JP3515906B2 - 魚釣用電動リール - Google Patents

魚釣用電動リール

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JP3515906B2 JP23846198A JP23846198A JP3515906B2 JP 3515906 B2 JP3515906 B2 JP 3515906B2 JP 23846198 A JP23846198 A JP 23846198A JP 23846198 A JP23846198 A JP 23846198A JP 3515906 B2 JP3515906 B2 JP 3515906B2
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昭夫 関本
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、モータの逆回転運
動を利用してスプールに制動力を付与し、バックラッシ
ュを防止することが可能な魚釣用電動リールに関する。 【0002】 【従来の技術】従来、例えば特開平4−304835号
公報には、釣糸繰出時に、アクチュエータを介してスプ
ール駆動モータを正逆回転可能にした状態において、こ
のスプール駆動モータの回転運動を利用することによっ
てスプールの回転速度を増減させて、バックラッシュを
防止(即ち、仕掛けの落下速度を制御)することが可能
な魚釣用電動リールが開示されている(以下、第1の従
来技術という)。 【0003】また、例えば特開平6−303881号公
報には、スプール駆動モータとは別の回転速度調整モー
タを具備し、この回転速度調整モータによってスプール
に動力を直接伝達してスプールの回転速度を増減させ
て、バックラッシュを防止(即ち、仕掛けの落下速度を
制御)することが可能な魚釣用電動リールが開示されて
いる(以下、第2の従来技術という)。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第1及
び第2の従来技術では、スプールの回転速度を増減させ
るために、スプール駆動モータ以外にアクチュエータや
回転速度調整モータが別途必要となる。この結果、部品
点数が増加してリールの総重量が増加してしまうと共
に、リール本体が大型化してしまう。更に、部品点数の
増加に伴って配線数が多くなると共に、その配線構造が
複雑になり、その結果、部品の組み込みが面倒になるだ
けで無く、メンテナンス性が低下してしまう。 【0005】本発明は、このような問題を解決するため
に成されており、その目的は、簡単な構成でバックラッ
シュを防止することが可能な軽量且つ小型でメンテナン
ス性に優れた魚釣用電動リールを提供することにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明は、リール本体の両フレーム間に回転
自在に支持されたスプールと、このスプールを回転駆動
させるモータと、このモータの回転運動を減速して前記
スプールに伝達する減速機構と、前記スプールをフリー
回転可能状態と釣糸巻取可能状態とに切換可能なクラッ
チ機構と、前記モータの駆動軸の逆転を阻止する一方向
クラッチとを備えた魚釣用電動リールであって、前記一
方向クラッチを前記モータの駆動軸の逆転阻止状態と逆
転可能状態に切換可能とし、前記クラッチ機構を釣糸巻
取可能状態からフリー回転可能状態に切り換える切換操
作に連動して、前記一方向クラッチを逆転阻止状態から
逆転可能状態に切り換える切換手段と、前記クラッチ機
構のフリー回転可能状態において、前記スプールの釣糸
繰出方向に前記モータの正回転方向の回転力を付与する
糸送り機構と、前記クラッチ機構のフリー回転可能状態
において、前記スプールの回転速度を検知する検知手段
と、前記スプールの理想的な回転速度を規定した規定値
を記憶する記憶手段と、前記検知手段からの検知データ
と前記規定値とを比較して、検知データが規定値を越え
たときに、前記糸送り機構の逆作用によって前記スプー
ルに所望の回転抵抗を付与するように、前記モータを逆
回転制御することが可能な制御手段とを備えている。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態に係
る魚釣用電動リールについて、添付図面を参照して説明
する。図1及び図2に示すように、図中向かって右側に
手動ハンドル2が取り付けられたリール本体4の左右フ
レームの間には、スプール軸6のみが軸受によって回転
可能に且つ直接支持されており、このスプール軸6を囲
繞するようにスプール8が配置されている。なお、図面
では、右フレーム42のみを示す。 【0008】また、左右フレームの間には、後述する一
方向クラッチ装置10によって正逆回転方向に回転可能
なスプール駆動モータ12(以下、モータという)が保
持されており、このモータ12には、左フレーム(反ハ
ンドル側)方向に延出した左側駆動軸14a、及び、右
フレーム(ハンドル側)に延出した右側駆動軸14bが
取り付けられている。 【0009】左側駆動軸14aには、モータ12の回転
運動を減速して出力する第1の減速機構16(例えば、
遊星ギヤを用いた減速機構)が設けられており、一方、
右側駆動軸14bには、一方向クラッチ装置10が設け
られている。 【0010】第1の減速機構16は、左側駆動軸14a
に回り止め嵌合された駆動歯車18から連動歯車20を
介してスプール駆動用歯車22に連結されている。スプ
ール駆動用歯車22は、スプール軸6の反ハンドル側
(左フレーム側)に回り止め嵌合されており、スプール
軸6のハンドル側(右フレーム側)には、第2の減速機
構26が設けられている。 【0011】この構成によれば、モータ12の回転運動
は、第1の減速機構16を介して所定量だけ減速された
後、駆動歯車18から連動歯車20を介してスプール駆
動用歯車22に伝達される。そして、スプール駆動用歯
車22に伝達されたモータ12の回転運動は、スプール
軸6を介して第2の減速機構26に伝達された後、この
第2の減速機構26によって所定量だけ減速されてスプ
ール8に伝達される。 【0012】第2の減速機構26は、その一例として、
遊星ギヤを用いた減速機構を適用しており、スプール軸
6に回り止め嵌合された太陽歯車28と、この太陽歯車
28に噛合した複数の遊星歯車30と、これら遊星歯車
30が常時噛合するようにスプール8の端面に刻設され
た内歯歯車32とを備えている。 【0013】複数の遊星歯車30は、夫々、遊星歯車支
持体34に回転可能に支持されており、この遊星歯車支
持体34は、スプール8に取り付けられたブラケット3
6に嵌合し、且つ、軸受38を介してスプール軸6に回
転可能に支持されている。なお、ブラケット36は、軸
受40を介して右フレーム42に回転可能に支持されて
いる。 【0014】また、スプール軸6のハンドル側には、実
釣時に手動ハンドル2を回転操作した際に、釣糸に対し
て所望の制動力を与えつつ且つ所望の回転力でスプール
8を釣糸巻取方向S1に回転させるための釣糸巻取機構
が配置されている。 【0015】この釣糸巻取機構において、スプール軸6
と同軸上に駆動力伝達軸44が軸受を介して回転可能に
配置されており、この駆動力伝達軸44には、クラッチ
レバー46のON/OFF操作によって軸方向にスライ
ド自在に構成され且つ上述した遊星歯車支持体34に対
して係合又は非係合させることが可能なピニオンギヤ4
8が取り付けられている。 【0016】ピニオンギヤ48には、その外周面に円周
溝50が形成されており、この円周溝50には、クラッ
チレバー46のON/OFF操作によって軸方向にスラ
イドさせることが可能なスライド片52が係合してい
る。 【0017】また、ピニオンギヤ48には、ハンドル軸
54に取り付けられたドライブギヤ56が噛合してお
り、このドライブギヤ56とハンドル軸54との間に
は、実釣時にスプール8を釣糸繰出方向S2へ回転させ
る際に、スプール8の回転に所望の制動力を与えること
が可能な周知のドラグ機構58が配置されている。 【0018】このような釣糸巻取機構によれば、クラッ
チレバー46をON/OFF操作してスライド片52を
軸方向にスライドさせて、ピニオンギヤ48を遊星歯車
支持体34に対して係合又は非係合させることによっ
て、手動ハンドル2の回転運動をドラグ機構58から第
2の減速機構26を介してスプール8に伝達又は非伝達
させることができる。 【0019】また、ハンドル軸54の基端部には、モー
タ12によってスプール8を釣糸巻取方向S1に回転さ
せる際に、これに連動してハンドル軸54が回転しない
ようにするための逆転防止機構が設けられている。 【0020】この逆転防止機構は、外周面にラチェット
爪60aが所定ピッチで形成されたラチェット60と、
ラチェット爪60aに対して一定の付勢力で常時係合し
ているストッパ62とを備えており、ラチェット60
は、ハンドル軸54に回り止め嵌合されている。 【0021】このような逆転防止機構によれば、モータ
12によってスプール8を釣糸巻取方向S1に回転させ
る際には、ラチェット爪60aにストッパ62が係合す
ることによって、モータ12の回転に連動してハンドル
軸54が回転するのを防止することができる。これに対
して、手動ハンドル2の回転操作によってスプール8を
釣糸巻取方向S1に回転させる際には、手動ハンドル2
の回転操作に連動してハンドル軸54を回転させること
ができる。 【0022】ここで、手動でクラッチレバー46をON
/OFF操作することによって、釣糸をスプール8から
繰り出す動作及び釣糸をスプール8に巻き取る動作につ
いて説明する。 【0023】まず、手動でクラッチレバー46をOFF
操作すると(クラッチOFF時)、スライド片52によ
ってピニオンギヤ48が遊星歯車支持体34に対して非
係合状態となるため、スプール8は、フリー回転可能状
態に維持される。この状態において、釣糸は、仕掛けの
自由落下によってスプール8から繰り出される。 【0024】そして、釣糸が所望量繰り出されたとき、
手動でクラッチレバー46をON操作すると(クラッチ
ON時)、スライド片52によってピニオンギヤ48が
遊星歯車支持体34に対して係合状態となるため、スプ
ール8は、釣糸巻取可能状態に維持される。 【0025】この状態において、魚の当たりがあったと
き、モータ12を駆動してスプール8を巻取駆動させる
か、若しくは、手動ハンドル2を回転操作してスプール
8を巻取駆動させる。 【0026】モータ12を駆動した場合、モータ12の
回転運動(仮に、正回転方向の運動という)は、第1の
減速機構16を介して所定量だけ減速された後、駆動歯
車18に出力される。このとき、駆動歯車18は、正回
転方向に回転する。 【0027】駆動歯車18が正回転方向に回転すると、
その回転運動は、連動歯車20を介してスプール駆動用
歯車22に伝達され、このスプール駆動用歯車22を正
回転方向に回転させる。そして、スプール駆動用歯車2
2の正回転方向の回転運動がスプール軸6を介して第2
の減速機構26に伝達される。なお、このときのスプー
ル駆動用歯車22及びスプール軸6の回転方向は、釣糸
繰出方向S2と同一方向であって且つ釣糸巻取方向S1
とは逆方向となっている。 【0028】第2の減速機構26に伝達されたスプール
駆動用歯車22の回転運動は、スプール軸6に回り止め
嵌合された太陽歯車28に伝達され、この太陽歯車28
を正回転方向に回転させる。 【0029】この状態において、上述した逆転防止機構
によってハンドル軸54の回転が規制されているため、
このハンドル軸54にドライブギヤ56を介して連結し
たピニオンギヤ48の回転も規制される。この結果、こ
のピニオンギヤ48が係合した遊星歯車支持体34は、
回転すること無く一定位置に静止した状態に維持され
る。 【0030】従って、太陽歯車28が正回転方向に回転
した際、遊星歯車支持体34に回転可能に支持された複
数の遊星歯車30は、太陽歯車28の回りを公転するこ
と無く、一定位置で逆回転方向に自転する。 【0031】この状態において、複数の遊星歯車30の
逆回転方向の回転運動は、スプール8の端面に刻設され
た内歯歯車32に伝達され、この内歯歯車32を逆回転
方向に回転させる。このとき、内歯歯車32の回転に伴
ってスプール8は、釣糸巻取方向S1に回転する。この
結果、釣糸は、図示しない釣糸案内機構を介してスプー
ル8に均一に巻き取られる。なお、このような電動巻取
時には、上述した逆転防止機構が機能しているため、手
動ハンドル2が連動して高速で回転するのを防止するこ
とができる。 【0032】一方、手動ハンドル2の回転操作した場
合、手動ハンドル2の回転運動は、ハンドル軸54から
ドラグ機構58を介してドライブギヤ56に伝達された
後、ピニオンギヤ12から遊星歯車支持体34に伝達さ
れ、この遊星歯車支持体34を逆回転方向に回転させ
る。 【0033】遊星歯車支持体34には、複数の遊星歯車
30が回転可能に支持されているため、遊星歯車支持体
34が逆回転方向に回転すると、この回転と共に、複数
の遊星歯車30は、自転しながら太陽歯車28の回りを
公転する。 【0034】このとき、遊星歯車30の公転運動が、太
陽歯車28に伝達され、この太陽歯車28を逆回転方向
に回転させようとする。太陽歯車28は、スプール軸6
に回り止め嵌合しているため、太陽歯車28の逆回転方
向の回転力は、スプール軸6からスプール駆動用歯車2
2に伝達され、このスプール駆動用歯車22を逆回転方
向に回転させる力となって働くと共に、更に、このスプ
ール駆動用歯車22から連動歯車20を介して駆動歯車
18に伝達され、この駆動歯車18を逆回転方向に回転
させる力となって働く。 【0035】このとき、駆動歯車18に働いた力は、第
1の減速機構16を介して左側及び右側駆動軸14a,
14bに伝達され、モータ12を逆回転方向に回転させ
る力となって作用する。 【0036】しかしながら、モータ12の右側駆動軸1
4bには、一方向クラッチ装置10が設けられているた
め、駆動歯車18を逆回転方向に回転させる力は、この
一方向クラッチ装置10によって規制される。 【0037】この結果、太陽歯車28は、逆回転方向に
回転することは無い。従って、複数の遊星歯車30は、
非回転状態の太陽歯車28の回りを自転しながら逆回転
方向に公転する。 【0038】このとき、複数の遊星歯車30の回転運動
は、ロス無く内歯歯車32に伝達され、この内歯歯車3
2を逆回転方向に回転させる、この結果、内歯歯車32
の回転に伴ってスプール8が釣糸巻取方向S1に回転す
るため、釣糸は、図示しない釣糸案内機構を介してスプ
ール8に均一に巻き取られる。 【0039】ところで、クラッチOFF時(スプール8
のフリー回転可能状態)において、釣糸をスプール8か
ら繰り出す際、通常、モータ12は、停止させておく。
この場合、モータ12の左側駆動軸14aに機械的に連
結しているスプール軸6は、非回転状態に維持されてい
るため、このスプール軸6に回り止め嵌合された太陽歯
車28も非回転状態に維持されている。 【0040】この状態で、スプール8を釣糸繰出方向に
フリー回転させると、スプール8には、各種減速機構
(例えば、第2の減速機構26)のギヤ抵抗が作用す
る。具体的には、非回転状態の太陽歯車28の回りを自
転しながら公転する複数の遊星歯車30と、これら遊星
歯車30に噛合している内歯歯車32との間のギヤ抵抗
等によって、スプール8に回転抵抗が作用する。このた
め、スプール8を円滑且つ軽快に回転させることができ
なくなってしまう。 【0041】このような回転抵抗を無くする或いは軽減
する方法としては、スプール8のフリー回転による釣糸
繰出時に、例えばスプール8に対して所定の回転力を付
加する方法が挙げられる。 【0042】そこで、本実施の形態の魚釣用電動リール
には、モータ12の正回転方向の回転運動を釣糸繰出時
(クラッチOFF時)に利用することによって、釣糸繰
出時のスプール8に加わる第2の減速機構26等の回転
抵抗を軽減或いは無くして釣糸繰出動作を円滑且つ軽快
に行うための糸送り機構が設けられている。 【0043】本実施の形態において、糸送り機構には、
その一例として、スプール軸6の外周面に所定の間隔で
配置された複数の遠心カラー64が設けられており、こ
れら遠心カラー64は、スプール軸6の回転運動(回転
速度)に応じた遠心力によって、径方向外方へ移動し
て、スプール8の内周面8aに所望の摩擦力で接触する
ように設計されている。 【0044】遠心カラー64としては、例えばO−リン
グやブレーキシュー等を適用することが可能であり、ス
プール軸6が非回転状態にあるとき、遠心カラー64の
外周面とスプール8の内周面8aとの間に若干の隙間が
形成されるように、遠心カラー64は、その形状及び配
置が規定されている。 【0045】このような糸送り機構を始動させるタイミ
ングは、クラッチOFF時の釣糸繰出前に予め又は事後
的に任意に設定することが可能である。例えば予め糸送
りを設定した場合において、仕掛けの自由落下によって
スプール8から釣糸が繰り出されて、スプール8が所定
の釣糸の繰出量(例えば、10m)や所定の繰出時間
(例えば、10秒)に達したとき、モータ12を正回転
方向に駆動させると、上述したようにスプール軸6は、
釣糸繰出時のスプール8の回転方向(釣糸繰出方向S
2)と同一方向に回転し始める。 【0046】そして、スプール軸6の回転速度が上昇す
ると、各々の遠心カラー64に働く遠心力が増加する。
この結果、遠心カラー64が径方向外方へ移動して、そ
の外周面がスプール8の内周面8aに接触する。 【0047】このとき、スプール軸6の回転運動が、各
々の遠心カラー64を介してスプール8に伝達され、ス
プール8に対して所定の回転力が付加される。この場
合、遠心カラー64が完全にスプール8の内周面8aに
接触して、スプール軸6の回転運動が全てスプール8に
伝達されると、繰出時の波や潮流等の影響も加わりスプ
ール8が釣糸繰出速度を越えて回転し、釣糸のバックラ
ッシュ現象が生じてしまう可能性がある。 【0048】そこで、本実施の形態の糸送り機構は、こ
のようなバックラッシュが生じない程度の回転力をスプ
ール8に付加するように構成されている。具体的には、
モータ12によってスプール軸6を回転させた際に、第
2の減速機構26の複数の遊星歯車30を自転させない
程度の回転力がスプール8に付加されるように、スプー
ル8の内周面8aに対する遠心カラー64の接触圧が調
整されている。 【0049】このように遠心カラー64がスプール8の
内周面8aに接触すると、スプール軸6に回り止め嵌合
された太陽歯車28とスプール8に刻設された内歯歯車
32とは、同一の回転速度で同一方向(即ち、釣糸繰出
方向)に回転し始める。このとき、複数の遊星歯車30
は、太陽歯車28の回転と共に一体的に且つ自転するこ
と無く太陽歯車28の回りを釣糸繰出方向に沿って公転
する。この結果、スプール8は、第2の減速機構26の
ギヤ抵抗(具体的には、複数の遊星歯車30の自転によ
るギヤ抵抗)を無くした状態で円滑且つ軽快に回転する
ことになる。 【0050】上述の説明では、モータ12を正回転させ
た際の動作について説明したが、本実施の形態の魚釣用
電動リールは、一方向クラッチ装置10のON/OFF
操作に連動してモータ12を正逆回転方向に回転制御す
ることができるよう構成されている。 【0051】図1及び図2に示すように、本実施の形態
に適用した一方向クラッチ装置10は、手動ハンドル2
の回転操作に連動して、クラッチレバー46をOFF状
態からON状態に自動復帰させることが可能であると共
に、且つ、釣り人が所望のタイミングでクラッチレバー
46を直接操作して、クラッチOFF状態からON状態
に手動復帰させることが可能な一方向クラッチ70を備
えている。 【0052】一方向クラッチ70は、保持フレーム42
aに保持された状態でモータ12の右側駆動軸14bに
取り付けられており、この一方向クラッチ70の外輪体
72には、筒体74が回り止め嵌合されている。筒体7
4の外周には、ラチェット爪76が一体的に形成されて
いる。 【0053】また、保持フレーム42aには、クラッチ
レバー46のON/OFF切換操作に連動して、一方向
クラッチ70を逆転阻止状態から逆転可能状態に切り換
えることが可能なストッパ片78が設けられている。 【0054】ストッパ片78は、その先端部78aが付
勢バネ80によってラチェット爪76に常時噛合するよ
うに付勢されており、この付勢バネ80の付勢力に抗し
てストッパ片78の基端部78bを押圧することによっ
て、ストッパ片78の先端部78aとラチェット爪76
との係合状態を解除させることができるようになってい
る(図3及び図4参照)。 【0055】ストッパ片78の先端部78aとラチェッ
ト爪76との係合状態を解除させるための構成として、
本変形例に適用したスライドプレート82には、ストッ
パ片78の基端部78bを押圧可能な押圧部82aが立
ち上げられている。 【0056】スライドプレート82は、クラッチレバー
46のON/OFF切換操作に連動して、押圧部82a
をストッパ片78の基端部78bに押圧させる方向(矢
印D1方向)及び押圧部82aをストッパ片78の基端
部78bから離間させる方向(矢印D2方向)にスライ
ドさせることができるように構成されている。また、ス
ライドプレート82は、位置決め保持用バネ84の付勢
力によって、押圧部82aをストッパ片78の基端部7
8bに押圧させた状態(クラッチON状態)と、押圧部
82aをストッパ片78の基端部78bから離間させた
状態(クラッチOFF状態)とに夫々位置決め保持され
るようになっている。 【0057】このような構成において、クラッチレバー
46が図3(a)の状態に位置付けられている場合(ク
ラッチON状態)、ストッパ片78の先端部78aがラ
チェット爪76に係合しているため、一方向クラッチ7
0は、逆転阻止状態に維持される。この結果、モータ1
2(右側駆動軸14b)は、正回転方向Rf(図4
(a)参照)にのみ回転可能な状態(即ち、釣糸巻取可
能状態)となる。 【0058】次に、クラッチレバー46を操作して、ク
ラッチON状態(図3(a)参照)からクラッチOFF
状態(図3(b)参照)に切り換えると、スライドプレ
ート82の押圧部82aによってストッパ片78の基端
部78bが押圧され、その結果、ストッパ片78の先端
部78aとラチェット爪76との係合状態が解除され
る。この状態において、一方向クラッチ70は、逆転可
能状態に維持されるため、モータ12(右側駆動軸14
b)は、正回転方向Rf及び逆回転方向Rbに回転フリ
ーな状態となる(図4(b)参照)。 【0059】なお、上述した筒体74は、クラッチOF
F状態において、モータ12(右側駆動軸14b)の逆
回転に連動して逆回転方向Rbに回転可能であって、且
つ、正回転方向Rfに回転規制されるようになってい
る。この場合、筒体74の正回転方向Rfへの回転を規
制する機構として、保持フレーム42aと筒体74との
間に介在させた回転規制部材(例えば、Oリング)86
(図2参照)を適用している。 【0060】このように回転規制部材86を設けたこと
によって、クラッチOFF状態において、糸送り動作を
行うためにモータ12を正回転させたとき、右側駆動軸
14bの正回転方向Rfの回転運動に連動して筒体74
が共回りすることが防止される。 【0061】また、本実施の形態では、手動ハンドル2
の回転操作に連動してクラッチOFF状態からON状態
に自動復帰させることができるように構成されている。
このため、本実施の形態に適用したスライドプレート8
2には、図3に示すように、手動復帰用当接片82bが
立ち上げられており、一方、ハンドル軸54に回り止め
嵌合されたラチェット60には、手動復帰用当接片82
bに当接可能な復帰用ピン88が突設されている。 【0062】この復帰用ピン88は、クラッチON状態
(図3(a)参照)において、その回転軌跡が手動復帰
用当接片82bから回避した位置に位置付けられると共
に、且つ、クラッチOFF状態(図3(b)参照)にお
いて、その回転軌跡上に手動復帰用当接片82bが位置
付けられるように配置されている。 【0063】このような構成において、クラッチレバー
46が図3(b)の状態に位置付けられている場合(ク
ラッチOFF状態)、手動ハンドル2を介してハンドル
軸54を回転操作すると、これに連動して、ラチェット
60の復帰用ピン88が回転して、スライドプレート8
2の手動復帰用当接片82bに当接する。このとき復帰
用ピン88から手動復帰用当接片82bに作用した当接
力によって、スライドプレート82を矢印D2方向に移
動させる。 【0064】そして、スライドプレート82が、完全に
矢印D2方向に移動して、クラッチレバー46が図3
(a)の状態に位置付けられたとき、スライドプレート
82の押圧部82aとストッパ片78の基端部78bと
の間の押圧状態が無くなるため、ストッパ片78には、
付勢バネ80の付勢力が作用し、先端部78aがラチェ
ット爪76に係合する。この結果、クラッチが、ON状
態に復帰される。 【0065】また、本実施の形態の魚釣用電動リールに
は、クラッチOFF状態において、仕掛けの自由落下に
よってスプール8を釣糸繰出方向S2にフリー回転させ
ているとき(或いは、このフリー回転中に糸送り機構を
動作させているとき)に、スプール8に制動力を付与す
ることによってバックラッシュを防止することが可能な
バックラッシュ防止機構が設けられている。 【0066】本実施の形態に適用したバックラッシュ防
止機構は、スプール8のフリー回転時(或いは、このフ
リー回転中に糸送り機構を動作させている時)に、スプ
ール8の回転速度を検知する検知手段90(図1参照)
と、フリー回転時のスプール8の理想的な回転速度を規
定した規定値を記憶する記憶手段と、検知手段90から
出力された検知データ(即ち、スプール8の回転速度の
実測値)と規定値とを比較演算して、検知データが規定
値を越えたときに、モータ12を逆回転させてスプール
8に回転抵抗を付与することが可能な制御手段とを備え
ている。 【0067】規定値とは、仕掛けの重さや釣糸の太さ等
によって決まるスプール8の理想的な回転速度を規定し
た値(例えば、繰出速度として2m/s又はスプール回
転速度として600rpm)であって、仕掛けの落下速
度や加速度又はモータ12の逆回転速度や加速度等に基
づいて、予め規定することが可能である。従って、多種
類の仕掛けや釣糸及びモータ12に対応できるように、
数種類の規定値を予め記憶手段に記憶させておくことが
好ましい。 【0068】検知手段90としては、例えば磁気センサ
や光センサ等の既存のセンサを利用することが可能であ
り、単位時間当たりのスプール8の回転数を測定し、そ
の測定値に基づいてスプール8の回転速度を算出するこ
とができる。具体的には、図1に示すように、検知手段
90は、リール本体4側に固定された検知素子92と、
スプール8側に取り付けられた検知体94とを備えてお
り、スプール8のフリー回転時に、単位時間当たりに検
知体94が検知素子92を通過する回数をカウントし、
そのカウント値に基づいてスプール8の回転速度を算出
する。 【0069】制御手段は、特に図示しないが、魚釣用電
動リールを駆動制御するために予め設けられているメモ
リや演算回路並びにCPU等を含めた構成要素である。
この場合、演算回路は、検知手段90の一構成に含ま
れ、この検知手段90から出力された検知信号に基づい
て、スプール8の回転速度を算出する。 【0070】記憶手段は、特に図示しないが、制御手段
に予め設けられているメモリを利用することが可能であ
る。更に、本実施の形態の魚釣用電動リールには、例え
ば磁気センサや光センサ等の既存のセンサを利用したク
ラッチON/OFF検出センサ96(図3参照)が設け
られており、クラッチON/OFF状態がリアルタイム
で制御手段に出力されるようになっている。 【0071】図3に示すように、クラッチON/OFF
検出センサ96は、リール本体4側に固定された第1及
び第2の検出素子98,100と、スライドプレート8
2側に取り付けられ且つスライドプレート82と共に移
動する検出体102とを備えており、クラッチON状態
(同図(a)参照)において、検出体102は、第1の
検出素子98上に位置付けられ、一方、クラッチOFF
状態(同図(b)参照)において、検出体102は、第
2の検出素子100上に位置付けられるようになってい
る。 【0072】このような構成において、検出体102が
第1の検出素子98上に位置付けられたとき(クラッチ
ON状態)、第1の検出素子98から出力された検出信
号に基づいて、制御手段は、現在クラッチON状態であ
ることを認識し、バックラッシュ防止機構を作動させる
ことは無い。一方、検出体102が第2の検出素子10
0上に位置付けられたとき(クラッチOFF状態)、第
2の検出素子100から出力された検出信号に基づい
て、制御手段は、現在クラッチOFF状態であることを
認識し、バックラッシュ防止機構を作動させる待機状態
となる。 【0073】以下、このようなバックラッシュ防止機構
の動作について、図5を参照して説明する。まず、クラ
ッチレバー46を操作して、クラッチON状態(図3
(a)参照)からクラッチOFF状態(図3(b)参
照)に切り換えると、スライドプレート82の押圧部8
2aによって、ストッパ片78の基端部78bが押圧さ
れ、その結果、ストッパ片78の先端部78aとラチェ
ット爪76との係合状態が解除される。このとき、クラ
ッチON/OFF検出センサ96の第2の検出素子10
0から出力された検出信号に基づいて、制御手段は、バ
ックラッシュ防止機構を作動させる待機状態となる。こ
の状態において、一方向クラッチ70は、逆転可能状態
に維持されるため、モータ12(右側駆動軸14b)
は、正回転方向Rf及び逆回転方向Rbに回転フリーな
状態となる(ステップS1)。 【0074】仕掛けの自由落下によって、釣糸がスプー
ル8から繰り出されると、その繰出速度に応じてスプー
ル8が回転し始める(ステップS2)。ここで、上記制
御手段が、予め糸送りが設定されているか否か判別して
(ステップS3)、糸送りが設定されている場合には、
上述したように糸送り機構を作動させる(ステップS
4)。これに対して、糸送りが設定されていない場合、
糸送りさせること無く、スプール8は、フリー回転状態
に維持される。 【0075】この間、検知手段90によってスプール8
の回転速度がリアルタイムで監視され、検知手段90か
ら出力された検知データ(即ち、スプール8の回転速度
の実測値)と規定値とが比較される(ステップS5)。 【0076】そして、スプール8の回転速度が、波や潮
流等の影響も加わって急激に釣糸の繰出速度が速くなっ
て、規定値(例えば、2m/s)を越えた場合(例え
ば、3m/s)、即ち、スプール8が仕掛けの繰出速度
(単位時間当たりの糸繰出量)よりも速く回転している
場合、制御手段がバックラッシュ防止機構を作動させ、
モータ12(右側駆動軸14b)を逆回転方向Rbに回
転させる(ステップS6)。 【0077】このとき、スプール軸6は釣糸巻取方向S
1に回転する。スプール軸6には、複数の遠心カラー6
4が設けられているため、スプール軸6の回転運動(回
転速度)に応じた遠心力によって、径方向外方に移動し
て、スプール8の内周面8aに所望の摩擦力で接触す
る。同時に、第2の減速機構26の噛み合い抵抗力もス
プール8に作用する。この結果、スプール8には、その
回転方向とは逆向きの軽い回転抵抗が付与される。具体
的には、仕掛けの繰出に影響が無い程度の制動力がスプ
ール8に付与される。 【0078】この間、検知手段90から出力された検知
データ(即ち、スプール8の回転速度の実測値)と規定
値とが比較され(ステップS7)、スプール8の回転速
度が規定値以下になった場合、モータ12の逆回転を停
止させるか、或いは、再びモータ12を正回転させて糸
送りを開始する(ステップS8)。 【0079】このように本実施の形態によれば、スプー
ル8の回転速度と規定値とを比較演算しながら、リアル
タイムで、モータ12を逆回転させてスプール8に回転
抵抗を付与することができるため、例えば釣り場の環境
や仕掛けの種類によって異なる釣糸繰出速度(スプール
8のフリー回転速度)に対応して、モータ12を適宜微
妙なタイミングで逆回転させて効率良く且つ確実にバッ
クラッシュを防止することが可能となる。 【0080】また、本実施の形態によれば、1つのモー
タ12だけで糸送り機構とバックラッシュ防止機構とを
同時に制御するように構成されているため、その配線構
造が簡単になり、その結果、部品の組み込みが容易にな
るだけで無く、メンテナンス性も向上すると共に、更
に、リール本体4の軽量化及び小型化を同時に図ること
ができる。 【0081】 【発明の効果】本発明によれば、簡単な構成でバックラ
ッシュを防止することが可能な軽量且つ小型でメンテナ
ンス性に優れた魚釣用電動リールを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施の形態に係る魚釣用電動リール
の構成を示す図。 【図2】本実施の形態の魚釣用電動リールに適用した一
方向クラッチ装置の構成を示す断面図。 【図3】(a)は、本実施の形態の魚釣用電動リールの
クラッチON状態を示す図、(b)は、クラッチOFF
状態を示す図。 【図4】一方向クラッチをON状態からOFF状態に切
り換えている状態を示す動作説明図。 【図5】本実施の形態の魚釣用電動リールに適用したバ
ックラッシュ防止機構の動作を説明するためのフローチ
ャート。 【符号の説明】 4 リール本体 8 スプール 12 モータ 90 検知手段 92 検知素子 94 検知体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01K 89/00 - 89/08

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 リール本体の両フレーム間に回転自在に
    支持されたスプールと、このスプールを回転駆動させる
    モータと、このモータの回転運動を減速して前記スプー
    ルに伝達する減速機構と、前記スプールをフリー回転可
    能状態と釣糸巻取可能状態とに切換可能なクラッチ機構
    と、前記モータの駆動軸の逆転を阻止する一方向クラッ
    チとを備えた魚釣用電動リールであって、 前記一方向クラッチを前記モータの駆動軸の逆転阻止状
    態と逆転可能状態に切換可能とし、前記クラッチ機構を
    釣糸巻取可能状態からフリー回転可能状態に切り換える
    切換操作に連動して、前記一方向クラッチを逆転阻止状
    態から逆転可能状態に切り換える切換手段と、 前記クラッチ機構のフリー回転可能状態において、前記
    スプールの釣糸繰出方向に前記モータの正回転方向の回
    転力を付与する糸送り機構と、 前記クラッチ機構のフリー回転可能状態において、前記
    スプールの回転速度を検知する検知手段と、 前記スプールの理想的な回転速度を規定した規定値を記
    憶する記憶手段と、 前記検知手段からの検知データと前記規定値とを比較し
    て、検知データが規定値を越えたときに、前記糸送り機
    構の逆作用によって前記スプールに所望の回転抵抗を付
    与するように、前記モータを逆回転制御することが可能
    な制御手段とを備えていることを特徴とする魚釣用電動
    リール。
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