JP3007622U - ホルダー - Google Patents
ホルダーInfo
- Publication number
- JP3007622U JP3007622U JP1994010803U JP1080394U JP3007622U JP 3007622 U JP3007622 U JP 3007622U JP 1994010803 U JP1994010803 U JP 1994010803U JP 1080394 U JP1080394 U JP 1080394U JP 3007622 U JP3007622 U JP 3007622U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- holder
- frame
- article
- section
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 製造が容易で安価で、取扱い、とくに積み重
ねと、持ち運びがしやすい缶ホルダーを提供する。 【構成】 プラスチック製の缶ホルダーのフレーム部1
に把手穴6を設ける。把手穴6には周囲に壁7がある。
ねと、持ち運びがしやすい缶ホルダーを提供する。 【構成】 プラスチック製の缶ホルダーのフレーム部1
に把手穴6を設ける。把手穴6には周囲に壁7がある。
Description
【0001】
本考案は、例えば、ビール用の缶などの物品を数個まとめて保持するホルダー に関する。
【0002】
従来のホルダーを図6に示す。 図6において、プラスチックシートから一体成形されたホルダーは、フレーム 101に複数個の物品収納部102が設けられ、ここに缶(物品)103をはめ 込んで保持するようになっている。また、前記フレーム部101には2か所の穴 104があって、ここに把手105を挿入して裏側で引っ掛けておき、この把手 を手で持ってホルダーに缶を吊り下げた状態で運搬するようになっている。
【0003】
上述の従来技術においては、ホルダーと別体の把手があるので、2部品となっ てコスト高であり、また、ホルダー(把手付き)単体でも、缶等の物品を取り付 けた状態でも、これを積み重ねた場合に把手がじゃまになるという課題があった 。 本考案は、これらの課題に鑑みなされたもので、別体の把手のない、安価なホ ルダーを提供することを目的とする。
【0004】
上記課題を解決するために、本考案ホルダーは、フレーム部に複数の物品収納 部を備え、該物品収納部の係止部に物品を係止して吊下げるようにした、プラス チックで一体成型したホルダーにおいて、前記フレーム部の少なくとも2か所に 把手穴を設けたことを特徴とする。 また、本考案ホルダーは、フレーム部に複数の物品収容部を備え、該物品収納 部の係止部に物品を係止して吊下げるようにした、プラスチックシートから一体 成型したホルダーにおいて、前記フレーム部に、周囲に壁を設けた把手穴を少な くとも2か所設けたことを特徴とする。 また、本考案ホルダーは、フレーム部に複数の物品収容部を備え、該物品収納 部の係止部に物品を係止して吊下げるようにした、プラスチックシートから一体 成型したホルダーにおいて、前記フレーム部に、周囲に壁を設けた把手穴を少な くとも2か所設け、該把手穴のフレーム部中心側壁をフレーム部周縁部より下方 に伸ばしたことを特徴とする。 更に、また、本考案ホルダーは、フレーム部に複数の物品収容部を備え、該物 品収納部の係止部に物品を係止して吊下げるようにした、プラスチックシートか ら一体成型したホルダーにおいて、前記フレーム部に、周囲に壁を設けた把手穴 を少なくとも2か所設け、該把手穴の断面形状はフレーム部中心側に直線部を持 ち、この直線部の壁をフレーム部周縁部より下方に伸ばしたことを特徴とする。
【0005】
本考案によれば、把手穴に指を入れてはさむようにして持つと、物品を取り付 けたホルダーを容易に持ち運びできる。把手穴には周囲に壁があるから、運搬中 指を傷める心配もなく、持ち運びしやすい。別体の把手がないから、ホルダーを きれいに積み重ねることができる。 請求項2のホルダーでは、フレーム部中心側壁をフレーム部周縁部よりも下方 に伸ばして長くしたから、指で掴むとき当たる壁面が広くて、運搬中の指への負 担が更に少ない。 請求項3のホルダーでは、フレーム部中心側に直線部がある断面形状の把手穴 にし、この部分の壁をフレーム部周縁部より下方に伸ばすようにしたから、ホル ダーを成型する際、把手穴を有底状にして直線部を残して底の隅を切断した形に し、この底部を折り曲げて下方に伸ばし壁の延長とすることができるから、成型 が容易であり、また、上述のホルダーの積み重ねも、下方への壁の延長部がない ものと同様にきれいにできる。
【0006】
【実施例】 以下、本考案の一実施例を、図1〜図5に基づいて説明する。 図1は、本考案実施例のホルダーが缶(物品)を保持している状態を示す斜視 図、図2は、図1のホルダーの下面からの斜視図、図3は、図1のホルダーの平 面図、図4は同縦断面図、図5は、図1のホルダーを把手穴で持つところを示す 要部平面図である。
【0007】 図1において、プラスチックシートから一体成形したホルダーのフレーム部1 は、6個の物品収納部2を備え、外周には下方(後述する缶のある側)に縁が伸 びて周縁部3を形成している。前記フレーム部1には、前記物品収納部2の間を 結んで、断面波形のリブ部4が形成され、また、前記物品収納部2には、缶50 をはめ込んで係止するように、くびれ環部(係止部)5があるが、これらリブ部 4、くびれ環部5は従来周知のものと同様なので、これ以上の説明は省略する。
【0008】 前記フレーム部1には、2個の把手穴6が設けられている。該把手穴6は、指 が入るのに十分な大きさで、その周囲は下方(缶50がある側)に向けて壁7が 形成されている。 ホルダーを持つには、図5に示すように、前記把手穴6の一方に親指、他方に 他の指を入れて掴むので、フレーム部1の中心1a(図4参照)側の壁が指で掴 まれることになる。ここの壁面が短くて面積が小さいと、重い缶を持ったとき指 を傷めるおそれがあるので、本実施例では、図4および5に示すようにフレーム 部中心側の壁を周縁部3よりも更に下方に伸ばして長くしている(7a)。 そして、この伸びた壁7aは、次のようにして成形してある。すなわち、図3 および4に示すように、ホルダー成型の際、把手穴6を有底状にし、把手穴断面 はフレーム部中心1a側に直線部8を設け、この直線部8を残して底部9の隅1 0を切断した形にし、成形後、この底部9を折り曲げて下方に伸びた壁7aとし ている。
【0009】 上述のホルダーを使用するには、缶50をくびれ環部5にはめ込んで缶収納部 2に取り付け、持ち運ぶときは、図5のように、指を把手穴6に入れて掴んで持 てば6缶ずつまとめて持ち運べる。 上述の実施例は、物品が缶の場合であるが、くびれ環部に差し込んで保持でき る他の物品にも本考案ホルダーは使用できる。 また、上述の実施例では、把手穴を2個としたが、3個以上にして引っ掛ける 指数を増やせば一層安定して持ち運びできる。また、把手穴を大きくして、ひと つの穴に2本以上の指が入るようにすれば、重量の大きいものの持ち運びがしや すくなる。 把手穴周囲の壁は、上述の実施例では全国にわたって設けたが、フレーム部中 心側のみに壁を設けるようにしてもよい。また、壁はフレームから上方に延ばし てもよい。
【0010】
本考案は、上述のようにフレームに少なくとも2か所の把手穴を設けるように したので、ホルダーを一部品化でき、製造コストを下げることができ、また、ホ ルダーを積み重ねやすくした。 また、プラスチックのフレームに設けた把手穴に壁面を成形したから、把手穴 に指を入れてホルダーを持つとき指を傷めるおそれがない。指が当たるフレーム 中心側の壁を下方に伸ばすことにより、指にかかる負担は一層軽くなる。 把手穴の断面形状を、フレームの中心側に直線部を持たせたものにすると、把 手穴を有底状にして底部の直線部を残した隅を切断したような形にして、この底 部を折り曲げて下方に伸びた壁にできるので、ホルダーの成型が容易であり、ホ ルダーの積み重ねもきれいにできる。
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1のホルダーの下面からの斜視図である。
【図3】図1のホルダーの平面図である。
【図4】図1のホルダーの縦断面図である。
【図5】図1のホルダーを持つところを示す要部断面図
である。
である。
【図6】従来のホルダーを示す斜視図である。
1 フレーム部 2 物品収納部 3 周縁部 5 くびれ環部(係止部) 6 把手穴 7 壁 7a 壁(下方に伸びた) 8 直線部
Claims (4)
- 【請求項1】 フレーム部に複数の物品収納部を備え、
該物品収納部の係止部に物品を係止して吊下げるように
した、プラスチックで一体成型したホルダーにおいて、
前記フレーム部の少なくとも2か所に把手穴を設けたこ
とを特徴とするホルダー。 - 【請求項2】 フレーム部に複数の物品収容部を備え、
該物品収納部の係止部に物品を係止して吊下げるように
した、プラスチックシートから一体成型したホルダーに
おいて、前記フレーム部に、周囲に壁を設けた把手穴を
少なくとも2か所設けたことを特徴とするホルダー。 - 【請求項3】 フレーム部に複数の物品収容部を備え、
該物品収納部の係止部に物品を係止して吊下げるように
した、プラスチックシートから一体成型したホルダーに
おいて、前記フレーム部に、周囲に壁を設けた把手穴を
少なくとも2か所設け、該把手穴のフレーム部中心側壁
をフレーム部周縁部より下方に伸ばしたことを特徴とす
るホルダー。 - 【請求項4】 フレーム部に複数の物品収容部を備え、
該物品収納部の係止部に物品を係止して吊下げるように
した、プラスチックシートから一体成型したホルダーに
おいて、前記フレーム部に、周囲に壁を設けた把手穴を
少なくとも2か所設け、該把手穴の断面形状はフレーム
部中心側に直線部を持ち、この直線部の壁をフレーム部
周縁部より下方に伸ばしたことを特徴とするホルダー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994010803U JP3007622U (ja) | 1994-08-08 | 1994-08-08 | ホルダー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994010803U JP3007622U (ja) | 1994-08-08 | 1994-08-08 | ホルダー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3007622U true JP3007622U (ja) | 1995-02-21 |
Family
ID=43143466
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994010803U Expired - Lifetime JP3007622U (ja) | 1994-08-08 | 1994-08-08 | ホルダー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3007622U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3451236B2 (ja) | 2000-04-25 | 2003-09-29 | 博史 山口 | グラスコップ容器の蓋及び梱包材 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4118355B2 (ja) * | 1995-12-22 | 2008-07-16 | トムソン マルチメデイア ソシエテ アノニム | ビデオ表示装置用の自動較正されたディジタル/アナログ変換器 |
-
1994
- 1994-08-08 JP JP1994010803U patent/JP3007622U/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4118355B2 (ja) * | 1995-12-22 | 2008-07-16 | トムソン マルチメデイア ソシエテ アノニム | ビデオ表示装置用の自動較正されたディジタル/アナログ変換器 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP3451236B2 (ja) | 2000-04-25 | 2003-09-29 | 博史 山口 | グラスコップ容器の蓋及び梱包材 |
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