JP2001098002A - 水溶性重合体の連続的製造方法 - Google Patents
水溶性重合体の連続的製造方法Info
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Abstract
散剤等として有用な、分子量が低くて、かつ分子量分布
の狭い水溶性重合体を、生産性良く、連続的に製造する
方法を提供する。 【解決手段】 モーションレスミキサー(a) とリサイク
ルタンクとを備え、これらが配管により接続されたルー
プ型反応器のループ内の少なくとも1箇所にモノマーお
よび重合開始剤を供給しつつ、かつ、ループ内の少なく
とも1箇所より循環液の一部を排出ラインを通じて排出
しながら製造する、水溶性重合体の連続的製造方法。
Description
続的製造方法に関する。さらに詳しくは、洗剤ビルダ
ー、スケール防止剤、無機顔料分散剤等として有用な、
分子量が低くて、かつ分子量分布の狭い水溶性重合体
を、生産性良く、連続的に製造する方法に関する。
等の水溶性重合体は洗剤ビルダー、スケール防止剤、無
機顔料分散剤等として有用な重合体であり、比較的低分
子量で、かつ分子量分布の狭い重合体が好ましく用いら
れる。上記水溶性重合体を製造する代表的な方法は、単
量体成分を水系媒体中で連鎖移動剤および重合開始剤の
存在下に重合するというものである。工業的規模で連続
的に製造する方法も従来から提案されている。
は、複数個の攪拌型反応器を用いてアクリル酸/マレイ
ン酸コポリマーを連続的に製造する方法が開示されてい
るが、この方法では分子量が低く分子量分布の狭い重合
体は得難く、また生産性が低いという欠点を有する。特
開昭60−28409号公報には、モーションレスミキ
サーを備えたループ型反応器を用いて不飽和カルボン酸
(共)重合体を連続的に製造する方法が開示されている
が、この方法では分子量が低く分子量分布の狭い重合体
は得難く、また生産性が低く、さらに残留モノマーが多
いという欠点を有する。
ションレスミキサーと気液分離器を備えたループ型反応
器を用いて不飽和カルボン酸(共)重合体を連続的に製
造する方法が開示されているが、この方法も前記特開昭
60−28409号公報と同様の欠点を有する。特開昭
62−91506号公報には、混合部、熱交換器、気液
分離器、循環ポンプを設けたループ2基を使用して不飽
和カルボン酸(共)重合体を連続的に製造する方法が開
示されているが、この方法では分子量が低く分子量分布
の狭い重合体は得難く、また生産性が低いという欠点を
有する。
型反応器1台によってアクリル酸/マレイン酸コポリマ
ーを連続的に製造する方法が開示されているが、この方
法では分子量が低く分子量分布の狭い重合体は得難く、
また生産性が低く、また残留モノマーが多く、さらには
重合促進剤(金属)の添加が必要で、製品の色調が悪化
したり、使用量によってはゲル化するおそれがあり、安
全性に不安が残るという欠点を有する。
型反応器とモーションレスミキサーを直列につないで、
アクリル酸/マレイン酸コポリマーを連続的に製造する
方法が開示されているが、この方法では分子量が低く分
子量分布の狭い重合体は得難く、また生産性が低く、さ
らに高濃度で重合した場合や高分子量の製品を得ようと
する場合、重合時に発泡しやすくなり、発泡すると装置
の運転を停止せざるを得ないという欠点を有する。
れている水溶性重合体の連続的製法は種々の欠点を有し
ており、いずれの方法においても問題となっているの
が、分子量が低く分子量分布の狭い重合体を得難いこと
と、生産性が低いことである。したがって、本発明の課
題は、洗剤ビルダー、スケール防止剤、無機顔料分散剤
等として有用な、分子量が低くて、かつ分子量分布の狭
い水溶性重合体を、生産性良く、連続的に製造する方法
を提供することにある。
め、本発明では、モーションレスミキサー(a) とリサイ
クルタンクとを備え、これらが配管により接続されたル
ープ型反応器のループ内の少なくとも1箇所にモノマー
および重合開始剤を供給しつつ、かつ、ループ内の少な
くとも1箇所より循環液の一部を排出ラインを通じて排
出しながら製造する、水溶性重合体の連続的製造方法を
採用する。
ら説明する。図1は、本発明を実施するのに用いられる
反応器の一例を示す概略図である。ループ型反応器は、
モーションレスミキサー(a) とリサイクルタンクとを備
え、これらが配管により接続されたものである。
(a) の意義は次のとおりである。従来技術にあるような
1基または複数個の攪拌型反応器を使用した連続的重合
法(A法とする)では、モノマーは攪拌型反応器に供給
されるが、この場合、通常モノマーと反応媒体との混合
性が良くないため、短期間ではあるがモノマー濃度の高
い部分が存在する。これに対して本発明ではモーション
レスミキサー(a) を使用するので、モノマーと反応媒体
との混合性が良く、瞬間的に均一化する。この傾向は反
応液の粘度が高くなるほど顕著になる。一般的にモノマ
ー濃度が高くなると分子量が高く、分子量分布が広くな
る。したがって、A法の場合、分子量が低くて、かつ分
子量分布の狭い重合体は得難い。これに対して本発明で
は、洗剤ビルダー、スケール防止剤、無機顔料分散剤等
として有用な分子量が低くて、かつ分子量分布の狭い重
合体を容易に得ることができる。モーションレスミキサ
ー(a) としては、モーションレス(静止状態)の液体分
断機構を備えてミキサー内を流れる液体を細かく分断す
る作用を有すれば良い。
時間としては、特に制限はないが、30秒〜200分が
好ましい。特に好ましくは1分〜20分である。30秒
より短い場合、分子量が低く分子量分布の狭い重合体は
得られにくくなる。また200分を越える場合は、生産
性が低くなったり、装置コストが高額となる等の欠点を
有する。
次のとおりである。従来技術にあるような、モーション
レスミキサーを有するが、リサイクルタンクを有しない
ループ型反応器内を用いた連続的重合法では、生産性を
高めようとして重合液の濃度やモノマーフィード量を高
くすると、所望の低分子量の重合体を得ることができな
くなる。これに対して本発明ではループ型反応器内にリ
サイクルタンクを備えているため、重合液の濃度やモノ
マーフィード量を高くしても、所望の低分子量の重合体
を得ることができ、生産性良く製造することができる。
十分な容積を有することが好ましいので、その容積はル
ープ全体の10%以上であることが好ましく、より好ま
しくは30%以上である。リサイクルタンクでは、単に
循環液を保持・循環するだけでなく、重合反応が進行す
ることが好ましい。このため、リサイクルタンクは攪拌
機および重合開始剤や重合促進剤等の添加剤を供給する
ノズルを有する仕様が好ましい。つまり、リサイクルタ
ンク内の循環液を攪拌したり、重合開始剤や重合促進剤
を添加して重合を進行させることが好ましい。
分離器を設けて、ガスを抜きながらループ内を循環させ
てもよい。リサイクルタンク出口の循環液中のモノマー
濃度が0.3モル/kg以下、さらには0.15モル/
kg以下となるように制御することで、最終的に得られ
る製品の残留モノマーを極めて低レベルとすることがで
きる。
ことにより、高温で反応を行うことができ、分子量が低
くて、かつ分子量分布の狭い重合体を更に容易に得るこ
とができる。加圧下で重合反応を行うためには、例えば
循環液の流量制御や温度制御等すればよい。圧力として
は特に限定されないが、0.1MPa〜3.0MPaが
好ましい。特に好ましい圧力は0.12MPa〜1.0
MPaである。ループ内の循環液の液温としては、特に
限定されず、用いる重合開始剤の半減期にもよるが、通
常70〜150℃が好ましい。特に好ましくは100〜
130℃である。循環液を保温するために、図1に示す
ように、モーションレスミキサー(a) に熱媒を通液させ
たり、ループを構成する配管に保温材を巻き付ける等し
てもよい。リサイクルタンクを加熱および/または冷却
して循環液の液温を一定に保つことも勿論可能である。
ープ内の少なくとも1箇所に供給されるが、モーション
レスミキサー(a) 内、または、ループ内の循環液の流路
方向においてリサイクルタンクからモーションレスミキ
サー(a) までの間に供給されることが好ましい。モノマ
ーと重合開始剤とが混合されると重合が開始するため、
モーションレスミキサー(a) によりモノマーと重合開始
剤とをできるだけ早く均一に混合するためである。図1
には、モノマーの供給位置および重合開始剤の供給位置
が、ループ内の循環液の流路方向においてリサイクルタ
ンクからモーションレスミキサー(a) までの間である場
合を示す。
を供給することができる。アルカリ剤は、モノマーを部
分中和または完全中和するのに用いられる。その供給位
置は特に限定されないが、モーションレスミキサー(a)
内、または、ループ内の循環液の流路方向においてリサ
イクルタンクからモーションレスミキサー(a) までの間
に供給することが好ましい。モーションレスミキサー
(a) によりモノマーや重合開始剤とできるだけ早く均一
に混合するためである。図1には、アルカリ剤の供給位
置が、ループ内の循環液の流路方向においてリサイクル
タンクからモーションレスミキサー(a) までの間である
場合を示す。
および/または連鎖移動剤を供給することができる。そ
の供給位置は特に限定されないが、モーションレスミキ
サー(a) 内、または、ループ内の循環液の流路方向にお
いてリサイクルタンクからモーションレスミキサー(a)
までの間に供給することが好ましい。図1では、重合促
進剤および連鎖移動剤は供給していない。
び重合開始剤、さらに必要に応じて重合促進剤、連鎖移
動剤等の供給液)の合計供給量は、ループの全循環液量
の0.1〜50重量%であることが好ましく、0.5〜
20重量%であることがより好ましい。前記範囲よりも
被供給物の合計供給量が少ないと生産性が著しく低下す
る。前記範囲よりも被供給物の合計供給量が多いと分子
量が低く分子量分布の狭い重合体が得られ難くなる。ま
た残留モノマーが多くなるという問題点も生じる。
狭い分子量分布の重合体を得るのに好都合である。温度
分布幅としては、特に制限はないが、±10℃以下が好
ましく、特に好ましくは±5℃以下である。温度分布幅
をコントロールするための具体的手段としては、モーシ
ョンレスミキサー(a) のジャケット内を流れる熱媒(ま
たは、冷媒)の温度コントロールやモノマー供給量のコ
ントロール、配管およびリサイクルタンクの保温や必要
に応じて配管およびリサイクルタンクへの熱供給、等を
挙げることができる。
より循環液の一部を排出ラインを通じて排出する。排出
ラインは、ループ内の循環液の流路方向において、リサ
イクルタンクからモノマーおよび/または重合開始剤の
供給位置までの間にあることが好ましい。この位置の循
環液がループ内で最もモノマー濃度が低く、重合が最も
進んだ状態であるためである。
供給する被供給物の合計供給量と同量であることが好ま
しい。排出ラインの少なくとも1箇所に、モーションレ
スミキサー(b) および/または攪拌型反応器を設けるこ
とで、得られる製品に含まれる残留モノマーを極めて低
レベルとすることができる。図1には、モーションレス
ミキサー(b) を設けた場合を図示している。
び/または攪拌型反応器内、または、それより上流側の
排出ラインの少なくとも1箇所に、モノマーを供給する
ことができる。図1には、モノマーの供給位置が、モー
ションレスミキサー(b) の上流側である場合を示す。さ
らに、モーションレスミキサー(b) および/または攪拌
型反応器内、または、それより上流側の排出ラインの少
なくとも1箇所に、重合開始剤を供給することができ
る。図1には、重合開始剤の供給位置が、モーションレ
スミキサー(b)の上流側である場合を示す。
び/または攪拌型反応器内、または、それより上流側の
排出ラインの少なくとも1箇所に、重合促進剤を供給す
ることができる。図1では、重合促進剤は供給していな
い。さらに、モーションレスミキサー(b) および/また
は攪拌型反応器内、または、それより上流側の排出ライ
ンの少なくとも1箇所に、連鎖移動剤を供給することが
できる。図1では、連鎖移動剤は供給していない。
び/または攪拌型反応器内、または、それより上流側の
排出ラインの少なくとも1箇所に、アルカリ剤を供給す
ることができる。図1には、アルカリ剤の供給位置が、
モーションレスミキサー(b)の上流側である場合を示
す。本発明においてモノマーは、ループ内及び必要に応
じて排出ラインの少なくとも一箇所に供給されるが、そ
の種類としては、重合により水溶性重合体となり得るも
のであれば特に制限はなく、広い範囲のモノマーが使用
可能であるが、例えば、アクリル酸、メタクリル酸、ク
ロトン酸等の不飽和モノカルボン酸系単量体;上記不飽
和モノカルボン酸系単量体を、1価金属(ナトリウム、
カリウム等)、2価金属(マグネシウム、カルシウム
等)、アンモニア、有機アミン等で部分中和または完全
中和してなる中和物;マレイン酸、フマル酸、イタコン
酸、シトラコン酸等の不飽和ジカルボン酸系単量体;上
記不飽和ジカルボン酸系単量体を、1価金属、2価金
属、アンモニア、有機アミン等で部分中和または完全中
和してなる中和物;(メタ)アクリルアミド、t−ブチ
ル(メタ)アクリルアミド等のアミド系単量体;(メ
タ)アクリル酸エステル、スチレン、2−メチルスチレ
ン、酢酸ビニル等の疎水性単量体;ビニルスルホン酸、
アリルスルホン酸、メタリルスルホン酸、スチレンスル
ホン酸、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスル
ホン酸、3−アリロキシ−2−ヒドロキシプロパンスル
ホン酸、スルホエチル(メタ)アクリレート、スルホプ
ロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシスルホプ
ロピル(メタ)アクリレート、スルホエチルマレイミド
等の不飽和スルホン酸系単量体;上記不飽和スルホン酸
系単量体を、1価金属、2価金属、アンモニア、有機ア
ミン等で部分中和または完全中和してなる中和物;3−
メチル−2−ブテン−1−オール(プレノール)、3−
メチル−3−ブテン−1−オール(イソプレノール)、
2−メチル−3−ブテン−2−オール(イソプレンアル
コール)、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレー
ト、ポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレー
ト、ポリプロピレングリコールモノ(メタ)アクリレー
ト、ポリエチレングリコールモノイソプレノールエーテ
ル、ポリプロピレングリコールモノイソプレノールエー
テル、ポリエチレングリコールモノアリルエーテル、ポ
リプロピレングリコールモノアリルエーテル、グリセロ
ールモノアリルエーテル、α−ヒドロキシアクリル酸、
N−メチロール(メタ)アクリルアミド、グリセロール
モノ(メタ)アクリレート、ビニルアルコール等の水酸
基含有不飽和単量体;ジメチルアミノエチル(メタ)ア
クリレート、ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリル
アミド等のカチオン性単量体;(メタ)アクリロニトリ
ル等のニトリル系単量体;(メタ)アクリルアミドメタ
ンホスホン酸、(メタ)アクリルアミドメタンホスホン
酸メチルエステル、2−(メタ)アクリルアミド−2−
メチルプロパンホスホン酸等の含リン単量体;等が挙げ
られるが、特に限定されるものではない。これらの単量
体は1種のみを用いてもよく、また2種以上を併用して
もよい。中でも、不飽和モノカルボン酸(塩)系単量体
(不飽和モノカルボン酸系単量体および不飽和モノカル
ボン酸系単量体を部分中和または完全中和してなる中和
物)、不飽和ジカルボン酸(塩)系単量体(不飽和ジカ
ルボン酸系単量体および不飽和ジカルボン酸系単量体を
部分中和または完全中和してなる中和物)が好ましく、
アクリル酸(塩)およびマレイン酸(塩)が特に好まし
い。
び必要に応じて排出ラインの少なくとも一箇所に供給さ
れるが、その種類としては、特に制限はなく、広い範囲
の重合開始剤が使用可能であるが、例えば、過酸化水
素;過硫酸アンモニウム、過硫酸ナトリウム、過硫酸カ
リウム等の過硫酸塩;2,2′−アゾビス(2−アミジ
ノプロパン)2塩酸塩、4,4′−アゾビス−(4−シ
アノバレリン酸)、2,2′−アゾビスイソブチロニト
リル、2,2′−アゾビス−(4−メトキシ−2,4−
ジメチルバレロニトリル)等のアゾ系化合物;過酸化ベ
ンゾイル、過酸化ラウロイル、過酢酸、過コハク酸、ジ
−t−ブチルパーオキサイド、t−ブチルヒドロパーオ
キサイド、クメンヒドロパーオキサイド等の有機過酸化
物;空気、酸素、オゾン等の無機系酸化剤等が挙げられ
るが、特に限定されるものではない。これら重合開始剤
は1種のみを用いてもよく、また2種以上を併用しても
よい。
ないが、通常モノマーに対して0.01〜5重量%が使
用される。ガス状の無機系酸化剤については、通常後述
する無機系還元剤と併用されるが、該無機系還元剤1モ
ルに対し、標準状態に換算し10Lの以上の使用量とす
ることができる。本発明において重合促進剤は、必要に
応じてループ内及び排出ラインのいずれかあるいは両方
の少なくとも一箇所に供給されるが、その種類として
は、特に制限はなく、広い範囲の重合促進剤が使用可能
であるが、例えば、アスコルビン酸(塩)や有機アミン
類等の有機系還元剤;重亜硫酸(塩)や亜硫酸(塩)等
の無機系還元剤;コバルト塩、鉄塩、銅塩、セリウム
塩、ニッケル塩、マンガン塩、モリブデン塩、ジルコニ
ウム塩、バナジウム塩、亜鉛塩等の遷移金属塩等を挙げ
ることができるが、中でも無機系還元剤の使用が好まし
い。これら重合促進剤は1種のみを用いてもよく、また
2種以上を併用してもよい。
ないが、有機系還元剤を使用する場合は、通常モノマー
に対して0.01〜5重量%が使用される。無機系還元
剤を使用する場合は、通常モノマーに対して0.01〜
30重量%が使用される。また、遷移金属塩を使用する
場合は、通常モノマーに対して0.01〜100ppm
が使用される。
てループ内及び排出ラインのいずれかあるいは両方の少
なくとも一箇所に供給されるが、その種類としては、特
に制限はなく、特に制限はなく、広い範囲の連鎖移動剤
が使用可能であるが、例えば、チオグリコール酸、チオ
酢酸、メルカプトエタノール等の含硫黄化合物;亜リン
酸、亜リン酸ナトリウム等の亜リン酸系化合物;次亜リ
ン酸、次亜リン酸ナトリウム等の次亜リン酸系化合物;
メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、ブ
タノール等のアルコール系化合物等が挙げられるが、特
に限定されるものではない。これら連鎖移動剤は1種の
みを用いてもよく、また2種以上を併用してもよい。
ないが、通常モノマーに対して0.01〜5重量%が使
用される。本発明においてアルカリ剤は、必要に応じて
ループ内及び排出ラインのいずれかあるいは両方の少な
くとも一箇所に供給されるが、その種類としては、特に
制限はなく、特に制限はなく、広い範囲のアルカリ剤が
使用可能であるが、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化
カリウム等のアルカリ金属水酸化物;水酸化カルシウ
ム、水酸化マグネシウム等のアルカリ土類金属水酸化
物;炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等のアルカリ金属炭
酸塩;アンモニア等が挙げられるが、特に限定されるも
のではない。これらアルカリ剤は1種のみを用いてもよ
く、また2種以上を併用してもよい。
については、特に制限はなく、広い範囲の媒体が使用可
能であるが、例えば、芳香族炭化水素溶媒、ケトン系溶
媒、エーテル系溶媒、脂肪族炭化水素溶媒、脂環式炭化
水素溶媒、水単独、水及び水と可溶性の混合溶液を挙げ
ることができる。水と可溶性の溶媒としては、メタノー
ル、エタノール、イソプロピルアルコール、ブタノール
等の低級アルコール類;アセトン、メチルエチルケトン
等の低級ケトン類;ジメチルエーテル、メチルエチルエ
ーテル等の低級エーテル類等を挙げることができる。中
でも、水単独;水及び水と可溶性の混合溶液の使用が好
ましく、水単独使用が最も好ましい。本発明により製造
される水溶性重合体は、分子量が低くて、かつ分子量分
布が狭く、しかも残留モノマーの少ないものである。
分散剤という用途を鑑みれば、重量平均分子量は1,0
00〜100,000の範囲内であることが好ましく、
2,000〜50,000の範囲内であることがより好
ましい。洗剤ビルダーとして用いられる場合、重量平均
分子量は2,000〜100,000であることが好ま
しく、3,000〜30,000であることがより好ま
しい。無機顔料分散剤として用いられる場合、重量平均
分子量は、2,000〜50,000であることが好ま
しく、3,000〜10,000であることがより好ま
しい。スケール防止剤として用いられる場合、重量平均
分子量は、1,000〜30,000であることが好ま
しく、2,000〜10,000であることがより好ま
しい。
均分子量)は1.0〜7.0の範囲内にあることが好ま
しく、1.3〜3.0の範囲内にあることがより好まし
い。残留モノマーは、2,000ppm以下であること
が好ましく、100ppm以下であることがより好まし
い。本発明により製造される水溶性重合体は、従来の水
溶性重合体と同様の用途に使用することができるが、本
発明により、分子量が低くて、かつ分子量分布の狭い水
溶性重合体を、生産性良く、連続的に製造することがで
きるので、特に洗剤ビルダー、スケール防止剤、無機顔
料分散剤として用いることが有効である。
より製造される水溶性重合体をそれ単独で使用しても良
いが、ゼオライト、トリポリリン酸ナトリウム(STP
P)等等の無機ビルダー100重量部に対して、該重合
体を1〜1000重量部の割合で併用した場合、特に顕
著な効果を奏する。スケール防止剤として用いる場合、
本発明により製造される水溶性重合体をそれ単独で使用
しても良いし、必要に応じてその他の添加剤(例えば、
亜鉛、クロム、モリブデン等の防蝕剤成分やスライムコ
ントロール剤)と組み合わせて用いても良い。
により製造される水溶性重合体をそれ単独で使用しても
良いし、必要に応じてその他の分散剤(例えば有機系分
散剤やヘキサメタリン酸塩、ピロリン酸塩等の無機系分
散剤)と組み合わせて用いても良い。
明するが、本発明はこれに限定されるものではない。以
下において単に「%」とあるのは特にことわりがない限
り、「重量%」を表すものとする。 [実施例1]図1に示す容積100L(ループ全体の5
3%に相当する)のリサイクルタンクを備えたループ型
反応器において、最終的にリサイクルタンク内に100
kg、また、その他のループ内には空間容積に相当する
量のポリアクリル酸ナトリウム(重量平均分子量5,0
00)40%水溶液を仕込んだ。内径10cm、長さ1
0mのモーションレスミキサー(a) のジャケットに温度
が120℃の熱媒を通液しながら、循環ポンプP1を起
動し、ループ内を循環する液量が1,000kg/Hr
となるように流量を制御した。循環液の液温が120℃
に到達後、モノマー水溶液、重合開始剤水溶液及びアル
カリ剤水溶液の供給を開始した。尚、モノマー水溶液、
重合開始剤水溶液及びアルカリ剤水溶液の種類、濃度及
び供給速度は表1に示したとおりとした。
000kg/Hrを維持した。また、各液が供給されて
いる期間は、内径10cm、長さ10mのモーションレ
スミキサー(b) が設けられた排出ラインを通じて15k
g/Hrの割合で循環液を連続的に排出した。尚、モー
ションレスミキサー(b) の直前に、重合開始剤としての
過硫酸ナトリウム15%水溶液を0.21kg/Hrの
割合で供給した。
を行い、系を安定化させた。ループ内の圧力は0.15
MPaであり、ループ内の循環液の温度分布幅は±2℃
であり、モーションレスミキサー(a) 内の平均滞留時間
は4分であった。その後、サンプリングノズルS1より
循環液を抜き出し分析した。循環液は、固形分濃度4
0.5%、重量平均分子量5,030、数平均分子量
2,860、D値(重量平均分子量/数平均分子量)
1.76、残留モノマー2,300ppmのポリアクリ
ル酸ナトリウム水溶液であった。また、モーションレス
ミキサー(b) 出口の循環液は、固形分濃度40.0%、
重量平均分子量5,030、数平均分子量2,860、
D値1.76、残留モノマー15ppmのポリアクリル
酸ナトリウム水溶液であった。 [実施例2]実施例1で用いたのと同じループ型反応器
に、最終的にリサイクルタンク内に100kg、また、
その他のループ内には空間容積に相当する量のアクリル
酸/マレイン酸=7/3(モル比)共重合体部分ナトリ
ウム塩(重量平均分子量37,300)40%水溶液を
仕込んだ。内径10cm、長さ10mのモーションレス
ミキサー(a) のジャケットに温度が120℃の熱媒を通
液しながら、循環ポンプP1を起動し、ループ内を循環
する液量が200kg/Hrとなるように流量を制御し
た。循環液の液温が120℃に到達後、モノマー水溶
液、重合開始剤水溶液及びアルカリ剤水溶液の供給を開
始した。尚、モノマー水溶液、重合開始剤水溶液及びア
ルカリ剤水溶液の種類、濃度及び供給速度は表1に示し
たとおりとした。
0kg/Hrを維持した。また、各液が供給されている
期間は、内径10cm、長さ10mのモーションレスミ
キサー(b) が設けられた排出ラインを通じて12.08
kg/Hrの割合で循環液を連続的に排出した。尚、モ
ーションレスミキサー(b) の直前に、モノマーとしての
アクリル酸80%水溶液1.47kg/Hr、アクリル
酸ナトリウム37%水溶液1.04kg/Hr、重合開
始剤としての過硫酸ナトリウム15%水溶液0.39k
g/Hr、過酸化水素35%水溶液0.02kg/Hr
の割合で供給した。
を行い、系を安定化させた。ループ内の圧力は0.15
MPaであり、ループ内の循環液の温度分布幅は±2℃
であり、モーションレスミキサー(a) 内の平均滞留時間
は5分であった。モーションレスミキサー(b) 出口の循
環液は、固形分濃度40.6%、重量平均分子量37,
400、数平均分子量5,400、D値6.92、残留
アクリル酸15ppm、残留マレイン酸540ppmの
アクリル酸/マレイン酸=7/3(モル比)共重合体部
分ナトリウム塩の水溶液であった。 [比較例1]図2に示すリサイクルタンクを有しないル
ープ型反応器において、ループ内に空間容積に相当する
量のポリアクリル酸ナトリウム(重量平均分子量5,0
00)40%水溶液を仕込んだ。内径10cm、長さ1
0mのモーションレスミキサー(a) のジャケットに温度
が120℃の熱媒を通液しながら、循環ポンプP1を起
動し、ループ内を循環する液量が1,000kg/Hr
となるように流量を制御した。循環液の液温が120℃
に到達後、モノマー水溶液、重合開始剤水溶液及びアル
カリ剤水溶液の供給を開始した。尚、モノマー水溶液、
重合開始剤水溶液及びアルカリ剤水溶液の種類、濃度及
び供給速度は実施例1と同一とした。
000kg/Hrを維持した。また、各液が供給されて
いる期間は、排出ラインを通じて15kg/Hrの割合
で循環液を連続的に排出した。このようにして、連続的
に24時間の運転を行い、系を安定化させた。その後、
サンプリングノズルS1より循環液を抜き出し分析し
た。循環液は、固形分濃度40.5%、重量平均分子量
19,610、数平均分子量5,940、D値3.3
0、残留モノマー7.3%のポリアクリル酸ナトリウム
水溶液であった。 [比較例2]比較例1で用いたのと同じループ型反応器
において、ループ内に空間容積に相当する量のアクリル
酸/マレイン酸=7/3(モル比)共重合体部分ナトリ
ウム塩(重量平均分子量37,300)40%水溶液を
仕込んだ。内径10cm、長さ10mのモーションレス
ミキサー(a) のジャケットに温度が120℃の熱媒を通
液しながら、循環ポンプP1を起動し、ループ内を循環
する液量が200kg/Hrとなるように流量を制御し
た。循環液の液温が120℃に到達後、モノマー水溶
液、重合開始剤水溶液及びアルカリ剤水溶液の供給を開
始した。尚、モノマー水溶液、重合開始剤水溶液及びア
ルカリ剤水溶液の種類、濃度及び供給速度は実施例2と
同一とした。
0kg/Hrを維持した。また、各液が供給されている
期間は、内径10cm、長さ10mのモーションレスミ
キサー(b) が設けられた排出ラインを通じて12.08
kg/Hrの割合で循環液を連続的に排出した。尚、モ
ーションレスミキサー(b) の直前に、モノマーとしての
アクリル酸80%水溶液1.47kg/Hr、アクリル
酸ナトリウム37%水溶液1.04kg/Hr、重合開
始剤としての過硫酸ナトリウム15%水溶液0.39k
g/Hr、過酸化水素35%水溶液0.02kg/Hr
の割合で供給した。
を行い、系を安定化させた。モーションレスミキサー
(b) 出口の循環液は、固形分濃度40.6%、重量平均
分子量62,800、数平均分子量7,800、D値
8.05、残留アクリル酸135ppm、残留マレイン
酸4,400ppmのアクリル酸/マレイン酸=7/3
(モル比)共重合体部分ナトリウム塩の水溶液であっ
た。
ル防止剤、無機顔料分散剤等として有用な、分子量が低
くて、かつ分子量分布の狭い水溶性重合体を、生産性良
く、連続的に製造することができる。しかも、ループ内
の残留モノマーを低レベルに制御するとともに、排出ラ
インに特定の工夫をこらすことで、得られる製品の残留
モノマーを極めて低レベルとすることができる。
例を示す概略図である。
Claims (13)
- 【請求項1】 モーションレスミキサー(a) とリサイク
ルタンクとを備え、これらが配管により接続されたルー
プ型反応器のループ内の少なくとも1箇所にモノマーお
よび重合開始剤を供給しつつ、かつ、ループ内の少なく
とも1箇所より循環液の一部を排出ラインを通じて排出
しながら製造する、水溶性重合体の連続的製造方法。 - 【請求項2】 モノマーおよび/または重合開始剤の供
給位置が、モーションレスミキサー(a) 内、または、ル
ープ内の循環液の流路方向においてリサイクルタンクか
らモーションレスミキサー(a) までの間である、請求項
1記載の水溶性重合体の連続的製造方法。 - 【請求項3】 ループ内の循環液の流路方向において、
リサイクルタンクから、モノマーおよび/または重合開
始剤の供給位置までの間に排出ラインを有する、請求項
1または2記載の水溶性重合体の連続的製造方法。 - 【請求項4】 ループ内における重合反応を加圧下で行
う、請求項1から3のいずれかに記載の水溶性重合体の
連続的製造方法。 - 【請求項5】 リサイクルタンク出口の循環液中のモノ
マー濃度が0.3モル/kg以下である、請求項1から
4のいずれかに記載の水溶性重合体の連続的製造方法。 - 【請求項6】 ループ内の少なくとも1箇所にアルカリ
剤を供給する、請求項1から5のいずれかに記載の水溶
性重合体の連続的製造方法。 - 【請求項7】 ループ内の少なくとも1箇所に重合促進
剤を供給する、請求項1から6のいずれかに記載の水溶
性重合体の連続的製造方法。 - 【請求項8】 排出ラインの少なくとも1箇所に、モー
ションレスミキサー(b) および/または攪拌型反応器を
設ける、請求項1から7のいずれかに記載の水溶性重合
体の連続的製造方法。 - 【請求項9】 モーションレスミキサー(b) および/ま
たは攪拌型反応器内、または、それより上流側の排出ラ
インの少なくとも1箇所に、モノマーを供給する、請求
項8記載の水溶性重合体の連続的製造方法。 - 【請求項10】 モーションレスミキサー(b) および/
または攪拌型反応器内、または、それより上流側の排出
ラインの少なくとも1箇所に、重合開始剤および/また
は重合促進剤を供給する、請求項8または9記載の水溶
性重合体の連続的製造方法。 - 【請求項11】 モノマーが不飽和モノカルボン酸
(塩)および/または不飽和ジカルボン酸(塩)であ
る、請求項1から10のいずれかに記載の水溶性重合体
の連続的製造方法。 - 【請求項12】 不飽和モノカルボン酸(塩)がアクリ
ル酸(塩)である、請求項11記載の水溶性重合体の連
続的製造方法。 - 【請求項13】 不飽和ジカルボン酸(塩)がマレイン
酸(塩)である、請求項11記載の水溶性重合体の連続
的製造方法。
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