JP3031239B2 - ボックスファイル - Google Patents

ボックスファイル

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JP3031239B2
JP3031239B2 JP8118590A JP11859096A JP3031239B2 JP 3031239 B2 JP3031239 B2 JP 3031239B2 JP 8118590 A JP8118590 A JP 8118590A JP 11859096 A JP11859096 A JP 11859096A JP 3031239 B2 JP3031239 B2 JP 3031239B2
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雄一郎 三宅
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Kokuyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はボックスファイルに
係り、更に詳しくは、収納対象物の種類等を表示するた
めの見出し片部を一体的に備えたボックスファイルに関
する。
【0002】
【従来の技術】近時、オフィス等における書類収納に際
し、内部に一定の収納空間を備えたボックスファイルが
多く利用されている。このボックスファイルは、底壁
と、当該底壁の両端に連設された一対の側壁と、これら
底壁及び側壁の各後端に連なって形成された後壁とを備
え、上部側から手前側が開放形状に設けられて内部に一
定の収納空間が形成されている。この種のボックスファ
イルは、適宜なプラスチック材料によって形成されてお
り、その定型性を利用することによって収納対象物を損
傷等から保護しつつ、収納対象物の種類等に応じて限ら
れたスペースでの効率的な収納が可能となっている。
【0003】ところで、前記ボックスファイルの中に
は、例えば、図19に示されるタイプのものが知られて
いる。このボックスファイルは、設置面となる底壁10
0と、この底壁100の長手方向一端に連設されるとと
もに、使用態様によっては設置面としての作用をなす後
壁101と、これら底壁100及び後壁101の短寸幅
方向の両端に連設された一対の側壁102とを備えて構
成されている。ここで、後壁101の上部には把手用の
穴104が穿設されているとともに、当該穴104の上
部には、前記側壁102を跨ぐように見出し片部105
が着脱自在に装着されている。
【0004】前記見出し片部105は後壁101等とは
別体として形成されており、その正面に直接若しくは図
示しない見出しラベル等を貼付して所定の見出しが付さ
れるようになっている。この見出し片部105を利用す
るときは、前述の装着位置から当該見出し片部105を
取り外し、これを底壁100の手前側(図17中後方
側)より側壁102間に装着することによって行われ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなボックスファイルにあっては、前記見出し片部10
5が独立した別部材によって構成されているため、不用
意に外れて常に安定した見出し効果が維持できなくなる
他、紛失する場合も多々発生するという不都合がある。
しかも、見出し片部105自体は、別途の製造用金型に
よって附属品として成形されるものであるため、これが
製品コストに直接反映されるという不利益も招来する。
【0006】
【発明の目的】本発明は、かかる不都合に着目して案出
されたものであり、その目的は、見出し片部として利用
できる領域を一体構造物として当該見出し片部の任意な
る利用を可能とし、且つ、紛失の虞も確実に解消するこ
とのできるボックスファイルを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係るボックスファイルは、少なくとも一つ
の設置面と、この設置面上に起立されるとともに所定の
間隔を隔てて配置された少なくとも二つの側壁とを備
え、前記設置面又は側壁の一部は、側壁間を結ぶ方向に
起立可能となる見出し片部を備え、当該見出し片部は、
設置面の手前側幅方向に形成されたヒンジ部を介して形
成され、このヒンジ部が屈曲されて見出し片部が起立し
た時に当該見出し片部と前記側壁の内面部分とが相互に
係合可能に設けられる、という構成を採っている。この
構成において、前記見出し片部は、使用する際に初期の
位置から側壁間を結ぶ方向に変位させて利用される。そ
して、見出し片部の正面には収納対象物の内容に応じた
見出しを表示することができる。また、前記見出し片部
を起立可能とし、この起立状態で、見出し片部と側壁の
内面部分とが相互に係合可能となるため、見出し片部を
容易に起立させることができるとともに、起立姿勢を安
定的に維持させることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明におけるボックスファイル
は、相互に略直交する方向に延びる二つの設置面と、こ
れら設置面の両端部に連設された一対の側壁とを備え、
前記設置面又は側壁の一部は、側壁間を結ぶ方向に起立
可能となる見出し片部を備え、当該見出し片部は、設置
面の手前側幅方向に形成されたヒンジ部を介して形成さ
れ、このヒンジ部が屈曲されて見出し片部が起立した時
に当該見出し片部と前記側壁の内面部分とが相互に係合
可能に設けられる、という構成とすることが好ましい。
【0009】
【0010】また、前記見出し片部は設置面の下面若し
くは裏面側に折り畳み可能に設けられる、という構成も
採用することができ、これによって、ボックスファイル
を梱包、輸送するような場合に、見出し片部を邪魔にな
らない位置に容易に折り畳むことができる。
【0011】更に、少なくとも一つの設置面と、この設
置面上に起立されるとともに所定の間隔を隔てて配置さ
れた少なくとも二つの側壁とを備え、前記設置面又は側
壁の一部は、側壁間を結ぶ方向に起立可能となる見出し
片部を備え、当該見出し片部は、一方の側壁領域内にコ
字状に延びる切欠部を形成することによって形成するこ
とができる。そして、この切欠部が形成されない部分を
基端として起立可能に設ければよい。ここで、見出し片
部は、各側壁の領域内にコ字状に延びる切欠部をそれぞ
れ設けることによっても形成することもできる。この場
合、切欠部が形成されない部分を基端として各見出し片
部が同一平面上に連なるように構成すればよい。このよ
うに構成した場合には、見出し片部が起立する方向に変
位させられたときに、見出し片部の初期位置領域に穴が
形成されることとなり、既存のボックスファイルにおけ
る把手と同様に利用することもできる。なお、前記見出
し片部を一方の側壁領域内に形成した場合には、前記見
出し片部の自由端側と側壁の内面とが相互に係合できる
ようにし、見出し片部の起立姿勢が安定的に保持できる
ようにすることが好ましい。
【0012】
【実施例】以下、本発明に係るボックスファイルを、添
付図面に示した実施例を通じて詳細に説明する。
【0013】図1ないし図7には、第1の実施例に係る
ボックスファイルが示されている。これらの図におい
て、ボックスファイル10は、設置面としての底壁11
と、この底壁11の後端位置で起立方向に連設された後
壁12と、これら底壁11及び後壁12の幅方向両端部
にそれぞれ連設されるとともに、平面形状が三角形に近
似した左右一対の側壁13,13とを備えて構成されて
いる。このボックスファイル10は全体として上方から
手前側の領域が開放する形状に設けられ、図1中手前側
より収納対象物となる書類等の出し入れが行えるように
なっている。なお、本実施例では、前記底壁11が設置
面としてボックスファイル10を縦置き姿勢として用い
る場合を示しているが、前記後壁12が設置面となる横
置き姿勢として利用することもできる。従って、後壁1
2が設置面として作用するときは、図示の底壁11が実
質的に後壁として作用することとなる。
【0014】前記底壁11は、側壁13の前端縁13A
よりも手前側に若干突出する長さを備えている。そし
て、前端縁13Aより僅か後方位置に幅方向に延びるヒ
ンジ部15が形成され、これによって、ヒンジ部15よ
りも手前側の領域に見出し片部16が形成されている。
この見出し片部16は、基端となるヒンジ部15で屈曲
して側壁13間を結ぶ略直立位置に起立可能とされ、起
立した状態で当該見出し片部16の正面に見出しを付す
ることができるようになっている。すなわち、見出し片
部16の左右両側にはスリット穴16Aが形成されてお
り、これらスリット穴16Aを利用して、図5に示され
るような見出しカードCが装着可能となっている。装着
された見出しカードCは、見出し片部16の略中央部に
形成されたピン穴16Bにペン先等を差し込むことによ
って部分的に浮き上がり可能であり、これによって、見
出しカードCの取り外しを容易に行うことができる。ま
た、見出し片部16の左右両端縁には突起17がそれぞ
れ形成されている。この一方、側壁13の各内面部分に
は、見出し片部16が起立した位置で突起17と係合す
る凹部18が形成され、これら突起17と凹部18との
相互係合によって見出し片部16の起立姿勢が安定的に
保持されるようになっている。
【0015】同様に、前記後壁12は、側壁13の上端
縁13Bよりも上方に若干突出する長さを備えている。
そして、上端縁13Bより僅か下方位置に幅方向に延び
るヒンジ部20が形成され、これによって、ヒンジ部2
0よりも上部側の領域に見出し片部22が形成されてい
る。この見出し片部22は、ヒンジ部20を基端として
側壁13間を結ぶ略水平位置に起立可能とされている。
この見出し片部22にも前述の見出し片部16と同様
に、スリット穴22A、ピン穴22Bが形成されてい
る。また、見出し片部22の左右両端縁に突起23が形
成され、これに対応する凹部24が側壁13の上部内面
部分にそれぞれ形成されている。従って、この見出し片
部22も突起23と凹部24との相互係合によって水平
位置における起立姿勢の保持が行えるようになってい
る。
【0016】前記側壁13は、ボックスファイル10の
開放側縁に沿う領域が肉厚外縁部25として形成されて
いる。そして、この肉厚外縁部25の両側端縁26,2
7は、底壁11の下面及び後壁12の裏面よりも僅かに
外側位置となるように形成されている。また、側壁13
の下部後方部分も底壁11及び後壁12より僅かに外側
に突出する端縁28,29が形成されている。そのた
め、底壁11が設置面となるようにボックスファイル1
0を縦置きした場合には、前記端縁26及び28が机上
等への実質的な接触部分となる。
【0017】なお、前記見出し片部16,22は、図6
及び図7に示されるように、これらを利用する必要がな
い場合等に、見出し片部16,22を底壁11又は後壁
12の下面若しくは裏面側に重合して折り畳み可能に設
けられている。この際、見出し片部16,22の折り畳
み位置で、これらの両端縁に形成された突起17,23
が肉厚外縁部25の下端内側面に係合できるように当該
内側面にも凹部を設けておくことが好ましい。
【0018】以上の構成において、各見出し片部16,
22は、図1に示されるように、常時は底壁11及び後
壁12と同一平面上に位置させた状態で用いることがで
きる。これらの見出し片部16,22は、図5に示され
るように、底壁11及び後壁12に対して略直交する方
向に起立された状態で、各見出し片部16,22の正面
に見出しカードCを装着することができる。ここで、ボ
ックスファイル10の底壁11が設置面側となるように
机上等に置かれて見出しを付する場合には、見出し片部
16の正面に見出しカードCを装着すればよく、また、
後壁12が設置面側となるように横置きされた場合に
は、見出し片部22の正面に見出しカードCを装着すれ
ばよい。
【0019】従って、このような実施例によれば、見出
し片部16,22が底壁11及び後壁12の一部領域に
一体的に形成されているため、これらの見出し片部1
6,22を起立させることによって、何時でも見出しを
付する体制を確保できるという効果を得る。しかも、見
出し片部16,22が起立していることが書類の収納時
に邪魔になることがあっても、これらを底壁11及び後
壁12と連なる位置に倒伏させておけばよく、収納後に
再度見出し片部16,22を起立位置にセットすること
で難なく対応することが可能となる。
【0020】また、前記見出し片部16,22は底壁1
1の下面及び後壁12の裏面側に折り畳みできるため、
二つのボックスファイル10が互い違いとなるように組
み合わせて梱包するような場合には、最小体積にて梱包
することができる。しかも、この状態では、見出し片部
16,22が突出しない位置となるため、輸送時等の損
傷原因も有効に回避可能となる。
【0021】次に、本発明に係るボックスファイルの前
記以外の実施例について説明する。なお、以下の説明に
おいて、前記実施例と同一若しくは同等の構成について
は、必要に応じて同一符号を用いるものとし、説明を省
略若しくは簡略にする。
【0022】図8ないし図10には、本発明の第2の実
施例が示されている。この実施例は、底壁11の手前側
領域にコ字状の切欠部30を設け、この切欠部30が形
成されない底壁11の幅方向部分をヒンジ部31として
見出し片部16を設けたものである。ここで、見出し片
部16の自由端側となる幅方向中央部には、当該見出し
片部16が初期の状態で底壁11と同一平面上に連なる
ように維持するための連結部33が設けられている。そ
して、連結部33は、使用者が見出し片部16を利用す
るときに、指で押圧して破断できるようになっている。
なお、ここでは図示省略しているが、第1の実施例と同
様に後壁12の上端側にも見出し片部が設けられる。
【0023】従って、このような実施例においても、見
出し片部16を一体的に備えたボックスファイルを提供
することができる。
【0024】図11ないし図13には、本発明の第3の
実施例が示されている。この実施例は、第2の実施例の
変形的態様を示したものであり、側壁13の内面部分に
突起40をそれぞれ形成したところに特徴を有する。こ
の突起40は、奥行側に傾斜面40Aが形成されている
とともに、手前側が側壁13の面と略直交する方向に向
けられたストッパ面40Bとして形成されている。従っ
て、見出し片部16を起立方向に変位させて、当該見出
し片部16の左右両端縁が前記傾斜面40Aを強制的に
乗り越えると、見出し片部16は、元の位置に戻ろうと
するように作用するので、これによって見出し片部16
の両端縁部分がストッパ面40Bに係合して起立姿勢が
維持されることとなる。ここで、見出し片部16を初期
位置に戻したいときには、一対の側壁13を外側に若干
押し開いて前述の係合を解除することで難なく行うこと
ができる。
【0025】従って、このような実施例によれば、第2
の実施例に比べて、見出し片部16の起立姿勢を安定的
に保持できるという効果を得る。
【0026】図14には、本発明の第4の実施例が示さ
れている。この実施例は、一方の側壁13の一部に見出
し片部16を形成したところに特徴を有するものであ
る。すなわち、一方の側壁13にコ字状に延びる切欠部
30を設けるとともに、切欠部30が形成されない部分
にヒンジ部31を設け、このヒンジ部31を基部として
見出し片部16が側壁13,13間を結ぶ方向に起立可
能に設けられている。見出し片部16のヒンジ部31か
ら自由端までの長さは、側壁13,13間の内側寸法に
略対応しており、見出し片部16が側壁13に対して略
直交する起立位置にある時に側壁13,13間にぴった
りと挟まるようになっている。なお、見出し片部16の
自由端縁部分と側壁との間は連結部33を介して連結さ
れており、見出し片部16を利用するときに連結部33
が指で破断される。
【0027】従って、このような実施例によっても、前
記各実施例と同様に一体化された見出し片部16を備え
たボックスファイル10を提供することができる。
【0028】図15には、本発明の第5の実施例が示さ
れている。この実施例は、第4の実施例に加え、見出し
片部16の自由端側に突起50を設け、この突起50が
係合可能となる凹部52を対応する側壁13の内面部分
に形成したものである。従って、見出し片部16が前記
起立位置にある時に突起50と凹部52とが相互に係合
し、見出し片部16の起立姿勢が安定的に保持される。
【0029】なお、前記第2ないし第5の実施例におけ
る見出し片部16にも、第1の実施例と同様に、見出し
カードCを装着することのできるスリット等を形成する
ことが好ましい。
【0030】図16には本発明の第6の実施例が示され
ている。この実施例は、両方の側壁13にコ字状の切欠
部30をそれぞれ設け、当該切欠部30が形成されない
部分をヒンジ部31として見出し片部16が一対配置と
なるように形成したものである。従って、各見出し片部
16は、丁度観音開きのような移動軌跡に沿って変位で
き、それらが側壁13間を結ぶ方向に変位して起立した
時に、同一平面上に連なるようになっている。ここで、
一方の見出し片部16の自由端縁部分に突起55が設け
られており、この突起55が係合する図示しない凹部が
他方の見出し片部16の自由端縁部分に形成されてい
る。
【0031】なお、図17及び図18に示されるよう
に、前記ヒンジ部15,20,31の領域には、見出し
片部16,22を起立させるときに、当該見出し片部1
6,22が倒れ込み過ぎないようにするストッパ突起6
0をヒンジ部領域の複数箇所に設けることができる。こ
のストッパ突起60を設ければ、見出し片部16を略直
立位置の姿勢に容易に設定できるとともに、安定した起
立状態を維持することができる。
【0032】また、本発明においては、一対の側壁13
を備えたボックスファイル10を図示、説明したが、底
壁11及び後壁12の横幅を図示構成例よりも広く形成
しておき、これを左右方向において複数の収納区分に仕
切ることのできる三以上の側壁を設けたボックスファイ
ルとしてもよい。そして、これらの各収納空間に対応し
て底壁11及び後壁12又は側壁13部分に見出し片部
を形成することができる。
【0033】また、前記底壁11に相対する頂壁を設
け、一端開放型の直方体形状を有するボックスファイル
も採用することができる。この場合、頂壁も反転した状
態では底壁となる設置面として作用し得るため、当該頂
壁の手前側部分にも見出し片部を設けることができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ボックスファイルの一部の構成部材を利用して見出し片
部が一体的に形成されているため、見出し片部の紛失の
虞を完全に解消しつつ、必要な時にのみこれを利用する
ことができるという効果がある。しかも、見出し片部が
一体的に形成されているため、単一の成形用金型を用い
て製造することができ、別部材として見出し片部を成形
していた既存のボックスファイルに比べて製造コストを
低減することもできる。
【0035】また、見出し片部は底壁のみならず、設置
面として利用することができる後壁にも形成したから、
机上等にボックスファイルを立てる姿勢に制限がなく、
机上等における作業有効面積との相関関係によって自由
な置き方を選択することができる。また、見出し片部が
側壁に係合可能となる構成を採用した場合には、当該見
出し片部の起立姿勢も安定して保持することができる。
【0036】更に、見出し片部は設置面となる底壁の下
面若しくは後壁の裏面側に折り畳み可能に設けられてい
るから、ボックスファイルを梱包、輸送するような場合
に、見出し片部が邪魔にならない位置に容易に折り畳む
ことができる。
【0037】また、見出し片部がコ字状に延びる切欠部
によって形成できる構成も採用したから、見出し片部に
よる見出し効果の実現を図りつつ、切欠部の内側空間を
利用して従来と同様の把手としての利用も図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例を示すボックスファイルの斜視
図。
【図2】前記ボックスファイルの側面図。
【図3】前記ボックスファイルの縦断面図。
【図4】(A)はボックスファイルの背面図、(B)は
その正面図。
【図5】前記ボックスファイルにおける見出し片部が起
立した状態を示す斜視図。
【図6】見出し片部が底壁の下面側に折り畳まれた状態
を示す斜視図。
【図7】図6の縦断面図。
【図8】第2の実施例を示す要部斜視図。
【図9】図8の縦断面図。
【図10】図8の上面図。
【図11】第3の実施例を示す要部斜視図。
【図12】図11の縦断面図。
【図13】図11の上面図。
【図14】第4の実施例を示す要部斜視図。
【図15】第5の実施例を示す要部斜視図。
【図16】第6の実施例を示す要部斜視図。
【図17】ヒンジ部の変形例を示す要部拡大側面図。
【図18】見出し片部が起立した状態を示すヒンジ部領
域の拡大側面図。
【図19】従来のボックスファイルを示す斜視図。
【符号の説明】
10 ボックスファイル 11 設置面として作用する底壁 12 設置面として作用し得る後壁 13 側壁 15 ヒンジ部 16 見出し片部 17 突起 18 凹部 20 ヒンジ部 22 見出し片部 23 突起 24 凹部 30 切欠部 31 ヒンジ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭55−63780(JP,U) 実開 昭58−185474(JP,U) 実開 昭61−22673(JP,U) 実開 平1−153982(JP,U) 実開 平4−15571(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B42F 7/14 B42F 21/06

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一つの設置面と、この設置面
    上に起立されるとともに所定の間隔を隔てて配置された
    少なくとも二つの側壁とを備え、前記設置面又は側壁の
    一部は、側壁間を結ぶ方向に起立可能となる見出し片部
    を備え、当該見出し片部は、設置面の手前側幅方向に形
    成されたヒンジ部を介して形成され、このヒンジ部が屈
    曲されて見出し片部が起立した時に当該見出し片部と前
    記側壁の内面部分とが相互に係合可能に設けられている
    ことを特徴とするボックスファイル。
  2. 【請求項2】 相互に略直交する方向に延びる設置面
    と、これら設置面の両端部に連設された一対の側壁とを
    備え、前記設置面又は側壁の一部は、側壁間を結ぶ方向
    に起立可能となる見出し片部を備え、当該見出し片部
    は、設置面の手前側幅方向に形成されたヒンジ部を介し
    て形成され、このヒンジ部が屈曲されて見出し片部が起
    立した時に当該見出し片部と前記側壁の内面部分とが相
    互に係合可能に設けられていることを特徴とするボック
    スファイル。
  3. 【請求項3】 前記見出し片部は設置面の下面若しくは
    裏面側に折り畳み可能に設けられていることを特徴とす
    る請求項1又は2記載のボックスファイル。
  4. 【請求項4】 少なくとも一つの設置面と、この設置面
    上に起立されるとともに所定の間隔を隔てて配置された
    少なくとも二つの側壁とを備え、前記設置面又は側壁の
    一部は、側壁間を結ぶ方向に起立可能となる見出し片部
    を備え、当該見出し片部は、一方の側壁領域内にコ字状
    に延びる切欠部を形成することによって形成され、この
    切欠部が形成されない部分を基端として起立可能に設け
    られていることを特徴とするボックスファイル
  5. 【請求項5】 前記見出し片部の自由端側と側壁の内面
    部分は相互に係合可能に設けられていることを特徴とす
    る請求項記載のボックスファイル。
  6. 【請求項6】 少なくとも一つの設置面と、この設置面
    上に起立されるとともに所定の間隔を隔てて配置された
    少なくとも二つの側壁とを備え、前記設置面又は側壁の
    一部は、側壁間を結ぶ方向に起立可能となる見出し片部
    を備え、当該見出し片部は、各側壁の領域内にコ字状に
    延びる切欠部をそれぞれ設けることによってそれぞれ形
    成され、前記切欠部が形成されない部分を基端として起
    立したとき各見出し片部が同一平面上に連なることを特
    徴とするボックスファイル。
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