JP2001012127A - 自動車用ドアチェッカ - Google Patents

自動車用ドアチェッカ

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JP2001012127A
JP2001012127A JP11188527A JP18852799A JP2001012127A JP 2001012127 A JP2001012127 A JP 2001012127A JP 11188527 A JP11188527 A JP 11188527A JP 18852799 A JP18852799 A JP 18852799A JP 2001012127 A JP2001012127 A JP 2001012127A
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Japan
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stopper
plate
relative position
door
check plate
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JP11188527A
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English (en)
Inventor
Yuji Murayama
裕司 村山
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Riken Kaki Kogyo KK
Original Assignee
Riken Kaki Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車用ドアチェッカにおいて、専用の固着
部材を用いることなくストッパプレートをチェックプレ
ートに簡単に抜け止め、保持可能とする。 【解決手段】 チェックプレート6の先端部を挿通させ
る係止孔21をストッパプレート20に設けると共に、
その係止孔21を、チェックプレート先端部とストッパ
プレート20とが所定の第1相対位置X1と第2相対位
置X2との間を相対移動し得るように形成し、チェック
プレート6の先端部には、第1相対位置X1で係止孔2
1に係合するが第2相対位置X2では該係止孔に係合し
得ない係止爪部6acを形成し、ストッパゴム15に
は、係止孔21に圧入嵌合されてチェックプレート6の
先端部とストッパプレート20とを第1相対位置X1に
保持する弾性突起15bを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のボディ及
びドアの一方に設けられるストッパ面と、そのストッパ
面を相対移動可能に貫通してボディ及びドアの他方に基
端部が連結されるチェックプレートと、そのチェックプ
レートの先端部に取付けられて前記ストッパ面との係合
によりドアの開放限界を規定するストッパプレートと、
このストッパプレートの前記ストッパ面との対向面を覆
うストッパゴムとを備えた自動車用ドアチェッカに関す
る。
【0002】
【従来の技術】上記ドアチェッカでは、ドアが開放限界
に達した時にストッパプレートがストッパゴムを介して
上記ストッパ面に係合することにより、その係合の際の
衝撃をストッパゴムの弾性変形により緩和できるように
なっているが、その係合の際にはストッパプレートにド
アの開き方向の大きな慣性力が働くため、該ストッパプ
レートをチェックプレート先端部に強固に支持させる必
要があった。
【0003】そこで従来では、そのストッパプレートを
支持するストッパピン、ストッパボルト等の専用の固着
部材をチェックプレート先端部に加締め結合或いはネジ
結合するようにしていた(例えば実開昭63−1987
75号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構造では、ス
トッパプレートをチェックプレート先端部に強固に支持
するのに専用の固着部材を用意する必要があって、それ
だけ部品点数が多くなり、しかもその固着部材をチェッ
クプレート先端部に加締め結合或いはネジ結合するため
の工程も特別に必要となり、全体としてコストが嵩み、
生産性も低下する等の問題があった。
【0005】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、従来構造の上記問題を解決することができる構造簡
単な自動車用ドアチェッカを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明では、自動車のボディ及びドアの一方に設け
られるストッパ面と、そのストッパ面を相対移動可能に
貫通して前記ボディ及びドアの他方に基端部が連結され
るチェックプレートと、そのチェックプレートの先端部
に取付けられて前記ストッパ面との係合によりドアの開
放限界を規定するストッパプレートと、このストッパプ
レートの前記ストッパ面との対向面を覆うストッパゴム
とを備えた自動車用ドアチェッカにおいて、前記チェッ
クプレートの先端部を挿通させる係止孔を前記ストッパ
プレートに設けると共に、その係止孔を、該孔内のチェ
ックプレート先端部とストッパプレートとが所定の第1
相対位置と第2相対位置との間を相対移動し得るように
形成し、前記チェックプレートの先端部には、前記第1
相対位置で前記係止孔に係合するが前記第2相対位置で
は該係止孔に係合し得ない係止爪部を形成し、前記スト
ッパゴムには、前記チェックプレートを貫通させる貫通
孔と、前記係止孔に圧入嵌合されて前記チェックプレー
トの先端部とストッパプレートとを前記第1相対位置に
保持する弾性係合突起とを形成したことを特徴とする。
【0007】この特徴によれば、ドアチェッカの組立に
当っては、チェックプレート先端部をストッパプレート
の係止孔に挿通させてから、その両プレートを第2相対
位置から第1相対位置まで相対移動させて、チェックプ
レート先端部の係止爪部をストッパプレートの係止孔に
係止させる。この係止状態で、ストッパゴムと一体の係
合突起を係止孔に圧入嵌合させると、その圧入部の摩擦
によってストッパゴムがストッパプレート上の定位置に
保持されると共に、該係合突起により両プレート相互が
第1相対位置に保持されて上記係止爪部と係止孔との係
止状態が強固に保たれる。これにより、ストッパピン等
の専用の固着部材を用いることなく(従ってそのような
固着部材を加締め結合或いはネジ結合する工程も不要と
して)ストッパプレートをチェックプレートの先端部に
簡単且つ強固に抜け止め、保持できるようになる。
【0008】また請求項2の発明は、請求項1の発明の
上記特徴に加えて、前記係合突起が複数形成され、それ
ら突起の前記係止孔への圧入嵌合状態で該突起が前記チ
ェックプレート外周を弾力的に把持することを特徴とす
る。この特徴によれば、係止孔に圧入嵌合された上記係
合突起がチェックプレート外周を弾力的にクランプする
ため、ストッパゴムのチェックプレート先端部に対する
軸方向の動きが規制され、従って上記係合突起の弾性を
利用して該ストッパゴム(延いてはストッパプレート)
をチェックプレート先端部に的確に固定できる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を,添付図面
に示す本発明の実施例に基づいて以下に具体的に説明す
る。
【0010】図1は本発明のドアチェッカを取付けた自
動車の要部斜視図,図2は上記ドアチェッカの一部縦断
平面図,図3は図2の3−3線断面図、図4は図2の4
矢視拡大図、図5は図2の5−5線拡大断面図、図6
は、組立工程でチェックプレート先端部にストッパプレ
ートの係止孔を挿通させて第2相対位置より第1相対位
置まで相対回転させる過程を示す図4対応説明図、図7
は、組立工程でストッパゴムの係合突起をストッパプレ
ートの係止孔に圧入させる過程を示す図2対応説明図、
図8は要部の分解斜視図である。
【0011】先ず、図1において、自動車のボディB
に、その乗降口を開閉すべくドアDが上下一対のヒンジ
Hを介して回動可能に取付けられており、両ヒンジH間
においてボディB及びドアDに本発明のドアチェッカC
が取付けられる。
【0012】図1〜図3に示すように、上記ドアチェッ
カCは、ドアDの端壁内面にボルト2により固着される
ケース1を有する。このケース1は、一端を開放した箱
形のケース本体1aと、その開放端を覆いながらケース
本体1aとドアDの端壁内面との間に挟止されるカバー
1bとからなっており、そのケース本体1aの外面が本
発明のストッパ面Sを構成している。このカバー1b及
びケース本体1aには、ドアDの端壁に開口する透孔3
と同軸に並ぶ透孔4,5が穿設されており、これら三つ
の透孔3,4,5を貫通するチェックプレート6の基端
がブラケット7に鉛直な枢軸8を介して相互に回動可能
に連結され、このブラケット7は、枢軸8を前記ヒンジ
Hのピボット軸と平行に配置して、ボディDにボルト9
により固着される。
【0013】チェックプレート6は、ブラケット7と枢
軸8を介して直接連結される鋼板製のプレート本体6a
と、このプレート本体6aの先端部(自由端部)を除い
てその周面にモールド結合される合成樹脂製の被覆体6
bとから構成される。この被覆体6bは、チェックプレ
ート6の板厚がその基端側(ブラケット7側)から先端
側に向って漸増するように形成され、且つその先端寄り
の中間部の板厚方向両側面にはノッチ10がそれぞれ設
けられる。各ノッチ10は、被覆体6bの平坦面から互
いに近接するように落ち込む一対の斜面10a,10b
により構成される。
【0014】被覆体6bで被覆されていないチェックプ
レート6の先端部(即ちプレート本体6aの先端部)に
は、前記ストッパ面Sと協働してドアDの開放限界を規
定する全開ストッパ手段12が設けられる。この全開ス
トッパ手段12は、プレート本体6aの先端部に取付け
られて前記ストッパ面Sとの係合によりドアDの開放限
界を規定する鋼板製の方形状ストッパプレート20と、
このストッパプレート20の前記ストッパ面Sとの対向
面を覆うようにチェックプレート6の先端部に嵌装され
る同じく方形状のストッパゴム15とより構成される。
【0015】そのストッパゴム15は天然ゴム、エラス
トマ等の弾性材料より一体成形されたもので、その中央
部には、プレート本体6aの先端部を貫通させる貫通孔
15hが形成される。またそのストッパゴム15の、ス
トッパ面Sと対向する前面には多数の緩衝突起15aが
一体に設けられ、更にストッパプレート20と重なり合
う背面には、チェックプレート6のプレート本体6a先
端部を相互間で把持(図示例では挟持)し得る複数(図
示例では一対)の弾性係合突起15bが一体に形成され
ている。
【0016】またチェックプレート6のプレート本体6
a先端両側には、互いに反対方向に張出す一対の係止爪
部6acが一体に形成されており、これにより該プレー
ト本体6aの先端部は全体としてT字状となっている。
【0017】一方、ストッパプレート20には、プレー
ト本体6aの先端部を挿通させ前記係止爪部6acに係
止可能な異形の係止孔21が形成される。この係止孔2
1は、図示例では前記一対の係合突起15bを圧入嵌合
させる方形状の圧入孔部21aと、その圧入孔部21a
の一方の対角線上に並ぶ一対のコーナ部に形成されて前
記一対の係止爪部6acにそれぞれ対応する切欠き状の
一対の差込孔部21bとから形成され、それら差込孔部
21bは、対応する係止爪部6acの通過を許容する形
状に形成される。
【0018】係止孔21がこのような形状であること
で、該孔21内に挿通状態のプレート本体6a先端部と
ストッパプレート21とが、図4に示す所定の第1相対
位置X1と、図6に示す第2相対位置X2との間を相対
回動可能となっており、特に両者6a,20が前記第1
相対位置X1にある状態では、図4に示すように一対の
係止爪部6acが係止孔21に於ける圧入孔部21aの
相対向する長辺部にそれぞれ係止することで、ストッパ
プレート20のプレート本体6a先端部からの離脱が阻
止され、また前記第2相対位置X2にある状態では、図
6に示すように一対の係止爪部6acが係止孔21に於
ける一対の差込孔部21bにそれぞれ通過可能に対応す
ることで、ストッパプレート20のプレート本体6a先
端部に対する抜き差しが許容される。
【0019】そしてストッパゴム15の係合突起15b
は、プレート本体6a先端部とストッパプレート21と
が前記第1相対位置X1にある時にだけストッパプレー
ト20の係止孔21、特に圧入孔部21aに圧入嵌合し
得るように、該圧入孔部21aとの間に適度な締代(図
7で示せばT−t)が設定されており、その圧入嵌合状
態では、該圧入部に働く大きな摩擦力により、プレート
本体6a先端部とストッパプレート21とが第1相対位
置X1に保持される。尚、その保持力を強めて係合突起
15bを係止孔21(圧入孔部21a)より一層抜けに
くくするために、図示例では一対の係合突起15bの各
外側面に、ストッパボム本体に向かって内側に傾斜する
返し面15br(図7参照)が形成されるが、斯かる返
し面15brを形成しないで一対の係合突起15bの各
外側面を互いに平行に形成してもよい。
【0020】図2及び図3に示すように、前記ケース1
内には、チェックプレート6をその板厚方向で挟むよう
に配置される一対の合成樹脂製シュー16と、これらシ
ュー16をそれぞれチェックプレート6の両側面へ圧接
すべく弾発する、弾性手段としての一対のゴムスプリン
グ17とが収納される。
【0021】シュー16の相対向する前面側には、チェ
ックプレート6の板厚方向両側面にそれぞれ摺動可能に
接するよう該プレート6の幅方向に延びる半円筒状の係
合突条16aが形成される。
【0022】次に、この実施例の作用について説明す
る。
【0023】ドアDの閉鎖状態では、ドアチェッカCの
一対のシュー16は、図2に示すようにチェックプレー
ト6の板厚が比較的薄い個所でゴムスプリング17の弾
発力をもって、被覆体6bの両側面に圧接している。
【0024】この状態からドアDを開放していくと、そ
れに応じてシュー16の係合突条16aが被覆体6bの
両側面を板厚の増加方向へ滑っていき、それに伴いゴム
スプリング17は圧縮されるので、その反発力の増加に
よりシュー16のチェックプレート6に対する挟圧力を
増大させていき、これによってドアDの開放トルクが適
度に増大していく。
【0025】そして、ドアDが所定の中間開度まで開か
れ、図2の鎖線で示すようにシュー16がノッチ10と
の対向位置にくると、ゴムスプリング17の弾発力によ
りシュー16の係合突条16aが該ノッチ10に係合
し、その係合力によりドアDを該中間開度位置に保持す
ることができる。
【0026】ドアDに対する開放力を更に強めると、シ
ュー16は再びゴムスプリング17を圧縮させながら全
開ストッパ手段12に向って移動し、遂にはストッパゴ
ム15を挟んでストッパプレート20がケース1のスト
ッパ面Sを緩衝的に受止めることにより、ドアDの開放
衝撃を吸収しつゝ、その開放限界を規定する。
【0027】ところで上記ドアチェッカCの組立に当っ
ては、チェックプレート6のプレート本体6a先端部に
ストッパプレート20の係止孔21を、前記一対の係止
爪部6acと係止孔21の一対の差込孔部21bとをそ
れぞれ対応させるようにして嵌挿させてから、その両プ
レート6,20をそれらの第2相対位置X2から第1相
対位置X1まで相対回動(図示例ではストッパプレート
20を図6の実線位置から鎖線位置まで回動)させて、
該係止爪部6acを係止孔21に於ける圧入孔部21a
の相対向する長辺部にそれぞれ係止させる。そして、こ
の係止状態で、図7矢印に示すようにストッパゴム15
の係合突起15bを係止孔21の圧入孔部21aに圧入
嵌合させると、その圧入部の摩擦によって、ストッパゴ
ム15がストッパプレート20上の正規のセット位置
(即ち該プレート20と正しく重なる位置)に位置決め
保持され、これと同時に、該係合突起15bによってプ
レート本体6a先端部及びストッパプレート20相互が
第1相対位置X1に保持されて係止爪部6acと係止孔
21との係止状態が強固に保持される。しかも上記のよ
うに一対の係合突起15bを係止孔21の圧入孔部21
aに圧入嵌合させた状態では、その圧入反力で両突起1
5b間が絞られて、該突起15bからチェックプレート
6へ充分な圧接力(挟持力)が作用するため、ストッパ
ゴム15(延いてはストッパプレート20)のチェック
プレート16に対する軸方向摺動が阻止され、該ゴム1
5が妄りにガタつく心配はない。
【0028】かくして、ストッパピン等の専用の固着部
材を用いることなく(従ってそのような固着部材を加締
め結合或いはネジ結合する工程も不要として)、ストッ
パプレート20をチェックプレート6の先端部に簡単且
つ強固に固定、支持することができるから、大幅なコス
ト節減が図られ、生産性も向上する。
【0029】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことが可能である。
【0030】例えば、前記実施例では、ケース1をドア
D側に固着し、チェックプレート6のブラケット7をボ
ディB側に取付けるようにしたが、本発明では、上記と
反対にケース1をボディB側に固着し、チェックプレー
ト6のブラケット7をドアD側に取付けるようにしても
よい。
【0031】また前記実施例では、係止孔21内に挿通
状態のプレート本体6a先端部とストッパプレート21
とが、所定の第1相対位置X1と第2相対位置X2との
間を相対回動し得るようにしたが、本発明では、係止孔
21内に挿通状態のプレート本体6a先端部とストッパ
プレート21とが、所定の第1相対位置X1と第2相対
位置X2との間を相対的に横移動(例えば平行移動)し
得るように係止孔21及び係止爪部6acの形状を定め
てもよい。
【0032】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
自動車用ドアチェッカにおいて、チェックプレートの先
端部を挿通させる係止孔をストッパプレートに設けると
共に、その係止孔を、該孔内のチェックプレート先端部
とストッパプレートとが所定の第1相対位置と第2相対
位置との間を相対移動し得るように形成し、チェックプ
レートの先端部には、第1相対位置で前記係止孔に係合
するが第2相対位置では該係止孔に係合し得ない係止爪
部を形成し、ストッパゴムには、チェックプレートを貫
通させる貫通孔と、係止孔に圧入嵌合されてチェックプ
レートの先端部とストッパプレートとを第1相対位置に
保持する弾性係合突起とを形成したので、チェックプレ
ート先端部をストッパプレートの係止孔に挿通させると
共に、その両プレートを第2相対位置から第1相対位置
まで相対移動させて係止爪部を係止孔に係止させた状態
で、ストッパゴムと一体の係合突起を係止孔に圧入嵌合
させるようにすれば、ストッパゴムをストッパプレート
上の定位置に簡単に保持できる上、両プレート相互を第
1相対位置に保持できて上記係止爪部と係止孔との係止
状態が強固に保たれる。その結果、ストッパピン等の専
用の固着部材を用いることなく(従ってそのような固着
部材を加締め結合或いはネジ結合する工程を不要とし
て)ストッパプレートをチェックプレート先端部に極め
て簡単且つ強固に抜け止め、保持できるから、コスト節
減や生産性の向上に大いに寄与することができる。
【0033】また特に請求項2の発明によれば、複数の
係合突起の係止孔への圧入嵌合状態で、それら突起がチ
ェックプレート外周を弾力的に把持するので、ストッパ
ゴムのチェックプレート先端部に対する軸方向の動きが
規制され、従って上記係合突起の弾性を利用してチェッ
クプレート先端部に該ストッパゴムやストッパプレート
を的確に固定でき、それらのガタつき防止に効果的であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のドアチェッカを取付けた自動車の要部
斜視図
【図2】上記ドアチェッカの一部縦断平面図
【図3】図2の3−3線断面図
【図4】図2の4矢視拡大図
【図5】図2の5−5線拡大断面図
【図6】組立工程でチェックプレート先端部にストッパ
プレートの係止孔を挿通させて第2相対位置より第1相
対位置まで相対回転させる過程を示す図4対応説明図
【図7】組立工程でストッパゴムの係合突起をストッパ
プレートの係止孔に圧入させる過程を示す図2対応説明
【図8】要部の分解斜視図
【符号の説明】
B・・・・ボディ C・・・・ドアチェッカ D・・・・ドア S・・・・ストッパ面 X1・・・第1相対位置 X2・・・第2相対位置 6・・・・チェックプレート 6ac・・係止爪部 15・・・ストッパゴム 15b・・弾性係合突起 15h・・貫通孔 20・・・ストッパプレート 21・・・係止孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のボディ(B)及びドア(D)の
    一方に設けられるストッパ面(S)と、そのストッパ面
    (S)を相対移動可能に貫通して前記ボディ(B)及び
    ドア(D)の他方に基端部が連結されるチェックプレー
    ト(6)と、そのチェックプレート(6)の先端部に取
    付けられて前記ストッパ面(S)との係合によりドア
    (D)の開放限界を規定するストッパプレート(20)
    と、このストッパプレート(20)の前記ストッパ面
    (S)との対向面を覆うストッパゴム(15)とを備え
    た自動車用ドアチェッカにおいて、 前記チェックプレート(6)の先端部を挿通させる係止
    孔(21)を前記ストッパプレート(20)に設けると
    共に、その係止孔(21)を、該孔(21)内のチェッ
    クプレート(6)先端部とストッパプレート(20)と
    が所定の第1相対位置(X1)と第2相対位置(X2)
    との間を相対移動し得るように形成し、前記チェックプ
    レート(6)の先端部には、前記第1相対位置(X1)
    で前記係止孔(21)に係合するが前記第2相対位置
    (X2)では該係止孔(21)に係合し得ない係止爪部
    (6ac)を形成し、前記ストッパゴム(15)には、
    前記チェックプレート(6)を貫通させる貫通孔(15
    h)と、前記係止孔(15h)に圧入嵌合されて前記チ
    ェックプレート(6)の先端部とストッパプレート(2
    0)とを前記第1相対位置(X1)に保持する弾性係合
    突起(15b)とを形成したことを特徴とする、自動車
    用ドアチェッカ。
  2. 【請求項2】 前記係合突起(15b)は複数形成さ
    れ、それら突起(15b)の前記係止孔(15h)への
    圧入嵌合状態で該突起(15b)が前記チェックプレー
    ト(6)外周を弾力的に把持することを特徴とする、請
    求項1に記載の自動車用ドアチェッカ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6813811B2 (en) * 2001-10-16 2004-11-09 Rikenkaki Kogyo Kabushiki Kaisha Door checker for automobile
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