JP2001097385A - 仕切りを有する物品収納箱 - Google Patents

仕切りを有する物品収納箱

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JP2001097385A
JP2001097385A JP27806699A JP27806699A JP2001097385A JP 2001097385 A JP2001097385 A JP 2001097385A JP 27806699 A JP27806699 A JP 27806699A JP 27806699 A JP27806699 A JP 27806699A JP 2001097385 A JP2001097385 A JP 2001097385A
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Hiroshi Zushi
洋 頭師
Koji Nakao
耕司 中尾
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の物品収納箱では、複数種類の物品収納
空間は長さが異なるのみで、深さ及び幅は同じである。
そのため、箱の物品収納空間に収納できる物品の形状、
大きさもこれに対応したものに限定されていた。そのた
め、例えば幅及び長さに対して比較的高さが高い物品を
空間内に収納した場合は、物品の上端が本体から上方に
突出して不安定となる。また、仕切りを本体から抜いた
とき、物品の収納の邪魔になったり、紛失する恐れがあ
った。本発明は、仕切りを使用する場合と使用しない場
合との変更が簡単かつ速やかに行え、しかも仕切りが空
間を仕切るために使用されないときもその仕切りを紛失
するおそれがない物品収納箱のを提供せんとする。 【解決手段】 本発明の物品収納箱10は、凹所状の物
品収納空間15を有する本体14と、その一端縁を物品
収納空間の底壁18又は側壁19上の底壁寄りの部分に
枢着され、物品収納空間内において、底壁に対して所定
角度を成す空間仕切り位置と、底壁とほぼ平行な待機位
置と、をとり得る少なくとも1つの仕切り30,31
と、から成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、仕切りを有する物
品収納箱に関し、特に物品の形状や大きさに応じて仕切
りの位置や状態を変えて、物品収納空間の形状や大きさ
を変えることができる物品収納箱に関する。
【0002】
【従来の技術】凹所状の物品収納空間を有する物品収納
箱(例えば、自動車の室内のコンソールボックス)にお
いて、収納する物品の形状や大きさに応じて物品収納空
間の形状や大きさを変えることができれば、物品の収納
上都合がよい。これを考慮して、図11に示す従来の物
品収納箱80では、上方に開口した物品収納空間85を
有する箱形状の本体81に2枚の仕切り90を抜き差し
可能としている。
【0003】詳述すると、物品収納箱80の本体81は
矩形状の底壁82と、該底壁82から立ち上がる2つの
側壁83及び2つの端壁84と、側壁83及び端壁84
の上端縁に形成されたフランジ86とを有する。側壁8
3の内面には、高さ方向に延びる2組のガイド87が形
成されている。2枚の仕切り90は、側壁83の高さに
相当する高さ及び底壁82の幅に相当する長さを有して
矩形状を呈する。
【0004】この物品収納箱80では、収納する物品の
大きさ、形状に応じて、何れか一方又は両方の仕切り9
0をガイド87に差し込んだり、両方の仕切り90をガ
イド87から抜いたりする。即ち、物品収納空間85に
大きな物品を収納するときは、両方の仕切り90をガイ
ド87から抜いて、1つの大きな空間を形成する。ま
た、中程度の物品を収納するときは、何れか一方の仕切
り90のみをガイド87に差し込んで、1つの中程度の
空間を形成する。更に、小さい物品を収納するときは、
両方の仕切り90をガイド87に差し込んで、3つの小
さな物品収納空間を形成する。
【0005】
【発明が解決すべき課題】上記従来の物品収納箱80
は、本体81に対して2枚の仕切り90を抜き差しする
ことによって、物品収納空間を3種類の空間に仕切る。
しかし、3種類の物品収納空間は長さ(底壁82の長手
方向における長さ)が異なるのみで、深さ及び幅は同じ
である。そのため、箱の物品収納空間に収納できる物品
の形状、大きさもこれに対応したものに限定され、この
物品収納箱80は幅及び厚さが同じで、長さが異なる3
種類の物品しか収納することができない。換言すれば、
この物品収納箱80は厚さ(高さ)が異なる物品の収納
に対して配慮がなされていない。そのため、例えば幅及
び長さに対して比較的高さが高い物品を空間内に収納し
た場合は、物品の上端が本体から上方に突出して不安定
となる。また、水平方向に置く(寝かせる)ことが望ま
しくなく、垂直状態に置く(立てる)ことが望ましい物
品もあるが、この物品収納箱80はそのような物品の収
納には適しているとは言えない。
【0006】更に、一方又は両方の仕切り90のガイド
87に対する抜差し作業が面倒で速やかに行えない。加
えて、一方又は両方の仕切り90をガイド87から抜い
たとき、仕切り90を収納箱80内に保管するとその仕
切り90が物品の収納の邪魔になり、収納箱80外の場
所に保管すると抜いた仕切り90を紛失する恐れがあ
る。
【0007】本発明は、上記事情を背景にして、仕切り
を使用する場合と使用しない場合との切換えが簡単かつ
速やかに行え、しかも仕切りが空間を仕切るために使用
されないときもその仕切りを紛失するおそれがない、仕
切りを有する物品収納箱を提供することを目的としてな
されたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本願の発明者は、仕切りを本体に常に係止すること
に思い至り、本発明を完成したものである。
【0009】即ち、本発明の物品収納箱は、凹所状の物
品収納空間を有する本体と、その一端縁を物品収納空間
の底壁又は側壁上の底壁寄りの部分に枢着され、物品収
納空間内において、空間仕切り位置と、底壁とほぼ平行
な待機位置と、をとり得る少なくとも1つの仕切りと、
から成ることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の仕切りを有する物品収納
箱は、持ち運び可能とされても良いし、他の装置や部材
に取り付けられても良い。
【0011】本発明の物品収納箱の本体が有する凹所状
の物品収納空間は、底壁、一対の側壁及び一対の端壁に
よって画成される。物品収納空間の形状及び大きさ、即
ち底壁、側壁及び端壁の幅乃至長さ及び高さは適宜選択
可能である。
【0012】仕切りの一端縁を本体の側壁に枢着すると
きは、枢着部は本体の側壁に設けられる。また、本体の
側壁には仕切りを空間仕切り位置に係留する係留部材を
設けることができ、これにより仕切りが空間仕切り位置
に確実に係留される。
【0013】本体の底壁は平坦としても良いし、深さの
異なる2つ以上の部分(例えば、深壁部と浅壁部)で構
成しても良い。深壁部と浅壁部との深さの比及び長さの
比を適宜選択することにより、種々の長さ、高さの物品
を物品収納空間内に収納できる。仕切りを本体の底壁に
枢着する場合、枢着部は底壁上に設けられる。
【0014】また、本体の端壁には仕切りを待機位置に
支持する支持部材を設けることができ、これにより仕切
りが待機位置に確実に支持される。
【0015】本発明の物品収納箱を構成する仕切りは板
形状とすることができる。仕切りの個数は、2個以上の
複数でも良いし、1個でも良い。
【0016】仕切りは、本体の底壁に対して所定角度
(ほぼ垂直方向、斜め方向)をなす空間仕切り位置をと
ったときは、本体の物品収納空間を1又は2以上のより
小さな物品収納空間に仕切る。本体の底壁が平坦である
ときは、仕切りにより仕切られる物品収納空間は全て同
じ深さを有する。これに対して、本体の底壁が深底部と
浅底部とから成るときは、仕切りが空間仕切り位置をと
ったとき、仕切りの両側に深さの異なる物品収納空間が
形成される。
【0017】また、仕切りは底壁とほぼ平行な待機位置
をとったときは、本体の底壁の一部を成して物品の下面
を支持する。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づき説
明する。 <第1実施例>この実施例は、本発明の物品収納箱が自
動車のコンソールボックスに適用された例である。図1
に示すように、運転席と助手席との間の空間には、合成
樹脂により一体的に形成されたコインホルダ35及びコ
ンソールボックス10が配置されている。コンソールボ
ックスは、フランジ12を有する収納箱10と、蓋38
とから成る。
【0019】図2に示すように(フランジ12、蓋38
は省略されている)、物品収納箱10は、合成樹脂製で
凹所形状の物品収納空間15を有する本体14と、合成
樹脂製で本体14に枢着された2枚の仕切り30,31
とからなる。
【0020】図2から図4から明らかなように、本体1
4は、上方が開口し、は幅(図4において上下方向)に
対して長さ(図4において左右方向、自動車の前後方
向)が長い形状とされ、深底部16及び浅底部17から
なる底壁18と、一対の側壁19と、一対の端壁21、
22とから成る。ここでは、深底部16の深さは浅底部
17の深さの約2倍である。また、浅底部17は深底部
16の約2倍の長さを有し、浅底部17の中間部には仕
切り30の板厚程度の段部17aが全幅にわたって形成
されている。その結果、浅底部17は上段部17bと下
段部17cとに分けられ、両者はほぼ同じ長さを有す
る。
【0021】上記底壁18の形状に応じて、側壁19は
全体としてL字形状を成している。また、一方(図2に
おいて左方)の端壁21の高さは他方の端壁22の高さ
の約2倍とされている。
【0022】図3及び図4から明らかなように、両方の
仕切り30、31は矩形状を有し、一方の仕切り30の
長さ(図4において左右方向の長さ)はほぼ深底部16
の長さに対応し、他方の仕切り31の長さは下段部17
cの長さよりも少し短い。両方の仕切り30、31の幅
は深底部16即ち浅底部17の下段部17cの幅にほぼ
等しい。図4に示すように、仕切り30の先端縁には仕
切り30の枢動時に指を掛けるための半円形状の指掛け
部33が形成されている。
【0023】図5に示すように、一方の仕切り30の下
端縁の両側面に立設されたピン32が、本体14の側壁
19上の角部17dに対応する位置に固定されたC字リ
ング24内にスナップフィットされている。これによ
り、仕切り30はC字リング24即ち底壁17の角部1
7dを中心にして枢動可能であり、深底部16に対して
ほぼ垂直な空間仕切り位置と、深底部16とほぼ平行な
待機位置とをとり得る。
【0024】本体14の一方の端壁21には、角部17
dに対向する位置に支持部25が設けられ、仕切り30
を待機位置に保持する。また、図6に示すように、本体
14の両側壁19にはC字リング24の直上方に一対の
突起から成る係留部材27が設けられている。この係留
部材27は、仕切り30が空間仕切り位置に枢動された
とき、その上端縁(自由端縁)の側面に設けられた突部
36に係合して、仕切り30を空間仕切り位置に係留す
る。
【0025】他方の仕切り31の下端縁の両側面に立設
されたピン32が、本体の側壁19上の段部17aに対
応する位置に固定されたC字リング24内にスナップフ
ィットされている。これにより、仕切り31はC字リン
グ24即ち段部17aを中心にして枢動可能であり、下
段部17cに対してほぼ垂直な空間仕切り位置と、下段
部17cとほぼ平行な待機位置とをとり得る。そして、
仕切り31は、空間仕切り位置において本体の両側壁1
9に設けられた係留部材27により係留され、また下段
部17cに当接することにより待機位置に保持される。
仕切り31の先端縁には指を掛けるための半円形状の指
掛け部33が形成されている。
【0026】この仕切りを有する物品収納箱10内に高
さが低く長さが長い物品Aを収納する場合両方の仕切り
30、31を指で押して図3に示す待機位置に倒す。こ
のとき、一方の仕切り30は支持部材25により、他方
の仕切り31は下段部17cにより、それぞれ支持され
る。これにより、深さが浅く長い1つの物品収納空間1
5aが形成され、仕切り30、仕切り31及び上段部1
7bは連続した一つの平坦面を形成する。従って、物品
収納空間15a内に物品Aを収納したとき物品Aの安定
性が良い。
【0027】これに対して、図8(a)に示すように、
指掛け部33に指をかけて両方の仕切り30、31の空
間仕切り位置に立てると、仕切り30,31は、それぞ
れ側壁19上の係留部材24によって空間仕切り位置に
係留される。このとき、深さが深く長さが短い1つの物
品収納空間15bと、浅く短い2つの物品収納空間15
cが形成される。従って、物品収納空間15bに高さが
高く長さが短い物品又は横方向に置くことが望ましくな
い物品B(物品収納空間15bを二分した形状の物品を
二つ積み重ねても良い)を収納することができる。物品
Bは本体14の側壁19や端壁21,22から上方に突
出しないか、突出してもその量は小さくできる。しか
も、垂直壁部17eと仕切り30とは連続した一つの垂
直面を形成する。従って、物品Bが物品収納空間15b
内で傾いたり、横方向にずれることはない。尚、物品収
納空間15cには低く短い物品Cを収納することができ
る。
【0028】また、図8(b)に示すように、一方の仕
切り30は待機位置に支持し、他方の仕切り31は空間
仕切り位置に係留することもできるし、図8(c)に示
すように、一方の仕切り30は空間仕切り位置に係留
し、他方の仕切り31は待機位置に支持することもでき
る。図8(b)の場合には、左の物品収納空間15dに
は高さが低く長さが長い物品Dを、右の物品収納空間1
5cには上記物品Cを収納することができる。図8
(c)の場合は、左の物品収納空間15bには上記物品
Bを、右の物品収納空間15dには上記物品Dをそれぞ
れ収納することができる。
【0029】このように、この物品収納箱10によれ
ば、仕切り30,31の一方又は両方を空間仕切り位置
又は待機位置に枢動することにより、図3及び図8
(a)から図8(c)に示す4種類の異なる形状、大き
さの物品収納空間15aから15dが1つ又は2つが形
成され、その結果4種類の異なる形状、大きさの物品A
からDの何れか1つ又は2つを収納することができる。
ここで、物品収納空間15の形状の変更は、単に指掛け
部33に指をかけて仕切り30,31を枢動させるのみ
で簡単かつ速やかに行える。しかも、本体14に上記4
種類の物品収納空間15aから15dの何れを形成した
場合でも、仕切り30,31はその下端縁を本体の側壁
19に枢着されているので、空間仕切り位置にあるとき
も待機位置にあるときも、本体14から外れることはな
く、それ故紛失する心配もない。
【0030】なお、一方の仕切り30の下端縁は本体1
4の底壁に枢着することもできる。例えば、図7に示す
ように、仕切り30の下端縁の側面に立設したピン32
を、底壁18の下段部17cの角部17dの両側部に設
けた孔付き(ヒンジ)部材28に取付けることができ
る。尚、他方の仕切り31は、その下端縁の側面に立設
したピン32を浅底部17の下段部17ca上の段部1
7a寄りの部分に取り付けた、孔付き部材28と同様の
孔付き部材(図示せず)に枢着すれば良い。 <第2実施例>図9に示すように、この実施例による物
品収納箱40では、本体41の底壁42が全体として平
坦に形成され、右の端壁43から3分の1程度の距離の
部分に段部42aが形成され、その結果短い上段部42
bと、長い(上段部42bの2倍程度)の下段部42c
とが形成されている。側壁19(図4参照)上の下段部
42cの中間部及び段部42aに対応する位置に、上記
C字リング24又は孔付き部材28によって仕切り3
0、31の下端縁がそれぞれ枢着されている。
【0031】この物品収納箱40において、両方の仕切
り30,31を待機位置に枢動させれば、1つの物品収
納空間15aが形成され、上記物品Aを収容することが
できる。これに対して、両方の仕切り30,31を空間
仕切り位置に枢動させれば3つの物品収納空間15cが
形成され、上記物品Cを収納することができる。また、
何れか一方の仕切り30又は31のみを空間仕切り位置
に枢動させれば、1つの物品収納空間15cと1つの物
品収納空間15dとが形成され、にそれぞれ上記物品
C、Dを収納することができる。
【0032】尚、仕切り30及び31の自由端をリンク
37で連結すれば、両方の仕切り30,31を連動して
空間仕切り位置又は待機位置に枢動させることもでき
る。 <第3実施例>次に、1枚の仕切りを有する物品収納箱
について説明する。
【0033】図10に示す物品収納箱50では、本体5
1の底壁52は深底部52aと浅底部52bから成り、
両方の側壁(図示せず)及び両方の端壁53,54はこ
れに対応した形状とされている。浅底部52bの角部5
2cの近傍に上記C字リング24又は孔付き部材28に
よって仕切り55の下端縁が枢着されている。
【0034】仕切り55は深底部52aに平行で自由端
部が端壁53側にある待機位置では、端壁53の支持部
材56により支持され、浅く長い物品収納空間58aを
形成し、物品Eを収納することができる。また、仕切り
55は深底部52aに対して垂直な空間仕切り位置では
側壁上の係留部材57に係留され、深く短い物品収納空
間58bと浅く短い物品収納空間58cを形成し、それ
ぞれ物品F,Gを収納することができる。
【0035】なお、仕切り55は収納する物品の形状に
よっては、自由端が端壁54側にある待機位置に枢動す
ることもできる。
【0036】
【発明の効果】以上述べてきたように、本発明の物品収
納箱によれば、本体の底壁を深さの異なる2以上の底壁
部から形成し、仕切りを浅底部から深底部に至る角部に
枢着することができる。この仕切りは、空間仕切り位置
にあるときは本体の物品収納空間を深底部を含む深い物
品収納空間に仕切るので、この物品収納空間内に高さの
高い物品を安定状態で収納することができる。また、こ
の仕切りは、底壁と平行な待機位置にあるときは、物品
を支持する支持面の一部を構成するので、物品を収納す
る上で邪魔になることもない。
【0037】また、本体の底壁が平坦な場合でも、仕切
りは空間仕切り位置にあるときは本体の物品収納空間を
小さな複数の物品収納空間に仕切るとともに、物品の倒
れや移動を防止する。尚、仕切りは待機位置にあるとき
は本体の底壁の一部を成す。
【0038】更に、本体の底壁の形状に関わらず、仕切
りは下端縁が本体の側壁又は底壁に枢着されているの
で、枢動により速やかに空間仕切り位置又は待機位置を
とることができ、しかも何れも位置にあるときも本体か
ら分離しないので、紛失のおそれがない。
【0039】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用された自動車のコンソールボッ
クスの周辺を示す斜視図である。
【図2】 上記コンソールボックス(本発明の第1の実
施例)の模式的斜視図である。
【図3】 図2のコンソールボックスの正面断面図であ
る。
【図4】 図2のコンソールボックスの平面図である。
【図5】 図2のコンソールボックスの部分拡大斜視図
である。
【図6】 図2のコンソールボックスの部分拡大斜視図
である。
【図7】 図5の変形例を示す斜視図である。
【図8】(a)から(c)は図2から図6の実施例の作
動を説明する説明図である。
【図9】 本発明の第2の実施例を示す正面断面図であ
る。
【図10】 本発明の第3の実施例を示す正面断面図で
ある。
【図11】 従来の物品収納箱の一例を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
10:物品収納箱 14:本体 15:物品収納空間 16:深底部 17a,17b、17c,17d:浅底部 17a:段部 17d:角部 18:底壁 21,22:端壁 24:枢着部 25:支持部 27:係留部 30,31:仕切
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D022 CA07 CB01 CC18 CD03 CD04 CD06 CD09 3E062 AA01 AB07 AC02 EA02 EB02 EC04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 凹所状の物品収納空間を有する本体と、 その一端縁を該物品収納空間の底壁又は側壁上の該底壁
    寄りの部分に枢着され、該物品収納空間内において、空
    間仕切り位置と、該底壁とほぼ平行な待機位置と、をと
    り得る少なくとも1つの仕切りと、から成ることを特徴
    とする仕切りを有する物品収納箱。
  2. 【請求項2】 前記物品収納空間の前記底壁は深底部と
    浅底部とから成り、一方の前記仕切りは、該浅底部から
    該深底部に至る角部又は前記側壁上の該角部に対応する
    部分に枢着され、他方の前記仕切りは該浅底部の中間部
    又は該側壁上の該浅底部の中間部に対応する部分に枢着
    されている請求項1に記載の仕切りを有する物品収納
    箱。
  3. 【請求項3】前記本体の側壁には、前記仕切りが前記空
    間仕切り位置をとったとき、該仕切りの他端縁を係留す
    る係留部材が設けられている請求項1に記載の仕切りを
    有する物品収納箱。
  4. 【請求項4】前記本体の端壁には、前記仕切りが前記待
    機位置をとったとき、該仕切りの他端縁を支持する支持
    部材が設けられている請求項1に記載の仕切りを有する
    物品収納箱。
  5. 【請求項5】前記仕切りの他端縁には、該仕切りを前記
    空間仕切り位置と前記待機位置との間で枢動させるとき
    指を掛けるための指掛け部が形成されている請求項1に
    記載の仕切りを有する物品収納箱。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010012941A (ja) * 2008-07-03 2010-01-21 Kanto Auto Works Ltd コンソールボックス
JP2014004961A (ja) * 2012-06-26 2014-01-16 Toyota Motor Corp 車両用収納部構造
CN109228983A (zh) * 2017-06-16 2019-01-18 本田技研工业(中国)投资有限公司 汽车扶手箱

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