JPH055152Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH055152Y2 JPH055152Y2 JP2691688U JP2691688U JPH055152Y2 JP H055152 Y2 JPH055152 Y2 JP H055152Y2 JP 2691688 U JP2691688 U JP 2691688U JP 2691688 U JP2691688 U JP 2691688U JP H055152 Y2 JPH055152 Y2 JP H055152Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- holding device
- main body
- locking part
- device main
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 7
- 101100334009 Caenorhabditis elegans rib-2 gene Proteins 0.000 description 5
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 5
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 208000025940 Back injury Diseases 0.000 description 1
- 208000027418 Wounds and injury Diseases 0.000 description 1
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 1
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
- 208000014674 injury Diseases 0.000 description 1
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 description 1
- 125000000391 vinyl group Chemical group [H]C([*])=C([H])[H] 0.000 description 1
- 229920002554 vinyl polymer Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案はケース保持器具、特に物品運搬用の
ケースの取扱いを便宜にするための保持器具に関
するものである。
ケースの取扱いを便宜にするための保持器具に関
するものである。
従来の技術
従来、工場、商店、スーパーマーケツト、配送
センター等において、小物と呼ばれる物品の取扱
いを便宜にするためにプラスチツクのケースに複
数個の物品を容れて取扱うのが一般的である。
センター等において、小物と呼ばれる物品の取扱
いを便宜にするためにプラスチツクのケースに複
数個の物品を容れて取扱うのが一般的である。
考案が解決しようとする問題点
しかし、この様なケースの取扱いにおいて、ケ
ースを台車から積み卸したり或は積み込む際に人
手により1個ずゝ取扱わねばならず、ためにケー
スの取手に指を掛ける隙間が無いと把持するのが
極めて困難であり、また高い位置への積卸し作業
は力の入る姿勢とならず重労働であり、時として
所謂ギツクリ腰の様に腰を傷める原因となり、ま
たケースが両手で持つ構造となつているために軽
いケースであつても同時に2つのケースを処理す
るのが困難である等の問題がある。
ースを台車から積み卸したり或は積み込む際に人
手により1個ずゝ取扱わねばならず、ためにケー
スの取手に指を掛ける隙間が無いと把持するのが
極めて困難であり、また高い位置への積卸し作業
は力の入る姿勢とならず重労働であり、時として
所謂ギツクリ腰の様に腰を傷める原因となり、ま
たケースが両手で持つ構造となつているために軽
いケースであつても同時に2つのケースを処理す
るのが困難である等の問題がある。
従つて、この考案の目的はこの様な従来におけ
る問題点を解決するために、ケースの取扱いを便
宜にすべくケースに単に引つ掛けるだけで係止で
き且つケースから外れること無く把持できるケー
ス保持器具を提供することにある。
る問題点を解決するために、ケースの取扱いを便
宜にすべくケースに単に引つ掛けるだけで係止で
き且つケースから外れること無く把持できるケー
ス保持器具を提供することにある。
問題点を解決するための手段
この考案に依れば、ケース保持器具は、逆L字
形の2つの部材を該部材に対して直角な方向に延
びる複数個の取手部を成す連結部材により平行に
間隔を置いて一体的に連結して造られた保持器具
本体、該保持器具本体の上脚部から下方向に突出
するよう設けられた内係止部、該保持器具本体の
下脚部から内側に突出するよう設けられた外係止
部から成り、該内係止部がケースの開口リブの内
側に係止すると共に該外係止部がケースの外側に
係合することによつて保持器具本体がケースに固
定保持できるようになつたことを特徴としてい
る。
形の2つの部材を該部材に対して直角な方向に延
びる複数個の取手部を成す連結部材により平行に
間隔を置いて一体的に連結して造られた保持器具
本体、該保持器具本体の上脚部から下方向に突出
するよう設けられた内係止部、該保持器具本体の
下脚部から内側に突出するよう設けられた外係止
部から成り、該内係止部がケースの開口リブの内
側に係止すると共に該外係止部がケースの外側に
係合することによつて保持器具本体がケースに固
定保持できるようになつたことを特徴としてい
る。
作 用
従つて、この考案は上述の構成に依り、ケース
保持器具の保持器具本体の上脚部の内係止部をケ
ースの開口リブの内側に係止させて保持器具本体
の上脚部の取手部をなす連結部材を持ち上げるだ
けで、保持器具本体の下脚部の外係止部がケース
の外側のリブの下端または開口リブの下端に引つ
掛かつてケースをしつかり固持することが出来
る。
保持器具の保持器具本体の上脚部の内係止部をケ
ースの開口リブの内側に係止させて保持器具本体
の上脚部の取手部をなす連結部材を持ち上げるだ
けで、保持器具本体の下脚部の外係止部がケース
の外側のリブの下端または開口リブの下端に引つ
掛かつてケースをしつかり固持することが出来
る。
この考案の他の目的や特長および利点は以下の
添付図面に沿つての詳細な説明により明らかにな
ろう。
添付図面に沿つての詳細な説明により明らかにな
ろう。
図面の第1,2図にはこの考案のケース保持器
具の第1の実施例が示されており、図示のこのケ
ース保持器具10は保持器具本体11と内係止部
12と外係止部14とから主に構成されている。
保持器具本体11は逆L字形の2つの部材15
と、これら部材15に対して直角な方向に延びる
複数個の連結部材16,17,18とから成り、
2つの部材15を連結部材16,17,18によ
つて平行に間隙を置いて例えば熔接により一体的
に連結して造られている。また、2つの部材15
と連結部材18は例えば一本の金属管を湾曲して
造ることができ、この金属管に連結部材16,1
7を熔接して保持器具本体11を造ることができ
る。更に、連結部材16,17,18は保持器具
10の取手部を夫々形成しており、把持を容易に
するために布またはビニールテープを図示の様に
巻くことが好適である。保持器具本体11の上脚
部から下方向に突出するように内係止部12が設
けられると共に、保持器具本体11の下脚部から
内側に水平方向に突出するように外係止部14が
設けられている。内係止部12は第2図に示され
るように保持器具本体11の部材15より細い金
属管または金属棒20をU字形に曲げたり或は熔
接して成り、両端を保持器具本体11の部材15
に差し込んで熔接して取付けられ、使用時にケー
ス1の開口リブ2の内側に当接するようになつて
いる。また、外係止部14は金属管をU字形に曲
げたり或は熔接して成り、両端を保持器具本体1
1の下脚分の部材15に差し込んで熔接して取付
けられている。
具の第1の実施例が示されており、図示のこのケ
ース保持器具10は保持器具本体11と内係止部
12と外係止部14とから主に構成されている。
保持器具本体11は逆L字形の2つの部材15
と、これら部材15に対して直角な方向に延びる
複数個の連結部材16,17,18とから成り、
2つの部材15を連結部材16,17,18によ
つて平行に間隙を置いて例えば熔接により一体的
に連結して造られている。また、2つの部材15
と連結部材18は例えば一本の金属管を湾曲して
造ることができ、この金属管に連結部材16,1
7を熔接して保持器具本体11を造ることができ
る。更に、連結部材16,17,18は保持器具
10の取手部を夫々形成しており、把持を容易に
するために布またはビニールテープを図示の様に
巻くことが好適である。保持器具本体11の上脚
部から下方向に突出するように内係止部12が設
けられると共に、保持器具本体11の下脚部から
内側に水平方向に突出するように外係止部14が
設けられている。内係止部12は第2図に示され
るように保持器具本体11の部材15より細い金
属管または金属棒20をU字形に曲げたり或は熔
接して成り、両端を保持器具本体11の部材15
に差し込んで熔接して取付けられ、使用時にケー
ス1の開口リブ2の内側に当接するようになつて
いる。また、外係止部14は金属管をU字形に曲
げたり或は熔接して成り、両端を保持器具本体1
1の下脚分の部材15に差し込んで熔接して取付
けられている。
また、図面の第3,4図に示されるこの考案の
ケース保持器具の第2の実施例においては、保持
器具本体11′の下脚部の形状と、保持器具本体
11′の下脚部に設けられる外係止部14′とが第
1の実施例のものと異なつている。すなわち、こ
の第2の実施例のケース保持器具10′において
は、保持器具本体11′の下脚部の端が僅かに内
側に曲げられていてケース1の側面に当接するよ
うになつていると共に、外係止部14′が保持器
具本体11′の部材15′に取付けられた金属棒2
2に枢支されたU字形の係止部材21から成つて
いて、係止部材21の上端がケース1の開口リブ
2の下側に当接するようになつている。
ケース保持器具の第2の実施例においては、保持
器具本体11′の下脚部の形状と、保持器具本体
11′の下脚部に設けられる外係止部14′とが第
1の実施例のものと異なつている。すなわち、こ
の第2の実施例のケース保持器具10′において
は、保持器具本体11′の下脚部の端が僅かに内
側に曲げられていてケース1の側面に当接するよ
うになつていると共に、外係止部14′が保持器
具本体11′の部材15′に取付けられた金属棒2
2に枢支されたU字形の係止部材21から成つて
いて、係止部材21の上端がケース1の開口リブ
2の下側に当接するようになつている。
考案の効果
先ず、この様に構成されたこの考案の第1の実
施例のケース保持器具10に依れば、第2図に示
されるようにケース保持器具10をやヽ斜めに
し、ケース1の開口端が内係止部12と外係止部
14の間に嵌まるように置いて内係止部12をケ
ース1の開口リブ2の内側に当接させた状態に
て、例えば取手部の1つを成す連結部材16を把
持して持ち上げれば、ケース1のリブ4の下端が
ケース保持器具10の外係止部14に引つ掛か
り、更にケース1自体の重量がモーメントとして
内係止部12と外係止部14に掛かるためにケー
ス1はほゞ水平状態を維持したまゝ持ち上げられ
る。従つて、片手だけの楽な姿勢でケース1を運
搬でき、ケースの移載積卸しが簡単に且つ楽に出
来、2個同時に両手でケースを運搬することも可
能となる。更に、他の取つ手部を成す連結部材1
7,18を持てばケース1を横から持つことも可
能となり、作業の能率向上を計ることができ、腰
を傷めることも防止できる。
施例のケース保持器具10に依れば、第2図に示
されるようにケース保持器具10をやヽ斜めに
し、ケース1の開口端が内係止部12と外係止部
14の間に嵌まるように置いて内係止部12をケ
ース1の開口リブ2の内側に当接させた状態に
て、例えば取手部の1つを成す連結部材16を把
持して持ち上げれば、ケース1のリブ4の下端が
ケース保持器具10の外係止部14に引つ掛か
り、更にケース1自体の重量がモーメントとして
内係止部12と外係止部14に掛かるためにケー
ス1はほゞ水平状態を維持したまゝ持ち上げられ
る。従つて、片手だけの楽な姿勢でケース1を運
搬でき、ケースの移載積卸しが簡単に且つ楽に出
来、2個同時に両手でケースを運搬することも可
能となる。更に、他の取つ手部を成す連結部材1
7,18を持てばケース1を横から持つことも可
能となり、作業の能率向上を計ることができ、腰
を傷めることも防止できる。
更に、第3,4図に示されるこの考案のケース
保持器具10′の第2の実施例に依れば、先の第
1の実施例と同様にケース保持器具10′の保持
器具本体11′をやゝ斜めにして内係止部12を
ケース1の開口リブ2の内側に当てゝ置けば、外
係止部14′の上端がケース1の側面に当接する
ので、この状態で取手部である連結部材16を把
持して持ち上げれば、外係止部14′の上端はケ
ース1の側面に沿つて上方に滑動してケース1の
開口リブ2の下端に当たり、保持器具本体11′
の下端がケース1の側面に当接して第4図の状態
になる。従つて、この状態で取手部である連結部
材16を把持して持ち上げれば、ケース保持器具
10′にてしつかりケース1を掴んで固定した状
態で片手で楽に且つ容易に運搬でき、楽な姿勢に
てケースを取り扱いできると共に、腰を傷めるこ
とも無く作業の能率を向上することができる。ま
た、ケースを片側から把持できるので、積付けロ
ボツトやバランサー等の自動、半自動積付け機の
ハンドとして用いることにより、例えばかご車の
ような隙間の狭い箇所へのケースの積付けおよび
取出し作業の機械化が計れる。
保持器具10′の第2の実施例に依れば、先の第
1の実施例と同様にケース保持器具10′の保持
器具本体11′をやゝ斜めにして内係止部12を
ケース1の開口リブ2の内側に当てゝ置けば、外
係止部14′の上端がケース1の側面に当接する
ので、この状態で取手部である連結部材16を把
持して持ち上げれば、外係止部14′の上端はケ
ース1の側面に沿つて上方に滑動してケース1の
開口リブ2の下端に当たり、保持器具本体11′
の下端がケース1の側面に当接して第4図の状態
になる。従つて、この状態で取手部である連結部
材16を把持して持ち上げれば、ケース保持器具
10′にてしつかりケース1を掴んで固定した状
態で片手で楽に且つ容易に運搬でき、楽な姿勢に
てケースを取り扱いできると共に、腰を傷めるこ
とも無く作業の能率を向上することができる。ま
た、ケースを片側から把持できるので、積付けロ
ボツトやバランサー等の自動、半自動積付け機の
ハンドとして用いることにより、例えばかご車の
ような隙間の狭い箇所へのケースの積付けおよび
取出し作業の機械化が計れる。
第1図はこの考案のケース保持器具の第1の実
施例を示す斜視図、第2図は一部断面した側面
図、第3図はこの考案のケース保持器具の第2の
実施例を示す斜視図、第4図は一部断面した側面
図である。図中、1……ケース、2……開口リ
ブ、4……リブ、10,10′……ケース保持器
具、11,11′……保持器具本体、12……内
係止部、14,14′……外係止部、15,1
5′……部材、16,17,18,18′……連結
部材、20,22……金属棒、21……係止部
材。
施例を示す斜視図、第2図は一部断面した側面
図、第3図はこの考案のケース保持器具の第2の
実施例を示す斜視図、第4図は一部断面した側面
図である。図中、1……ケース、2……開口リ
ブ、4……リブ、10,10′……ケース保持器
具、11,11′……保持器具本体、12……内
係止部、14,14′……外係止部、15,1
5′……部材、16,17,18,18′……連結
部材、20,22……金属棒、21……係止部
材。
Claims (1)
- 逆L字形の2つの部材を該部材に対して直角な
方向に延びる複数個の取手部を成す連結部材によ
り平行に間隔を置いて一体的に連結して造られた
保持器具本体、該保持器具本体の上脚部から下方
向に突出するよう設けられた内係止部、該保持器
具本体の下脚部から内側に突出するよう設けられ
た外係止部から成り、該内係止部がケースの開口
リブの内側に係止すると共に該外係止部がケース
の外側に係合することによつて保持器具本体がケ
ースに固定保持できるようになつたことを特徴と
するケース保持器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2691688U JPH055152Y2 (ja) | 1988-03-02 | 1988-03-02 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2691688U JPH055152Y2 (ja) | 1988-03-02 | 1988-03-02 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01130944U JPH01130944U (ja) | 1989-09-06 |
JPH055152Y2 true JPH055152Y2 (ja) | 1993-02-10 |
Family
ID=31248970
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2691688U Expired - Lifetime JPH055152Y2 (ja) | 1988-03-02 | 1988-03-02 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH055152Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5290096B2 (ja) * | 2009-09-10 | 2013-09-18 | 株式会社豊通テクノ | 移載装置の物品運搬箱の把持治具 |
-
1988
- 1988-03-02 JP JP2691688U patent/JPH055152Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01130944U (ja) | 1989-09-06 |
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