JP2001098821A - 車両用ドアラッチ装置 - Google Patents

車両用ドアラッチ装置

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JP2001098821A
JP2001098821A JP27975999A JP27975999A JP2001098821A JP 2001098821 A JP2001098821 A JP 2001098821A JP 27975999 A JP27975999 A JP 27975999A JP 27975999 A JP27975999 A JP 27975999A JP 2001098821 A JP2001098821 A JP 2001098821A
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JP
Japan
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striker
door latch
latch device
vehicle
passage groove
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Pending
Application number
JP27975999A
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English (en)
Inventor
Shigeru Hayakawa
早川  茂
Norio Kimoto
典夫 木本
Teiji Yamamoto
禎治 山本
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 【解決手段】 ボディ2に先端が自由端で且つ通路溝2
1内に膨出するよう形成されストライカ5を通路溝21
の一方の対向内壁面とで挟持する片持ちヒレ部22と、
ボディ2に装着され片持ちヒレ部22をストライカ5に
対して押圧する弾性体7と、ボディ2に装着され弾性体
7をボディ2に保持する保持体6とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明には、車両ボディに設
けられたストライカと係合するラッチを備え車両ドアを
車両ボディに対して閉状態で保持する車両用ドアラッチ
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の車両用ドアラッチ装置と
しては、特開昭48−100813号公報に示されるも
のが知られている。これは、ストライカが挿通される通
路溝を備えたボディと、ボディに回転自在に支持され通
路溝に挿通したストライカと係合するラッチとを有する
車両用ドアラッチ装置である。
【0003】この従来装置は、ボディに先端が自由端で
且つ通路溝内に膨出するよう形成されストライカを通路
溝の一方の対向内壁面とで挟持する片持ちヒレ部と、ボ
ディに装着され片持ちヒレ部を前記ストライカに対して
押圧する弾性体とを有するもので、ヒレ部が弾性体によ
り押圧されてストライカをヒレ部と通路溝の一方の対向
内壁面とで挟持することでストライカのボディに対する
ガタツキを抑制していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
装置では、通常、弾性体は、ボディに対して圧入状態で
保持されるが、弾性体をボディに組付ける際、小さな弾
性体をボディの空間内に押し込まなければならず、結
果、組み付け作業の悪化を招いている。
【0005】故に、本発明は、弾性体の組付け性を向上
させることを、その技術的課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るたに本発明において講じた技術的手段は、ボディに先
端が自由端で且つ通路溝内に膨出するよう形成されスト
ライカを前記通路溝の一方の対向内壁面とで挟持する片
持ちヒレ部と、前記ボディに装着され前記片持ちヒレ部
を前記ストライカに対して押圧する弾性体と、前記ボデ
ィに装着され前記弾性体を前記ボディに保持する保持体
とを有したことである。
【0007】この技術的手段によれば、弾性体を保持体
によりボディに保持され得る。よって、弾性体は、ボデ
ィに単に挿入すれば良く、ボディへの装着が容易とな
り、結果、組付け性を向上させ得る。
【0008】より好ましくは、前記片持ちヒレ部の先端
に前記片持ちヒレ部の膨出方向とは反対側に突出するス
トッパ部を有する、と良い。
【0009】より好ましくは、前記保持体は、一端側に
前記弾性体を前記ボディに対して圧入状態とする圧入保
持板部及び他端側に前記片持ちヒレ部を前記ボディに形
成するために前記ボディに形成された開口を閉塞する閉
塞板部と一体に備えたL字形状を呈するプレートよりな
る、と良い。
【0010】より好ましくは、前記プレートは、前記通
路部の底壁と重合するようと対向するよう延在する、と
良い。
【0011】より好ましくは、前記プレートは、前記ス
トッパ部と対向するよう延在する、と良い。
【0012】
【発明の実施の形態】図1に示されるように、ドアラッ
チ装置1は、車両ドア(図示せず)に装備されるもので
あって、ボディ2及びラッチ3を主として構成されてい
る。
【0013】ボディ2は、合成樹脂製で型成形によりラ
ッチ3を収容する所定形状に成形されたものであって、
ラッチ3をピン31により軸受部26にて回転自在に支
持している。ラッチ3は、車両ボディ(図示せず)に装
備されたストライカ5と係合可能で、このラッチ3は、
その爪部と係合するポール(図示せず)によりその回転
が規制される。ラッチ3とストライカ5とが係合し且つ
ポールによりラッチ3の回転が規制されることで、車両
ドアを車両ボデーに対して閉状態で保持する。
【0014】図1ないし図3に示されるように、ボディ
2には、ストライカ5が挿通される通路溝21が形成さ
れている。この通路溝21は、内底壁面21a、互いに
対向し合う上下内側壁面21b、21cにより囲まれた
断面U字形状を呈するものであって、ボディ2のラッチ
3及びポール4を収容する側(図2及び図3示左側)及
びストライカ4の出入口側(図1示左側)に開口してい
る。ボディ2には、ヒレ部22が一体に形成されてい
る。このヒレ部22には、通路溝21の下内壁面21c
の一部を構成し且つ通路溝21の上内壁面21bと対向
する押圧面22aが形成されている。このヒレ部22
は、押圧面22aが通路溝21内に膨出し且つ先端が自
由端となるように通路溝21に沿って片持ちで延在して
おり、押圧面22aを通路溝21の上下内壁面21b、
21cと略直交する方向(図1示上下方向)に移動させ
るようにたわみ変形可能である。ボディ2は、ヒレ部2
2の押圧面21aとは反対側に空間23を形成してお
り、この空間23内にはゴムダンパ7が配設されてい
る。このゴムダンパ7は、プレート6により空間23内
にて圧入状態となるようにボディ2に保持されている。
又、ヒレ部22の先端には、空間23に向かって突出す
るストッパ部24が形成されている。このストッパ部2
4は、プレート6と当接可能であって、ヒレ部22のた
わみ変形を許容するためにプレート6との間に所定のス
キを持ってボディ2の空間23を形成するための内壁面
23aと対向している。又、ストッパ部24とプレート
6との当接によりヒレ部22のたわみ変形を制限する。
このように構成されるヒレ部22は、ボディ2の型成形
時に一体に形成され、この結果、ボディ2には、ヒレ部
22と併設して開口25が設けられる。
【0015】図1ないし図4に示されるように、プレー
ト6は、一枚の板材を略L字に折り曲げて成形されたも
のであって、互いに略直交する圧入保持板部61及び閉
塞板部62を一体に備えている。圧入保持板部61は、
波形状に成形されており、対の係止孔61aを備えてい
る。ボディ2の内壁面23aには、係止孔61aと係合
可能な対の爪部23bが形成されている。圧入保持板部
61は、内壁面23aとゴムダンパ7との間に挿入さ
れ、係止孔61aと爪部23bとが係合する。これによ
り、プレート6がボディ2に装着される。内壁面23a
とゴムダンパ7との間に挿入された圧入保持板部61
は、内壁面23a及びゴムダンパ7と接触してゴムダン
パ7を空間23内で圧入状態とし、結果、ゴムダンパ7
をボディ2に圧入状態で保持する。又、圧入保持板部6
1は、その縁部でストッパ部24との当接板部61bを
形成しており、この当接板部61bは、ストッパ部25
と対向するようにストッパ部25と内壁面23aとの間
に位置してストッパ部25との間にヒレ部22のたわみ
変形を許容するスキを設定している。このように、たわ
み変形を許容するスキを当接板部61bで設定している
ので、内壁面23aとストッパ部25との間を大きくす
ることができ、これにより、ヒレ部22の型成形を容易
なものとしている。閉塞板部62は、開口25を閉塞す
るよう配置されており、これにより、開口25からの雨
水等の侵入を防止している。又、閉塞壁部62には、通
路溝22の底壁と重合するよう延在している。これによ
り、通路溝21の底壁を補強している。
【0016】このような構成において、ゴムダンパ7は
以下のようにボディ2に組付けられる。
【0017】先ず、プレート6をボディ2に装着してい
ない状態でゴムダンパ7を空間23に収容する。この
時、ゴムダンパ7はボディ2に対して圧入状態とはなら
ないので、容易に組付けることができる。この後、プレ
ート6をボディ2に装着して圧入保持板部61をゴムダ
ンパ7と空間23の内壁面との間に挿入し、結果、ゴム
ダンパ7が圧入状態でボディ2に保持される。
【0018】次に作動について説明する。
【0019】ストライカ5が通路溝21に挿通される
と、ストライカ5は、ヒレ部22をゴムダンパ7を圧縮
変形させるように且つストッパ部24が当接板部61b
と当接するようにたわみ変形させ、ヒレ部22の押圧面
22aと上内壁面21bとの間で挟持される。この時、
ゴムダンパ7は、ヒレ部22をストライカ5に対して押
圧するようヒレ部22に作用し、押圧面22aは、スト
ライカ5を上内壁面21bへと押圧する。これにより、
ストライカ5のボディ1に対するガタツキを抑制する。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、弾性体を保持体により
ボディに保持するようにしたので、弾性体のボディへの
装着が容易となり、組付け性を向上させることができ
る。
【0021】本発明によれば、保持体をプレートとし、
このプレートにボディに形成された開口を閉塞する閉塞
板部を設けたので、部品点数を増加することなくボディ
の開口を閉塞して雨水等の侵入を防止することができ
る。
【0022】本発明によれば、プレートを通路溝の底壁
と重合するように延在させたので、プレートにより底壁
を補強することができ、車両の衝突時等、ストライカに
よるボディの損傷を防止することができる。
【0023】本発明によれば、プレートをストッパ部と
対向するように延在させたので、プレートでストッパ部
との当接部を構成してヒレ部のたわみ変形を許容するス
キを設定でき、これにより、ヒレ部の成形を容易なもの
とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るドアラッチ装置の正面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1のB−B線断面図である。
【図4】本発明に係るドアラッチ装置の保持体の斜視図
である。
【図5】本発明に係るドアラッチ装置の主要部の拡大図
である。
【符号の説明】 1 ドアラッチ装置 2 ボディ 3 ラッチ 5 ストライカ 6 プレート(保持体) 7 ゴムダンパ(弾性体) 21 通路溝 22 ヒレ部 24 ストッパ部 61 圧入保持板部 62 閉塞板部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ストライカが挿通される通路溝を備えた
    ボディと、該ボディに回転自在に支持され前記通路溝に
    挿通した前記ストライカと係合するラッチとを有する車
    両用ドアラッチ装置において、前記ボディに先端が自由
    端で且つ前記通路溝内に膨出するよう形成され前記スト
    ライカを前記通路溝の一方の対向内壁面とで挟持する片
    持ちヒレ部と、前記ボディに装着され前記片持ちヒレ部
    を前記ストライカに対して押圧する弾性体と、前記ボデ
    ィに装着され前記弾性体を前記ボディに保持する保持体
    とを有する車両用ドアラッチ装置。
  2. 【請求項2】 前記片持ちヒレ部の先端に前記片持ちヒ
    レ部の膨出方向とは反対側に突出するストッパ部を有す
    る、請求項1記載の車両用ドアラッチ装置。
  3. 【請求項3】 前記保持体は、一端側に前記弾性体を前
    記ボディに対して圧入状態とする圧入保持板部及び他端
    側に前記片持ちヒレ部を前記ボディに形成するために前
    記ボディに形成された開口を閉塞する閉塞板部と一体に
    備えたL字形状を呈するプレートよりなる、請求項2記
    載の車両用ドアラッチ装置。
  4. 【請求項4】 前記プレートは、前記通路部の底壁と重
    合するよう延在する、請求項3記載の車両用ドアラッチ
    装置。
  5. 【請求項5】 前記プレートは、前記ストッパ部と対向
    するよう延在する、請求項3記載の車両用ドアラッチ装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012056869A1 (en) 2010-10-29 2012-05-03 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Latch mechanism for a vehicle door lock device

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012056869A1 (en) 2010-10-29 2012-05-03 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Latch mechanism for a vehicle door lock device
JP2012092631A (ja) * 2010-10-29 2012-05-17 Aisin Seiki Co Ltd 車両用ドアロック装置のラッチ機構
US9249607B2 (en) 2010-10-29 2016-02-02 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Latch mechanism for a vehicle door lock device

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