JP3023285U - 収納籠 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 収納物の大きさ、形状に応じて収納スペース
を自在に変化させることができ、かつ収納物同志の衝突
による破損を防止すると共に、多少の振動を受けても、
収納物が散乱したり、壊れたりすることを防止すること
が出来る収納籠を実現せんとするものである。 【構成】 上方に空なる籠状の箱体と該箱体の相対向す
る上部端縁に沿って褶動可能な係止部を有する隔壁とか
らなり、該隔壁を前記箱体内部で褶動自在に構成したこ
とを特徴とする収納籠。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、食器、調味料、キッチンペーパー等の台所用消耗品や手芸用品等の 収納具関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、食器、調味料、キッチンペーパー等の台所用消耗品や手芸用品の収納に 際しては、バスケットやプラスチックケースに収納して保存しておくのが一般的 であったが、これでは収納物の大きさによっては、隙間が生じ、収納効率が悪く 使い勝手のよくないものが大半であった。

【０００３】

【考案が解決しょうとする課題】

ところで、従来より、かかる問題点を解決すべく、種々の工夫が試みられてい る。即ち、箱状体内部に所定形状の隔壁を設けたり、収納物の間隙に緩衝材を入 れるといった工夫がなされてきたが、用途が限定的になったり、収納物の出し入 れが面倒になるといった問題点を有するものが大半であった。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は、かかる問題点に鑑みなされたもので、収納物の大きさ、形状に応じ て収納スペースを自在に変化させることができ、かつ収納物同志の衝突による破 損を防止すると共に、多少の振動を受けても、収納物が散乱したり、壊れたりす ることを防止することが出来る収納具を実現せんとするものである。

【０００５】 即ち、本考案にかかる収納籠は、上方に空なる籠状の箱体と該箱体の相対向す る上部端縁に沿って褶動可能な係止部を有する隔壁とからなり、該隔壁を前記箱 体内部で褶動自在に構成したことを特微とするものである。

【０００６】

【作用】 本考案は、以上の如く構成したことにより、簡単に、収納物の性質大きさ等に 応じて、その収納スペースを自在に変化させることができ、かつ収納物同志の衝 突による破損を防止すると共に、多少の振動を受けても、収納物が散乱したり、 壊れたりすることができ、その保管スペースを最小限に抑えることができるもの である。

【０００７】

【実施例】

以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。 尚、以下の実施例は本考案の具体的一例に過きず、本考案の技術的範囲を限定 するものではない。 ここに図１は本考案の一実施例の使用状態を示す斜視図で、図２は本考案の籠 状の箱体の斜視図、第３図は係止部を有する隔壁の斜視図である。

【０００８】 本考案の収納籠は上方に空なる籠状の箱体と該箱体の相対向する上部端縁に沿 って褶動可能な係止部を有する隔壁とからなり、該隔壁を前記箱体内部で褶動自 在に構成したことを特徴とするものである。 即ち、本考案を実施するに際しては、収納を希望する物件の形状に応じた大きさ の籠状の箱体１を設け、該箱体１の内部に収納物を入れると共に、前記箱体１の 上端縁部にそって褶動する係止部２を有する隔壁３を前記収納物と接するところ まで移動させることによって、前記箱体の内部を二分し、残余のスペースに他の 収納物を収納するようにする。なお、前記残余スペースに収納する物品の形状に 応じ、更に隔壁を設置して固定することも可能である。

【０００９】

【考案の効果】

以上説明したように、本考案によれば、簡単な構成でありながら、収納物の大 きさ形状に関わらず収納でき、しかも収納物と容器との隙間を最小限に抑え、多 少の振動に際しても、収納物が散逸したり、ぶつかり合って破損したりすること を未然に防ぎうるといった利点を得ることが出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一実施例を示す斜視図

【図２】籠状の箱体を示す斜視野図。

【図３】隔壁を示す斜視図

【符号の説明】

１ 籠状の箱体 ２ 隔壁 ３ 係止部

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 上方に空なる籠状の箱体と該箱体の相対
   向する上部端縁に沿って褶動可能な係止部を有する隔壁
   とからなり、該隔壁を前記箱体内部で褶動自在に構成し
   たことを特徴とする収納籠。