JP2001097564A - 給紙カセット - Google Patents

給紙カセット

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JP2001097564A
JP2001097564A JP28192199A JP28192199A JP2001097564A JP 2001097564 A JP2001097564 A JP 2001097564A JP 28192199 A JP28192199 A JP 28192199A JP 28192199 A JP28192199 A JP 28192199A JP 2001097564 A JP2001097564 A JP 2001097564A
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bottom plate
side guide
cassette
notch
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JP28192199A
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Tsutomu Somemiya
勉 染宮
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】大きいサイズの記録シートから小さいサイズの
記録シートにまで幅広く対応することができ、小サイズ
の記録シートをセットした場合であっても、スキューを
発生させることなくこれを安定して画像形成装置へ供給
可能な給紙カセットを提供する。 【解決手段】記録シートPを収容するカセット本体2a
に対して該記録シートPの側端縁を整合するサイドガイ
ド25を立設する一方、このカセット本体2a内で記録
シートPを持ち上げるボトムプレート21には上記サイ
ドガイド25との干渉を避ける第1の切欠部27を形成
した給紙カセット2において、上記ボトムプレート21
の第1の切欠部27を覆って該ボトムプレート21と共
に記録シートPを支え、且つ、上記サイドガイド25の
進退に応じて該進退経路上から退避する補助プレート3
0を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機やレーザビ
ームプリンタ等の画像形成装置に対して記録シートを供
給するための給紙カセットに係り、詳細には、小サイズ
の記録シートであってもこれを確実にガイドして適切な
姿勢で画像形成装置へ供給するための改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の給紙カセットとしては、
特開平5−186060号公報に開示されるものが知ら
れている。この給紙カセットは、記録シートを収容する
略矩形状のカセット本体と、このカセット本体内に揺動
自在に設けられると共に該カセット本体に収容された記
録シートを上方へ持ち上げて給紙ロールに当接させるボ
トムプレートと、カセット本体に収容された記録シート
の側端縁を整合するサイドガイドと、やはり記録シート
の後端縁を整合するエンドガイドとを備えており、給紙
ロールに当接する最上位の記録シートから順番に画像形
成装置へ供給されるように構成されている。
【0003】この種の給紙カセットでは各種サイズの記
録シートに対応するため、上記サイドガイド及びエンド
ガイドがカセット本体に対して進退自在に設けられてい
るのが一般的であり、カセット本体にセットされた記録
シートのサイズに対応してサイドガイド及びエンドガイ
ドの立設位置を調整し得るようになっている。このう
ち、サイドガイドについては給紙中における記録シート
のスキューを防止するため、記録シートの先端により近
い位置に立設するのが好ましいが、その場合には記録シ
ートを給紙ロールに向けて持ち上げているボトムプレー
トがサイドガイドと干渉することになる。
【0004】このため、ボトムプレートに干渉すること
なくサイドガイドの位置を調整し得るよう、かかるボト
ムプレートにはサイドガイドの進退距離に応じた大きさ
の切欠部が形成されており、小サイズの記録シートをカ
セット本体にセットした場合には、サイドガイドが上記
切欠部内に進出して、記録シートの側端縁を整合するよ
うに構成されている。
【0005】しかし、最小サイズの記録シートよりも僅
かに大きいサイズの記録シートをカセット本体にセット
するような場合、サイドガイドはボトムプレートに形成
された切欠部の中程に位置することになるので、サイド
ガイドとボトムプレートとの間に隙間が生じてしまい、
サイドガイドによって整合されるべき記録シートの側端
縁がこの隙間よりボトムプレートの下方へ垂れ下がって
しまう。このため、記録シートの側端縁がサイドガイド
によって案内されず、画像形成装置へ記録シートを供給
する際にスキューが生じるといった不具合があった。
【0006】このような問題点を解決するため、前述の
特開平5−186060号公報に開示される給紙カセッ
トではサイドガイドと共に該サイドガイドの進退方向に
移動する補助プレートを設け、ボトムプレートの切欠部
上に位置する記録シートをこの補助プレートによって下
方から支えるように構成していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、補助プレート
がサイドガイドと共にその進退方向へ移動するように構
成した場合、サイドガイドがボトムプレートの切欠部内
に進出している状態では補助プレートがボトムプレート
に重なるようにして収容されるため、より小さなサイズ
の記録シートに対応すべく切欠部の大きさを大きくする
と、その分だけ補助プレートが大きくなることから、補
助プレートをボトムプレートに重ねて収容することが困
難となってしまう。すなわち、給紙カセットをA3等の
大きなサイズの記録シートからハガキ等の小さなサイズ
の記録シートにまで幅広く対応させることができなくな
ってしまうのである。
【0008】また、より小さいサイズの記録シートに対
応するためにはエンドガイドの調整代も大きく採る必要
があり、ボトムプレートにはサイドガイドに対応する第
1の切欠部のみならず、エンドガイドとの干渉を避ける
ための第2の切欠部をも形成しなければならない。この
とき、エンドガイドの進退量を大きく設定するために
は、上記第2の切欠部をサイドガイドの進退経路の前方
に食い込むようにして形成しなければならないが、前述
のように第1の切欠部を覆う補助プレートがサイドガイ
ドの進退方向に移動するように構成されていると、補助
プレートとエンドガイドが干渉してしまうといった不具
合が発生する。すなわち、小サイズの記録シートに対応
してサイドガイドを第1の切欠部内に収容すると、ボト
ムプレートの下部に収容されたはずの補助プレートがサ
イドガイドの進退経路の前方に食い込んで形成されてい
る第2の切欠部に突出してしまい、小サイズ記録シート
に対応して第2の切欠部内に進出設定されるエンドガイ
ドと干渉してしまうのである。
【0009】このような補助プレートとエンドガイドの
干渉は、記録シートの長さ方向に沿ったサイドガイドの
幅が広い場合に発生し、サイドガイドの幅を狭くするこ
とによってこのような干渉を避けることも可能である。
しかし、サイドガイドは給紙時における記録シートのス
キューの防止といった役割を担っており、サイドガイド
の幅を広く設定した方が記録シートのスキューの防止に
はより効果的である。従って、補助プレートとエンドガ
イドの干渉を防止するためにサイドガイドの幅を狭くし
たのでは、代わりに記録シートのスキューが発生し易く
なり、記録シートの供給における安定性が損なわれる結
果となる。
【0010】本発明はこのような問題点に鑑みなされた
ものであり、その目的とするところは、大きいサイズの
記録シートから小さいサイズの記録シートにまで幅広く
対応することができ、小サイズの記録シートをセットし
た場合であっても、スキューを発生させることなくこれ
を安定して画像形成装置へ供給可能な給紙カセットを提
供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の給紙カセットは、記録シートを収容するカ
セット本体と、このカセット本体に対して進退自在に立
設されると共に該カセット本体内において記録シートの
側端縁を整合するサイドガイドと、このカセット本体内
に揺動自在に設けられると共に上記サイドガイドとの干
渉を避ける第1の切欠部を有し、カセット本体に収容さ
れた記録シートの量に応じて該記録シートを持ち上げる
ボトムプレートとを備えた給紙カセットを前提とし、上
記ボトムプレートの第1の切欠部を覆って該ボトムプレ
ートと共に記録シートを支え、且つ、上記サイドガイド
の進退に応じて該進退経路上から退避する補助プレート
を設けたことを特徴とするものである。
【0012】このような技術的手段によれば、ボトムプ
レートの第1の切欠部を覆って該ボトムプレートと共に
記録シートを支える補助プレートを設けたので、大サイ
ズの記録シートに対応してサイドガイドが第1の切欠部
から後退し、ボトムプレートとサイドガイドとの間に隙
間が生じた場合であっても、ボトムプレート上の記録シ
ートが第1の切欠部内に垂れ下がることがなく、記録シ
ートの側端縁をサイドガイドによって確実に整合するこ
とができる。
【0013】ここで、サイドガイドが小サイズの記録シ
ートに対応して第1の切欠部内に進出する場合には、補
助プレートはサイドガイドの進退方向へ移動するのでは
なく、サイドガイドの進退経路上から退避して該サイド
ガイドとの干渉を避けるので、大きいサイズの記録シー
トから小さいサイズの記録シートにまで広く対応すべ
く、上記第1の切欠部を大きく形成した場合であって
も、サイドガイドの進出に合わせて補助プレートをボト
ムプレートに重ねて収容することが可能であり、サイド
ガイドの進退量を大きく設定することができる。
【0014】また、ボトムプレートにエンドガイドとの
干渉を避ける第2の切欠部を形成している場合であって
も、補助プレートがサイドガイドの進退経路上から退避
するように動作することから、サイドガイドの進出によ
って補助プレートが上記第2の切欠部に突出するこもな
く、エンドガイドと補助プレートとの干渉を防止するこ
とも可能となる。このため、サイドガイドを記録シート
の長さ方向に沿って幅広く形成することができ、記録シ
ートのスキューをより効果的に防止することができる。
【0015】このような本発明において、上記補助プレ
ートは第1の切欠部内におけるサイドガイドの進退動作
に連動するものであれば良く、例えば、リンク機構等に
よってサイドガイドの動きを補助プレートに伝達するよ
うに構成することもできる。しかし、より簡易な構成と
するためには、補助プレートを第1の切欠部を覆う位置
に向けて付勢しておき、サイドガイドとの干渉によって
補助プレートが切欠部上から退避するように構成するの
が好ましい。また、このような構成を簡易に実現するた
めには、補助プレートをボトムプレートに対して回転自
在に配設するのが好ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の給紙カセットを詳細に説明する。図1は本発明の給紙
カセットが装着された小型レーザビームプリンタ(以
下、「LBP」という)の概略を示す断面図である。同
図において、符号11は感光体ドラム、符号12はこの
感光体ドラム11を所定の背景部電位にまで一様に帯電
する帯電ロール、符号13は画像情報に応じて変調され
た光ビームで感光体ドラム11を露光するレーザビーム
スキャナ(ROS)、符号14は露光によって感光体ド
ラム11上に形成された形成された静電潜像をトナー現
像する現像器、符号15は感光体ドラム11上に可視化
されたトナー像ほ記録シートPに転写する転写ロール、
符号16は感光体ドラム11から残留トナーを除去する
クリーナである。ROS13及び転写ロール15を除く
これらの機器はプリントカートリッジ10として一体化
され、プリンタ筐体1に設けられたフロントカバー1a
を手前(紙面左方向)に引き開けることによって、容易
に交換し得るように構成されている。
【0017】記録シートPはプリンタ筐体1の下部に収
納される給紙カセット2、あるいはプリンタ筐体1のフ
ロント側に設けられた手差しトレイ(図示せず)からプ
リンタの内部、具体的には感光体ドラム11と転写ロー
ル15との間の転写位置へ供給される。上記給紙カセッ
ト2はフロント側からプリンタ筐体1の下部に押し込ん
でセットするように構成されており、セットされた給紙
カセット2の上部には該カセット2内に収容された記録
シートPを引き出すための半月状の給紙ロール20が配
設されている。また、給紙カセット2内には、記録シー
トPを上記給紙ロール20に向けて押し上げるボトムプ
レート21が配設されている。
【0018】このようにして給紙カセット2から供給さ
れた記録シートPは、転写ロール15の手前に配設され
たレジストレーションロール17によってトナー像の転
写タイミングに対する位置合わせがなされた後、感光体
ドラム11と転写ロール15との間に給送され、記録シ
ートP上に画像情報に応じたトナー像が転写される。そ
して、トナー像が転写された記録シートPは定着器6に
挿通されてトナー像の定着がなされた後、排出ロール1
8を経て、プリンタ筐体1の上部に設けられた排紙トレ
イ1bにフェイスダウン状態で排出される。尚、図1中
の符号19は両面プリント用のシート反転通路であり、
定着器6から排出された記録シートPを引き戻して給紙
カセット2内へ排出し、そこからレジストレーションロ
ール17へ再給送するように構成されている。
【0019】図2は上記給紙カセット2内のボトムプレ
ート21を示す斜視図である。かかる給紙カセット2
は、記録シートPがセットされる凹状空間を備えた略矩
形状のカセット本体2aと、このカセット本体2aの凹
状空間の内部に配設されて記録シートを下方から支える
ボトムプレートとを具備している。上記ボトムプレート
21は支軸22を中心として揺動自在に設けられ、カセ
ット本体2a内に収容された記録シートPの先端を前述
した給紙ロール20へ向けて持ち上げるように構成され
ている。このボトムプレート21の先端部23の下面側
にはスプリング24(図1参照)が配設されており、ボ
トムプレート21の先端を上方へ向けて常に付勢してい
る。また、カセット本体2aにはボトムプレート21の
先端に対応してシート分離爪(図示せず)が設けられて
おり、ボトムプレート21がスプリング24の付勢力に
よって上方へ向け揺動すると、最上位の記録シートPの
先端角部が上記シート分離爪によって上から押え込ま
れ、記録シートPと給紙ロール20とが常に所定の位置
関係に保たれるようになっている。
【0020】給紙カセット2内において記録シートPを
所定の位置に整合すると共に給紙時における記録シート
Pのスキューを防止するため、上記カセット本体2a内
には記録シートPの側端縁に当接するサイドガイド25
及び後端縁に当接するエンドガイド26が設けられてい
る。図1に示したLBPは記録シートPの幅方向の中央
を基準として該記録シートPの搬送を行うセンターレジ
ストレーションを採用していることから、この給紙カセ
ット2にはボトムプレート21を両側から挟むようにし
て一対のサイドガイド25, 25が設けられており、各
種サイズの記録シートPに対応するため、これらサイド
ガイド25は記録シートPの幅方向に沿ってその立設位
置を調節し得るようになっている。また、このようにサ
イドガイド25が給紙カセット2内を記録シートPの幅
方向に沿って進退することから、ボトムプレート21に
はサイドガイド25の進退量に対応した大きさの第1の
切欠部27, 27が形成されており、各サイドガイド2
5はこれら切欠部27を突き抜けるようにしてカセット
本体2aに立設されている。
【0021】一方、上記エンドガイド26は記録シート
Pの給紙方向に沿ってその立設位置を調整し得るように
構成されており、やはりボトムプレート21にはエンド
ガイド26との干渉を防止する第2の切欠部28が形成
されている。この第2の切欠部28はボトムプレート2
1に形成された一対の第1の切欠部27, 27の間に入
り込むようにして形成されており、その分だけ小サイズ
の記録シートPに対応してエンドガイド26の立設位置
を調整し得るようになっている。
【0022】このように一対のサイドガイド25, 25
及びエンドガイド26の立設位置を調整することによ
り、この給紙カセット2では各種サイズの記録シートP
をボトムプレート21の上にセットして給紙することが
可能となっているが、記録シートPのサイズによって
は、図6に示すように、該記録シートPの後端角部P1
が上記第1の切欠部27と重なってしまう場合がある。
このような場合、かかる記録シートPの後端角部P1は
第1の切欠部27からボトムプレート21の下方へ向け
て垂れ下がってしまうので、サイドガイド25と記録シ
ートPの側端縁との間に隙間が生じてしまい、給紙時に
おける記録シートPのスキューを防止するというサイド
ガイド25の機能が損なわれることになる。
【0023】このため、本実施例の給紙カセット2では
サイドガイド25の機能を最大限に発揮させるため、図
2に示すように、ホドムプレート21上に第1の切欠部
27の一部を覆う補助プレート30を設け、この補助プ
レート30で第1の切欠部27と重なってしまった記録
シートPの後端角部P1を支えるように構成している。
各補助プレート30は略L字状に形成されており、係合
ねじ31によってボトムプレート21に重ねて配設され
ると共に、かかる係合ねじ31を中心として回転し、第
1の切欠部27上に進退し得るようになっている。ま
た、この補助プレート30はスプリング(図示せず)に
よって付勢されており、何ら外力を加えない状態では、
常に第1の切欠部27を覆う位置(図2に示す位置)に
設定されている。
【0024】図3はボトムプレート21上にB5サイズ
の記録シートPをセットした際の、第1の切欠部27と
記録シートPとの位置関係を示すものである。この場
合、記録シートPは第1の切欠部27を跨ぐようにして
ボトムプレート21上にセットされることから、かかる
記録シートPの後端角部P1は第1の切欠部27に重な
っておらず、上記補助プレート30が設けられていない
場合であっても、記録シートPが第1の切欠部27から
ボトムプレート21の下方へ垂れ下がることはない。従
って、サイドガイド25と記録シートPの側端縁との間
に隙間が生じてしまうことはなく、サイドガイド25は
その機能を十分に発揮して、給紙時における記録シート
Pのスキューを防止することが可能である。
【0025】一方、図4に示すように、ボトムプレート
21上にB5サイズよりも小さいA5サイズの記録シー
トPをセットした場合、記録シートPの後端角部P1は
第1の切欠部27に重なって位置してしまうが、上記補
助プレート30が第1の切欠部27上に進出している
と、かかる補助プレート30がボトムプレートに代わっ
て記録シートPの後端角部P1を支えることになる。こ
のため、記録シートPが第1の切欠部27を介してボト
ムプレート21の下方へ垂れ下がってしまうといった事
態を避けることができ、記録シートPの側端縁とサイド
ガイド25との間に隙間が生じるのを防止することが可
能となる。
【0026】また、図5はボトムプレート上にA5サイ
ズよりも小さいハガキサイズの記録シートPをセットし
たを示すものである。この場合、サイドガイド25は第
1の切欠部27内を記録シートPの幅方向の中央に向け
て更に前進することになり、かかるサイドガイド25と
第1の切欠部27を覆う位置に進出していた補助プレー
ト30とが互いに干渉することになる。しかし、補助プ
レート30は係合ねじ31を中心として回転自在に配設
されており、しかもスプリングに付勢されて第1の切欠
部27を覆う位置に進出していることから、サイドガイ
ド25の進出によってこれと干渉すると、かかるサイド
ガイド25に押し退けられるようにして第1の切欠部2
7上から退避し、ボトムプレート21と重なった位置に
収容される。
【0027】給紙カセット2にセットされる記録シート
Pのサイズが小さくなると、エンドガイド26は第2の
切欠部28内をボトムプレート21の先端23に向けて
進出することから、図5に示すように、エンドガイド2
6は一対のサイドガイド25, 25の進退経路上、すな
わちこれらサイドガイド25, 25に挟まれた位置に存
在することになる。このため、上記補助プレート30が
サイドガイド25と共にその進退方向に移動するように
構成したのでは、小サイズの記録シートPに対応して第
2切欠部28内を進出してきたエンドガイド26が補助
プレート30と干渉してしまうことになる。
【0028】この点、本実施例の給紙カセット2では、
サイドガイド25と干渉した補助プレート26が係合ね
じ31を中心として回転し、サイドガイド25の進退経
路上から退避するようにしてボトムプレート21上に収
容さるので、サイドガイド25の進出に伴う補助プレー
ト30の移動によって、エンドガイド26の進出が妨げ
られることがなく、エンドガイド26の進退量を大きく
設定することが可能となる。従って、大サイズから小サ
イズまで多種多様な記録シートPを給紙カセット2にセ
ットすることができる。
【0029】また、このように補助プレート30がサイ
ドガイド25の進退経路上から退避するように構成した
場合、補助プレート30とエンドガイド26との干渉を
懸念する必要がないので、記録シートPの給紙方向に沿
ったサイドガイド25の立設幅を大きく設定することが
でき、その分、給紙時における記録シートPのスキュー
を有効に防止することも可能となる。
【0030】尚、本実施例では補助プレート30が係合
ねじ31を中心として回転するように構成したが、図7
に示すように、補助プレート30を第1の切欠部27の
角部に向けて直線的にスライドさせ、これによってサイ
ドガイド25の進退経路上から退避するように構成して
も良い。
【0031】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の給紙
カセットによれば、サイドガイドが小サイズの記録シー
トに対応して第1の切欠部内に進出する場合には、補助
プレートはサイドガイドの進退方向へ移動するのではな
く、サイドガイドの進退経路上から退避して該サイドガ
イドとの干渉を避けるので、各種サイズの記録シートに
幅広く対応すべく、上記第1の切欠部を大きく形成して
サイドガイドの進退量を大きく設定することができ、小
サイズの記録シートをセットした場合であっても、スキ
ューを発生させることなくこれを安定して画像形成装置
へ供給することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の給紙カセットが適用されるLBPの
一例を示す概略図である。
【図2】 実施例に係る給紙カセット内に配設されたボ
トムプレートを示す斜視図である。
【図3】 実施例に係るボトムプレート上にB5サイズ
の記録シートをセットした状態を示す平面図である。
【図4】 実施例に係るボトムプレート上にA5サイズ
の記録シートをセットした状態を示す平面図である。
【図5】 実施例に係るボトムプレート上にハガキサイ
ズの記録シートをセットした状態を示す平面図である。
【図6】 補助プレートを具備しないボトムプレート上
にA5サイズの記録シートをセットした状態を示す平面
図である。
【図7】 本発明に係る補助プレートの他の例を示す平
面図である。
【符号の説明】 2…給紙カセット、2a…カセット本体、21…ボトム
プレート、25…サイドガイド、26…エンドガイド、
27…第1の切欠部、28…第2の切欠部、30…補助
プレート、P…記録シート

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録シートを収容するカセット本体と、
    このカセット本体に対して進退自在に立設されると共に
    該カセット本体内において記録シートの側端縁を整合す
    るサイドガイドと、このカセット本体内に揺動自在に設
    けられると共に上記サイドガイドとの干渉を避ける第1
    の切欠部を有し、カセット本体に収容された記録シート
    の量に応じて該記録シートを持ち上げるボトムプレート
    とを備えた給紙カセットにおいて、 上記ボトムプレートの第1の切欠部を覆って該ボトムプ
    レートと共に記録シートを支え、且つ、上記サイドガイ
    ドの進退に応じて該進退経路上から退避する補助プレー
    トを設けたことを特徴とする給紙カセット。
  2. 【請求項2】 上記カセット本体に対して進退自在に立
    設されると共に該カセット内において記録シートの後端
    縁を整合するエンドガイドを設ける一方、上記ボトムプ
    レートには該エンドガイドとの干渉を避ける第2の切欠
    部を形成し、かかる第2の切欠部がサイドガイドの進退
    経路の前方に食い込むようにして切り欠かれていること
    を特徴とする請求項1記載の給紙カセット。
  3. 【請求項3】 上記補助プレートはボトムプレートの切
    欠部を覆う位置に向けて付勢されており、サイドガイド
    と干渉した際に切欠部上から退避することを特徴とする
    請求項1又は2記載の給紙カセット。
  4. 【請求項4】 上記補助プレートはボトムプレートに対
    して回転自在に配設されていることを特徴とする請求項
    1乃至3のいずれかに記載の給紙カセット。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7448614B2 (en) 2006-03-31 2008-11-11 Canon Kabushiki Kaisha Sheet feeding device and image forming apparatus

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US7448614B2 (en) 2006-03-31 2008-11-11 Canon Kabushiki Kaisha Sheet feeding device and image forming apparatus

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