JP2002362568A - 食品包装容器 - Google Patents
食品包装容器Info
- Publication number
- JP2002362568A JP2002362568A JP2001167279A JP2001167279A JP2002362568A JP 2002362568 A JP2002362568 A JP 2002362568A JP 2001167279 A JP2001167279 A JP 2001167279A JP 2001167279 A JP2001167279 A JP 2001167279A JP 2002362568 A JP2002362568 A JP 2002362568A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- side wall
- rib
- ribs
- food packaging
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Stackable Containers (AREA)
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】食品の包装に用いられるプラスチックシート製
の容器において、容器を容易且つ確実に摘み或いは支持
して包装作業をスムーズに行えるようにする。 【解決手段】略四角形をなす底部の周囲に立ち上げた側
壁の四隅コーナー部に、周方向に適宜な長さで伸びてい
て容器内方に突出したリブを設け、側壁の四辺部に、周
方向に適宜な長さで伸びていて容器外方に突出したリブ
を設ける。
の容器において、容器を容易且つ確実に摘み或いは支持
して包装作業をスムーズに行えるようにする。 【解決手段】略四角形をなす底部の周囲に立ち上げた側
壁の四隅コーナー部に、周方向に適宜な長さで伸びてい
て容器内方に突出したリブを設け、側壁の四辺部に、周
方向に適宜な長さで伸びていて容器外方に突出したリブ
を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スーパーマーケッ
トやコンビニエンスストアの食品売り場などで陳列し販
売される各種食品の包装に用いられるプラスチックフィ
ルム乃至シート製の容器に関する。
トやコンビニエンスストアの食品売り場などで陳列し販
売される各種食品の包装に用いられるプラスチックフィ
ルム乃至シート製の容器に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は惣菜など種々の食品の包装に用い
られる従来容器の一例を示している。この容器50は、
底部51の周囲に側壁52を適宜な高さに立ち上げた浅
底の皿形状をなし、食品が入れられた後、容器開口面に
透明な蓋を被せ、或いはストレッチフィルムで覆い、内
部を密閉して包装されるようになっている。
られる従来容器の一例を示している。この容器50は、
底部51の周囲に側壁52を適宜な高さに立ち上げた浅
底の皿形状をなし、食品が入れられた後、容器開口面に
透明な蓋を被せ、或いはストレッチフィルムで覆い、内
部を密閉して包装されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】食品を包装する作業は
手作業で行われることが多く、例えば作業者の一側に積
み重ねた空の容器を、他側に食品が盛られたトレーをそ
れぞれ置いておき、衛生手袋を装着した作業者が片方の
手で積み重ねた最上部の容器を摘んで支持し、もう片方
の手で収納する分量の食品を掴んで容器の中に移し入れ
るようにしている。このような作業では、図5(B)に
示されるように、空の容器は下側容器の開口面内に上側
容器が嵌まり込んで重なり合っているから、容器の束か
ら最上部の容器の縁部を摘んで取り出すことは容易では
なく、しばしば複数個をまとめて摘まんでしまったり、
容器の縁部をなかなか摘めず容器の束を倒してしまった
りして、容器の取り出しに時間がかかることがあった。
予め作業テーブル上に容器を並べておけば容器の取り出
しに支障はないが、調理場など作業空間を広くとれない
店舗では空の容器を束ねておく他なく、積み重なった容
器の最上部のみを容易に取り出すことができる構造のも
のが望まれる。
手作業で行われることが多く、例えば作業者の一側に積
み重ねた空の容器を、他側に食品が盛られたトレーをそ
れぞれ置いておき、衛生手袋を装着した作業者が片方の
手で積み重ねた最上部の容器を摘んで支持し、もう片方
の手で収納する分量の食品を掴んで容器の中に移し入れ
るようにしている。このような作業では、図5(B)に
示されるように、空の容器は下側容器の開口面内に上側
容器が嵌まり込んで重なり合っているから、容器の束か
ら最上部の容器の縁部を摘んで取り出すことは容易では
なく、しばしば複数個をまとめて摘まんでしまったり、
容器の縁部をなかなか摘めず容器の束を倒してしまった
りして、容器の取り出しに時間がかかることがあった。
予め作業テーブル上に容器を並べておけば容器の取り出
しに支障はないが、調理場など作業空間を広くとれない
店舗では空の容器を束ねておく他なく、積み重なった容
器の最上部のみを容易に取り出すことができる構造のも
のが望まれる。
【0004】本発明は従来技術の有するこのような問題
点に鑑み、食品の包装に用いられるプラスチックフィル
ム乃至シート製の容器において、容器を容易且つ確実に
摘み或いは支持して包装作業をスムーズに行えるように
することを課題とする。
点に鑑み、食品の包装に用いられるプラスチックフィル
ム乃至シート製の容器において、容器を容易且つ確実に
摘み或いは支持して包装作業をスムーズに行えるように
することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本発明の食品包装容器は、底部の周囲に側壁を立ち上げ
てなる容器であって、前記側壁に、周方向に適宜な長さ
で伸びていて容器内方に突出したリブと、周方向に適宜
な長さで伸びていて容器外方に突出したリブを設けたこ
とを特徴とする。
本発明の食品包装容器は、底部の周囲に側壁を立ち上げ
てなる容器であって、前記側壁に、周方向に適宜な長さ
で伸びていて容器内方に突出したリブと、周方向に適宜
な長さで伸びていて容器外方に突出したリブを設けたこ
とを特徴とする。
【0006】前記構成の容器において、略四角形をなす
底部の周囲に立ち上がった側壁の四隅コーナー部に容器
内方に突出したリブを設け、四辺部に容器外方に突出し
たリブを設けることができる。また、前記構成の容器に
おいて、側壁の周方向に沿って、容器内方に突出したリ
ブと容器外方に突出したリブを交互に配した形状とする
ことができる。
底部の周囲に立ち上がった側壁の四隅コーナー部に容器
内方に突出したリブを設け、四辺部に容器外方に突出し
たリブを設けることができる。また、前記構成の容器に
おいて、側壁の周方向に沿って、容器内方に突出したリ
ブと容器外方に突出したリブを交互に配した形状とする
ことができる。
【0007】これによれば、空の容器を取り出す際に、
容器側壁に形成された容器内方に突出したリブに指先を
引っ掛け、そのまま上方に押し上げてやれば容易に容器
を摘むことができる。また、容器を手に載せた状態で、
容器側壁に形成された容器外方に突出したリブに指先を
掛けて容器を確実に支持することができる。なお、本発
明は食品以外の物品の包装容器にも適用可能である。容
器は、収納する物品の種類などにより、延伸ポリスチレ
ンや耐衝撃性ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリエチ
レン、ポリエチレンテレフタレートなどの適宜なプラス
チックを用い、圧空乃至真空成形などのサーモフォーミ
ング法により成形することができる。
容器側壁に形成された容器内方に突出したリブに指先を
引っ掛け、そのまま上方に押し上げてやれば容易に容器
を摘むことができる。また、容器を手に載せた状態で、
容器側壁に形成された容器外方に突出したリブに指先を
掛けて容器を確実に支持することができる。なお、本発
明は食品以外の物品の包装容器にも適用可能である。容
器は、収納する物品の種類などにより、延伸ポリスチレ
ンや耐衝撃性ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリエチ
レン、ポリエチレンテレフタレートなどの適宜なプラス
チックを用い、圧空乃至真空成形などのサーモフォーミ
ング法により成形することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の好適な実施形態を図面を
参照して説明する。図1〜図3は本発明の一実施形態を
示している。この容器1は、四隅が湾曲した略矩形状の
底部2の周囲に上方に開拡しつつ適宜高さで側壁3を立
ち上げて収納部4を画成し、側壁3の上縁部を下向きに
折り返して浅底の皿状に形成されている。
参照して説明する。図1〜図3は本発明の一実施形態を
示している。この容器1は、四隅が湾曲した略矩形状の
底部2の周囲に上方に開拡しつつ適宜高さで側壁3を立
ち上げて収納部4を画成し、側壁3の上縁部を下向きに
折り返して浅底の皿状に形成されている。
【0009】側壁3には、その略中間高さ位置に、周方
向に沿って水平に伸びた筋状のリブを設けてある。詳し
くは、側壁3の四隅コーナー部に配されたリブ5は、各
コーナー部に略90°の円弧に沿って伸びた、容器内方
に突出した二本の突筋からなり、側壁3の四辺部に配さ
れたリブ6は、コーナー部間に渡って伸びた、容器外方
に突出した二本の突筋からなっている。
向に沿って水平に伸びた筋状のリブを設けてある。詳し
くは、側壁3の四隅コーナー部に配されたリブ5は、各
コーナー部に略90°の円弧に沿って伸びた、容器内方
に突出した二本の突筋からなり、側壁3の四辺部に配さ
れたリブ6は、コーナー部間に渡って伸びた、容器外方
に突出した二本の突筋からなっている。
【0010】このように形成された本形態の容器1によ
れば、側壁3の四隅コーナー部に容器内方に突出したリ
ブ5を設けてあるので、多段に積み重ねた容器の束から
最上部の容器のみ取り出す際に、容器上方からリブ5に
指を引っ掛けることができ、これをそのまま上方に押し
上げて容器をスムーズに取り出せることができる。ま
た、容器1に内容物を収納する際に、取り出した容器を
片方の手のひらに載せて容器1を掴めば、側壁3の四辺
部に配されたリブ6に親指及び四指を係合させて容器1
を安定的に支持することができ、収納作業中に手のなか
で容器が滑って傾いたり、手から落ちたりすることを防
止することができる。
れば、側壁3の四隅コーナー部に容器内方に突出したリ
ブ5を設けてあるので、多段に積み重ねた容器の束から
最上部の容器のみ取り出す際に、容器上方からリブ5に
指を引っ掛けることができ、これをそのまま上方に押し
上げて容器をスムーズに取り出せることができる。ま
た、容器1に内容物を収納する際に、取り出した容器を
片方の手のひらに載せて容器1を掴めば、側壁3の四辺
部に配されたリブ6に親指及び四指を係合させて容器1
を安定的に支持することができ、収納作業中に手のなか
で容器が滑って傾いたり、手から落ちたりすることを防
止することができる。
【0011】図4は本発明の他の実施形態を示してい
る。この容器1は、円形状の底部2の周囲に側壁3を立
ち上げて収納部4を画成し、側壁3の上縁部を下向きに
折り返して円形皿状に形成されたものであり、側壁3に
は、周方向に適宜な長さで伸びていて、容器内方に突出
した三本の平行な筋状のリブ5と、容器外方に突出した
三本の平行な筋状のリブ6が、周方向に沿って交互に配
して設けてある。本形態の容器1によっても、容器上方
からリブ5に指を引っ掛けて容器1をスムーズに取り出
せることができ、また、手に載せた容器1を、リブ6に
指を係合させて安定的に支持することができる。
る。この容器1は、円形状の底部2の周囲に側壁3を立
ち上げて収納部4を画成し、側壁3の上縁部を下向きに
折り返して円形皿状に形成されたものであり、側壁3に
は、周方向に適宜な長さで伸びていて、容器内方に突出
した三本の平行な筋状のリブ5と、容器外方に突出した
三本の平行な筋状のリブ6が、周方向に沿って交互に配
して設けてある。本形態の容器1によっても、容器上方
からリブ5に指を引っ掛けて容器1をスムーズに取り出
せることができ、また、手に載せた容器1を、リブ6に
指を係合させて安定的に支持することができる。
【0012】なお、図示した容器の形状は一例であり、
本発明は適宜な形状の容器に適用することができ、容器
が手に載る大きさ及び手の上で掴める深さのものであれ
ば、容器の支持に特に有効である。また、容器内方に突
出したリブと、容器外方に突出したリブは、それぞれ指
で引っ掛けることが可能な突出幅で、適宜な本数や長さ
に形成することができる。
本発明は適宜な形状の容器に適用することができ、容器
が手に載る大きさ及び手の上で掴める深さのものであれ
ば、容器の支持に特に有効である。また、容器内方に突
出したリブと、容器外方に突出したリブは、それぞれ指
で引っ掛けることが可能な突出幅で、適宜な本数や長さ
に形成することができる。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、容器が多段に積み重ね
てあっても、容器側壁に形成されたリブに指を掛けて容
易に取り出せるとともに、取り出した容器を手の上で確
実且つ安定的に支持し、包装作業をスムーズに行える。
てあっても、容器側壁に形成されたリブに指を掛けて容
易に取り出せるとともに、取り出した容器を手の上で確
実且つ安定的に支持し、包装作業をスムーズに行える。
【図1】本発明の一実施形態の容器の外観図である。
【図2】図1の容器の平面図である。
【図3】図2のII−II線に沿った断面図である。
【図4】本発明の他の実施形態の容器の外観図である。
【図5】従来の食品容器を示し、(A)は外観図、
(B)は多段に積み重ねた状態の断面図である。
(B)は多段に積み重ねた状態の断面図である。
1 容器 2 底部 3 側壁 4 収納部 5 容器内方に突出したリブ 6 容器外方に突出したリブ
Claims (3)
- 【請求項1】 底部の周囲に側壁を立ち上げてなる容器
であって、前記側壁に、周方向に適宜な長さで伸びてい
て容器内方に突出したリブと、周方向に適宜な長さで伸
びていて容器外方に突出したリブを設けたことを特徴と
する食品包装容器。 - 【請求項2】 略四角形をなす底部の周囲に立ち上がっ
た側壁の四隅コーナー部に容器内方に突出したリブを設
け、四辺部に容器外方に突出したリブを設けた請求項1
に記載の食品包装容器。 - 【請求項3】 側壁の周方向に沿って、容器内方に突出
したリブと容器外方に突出したリブを交互に配した請求
項1に記載の食品包装容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001167279A JP2002362568A (ja) | 2001-06-01 | 2001-06-01 | 食品包装容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001167279A JP2002362568A (ja) | 2001-06-01 | 2001-06-01 | 食品包装容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002362568A true JP2002362568A (ja) | 2002-12-18 |
Family
ID=19009687
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001167279A Pending JP2002362568A (ja) | 2001-06-01 | 2001-06-01 | 食品包装容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002362568A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008254755A (ja) * | 2007-04-03 | 2008-10-23 | Risu Pack Co Ltd | 容器本体の側壁にポッチを設けた包装用容器 |
JP2021050024A (ja) * | 2019-09-25 | 2021-04-01 | 凸版印刷株式会社 | 包装容器および包装容器セット |
-
2001
- 2001-06-01 JP JP2001167279A patent/JP2002362568A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008254755A (ja) * | 2007-04-03 | 2008-10-23 | Risu Pack Co Ltd | 容器本体の側壁にポッチを設けた包装用容器 |
JP2021050024A (ja) * | 2019-09-25 | 2021-04-01 | 凸版印刷株式会社 | 包装容器および包装容器セット |
JP7487459B2 (ja) | 2019-09-25 | 2024-05-21 | Toppanホールディングス株式会社 | 包装容器および包装容器セット |
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