JP2001096765A - インクジェット式記録装置および同装置におけるクリーニング制御方法 - Google Patents

インクジェット式記録装置および同装置におけるクリーニング制御方法

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JP2001096765A
JP2001096765A JP28080699A JP28080699A JP2001096765A JP 2001096765 A JP2001096765 A JP 2001096765A JP 28080699 A JP28080699 A JP 28080699A JP 28080699 A JP28080699 A JP 28080699A JP 2001096765 A JP2001096765 A JP 2001096765A
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Japan
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ink
negative pressure
recording head
release valve
jet recording
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JP28080699A
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Inventor
Kimitoshi Kimura
仁俊 木村
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Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インク貯留部から記録ヘッドに至るインク流
路における増粘したインクの排出および気泡の排出が促
進されるように構成すること。 【解決手段】 インク貯留部7にはインク貯留部内を大
気に開放する大気開放弁25が配置され、この大気開放
弁25は記録ヘッド22がキャッピング手段9により封
止されて吸引ポンプ10からの負圧を受ける状態におい
て閉弁状態となされる。そして、キヤッピング手段9の
内部空間、記録へッド22の流路、インクカートリッジ
7の内部空間に負圧を蓄積した状態で開弁される。した
がって、大気開放弁25が開弁された直後において、イ
ンク貯留部7から記録ヘッド22に至るインク流路にお
けるインクの流速が瞬間的に高められる。そして開弁動
作後、所定時間にわたり、吸引ポンプ10の駆動状態を
継続することによって増粘したインクと共に、気泡等も
排出させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インク貯留部から
のインクを受けて印刷データに基づいてノズル開口から
インク滴を吐出する記録ヘッドを備えたインクジェット
式記録装置に関し、特にインク貯留部から記録ヘッドに
至るインク流路における増粘したインクの排出および気
泡の排出が促進されるようにしたクリーニング制御技術
に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット式記録装置は、印刷時の
騒音が比較的小さく、しかも小さなドットを高い密度で
形成できるため、昨今においてはカラー印刷を含めた多
くの印刷に使用されている。このようなインクジェット
式記録装置は、一般にキャリッジ上に搭載されて記録用
紙の幅方向に移動するインクジェット式記録ヘッドと、
記録用紙を記録ヘッドの走査方向と直交する方向に移動
させる紙送り手段が備えられ、印刷データに対応して記
録ヘッドより記録用紙に対してインク滴を吐出させるこ
とで記録が行われる。
【0003】そして共通のキャリッジ上に、例えばブラ
ックインクを吐出するブラック用記録ヘッド、イエロ
ー、シアン、マゼンタの各インクの吐出が可能なカラー
用記録ヘッドを搭載し、ブラックインクによるテキスト
印刷ばかりでなく、各インクの吐出割合を変えることに
より、フルカラー印刷を可能としている。
【0004】前記したインクジェット式記録ヘッドは、
圧力発生室で加圧したインクをノズルからインク滴とし
て記録用紙に吐出させて印刷を行う関係上、例えばノズ
ル開口からの溶媒の蒸発に起因するインク粘度の上昇
や、インクの固化により、また塵埃の付着、さらには気
泡の混入などにより、印刷不良を起こすという問題を抱
えている。
【0005】このために、例えばノズル開口に目詰まり
が生じた場合、またはインクカートリッジを交換した場
合などには、キャッピング手段により記録ヘッドのノズ
ル形成面を封止し、吸引ポンプからの負圧によりノズル
開口からインクを吸引することで、ノズル開口等におけ
るインク固化による目詰まりや、インク流路内への気泡
混入によるインク吐出不良を解消する機能が具備されて
おり、これはクリーニング操作と呼ばれている。
【0006】このクリーニング操作を実行する場合にお
いては、例えばインクカートリッジから記録ヘッドのノ
ズル開口に至るインク流路内のインクに、なるべく早い
流れを発生させることが効果的であり、これにより増粘
したインクと共に、流路内に存在する気泡も排出させる
ことができる。しかしながら、クリーニング操作時にお
けるインクの流速を増大させるには、大きな負圧を得る
ためにポンプの能力を増大させる必要がある。これには
ポンプの大型化と共に、ポンプを駆動するモータも大型
のものを使用せざるを得ず、必然的にコストの上昇およ
び装置全体の大型化は免れない。
【0007】そこで、インクカートリッジと記録ヘッド
との間のインク流路内に開閉可能なバルブを配置し、ク
リーニング操作にあたってキャッピング手段を介してイ
ンクの吸引を開始した際には前記バルブを閉弁状態と
し、キャッピング手段内の負圧が上昇した時点で前記バ
ルブを開弁させることで、記録ヘッド内のインクの流速
を瞬間的に高めるように構成した記録装置が提案されて
いる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記したよ
うな記録装置においては、インクカートリッジ(インク
タンク)と記録ヘッドとの間のインク流路内に開閉可能
なバルブを配置する必要がある。しかしながら、インク
カートリッジと記録ヘッドとの間は、周知のとおりきわ
めて接近しており、さらに各色のインク流路が複雑に配
置されているために、それぞれのインク流路に対して開
閉可能なバルブを配置するには、機構上において困難な
問題を抱えており、機構設計においても相当な無理が強
いられる。
【0009】また、前記バルブはインク流路内に配置さ
れ、しかも閉弁状態において負圧に対して確実にインク
の流れを遮断させる機能が必要であるため、例えば円柱
状の軸に直交するようにインク案内孔を形成し、前記軸
を90度の範囲で回転させることで、開弁および閉弁さ
せるような機構が必要となる。このような機構を用いた
場合においては、装置の長年の使用により前記軸回りに
インクの固化等が発生してバルブ開閉の信頼性を低下さ
せるという問題も発生する。
【0010】また、前記したようなインクカートリッジ
と記録へッドとの間のインク流路内に開閉可能なバルブ
を配置し、クリ−ニング操作にあたってキャッピング手
段を介してインクの吸引を開始した際には前記バルブを
閉弁状態とし、キャッピング手段内の負圧が上昇した時
点で前記バルブを開弁させた場合、記録へッド内のイン
クの流速は瞬間的に高まるが、キャッピング手段側に蓄
積された負圧も即座に低下する関係で流路内の増粘した
インクや気泡を完全に排除するまでには至らないという
問題を抱えている。
【0011】本発明は、このような技術的課題に着目し
てなされたものであり、インク流路におけるバルブを廃
止し、クリーニング操作にあたってインクの流速を増大
させて、インク貯留部から記録ヘッドに至るインク流路
における増粘したインクの排出および気泡の排出が促進
されるようにしたインクジェット式記録装置および同装
置におけるクリーニング制御方法を提供することを目的
とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ためになされた本発明にかかるインクジェット式記録装
置は、記録用紙の幅方向に往復駆動されるキャリッジ上
に搭載され、記録ヘッドにインクを供給するインク貯留
部と、前記インク貯留部からのインクを受けて印刷デー
タに基づいてノズル開口からインク滴を吐出することで
記録用紙に印字を行うインクジェット式記録ヘッドと、
前記記録ヘッドのノズル形成面を封止すると共に、負圧
発生手段からの負圧を受けて記録ヘッドからインクを吸
引するキャッピング手段とを備えたインクジェット式記
録装置であって、前記インク貯留部には、インク貯留部
内を大気に開放する大気開放弁が配置され、前記大気開
放弁は記録ヘッドがキャッピング手段により封止されて
負圧発生手段からの負圧を受ける状態において閉弁状態
となされ、前記キャッピング手段の内部空間、前記記録
へッド内流路、前記インク貯留部の内部空間に負圧を蓄
積した状態で前記大気開放弁は開弁状態となされ、前記
大気開放弁の開弁動作後、所定時間にわたり、前記負圧
発生手段の駆動状態を継続するように構成される。
【0013】この場合、前記大気開放弁は、キャッピン
グ手段の内部空間、記録へッド内流路、インク貯留部の
内部空間の負圧が一定以上となった時に開弁されるよう
に構成されることが望ましい。この場合の好ましい実施
の形態においては、前記大気開放弁は、インク貯留部を
構成する上側壁に開口された大気連通孔を、インク貯留
部の内側面側において封止する弁体と、前記弁体を内側
面側に付勢するバネ部材とにより構成される。
【0014】そして前記した構成は、キャリッジ上に着
脱可能に装填されたインクカートリッジを具備した記録
装置におけるインクカートリッジに適用することができ
る。また前記した構成は、メインインクタンクからのイ
ンクの供給を受け、キャリッジ上に装着されて一時的に
インクを貯留するサブタンクを備えた記録装置における
サブタンクにおいて適用することができる。
【0015】この場合、メインインクタンクからサブタ
ンクに対してインク供給チューブが接続され、インク供
給チューブを介してメインインクタンクからサブタンク
に対してインクが供給されるように構成した記録装置に
適用することができ、またキャリッジの移動経路の一部
に形成されたインク供給ステージにキャリッジが移動し
た状態において、前記インク供給ステージにおいてメイ
ンタンクからサブタンクに対してインクが供給されるよ
うに構成した記録装置にも適用することができる。
【0016】また、本発明にかかるインクジェット式記
録装置におけるクリーニング制御方法は、記録用紙の幅
方向に往復駆動されるキャリッジ上に搭載され、記録ヘ
ッドにインクを供給するインク貯留部と、前記インク貯
留部からのインクを受けて印刷データに基づいてノズル
開口からインク滴を吐出することで記録用紙に印字を行
うインクジェット式記録ヘッドと、前記記録ヘッドのノ
ズル形成面を封止すると共に、負圧発生手段からの負圧
を受けて記録ヘッドからインクを吸引するキャッピング
手段とを備えたインクジェット式記録装置におけるクリ
ーニング制御方法であって、前記インク貯留部には、イ
ンク貯留部内を大気に開放する大気開放弁が配置され、
前記記録ヘッドがキャッピング手段により封止されて負
圧発生手段からの負圧を受ける状態において、大気開放
弁を閉弁状態とする第1ステップと、前記キャッピング
手段の内部空間、前記記録へッド内流路、前記インク貯
留部の内部空間に、所定時間負圧発生手段を駆動するこ
とにより負圧を蓄積した状態で大気開放弁を開弁する第
2ステップと、前記大気開放弁の開弁動作後、所定時間
にわたり、前記吸引ポンプの駆動状態を継続する第3ス
テップとを順次実行するようになされる。
【0017】そして、前記インク貯留部または前記キャ
ッピング手段から前記負圧発生手段までの空間に圧力検
知手段を備えたインクジエット式記録装置の場合には、
大気開放弁を閉弁状態とする第1ステップと、前記キャ
ッピング手段の内部空間、前記記録へッド内流路、前記
インク貯留部の内部空間に前記負圧発生手段を駆動する
ことにより負圧を蓄積し、前記圧力検知手段によって所
定負圧に達したことを確認後、大気開放弁を開弁する第
2ステップと、前記大気開放弁の開弁動作後、所定時間
にわたり、前記吸引ポンプの駆動状態を継続する第3ス
テップとを順次実行するようになされる。
【0018】この場合、必要に応じて前記第1ステッ
プ、第2ステップおよび第3ステップが繰り返して複数
回実行されるようになされる。
【0019】そして、前記第1ステップにおける大気開
放弁の閉弁タイミングが、前記負圧発生手段からの負圧
を受けて記録ヘッドからインクを吸引する吸引動作開始
前になされるように制御される。
【0020】また、前記第1ステップにおける大気開放
弁の閉弁タイミングが、前記負圧発生手段からの負圧を
受けて記録ヘッドからインクを吸引する吸引動作開始後
になされるように制御される場合もある。
【0021】以上のようになされたクリーニング制御方
法を採用したインクジェット式記録装置によると、クリ
ーニング操作が実行されるに際し、キャリッジは非印字
領域(ホームポジション)に移動し、非印字領域に配置
されたキャッピング手段により記録ヘッドのノズル形成
面が封止される。そして、キャッピング手段に負圧を与
える負圧発生手段としての吸引ポンプが駆動される。
【0022】前記吸引ポンプの駆動開始前、または駆動
開始後に記録ヘッドにインクを供給するインク貯留部に
配置された大気開放弁は閉弁状態に制御され、したがっ
てインク貯留部から記録ヘッドのノズル開口に至るイン
ク流路に対して負圧が蓄積される。このようにして負圧
が蓄積された状態において、インク貯留部に配置された
大気開放弁は開弁される。したがってインク貯留部から
記録ヘッドのノズル開口に至るインク流路におけるイン
クに早い流速を与えることができ、大気開放弁の開弁動
作後も所定時間にわたり、前記吸引ポンプの駆動状態を
継続することによって、増粘したインクと共に流路内に
存在する気泡もキャッピング手段に対して排出させるこ
とができる。
【0023】ここで、前記した大気開放弁は比較的表面
積をとることができる例えばインク貯留部の上面部に配
置することができる。したがって大気開放弁の配置位置
に関して制約を受ける度合いは小さく、製品設計上にお
いても無理を強いられるなどの問題は遥かに小さくな
る。
【0024】さらに、負圧の蓄積および開放は、インク
流路を避けてインク貯留部に配置された大気開放弁の開
閉操作によって制御できるため、インクの固化などによ
る大気開放弁の障害の発生は遥かに小さくなり、装置の
信頼性を向上させることに寄与できる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかるクリーニン
グ制御方法を採用したインクジェット式記録装置につい
て、図に示す実施の形態に基づいて説明する。図1はそ
の第1の実施の形態を示したものである。図中符号1は
キャリッジであり、このキャリッジ1はキャリッジモー
タ2により駆動されるタイミングベルト3を介し、ガイ
ド部材4に案内されてプラテン5の軸方向に往復移動さ
れるように構成されている。
【0026】前記キャリッジ1の記録用紙6に対向する
側には、図には現れていないがインクジェット式記録ヘ
ッドが搭載され、またその上部には前記記録ヘッドにイ
ンクを供給するインク貯留部としてのブラックインクカ
ートリッジ7、およびカラーインクカートリッジ8が着
脱可能に装填されている。
【0027】この記録装置の非印字領域(図中、右側)
にはキャッピング手段9が配置されており、このキャッ
ピング手段9はキャリッジ1に搭載された後述する記録
ヘッドが非印字領域に移動した時に、記録ヘッドのノズ
ル形成面を封止できるように構成されている。そして、
キャッピング手段9の下方には、キャッピング手段の内
部空間に負圧を与えるための負圧発生手段としての吸引
ポンプ10が配置されている。
【0028】前記キャッピング手段9は記録装置の休止
期間中における記録ヘッドのノズル開口の乾燥を防止す
る蓋体として機能する他、記録ヘッドに印刷とは関係の
ない駆動信号を印加してインク滴を空吐出させるフラッ
シング操作時のインク受けとして機能し、さらに前記吸
引ポンプ10からの負圧を記録ヘッドに作用させて、イ
ンクを吸引するクリーニング手段としての機能も兼ね備
えている。
【0029】そして、キャッピング手段9における印字
領域側の近傍には、ゴムなどの弾性板を備えたワイピン
グ手段11が記録ヘッドの移動軌跡に対して進退できる
ように配置されていて、キャリッジ1がキャッピング手
段9側に往復移動するに際して、記録ヘッドのノズル形
成面を払拭することができるように構成されている。
【0030】図2は、前記したインク貯留部としてのイ
ンクカートリッジと記録ヘッド、およびキャッピング手
段から廃インクタンクに至るクリーニング動作時におけ
るインクの排出経路を模式図で示したものである。図2
に示すようにインクカートリッジ、例えばブラックイン
クカートリッジ7には、接続部材21を介して記録ヘッ
ド22が接続されており、記録ヘッド22内に搭載され
た図示せぬピエゾアクチェータ等の駆動により、記録ヘ
ッド22のノズル開口22aよりインクが吐出されるよ
うに構成されている。なお、図1に示すようにインクカ
ートリッジがキャリッジに搭載される形式のものにおい
ては、前記接続部材21はカートリッジの下側面に配置
されたインク供給孔に接合される中空状のインク導出針
に該当する。
【0031】そして、クリーニング操作時には、前記記
録ヘッド22のノズル形成面はキャッピング手段9によ
って封止され、チューブ23を介して吸引ポンプ10か
ら負圧が印加されるように構成されている。そして、ク
リーニング操作によってキャッピング手段9に排出され
たインクは吸引ポンプ10の排出側に配置された廃イン
クタンク24に廃棄されるように構成されている。
【0032】前記インクカートリッジ7の上面には、イ
ンクカートリッジ7内を大気に連通させる連通孔7aが
形成されており、この連通孔7aを閉塞または開放する
ことによりカートリッジ内を選択的に大気に開放する大
気開放弁25が具備されている。この大気開放弁25
は、例えばモータによって回動されるカムによって開閉
制御されてもよく、またはプランジャによって電気的に
開閉制御されてもよい。
【0033】前記大気開放弁25は記録ヘッド22のノ
ズル形成面がキャッピング手段9により封止されて吸引
ポンプ10からの負圧を受ける状態において閉弁状態と
なされ、キャッピング手段9の内部空間、記録へッド2
2の流路、インクカートリッジ7の内部空間に負圧を蓄
積した状態で開弁され、開弁動作後、所定時間にわた
り、吸引ポンプ10は駆動状態を継続するようになされ
る。このような動作シーケンスを踏むことにより、大気
開放弁25が開弁された直後において、インクカートリ
ッジ7から記録ヘッド22に至るインク流路に瞬間的に
インクの早い流れを発生させると共に、大気開放弁25
の開弁動作後も所定時間にわたり、吸引ポンプ10の駆
動状態を継続することによって、増粘したインクと共に
インク流路内に存在する気泡をキャッピング手段9に排
出させることができる。
【0034】図3は図2に示された構成によってなされ
るクリーニング動作の一例を示したフローチャートであ
り、以下図3に基づいてクリーニング動作のシーケンス
を説明する。先ずクリーニング動作がスタートするとス
テップS11に示すように、キャリッジが移動して記録
ヘッド22のノズル形成面は、ワイピング部材11によ
りワイピングされる。これにより、記録ヘッド22のノ
ズル形成面に付着している紙粉等が除去される。そして
ステップS12に示すようにキャリッジ1はホームポジ
ションに移動し、これに基づいてステップS13に示す
ように記録ヘッドの22のノズル形成面がキャッピング
手段9によってキャッピングされる。
【0035】これに続いて、ステップS14に示すよう
にカートリッジ7に配置された大気開放弁25が閉弁さ
れる。そしてステップS15に示すように吸引ポンプ1
0が駆動され、ステップS16において所定時間の経過
を待つ。これにより、カートリッジ7から記録ヘッド2
2に至るインク供給路に負圧が蓄積される。
【0036】ステップS16において所定の時間が経過
したと判定されると、カートリッジ7に配置された大気
開放弁25が開弁される。これによってカートリッジ7
から記録ヘッド22に至るインク供給路に、早いインク
の流れが発生する。
【0037】そして、ステップS18に示すように、こ
の状態で所定時間の経過が待たれる。すなわち、大気開
放弁25の開弁動作後も所定時間にわたり、吸引ポンプ
10の駆動状態が継続され、これによって増粘したイン
クと共にインク流路内に存在する気泡がキャッピング手
段9に排出される。
【0038】この後にステップS19に示すように、吸
引ポンプ10の駆動は停止され、続いてステップS20
に示すように、キャッピング手段9による記録ヘッド2
2のキャッピングが解除される。そして、ステップS2
1に示すように吸引ポンプ10が一時的に駆動し停止さ
れる。これにより、キャッピング手段9内に排出された
インクは、吸引ポンプ10を通過して廃インクタンク2
4に廃棄される。
【0039】ステップS22においては、インクの吸引
回数が所定回数実行されたか否かが判定され、所定回数
に満たない場合には、前記したステップS14乃至ステ
ップS21が繰り返し実行される。そして、ステップS
22においてインクの吸引回数が所定回数実行されたと
判定されるとステップS23に示すようにワイピング動
作が実行され、記録ヘッドのノズル形成面に付着してい
るインクがワイピング手段11によって払拭される。そ
して、記録ヘッド22はキャッピング手段9によって封
止され、印刷データの到来を待つ状態とされる。
【0040】なお、図3に示したフローチャートにおい
ては、ステップS14において大気開放弁25が閉弁さ
れた後に、ステップS15において吸引ポンプ10を駆
動するようにしているが、吸引ポンプ10の駆動が開始
された後に大気開放弁25を閉弁させるようにしてもよ
い。
【0041】また、図3に示したフローチャートにおい
ては、ステップS16において、吸引ポンプを駆動し所
定時間後、ステップS17において大気開放弁を開弁す
るようにしているが、インク貯留部またはキャッピング
手段から負圧発生手段までの空間に圧力検知手段を備え
たインクジェット式記録装置の場合には、ステップS1
6に示すように経過時間による管理をなすことなく、前
記圧力検知手段が所定の圧力(負圧)を確認(感知)し
た時に、ステップS17に移行させて大気開放弁を開弁
するように制御させてもよい。このような制御を実行さ
せる場合においては、図3に示すステップS16は、<
所定圧力(負圧)に達したか?>と書き替えられる。
【0042】また、ステップS22において、インクの
吸引回数が所定回数実行されたか否かを判定するように
しているが、1度のインクの吸引動作により充分なクリ
ーニング結果が得られるのであれば、複数回繰り返す必
要もない。
【0043】以上の説明は、図2に示した大気開放弁2
5が、吸引ポンプ10の駆動動作に同期して開閉弁され
るようにした実施の形態に基づくものであるが、大気開
放弁25に代えて、同じく図2に示すようにインクカー
トリッジ7内の負圧が一定以上となった時に開弁される
ように構成した大気開放弁を使用することもできる。す
なわち、この大気開放弁は、カートリッジ7を構成する
上側壁に開口された大気連通孔7aを内側面側において
封止する弁体25aと、この弁体25aを内側面側に付
勢するバネ部材25bとにより構成されている。
【0044】この構成によると、常時はバネ部材25b
の付勢により弁体25aは大気連通孔7aを閉弁状態と
しており、吸引ポンプ10による負圧が所定以上に達し
た時にバネ部材25bの付勢力に対向して開弁され、負
圧が解除されるようになされる。
【0045】次に、図4に示す形態は、本発明にかかる
クリーニング制御方法が採用し得る記録装置の他の例を
示したものである。なお、図4において、前記した図1
に示した記録装置の各部に相当する部分は同一符号で示
しており、したがってその説明は省略する。
【0046】この記録装置の一側部には、メインインク
タンクとしてのブラックインクカートリッジ31、およ
びイエロー、シアン、マゼンタの各カラーインクカート
リッジ32,33,34が配置されている。そして、前
記各メインインクタンク31〜34からそれぞれインク
供給チューブ35を介して、キャリッジ上に搭載された
インク貯留部としてのサブタンク7に各インクを供給す
るようにした形態とされている。
【0047】前記した構成の記録装置においては、サブ
タンク7の上面部に図2に示した大気開放弁25を配置
することができ、このようにサブタンク7に大気開放弁
25を配置した場合においても、前記と同様な作用効果
を得ることができる。
【0048】次に、図5に示す形態は、キャリッジの移
動経路の一部に形成されたインク供給ステージにキャリ
ッジが移動した状態において、当該箇所に配置された接
続機構を介してメインタンクからサブタンクに対してイ
ンクが供給されるように構成した例を模式的に示してい
る。
【0049】このような構成は、特に昨今において要求
されている大型の紙面に対して印刷を行うような走査距
離の長い記録装置において有効であり、図4に示したよ
うなインク供給チューブを省略することで、インク供給
チューブがキャリッジの移動に抵抗を与えるという問題
を除去することができる。なお、図5において既に説明
した各部に相当する部分は同一符号で示しており、した
がってその説明は適宜省略する。また図5に示す状態は
1つのインク供給経路のみを示しているが、他のインク
供給経路についても同様に構成される。
【0050】図5に示すように、インク貯留部としての
サブタンク7は、キャリッジ1上に搭載されており、こ
のサブタンク7は図示せぬ接続機構を介してメインタン
ク31から補給口45にインクの供給を受けると共に記
録ヘッド22にインクを供給することができるように構
成されている。
【0051】このサブタンク7内には、サブタンク内に
貯留されたインクによって浮上するフロート部材41が
配置されている。このフロート部材41は、このフロー
ト部材に一体に形成された支持軸42を回動中心として
重力方向に上下に可動できるように構成されている。ま
た、フロート部材41の上部には、シール部材43が配
置されており、このシール部材43は、サブタンク7内
へ充填されたインクによって浮上して、サブタンク7の
上部に配置されたエアーバルブを構成するバルブ部材4
4に当接することにより、減圧ポンプ46に通ずる吸引
路を閉塞できるように構成されている。
【0052】したがって、メインインクタンク31から
サブタンク7に対しインクの補給を受ける場合には、サ
ブタンク7に配置された大気開放弁25を閉弁した状態
で、メインインクタンク31および減圧ポンプ46との
間で図示せぬ接続機構によって接続される。そして、サ
ブタンク7内へ充填されたインクによって浮上するフロ
ート部材41により、エアーバルブを構成するバルブ部
材44が閉弁され、所定量のインクがサブタンク7内に
補給されるように作用する。
【0053】なお、図5には示されていないが前記接続
機構には、両者の結合部分にバルブが配置されており、
接続機構が切離された状態においては、インク補給口4
5および減圧ポンプ46に接続される吸引口は、前記バ
ルブによって閉塞された状態が保たれる。
【0054】図5に示すインク貯留部としてのサブタン
ク7においても、その上面部に図2と同様に大気開放弁
25が配置されており、このような構成のサブタンク7
においても、前記と同様な作用効果を得ることができ
る。
【0055】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
かかるクリーニング制御方法を採用したインクジェット
式記録装置によると、インク貯留部にはインク貯留部内
を大気に開放する大気開放弁が配置され、前記大気開放
弁は記録ヘッドがキャッピング手段により封止されて負
圧発生手段からの負圧を受ける状態において閉弁状態と
なされ、前記キャッピング手段の内部空間、前記記録ヘ
ッド内流路、前記インク貯留部の内部空間が負圧に蓄圧
された状態で開弁されるようになされる。したがって、
大気開放弁が開弁された直後において、インク貯留部か
ら記録ヘッドに至るインク流路におけるインクの流速が
瞬間的に高められ、大気開放弁の開弁動作後も所定時間
にわたり、前記負圧発生手段の駆動状態を継続すること
によって、増粘したインクと共に、気泡等も排出させる
ことができる。
【0056】この場合、負圧の蓄積および開放を制御す
る大気開放弁は、インク流路を避けてインク貯留部に配
置されているので、インクの固化などによる大気開放弁
の障害の発生を遥かに小さくすることができ、装置の信
頼性を向上させることに寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるクリーニング制御方法を採用し
たインクジェット式記録装置の第1の実施の形態を示し
た斜視図である。
【図2】図1に示す記録装置におけるクリーニング制御
機構の構成を示した断面図である。
【図3】図2に示すクリーニング制御機構によってなさ
れるクリーニング動作シーケンスを示したフローチャー
トである。
【図4】本発明にかかるクリーニング制御方法を採用し
たインクジェット式記録装置の第2の実施の形態を示し
た平面図である。
【図5】本発明にかかるクリーニング制御方法を採用し
たインクジェット式記録装置の第3の実施の形態を示し
た模式図である。
【符号の説明】
1 キャリッジ 2 キャリッジモータ 3 タイミングベルト 4 ガイド部材 5 プラテン 6 記録用紙 7,8 インクカートリッジ(インク貯留部) 9 キャッピング手段 10 吸引ポンプ 22 記録ヘッド 22a ノズル開口 24 廃インクタンク 25 大気開放弁 25a 弁体 25b バネ部材 31〜34 メインインクタンク 35 インク供給チューブ 41 フロート部材 46 減圧ポンプ

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録用紙の幅方向に往復駆動されるキャ
    リッジ上に搭載され、記録ヘッドにインクを供給するイ
    ンク貯留部と、前記インク貯留部からのインクを受けて
    印刷データに基づいてノズル開口からインク滴を吐出す
    ることで記録用紙に印字を行うインクジェット式記録ヘ
    ッドと、前記記録ヘッドのノズル形成面を封止すると共
    に、負圧発生手段からの負圧を受けて記録ヘッドからイ
    ンクを吸引するキャッピング手段とを備えたインクジェ
    ット式記録装置であって、 前記インク貯留部には、インク貯留部内を大気に開放す
    る大気開放弁が配置され、前記大気開放弁は記録ヘッド
    がキャッピング手段により封止されて負圧発生手段から
    の負圧を受ける状態において閉弁状態となされ、前記キ
    ヤッピング手段の内部空間、前記記録へッド内流路、前
    記インク貯留部の内部空間に負圧を蓄積した状態で前記
    大気開放弁は開弁状態となされ、前記大気開放弁の開弁
    動作後、所定時間にわたり、前記負圧発生手段の駆動状
    態を継続するように構成してなるインクジェット式記録
    装置。
  2. 【請求項2】 前記インク貯留部内に圧力検知手段を有
    する請求項1に記載のインクジエット式記録装置。
  3. 【請求項3】 前記キャッピング手段から前記負圧発生
    手段までの空間に圧力検知手段を有する請求項1に記載
    のインクジェット式記録装置。
  4. 【請求項4】 前記大気開放弁は、インク貯留部内の負
    圧が一定以上となった時に開弁されるように構成してな
    る請求項1に記載のインクジェット式記録装置。
  5. 【請求項5】 前記大気開放弁は、インク貯留部を構成
    する上側壁に開口された大気連通孔を、インク貯留部の
    内側面側において封止する弁体と、前記弁体を内側面側
    に付勢するバネ部材とにより構成してなる請求項4に記
    載のインクジェット式記録装置。
  6. 【請求項6】 前記インク貯留部は、キャリッジ上に着
    脱可能に装填されたインクカートリッジである請求項1
    乃至請求項5のいずれかに記載のインクジェット式記録
    装置。
  7. 【請求項7】 前記インク貯留部は、記録装置に装填さ
    れたメインインクタンクからのインクの供給を受け、キ
    ャリッジ上に装着されて一時的にインクを貯留するサブ
    タンクである請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の
    インクジェット式記録装置。
  8. 【請求項8】 前記メインインクタンクからサブタンク
    に対してインク供給チューブが接続され、インク供給チ
    ューブを介してメインインクタンクからサブタンクに対
    してインクが供給されるように構成してなる請求項7に
    記載のインクジェット式記録装置。
  9. 【請求項9】 前記キャリッジの移動経路の一部に形成
    されたインク供給ステージにキャリッジが移動した状態
    において、前記インク供給ステージにおいてメインタン
    クからサブタンクに対してインクが供給されるように構
    成してなる請求項7に記載のインクジェット式記録装
    置。
  10. 【請求項10】 記録用紙の幅方向に往復駆動されるキ
    ャリッジ上に搭載され、記録ヘッドにインクを供給する
    インク貯留部と、前記インク貯留部からのインクを受け
    て印刷データに基づいてノズル開口からインク滴を吐出
    することで記録用紙に印字を行うインクジェット式記録
    ヘッドと、前記記録ヘッドのノズル形成面を封止すると
    共に、負圧発生手段からの負圧を受けて記録ヘッドから
    インクを吸引するキャッピング手段とを備えたインクジ
    ェット式記録装置におけるクリーニング制御方法であっ
    て、 前記インク貯留部には、インク貯留部内を大気に開放す
    る大気開放弁が配置され、前記記録ヘッドがキャッピン
    グ手段により封止されて負圧発生手段からの負圧を受け
    る状態において、大気開放弁を閉弁状態とする第1ステ
    ップと、 前記キヤッピング手段の内部空間、前記記録ヘッド内流
    路、前記インク貯留部の内部空間に、所定時間負圧発生
    手段を駆動することにより負圧を蓄積させた状態で大気
    開放弁を開弁する第2ステップと、 前記大気開放弁の開弁動作後、所定時間にわたり、前記
    吸引ポンプの駆動状態を継続する第3ステップと を順次実行するようになされたインクジェット式記録装
    置におけるクリーニング制御方法。
  11. 【請求項11】 記録用紙の幅方向に往復駆動されるキ
    ャリッジ上に搭載され、記録ヘッドにインクを供給する
    インク貯留部と、前記インク貯留部からのインクを受け
    て印刷データに基づいてノズル開口からインク滴を吐出
    することで記録用紙に印字を行なうインクジェット式記
    録へッドと、前記記録へッドのノズル形成面を封止する
    と共に、負圧発生手段からの負圧を受けて記録へッドか
    らインクを吸引するキャッピング手段と、前記インク貯
    留部または前記キャッピング手段から前記負圧発生手段
    までの空間に圧力検知手段を備えたインクジエット式記
    録装置におけるクリ−ニング制御方法であつて、 前記インク貯留部には、インク貯留部内を大気に開放す
    る大気開放弁が配置され、前記記録へッドがキャッピン
    グ手段により封止されて負圧発生手段からの負圧を受け
    る状態において、大気開放弁を閉弁状態とする第1ステ
    ップと、 前記キヤッピング手段の内部空間、前記記録へッド内流
    路、前記インク貯留部の内部空間に、前記負圧発生手段
    を駆動することにより負圧を蓄積し、前記圧力検知手段
    によって所定負圧に達したことを確認後、大気開放弁を
    開弁する第2ステップと、 前記大気開放弁の開弁動作後、所定時間にわたり、前記
    吸引ポンプの駆動状態を継続する第3ステップとを順次
    実行するようになされたインクジェット式記録装置にお
    けるクリ−ニング制御方法。
  12. 【請求項12】 前記第1ステップ、第2ステップおよ
    び第3ステップが繰り返して複数回実行されるようにな
    された請求項10または請求項11に記載のインクジェ
    ット式記録装置におけるクリーニング制御方法。
  13. 【請求項13】 前記第1ステップにおける大気開放弁
    の閉弁タイミングが、前記負圧発生手段からの負圧を受
    けて記録ヘッドからインクを吸引する吸引動作開始前に
    なされる請求項10乃至請求項12のいずれかに記載の
    インクジェット式記録装置におけるクリーニング制御方
    法。
  14. 【請求項14】 前記第1ステップにおける大気開放弁
    の閉弁タイミングが、前記負圧発生手段からの負圧を受
    けて記録ヘッドからインクを吸引する吸引動作開始後に
    なされる請求項10乃至請求項12のいずれかに記載の
    インクジェット式記録装置におけるクリーニング制御方
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005262879A (ja) * 2004-02-19 2005-09-29 Olympus Corp インクジェットヘッドのメンテナンス方法及び画像形成装置
JP2007301917A (ja) * 2006-05-15 2007-11-22 Sony Corp 液体貯留容器及び液体吐出装置
JP2019171787A (ja) * 2018-03-29 2019-10-10 キヤノン株式会社 液体吐出装置、回復装置、および回復方法

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