JP2003182460A - コンソールボックス - Google Patents

コンソールボックス

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JP2003182460A
JP2003182460A JP2001384915A JP2001384915A JP2003182460A JP 2003182460 A JP2003182460 A JP 2003182460A JP 2001384915 A JP2001384915 A JP 2001384915A JP 2001384915 A JP2001384915 A JP 2001384915A JP 2003182460 A JP2003182460 A JP 2003182460A
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JP
Japan
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console box
partition member
storage space
state
bent portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001384915A
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English (en)
Inventor
Shigeru Shoda
茂 正田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数を増加することなく、コンソールボ
ックス内に収納したい小物の形状に応じてボックス内の
収納空間を水平方向、あるいは垂直方向に仕切ることが
できて、ボックス内を多彩にアレンジすることができる
コンソールボックスを提供する。 【解決手段】 内部が収納空間となるように形成された
コンソールボックスにおいて、中心部に設けられたヒン
ジ機構によって2つ折りが可能とされた仕切り部材と、
この仕切り部材の4角部を水平状態のまま保持する保持
部と、仕切り部材を垂直状態のまま保持するスリット部
とが内部形成された収納空間としてのコンソールボック
スインナとを備え、コンソールボックスインナの内部
は、前記仕切り部材が展開された状態で挿入されると、
水平方向、あるいは垂直方向のいずれかに仕切られ、仕
切り部材が設定角度をつけて折り曲げられた状態で挿入
されると、水平方向と垂直方向とに同時に仕切られるよ
うにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンソールボッ
クスに関するものであり、さらに詳しくは、ボックス内
の収納空間が仕切り板によって仕切られるコンソールボ
ックスに関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、コンソールボッ
クスは、運転席と助手席との間に配設された箱体形状の
小物入れであって、その内部の収納空間は、特開平10-3
15863号公報に記載されているように、脱着式の仕切り
板によって車体前後方向に仕切られるようになっていた
り、或いは実開昭63-159349号公報に記載されているよ
うに、水平方向に仕切られるようになっている。そのた
め、コンソールボックス内の収納空間は、収納したい小
物の形状に応じて適切に仕切られるように形成されてい
るものの、収納空間を車体前後方向に仕切る仕切り板と
水平方向に仕切る仕切り板とは、それぞれの形状が異な
るために共用することができず、別個に必要とされてし
まうという問題があった。そして、ボックス内の収納空
間を仕切るため、車体前後方向に仕切る仕切り板と水平
方向に仕切る仕切り板との両方を採用するとなると部品
点数の増加による製造コストの上昇を招くという問題も
ある。
【0003】そこで、この発明は、上述したような従来
のコンソールボックスが有している問題点を解決するた
めになされたものであって、部品点数を増加することな
く、コンソールボックス内に収納したい小物の形状に応
じてボックス内の収納空間を水平方向、あるいは垂直方
向に仕切ることができて、ボックス内を多彩にアレンジ
することができるコンソールボックスを提供することを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、内部が収納空間となるように形成されたコ
ンソールボックスにおいて、中心部に設けられたヒンジ
機構によって2つ折りが可能とされた仕切り部材と、こ
の仕切り部材の4角部を水平状態のまま保持する保持部
と、前記仕切り部材を垂直状態のまま保持するスリット
部とが内部形成された収納空間としてのコンソールボッ
クスインナとを備え、前記コンソールボックスインナの
内部は、前記仕切り部材が展開された状態で挿入される
と、水平方向、あるいは垂直方向のいずれかに仕切られ
ることを特徴とする。
【0005】また、本発明は、前記コンソールボックス
インナの内部は、前記仕切り部材が設定角度をつけて折
り曲げられた状態で挿入されると、水平方向と垂直方向
とに同時に仕切られることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の最も好適と思われ
る実施形態について図1,2を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の仕切り部材を説明するための平面図、
図2は、本発明が適用されたコンソールボックスの一実
施形態を示した斜視図である。
【0007】本発明は、図1,2に示されるように、2
つ折りが可能とされた仕切り部材10と、この仕切り部
材10によってボックス内部の収納空間が水平方向や垂
直方向に仕切られるコンソールボックス30とから構成
される。
【0008】まず、仕切り部材10について説明する。
仕切り部材10は、図1,2に示されるように、その長
手方向における中央部で2つ折りが可能とされるように
ヒンジ機構11が備えられ、そのヒンジ機構11を図1
中において左右両側から挟んだ位置には、矩形状の第1
の折れ曲がり部12(図1中においては紙面左側)と第
2の折れ曲がり部13(図1中においては紙面右側)と
が設けられている。
【0009】第1の折れ曲がり部12と第2の折れ曲が
り部13とは、ヒンジ機構11を介して非対称に形成さ
れているものであって、仕切り部材10の短手方向に延
びた第1の折れ曲がり部12の外端部14は、仕切り部
材10の短手方向に延びた第2の折れ曲がり部13の外
端部15よりも適宜短縮形成されているとともに、仕切
り部材10の短手方向に延びた第1の折れ曲がり部12
の内端部16と第2の折れ曲がり部13の内端部17と
は、ほぼ同一長さを有するように形成されている。その
ため、第1の折れ曲がり部12の外端部14と内端部1
6とを結び仕切り部材10の長手方向に延びた側端部1
8,18間よりも、第2の折れ曲がり部13の外端部1
5と内端部17とを結び仕切り部材10の長手方向に延
びた側端部19,19間が拡幅形成されている。そのた
め、第2の折れ曲がり部13の内端部17側の角部は、
所定形状に切り欠かれている。なお、第1および第2の
折れ曲がり部12,13の外端部14,15には、図1
中の二点鎖線で示されるように、半円状に切り欠かれた
引き起こし部20を設けるのが好ましい。
【0010】また、この第2の折れ曲がり部13の内端
部17の中央部に、仕切り部材10の長手方向に延ばさ
れた矩形状のストッパ部21を形成するようにして、第
1の折れ曲がり部12と第2の折れ曲がり部13とが展
開された際に、このストッパ部21が第1の折れ曲がり
部12の内端部16寄りに当接されることによって、両
者が180度以上展開しないようにするのが好ましい。
【0011】さらに、このストッパ部21は、第2の折
れ曲がり部13側のみに設けられるものではなく、第1
の折れ曲がり部12側に設けられるようにしてもよい。
また、このようなストッパ部21を設けずに、たとえ
ば、第1の折れ曲がり部12と第2の折れ曲がり部13
とが180度以上展開するのを制限する図示しない展開
制限機構をヒンジ機構11に組み込むようにして、第1
の折れ曲がり部12と第2の折れ曲がり部13とが同一
平面をなすように展開されるようにしてもよい。
【0012】次に、コンソールボックス30について説
明する。コンソールボックス30は、上面が開口された
コンソールボックスアウタ31の内部に、上面が開口さ
れた箱体形状のコンソールボックスインナ32が挿入配
置されるものであって、コンソールボックスインナ32
の内部は、水平状態とされた仕切り部材10、すなわち
第1の折れ曲がり部12と第2の折れ曲がり部13とが
同一平面をなすように展開された形態を上下方向に向か
って挿通可能とする横長の矩形状に凹み形成されている
とともに、その深さは、仕切り部材10の長手方向距離
とほぼ等しくなるように設定されており、垂直状態の仕
切り部材10が上面の開口から突出することなく収納さ
れるようになっている。さらに、この内部の4隅におけ
る所定高さ位置には、水平状態の仕切り部材10の4角
をそれぞれ支持する支持部33が形成されており、その
ため、この支持部33の上面側に仕切り部材10の4角
の下面側を載置支持させることによって、コンソールボ
ックスインナ32の内部は所定高さ位置で仕切り部材1
0によって水平方向に仕切られるようになっている。
【0013】また、コンソールボックスインナ32の内
部の長手方向における中央部には、垂直状態の第2の折
れ曲がり部13の側端部19,19を挟持する一対の第
1のスリット34が短手方向に向かって対向配置される
とともに、コンソールボックスインナ32の底部におけ
る中央部には、垂直状態の第1の折れ曲がり部12の外
端部14が差し込まれる第2のスリット35が短手方向
に向かって形成されている。
【0014】そのため、本発明によれば、第1の折れ曲
がり部12と第2の折れ曲がり部13とを展開して仕切
り部材10を水平状態とするとともに、ストッパ部21
が上側に配置されるようにした状態のままコンソールボ
ックスインナ32の内部に仕切り部材10を挿入し、そ
の4角を支持部33に支持させることによって、コンソ
ールボックスインナ32を水平方向に仕切ることができ
るようになる。このとき、コンソールボックスインナ3
2は、上下二段として利用することができ、収容能力が
増強されてユーザの使い勝手が向上されるばかりか、特
に、下段に収める物品は仕切り部材10によって人目が
遮断されることとなるので、盗難防止に有効である。ま
た、ストッパ部21によって仕切り部材10は水平状態
が保持されるので、重量のある物品を仕切り部材10の
上側に収納したとしても仕切り部材10が中折れ状態に
なることはない。
【0015】また、第1の折れ曲がり部材12の外端部
14が下端となるように仕切り部材10を垂直状態と
し、その状態のまま仕切り部材10を下降させながら第
2の折れ曲がり部13の側端部19,19をコンソール
ボックスインナ32の第1のスリット34に差し込んで
ゆき、この第1のスリット34に第2の折れ曲がり部1
3の側端部19,19を挟持させるとともに、第2のス
リット35に第1の折れ曲がり部12の外端部14を挿
入させることによって、コンソールボックスインナ32
を垂直方向に仕切ることができるようになる。このと
き、コンソールボックス30の長手方向が車体前後方向
に向かって配置されていれば、出し入れの頻度に応じて
収納場所を区分けできるようになるとともに、ペットボ
トルやロングサイズの飲料容器などを収納することがで
きて、ユーザの利便性を向上させることができる。ま
た、コンソールボックス30の長手方向が車体幅方向に
向かって配置されていれば、運転席側と助手席側とで好
みに応じた使い分けができるようになる。
【0016】さらに、第1の折れ曲がり部12と第2の
折れ曲がり部13とが約90度の角度をなすように折り
曲げられた仕切り部材10を下降させ、第1の折れ曲が
り部12の2角を支持部33に支持させるとともに、第
1のスリット34に第2の折れ曲がり部13の側端部1
9,19を挟持させることにより、コンソールボックス
インナ32を水平方向および垂直方向に同時に仕切るこ
とができるようになる。そのため、第1の折れ曲がり部
12の上面側には、取り出し易さを優先とした浅めの収
納部が形成されるとともに、仕切り部材10で仕切られ
た隣のコンソールボックスインナ32には、高さのある
ペットボトルや飲料容器を収納することができる深めの
収納部が形成され、ボックス内の収納空間を用途に応じ
て多彩にアレンジすることができるようになる。
【0017】ところで、不使用時の仕切り部材10は、
2つに折りにされた状態でコンソールボックスインナ3
2内に収納されるので、コンソールボックスインナ32
を広く利用することができて、物品をスマートに収納す
ることができるようになる。
【0018】これらの結果、コンソールボックス30の
収納空間をユーザの用途に応じて最適にアレンジするこ
とが一枚の仕切り部材10だけで可能となり、ユーザの
使い勝手を向上させることができるようになる。
【0019】なお、本発明は運転席と助手席との間に配
置されるコンソールボックスのみに適用されるだけでな
く、小物が収納される箇所、たとえば、ドアポケット、
インストルメントパネルや後席アームレストなどにも適
用することができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のコンソー
ルボックスによれば、部品点数を増加することなく、コ
ンソールボックス内に収納したい小物の形状に応じてボ
ックス内の収納空間を水平方向、あるいは垂直方向に仕
切ることができて、ボックス内を多彩にアレンジするこ
とができるコンソールボックスを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の仕切り部材を説明するための平面図で
ある。
【図2】本発明が適用されたコンソールボックスの一実
施形態を示した斜視図である。
【符号の説明】
10 仕切り部材 11 ヒンジ機構 12 第1の折れ曲がり部材 13 第2の折れ曲がり部材 30 コンソールボックス 32 コンソールボックスインナ 33 支持部 34 第1のスリット 35 第2のスリット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部が収納空間となるように形成された
    コンソールボックスにおいて、 中心部に設けられたヒンジ機構によって2つ折りが可能
    とされた仕切り部材と、この仕切り部材の4角部を水平
    状態のまま保持する保持部と、前記仕切り部材を垂直状
    態のまま保持するスリット部とが内部形成された収納空
    間としてのコンソールボックスインナとを備え、前記コ
    ンソールボックスインナの内部は、前記仕切り部材が展
    開された状態で挿入されると、水平方向、あるいは垂直
    方向のいずれかに仕切られることを特徴とするコンソー
    ルボックス。
  2. 【請求項2】 前記コンソールボックスインナの内部
    は、前記仕切り部材が設定角度をつけて折り曲げられた
    状態で挿入されると、水平方向と垂直方向とに同時に仕
    切られることを特徴とする請求項1に記載のコンソール
    ボックス。
JP2001384915A 2001-12-18 2001-12-18 コンソールボックス Pending JP2003182460A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014043188A (ja) * 2012-08-28 2014-03-13 Honda Motor Co Ltd 鞍乗り型車両の収納構造
CN114212014A (zh) * 2021-12-22 2022-03-22 上汽通用汽车有限公司 一种多功能托杯

Cited By (3)

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