JP2001097572A - シート供給装置 - Google Patents

シート供給装置

Info

Publication number
JP2001097572A
JP2001097572A JP27589199A JP27589199A JP2001097572A JP 2001097572 A JP2001097572 A JP 2001097572A JP 27589199 A JP27589199 A JP 27589199A JP 27589199 A JP27589199 A JP 27589199A JP 2001097572 A JP2001097572 A JP 2001097572A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
guide plate
cassette
paper feed
sheet feeding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP27589199A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3692861B2 (ja
Inventor
Akihiro Ouchi
章弘 大内
Takashi Toda
隆士 戸田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP27589199A priority Critical patent/JP3692861B2/ja
Publication of JP2001097572A publication Critical patent/JP2001097572A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3692861B2 publication Critical patent/JP3692861B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ユーザ自らがシート分離部材の交換作業を行っ
た場合であっても、かかるシート分離部材の交換の際に
設定位置が変更された案内プレートを元の位置に確実に
復帰させることができ、以て、かかる案内プレートの破
損やシートジャムの発生といったトラブルを未然に防止
することが可能なシート供給装置を提供する。 【解決手段】給紙ロール21及びリタードロール22に
よって給紙カセット2から引き出された記録シートPを
画像形成装置へ向けて案内する案内プレート34を備え
たシート供給装置において、リタードロール22の点検
・交換作業の際に該案内プレート34を通常の動作位置
からメインテナンス位置に設定変更することが可能であ
り、しかも、かかる案内プレート34をメインテナンス
位置に設定したままの状態で給紙カセット2を装置筐体
1に押し込むことにより、案内プレート34が自動的に
動作位置に設定変更されて且つ固定されるように構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機やレーザビ
ームプリンタに対して用紙等の記録シートを供給するシ
ート供給装置に係り、詳細には、記録シートを収容した
給紙カセットが装置筐体に対して入れ子式に収容される
タイプのシート供給装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機やレーザビームプリンタ等
の画像形成装置では、該装置の実質的な設置面積を小さ
くするため、装置筐体の底部に記録シートの供給装置を
配置し、そこからS字状あるいはU字状に搬送される記
録シートに対して画像形成を行うようにしたものが知ら
れている。
【0003】このような画像形成装置におけるシート供
給装置は、画像形成装置の筐体と一体又は別体に形成さ
れた装置筐体と、略矩形状に形成されて記録シートを収
容すると共に上記装置筐体に対して入れ子式に収容され
る給紙カセットとを備え、かかる給紙カセットから一枚
ずつ引き出した記録シートを該給紙カセットの上部に位
置する画像形成装置に送り込むように構成されている。
ここで、シート供給装置の装置筐体が画像形成装置と一
体に形成されているとは、画像形成装置それ自体がシー
ト供給装置を備えている場合であり、別体に形成されて
いるとは、ユーザが取り扱う記録シートの種類に応じて
オプションのシート供給装置を画像形成装置の下部に増
設する場合である。
【0004】給紙カセットから記録シートを一枚ずつ引
き出すために、上記装置筐体側には給紙カセットに収容
された記録シートを画像形成装置に向けて送り出す給紙
ロールが設けられる一方、給紙カセット側には記録シー
トの重送を防止するリタードロール、リタードパッド等
のシート分離部材が設けられており、記録シートはこれ
ら給紙ロール及びシート分離部材の協働によって一枚ず
つに分離されて給紙カセットから送り出されるようにな
っている。また、給紙ロール及びシート分離部材によっ
て給紙カセットから引き出された記録シートを上部に位
置する画像形成装置へと送り込むため、シート分離部材
が設けられた給紙カセットの一辺には凹面状の案内プレ
ートが設けられており、記録シートはこの案内プレート
によって上向きに進行方向を変化させ、画像形成装置の
シート搬送ローラに受け渡されるようになっている。
【0005】この案内プレートはその機能上、シート分
離部材の近傍に又はシート分離部材を覆うように設けら
れるため、かかる案内プレートがシート分離部材の点
検、交換作業の障害とならぬよう、給紙カセットを装置
筐体から引き出した状態では案内プレートを該給紙カセ
ットから取り外せたり、あるいは記録シートを案内する
動作位置から作業の邪魔とならないメインテナンス位置
へ設定変更できるような構成が採用されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、近年のシート
供給装置においてはユーザの利便性の一層の向上を図る
ため、リタードロール等のシート分離部材はサービスメ
カニックをわざわざ呼ばずとも、ユーザ自らが交換し得
るように構成されている。このため、ユーザがシート分
離部材の交換のために上記案内プレートを取り外した
り、メインテナンス位置へ設定変更したりした場合、作
業終了後に案内プレートの取り付けや動作位置への設定
復帰を忘れる可能性がある。このような事態が発生する
と、給紙カセットを装置筐体に収納した際に案内プレー
トを破損したり、給紙カセットから引き出された記録シ
ートを画像形成装置へ適切に案内することかできずにシ
ートジャムを発生する等の問題点があった。
【0007】本発明はこのような問題点に鑑みなされた
ものであり、その目的とするところは、ユーザ自らがシ
ート分離部材の交換作業を行った場合であっても、かか
るシート分離部材の交換の際に設定位置が変更された案
内プレートを元の位置に確実に復帰させることができ、
以て、かかる案内プレートの破損やシートジャムの発生
といったトラブルを未然に防止することが可能なシート
供給装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のシート供給装置は、装置筐体と、略矩形状
に形成されて記録シートを収容すると共に上記装置筐体
に対して入れ子式に収容される給紙カセットと、上記装
置筐体側に設けられると共に上記給紙カセットに収容さ
れた記録シートを画像形成装置に送り出す給紙ロール
と、この給紙ロールと対向する位置で給紙カセット側に
設けられたシート分離部材と、上記給紙カセットに取り
付けられ、該給紙カセットが装置筐体に収容されている
状態では記録シートを画像形成装置へ向けて案内する動
作位置に設定される一方、該給紙カセットが装置筐体か
ら引き出された状態では上記動作位置からシート分離部
材を点検するためのメインテナンス位置に設定変更可能
な案内プレートとを備えたシート供給装置を前提とし、
上記装置筐体には、給紙カセットを装置筐体内に収容し
た際に、かかる収容動作を利用してメインテナンス位置
に設定されていた案内プレートを動作位置に設定し直す
位置規制手段を設ける一方、給紙カセットには、上記位
置規制手段によって動作位置に設定し直された案内プレ
ートを固定するロック手段を設けたことを特徴とするも
のである。
【0009】このような技術的手段によれば、装置筐体
には案内プレートの設定位置を動作位置に設定し直す位
置規制手段が設けられていることから、シート分離部材
の点検、交換作業等で案内プレートをメインテナンス位
置に設定し、そのまま給紙カセットを装置筐体に収納し
てしまった場合であっても、かかる収容動作に連動して
案内プレートは動作位置に設定し直される。また、給紙
カセットには上記位置規制手段によって動作位置に設定
し直された案内プレートを固定するロック手段が設けら
れていることから、給紙カセットの装置筐体への収納に
連動して案内プレートは動作位置に固定されることにな
る。このため、ユーザが案内プレートを動作位置に設定
し直すことなく、給紙カセットを装置筐体に収納してし
まった場合であっても、案内プレートは必ず動作位置に
設定されることになり、シートジャムが発生したり、案
内プレートを破損したりといったトラブルを防止するこ
とができる。
【0010】ここで、上記ロック手段は位置規制手段に
よってメインテナンス位置から動作位置へ設定された際
の案内プレートのみを固定するものであっても差し支え
ないが、給紙カセットを装置筐体から引き出した状態で
案内プレートの動作位置への設定確認を行い得るという
観点からすれば、ユーザ自らが手動で案内プレートをメ
インテナンス位置から動作位置へ設定した場合であって
も、ロック手段が案内プレートを固定し得るように構成
するのが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
のシート供給装置を詳細に説明する。図1は本発明のシ
ート供給装置を具備した小型レーザビームプリンタの概
略を示す断面図である。同図において、符号11は感光
体ドラム、符号12はこの感光体ドラム11を所定の背
景部電位にまで一様に帯電する帯電ロール、符号13は
画像情報に応じて変調された光ビームで感光体ドラム1
1を露光するレーザビームスキャナ(ROS)、符号1
4は露光によって感光体ドラム11上に形成された形成
された静電潜像をトナー現像する現像器、符号15は感
光体ドラム11上に可視化されたトナー像ほ記録シート
Pに転写する転写ロール、符号16は感光体ドラム11
から残留トナーを除去するクリーナである。ROS13
及び転写ロール15を除くこれらの機器はプリントカー
トリッジ10として一体化され、プリンタ筐体1に設け
られたフロントカバー1aを手前(紙面左方向)に引き
開けることによって、容易に交換し得るように構成され
ている。
【0012】記録シートPはプリンタ筐体1の下部に収
納される給紙カセット2、あるいはプリンタ筐体1のフ
ロント側に設けられた手差しトレイ5からプリンタの内
部、具体的には感光体ドラム11と転写ロール15との
間の転写位置へ供給される。上記給紙カセット2はフロ
ント側からプリンタ筐体1の下部に押し込んでセットす
るように構成されており、セットされた給紙カセット2
の上部には該カセット2内に収容された記録シートPを
引き出すためのピックアップロール20及び給紙ロール
21が並設されている。また、給紙カセット2側には上
記給紙ロール21に対向して記録シートPの重送を防止
するリタードロール22、記録シートPを上記ピックア
ップロール20に向けて押し上げるボトムプレート23
が配設されている。
【0013】一方、上記手差しトレイ5はプリンタのフ
ロントカバー1aの一部として開閉自在に設けられてお
り、使用する場合は図2に示す如く、手前に引き倒した
手差しトレイ5の上に記録シートPをセットすると共
に、手差しトレイの開放によって形成された手差し給紙
口50に記録シートPの先端部のみを差し込んで使用す
る。手差し給紙口50の直ぐ内側には給紙ロール51及
びこの給紙ロール51に圧接するリタードパッド52が
配設されており、これら給紙ロール51とリタードバッ
ド52の働きによって、手差しトレイ5上にセットされ
た記録シートPが一枚ずつ分離されてトナー像の転写位
置へ供給される。
【0014】このようにして給紙カセット2又は手差し
トレイ5から供給された記録シートPは、転写ロール1
5の手前に配設されたレジストレーションロール17に
よってトナー像の転写タイミングに対する位置合わせが
なされた後、感光体ドラム11と転写ロール15との間
に給送され、記録シートP上に画像情報に応じたトナー
像が転写される。そして、トナー像が転写された記録シ
ートPは定着器6に挿通されてトナー像の定着がなされ
た後、排出ロール18を経て、プリンタ筐体1の上部に
設けられた排紙トレイ1bにフェイスダウン状態で排出
される。尚、図1中の符号19は両面プリント用のシー
ト反転通路であり、定着器6から排出された記録シート
Pを引き戻してレジストレーションロール17へ再給送
するように構成されている。
【0015】図2は上記給紙カセット2の構造の詳細を
示す斜視図である。この給紙カセット2は上部が開放さ
れた略矩形状に形成されており、そのフロント側にはプ
リンタ筐体1の外観の一部をなすと共に把手の機能をも
果たすフロントパネル24が装着されている。記録シー
トPが収容される凹状空間25の内部には前述したボト
ムプレート23が設けられているが、このボトムプレー
ト23は支軸26を中心として揺動自在に設けられ、凹
状空間25に収容された記録シートPの先端を前述した
ピックアップロール20へ向けて持ち上げるように構成
されている。このボトムプレート23の揺動は図示外の
モータによって行われ、給紙カセット2をプリンタ筐体
1に押し込むと、かかる給紙カセット2に収容された記
録シートPの量に応じてボトムプレート23が上昇し、
最上位の記録シートPがピックアップロール20に接し
た位置で停止するようになっている。尚、図2は説明の
便宜上、ボトムプレート23を上昇させた状態を描いて
あり、ボトムプレート23及びその周辺機器を明示する
ために記録シートPは省略してある。
【0016】給紙カセット2内において記録シートPを
所定の位置に整合すると共に給紙時における記録シート
Pのスキューを防止するため、上記凹状空間25内には
記録シートPの側端縁に当接するサイドガイド27及び
後端縁に当接するエンドガイド28が設けられている。
図1に示したLBPは記録シートPの幅方向の中央を基
準として該記録シートPの搬送を行うセンターレジスト
レーションを採用していることから、この給紙カセット
2にはボトムプレート23を両側から挟むようにして一
対のサイドガイド27, 27が設けられており、各種サ
イズの記録シートPに対応するため、これらサイドガイ
ド27は記録シートPの幅方向に沿ってその立設位置を
調節し得るようになっている。また、このようにサイド
ガイド27が給紙カセット2内を記録シートPの幅方向
に沿って進退することから、ボトムプレート23にはサ
イドガイド27の進退量に対応した大きさの切欠部29
が形成されており、サイドガイド27はこの切欠部29
を突き抜けるようにして給紙カセット2に立設されてい
る。尚、図中の符号30はサイドガイド27の立設位置
を規制するロック機構の解除レバーである。
【0017】一方、上記エンドガイド28は記録シート
Pの給紙方向に沿ってその立設位置を調整し得るように
構成されており、やはりボトムプレート23にはエンド
ガイド28との干渉を防止する切欠部31が形成されて
いる。給紙カセット2の底部には記録シートPの給紙方
向に沿って多段階の歯を備えたラック32が形成されて
おり、エンドガイド28はこのラック32に噛み合うこ
とで特定の立設位置に固定されるようになっている。ま
た、このエンドガイド28には記録シートPの後端縁に
当接してこれを整合するシート整合面33が具備されて
いるが、このシート整合面33はボトムプレート23の
昇降に合わせて揺動し、記録シートPの後端縁が常に垂
直に当接するよう配慮されている。このため、給紙カセ
ット2に収容されている記録シートPの枚数が減少し、
ボトムプレート23の先端がピックアップロール20の
近傍にまで上昇した場合であっても、記録シートPがボ
トムプレート23上をエンドガイド28に向けてずり落
ちることがなく、ボトムプレート23上の記録シートP
を常に適切な状態でピックアップロール20に当接させ
ることができるようになっている。
【0018】一方、リタードロール22が配設された給
紙カセット2の一辺には、給紙ロール21とリタードロ
ール22によって給紙カセット2から引き出された記録
シートPを上方の画像形成部に向けて案内する案内プレ
ート34が配設されている。この案内プレート34は記
録シートPの進行方向を略90°変化させるべく凹面状
に形成されており、その長手方向(記録シートの幅方
向)の略中央に形成された切欠窓から上記リタードロー
ル22が露出している。リタードロール22の支持シャ
フトは上記案内プレート34によって覆われており、か
かる案内プレート34を開放することでリタードロール
22の交換を行えるようになっている。尚、図2は案内
プレート34を閉じた状態、すなわち通常の使用状態を
示している。
【0019】上記リタードロール22は消耗品であるた
め、プリント枚数の積算値等に応じて交換する必要があ
るが、このLBPにおいてはユーザ自らがリタードロー
ル22の交換作業を行うように設計されている。かかる
交換作業に当たっては、先ず、給紙カセット2をプリン
タ筐体1から引き出し、後述するロック機構を解除して
案内プレート34をメインテナンス位置に開放する。リ
タードロール22の交換が終了したならば、案内プレー
ト34を元の位置、すなわち画像形成時の動作位置に戻
してロックし、案内プレート34の固定を確認してから
給紙カセット2をプリンタ筐体1の下部に押し込んでセ
ットする。しかし、ユーザがリタードロール22の交換
を行う場合、かかる交換手順のうち、案内プレート34
の動作位置への復帰及びその固定を失念する場合があ
り、案内プレート34をメインテナンス位置に開放した
ままの状態で給紙カセット2をプリンタ筐体1に押し込
んでしまう場合がある。
【0020】このため、本実施例のLBPに具備された
シート供給装置では、給紙カセット2のプリンタ筐体1
への押し込み動作に連動して、上記案内プレート34の
動作位置への復帰及びその固定が自ずとなされるように
構成し、前記場合に生じる案内プレート34の破損やシ
ートジャムの発生を防止している。
【0021】図3はリタードロール22の点検あるいは
交換のために、メインテナンス位置に設定された案内プ
レート34を示す側面図、図4は記録シートPの給紙時
における動作位置に設定された案内プレート34を示す
側面図である。記録シートPの幅方向に沿った案内プレ
ート34の両端部には、かかる案内プレート34を動作
位置に固定するためのロック手段が設けられている。こ
のロック手段は、給紙カセット2の枠体2aに対応して
案内プレート34の両端部に夫々固定された操作レバー
35と、給紙カセット2の枠体2aに立設されて上記操
作レバー35を枠体2a上に係止するラッチ爪36とか
ら構成されており、更に上記操作レバー35は、ラッチ
爪36が引っ掛かる係止ブロック37と、この係止ブロ
ック37上に固定された押圧プレート38とから構成さ
れている。
【0022】一方、プリンタ筐体1に開口する給紙カセ
ット2の収容口(図示せず)の内側面には、メインテナ
ンス位置に設定された操作レバー35と干渉する位置規
制部材39が突出しており、案内プレート34をメイン
テナンス位置に設定した状態、すなわち図3に示す状態
のまま上記収容口に押し込むと、かかる位置規制部材3
9が案内プレート34の端部の操作レバー35に突き当
たるようになっている。このため、給紙カセット2をプ
リンタ筐体1内に収容すると、メインテナンス位置に設
定されていた案内プレート34が位置規制部材39に押
し倒されて、図4に示す動作位置に設定し直される。
【0023】このとき、位置規制部材39は給紙カセッ
ト2の収容動作に伴って操作レバー35の押圧プレート
38に乗り上げ、この押圧プレート38の下側に位置す
る係止ブロック37は給紙カセット2の枠体2aに対し
て押し付けられた状態となる。特に、この実施例の操作
レバー35では、押圧プレート38と係止ブロック37
との間に僅かな隙間が形成されているので、位置規制部
材39に乗り上げられた押圧プレート38は係止ブロッ
ク37との隙間分だけ下方へ弾性変形し、その弾性力に
よって係止ブロック37を給紙カセット2の枠体2aに
押し付ける。
【0024】また、動作位置における案内プレート34
の位置決めを確実なものとすべく、給紙カセット2の枠
体2aの上端縁には位置決め突起40が形成される一
方、上記係止ブロック37下面には位置決め突起40が
嵌合する凹所41が切り欠かれており、給紙カセット2
の収容動作に合わせて係止ブロック37が枠体2aに押
し付けられると、これら位置決め突起40と凹所41が
嵌合してリタードロール22に対する案内プレート34
の位置決めが確実になされるようになっている。
【0025】更に、このようにして操作レバー35が給
紙カセット2の枠体2aの上端縁に強く押し付けられる
と、図4に示すように、かかる枠体2aに立設されたラ
ッチ爪36の先端が係止ブロック37の角部に引っ掛か
り、そのままの押し付け状態で案内プレート34が動作
位置に固定されるようになっている。
【0026】すなわち、この実施例のシート供給装置に
おいては、案内プレート34をメインテナンス位置に設
定したままの状態で給紙カセット2をプリンタ筐体1内
に収容しても、かかる収容動作に連動して案内プレート
34が自動的に動作位置に再設定され、そのまま固定さ
れるのである。このため、ユーザがリタードロール22
の交換又は点検作業のために案内プレート34を開放
し、それを動作位置に設定し直すのを忘れたままLBP
を動作させようとしても、プリントのために給紙カセッ
ト2をプリンタ筐体1にセットしさえすれば、案内プレ
ート34を動作位置に正確に設定し直すことができるの
で、案内プレート34の破損や給紙時におけるシートジ
ャム等の問題を回避することができる。
【0027】また、操作レバーを給紙カセットの枠体に
対して強く押し付けさえすれば、案内プレートを動作位
置に固定することができるので、位置規制部材によら
ず、ユーザ自らの手によっても案内プレートを動作位置
に固定することができる。また、図5に示すように、操
作レバー35を給紙カセット2の枠体2aに固定するラ
ッチ爪36は略T字状に形成されており、係止ブロック
37に引っ掛かっている腕部36aよりも反対側に位置
する腕部36bの方が僅かに長めに形成されている。こ
のため、腕部36bを上方から指で押圧すると、ラッチ
爪36の全体が撓むことにより腕部36bが浮き上が
り、腕部36aによる係止ブロック37の押さえ込みが
解除される。従って、プリンタ筐体1から給紙カセット
2を引き出しさえすれば、指1本で動作位置に設定され
た案内プレート34のロック状態を容易に解除し、かか
る案内プレート34をメインテナンス位置に設定するこ
とが可能である。
【0028】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明のシー
ト供給装置によれば、案内プレートをメインテナンス位
置に設定したままの状態で給紙カセットを装置筐体に収
納すると、かかる収容動作に連動して案内プレートは動
作位置に設定し直され且つ固定されるので、ユーザ自ら
がシート分離部材の交換作業を行った後に案内プレート
を動作位置に設定し直すことなく給紙カセットを装置筐
体に収納してしまっても、設定位置が変更された案内プ
レートを元の位置に確実に復帰させることができ、かか
る案内プレートの破損やシートジャムの発生といったト
ラブルを未然に防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のシート供給装置が適用されたLBP
を示す概略図である。
【図2】 本発明のシート供給装置に用いられる給紙カ
セットの一例を示す斜視図である。
【図3】 実施例に係るシート供給装置の案内プレート
をメインテナンス位置に設定した状態を示す側面図であ
る。
【図4】 実施例に係るシート供給装置の案内プレート
を動作位置に設定した状態を示す側面図である。
【図5】 実施例に係るシート供給装置の案内プレート
を動作位置からメインテナンス位置に設定する際のロッ
ク解除の様子を示す側面図である。
【符号の説明】
1…プリンタ筐体(装置筐体)、2…給紙カセット、2
2…リタードロール、35…操作レバー、36…ラッチ
爪、39…位置規制部材(位置規制手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置筐体と、略矩形状に形成されて記録
    シートを収容すると共に上記装置筐体に対して入れ子式
    に収容される給紙カセットと、上記装置筐体側に設けら
    れると共に上記給紙カセットに収容された記録シートを
    画像形成装置に送り出す給紙ロールと、この給紙ロール
    と対向する位置で給紙カセット側に設けられたシート分
    離部材と、上記給紙カセットに取り付けられ、該給紙カ
    セットが装置筐体に収容されている状態では記録シート
    を画像形成装置へ向けて案内する動作位置に設定される
    一方、該給紙カセットが装置筐体から引き出された状態
    では上記動作位置からシート分離部材を点検するための
    メインテナンス位置に設定変更可能な案内プレートとを
    備えたシート供給装置において、 上記装置筐体には、給紙カセットを装置筐体内に収容し
    た際に、かかる収容動作を利用してメインテナンス位置
    に設定されていた案内プレートを動作位置に設定し直す
    位置規制手段を設ける一方、 給紙カセットには、上記位置規制手段によって動作位置
    に設定し直された案内プレートを固定するロック手段を
    設けたことを特徴とするシート供給装置。
  2. 【請求項2】 上記給紙カセットから記録シートを送り
    出す方向が、装置筐体から給紙カセットを引き出す方向
    と合致していることを特徴とするシート供給装置。
  3. 【請求項3】 上記給紙カセットが装置筐体から引き出
    された状態において、案内プレートを手動によってメイ
    ンテナンス位置から動作位置に設定し且つロック手段で
    固定し得ることを特徴とする請求項1又は2記載のシー
    ト供給装置。
  4. 【請求項4】 上記ロック手段は、装置本筐体側の位置
    規制手段に押圧されて上記案内プレートを動作位置に対
    して弾性的に押さえつける操作レバーと、この操作レバ
    ーを係止するラッチ爪とから構成されることを特徴とす
    る請求項1乃至3のいずれかに記載のシート供給装置。
JP27589199A 1999-09-29 1999-09-29 シート供給装置 Expired - Fee Related JP3692861B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27589199A JP3692861B2 (ja) 1999-09-29 1999-09-29 シート供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27589199A JP3692861B2 (ja) 1999-09-29 1999-09-29 シート供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001097572A true JP2001097572A (ja) 2001-04-10
JP3692861B2 JP3692861B2 (ja) 2005-09-07

Family

ID=17561888

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27589199A Expired - Fee Related JP3692861B2 (ja) 1999-09-29 1999-09-29 シート供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3692861B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010126327A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Fuji Xerox Co Ltd 給紙装置および画像形成装置。

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010126327A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Fuji Xerox Co Ltd 給紙装置および画像形成装置。
US8132809B2 (en) 2008-11-28 2012-03-13 Fuji Xerox Co., Ltd. Feeder and image forming apparatus
CN101750927B (zh) * 2008-11-28 2014-11-26 富士施乐株式会社 供纸装置和图像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3692861B2 (ja) 2005-09-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3116448B2 (ja) 給紙カセット
JPH058907A (ja) 記録紙手差し機構
JP2930706B2 (ja) 記録装置の給紙装置
JP3943840B2 (ja) 画像形成装置本体
EP0487040B1 (en) Image forming apparatus
JPH1184981A (ja) 画像形成装置
JPH0485220A (ja) カセット保持装置
JP2001097572A (ja) シート供給装置
EP0487039A2 (en) Image formation cartridge
JPH02110028A (ja) 給紙装置
JPS60101550A (ja) 電子写真複写機
JP3270613B2 (ja) 画像形成装置
JPH07215511A (ja) シート積載装置及びシート給送装置及び画像形成装置
JP3369356B2 (ja) 給紙カセット
JP3338166B2 (ja) 画像形成装置
JPH10129859A (ja) シート給送装置及び画像形成装置
JP4199405B2 (ja) 給紙装置
JPH05319588A (ja) 給紙装置
JP3828619B2 (ja) プリンタ
JPH0198531A (ja) 画像形成装置
JP3690319B2 (ja) 給紙カセット
JP2606307B2 (ja) 画像形成装置の給紙装置
JPH0637237U (ja) 給紙装置
JP2001097564A (ja) 給紙カセット
JP2666995B2 (ja) 画像形成装置の給紙装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050301

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050425

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050531

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050613

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090701

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100701

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110701

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110701

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120701

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130701

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees