JP2009114335A - 重合体微粒子の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 平均粒径が10μm以下に制御された重合体微粒子を効率的に得るための重合体微粒子の製造方法の提供。
【解決手段】 水相とモノマーを含む油相とを混合・微粒化して得られる懸濁液を重合して重合体微粒子を得る重合体微粒子の製造方法であって、下記微粒化工程1及び微粒化工程2を有する、重合体微粒子の製造方法。
微粒化工程1:重合反応槽中の懸濁液の一部を取出して系内を循環させる循環ライン、循環ラインに設けられた微粒化機、及び油相を微粒化機に供給する油相ラインを有する装置を用い、油相を微粒化機に供給しながら微粒化を行なう工程
微粒化工程2:微粒化工程1の終了後、懸濁液の循環流量を微粒化工程1の循環流量の2倍以上にして更に微粒化を行なう工程
【選択図】 なし

Description

本発明は、重合体微粒子の製造方法に関する。
重合体微粒子、特に化粧料等に、肌上での伸びの向上、感触向上、皺隠し効果などの機能を付与することを目的で配合されている重合体微粒子は、粗大粒子を低減して、その平均粒径を10μm以下に制御することが求められている。
このような重合体微粒子は従来懸濁重合により製造されている。例えば、特許文献1には、モノマーを含む相と水相を、ホモミキサーで混合分散させた後、この分散液を撹拌しながら昇温して重合を行う水性懸濁重合法が記載されている。しかしまだ十分満足できるものではなく、より効率的に粒径を制御した重合体微粒子の製造方法が求められている。
一方、特許文献2には、均一な乳化液体を製造する乳化液体の製造方法が記載されている。しかしこの方法でモノマーを含む相と水相を乳化して得られた乳化液を重合しても十分満足できる重合体微粒子は得られない。
特開2006−8980号公報 特開平11−57437号公報
本発明の課題は、平均粒径が10μm以下に制御された重合体微粒子を効率的に得るための重合体微粒子の製造方法を提供することにある。
本発明は、水相とモノマーを含む油相とを混合・微粒化して得られる懸濁液を重合して重合体微粒子を得る重合体微粒子の製造方法であって、下記微粒化工程1及び微粒化工程2を有する、重合体微粒子の製造方法を提供する。
微粒化工程1:重合反応槽中の懸濁液の一部を取出して系内を循環させる循環ライン、循環ラインに設けられた微粒化機、及び油相を微粒化機に供給する油相ラインを有する装置を用い、油相を微粒化機に供給しながら微粒化を行なう工程
微粒化工程2:微粒化工程1の終了後、懸濁液の循環流量を微粒化工程1の循環流量の2倍以上にして更に微粒化を行なう工程
本発明の製造方法により、平均粒径が10μm以下に制御された重合体微粒子を効率的に得ることができる。
本発明の重合体微粒子の製造方法は、水相とモノマーを含む油相とを混合・微粒化して得られる懸濁液を重合して重合体微粒子を得る方法である。
本発明に用いられるモノマー成分は特に限定されないが、本発明の重合体微粒子を化粧料に配合する場合には、アクリル酸エステル及びメタクリル酸エステル(以下(メタ)アクリル酸エステルという)から選ばれる少なくとも1種のモノマーと、カルボキシル基を有するモノマーを含むものが好ましい。
(メタ)アクリル酸エステルとしては、アルキル基の炭素数が1〜18の(メタ)アクリル酸アルキルが好ましく、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸ラウリル、(メタ)アクリル酸ステアリル等のアルキル基の炭素数が4〜18の(メタ)アクリル酸アルキルがより好ましい。これらは複数種組み合わせて用いてもよい。全モノマー成分(架橋性モノマーも含む、以下同様)中の(メタ)アクリル酸エステルの割合は、30〜98重量%が好ましく、50〜85重量%がより好ましい。
本発明に用いられるカルボキシル基を有するモノマーとしては、(メタ)アクリル酸、マレイン酸、フマル酸、クロトン酸、イタコン酸等が挙げられる。これらは複数種組み合わせて用いてもよい。全モノマー成分中のカルボキシル基を有するモノマーの割合は、粒子の合着を抑制し、良好な粉体の感触(なめらかさ、さらさら感)を得る観点から、0.1〜30重量%が好ましく、1〜10重量%がより好ましい。
本発明のモノマー成分は架橋剤として、ビニル基を2個以上有する架橋性モノマーを含むことができる。このような架橋性モノマーとしては、(メタ)アクリル酸エステル系架橋性モノマー、芳香族ジビニル系モノマー等が挙げられ、これらの1種あるいは2種以上を組み合わせて用いてもよい。これらの架橋性モノマーの中でも、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,3−ブチレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,4−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート等の(ポリ)アルキレングリコールジ(メタ)アクリレート、カプロラクトン変性ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、カプロラクトン変性ヒドロキシピバリン酸エステルネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエステル(メタ)アクリレートが、皮膚刺激が低いため、化粧料等の用途に特に適している。これらの架橋性モノマーは、全モノマー成分に対し、3〜50重量%となるように使用するのが好ましい。
本発明においては、上記モノマー以外に、スチレン、(メタ)アクリロニトリル、(メタ)アクリルアミド、酢酸ビニル、ビニルピロリドン、片末端(メタ)アクリロイル変性ポリシロキサン等を用いることができる。
本発明の懸濁重合においては、分散剤を用いることが好ましい。分散剤としては界面活性剤が用いられ、特にスルホン酸(塩)基を有する界面活性剤が好ましい。スルホン酸(塩)基を有する界面活性剤としては、特開2003−146826号公報段落番号0032〜0036に記載されているものなどが挙げられる。中でも、炭素数5〜30のアルキル基又はアルケニル基を有し、1分子内に平均0.5〜25モルのアルキレンオキサイドを付加していてもよいアルキル又はアルケニルエーテルスルホン酸又はその塩、及び炭素数5〜30のアルキル基又はアルケニル基を有するアシル化タウリン又はその塩が好ましい。分散剤の割合は、全モノマー成分100質量部に対し0.01〜50質量部が好ましく、0.01〜10質量部がより好ましく、0.1〜5質量部が更に好ましい。
本発明の懸濁重合に用いられる重合開始剤としては、例えば過酸化ベンゾイル、過酸化ラウロイル、過酸化オクタノイル、オルソクロロ過酸化ベンゾイル、メチルエチルケトンパーオキサイド、ジイソプロピルパーオキシジカーボネート、クメンハイドロパーオキサイド、t−ブチルハイドロパーオキサイド等の油溶性過酸化物、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル、2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)などの油溶性アゾ化合物が挙げられる。重合開始剤の添加量は、全モノマー成分に対し0.1〜10重量%が好ましい。
本発明の製造方法における微粒化工程1は、重合反応槽中の懸濁液の一部を取出して系内を循環させる循環ライン、循環ラインに設けられた微粒化機、及び油相を微粒化機に供給する油相ラインを有する装置を用い、油相を微粒化機に供給しながら微粒化を行なう工程である。
本発明に用いられる装置の一例を図1に示す。
図1において、1は重合反応槽、2は重合反応槽1中の懸濁液の一部を取出して系内を循環させる循環ライン、3は微粒化機、4はモノマーを含む油相の仕込み槽、5は油相を微粒化機3に供給する油相ライン、6は水相の仕込み口、7はモノマーを含む油相の仕込み口、8は定量ポンプ、9は濾過器、10は製品ドラムである。
本発明の微粒化工程1では、まず分散剤等を含む水相を6から重合反応槽1に仕込み、モノマーや重合開始剤を含む油相を槽4に仕込む。また、循環ライン2により重合反応槽1中の懸濁液の一部を取出して系内を循環させると共に、この循環ライン2に設けられた微粒化機3へ、モノマーを含む油相を油相ライン5により供給する。この時、微粒化機3の入口における懸濁液中の油相濃度は、平均粒径が10μm以下に制御された重合体微粒子を効率的に得る観点から、60重量%以下が好ましい。
循環ライン2により循環させる懸濁液の循環流量は、平均粒径を目標範囲に早く到達させる観点から、重合反応槽への最終的な仕込み量をV(m3)、循環流量を(Qm3/h)としたときの平均滞留時間V/Q(h)を0.2〜6(h)となる様な範囲にQを設定することが好ましく、0.5〜3(h)がより好ましい。
本発明に用いられる微粒化機としては、特に限定されないが、高速回転剪断型微粒化機を用いることが好ましい。高速回転剪断型微粒化機としては、パイプラインホモミキサー(プライミクス(株)製)、ホモミックラインミル(プライミクス(株)製)、ホモミックラインフロー(プライミクス(株)製)、ハイビスラインミキサー(プライミクス(株)製)、フィルミックス(プライミクス(株)製)、ハイラインミル(プライミクス(株)製)、マイルダー((株)荏原製作所製)、シャープフローミル(太平洋機工(株)製)、キャビトロン(太平洋機工(株)製)、クレアミックス(エム・テクニック(株)製)等が挙げられる。微粒化機は2種以上組み合わせて用いてもよく、2種以上の微粒化機を直列に連結して用いるのが好ましく、パイプラインホモミキサーとマイルダーを直列に連結して用いるのがより好ましい。
本発明に用いられる微粒化機の操作条件は、平均粒径が10μm以下に制御された重合体微粒子を効率的に得る観点から、微粒化機のローター先端回転速度が10〜30m/sが好ましく、13〜25m/sがより好ましい。
本発明の製造方法における微粒化工程2は、微粒化工程1の終了後、懸濁液の循環流量を微粒化工程1の循環流量の2倍以上、好ましくは2〜7倍にして更に微粒化を行なう工程である。微粒化工程2における懸濁液の循環流量は、10μm以上の粗大粒子を少なくする観点から、重合反応槽への最終的な仕込み量をV(m3)、循環流量を(Qm3/h)としたときの平均滞留時間V/Q(h)を0.13〜4(h)となる様な範囲にQを設定することが好ましく、0.33〜2(h)がより好ましい。
微粒化工程2における微粒化機は、特に限定されず、微粒化工程1で用いたものをそのまま用いてもよく、また、微粒化工程1で2種以上の微粒化機を用いた場合には、微粒化工程2ではそのうち1種の微粒化機のみで行ってもよく、パイプラインホモミキサーのみで行うことが好ましい。
本発明の微粒化工程において、重合反応槽1の温度は特に限定されないが、室温(20℃)〜35℃が好ましい。また、モノマーを含む油相の仕込み槽4の温度は室温(20℃)〜30℃が好ましい。
本発明における微粒化工程終了後は、重合反応槽を加熱して懸濁重合を行う。重合温度や重合時間は特に限定されるものではないが、重合温度は40〜100℃、重合時間は1〜15時間が好ましい。重合は、重合反応槽内を窒素置換してから行うことが好ましい。
本発明においては、懸濁重合終了後、濾過器等を用いて粗大粒子、特に粒径80μm以上の粒子を除去することが好ましい。濾過器は2種以上用いることもできる。
本発明の方法により得られる重合体微粒子の平均粒径は、化粧料に配合する場合にはきしみ感を低減させるという観点から、1.5μm以上が好ましく、1.9μm以上がより好ましい。一方、ざらつきを抑え、更に皮膚定着性を向上させる観点から、10μm以下が好ましく、6μm以下がより好ましく、3μm以下が更に好ましい。
尚、重合体微粒子の平均粒径は、実施例に示す方法により測定することができる。
以下の例において、重合体微粒子の平均粒径及び80μm濾過量の測定は以下の方法で行った。
<重合体微粒子の平均粒径>
重合体微粒子の平均粒径は、体積平均粒径であり、レーザー回折型粒径分布測定装置(堀場製作所製:LA−300)を用い、粒子の懸濁液を20℃において相対屈折率1.1にて測定した。
重合体微粒子の平均粒径は中和後、濾過前に測定した値である。なお重合体微粒子中の粗大粒子は微量であるため、濾過後に重合体微粒子の平均粒径を測定しても濾過前の測定値と同じであった。
<80μm濾過量>
重合体微粒子分散液を目開き80μmのナイロンモノフィラメントタイプの濾布を通し、濾過できた濾液総量を有効濾過面積で除して算出し、80μm濾過量(kg/m2)とした。
実施例1
図2に示す装置を用い、懸濁重合を行った。
攪拌機付きタンク14に、仕込み口17からラウリルメタクリレート817kg、メタクリル酸30kg、エチレングリコールジメタクリレート150kg、ラウロイルパーオキサイド20kgを仕込み、攪拌混合して溶解させ油相液を調製した。また、攪拌機付き重合反応槽11に、仕込み口16からイオン交換水1500kgを仕込み、そこにN−ステアロイル−N−メチルタウリンナトリウムを7kg加えて溶解させ、水相液を調製した。
循環ライン12にパイプラインホモミキサー(プライミクス(株)製:PL−2S)21とマイルダー((株)荏原製作所製:MDN306)22を直列に設け、重合反応槽11から液の一部を取り出して循環させながら、この循環ライン12におけるパイプラインホモミキサー21の直前に、攪拌機付きタンク14から油相液を、油相ライン15に設置した定量ポンプ18を用いて供給した。このときの操作条件は、パイプラインホモミキサー21の回転数3600r/min、マイルダー22の回転数8000r/minであり、循環流量は3300kg/hであった。油相液を循環ラインに供給していくことにより、循環液中の油相濃度は経時で増加していくが、パイプラインホモミキサーの入口13での懸濁液中の油相濃度が最大でも50重量%となるように制御して油相液を供給した。油相液の供給が終了した時点で微粒化工程1を完了した。
微粒化工程1の完了後、マイルダー22を停止し、マイルダー22をバイパスする形でパイプラインホモミキサー21のみを起動させて循環微粒化を継続して行った。このときの操作条件は、パイプラインホモミキサー21の回転数3600r/minであり、循環流量は12000kg/hであった。重合反応槽11の仕込み総量(油相+水相)を循環流量で除した値(平均滞留時間)を1パスと定義し、20パスまでこの操作を実施し、微粒化工程2を完了した。
微粒化工程2の終了後、重合反応槽11内を攪拌しながら30分間窒素置換した。その後重合反応槽を加熱し、80℃に達してから5時間重合を行った。その後30℃まで冷却した。重合した微粒子分散液に10%NaOH水溶液14kgを加えて中和を行い、得られた重合体微粒子分散液を100μm濾過器19及び80μm濾過器20により濾過して粗大粒子を除去し、ドラム23中に重合体微粒子分散液を回収した。得られた濾過前の重合体微粒子の平均粒径は2.2μmであり、80μm濾過量は4000kg/m2(濾布1m2あたりの濾過可能量)であった。
実施例2
実施例1において、微粒化工程1におけるパイプラインホモミキサーの入口13での懸濁液中の油相濃度を最大で65重量%となるように制御する以外は実施例1と同様の方法で重合体微粒子分散液を得た。得られた濾過前の重合体微粒子の平均粒径は2.9μmであり、80μm濾過量は1500kg/m2であった。
比較例1
実施例1において、微粒化工程2を省いた以外は実施例1と同様の方法で重合体微粒子分散液を得た。得られた濾過前の重合体微粒子の平均粒径は2.5μmであり、80μm濾過量は300kg/m2であった。
比較例2
実施例2において、微粒化工程2を省いた以外は実施例2と同様の方法で重合体微粒子分散液を得た。得られた濾過前の重合体微粒子の平均粒径は12μmであり、80μm濾過量は150kg/m2であった。
比較例3
実施例1において、微粒化工程1の終了後にマイルダーを停止せず、微粒化工程2においてもパイプラインホモミキサーとマイルダーを起動させたまま循環微粒化を継続して行った。このときの操作条件は、パイプラインホモミキサー21の回転数3600r/min、マイルダー22の回転数8000r/minであり、循環流量は3300kg/hであった。反応容器の仕込み総量(分散相液+連続相液)を循環流量で除した値(平均滞留時間)を1パスと定義し、3パスまで微粒化を実施した。得られた濾過前の重合体微粒子の平均粒径は1.3μmであり、目標粒径に対して小さくなった。
実施例1〜2及び比較例1〜3の結果をまとめて表1に示す。
Figure 2009114335
表1の結果から明らかなように、実施例の方法により得られた重合体微粒子は、平均粒径が10μm以下、特に1.5〜3μmに制御され、さらに濾過性が良好であった。
本発明の懸濁重合に用いられる装置の一例を示す略示図である。 実施例で用いた装置の略示図である。
符号の説明
1 重合反応槽
2 循環ライン
3 微粒化機
4 モノマーを含む油相の仕込み槽
5 油相ライン
6 水相の仕込み口
7 モノマーを含む油相の仕込み口
8 定量ポンプ
9 濾過器
10 製品ドラム
11 重合反応槽
12 循環ライン
13 パイプラインホモミキサーの入口
14 攪拌機付きタンク
15 油相ライン
16 水相の仕込み口
17 モノマーを含む油相の仕込み口
18 定量ポンプ
19 100μm濾過器
20 80μm濾過器
21 パイプラインホモミキサー
22 マイルダー
23 製品ドラム

Claims (5)

  1. 水相とモノマーを含む油相とを混合・微粒化して得られる懸濁液を重合して重合体微粒子を得る重合体微粒子の製造方法であって、下記微粒化工程1及び微粒化工程2を有する、重合体微粒子の製造方法。
    微粒化工程1:重合反応槽中の懸濁液の一部を取出して系内を循環させる循環ライン、循環ラインに設けられた微粒化機、及び油相を微粒化機に供給する油相ラインを有する装置を用い、油相を微粒化機に供給しながら微粒化を行なう工程
    微粒化工程2:微粒化工程1の終了後、懸濁液の循環流量を微粒化工程1の循環流量の2倍以上にして更に微粒化を行なう工程
  2. 微粒化工程1において、循環ラインに設けられた2種以上の微粒化機を直列に連結して微粒化を行う、請求項1記載の重合体微粒子の製造方法。
  3. 重合体微粒子の平均粒径が1.5〜10μmである、請求項1又は2記載の重合体微粒子の製造方法。
  4. 微粒化機が高速回転剪断型微粒化機である、請求項1〜3いずれかに記載の重合体微粒子の製造方法。
  5. モノマーが、アクリル酸エステル及びメタクリル酸エステルから選ばれる少なくとも1種のモノマーと、カルボキシル基を有するモノマーを含むものである、請求項1〜4いずれかに記載の重合体微粒子の製造方法。
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