JPH11303487A - 自動車用ドアチェッカ - Google Patents

自動車用ドアチェッカ

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JPH11303487A
JPH11303487A JP11093398A JP11093398A JPH11303487A JP H11303487 A JPH11303487 A JP H11303487A JP 11093398 A JP11093398 A JP 11093398A JP 11093398 A JP11093398 A JP 11093398A JP H11303487 A JPH11303487 A JP H11303487A
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door
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Katsuhiro Matsumoto
勝博 松本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドアの回動停止節度を得るために,チェック
プレートの板厚方向の両側面のみならず,その幅方向の
両側面をも利用して,ドアの限られた回動範囲でも,そ
の回動停止位置の段数を容易に増やすことができるよう
にする。 【解決手段】 ケース1にチェックプレート6をその板
厚方向及び幅方向の2方向で摺動可能に挟持し得る一対
のシュー19を収納すると共に,これらシュー19に,
チェックプレート6の板厚方向両側面に形成した第1凹
凸部13に係合する第1係合部191 と,チェックプレ
ート6の幅方向両側面に形成した,上記第1凹凸部13
とは位相を異にする第2凹凸部14に係合する第2係合
部192 とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,自動車のボディ
と,それに回動可能に軸支されるドアとの間に介装され
てドアの回動に停止節度を与える自動車用ドアチェッカ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車用ドアチェッカは,例えば
実開昭62−201271号公報に開示されているよう
に,ケースにチェックプレートをその板厚方向に挟んで
対向する一対のシューと,これらシューをそれぞれチェ
ックプレートに圧接させるべく弾発力を発揮する弾性部
材とを収納し,チェックプレートの板厚方向両側面に,
シューが係合してドアの回動に停止節度を与える凹凸部
を形成した構造となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の上記ドアチェッ
カの構造では,シューが係合する凹凸部をチェックプレ
ートの板厚方向両側面にのみ形成しているから,ドアの
或る限られた回動範囲内で,回動停止位置の段数を増そ
うとする場合には,凹凸部の間隔を狭めながらその数を
増加させる必要があるが,凹凸部の間隔が狭くなと,凹
部の深さや凸部の高さが減少して停止節度感を弱めるこ
とになるから,上記凹凸部の数を単に増加してドアの回
動停止位置の段数を増やすことには或る限界がある。
【0004】本発明は,かゝる事情に鑑みてなされたも
ので,ドアの回動停止節度を得るために,チェックプレ
ートの板厚方向の両側面のみならず,その幅方向の両側
面をも利用して,ドアの限られた回動範囲でも,その回
動停止位置の段数を容易に増やすことができるようにし
た,自動車用ドアチェッカを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に,本発明は,自動車のボディ及びそれに回動可能に軸
支されるドアの一方に固着されるケースと,このケース
を移動可能に貫通して前記ボディ及びドアの他方に連結
されるチェックプレートとを備えてなり,ケース内にチ
ェックプレートをその板厚方向に摺動可能に挟持し得る
第1挟持手段と,この第1挟持手段にチェックプレート
に対する挟圧力を付与する第1弾発手段と,チェックプ
レートをその幅方向に摺動可能に挟持し得る第2挟持手
段と,この第2挟持手段にチェックプレートに対する挟
圧力を付与する第2弾発手段とを収納し,チェックプレ
ートの板厚方向両側面には,第1挟持手段と協働してド
アの回動に停止節度を与える第1凹凸部を形成し,また
チェックプレートの幅方向両側面には,第2挟持手段と
協働してドアの回動に,前記停止節度とは異なる別の停
止節度を与える第2凹凸部を形成したことを第1の特徴
とする。
【0006】この第1の特徴によれば,チェックプレー
トの板厚方向両側面の第1凹凸部と第1挟持手段とで得
られるドアの回動停止節度と,チェックプレートの幅方
向両側面の第2凹凸部と第2挟持手段とで得られるドア
の回動停止節度との位相が相違することにより,ドアの
限られた回動範囲でも,その回動停止位置の段数を容易
に増やすことができる。しかも,各凹凸部における凹部
の深さや凸部の高さを,他方の凹凸部に干渉されること
なく自由にに設定することが可能であって,所定の回動
停止位置で充分な節度感を得ることができる。
【0007】また本発明は,自動車のボディ及びそれに
回動可能に軸支されるドアの一方に固着されるケース
と,このケースを移動可能に貫通して前記ボディ及びド
アの他方に連結されるチェックプレートとを備えてな
り,ケースにチェックプレートをその板厚方向及び幅方
向の2方向で摺動可能に挟持し得る一対のシューを収納
すると共に,これらシューに,チェックプレートの板厚
方向両側面に形成した第1凹凸部に係合する第1係合部
と,チェックプレートの幅方向両側面に形成した,上記
第1凹凸部とは位相を異にする第2凹凸部に係合する第
2係合部とを設け,さらにケースに前記シューをチェッ
クプレートに対してその板厚方向及び幅方向へ弾発する
弾性部材を収納したことを第2の特徴とする。
【0008】この第2の特徴によれば,一対のシュー
を,チェックプレートの板厚方向両側面及び幅方向両側
面にそれぞれ形成した第1及び第2凹凸部の両方と協働
させることができ,シューの個数を増やすことなく,ド
アの限られた回動範囲において,その回動停止位置の段
数を容易に増やすことができる。しかも,各凹凸部にお
ける凹部の深さや凸部の高さを,他方の凹凸部に干渉さ
れることなく自由にに設定することが可能であって,所
定の回動停止位置で充分な節度感を得ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を,添付図面
に示す本発明の実施例に基づいて以下に説明する。
【0010】図1は本発明の第1実施例に係るドアチェ
ッカを取付けた自動車の要部斜視図,図2は上記ドアチ
ェッカの一部縦断側面図,図3は図2の3−3線断面
図,図4は図2の4−4線断面図,図5は上記ドアチェ
ッカの一部分解斜視図,図6は上記ドアチェッカの第1
凹凸部の作用説明図,図7は上記ドアチェッカの第2凹
凸部の作用説明図であり,図8は本発明の第2実施例を
示す,図2に対応した縦断側面図である。
【0011】先ず,図1ないし図7に示す本発明の第1
実施例について説明する。
【0012】図1において,自動車のボディBに,その
乗降口を開閉すべくドアDがヒンジHを介して回動可能
に取付けられており,これらボディB及びドアD間に,
ドアDに本発明のドアチェッカCが取付けられる。
【0013】図1ないし図3に示すように,上記ドアチ
ェッカCは,ドアDの端壁内面にボルト2により固着さ
れるケース1を有する。このケース1は,一端を開放し
た箱形のケース本体1aと,その開放端を覆いながらケ
ース本体1aとドアDの端壁内面との間に挟止されるカ
バー1bとからなっている。このカバー1b及びケース
本体1aには,ドアDの端壁に開口する透孔3と同軸に
並ぶ透孔4,5が穿設されており,これら三つの透孔
3,4,5を貫通するチェックプレート6の基端がブラ
ケット7に枢軸8を介して相互に回動可能に連結され,
このブラケット7は,枢軸8を前記ヒンジHのピボット
軸と平行に配置して,ボディDにボルト11により固着
される。
【0014】チェックプレート6は,ブラケット7と直
接連結される鋼板製のプレート本体6aと,このプレー
ト本体6aの両端部を除いてその周面にモールド結合さ
れる合成樹脂製の被覆体6bとから構成される。この被
覆体6bは,チェックプレート6の板厚がその基端側
(ブラケット7側)から遊端側に向って漸増するように
形成され,且つその中間域の板厚方向両側面には,枢軸
8側から順に第1凹部9 1 及び第2凹部92 が形成さ
れ,第2凹部92 に隣接するストッパ12がプレート本
体6aに設けられる。
【0015】また被覆体6bの幅は,その全長にわたり
一定であり,その中間域の幅方向両側面に枢軸8側から
順に第1凸部101 及び第2凸部102 が形成される。
その際,これら凸部101 ,102 は,チェックプレー
ト6の長手方向に沿って前記第1凹部91 を挟み,且つ
第2凸部102 が両凹部91 ,92 間に挟まれように配
置される。而して,チェックプレート6の板厚方向両側
面の第1及び第2凹部91 ,92 は第1凹凸部13を構
成し,その幅方向の両側面の第1及び第2凸部101
102 は第2凹凸部14を構成する。
【0016】前記ストッパ12は,プレート本体6aに
ピン15で固着される鋼板製のストッパプレート16
と,このストッパプレート16に装着されて第2凹部9
2 に臨むストッパゴム17とからなっており,そのスト
ッパゴム17の第2凹部92 に臨む端面に多数のクッシ
ョン突起17aが隆起している。
【0017】図2ないし図5に示すように,前記ケース
1内には,チェックプレート6をその板厚方向及び幅方
向の2方向へ摺動可能に挟持し得る合成樹脂製の一対の
シュー19,19と,これらシュー19,19をそれぞ
れチェックプレート6に対して前記2方向へ弾発する弾
性部材としての一対のゴムスプリング20,20とが収
納される。
【0018】一対のシュー19,19は,チェックプレ
ート6をその板厚方向で挟んで対向して該プレート6の
幅方向に伸びる長壁部19a,19aと,両シュー1
9,19の長壁部19a,19aの互いに反対側の一端
から起立してチェックプレート6をその幅方向で挟んで
対向する短壁部19b,19bとからなっており,両シ
ュー19,19は前記2方向において相対変位が可能で
ある。各長壁部19aには,前記第1凹凸部13に係合
し得る半円筒状の第1係合部191 が形成され,また短
壁部19bには,前記第2凹凸部14に係合し得る同じ
く半円筒状の第2係合部192 が形成される。こゝで,
一対のシュー19,19の長壁部19a,19aは本発
明の第1挟持手段に対応し,一対のシュー19,19の
短壁部19b,19bは本発明の第2挟持手段に対応す
る。
【0019】一対のゴムスプリング20,20はそれぞ
れ底壁部19aと,この底壁部19aの両端から起立す
る両側壁部20b,20bとからなり,U字状をなして
おり,これらは第1及び第2シュー19,19を取り囲
むようにして,圧縮状態でケース1に収納される。その
際,各ゴムスプリング20の底壁部19aは対応する前
記長壁部19aの背面側に配置され,その両側壁部20
b,20bは,一対の短壁部19b,19bの背面側に
配置される。こゝで,一対のゴムスプリング20,20
の底壁部20a,20aは本発明の第1弾発手段に対応
し,一対のゴムスプリング20,20の側壁部20b,
20bは本発明の第2弾発手段に対応する。
【0020】次に,この実施例の作用について説明す
る。
【0021】ドアDの閉鎖状態では,ドアチェッカCの
一対のシュー19,19の第1係合部191 ,191
チェックプレート6の板厚が比較的薄い個所でチェック
プレート6の板厚方向両側面に,また第2係合部1
2 ,192 がチェックプレート6の幅方向両側面にそ
れぞれゴムスプリング20,20の弾発力をもって圧接
している。
【0022】この状態からドアDを開放していくと,そ
れに応じてシュー19,19の第1係合部191 ,19
1 がチェックプレート6の板厚方向両側面を板厚増加方
向へ滑っていき,それに伴いゴムスプリング20,20
は圧縮されるので,その反発力の増加によりシュー1
9,19のチェックプレート6に対する挟圧力を増大さ
せていき,これによってドアDの開放トルクが適度に増
大していく。
【0023】一方,第2係合部192 ,192 は,当
初,チェックプレート6の幅方向の平坦な両側面上を単
に移動するので,この移動に伴うゴムスプリング20,
20の変形は生じない。
【0024】しかし,ドアDが所定の中間開度まで開か
れ,シュー19,19の第2係合部192 ,192 がチ
ェックプレート6の第1凸部101 ,101 に当たり,
これを乗り越えようとすると,図6に示すように,この
第1凸部101 ,101 により一対のシュー19,19
の短壁部19b,19b間が押し開かれ,その分,両ゴ
ムスプリング20,20の側壁部20b,20bが圧縮
され,反発力が増加することになるので,このような反
発力の増加により第2係合部192 ,192 が第1凸部
101 ,101 に当たった時点で,ドアDの最初の回動
停止節度が発生する。
【0025】ドアDの開放力を増すことにより,シュー
19,19の第2係合部192 ,192 が第1凸部10
1 ,101 を乗り越えると,次は図7に示すように,シ
ュー19,19の第1係合部191 ,191 が,ゴムス
プリング20,20の底壁部20a,20aの弾発力に
よりチェックプレート6の第1凹部91 ,91 に入り込
み,その係合力によりドアDを所定の中間開度位置に保
持する第2の回動停止節度が発生する。
【0026】再びドアDの開放力を増すことにより,シ
ュー19,19の第1係合部191,191 がチェック
プレート6の第1凹部91 ,91 から脱出すると,今度
は第2係合部192 ,192 が第2凸部102 ,102
に当たり,第3の回動停止節度が発生し,第2係合部1
2 ,192 が第2凸部102 ,102 を乗り越える
と,第1係合部191 ,191 が第2凹部92 ,92
入り込んで第4の回動停止節度が発生し,同時にストッ
パゴム17にケース1が弾力的に受止められることによ
りドアDの全開位置が規定される。
【0027】こように,チェックプレート6の板厚方向
両側面の第1凹凸部13と一対のシュー19,19の第
1係合部191 ,191 とで得られるドアDの回動停止
節度と,チェックプレート6の幅方向両側面の第2凹凸
部14と同シュー19,19の第2係合部192 ,19
2 とで得られるドアDの回動停止節度との位相が相違す
るので,ドアDの限られた回動範囲でも,その回動停止
位置の段数を容易に増やすことができる。
【0028】しかも,各凹凸部13,14における凹部
の深さや凸部の高さを,他方の凹凸部に干渉されること
なく自由にに設定することが可能であるから,所定の回
動停止位置で充分な節度感を得ることができる。
【0029】また一対のシュー19,19を,チェック
プレート6の板厚方向両側面及び幅方向両側面にそれぞ
れ形成した第1及び第2凹凸部14の両方と協働させ得
るようにしたので,シューの個数を増やさずに済み,構
造の複雑化を回避することができる。
【0030】次に,図8に示す本発明の第2実施例につ
いて説明すると,それはチェックプレート6の第1凹凸
部13に一対の小凹部231 ,232 を追加,形成した
点を除けば,前実施例と同様の構成であり,図中,前実
施例との対応部には同一の参照符号を付す。この場合,
一方の小凹部231 は,チェックプレート6の長手方向
に沿って第1凸部101 と第1凹部91 の間に,また他
方の小凹部232 は,チェックプレート6の長手方向に
沿って第2凸部102 と第2凹部92 の間にそれぞれ配
置される。而して,シュー19,19の第1係合部19
1 ,191 を上記小凹部231 ,232 に係合させるこ
とにより,これまでの停止位置以外でドアDを停止させ
ることができ,停止位置の段数の増加が図られる。
【0031】本発明は,上記実施例に限定されるもので
はなく,その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が
可能である。例えば,ケース1をボディB側に固着し,
チェックプレート6のブラケット7をドアD側に取付け
ることもできる。また第1及び第2凹凸部14における
凹部及び凸部の数は上記実施例以外の数に設定し得るこ
とは言うまでもない。また第1及び第2係合部191
192 としてシュー19,19にローラを装着すること
もでき,またゴムスプリング17に代えて金属スプリン
グを用いることもできる。また各ゴムスプリング20
を,底壁部20aと側壁部20bとに分離することもで
きる。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明の第1の特徴によれ
ば,自動車のボディ及びそれに回動可能に軸支されるド
アの一方に固着されるケースと,このケースを移動可能
に貫通して前記ボディ及びドアの他方に連結されるチェ
ックプレートとを備えてなり,ケース内にチェックプレ
ートをその板厚方向に摺動可能に挟持し得る第1挟持手
段と,この第1挟持手段にチェックプレートに対する挟
圧力を付与する第1弾発手段と,チェックプレートをそ
の幅方向に摺動可能に挟持し得る第2挟持手段と,この
第2挟持手段にチェックプレートに対する挟圧力を付与
する第2弾発手段とを収納し,チェックプレートの板厚
方向両側面には,第1挟持手段と協働してドアの回動に
停止節度を与える第1凹凸部を形成し,またチェックプ
レートの幅方向両側面には,第2挟持手段と協働してド
アの回動に,前記停止節度とは異なる別の停止節度を与
える第2凹凸部を形成したので,チェックプレートの板
厚方向両側面の第1凹凸部と第1挟持手段とで得られる
ドアの回動停止節度と,チェックプレートの幅方向両側
面の第2凹凸部と第2挟持手段とで得られるドアの回動
停止節度との位相が相違することから,ドアの限られた
回動範囲でも,その回動停止位置の段数を容易に増やす
ことができ,しかも,各凹凸部における凹部の深さや凸
部の高さを,他方の凹凸部に干渉されることなく自由に
に設定することが可能であって,所定の回動停止位置で
充分な節度感を得ることができる。
【0033】また本発明の第2の特徴によれば,自動車
のボディ及びそれに回動可能に軸支されるドアの一方に
固着されるケースと,このケースを移動可能に貫通して
前記ボディ及びドアの他方に連結されるチェックプレー
トとを備えてなり,ケースにチェックプレートをその板
厚方向及び幅方向の2方向で摺動可能に挟持し得る一対
のシューを収納すると共に,これらシューに,チェック
プレートの板厚方向両側面に形成した第1凹凸部に係合
する第1係合部と,チェックプレートの幅方向両側面に
形成した,上記第1凹凸部とは位相を異にする第2凹凸
部に係合する第2係合部とを設け,さらにケースに前記
シューをチェックプレートに対してその板厚方向及び幅
方向へ弾発する弾性部材を収納したので,一対のシュー
を,チェックプレートの板厚方向両側面及び幅方向両側
面にそれぞれ形成した第1及び第2凹凸部の両方と協働
させることができ,シューの個数を増やすことなく,ド
アの限られた回動範囲において,その回動停止位置の段
数を容易に増やすことができる。しかも,各凹凸部にお
ける凹部の深さや凸部の高さを,他方の凹凸部に干渉さ
れることなく自由にに設定することが可能であって,所
定の回動停止位置で充分な節度感を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るドアチェッカを取付
けた自動車の要部斜視図。
【図2】上記ドアチェッカの一部縦断側面図。
【図3】図2の3−3線断面図。
【図4】図2の4−4線断面図。
【図5】上記ドアチェッカの一部分解斜視図。
【図6】上記ドアチェッカの第1凹凸部の作用説明図。
【図7】上記ドアチェッカの第2凹凸部の作用説明図。
【図8】本発明の第2実施例を示す,図2に対応した縦
断側面図。
【符号の説明】
B・・・・ボディ D・・・・ドア 1・・・・ケース 6・・・・チェックプレート 13・・・第1凹凸部 14・・・第2凹凸部 19・・・シュー 19a・・第1挟持手段(シューの長壁部) 19b・・第2挟持手段(シューの短壁部) 191 ・・第1係合部 192 ・・第2係合部 20・・・弾性部材(ゴムスプリング) 20a・・第1弾発手段(ゴムスプリングの底壁部) 20b・・第2弾発手段(ゴムスプリングの側壁部)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のボディ(B)及びそれに回動可
    能に軸支されるドア(D)の一方に固着されるケース
    (1)と,このケース(1)を移動可能に貫通して前記
    ボディ(B)及びドア(D)の他方に連結されるチェッ
    クプレート(6)とを備えてなり,ケース(1)内にチ
    ェックプレート(6)をその板厚方向に摺動可能に挟持
    し得る第1挟持手段(19a,19a)と,この第1挟
    持手段(19a,19a)にチェックプレート(6)に
    対する挟圧力を付与する第1弾発手段(20a)と,チ
    ェックプレート(6)をその幅方向に摺動可能に挟持し
    得る第2挟持手段(19b,19b)と,この第2挟持
    手段(19b,19b)にチェックプレート(6)に対
    する挟圧力を付与する第2弾発手段(20b)とを収納
    し,チェックプレート(6)の板厚方向両側面には,第
    1挟持手段(19a,19a)と協働してドア(D)の
    回動に停止節度を与える第1凹凸部(13)を形成し,
    またチェックプレート(6)の幅方向両側面には,第2
    挟持手段(19b,19b)と協働してドア(D)の回
    動に,前記停止節度とは異なる別の停止節度を与える第
    2凹凸部(14)を形成したことを特徴とする,自動車
    用ドアチェッカ。
  2. 【請求項2】 自動車のボディ(B)及びそれに回動可
    能に軸支されるドア(D)の一方に固着されるケース
    (1)と,このケース(1)を移動可能に貫通して前記
    ボディ(B)及びドア(D)の他方に連結されるチェッ
    クプレート(6)とを備えてなり,ケース(1)にチェ
    ックプレート(6)をその板厚方向及び幅方向の2方向
    で摺動可能に挟持し得る一対のシュー(19,19)を
    収納すると共に,これらシュー(19,19)に,チェ
    ックプレート(6)の板厚方向両側面に形成した第1凹
    凸部(13)に係合する第1係合部(191 )と,チェ
    ックプレート(6)の幅方向両側面に形成した,上記第
    1凹凸部(13)とは位相を異にする第2凹凸部(1
    4)に係合する第2係合部(192 )とを設け,さらに
    ケース(1)に前記シュー(19,19)をチェックプ
    レート(6)に対してその板厚方向及び幅方向へ弾発す
    る弾性部材(20,20)を収納したことを特徴とす
    る,自動車用ドアチェッカ。
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