JP2001094076A - 半導体集積回路装置とその製造方法 - Google Patents

半導体集積回路装置とその製造方法

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JP2001094076A JP26607499A JP26607499A JP2001094076A JP 2001094076 A JP2001094076 A JP 2001094076A JP 26607499 A JP26607499 A JP 26607499A JP 26607499 A JP26607499 A JP 26607499A JP 2001094076 A JP2001094076 A JP 2001094076A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロジック半導体装置と不揮発性半導体装置と
を混載した半導体集積回路において、ロジック半導体装
置中の拡散領域に、自己整合工程によりシリサイド層
を、不揮発性半導体装置の拡散領域にはシリサイド層が
形成されないように、形成する。 【解決手段】 不揮発性半導体装置をONO構造の不揮
発性半導体装置とし、ONO構造の不揮発性半導体装置
の蓄積ゲート構造を、ワード線に対して交叉する方向
に、連続して延在するように形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は不揮発性半導体記憶
装置とロジック半導体装置を有する混載半導体集積回路
装置およびその製造方法に関し、特に不揮発メモリセル
とシリサイド形成されたロジックトランジスタとを同一
基板上に有する半導体集積回路装置およびその製造方法
に関する。
【0002】不揮発性半導体記憶装置にはEPROMや
フラッシュEPROMなどがあり、ロジック半導体装置
にはMPU,MCUなどがあるが、従来より、不揮発性
半導体記憶装置とロジック半導体装置とは、それぞれ異
なったプロセスにより、別々に製造するのが通例であっ
た。これに対し、近年では、かかる不揮発性半導体記憶
装置とロジック半導体装置とを、同一の基板上に併設す
る混載半導体集積回路装置の研究開発が急速に進んでい
る。
【0003】一般に高速動作を要求されるロジック半導
体装置では、微細化と配線遅延の軽減のため、シリサイ
ドパターンの採用、およびポリサイド構造の採用が進ん
でいる。そこで、このようなロジック半導体装置に不揮
発性半導体記憶装置を併設した混載半導体集積回路装置
では、製造工程を共通化するために不揮発性半導体記憶
装置においてもシリサイドパターンの形成が必要とな
る。しかし、不揮発性半導体記憶装置のメモリセルトラ
ンジスタは一般に半導体基板上に第1ゲート絶縁膜(ト
ンネル絶縁膜)、フローティングゲート電極、第2ゲー
ト絶縁膜、コントロールゲート電極を積層した多層ゲー
ト電極構造を有しており、複雑な製造工程で製造され
る。
【0004】
【従来の技術】以下、従来技術による、不揮発性半導体
記憶装置とロジック半導体装置について、簡単に説明す
る。図1および図2(A),(B)は、従来のNOR型
フラッシュメモリの構成を示す。ただし、図1は前記フ
ラッシュメモリの平面図を、図2(A)および(B)
は、図1中のラインA−A’およびB−B’に沿った断
面図を示す。
【0005】最初に図2(A)を参照するに、従来のN
OR型フラッシュメモリはp型Si基板21上の素子分
離絶縁膜22Aにより画成された活性領域上に形成され
ており、前記活性領域上には、前記Si基板21の表面
に形成されたトンネル酸化膜22Bと、前記トンネル酸
化膜22B上に形成されたポリシリコンフローティング
ゲート電極23と、前記ポリシリコンフローティングゲ
ート電極23を覆う絶縁膜24と、前記絶縁膜24上に
形成されたポリシリコン膜25と、前記ポリシリコン膜
25上に形成されたWSi膜26と、前記WSi膜26
上に形成されたポリシリコン膜27と、前記ポリシリコ
ン膜27上に形成されたSiO膜28とよりなる積層構
造が形成される。このうち、前記ポリシリコン膜25,
WSi膜26およびポリシリコン膜27は制御電極を形
成する。
【0006】前記積層構造は、図2(B)の断面図に示
すようにパターニングされて積層ゲート電極構造G1を
形成するが、前記積層ゲート電極構造G1は前記Si基
板21上において図1の平面図に示すように平行に延在
し、複数のワード線WLを形成する。さらに、図1の平
面図に示すように前記素子分離絶縁膜22Aは、前記S
i基板21上を前記ワード線WLの延在方向に略直交す
る方向に相互に平行に延在する帯状のパターンを形成
し、図2(A)の断面図よりわかるように、前記ワード
線WLは、前記素子分離絶縁膜22Aとの交差部におい
て前記素子分離絶縁膜22Aを覆って延在する。
【0007】図2(B)の断面図に示すように、前記S
i基板21中にはn型拡散領域21Aおよび21Bが前
記積層ゲート電極構造G1の両側に、前記積層ゲート電
極構造Gを自己整合マスクとして形成され、さらに前記
積層ゲート電極構造G1の両側には側壁酸化膜29が形
成される。かかる側壁酸化膜29は、前記Si基板21
上に前記積層ゲート電極構造G1を覆うようにSiO2
膜を堆積し、これをRIE法によりエッチバックするこ
とで形成される。さらに前記拡散領域21Aをレジスト
パターンで保護しながら実行することにより、前記一対
の積層ゲート電極構造G1の、互いに対向する側壁酸化
膜29の間の部分において前記素子分離絶縁膜24もエ
ッチバックされ、その結果図1に示す共通ソースライン
21Cに対応して、Si基板21が露出される。そこ
で、かかるSi基板21の露出部にn型不純物元素を高
濃度イオン注入することにより、前記ソースライン21
Cに対応して導電性領域が形成される。
【0008】これに対し、図3は典型的な従来のロジッ
ク半導体装置の構成を示す。図3を参照するに、ロジッ
ク半導体装置は例えばp型のSi基板31上の素子分離
絶縁膜32Aにより画成された活性領域上に形成されて
おり、前記活性領域上には、前記Si基板31の表面に
形成されたゲート酸化膜32Bと、前記ゲート酸化膜3
2B上に形成されたポリシリコンゲート電極33と、前
記ポリシリコンゲート電極33上に形成されたWSi膜
34とを含み、前記ゲート酸化膜32,前記ポリシリコ
ンゲート電極33,およびWSi膜34はゲート電極構
造G2を形成する。
【0009】さらに、前記Si基板31中には前記ゲー
ト電極構造G2の両側に、n- 型拡散領域31Aおよび
31Bが、前記ゲート電極構造G2を自己整合マスクに
形成されており、さらに前記ゲート電極構造G2の両側
壁面上には側壁酸化膜35が形成される。さらに、前記
Si基板31中には、前記ゲート電極構造G2および前
記側壁酸化膜35を自己整合マスクにn+ 型拡散領域3
1Cおよび31Dが、それぞれ前記n- 型拡散領域31
Aおよび31Bと部分的に重複するように形成される。
【0010】さらに、図3のロジック半導体装置では、
前記拡散領域31C,31Dの露出表面上に、低抵抗の
TiSi層35Eおよび31Fが、それぞれ形成され
る。図3のロジック半導体装置を図2(A),(B)の
NOR型フラッシュメモリと共に、共通のSi基板21
上にモノリシックに形成しようとした場合、前記ポリシ
リコン制御電極25を構成するポリシリコン膜と前記ポ
リシリコンゲート電極を構成するポリシリコン膜とが同
一の工程で堆積され、また、WSi膜26とWSi膜3
4も、同時に形成される。また、前記ゲート電極構造G
1およびG2のパターニングも実質的に同時に実行さ
れ、側壁酸化膜29を形成する工程と側壁酸化膜35を
形成する工程も、実質的に同時に実行される。また前記
ソースライン21Cを形成する工程と拡散領域31C,
31Dを形成する工程が同時に実行される。ただし、前
記ロジック半導体装置において前記拡散領域31A〜3
1Dがp型である場合には、これらの拡散領域の形成
は、フラッシュメモリにおいて対応する拡散領域21
A,21Bの形成工程とは別に行なわれる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、高集積化お
よび微細化に対する要求が厳しいフラッシュメモリで
は、一般的にメモリセルトランジスタに層35Eあるい
は35FのようなTiSi層が形成されることはなく、
このためモノリシックに形成されるロジック半導体装置
においては、図3のロジック半導体装置のようなTiS
i層35E,35Fは形成されない。また、これらのモ
ノリシックに形成されるロジック半導体装置において、
あえてTiSi層35E,35Fを形成しようとする追
加の工程が必要になり、製造工程が複雑になってしま
う。一方、ロジック半導体装置においてTiSi層35
E,35Fを形成しない場合には、コンタクト抵抗が増
大してしまい、所望の高速動作を実現することができな
い。
【0012】そこで、本発明は上記の課題を解決した新
規で有用な半導体装置を提供することを概括的課題とす
る。本発明のより具体的な課題は、不揮発性メモリとロ
ジック半導体装置とを共通基板上に集積した半導体集積
回路装置において、不揮発性メモリにおいては高い集積
密度を実現し、一方ロジック半導体装置ではシリサイド
層形成により拡散領域のコンタクト抵抗を最小化し、も
って動作速度を最大化することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を、
請求項1に記載したように、第1および第2の領域を画
成された基板と、前記基板上の前記第1の領域に形成さ
れたロジック半導体装置と、前記基板上の前記第2の領
域に形成された不揮発性半導体装置とよりなる半導体集
積回路装置において、前記ロジック半導体装置は、前記
第1の領域上にゲート絶縁膜を介して形成されたゲート
電極と、前記第1の領域中、前記ゲート電極の両側に形
成された一対の拡散領域と、前記一対の拡散領域の表面
にそれぞれ形成されたシリサイド層とよりなり、前記不
揮発性半導体装置は、前記第2の領域を第1の方向に延
在する蓄積ゲート構造と、前記第2の領域を、前記第1
の方向とは異なる第2の方向に、前記蓄積ゲート構造と
の交差部において前記蓄積ゲート構造を覆うように互い
に平行に延在する複数のワード線と、前記第2の領域中
を、前記ゲート構造の両側縁部に沿って延在する第1お
よび第2の拡散領域とよりなり、前記蓄積ゲート構造
は、前記交差部において前記基板表面上に形成された第
1の酸化膜と、前記第1の酸化膜上に形成された窒化膜
と、前記窒化膜上に形成された第2の酸化膜とを含み、
一のワード線とこれに隣接するワード線との間におい
て、前記第2の領域を連続して覆うことを特徴とする半
導体集積回路装置により解決する。
【0014】本発明はまた、上記の課題を請求項2に記
載したように、前記蓄積ゲート構造は、前記一のワード
線とこれに隣接するワード線との間を覆う部分が、少な
くとも前記第1の酸化膜を含むことを特徴とする請求項
1記載の半導体集積回路装置により解決する。本発明は
また、上記の課題を請求項3に記載したように、前記ゲ
ート電極および前記ワード線の表面には、前記シリサイ
ド層と実質的に同一組成のシリサイド層が形成されてい
ることを特徴とする請求項1または2記載の半導体集積
回路装置により解決する。
【0015】本発明はまた上記の課題を、請求項4に記
載したように、前記ゲート電極の表面には前記シリサイ
ド層と実質的に同一組成のシリサイド層が形成され、前
記ワード線の表面には前記シリサイド層とは異なった組
成の別のシリサイド層が形成されていることを特徴とす
る請求項1または2記載の半導体集積回路装置により解
決する。
【0016】本発明はまた上記の課題を、請求項5に記
載したように、前記基板はSOI基板であることを特徴
とする請求項1〜4のうち、いずれか一項記載の半導体
集積回路装置により解決する。請求項1,2記載の本発
明の特徴によれば、ロジック半導体装置とONO構造の
不揮発性半導体記憶装置とを混載した半導体集積回路装
置において、不揮発性半導体記憶装置の蓄積ゲート構造
を、ワード線の延在方向に交叉する方向に連続的に形成
しておくことで、ロジック半導体装置の拡散領域表面に
シリサイド層を自己整合工程で形成する場合に、前記不
揮発性半導体記憶装置において、隣接するワード線の間
の領域にシリサイドが形成される問題が、特別なマスク
工程を使うことなく回避される。
【0017】請求項3記載の本発明の特徴によれば、前
記ロジック半導体装置とONO構造の不揮発性半導体記
憶装置の双方において、シリサイド層を自己整合工程に
より、簡単に形成することが可能になる。請求項4記載
の本発明の特徴によれば、必要に応じてワード線上のシ
リサイド層の組成を、ロジック半導体装置のシリサイド
層の組成に対して異ならせることが可能である。
【0018】請求項5記載の本発明の特徴によれば、前
記基板に対してSOI構造を採用することにより、半導
体集積回路装置の動作速度を向上させ、消費電力を低減
させることが可能になる。
【0019】
【発明の実施の形態】[第1実施例]図4(A)は、本
発明の第1実施例による混載半導体集積回路装置のう
ち、メモリセル領域の構成を示す平面図、図4(B),
(C)は図4(A)中、ラインA−A’,B−B’に沿
った断面図、さらに図5(D)は図4(A)中、ライン
C−C’に沿った断面図を示す。
【0020】図4(A)〜(C)および図5(D)を参
照するに、p型Si基板41中には帯状に、素子分離構
造を形成する複数のSiO2 パターン42A,42B
が、前記Si基板41の表面に相互に平行に延在し、前
記Si基板41中には前記SiO2 パターン42Aの表
面に沿ってn型拡散領域41Aが、また前記SiO2
ターン42Bの表面に沿ってn型拡散領域41Bが形成
されている。
【0021】さらに、前記Si基板41上には、互いに
隣り合ったSiO2 パターン42Aと42Bとの間の領
域を覆うように、SiO2 膜43a,SiN膜43bお
よびSiO2 膜43cを積層したいわゆるONO構造を
有するゲート構造G3が、前記SiO2 パターン42
A,42Bの延在方向に、連続的に延在するように形成
されている。また、前記Si基板41上には、前記ON
Oゲート構造G3の延在方向に略直交する方向に延在す
る複数のワード線WLが、相互に平行に形成されてお
り、前記ワード線WLの各々は前記ONOゲート構造G
3との交点において、図4(B),(C)に示すように
前記ONOゲート構造G3を覆う。前記ワード線WLの
各々は、下側のポリシリコンパターン44aとその上に
形成されたWSiパターン44bとより構成される。
【0022】また、図4(C)には、前記断面B−B’
に沿って、拡散領域41Aと拡散領域41Bとの間に、
p型のチャネルカット領域41Cが形成されているのが
わかる。さらに図5(D)は図4(A)中、ラインC−
C’に沿った断面図を示す。図5(D)を参照するに、
本実施例の混載半導体集積回路装置では、メモリセル領
域において前記ONOゲート構造G3が、前記C−C’
方向に、連続して延在しているのがわかる。この特徴に
ついては、後で詳細に説明する。
【0023】図6(A),(B)および図7は、前記O
NOゲート構造G3を使った、いわゆるONO構造の不
揮発性半導体記憶装置の原理を説明する図である。この
うち、図6(A)はメモリセルアレイの概略を、また図
6(B)はその等価回路図を示す。図6(A),(B)
を参照するに、前記不揮発性半導体記憶装置では、ワー
ド線WLが第1の方向に互いに平行に延在し、ビット線
BLが前記第1の方向に交差する第2の方向に互いに平
行に延在し、メモリセルトランジスタは、各々のビット
線BLと各々のワード線WLとの交点に形成される。図
4(A)〜図5(D)との対応を見ると、ワード線WL
がポリシリコンパターン44aおよびその上のWSiパ
ターン44bにより形成され、ビット線BLが前記C−
C’方向に延在する拡散領域41A,41Bにより形成
される。また、前記メモリセルトランジスタのチャネル
領域は、各々のONOゲート構造G3とワード線WLと
の交点直下、前記拡散領域41Aと41Bとの間の部分
に形成される。
【0024】前記メモリセルトランジスタは、前記ワー
ド線WLに印加された制御電圧により前記チャネル領域
を導通させ、チャネル領域中、ドレイン端近傍において
形成されたたホットエレクトロンを前記SiN膜43b
に注入することで、書き込みを行なう。図7(A)〜
(D)は、かかるONO構造の不揮発半導体記憶装置へ
の情報の書き込みを示す。このうち図7(A)では以下
の表1中の条件1において、前記拡散領域41Aに0V
を、また前記拡散領域41Bに+5Vを印加し、ワード
線WLに10Vの電圧を印加した場合を示す。
【0025】
【表1】
【0026】図7(A)を参照するに、このような条件
下では、ドレイン端近傍、すなわち拡散領域41Bの近
傍においてホットエレクトロン発生し、発生したホット
エレクトロンは前記SiO2 膜43aをトンネリングし
てSiN膜43b中に侵入し、保持される。これに対し
図7(B)では、以下の表1の条件2において、前記拡
散領域41Aに+5Vを、また前記拡散領域41Bに0
Vを印加し、ワード線WLに10Vの電圧を印加した場
合を示す。
【0027】図7(B)を参照するに、このような条件
下では、ドレイン端近傍、すなわち拡散領域41Aの近
傍においてホットエレクトロン発生し、発生したホット
エレクトロンは前記SiO2 膜43aをトンネリングし
てSiN膜43b中に侵入し、保持される。さらに、前
記条件1での書き込みと条件2での書き込みを行なうこ
とにより、図7(C)に示すようにSiN膜43b中の
拡散領域41A近傍および拡散領域41B近傍の2個所
に電子が電荷として保持される状態が実現できる。ま
た、図7(D)に示す、SiN膜43b中に電荷が保持
されない状態を合わせると、このようなONO不揮発性
半導体装置は2値の情報を保持することが可能になる。
【0028】このような不揮発性半導体記憶装置の読み
出しおよび消去は、前記表1の条件3〜7に従って行わ
れる。すなわち、表1の条件3では拡散領域41Bに+
1Vの電圧を、拡散領域41Aに0Vの電圧を印加し、
さらにワード線WLに+3Vの読み出し電圧を印加した
場合、図7(A)に示すようなドレイン端近傍における
電荷により、チャネルがオンオフされる。この場合図7
(B)に示すソース端近傍における電荷の有無はチャネ
ルのオンオフに関係しない。また前記表1の条件4は、
前記条件3の逆の場合である。
【0029】さらに、図7(A)の電荷は、表1の条件
5において、前記SiO2 膜43aを通って前記拡散領
域41Bに脱出し、書き込み情報の消去がなされる。同
様に、図7(B)の電荷は、表1の条件6において前記
SiO2 膜43aを通って前記拡散領域41Aに脱出
し、書き込み情報の消去がなされる。さらに、図7
(C)の電荷は、表1の条件7において、前記拡散領域
41Aおよび41Bに脱出し、書き込み情報が消去され
る。
【0030】図8(A)〜(D)および図9(E),
(F)は、図4(A)〜(C)の不揮発性半導体記憶装
置とロジック半導体装置とを集積した混載半導体集積回
路装置の製造工程を示す図である。図8(A)を参照す
るに、前記p型Si基板41上にはロジック半導体装置
を形成する領域Aと不揮発性半導体装置を形成する領域
Bとが画成され、さらに前記領域Aにおいては200〜
600nmの深さに形成された素子分離溝41Gを埋め
るように、典型的にはSiO2 よりなる素子分離絶縁膜
42C,42Dが形成されている。
【0031】さらに、図8(B)の工程において前記S
i基板41上に前記MONOSゲート積層構造G3を構
成する積層体が、前記領域Aおよび領域Bを一様に覆う
ように形成される。より具体的には、前記Si基板41
の表面を約900°Cで熱酸化して前記SiO2 膜43
aが5〜10nmの厚さに形成され、その上に前記Si
N膜43bをCVD法により、4〜15nmの厚さに形
成する。さらに、前記SiN膜43bの表面を約100
0°Cで熱酸化して、前記SiO2 膜43cを4〜10
nmの厚さに形成する。
【0032】図8(B)の工程では、さらにこのように
して形成されたONO積層体上にレジストパターンを形
成し、形成されたレジストパターンをマスクに、B+
のp型不純物を15〜30°の角度で約60keVの加
速電圧と2〜5×1013cm -2程度のドーズ量で前記S
i基板41中にイオン注入する。さらに、前記レジスト
パターンをマスクに前記ONO積層体をドライエッチン
グすることにより前記領域Bにおいてゲート積層構造G
3が形成される。この時、前記SiO2 膜43aを残し
てもよい。
【0033】次に、図8(C)の工程では、前記レジス
トパターンをマスクに、前記Si基板41中にAs+
のn型不純物を、40〜80keVの加速電圧と3〜6
×1015cm-2のドーズ量でイオン注入し、前記レジス
トパターンを剥離した後、約700〜1000°Cで熱
酸化することにより、前記隣接するMONOS積層構造
G3の間に前記素子分離膜42A,42Bを、40〜1
50nmの厚さに形成する。かかる熱酸化の際に、先に
イオン注入されたAs+ は拡散し、前記素子分離膜42
Aに沿って拡散領域41A,41Bが形成される。
【0034】次に、図8(C)の工程において、前記O
NO積層体を前記領域Aからエッチングにより除去し、
さらに図8(D)の工程において前記領域Aにおいて前
記Si基板上にゲート絶縁膜45を約900°Cでの熱
酸化により5〜18nmの厚さに形成する。さらに、前
記ゲート絶縁膜45上にポリシリコン電極層46aを1
00〜200nmの厚さに成長し、不純物であるPを1
×1015〜1×1016cm2 のドーズ量でイオン注入す
る。次に反射防止膜として作用するSiN膜46pを5
0〜150nmの厚さに順次形成し、これをフォトリソ
グラフィー法によりパターンすることにより、前記領域
Aにロジック半導体装置のポリシリコンゲート電極を形
成する。
【0035】その際、前記ポリシリコン電極層46aの
堆積と同時に前記領域Bにおいてもポリシリコン膜44
aの堆積を、同一のポリシリコン層が領域AからBに連
続して延在するように形成する堆積工程により行ない、
さらに前記領域Bにおいて前記ポリシリコン膜44a上
に、前記領域Aにおける前記SiN膜46pと同一のS
iN膜44pを反射防止膜として、前記SiNが前記領
域AからBに連続して延在するように形成する。さら
に、このようにして形成されたSiN反射防止膜44p
を使って前記領域Bにおいても、前記領域Aにおけるポ
リシリコン電極層46aのパターニングと同時に前記ポ
リシリコン膜44aのパターニングを行ない、前記ワー
ド線WLに対応するポリシリコンパターン44aを形成
する。
【0036】図8(D)の工程では、さらに前記ポリシ
リコンゲート電極パターニング46aを自己整合マスク
として使い、前記ロジック半導体装置がn型MOSトラ
ンジスタの場合にはAs+ を約60keVの加速電圧と
2〜4×1015cm-2のドーズ量で、またp型MOSト
ランジスタである場合にはBF2 を約40keVの加速
電圧と2〜5×1015cm-2のドーズ量でイオン注入す
ることにより、前記Si基板中に前記ポリシリコンゲー
ト電極46aに隣接して拡散領域41Dおよび41Eが
形成される。
【0037】また図8(D)の工程では、前記ポリシリ
コンゲート電極44aおよびその上のSiN反射防止膜
46pよりなる構造の両側壁面上に、CVDSiO2
の堆積とエッチバックにより、側壁酸化膜47が形成さ
れる。そこで、図示は省略するが、前記ポリシリコンゲ
ート電極46aおよび側壁酸化膜47を自己整合マスク
にさらにn型あるいはp型の不純物元素をイオン注入す
ることにより、前記領域Aにおいて前記ロジック半導体
装置を構成するMOSトランジスタをLDD構造にす
る。また、前記領域Bに約30keVの加速電圧と1〜
5×1013cm-2ドーズ量でイオン注入することによ
り、先に図4(C)で説明したチャネルカット領域41
Cを形成する。
【0038】本実施例ではさらに、図9(E)の工程に
おいて前記SiN反射防止膜46pおよび44pをそれ
ぞれ前記領域Aおよび領域Bからエッチングにより除去
し、得られた構造上にさらにCo膜とTiN膜をスパッ
タリングにより、それぞれ8〜15nmと20〜40n
mの厚さに形成する。すなわち、図9(E)の工程にお
いては、形成された前記Co膜およびTiN膜は、いず
れも領域Aおよび領域Bを連続して一様に覆う。さら
に、このようにCo膜およびTiN膜を堆積された状態
で、得られた構造に対して約500°Cでの熱処理を施
すことにより、前記ポリシリコンゲート電極46a上に
自己整合的にコバルトシリサイド(CoxSiy )層4
6bが、また前記ポリシリコンパターン44a上に自己
整合的に別のコバルトシリサイド層44bが形成され
る。前記ポリシリコンパターン44aおよびコバルトシ
リサイド層44bは、前記ワード線WLを形成する。ま
た、かかるCo膜の堆積および熱処理により、前記領域
Aにおいては拡散領域41Dおよび41Eの表面に、そ
れぞれ薄いコバルトシリサイド領域41dおよび41e
が形成される。図9(E)は、このようなコバルトシリ
サイド形成の後、未反応層をエッチバックした状態を示
す。
【0039】図8(E)において、図示はしないが、前
記SiN反射防止膜46pのみを前記領域Aからエッチ
ングにより除去し、前記SiN反射防止膜44pを前記
領域Bに残した状態で、前記コバルトシリサイド形成を
行なうことで、領域Aの前記ポリシリコンゲート電極4
6a上に自己整合的にコバルトシリサイド層46bが形
成される。
【0040】さらに、図9(F)の工程において図9
(E)の構造上にSiO2 膜48をCVD法により50
〜150nmの厚さに形成し、さらにその上にBPSG
等よりなる層間絶縁膜49を400〜1000nmの厚
さに堆積する。さらに、図9(F)の工程において前記
層間絶縁膜49を形成した後、前記層間絶縁膜49中に
必要なコンタクトホールを形成し、さらに前記層間絶縁
膜49上に様々な配線パターンを形成する。
【0041】本実施例においては、図9(E)の工程に
おいて、前記ロジック半導体装置の拡散領域41D,4
1E上にコバルトシリサイド領域41d,41eが形成
されため、コンタクト抵抗が低減され、前記ロジック半
導体装置の動作速度が向上する。一方、前記メモリセル
領域Bにおいては、図9(E)の工程で形成されるコバ
ルトシリサイドは、前記ワード線WL上に限定される。
これは、図4(A)〜(C)および図5(D)に示すよ
うに、本実施例のフラッシュメモリでは、図9(E)の
Co層の堆積工程において露出されるSi領域が、前記
ワードラインを構成するポリシリコンパターン44aだ
けであるためである。換言すると、図9(E)の工程に
おいて前記Coシリサイド領域41d,41e,44b
および46bを自己整合的に形成した場合、その後から
いずれかの領域において形成されたコバルトシリサイド
層を除去したり、あるいはCo層の堆積に先立ってシリ
サイド層形成が望ましくない部分にマスクパターンを施
す等の工程が不要になる。これは、特に図5(D)の断
面において、前記ゲート構造G3が、C−C’方向に連
続して延在する構造になっていることに負うところが大
きい。
【0042】より詳細に説明すると、従来のフラッシュ
メモリでは、隣接するメモリセルトランジスタ相互間の
干渉の可能性を危惧して、図4(A)の平面図におい
て、隣接する一対のワード線WLの間の領域において、
前記ゲート構造をパターニングにより除去することが行
なわれていた。この場合、前記隣接するワード線WL間
の部分(本発明ではゲート構造G3により覆われてい
る)においてはSi基板41の表面が露出するため、こ
のような構造においてCo膜を一様に堆積した場合に
は、前記隣接するワード線WLの間の部分にもシリサイ
ド膜が形成されてしまい、ワード線WLが互いに短絡し
てしまう。従って、従来のフラッシュメモリを、シリサ
イド形成を必要とするロジック半導体装置とモノリシッ
クに集積化しようとすると、前記隣接するワード線WL
の間のSi基板露出部をマスクパターンで保護するか、
あるいはシリサイド形成後に上記領域からシリサイドを
選択的に除去する工程が必要であったが、これらの工程
を行なった場合には、半導体装置の製造工程が非常に複
雑になってしまう。
【0043】これに対し、本発明の発明者は、図4
(A)に示すように前記ゲート構造G3が前記ラインC
−C’の方向に連続して延在している場合でも、危惧さ
れている隣接するトランジスタ相互の干渉は生じないこ
とを確認し、この発見に基づいて、図4(A)に示す構
造を発明したものである。本発明の結果、シリサイド領
域を有する高速ロジック半導体装置と不揮発性半導体装
置とを同一基板上にモノリシックに集積化した混載半導
体集積回路装置を、簡単な工程で安価に製造することが
可能になった。
【0044】なお、本実施例において、前記Co層とT
iN層の代わりにTi層を50〜150nmの厚さに堆
積してもよい。この場合には、前記コバルトシリサイド
の代わりにチタンシリサイドが形成される。なお、本実
施例による混載半導体集積回路装置では、図10(A)
に示すように、図4(A)のC−C’断面図において、
ワード線WLとこれに隣り合ったワード線WLとの間の
部分において、前記ゲート構造G3の最上層43cを除
去することも可能である。このような場合でも、隣り合
ったワード線の間の部分においてSi基板41が露出す
ることはない。また、同様に、図10(B)に示すよう
に、隣り合ったワード線WLの間の領域では、前記ゲー
ト構造G3のうちの上側層43bおよび43cを除去す
ることも可能である。 [第2実施例]図11(A)〜12(G)は、本発明の
第2実施例による混載半導体集積回路装置の構成を示
す。ただし、先に説明した部分には同一の参照符号を付
し、説明を省略する。
【0045】図11(A)〜(C)までは、先に説明し
た図8(A)〜(C)と同一の工程であり、図11
(D)の工程において、前記領域Aのポリシリコンゲー
ト電極46aを覆うように、また前記領域Bのポリシリ
コンワード線パターン44aを覆うように、同一のWS
i層が、前記領域Aでは上側ゲート電極46bとして、
また前記領域Bではワード線パターン44bとして、1
00〜180nmの厚さに形成され、その上にSiON
反射防止膜46pが形成される。
【0046】図11(D)の工程では、さらに前記領域
Aにおいて前記Si基板41中に前記ポリシリコンゲー
ト電極46aおよびWSiゲート電極46bをマスク
に、As+ あるいはBF2 + のイオン注入がなされ、拡
散領域41D,41Eが形成される。また、前記領域B
に約30keVの加速電圧と1〜5×1013cm-2のド
ーズ量でイオン注入することにより、先に図4(C)で
説明したチャネルカット領域41Cを形成する。
【0047】次に、図12(E)の工程において、領域
Aにおいて、前記ゲート酸化膜45、ゲート電極46
a,46b、および反射防止膜46pよりなるゲート電
極構造の側壁面に側壁酸化膜47が形成され、さらに図
12(F)の工程において、前記拡散領域41D,41
Eの表面に、先の実施例と同様にしてコバルトシリサイ
ド領域41d,41eが、自己整合的に形成される。
【0048】さらに、図12(G)の工程で、先の実施
例と同様にして、CVD−SiO2膜48および層間絶
縁膜49が形成される。本実施例においても、図13に
示すように前記ゲート構造G3は図4(A)のC−C’
方向に連続的に延在しており、このため図12(F)の
コバルトシリサイド領域形成工程において、隣り合った
ワード線WLの間の部分を特にマスクしなくてもワード
線WL同士がコバルトシリサイド層を介して短絡するこ
とはない。
【0049】本実施例においても、図10(A),
(B)の変形例と同様に、図13中、隣り合ったワード
線WLの間の領域においてSiO2 膜43cあるいはS
iN膜43bを除去することが可能である。 [第3実施例]図14は、本発明の第3実施例による混
載半導体集積回路装置の構成を示す。ただし図14中、
先に説明した部分には同一の参照符号を付し、説明を省
略する。
【0050】図14の混載半導体集積回路装置は、先に
説明した図9(F)の構成と類似しているが、Si基板
41の代わりにSiO2 基板410上にSi単結晶層4
11を形成した、いわゆるSOI構造の基板を使ってい
ることを特徴とする。SOI構造を使うことにより、半
導体装置の動作速度が向上し、消費電力が低減する利点
が得られる。
【0051】本実施例のその他の構成および特徴は先の
実施例の説明から明らかであり、説明を省略する。本発
明は以下の(1)〜(13)のように要約される。 (1) 第1および第2の領域を画成された基板と、前
記基板上の前記第1の領域に形成されたロジック半導体
装置と、前記基板上の前記第2の領域に形成された不揮
発性半導体装置とよりなる半導体集積回路装置におい
て、前記ロジック半導体装置は、前記第1の領域上にゲ
ート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、前記第1
の領域中、前記ゲート電極の両側に形成された一対の拡
散領域と、前記一対の拡散領域の表面にそれぞれ形成さ
れたシリサイド層とよりなり、前記不揮発性半導体装置
は、前記第2の領域を第1の方向に延在する蓄積ゲート
構造と、前記第2の領域を、前記第1の方向とは異なる
第2の方向に、前記蓄積ゲート構造との交差部において
前記蓄積ゲート構造を覆うように互いに平行に延在する
複数のワード線と、前記第2の領域中を、前記ゲート構
造の両側縁部に沿って延在する第1および第2の拡散領
域とよりなり、前記蓄積ゲート構造は、前記交差部にお
いて前記基板表面上に形成された第1の酸化膜と、前記
第1の酸化膜上に形成された窒化膜と、前記窒化膜上に
形成された第2の酸化膜とを含み、一のワード線とこれ
に隣接するワード線との間において、前記第2の領域を
連続して覆うことを特徴とする半導体集積回路装置。
【0052】(2) 前記蓄積ゲート構造は、前記一の
ワード線とこれに隣接するワード線との間を覆う部分
が、少なくとも前記第1の酸化膜を含むことを特徴とす
る(1)記載の半導体集積回路装置。 (3) 前記ゲート電極および前記ワード線の表面に
は、前記シリサイド層と実質的に同一組成のシリサイド
層が形成されていることを特徴とする(1)または
(2)記載の半導体集積回路装置。
【0053】(4) 前記ゲート電極の表面には前記シ
リサイド層と実質的に同一組成のシリサイド層が形成さ
れ、前記ワード線の表面には前記シリサイド層とは異な
った組成の別のシリサイド層あるいはポリサイド層が形
成されていることを特徴とする(1)または(2)記載
の半導体集積回路装置。 (5) 前記基板はSOI基板であることを特徴とする
(1)〜(4)のうち、いずれか一項記載の半導体集積
回路装置。
【0054】(6) 前記不揮発性半導体装置におい
て、電荷のチャージ膜が前記窒化膜によって構成される
ことを特徴とする(1)〜(5)のいずれか一項記載の
半導体集積回路。 (7) 前記不揮発性半導体装置は、埋め込み型拡散構
造であることを特徴とする(1)〜(6)のいずれか一
項記載の半導体集積回路装置。
【0055】(8) 前記不揮発性半導体装置において
前記第1および前記第2の拡散領域の不純物拡散濃度は
同一に設定されていることを特徴とする(1)〜(7)
のいずれか一項記載の半導体集積回路装置。 (9) 前記不揮発性半導体装置において、ドレイン領
域とソース領域を有し、書込みおよび消去は、ドレイン
領域側の前記第1の酸化膜界面とソース領域側の前記第
1の酸化膜界面の2個所を有することを特徴とする
(1)〜(8)のいずれか一項記載の半導体集積回路装
置。
【0056】(10) 前記不揮発性半導体装置におい
て、読み出し方法は、1つのセルに対して、ドレイン領
域側の前記窒化膜とソース領域側の前記窒化膜に書き込
まれたものに対して、Forward方向とRever
se方向の2回行なうことで、1つのセルに情報の組み
合わせから4つの情報記憶および出力が可能になること
を特徴とする(1)〜(9)のいずれか一項記載の半導
体集積回路。
【0057】(11) 半導体基板上に、ロジック素子
形成用の第1の素子形成領域と、不揮発性半導体メモリ
セル用の第2の素子形成領域を区画する工程と、前記第
1の素子形成領域に選択的に素子分離領域を設け、前記
素子分離領域により画成された活性領域上にゲート絶縁
膜を形成し、さらに前記ゲート絶縁膜上にゲート電極を
形成する工程と、前記ゲート電極の両側に拡散領域を形
成し、前記拡散領域の表面にシリサイド層を形成する工
程と、前記第2の素子形成領域の一部に、第1の酸化膜
と窒化膜と第2の酸化膜とを順次形成する工程と、前記
第2の素子形成領域中に、拡散領域とワード線とを形成
する工程と、前記拡散領域と前記ワード線とを絶縁する
工程と、ワード線とこれに隣接するワード線との間を覆
おう部分が、少なくとも前記第1の酸化膜を含む工程を
備えたことを特徴とする半導体集積回路の製造方法。
【0058】(12) 前記ゲート電極および前記ワー
ド線の表面には、前記シリサイド層と実質的に同一組成
のシリサイド層を形成することを特徴とする(11)記
載の半導体集積回路の製造方法。 (13) 前記ゲート電極の表面には前記シリサイド層
と実質的に同一組成のシリサイド層を形成し、前記ワー
ド線の表面には前記シリサイド層とは異なった組成の別
のシリサイド層を形成することを特徴とする請求項11
記載の半導体集積回路装置の製造方法。
【0059】(1),(2)記載の本発明の特徴によれ
ば、ロジック半導体装置とONO構造の不揮発性半導体
記憶装置とを混載した半導体集積回路装置において、不
揮発性半導体記憶装置の蓄積ゲート構造を、ワード線の
延在方向に交叉する方向に連続的に形成しておくこと
で、ロジック半導体装置の拡散領域表面にシリサイド層
を自己整合工程で形成する場合に、前記不揮発性半導体
記憶装置において、隣接するワード線の間の領域にシリ
サイドが形成される問題が、特別なマスク工程を使うこ
となく回避される。
【0060】(3)記載の本発明の特徴によれば、前記
ロジック半導体装置と不揮発性半導体記憶装置の双方に
おいて、シリサイド層を自己整合工程により、簡単に形
成することが可能になる。 (4)記載の本発明の特徴によれば、必要に応じてワー
ド線上のシリサイド層の組成を、ロジック半導体装置の
シリサイド層の組成に対して異ならせることが可能であ
る。
【0061】(5)記載の本発明の特徴によれば、前記
基板に対してSOI構造を採用することにより、半導体
集積回路装置の動作速度を向上させ、消費電力を低減さ
せることが可能になる。 (6),(7)記載の本発明の特徴によれば、不揮発性
半導体装置において、電荷のチャージ膜を窒化膜によっ
て構成することと、埋め込み型拡散層構造とすることに
より、製造工程をい少なくできる。
【0062】(8),(9),(10)記載の本発明の
特徴によれば、不揮発性半導体装置において、ドレイン
領域とソース慮鬱気の不純物拡散のうどを同じに設定
し、書込みおよび消去は、ドレイン領域側の酸化膜界面
とソース領域側の酸化膜界面の2個所を有し、読み出し
方法は、1つのセルに対してドレイン領域側の窒化膜と
ソース領域側の窒化膜に書き込まれたものに対して、F
orward方向とReverse方向の2回行なうこ
とで、1つのセルに情報の組み合わせから4つの情報記
憶および出力が可能となることから、セル面積の縮小化
が可能となる。
【0063】
【発明の効果】請求項1,2記載の本発明の特徴によれ
ば、ロジック半導体装置とONO構造の不揮発性半導体
記憶装置とを混載した半導体集積回路装置において、不
揮発性半導体記憶装置の蓄積ゲート構造を、ワード線の
延在方向に交叉する方向に連続的に形成しておくこと
で、ロジック半導体装置の拡散領域表面にシリサイド層
を自己整合工程で形成する場合に、前記不揮発性半導体
記憶装置において、隣接するワード線の間の領域にシリ
サイドが形成される問題が、特別なマスク工程を使うこ
となく回避される。
【0064】請求項3記載の本発明の特徴によれば、前
記ロジック半導体装置と不揮発性半導体記憶装置の双方
において、シリサイド層を自己整合工程により、簡単に
形成することが可能になる。請求項4記載の本発明の特
徴によれば、必要に応じてワード線上のシリサイド層の
組成を、ロジック半導体装置のシリサイド層の組成に対
して異ならせることが可能である。
【0065】請求項5記載の本発明の特徴によれば、前
記基板に対してSOI構造を採用することにより、半導
体集積回路装置の動作速度を向上させ、消費電力を低減
させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のフラッシュメモリの構成を示す図(その
1)である。
【図2】(A),(B)は、従来のフラッシュメモリの
構成を示す図(その2)である。
【図3】従来のロジック半導体装置の構成を示す図であ
る。
【図4】(A)〜(C)は、本発明の第1実施例による
半導体集積回路装置の一部を示す図(その1)である。
【図5】(D)は、本発明の第1実施例による半導体集
積回路装置の一部を示す図(その2)である。
【図6】(A),(B)は、ONO構造の不揮発性半導
体記憶装置の構成を説明する図である。
【図7】(A)〜(D)は、ONO構造の不揮発性半導
体記憶装置の原理を説明する図である。
【図8】(A)〜(D)は、本発明の第1実施例による
半導体集積回路装置の製造工程を説明する図(その1)
である。
【図9】(E)〜(F)は、本発明の第1実施例による
半導体集積回路装置の製造工程を説明する図(その2)
である。
【図10】(A),(B)は、本発明の第1実施例によ
る半導体集積回路装置の変形例を示す図である。
【図11】(A)〜(D)は、本発明の第2実施例によ
る半導体集積回路装置の製造工程を説明する図(その
1)である。
【図12】(E)〜(G)は、本発明の第2実施例によ
る半導体集積回路装置の製造工程を説明する図(その
2)である。
【図13】本発明の第2実施例による半導体集積回路装
置の一断面を示す図である。
【図14】本発明の第3実施例による半導体集積回路装
置の構成を示す図である。
【符号の説明】
21,31,41 基板 21A,21B,31A〜31D,41A,41B 拡
散領域 21C ソースライン 22A,32A,42A,42B,42C,42D 素
子分離絶縁膜 22B,45 ゲート絶縁膜 23 フローティングゲート 24 絶縁膜 25,26 コントロールゲート 27 反射防止膜 28,48 SiO2 膜 29,35 側壁絶縁膜 31E,31F,41d,41e 自己整合シリサイド
層 33,34 ゲート電極 42G 素子分離溝 43a,43c SiO2 膜 43b SiN膜 44a ポリシリコンワード線 44b シリサイドワード線 46a ポリシリコンゲート電極 46b シリサイドゲート電極 46p 反射防止膜(SiN膜、SiON膜) 49 層間絶縁膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F001 AA13 AB02 AD12 AD70 AG10 AG12 5F083 EP22 EP43 ER04 ER22 JA04 JA35 LA12 LA16 PR03 PR12 PR36 5F101 BA45 BB02 BD02 BD30 BH09 BH14

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1および第2の領域を画成された基板
    と、 前記基板上の前記第1の領域に形成されたロジック半導
    体装置と、 前記基板上の前記第2の領域に形成された不揮発性半導
    体装置とよりなる半導体集積回路装置において、 前記ロジック半導体装置は、前記第1の領域上にゲート
    絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、前記第1の領
    域中、前記ゲート電極の両側に形成された一対の拡散領
    域と、前記一対の拡散領域の表面にそれぞれ形成された
    シリサイド層とよりなり、 前記不揮発性半導体装置は、前記第2の領域を第1の方
    向に延在する蓄積ゲート構造と、前記第2の領域を、前
    記第1の方向とは異なる第2の方向に、前記蓄積ゲート
    構造との交差部において前記蓄積ゲート構造を覆うよう
    に互いに平行に延在する複数のワード線と、前記第2の
    領域中を、前記ゲート構造の両側縁部に沿って延在する
    第1および第2の拡散領域とよりなり、 前記蓄積ゲート構造は、前記交差部において前記基板表
    面上に形成された第1の酸化膜と、前記第1の酸化膜上
    に形成された窒化膜と、前記窒化膜上に形成された第2
    の酸化膜とを含み、一のワード線とこれに隣接するワー
    ド線との間において、前記第2の領域を連続して覆うこ
    とを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 前記蓄積ゲート構造は、前記一のワード
    線とこれに隣接するワード線との間を覆う部分が、少な
    くとも前記第1の酸化膜を含むことを特徴とする請求項
    1記載の半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 前記ゲート電極および前記ワード線の表
    面には、前記シリサイド層と実質的に同一組成のシリサ
    イド層が形成されていることを特徴とする請求項1また
    は2記載の半導体集積回路装置。
  4. 【請求項4】 前記ゲート電極の表面には前記シリサイ
    ド層と実質的に同一組成のシリサイド層が形成され、前
    記ワード線の表面には前記シリサイド層とは異なった組
    成の別のシリサイド層あるいはポリサイド層が形成され
    ていることを特徴とする請求項1または2記載の半導体
    集積回路装置。
  5. 【請求項5】 前記基板はSOI基板であることを特徴
    とする請求項1〜4のうち、いずれか一項記載の半導体
    集積回路装置。
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