JP2001095445A - 魚釣用電動リール - Google Patents

魚釣用電動リール

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JP2001095445A
JP2001095445A JP27997999A JP27997999A JP2001095445A JP 2001095445 A JP2001095445 A JP 2001095445A JP 27997999 A JP27997999 A JP 27997999A JP 27997999 A JP27997999 A JP 27997999A JP 2001095445 A JP2001095445 A JP 2001095445A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】魚釣時の誤操作防止を図りつつ、手動操作によ
ってスプールをフリー回転可能状態から釣糸巻取可能状
態に復帰させることが可能な魚釣用電動リールを提供す
る。 【解決手段】リール本体4に回転自在に支持されたスプ
ール8と、このスプールを回転駆動させるモータ12
と、スプールをフリー回転可能状態と釣糸巻取可能状態
に切換可能なクラッチ機構と、リール本体上に設けら
れ、手動でスライド操作することによってモータを回転
駆動させることが可能なクラッチ復帰機構300とを備
えており、クラッチ復帰機構をスライド操作してモータ
を回転駆動させることによって、スプールを少なくとも
フリー回転可能状態から釣糸巻取可能状態に切り換え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、魚釣時の誤操作防
止を図りつつ、手動操作によってスプールをフリー回転
可能状態から釣糸巻取可能状態に復帰させることが可能
な魚釣用電動リールに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば特許第2858625号等に開示
されているように、従来の魚釣用電動リールでは、クラ
ッチ切換レバーを手動操作してスプールをフリー回転可
能状態に切り換えた状態において、リール本体の操作パ
ネル上のクラッチ切換スイッチを押圧操作することによ
って、スプールを釣糸巻取可能状態に自動復帰させるこ
とができるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えば船上
の魚釣時に、釣り人は、揺れる船上でクラッチ切換レバ
ーを手動操作した後、リール本体を握持保持しながら釣
糸の繰出操作を行う。このような状態において、魚釣状
況に応じてリール本体の握持保持位置を移動したり、或
いは、不用意の外力が作用して、リール本体の操作パネ
ル上のクラッチ切換スイッチに押圧力が加わると、それ
だけで、クラッチ切換スイッチが押圧操作され、その結
果、スプールを釣糸巻取可能状態に誤作動復帰させてし
まう場合がある。
【0004】本発明は、このような問題を解決するため
に成されており、その目的は、魚釣時の誤操作防止を図
りつつ、手動操作によってスプールをフリー回転可能状
態から釣糸巻取可能状態に復帰させることが可能な魚釣
用電動リールを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明の魚釣用電動リールは、リール本体に
回転自在に支持されたスプールと、このスプールを回転
駆動させるモータと、スプールをフリー回転可能状態と
釣糸巻取可能状態に切換可能なクラッチ機構と、リール
本体上に設けられ、手動でスライド操作又は回転操作す
ることによってモータを回転駆動させることが可能なク
ラッチ復帰機構とを備えており、クラッチ復帰機構をス
ライド操作又は回転操作してモータを回転駆動させるこ
とによって、スプールを少なくともフリー回転可能状態
から釣糸巻取可能状態に切り換える。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態に係
る魚釣用電動リールについて、添付図面を参照して説明
する。
【0007】図1に示すように、図中向かって右側に手
動ハンドル2が取り付けられたリール本体4の左右フレ
ーム(図示しない)の間には、スプール軸6が軸受によ
って回転可能に且つ直接支持されており、このスプール
軸6を囲繞するようにスプール8が配置されている。
【0008】また、左右フレームの間には、後述する一
方向クラッチ10によって正逆回転方向に回転可能なス
プール駆動モータ12(以下、モータという)が保持さ
れており、このモータ12には、左フレーム(反ハンド
ル側)方向に延出した左側駆動軸14a、及び、右フレ
ーム(ハンドル側)に延出した右側駆動軸14bが取り
付けられている。
【0009】左側駆動軸14aには、モータ12の回転
運動を減速して出力する第1の減速機構16(例えば、
遊星ギヤを用いた減速機構)が設けられており、一方、
右側駆動軸14bには、一方向クラッチ10が設けられ
ている。
【0010】第1の減速機構16は、左側駆動軸14a
に回り止め嵌合された駆動歯車18から連動歯車21を
介してスプール駆動用歯車24に連結されている。
【0011】スプール駆動用歯車24は、スプール軸6
の反ハンドル側(左フレーム側)に回り止め嵌合されて
おり、スプール軸6のハンドル側(右フレーム側)に
は、第2の減速機構26が設けられている。
【0012】以上の構成によれば、モータ12の回転運
動は、第1の減速機構16を介して所定量だけ減速され
た後、駆動歯車18から連動歯車21を介してスプール
駆動用歯車24に伝達される。そして、スプール駆動用
歯車24に伝達されたモータ12の回転運動は、スプー
ル軸6を介して第2の減速機構26に伝達された後、第
2の減速機構26によって所定量だけ減速されてスプー
ル8に伝達される。
【0013】第2の減速機構26は、その一例として、
遊星ギヤを用いた減速機構を適用しており、スプール軸
6に回り止め嵌合された太陽歯車28と、この太陽歯車
28に噛合した複数の遊星歯車30と、これら遊星歯車
30が常時噛合するようにスプール8の端面に刻設され
た内歯歯車32とを備えている。
【0014】複数の遊星歯車30は、夫々、遊星歯車支
持体34に回転可能に支持されており、この遊星歯車支
持体34は、スプール8に取り付けられたブラケット3
6に嵌合すると共に、軸受38を介してスプール軸6に
回転可能に支持されている。なお、ブラケット36は、
軸受40を介して右フレーム42に回転可能に支持され
ている。
【0015】また、スプール軸6のハンドル側には、魚
釣時に手動ハンドル2を回転操作した際に、釣糸に対し
て所望の制動力を与えつつ且つ所望の回転力でスプール
8を釣糸巻取方向に回転させるための釣糸巻取機構が配
置されている。
【0016】この釣糸巻取機構において、スプール軸6
と同軸上に駆動力伝達軸44が軸受を介して回転可能に
配置されており、この駆動力伝達軸44には、クラッチ
レバー46のON/OFF操作によって軸方向にスライ
ド自在に構成され且つ上述した遊星歯車支持体34に対
して係合又は非係合させることが可能なピニオン48が
取り付けられている。
【0017】ピニオン48には、その外周面に円周溝5
0が形成されており、この円周溝50には、クラッチレ
バー46のON/OFF操作によって軸方向にスライド
させることが可能なスライド片52が係合している。
【0018】また、ピニオン48には、ハンドル軸54
に取り付けられたドライブギヤ56が噛合しており、こ
のドライブギヤ56とハンドル軸54との間には、魚釣
時(クラッチON時)にスプール8を釣糸繰出方向へ回
転させる際に、スプール8の回転に所望の制動力を与え
ることが可能な周知のドラグ機構58が配置されてい
る。
【0019】このような釣糸巻取機構によれば、クラッ
チレバー46をON/OFF操作してスライド片52を
軸方向にスライドさせて、ピニオン48を遊星歯車支持
体34に対して係合又は非係合させることによって、手
動ハンドル2の回転運動をドラグ機構58から第2の減
速機構26を介してスプール8に伝達又は非伝達させる
ことができる。
【0020】また、ハンドル軸54の基端部には、モー
タ12によってスプール8を釣糸巻取方向に回転させる
際に、これに連動してハンドル軸54が回転しないよう
に、逆転防止機構が設けられている。
【0021】この逆転防止機構は、外周面にラチェット
爪60aが所定ピッチで形成されたラチェット60と、
ラチェット爪60aに対して一定の付勢力で常時係合し
ているストッパ62とを備えており、ラチェット60
は、ハンドル軸54に回り止め嵌合されている。
【0022】このような逆転防止機構によれば、モータ
12によってスプール8を釣糸巻取方向に回転させる際
には、ラチェット爪60aにストッパ62が係合するこ
とによって、モータ12の回転に連動してハンドル軸5
4が回転するのを防止することができる。これに対し
て、手動ハンドル2の回転操作によってスプール8を釣
糸巻取方向に回転させる際には、手動ハンドル2の回転
操作に連動してハンドル軸54を回転させることができ
る。
【0023】ここで、手動でクラッチレバー46をON
/OFF操作することによって、釣糸をスプール8から
繰り出す動作及び釣糸をスプール8に巻き取る動作につ
いて説明する。
【0024】まず、手動でクラッチレバー46をOFF
操作すると(クラッチOFF時:図4(a)参照)、ス
ライド片52によってピニオン48が遊星歯車支持体3
4に対して非係合状態となり、スプール8は、フリー回
転可能状態に維持される。この状態において、釣糸は、
仕掛けの自由落下によってスプール8から繰り出され
る。
【0025】そして、釣糸が所望量繰り出されたとき
(仕掛けが、例えば所望の棚に到達したとき)、手動で
クラッチレバー46をON操作すると(クラッチON
時:図4(b)参照)、スライド片52によってピニオ
ン48が遊星歯車支持体34に対して係合状態となるた
め、スプール8は、釣糸巻取可能状態に維持される。
【0026】この状態において、魚の当たりがあったと
き、モータ12を駆動してスプール8を巻取駆動させる
か、若しくは、手動ハンドル2を回転操作してスプール
8を巻取駆動させる。
【0027】モータ12を駆動した場合、モータ12の
回転運動(仮に、正回転方向の運動という)は、第1の
減速機構16を介して所定量だけ減速された後、駆動歯
車18に出力される。このとき、駆動歯車18は、正回
転方向に回転する。
【0028】駆動歯車18が正回転方向に回転すると、
その回転運動は、連動歯車21を介してスプール駆動用
歯車24に伝達され、スプール駆動用歯車24を正回転
方向に回転させる。そして、スプール駆動用歯車24の
正回転方向の回転運動は、更に、スプール軸6を介して
第2の減速機構26に伝達される。なお、このときのス
プール駆動用歯車24及びスプール軸6の回転方向(即
ち、正回転方向)は、釣糸繰出時のスプール8の回転方
向と同一方向となっている。
【0029】第2の減速機構26に伝達されたスプール
駆動用歯車24の回転運動は、スプール軸6に回り止め
嵌合された太陽歯車28に伝達され、この太陽歯車28
を正回転方向に回転させる。
【0030】この状態において、上述した逆転防止機構
によってハンドル軸54の回転が規制されているため、
このハンドル軸54にドライブギヤ56を介して連結し
たピニオン48の回転も規制される。この結果、このピ
ニオン48が係合した遊星歯車支持体34は、回転する
こと無く一定位置に静止した状態に維持される。
【0031】従って、太陽歯車28が正回転方向に回転
した際、遊星歯車支持体34に回転可能に支持された複
数の遊星歯車30は、太陽歯車28の回りを公転するこ
と無く、一定位置で逆回転方向に自転する。
【0032】この状態において、複数の遊星歯車30の
逆回転方向の回転運動は、スプール8の端面に刻設され
た内歯歯車32に伝達され、この内歯歯車32を逆回転
方向に回転させる。このとき、内歯歯車32の回転に伴
ってスプール8は、釣糸巻取方向に回転する。この結
果、釣糸は、図示しない釣糸案内機構を介してスプール
8に均一に巻き取られる。なお、このような電動巻取時
には、上述した逆転防止機構が機能しているため、手動
ハンドル2が連動して高速で回転するのを防止すること
ができる。
【0033】一方、手動ハンドル2を回転操作した場
合、手動ハンドル2の回転運動は、ハンドル軸54から
ドラグ機構58を介してドライブギヤ56に伝達された
後、ピニオン48から遊星歯車支持体34に伝達され、
この遊星歯車支持体34を逆回転方向に回転させる。
【0034】遊星歯車支持体34には、複数の遊星歯車
30が回転可能に支持されているため、遊星歯車支持体
34が逆回転方向に回転すると、この回転と共に、複数
の遊星歯車30は、自転しながら太陽歯車28の回りを
公転する。
【0035】このとき、遊星歯車30の公転運動が、太
陽歯車28に伝達され、この太陽歯車28を逆回転方向
に回転させようとする。
【0036】太陽歯車28は、スプール軸6に回り止め
嵌合しているため、太陽歯車28の逆回転方向の回転力
は、スプール軸6からスプール駆動用歯車24に伝達さ
れ、このスプール駆動用歯車24を逆回転方向に回転さ
せる力となって働くと共に、更に、このスプール駆動用
歯車24から連動歯車21を介して駆動歯車18に伝達
され、この駆動歯車18を逆回転方向に回転させる力と
なって働く。
【0037】このとき、駆動歯車18に働いた力は、第
1の減速機構16を介して左側及び右側駆動軸14a,
14bに伝達され、モータ12を逆回転方向に回転させ
る力となって作用する。
【0038】しかしながら、モータ12の右側駆動軸1
4bには、一方向クラッチ10が設けられているため、
駆動歯車18を逆回転方向に回転させる力は、この一方
向クラッチ10によって規制される。
【0039】この結果、太陽歯車28は、逆回転方向に
回転することは無い。従って、複数の遊星歯車30は、
非回転状態の太陽歯車28の回りを自転しながら逆回転
方向に公転する。
【0040】このとき、複数の遊星歯車30の回転運動
は、ロス無く内歯歯車32に伝達され、この内歯歯車3
2を逆回転方向に回転させる、この結果、内歯歯車32
の回転に伴ってスプール8が釣糸巻取方向に回転するた
め、釣糸は、図示しない釣糸案内機構を介してスプール
8に均一に巻き取られる。
【0041】ところで、クラッチOFF時(スプール8
のフリー回転可能状態)において、釣糸をスプール8か
ら繰り出す際、通常、モータ12は停止させておく。
【0042】この場合、モータ12の左側駆動軸14a
に機械的に連結しているスプール軸6は非回転状態に維
持されるため、このスプール軸6に回り止め嵌合された
太陽歯車28も非回転状態に維持される。
【0043】この状態で、スプール8を釣糸繰出方向に
フリー回転させると、スプール8には、各種減速機構
(例えば、第2の減速機構26)のギヤ抵抗が作用す
る。具体的には、非回転状態の太陽歯車28の回りを自
転しながら公転する複数の遊星歯車30と、これら遊星
歯車30に噛合している内歯歯車32との間のギヤ抵抗
等によって、スプール8に回転抵抗が作用する。このた
め、スプール8を円滑且つ軽快に回転させることができ
なくなってしまう。
【0044】このような回転抵抗を無くする或いは軽減
する方法としては、スプール8のフリー回転による釣糸
繰出時に、例えばスプール8に対して所定の回転力を付
加する方法が挙げられる。
【0045】そこで、本実施の形態の魚釣用電動リール
には、モータ12の正回転方向の回転運動を釣糸繰出時
(クラッチOFF時)に利用することによって、釣糸繰
出時のスプール8に加わる第2の減速機構26等の回転
抵抗を軽減或いは無くして釣糸繰出動作を円滑且つ軽快
に行うための糸送り機構が設けられている。
【0046】本実施の形態において、糸送り機構には、
その一例として、スプール軸6の外周面に所定の間隔で
配置された複数の遠心カラー64が設けられており、こ
れら遠心カラー64は、スプール軸6の回転運動(回転
速度)に応じた遠心力によって、その外径寸法が拡大し
て、スプール8の内周面8aに所望の摩擦力で接触する
ように設計されている。
【0047】遠心カラー64としては、例えばO−リン
グやブレーキシュー等を適用することが可能であり、ス
プール軸6が非回転状態にあるとき、遠心カラー64の
外周面とスプール8の内周面8aとの間に若干の隙間が
形成されるように、遠心カラー64は、その形状及び配
置が規定されている。
【0048】このような糸送り機構を始動させるタイミ
ングは、クラッチOFF時の釣糸繰出前に予め又は事後
的に任意に設定することが可能である。
【0049】例えば予め糸送りを設定した場合におい
て、仕掛けの自由落下によってスプール8から釣糸が繰
り出されて、スプール8が所定の回転速度に達したとき
(例えば、仕掛けの落下速度が一定(安定)したと
き)、モータ12を駆動させると、上述したようにスプ
ール軸6は、釣糸繰出時のスプール8の回転方向と同一
方向に回転し始める。
【0050】そして、スプール軸6の回転速度が上昇す
ると、各々の遠心カラー64に働く遠心力が増加する。
この結果、遠心カラー64の外径寸法が拡大して、その
外周面がスプール8の内周面8aに接触する。このと
き、スプール軸6の回転運動が、各々の遠心カラー64
を介してスプール8に伝達され、スプール8に対して所
定の回転力が付加される。
【0051】この場合、遠心カラー64が完全にスプー
ル8の内周面8aに接触して、スプール軸6の回転運動
が全てスプール8に伝達されると、スプール8が釣糸繰
出速度を越えて回転し、釣糸のバックラッシュが生じて
しまう。
【0052】そこで、本実施の形態の糸送り機構は、こ
のようなバックラッシュが生じない程度の回転力をスプ
ール8に付加するように構成されている。
【0053】具体的には、モータ12によってスプール
軸6を回転させた際に、第2の減速機構26の複数の遊
星歯車30を自転させない程度の回転力がスプール8に
付加されるように、スプール8の内周面8aに対する遠
心カラー64の接触圧が調整されている。
【0054】このように遠心カラー64がスプール8の
内周面8aに接触すると、スプール軸6に回り止め嵌合
された太陽歯車28とスプール8に刻設された内歯歯車
32とは、同一の回転速度で同一方向(即ち、釣糸繰出
方向)に回転し始める。このとき、複数の遊星歯車30
は、太陽歯車28の回転と共に一体的に且つ自転するこ
と無く太陽歯車28の回りを釣糸繰出方向に沿って公転
する。この結果、スプール8は、第2の減速機構26の
ギヤ抵抗(具体的には、複数の遊星歯車30の自転によ
るギヤ抵抗)を無くした状態で円滑且つ軽快に回転する
ことになる。
【0055】上述の説明では、手動でクラッチレバー4
6をON/OFF操作する動作を説明したが、本実施の
形態の魚釣用電動リールは、モータ12の正回転運動に
よってスプール8を釣糸巻取方向に回転させると共に、
モータ12の逆回転運動によってスプールフリー回転可
能状態(クラッチOFF)から釣糸巻取可能状態(クラ
ッチON)に自動復帰させる機能を有している。
【0056】このような機能を実現するために、本実施
の形態の魚釣用電動リールは、一方向クラッチ10のO
N/OFF操作に連動してモータ12を正逆回転方向に
回転制御することができるように構成されている。
【0057】本実施の形態に適用した一方向クラッチ1
0は、保持フレーム42aに保持された状態でモータ1
2の右側駆動軸14bに取り付けられており、特に図2
及び図3に示すように、一方向クラッチ10の外輪体2
02には、筒体204が回り止め嵌合されている。筒体
204の外周には、ラチェット爪車206が回り止め嵌
合されていると共に、歯車208が一体的に形成されて
いる。
【0058】また、保持フレーム42aには、クラッチ
復帰用ギヤ210が回転自在にネジ止めされていると共
に、クラッチレバー46のON/OFF切換操作に連動
して、一方向クラッチ10を逆転阻止状態から逆転可能
状態に切り換えることが可能なストッパ片212が設け
られている。
【0059】クラッチ復帰用ギヤ210は、筒体204
の外周に形成された歯車208に常時噛合している。
【0060】ストッパ片212は、その先端部212a
がラチェット爪車206の爪部206aに常時噛合する
ように、付勢バネ214によって付勢されており、この
付勢バネ214の付勢力に抗してストッパ片212の基
端部212bを押圧することによって、ストッパ片21
2の先端部212aとラチェット爪車206の爪部20
6aとの係合状態を解除させることができるようになっ
ている(特に、図5参照)。
【0061】ストッパ片212の先端部212aとラチ
ェット爪車206の爪部206aとの係合状態を解除さ
せるための構成として、図4及び図5に示すように、本
実施の形態の魚釣用電動リールには、クラッチレバー4
6のON/OFF切換操作に連動して一定方向にスライ
ド可能なスライドプレート216が設けられており、こ
のスライドプレート216には、ストッパ片212の基
端部212bを押圧可能な押圧部216aが立ち上げら
れている。
【0062】具体的には、スライドプレート216は、
クラッチレバー46のON/OFF切換操作に連動し
て、押圧部216aをストッパ片212の基端部212
bに押圧させる方向(矢印D1方向)及び押圧部216
aをストッパ片212の基端部212bから離間させる
方向(矢印D2方向)にスライドさせることができるよ
うに構成されている。また、スライドプレート216
は、位置決め保持用バネ218の付勢力によって、押圧
部216aをストッパ片212の基端部212bに押圧
させた状態(クラッチOFF状態)と、押圧部216a
をストッパ片212の基端部212bから離間させた状
態(クラッチON状態)とに夫々位置決め保持されるよ
うになっている。
【0063】このような構成において、クラッチレバー
46が図4(b)及び図5(b)の状態に位置付けられ
ている場合(クラッチON状態)、ストッパ片212の
先端部212aがラチェット爪車206の爪部206a
に係合しているため、一方向クラッチ10は、逆転阻止
状態に維持される。この結果、モータ12(右側駆動軸
14b)は、正回転方向にのみ回転可能な状態(即ち、
釣糸巻取可能状態)となる。
【0064】次に、クラッチレバー46を操作して、ク
ラッチON状態からクラッチOFF状態(図4(a)及
び図5(a)参照)に切り換えると、スライドプレート
216の押圧部216aによってストッパ片212の基
端部212bが押圧され、その結果、ストッパ片212
の先端部212aとラチェット爪車206の爪部206
aとの係合状態が解除される。この状態において、一方
向クラッチ10は、逆転可能状態に維持されるため、モ
ータ12(右側駆動軸14b)は、正回転方向及び逆回
転方向に回転フリーな状態となる。
【0065】また、上記の筒体204は、クラッチOF
F状態において、モータ12(右側駆動軸14b)の逆
回転に連動して逆回転方向Rbに回転可能であって、且
つ、正回転方向Rfに回転規制されるようになってい
る。この場合、筒体204の正回転方向Rfへの回転を
規制する機構として、保持フレーム42aと筒体204
との間に介在させた回転規制部材(例えば、Oリング)
205(図2及び図3参照)を適用している。
【0066】このように回転規制部材205を設けたこ
とによって、クラッチOFF状態において、糸送り動作
を行うためにモータ12を正回転させたとき、右側駆動
軸14bの正回転方向の回転運動に連動して筒体204
が共回りすることが防止される。
【0067】また、スライドプレート216には、電動
復帰用当接片216bが立ち上げられており、一方、ク
ラッチ復帰用ギヤ210には、電動復帰用当接片216
bに当接可能な電動復帰用突部220が設けられてい
る。
【0068】このような構成において、クラッチレバー
46が図4(a)及び図5(a)の状態に位置付けられ
ている場合(クラッチOFF状態)、モータ12(右側
駆動軸14b)を逆回転させると、これに連動して、筒
体204が逆回転方向Rbに回転する。この筒体204
には、歯車208を介してクラッチ復帰用ギヤ210が
連結されているため、筒体204が逆回転方向Rbに回
転すると、クラッチ復帰用ギヤ210が時計回りに矢印
S方向に回転する。クラッチ復帰用ギヤ210には、電
動復帰用突部220が設けられているため、クラッチ復
帰用ギヤ210の回転に伴って電動復帰用突部220が
移動する。そして、この電動復帰用突部220が、スラ
イドプレート216の電動復帰用当接片216bに当接
すると、このとき電動復帰用突部220から電動復帰用
当接片216bに作用した当接力によって、スライドプ
レート216を矢印D2方向に移動させる。
【0069】そして、スライドプレート216が、完全
に矢印D2方向に移動して、クラッチレバー46が図4
(b)の状態に位置付けられたとき、スライドプレート
216の押圧部216aとストッパ片212の基端部2
12bとの間の押圧状態が無くなるため、ストッパ片2
12には、付勢バネ214の付勢力が作用し、先端部2
12aがラチェット爪車206の爪部206aに係合す
る。この結果、クラッチが、ON状態に復帰される。
【0070】また、本実施の形態では、手動ハンドル2
の手動操作に連動してクラッチOFF状態からON状態
に自動復帰させることができるように構成されている。
【0071】このため、スライドプレート216には、
図4に示すように、手動復帰用当接片216cが立ち上
げられており、一方、ハンドル軸54に回り止め嵌合さ
れたラチェット60には、手動復帰用当接片216cに
当接可能な復帰用ピン222が突設されている。
【0072】この復帰用ピン222は、クラッチON状
態(図4(b)参照)において、その回転軌跡が手動復
帰用当接片216cから回避した位置に位置付けられる
と共に、且つ、クラッチOFF状態(図4(a)参照)
において、その回転軌跡上に手動復帰用当接片216c
が位置付けられるように配置されている。
【0073】このような構成において、クラッチレバー
46が図4(a)の状態に位置付けられている場合(ク
ラッチOFF状態)、手動ハンドル2を介してハンドル
軸54を回転操作すると、これに連動して、ラチェット
60の復帰用ピン222が回転して、スライドプレート
216の手動復帰用当接片216cに当接する。このと
き、復帰用ピン222から手動復帰用当接片216cに
作用した当接力によって、スライドプレート216を矢
印D2方向に移動させる。
【0074】そして、スライドプレート216が、完全
に矢印D2方向に移動して、クラッチレバー46が図4
(b)の状態に位置付けられたとき、スライドプレート
216の押圧部216aとストッパ片212の基端部2
12bとの間の押圧状態が無くなるため、ストッパ片2
12には、付勢バネ214の付勢力が作用し、先端部2
12aがラチェット爪車206の爪部206aに係合す
る。この結果、クラッチが、ON状態に復帰される。
【0075】また、上述したような本実施の形態の魚釣
用電動リールには、魚釣時の誤操作防止を図りつつ、手
動操作によってスプールをフリー回転可能状態(クラッ
チOFF状態)から釣糸巻取可能状態(クラッチON状
態)に復帰させるクラッチ復帰機構が設けられている。
【0076】クラッチ復帰機構としては、例えば図1に
示すようなスライド式クラッチ復帰機構即ちスライドス
イッチ300を適用することが可能であり、この場合、
スライドスイッチ300は、リール本体4の操作パネル
4a上に配置させることができる。そして、スライドス
イッチ300をスライド操作(平行移動)すると、その
スライド操作に連動してモータ12が逆回転制御される
ことによって、クラッチをOFF状態からON状態に復
帰させることができる。
【0077】この場合、モータ12の逆回転制御を安定
して確実に行うために、モータ12を逆回転させる前に
予めクラッチON/OFF状態を検出しておくことが好
ましい。そこで、クラッチON/OFF状態を予め検出
する手段として、本実施の形態の魚釣用電動リールに
は、図4に示すようなクラッチ状態検出装置が設けられ
ている。
【0078】クラッチ状態検出装置は、リール本体4側
に固定された磁気センサ302と、スライドプレート2
16側に固定された磁石304とを備えており、磁気セ
ンサ302が磁石304を検出している状態(図4
(a)参照)では、磁気センサ302からクラッチOF
F状態を知らせる信号が出力され、これに対して、磁気
センサ302が磁石304を検出していない状態(図4
(b)参照)では、磁気センサ302からクラッチON
状態を知らせる信号が出力される。
【0079】従って、磁気センサ302からクラッチO
N状態を知らせる信号が出力されている状態では、スラ
イドスイッチ300をスライド操作しても、モータ12
の逆回転制御は行われない。これに対して、磁気センサ
302からクラッチOFF状態を知らせる信号が出力さ
れている状態では、スライドスイッチ300をスライド
操作することによって、モータ12を逆回転制御するこ
とができ、その結果、クラッチをOFF状態からON状
態に復帰させることができる。そして、クラッチがON
状態に復帰すると、磁気センサ302からクラッチON
状態を知らせる信号が出力され、それに同期してモータ
12の逆回転が停止制御される。
【0080】このように、本実施の形態に適用したスラ
イド式クラッチ復帰機構によれば、例えば船上の魚釣時
に、揺れる船上でクラッチ切換レバーを手動操作した
後、リール本体4を握持保持しながら釣糸の繰出操作を
行っている状態において、魚釣状況に応じてリール本体
4の握持保持位置を移動したり、或いは、不用意の外力
が作用して、リール本体4の操作パネル4a上のスライ
ドスイッチ300に押圧力が加わった場合であっても、
それだけで、スライドスイッチ300がスライド操作さ
れることは無い。その結果、スプール8が釣糸巻取可能
状態に誤作動復帰してしまうことを防止できる。
【0081】また、スライド式クラッチ復帰機構に加え
て、クラッチ状態検出装置を設けたことによって、クラ
ッチをOFF状態(スプール8のフリー回転可能状態)
からON状態(釣糸巻取可能状態)に復帰させる際のモ
ータ12の逆回転制御を安定して確実に行うことが可能
となる。つまり、磁気センサ302からクラッチOFF
状態を知らせる信号が出力されているときに、モータ1
2の逆回転制御が行われ、釣糸巻取可能状態に復帰した
後においては、直ちにモータ12の逆回転が停止制御さ
れる。このため、釣糸巻取可能状態復帰後のモータ12
による不必要な釣糸の巻き上げ現象(オーバーラン現
象)を確実に防止することができる。
【0082】更に、本実施の形態の魚釣用電動リール
は、モータ12の正回転運動によってスプール8を釣糸
巻取方向に回転させると共に、モータ12の逆回転運動
によってスプールフリー回転可能状態(クラッチOF
F)から釣糸巻取可能状態(クラッチON)に自動復帰
させるように構成されているため、例えば、クラッチO
FF状態での釣糸繰り出し操作中において、モータ12
の正回転方向の回転運動を利用することによって、釣糸
繰出性の向上を図ることが可能となる等の幅広い対応が
可能となる。
【0083】なお、本発明は、上述した実施の形態に限
定されることは無く、以下のように種々変更することが
可能である。
【0084】上述した実施の形態では、スライド式クラ
ッチ復帰機構即ちスライドスイッチ300を適用した
が、これに代えて、例えば図6に示すような回転式クラ
ッチ復帰機構即ち回転レバー400を適用しても上記実
施の形態と同様の作用効果を実現することが可能であ
る。
【0085】この第1の変形例に係る回転レバー400
は、魚釣時に釣り人がリール本体4を握持する際に邪魔
にならない位置に配置することが好ましいが、図6で
は、その一例として、リール本体4の上部側面に配置し
ている。
【0086】このような回転レバー400によれば、上
述した実施の形態と同様に、クラッチ状態検出装置の磁
気センサ302からクラッチOFF状態を知らせる信号
が出力されている状態において、回転レバー400を矢
印T(図6(b)参照)方向に回転操作することによっ
て、モータ12を逆回転制御することができ、その結
果、クラッチをOFF状態からON状態に復帰させるこ
とができる。そして、クラッチがON状態に復帰する
と、磁気センサ302からクラッチON状態を知らせる
信号が出力され、それに同期してモータ12の逆回転が
停止制御される。
【0087】また、第2の変形例として、手動ハンドル
2の回転操作(例えば、釣糸巻取方向への回転操作)に
よってクラッチをOFF状態からON状態に復帰させる
ように構成しても良い。この場合、手動ハンドル2の釣
糸巻取方向への回転状態を検出するために、この第2の
変形例の魚釣用電動リールには、ハンドル回転検出装置
が設けられている。
【0088】ハンドル回転検出装置は、手動ハンドル2
の回転状態を検出可能な任意の箇所に配置することが可
能であるが、本変形例では、その一例として、ハンドル
軸54を介して手動ハンドル2に連結されたラチェット
60にハンドル回転検出装置を配置している。
【0089】具体的には、図4に示すように、ハンドル
回転検出装置は、ラチェット60に固定された磁石50
0と、リール本体4に固定された磁気センサ(図示しな
い)とを備えており、磁気センサは、磁石500の移動
方向を検出することができるように構成されている。
【0090】このような構成によれば、手動ハンドル2
を釣糸巻取方向に回転操作すると、その回転運動は、ハ
ンドル軸54を介してラチェット60に伝達され、この
ラチェット60を釣糸巻取方向に回転させる。そして、
ラチェット60と共に回転する磁石500の移動方向を
磁気センサが検出して、手動ハンドル2が釣糸巻取方向
に回転操作されていることを判別する。このとき、磁気
センサから出力された検出信号に基づいて、モータ12
の逆回転制御が行われる。この場合も、上述した実施の
形態と同様に、クラッチ状態検出装置の磁気センサ30
2からクラッチOFF状態を知らせる信号が出力されて
いる状態において、手動ハンドル2を回転操作すること
によって、モータ12を逆回転制御することができ、そ
の結果、クラッチをOFF状態からON状態に復帰させ
ることができる。そして、クラッチがON状態に復帰す
ると、磁気センサ302からクラッチON状態を知らせ
る信号が出力され、それに同期してモータ12の逆回転
が停止制御される。
【0091】
【発明の効果】本発明によれば、魚釣時の誤操作防止を
図りつつ、手動操作によってスプールをフリー回転可能
状態から釣糸巻取可能状態に復帰させることが可能な魚
釣用電動リールを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る魚釣用電動リール
の全体の構成を示す図。
【図2】図4(a)のA−A線に沿う断面図。
【図3】図4(a)のB−B線に沿う断面図。
【図4】(a)は、クラッチOFF状態を示す図、
(b)は、クラッチON状態を示す図。
【図5】(a)は、クラッチOFF状態を示す部分拡大
図、(b)は、クラッチON状態を示す部分拡大図。
【図6】(a)及び(b)は、本発明の第1の変形例に
適用した回転式クラッチ復帰機構の動作説明図。
【符号の説明】
4 リール本体 8 スプール 12 モータ 300 クラッチ復帰機構(スライドスイッチ)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リール本体に回転自在に支持されたスプ
    ールと、 このスプールを回転駆動させるモータと、 スプールをフリー回転可能状態と釣糸巻取可能状態に切
    換可能なクラッチ機構と、 リール本体上に設けられ、手動でスライド操作又は回転
    操作することによってモータを回転駆動させることが可
    能なクラッチ復帰機構とを備えており、 クラッチ復帰機構をスライド操作又は回転操作してモー
    タを回転駆動させることによって、スプールを少なくと
    もフリー回転可能状態から釣糸巻取可能状態に切り換え
    ることが可能な魚釣用電動リール。
  2. 【請求項2】 前記スプールのフリー回転可能状態と釣
    糸巻取可能状態とを検出することが可能なクラッチ状態
    検出装置を備えていることを特徴とする請求項1に記載
    の魚釣用電動リール。
  3. 【請求項3】 前記クラッチ機構を切換操作に連動して
    モータを正逆回転方向に回転制御可能に構成されてお
    り、モータを正回転制御することによって釣糸をスプー
    ルに巻回させ、モータを逆回転制御することによってス
    プールをフリー回転可能状態から釣糸巻取可能状態に切
    り換えることが可能な請求項2に記載の魚釣用電動リー
    ル。
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