蒸発しきれ
ないほど多くの液体のR−134aが室内機20から戻
されて液体のR−134aがガス管41に流入すると云
った不都合が生じることはない。
【0030】また、室外機10の熱操作部11には十分
な量の液体のR−134aが戻され、予備加熱された状
態で溜められているので、室内空気の温度が低下するな
どして室内機20が再起動したときには、室外機10の
熱操作部11で加熱を再開すると所要の量の気体のR−
134aが短時間で生成されて室内機20に供給される
ため、起動特性にも優れている。
な量の液体のR−134aが戻され、予備加熱された状
態で溜められているので、室内空気の温度が低下するな
どして室内機20が再起動したときには、室外機10の
熱操作部11で加熱を再開すると所要の量の気体のR−
134aが短時間で生成されて室内機20に供給される
ため、起動特性にも優れている。
【0031】このため、暖房負荷が少ないときにも安定
した運転ができると共に、室内機20の全てが所定温度
に達して運転を中断しているときには揚液ポンプユニッ
ト30のポンプ32の運転を停止するので、省エネ性に
も優れている。
した運転ができると共に、室内機20の全てが所定温度
に達して運転を中断しているときには揚液ポンプユニッ
ト30のポンプ32の運転を停止するので、省エネ性に
も優れている。
【0032】また、室外機10の熱操作部11に十分な
量の液体のR−134aが溜まっているときには冷媒の
R−134aが過熱されることはないので、十分な量の
液体のR−134aが室外機10の熱操作部11に溜ま
っていることをフロートセンサ12によって確認する代
わりに、圧力センサ14が検出する冷媒のR−134a
の圧力Pにおいて冷媒のR−134aが液体と気体との
平衡状態になるときの温度、すなわちR−134aの飽
和温度T5が所定の温度、例えば50℃以下であり、且
つ、温度センサ13が検出する冷媒のR−134aの温
度T1と前記飽和温度T5との差、すなわち冷媒のR−
134aの過熱度(T1−T5)が所定の温度、例えば
3℃以下であることを確認して、揚液ポンプユニット3
0のポンプ32の運転を停止するように制御器50を構
成することもできる。
量の液体のR−134aが溜まっているときには冷媒の
R−134aが過熱されることはないので、十分な量の
液体のR−134aが室外機10の熱操作部11に溜ま
っていることをフロートセンサ12によって確認する代
わりに、圧力センサ14が検出する冷媒のR−134a
の圧力Pにおいて冷媒のR−134aが液体と気体との
平衡状態になるときの温度、すなわちR−134aの飽
和温度T5が所定の温度、例えば50℃以下であり、且
つ、温度センサ13が検出する冷媒のR−134aの温
度T1と前記飽和温度T5との差、すなわち冷媒のR−
134aの過熱度(T1−T5)が所定の温度、例えば
3℃以下であることを確認して、揚液ポンプユニット3
0のポンプ32の運転を停止するように制御器50を構
成することもできる。
【0033】制御器50をこのように構成したときに
も、フロートセンサ12によって室外機10の熱操作部
11に十分な量の液体のR−134aが溜まっているこ
とを確認して揚液ポンプユニット30のポンプ32の運
転を停止したときと同じ作用効果を奏することができ
る。
も、フロートセンサ12によって室外機10の熱操作部
11に十分な量の液体のR−134aが溜まっているこ
とを確認して揚液ポンプユニット30のポンプ32の運
転を停止したときと同じ作用効果を奏することができ
る。
【0034】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではないので、特許請求の範囲に記載の趣旨から逸
脱しない範囲で各種の変形実施が可能である。
ものではないので、特許請求の範囲に記載の趣旨から逸
脱しない範囲で各種の変形実施が可能である。
【0035】また、破線で示したレシーバタンク16と
ポンプ17とを設置し、冷房時に熱操作部11で放熱凝
縮した液体のR−134aをレシーバタンク16に溜
め、ここに溜まった液体のR−134aを液体と気体と
の比重差だけでなく、ポンプ17による圧送力も利用し
て室内機20に供給するように構成することもできる。
ポンプ17とを設置し、冷房時に熱操作部11で放熱凝
縮した液体のR−134aをレシーバタンク16に溜
め、ここに溜まった液体のR−134aを液体と気体と
の比重差だけでなく、ポンプ17による圧送力も利用し
て室内機20に供給するように構成することもできる。
【0036】このように構成した空調装置においては、
一部の室内機20を室外機10と同一階や少し高い階に
設置することができる。また、室外機10の熱操作部1
1における冷却能力が多少変動しても、液降下管42内
の圧力が急減し、液降下管42を流れる液体のR−13
4aが沸騰すると云った不都合は生じ難くなる。
一部の室内機20を室外機10と同一階や少し高い階に
設置することができる。また、室外機10の熱操作部1
1における冷却能力が多少変動しても、液降下管42内
の圧力が急減し、液降下管42を流れる液体のR−13
4aが沸騰すると云った不都合は生じ難くなる。
【0037】また、制御器50は、冷暖房の切換制御な
どを指示するためのシステム制御器と、このシステム制
御器と接続されて、室外機10の熱操作部11で発生さ
せる温熱・冷熱の大きさなどを制御する室外機制御器
と、室内機20の送風機21、膨張弁23の開度などを
制御する室内機制御器とから構成することもできる。
どを指示するためのシステム制御器と、このシステム制
御器と接続されて、室外機10の熱操作部11で発生さ
せる温熱・冷熱の大きさなどを制御する室外機制御器
と、室内機20の送風機21、膨張弁23の開度などを
制御する室内機制御器とから構成することもできる。
【0038】また、室外機10と室内機20との間で循
環させる流体としては、R−134aの他にもR−40
7c、R−404A、R−410cなどの他の相変化可
能なものであっても良い。
環させる流体としては、R−134aの他にもR−40
7c、R−404A、R−410cなどの他の相変化可
能なものであっても良い。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、負
荷が少なく暖房運転が指示された室内機の全てが所定温
度に達して運転を中断し、これに伴って室外機の熱操作
部における加熱作用が低下しているときには、室外機に
溜まっている液体の熱操作流体の量などに基づいても室
内機から室外機に液体の熱操作流体を戻すポンプの運転
が制御されるので、室外機に蒸発しきれないほど多くの
液体の熱操作流体が戻されてガス管に流入すると云った
不都合が生じることはない。
荷が少なく暖房運転が指示された室内機の全てが所定温
度に達して運転を中断し、これに伴って室外機の熱操作
部における加熱作用が低下しているときには、室外機に
溜まっている液体の熱操作流体の量などに基づいても室
内機から室外機に液体の熱操作流体を戻すポンプの運転
が制御されるので、室外機に蒸発しきれないほど多くの
液体の熱操作流体が戻されてガス管に流入すると云った
不都合が生じることはない。
【0040】また、室外機には室内機から十分な量の液
体の熱操作流体が戻され、予備加熱された状態で溜めら
れているので、室内空気の温度が低下するなどして室内
機が再起動したときには、室外機で加熱を再開すると所
要の量の気体の熱操作流体が短時間で生成されて室内機
に供給されるため、起動特性にも優れている。
体の熱操作流体が戻され、予備加熱された状態で溜めら
れているので、室内空気の温度が低下するなどして室内
機が再起動したときには、室外機で加熱を再開すると所
要の量の気体の熱操作流体が短時間で生成されて室内機
に供給されるため、起動特性にも優れている。
【0041】すなわち、暖房負荷が少ないときにも安定
した運転ができると共に、室内機の全てが所定温度に達
して運転を中断しているときには、室内機から室外機に
液体の熱操作流体を戻すポンプの運転を停止するので、
省エネ性にも優れている。
した運転ができると共に、室内機の全てが所定温度に達
して運転を中断しているときには、室内機から室外機に
液体の熱操作流体を戻すポンプの運転を停止するので、
省エネ性にも優れている。
【図1】本発明の一実施形態を示す説明図である。
10 室外機 11 熱操作部 12 フロートセンサ 13 温度センサ 14 圧力センサ 15 温度センサ 16 レシーバタンク 17 ポンプ 20 室内機 21 送風機 22 熱交換器 23 膨張弁 24、25 温度センサ 30 揚液ポンプユニット 31 レシーバタンク 32 ポンプ 40 配管群 41 ガス管 42 液降下管 43 液水平管 44 液上昇管 50 制御器
フロントページの続き (72)発明者 泉 雅士 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 吉田 貴博 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 ▲吉▼本 博 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 Fターム(参考) 3L093 AA05 CC05 DD02 EE17 GG01 GG04 HH19 JJ06 KK05 LL00
Claims (3)
- 【請求項1】 室外機と室内機との間に形成された循環
路を介して室外機で吸熱蒸発した気体の熱操作流体を室
内機に送り、室内機で室内空気と熱交換して室内空気を
加熱すると共に、室内機で室内空気と熱交換して放熱凝
縮した液体の熱操作流体を室外機に戻す暖房運転可能な
空調装置において、室内機で室内空気と熱交換して放熱
凝縮した液体の熱操作流体を室外機に戻す前記循環路の
最下部に設置されたポンプと、室内機から戻されて未蒸
発のまま室外機に溜まっている液体の熱操作流体の量を
検出する液量検出手段と、暖房運転が指示された室内機
の全てが所定温度に達して運転を中断しているときに、
前記液量検出手段が十分な量の液体の熱操作流体を検出
すると前記ポンプを停止させる制御手段と、を有するこ
とを特徴とする空調装置。 - 【請求項2】 室外機と室内機との間に形成された循環
路を介して室外機で吸熱蒸発した気体の熱操作流体を室
内機に送り、室内機で室内空気と熱交換して室内空気を
加熱すると共に、室内機で室内空気と熱交換して放熱凝
縮した液体の熱操作流体を室外機に戻す暖房運転可能な
空調装置において、室内機で室内空気と熱交換して放熱
凝縮した液体の熱操作流体を室外機に戻す前記循環路の
最下部に設置されたポンプと、吸熱蒸発して室外機から
吐出した気体の熱操作流体の温度と圧力を検出する温度
検出手段および圧力検出手段と、暖房運転が指示された
室内機の全てが所定温度に達して運転を中断していると
きに、前記圧力検出手段が検出した圧力で熱操作流体が
液体と気体との平衡状態になる飽和温度が所定温度以下
になると共に、前記圧力検出手段が検出した温度と前記
飽和温度との温度差が所定温度以下になると前記ポンプ
を停止させる制御手段と、を有することを特徴とする空
調装置。 - 【請求項3】 室外機に吸収冷凍機が使用されたことを
特徴とする請求項1または2記載の空調装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27738999A JP2001099445A (ja) | 1999-09-29 | 1999-09-29 | 空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27738999A JP2001099445A (ja) | 1999-09-29 | 1999-09-29 | 空調装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001099445A true JP2001099445A (ja) | 2001-04-13 |
Family
ID=17582863
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27738999A Pending JP2001099445A (ja) | 1999-09-29 | 1999-09-29 | 空調装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001099445A (ja) |
-
1999
- 1999-09-29 JP JP27738999A patent/JP2001099445A/ja active Pending
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