JPH0622264U - 複数容器の保持体 - Google Patents

複数容器の保持体

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JPH0622264U
JPH0622264U JP6007792U JP6007792U JPH0622264U JP H0622264 U JPH0622264 U JP H0622264U JP 6007792 U JP6007792 U JP 6007792U JP 6007792 U JP6007792 U JP 6007792U JP H0622264 U JPH0622264 U JP H0622264U
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JP6007792U
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Inventor
毅 松下
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冨士シール工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一升瓶等大型、且つかなりの重量を有する持
ち運びが不便な大型有底容器をまとめて持ち運ぶ際に、
安全、且つ容易に持ち運ぶことができ、さらに、そのま
まの状態で陳列し、販売しても差し支えないばかりでな
く、複数の容器を同時に容易に取り扱うことができて非
常に便利な複数容器の保持体を提供することにある。 【構成】 一組の保持体5,6 の一方の第一保持体5 は、
前記首部1 に嵌脱自在に外嵌される保持部7 を複数個備
えると共に、該保持部7 を連結する連結部10を備えてな
り、他方の第一保持体6 は、前記有底容器4 の底部3 に
嵌脱自在に嵌合される受け部17を前記保持部7 の個数に
適合させて備えると共に、該受け部17に跨設される結合
部18を備えてなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば、酒や醤油を充填した一升瓶等を複数個まとめて保持し、且 つ持ち運ぶことのできる複数容器の保持体に関する。
【0002】
【従来の技術】
酒や醤油を充填した一升瓶等大型、且つかなりの重量を有する有底容器は、女 性や子供等において非常に持ち運び難くく、これらの容器を複数同時に持ち運ぶ 際には、該容器をビニル袋等に収納して持ち運んでいるのが現状であり、この場 合、安定性に欠け、不便で、しかも常に危険を伴っていた。
【0003】 そこで、前記のように大型、且つかなりの重量を有する有底容器を複数個同時 に持ち運ぶためには、縄やロープを使用し、幾つかずつ縛りつけてまとめ、その 後該縄やロープを把持して運んでいた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、前記のように縄やロープで複数個縛りつけてまとめるのは、大変手 間がかかって面倒であるし、またかなりの技術を要する。 また、前記縄やロープを把持して持ち運ぶ場合、不安定で、特に該縄やロープ が緩んでいく恐れがあり、そうなると大変危険である。 更に、前記複数個縛りつけてまとめた容器は、重量があるので、縄やロープを 手で把持して持ち運ぶと、該縄やロープが手に食い込んで長時間の運送はできな かった。
【0005】 また、各容器を個々に分離しようとする際も、なかなか前記縄やロープが外れ ないので、取扱いが非常に煩雑となっていた。
【0006】 本考案は、上記従来の問題点に鑑みてなされたもので、一升瓶等大型、且つか なりの重量を有する持ち運びが不便な大型有底容器をまとめて持ち運ぶ際に、安 全、且つ容易に持ち運ぶことができ、さらに、そのままの状態で陳列し、販売し ても差し支えないばかりでなく、複数の容器を同時に容易に取り扱うことができ て非常に便利な複数容器の保持体を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その技術的手段は、首部1 を有する複数の有底容器4 を持ち運び自在に保持する一組の保持体5,6 であって 、一方の第一保持体5 は、前記首部1 に嵌脱自在に外嵌される保持部7 を少なく とも2個備えると共に、該保持部7 を連結する連結部10を備えてなり、他方の第 二保持体6 は、前記有底容器4 の底部3 に嵌脱自在に嵌合される受け部17を前記 保持部7 と同数備えると共に、該受け部17に跨設される結合部18を備えてなるこ とにある。
【0008】 また、第二の技術的手段は、前記受け部17及び結合部18が、合成樹脂素材によ り一体成形され、且つ該受け部17の側壁部19の外周面には、突設された複数のリ ブ20を有してなることである。
【0009】 更に、第三の技術的手段は、前記第一保持体5 が、内向きC字型に形成された 一対の保持部7,7 と、該保持部7,7 を連結する二連の連結部10a,10b から構成さ れ、一方の連結部10a の内面11両端部12,12 からは係合突起部13,13 が突出され 、他方の連結部10b には、前記各係合突起部13,13 が係脱自在に係合され、且つ 相対的に移動される係止穴14,14 が形成されてなることである。
【0010】
【作用】
本考案に係る複数容器の保持体は、有底容器4 の首部1 と底部3 をそれぞれ保 持する上下一組の保持体5,6 から構成され、一方の第一保持体5 が前記首部1 に 嵌脱自在に外嵌される保持部7 を複数個備えると共に、該保持部7 を連結する連 結部10を備えたものであり、他方の第二保持体6 が、前記有底容器4 の底部3 に 嵌脱自在に環装される受け部17を前記保持部7 の個数に適合させて備えると共に 、該受け部17に跨設される結合部18を備えたものであるので、前記容器4 をまと める際は、先ず、前記容器4 の底部3 にその容器4 の個数に適合した受け部17を 有する第二保持体6 を嵌合させ、続いて前記容器4 の首部1 に同様にその容器4 の個数に適合した第一保持部7 を有する保持体5 を外嵌させるだけで、前記複数 の有底容器4 をガタ付くことなく、確実に安定した状態でまとめることが可能と なる。
【0011】 また、前記複数の容器4 を持ち運ぶ際は、前記第一保持体5 の連結部10を把持 して持ち上げるだけで、各保持部7 が容器4 の首部1 に下方から係止され、各容 器4 は互いにバランスよく、一体的に保持され、複数個の容器4 を安全、且つ容 易に持ち運ぶことが可能となる。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の一実施例として、酒や醤油等が充填され、首部1 に周縁リブ2 が突設され、底部3 を有する一升瓶容器4 を、複数個(本実施例では2本)まと めて持ち運ぶ際の上下一組の保持体について図面に基づいて説明する。
【0013】 本考案の複数容器の保持体は、図1に示すように、前記被保持体である有底容 器3 の首部1 に嵌脱自在に外嵌される第一保持体5 と、容器3 の底部3 に嵌脱自 在に環装される第二保持体6 とからなる。
【0014】 前記第一保持体5 は前記容器4 の各首部1 を周囲から包囲し、且つ前記首部1 の周縁リブ2 にて係止させるものであり、図2平面図で示すように、内向きC字 型に形成された一対の保持部7 を有し、その各先端部8,9,8,9 同士が二連の列設 する連結部10a,10b にて連結されている。
【0015】 前記一方の連結部10a の内面11側の両端部12,12 には、図3底面図で示すよう に、係合突起部13,13 が一体的に突出成形されており、他方の連結部10b には、 図4側面図で示すように、前記各係合突起部13,13 が係脱自在に係合される係止 穴14,14 が前記係合突起部13の形状に適宜対応させて形成されている。
【0016】 前記係止穴14は、図4で示すように、大開口部15と、小開口部16とを有し、容 器4 の首部1 に外嵌係止させる際は、首部1 に突設された周縁リブ2 が係止部と なって、前記C字型保持部7 を該周縁リブ2 下方に上部から外嵌させ、前記係合 突起部13を大開口部15に挿通した後に、図5の図3A−A線断面図で示すように 、前記小開口部16側に該係合突起部13を移動させて二連の列設する連結部10a,10 b 同士を結合させる。
【0017】 この際、前記C字型保持部7 は小径状となるので、容器4 の首部1 の周縁リブ 2 が係止部14となって機能し、保持部7 は首部1 に確実に係合される。
【0018】 尚、前記第一保持体5 の取外しの際は、前記係合突起部13を大開口部15側に相 対的に移動させ、該係合突起部13を大開口部15から外し、接当列設する連結部10 a,10b 同士を離間させて、前記C字型保持部7 の径を大とすれば、迅速、且つ簡 単に取り外すことができる。
【0019】 前記第一保持体5 はポリプロピレン等の合成樹脂をインジェクション成形によ り造られたものであり、前記連結部10は、別体として設けてもよいが、前記保持 部7 及び該連結部10を合成樹脂素材にて一体的に成形すれば、構造が簡単となり 、容易に製造できるという利点がある。
【0020】 前記第二保持体6 は、前記容器4 の各底部3 を周囲から包囲し、且つ保持させ るものであり、図6の底面図で示すように、容器4 の底部3 から外周面下部に掛 けてを嵌脱自在に環装される一対の受け部17,17 を有し、該受け部17同士が一体 的に結合部18にて跨設されている。
【0021】 前記受け部17は、図6及び図7で示すように、開口部19を有する有体筒状もの で、側壁部20と底部21とから構成され、図8(イ) で示すように、前記側壁部20の 外周面、且つその上下方向にから底部21の底縁部22に至る一定間隔に突設された 数条のリブ23を有する。
【0022】 上記のように構成された第二保持体6 は、複数個の容器4 を安定させて確実に 保持すると共に、前記リブ23によって、容器4 間及び他との衝撃は勿論、容器4 の底部3 同士の衝撃を和らげるクッション性をも有する。
【0023】 尚、前記リブ23は、図8(ロ) で示すように、側壁部20に対して凹部状に形成し た凹状リブ23' でもよい。
【0024】 前記第二保持体6 も前記第一保持体5 と同様、或いは別途の素材からなる合成 樹脂等のシートを真空成形などにより成形されたものであり、前記結合部18は、 別体として設けてもよいが、前記受け部17及び該結合部18を合成樹脂素材にて一 体に成形すれば、構造が簡単となり、容易に製造できる。
【0025】 以上のように、前記第一保持体5 と、第二保持体6 にて複数個の容器4 を上下 で強固にガタ付くことなく保持でき、持ち運びの際は、前記第一保持体5 の連結 部10を把持するだけで、バランスよく安定した状態で、且つ安全に能率良く運ぶ ことができる。
【0026】 また、前記保持体5,6 は体裁も良いので、店頭等での陳列及び販売時にも、該 保持体5,6 を装着したまま複数まとめて陳列したり、販売できることとなり、そ の際の取扱いも容易となって、非常に便利である。
【0027】 尚、上記実施例では、一升瓶容器4 の保持体について詳述したが、上記実施例 の容器に限定されず、種々様々の容器に採用できることは無論であり、該容器の 首部の外周径及び底部の外周径に適宜対応させて、前記第一保持体5 の保持部7 の径、及び第二保持体6 の受け部17の径を決定させればよい。
【0028】 また、上記各実施例では2本の容器4 を、まとめる際に使用する保持体につい て説明したが、例えば、3本,或いはそれ以上の容器を保持するためには、前記 保持部7 及び受け部17の数を3個,或いはそれ以上の複数個設け、それに適合さ せて連結部10及び結合部18の数も増加させればよいことは言うまでもない。
【0029】 更に、前記第一保持体5 の保持部7 及び連結部10、或いは第二保持体6 の受け 部17及び結合部18の形状は上記実施例のものに限るものではなく、容器4 の形状 に応じて任意に設定自在である。
【0030】
【考案の効果】
本考案は、首部を有する複数の有底容器を持ち運び自在に保持する一組の保持 体であって、一方の第一保持体は、前記首部に嵌脱自在に外嵌される保持部を少 なくとも2個備えると共に、該保持部を連結する連結部を備えてなり、他方の第 二保持体は、前記有底容器の底部に嵌脱自在に嵌合される受け部を前記保持部と 同数備えると共に、該受け部に跨設される結合部を備えてなるので、複数個の容 器をまとめて容易に保持できると共に、持ち運びの際には、バランスよく安定し て持つことができ、非常に安全性がある。
【0031】 また、店頭等での陳列及び販売時には、体裁良く複数まとめて陳列したり、販 売できることとなり、その際の取扱いが容易となり、非常に便利である。
【0032】 更に、前記第一保持体が、内向きC字型に形成された一対の保持部と、該保持 部を連結する二連の連結部から構成されて、一方の連結部に係合突起部が、他方 の連結部に係止穴が形成されたものにおいては、前記各係合突起部が係止穴内で 相対的に移動され、係脱自在に係合されるので、該第一保持体は、確実に容器の 首部に外嵌されると共に、迅速に取り外すことが可能となる。
【0033】 前記保持部と連結部、或いは受け部と結合部とを合成樹脂素材にて一体に成形 する場合は、構造が簡単となり、容易に製造できるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す使用様態斜視図。
【図2】同第一保持体の平面図。
【図3】同第一保持体の底面図。
【図4】同第一保持体の側面図。
【図5】同図3のA−A線断面図。
【図6】同第二保持体の底面図。
【図7】同図6のB−B線断面図。
【図8】(イ)は図7のC−C線断面図、(ロ)は他の
受け部断面図。
【符号の説明】
1 容器の首部 3 容器の底部 5 第一保持体 6 第二保持体 7 保持部 10 連結部 17 受け部 18 結合部 20 リブ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 首部(1) を有する複数の有底容器(4) を
    持ち運び自在に保持する一組の保持体(5),(6) であっ
    て、一方の第一保持体(5) は、前記首部(1) に嵌脱自在
    に外嵌される保持部(7) を少なくとも2個備えると共
    に、該保持部(7) を連結する連結部(10)を備えてなり、
    他方の第二保持体(6) は、前記有底容器(4)の底部(3)
    に嵌脱自在に嵌合される受け部(17)を前記保持部(7) と
    同数備えると共に、該受け部(17)に跨設される結合部(1
    8)を備えてなることを特徴とする複数容器の保持体。
  2. 【請求項2】 前記受け部(17)及び結合部(18)は、合成
    樹脂素材により一体成形され、且つ該受け部(17)の側壁
    部(19)の外周面には、突設された複数のリブ(20)を有し
    てなることを特徴とする請求項1記載の複数容器の保持
    体。
  3. 【請求項3】 前記第一保持体(5) は、内向きC字型に
    形成された一対の保持部(7),(7) と、該保持部(7),(7)
    を連結する二連の連結部(10a),(10b) から構成され、一
    方の連結部(10a) の内面(11)両端部(12),(12) からは係
    合突起部(13),(13) が突出され、他方の連結部(10b) に
    は、前記各係合突起部(13),(13) が係脱自在に係合さ
    れ、且つ相対的に移動される係止穴(14),(14) が形成さ
    れてなることを特徴とする請求項1記載の複数容器の保
    持体。
JP6007792U 1992-08-26 1992-08-26 複数容器の保持体 Pending JPH0622264U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011143936A (ja) * 2010-01-13 2011-07-28 Satoshi Kabamuta 瓶容器の結束装置
KR200455604Y1 (ko) * 2010-03-26 2011-09-15 주은숙 병걸이 운반기구

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